正面斜め上(壁紙)

dynabook GZ/HV (2022年3月発売) は、第12世代インテル Core プロセッサー(開発コード:Alder Lake)を搭載した 13.3型モバイルノートPC です。

最新スペックを搭載しながら本体重量は従来モデル(dynabook GZ/HU:2021年秋冬モデル)の 888g から 875g へ さらに軽量化されています。

性能評価ではベンチマークの一部に少しひかえめなところがありましたが、モバイルノートとしてのパフォーマンスの高さや実用性は十分満足できる内容です。

■dynabook GZ/HV (2022年3月モデル) の特徴

  • 第12世代インテル Core i7-1260P プロセッサーを搭載(12コア/16スレッド)
  • Dynabook の独自技術「エンパワーテクノロジー」によりシステム全体のパフォーマンスを最大化
  • マグネシウム合金を採用した堅牢ボディ
  • 超軽量(約875g)でスリム(約17.9mm)
  • 高輝度&高精細 SHARP製 IGZO液晶パネルを採用
  • AIノイズキャンセラーの搭載により周りの声や雑音を除去できる
  • 顔認証センサー搭載のWebカメラ(プライバシーシャッター付き)
  • バッテリー駆動時間は最大 約24時間&お急ぎ30分チャージ

レビューではメーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(壁紙)

レビューは 2022年5月11日時点の内容です。

 

スペック構成

dynabook GZ/HV は、ストレージ容量/本体カラー/オフィスソフトの有無により複数のモデルがラインナップしています。

おもなスペック構成は以下のとおり。

本体カラー ■オニキスブルー
■パールホワイト
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-1260P プロセッサー (Pコア : 最大周波数 4.70GHz、Eコア : 最大周波数 3.40GHz、12コア/16スレッド)
メモリ 16GB (16GB×1) LPDDR5-4800対応、SDRAM、デュアルチャネル対応
ストレージ ■1TB SSD(PCIe対応)(オニキスブルーのみ)
■512GB SSD(PCIe対応)
ディスプレイ 13.3型ワイド (16:9)FHD 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラー LED液晶(IGZO・ノングレア)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス (CPUに内蔵)
LAN 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T(自動認識、Wake-up on LAN対応)
ワイヤレス Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)(2.4Gbps)+IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠、Bluetooth Ver5.2準拠
カメラ、マイク 約92万画素カメラ(Webカメラシャッター付き)、デュアルマイク
セキュリティ 顔認証センサー(Windows Hello対応)
バッテリー駆動時間 約24.0時 (JEITA測定法Ver2.0)
本体サイズ(W×D×H) 約 306.0×210.0×17.9 mm (突起部含まず)
本体質量 ■オニキスブルー:約 875g
■パールホワイト:約 879g

 

ラインナップモデルのスペック詳細、価格などの最新情報はダイナブック直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。

真正面

dynabook GZ/HV
(2022年3月モデル)

税込 15万円台から
(COCORO MEMBERS 会員価格)

Check

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外観チェック

スリムでスタイリッシュなフォルム

dynabook GZ/HV のフォルムはスリムでスタイリッシュです。

正面側 右側

背面側 右側

レビュー機の本体カラー「オニキスブルー」は濃い目のブルーでブラックに近い色合いです。

天面斜め(その1)

天面斜め(半開き)

指紋や皮脂の跡は少し目立ちやすいですが、柔らかいクロスなどでこまめに手入れすれば気持ちよく使えます。

天面のアップ
dynabook のロゴがアクセント

本体の素材は軽くて堅牢性にすぐれたマグネシウム合金。表面はサラサラとした感触で上質感があります。

天面斜め(その3)

天面斜め(その4)
本体はスリム

底面カバーは剛性を重視した「ユニボディ」。構造面からも堅牢性を高めています。

底面側(斜め)

ゴム足は前面側左右2箇所と背面側の1箇所、合計3箇所に実装されています(背面側は両端にまたがる長めのゴム足)。

とくに、背面側のゴム足は、排気口から出される温かい空気が再び吸気口に入り込むのを遮断する役割も兼ねています。本体内部の効果的な冷却が期待できます。

排気口

必要十分なインターフェースを実装

dynabook GZ/HV のインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①Thunderbolt 4(USB4 Type-C)コネクタ(電源コネクタ)×2

②HDMI出力端子

③USB3.1(Gen1)Type-Aコネクタ

④マイク入力/ヘッドホン出力端子

 

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

⑤microSDカードスロット

⑥USB3.1(Gen1)Type-Aコネクタ

⑦LANコネクタ

⑧セキュリティロック・スロット

 

dynabook GZ/HV はモバイルノートとして必要十分なインターフェースを実装しています。

なお、USB Type-C コネクタは映像出力や PD充電器に対応しています。

■USB Type-C コネクタ対応表(2ポート共通、当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

また、microSDメモリカードスロットは、microSDカードを押し込んでロックさせるプッシュロック式です。

microSDメモリカードスロット
microSDカードをシッカリ挿し込んだ状態

カードを取り出すときはカードを再度押し込みます。ロックが解除され microSDカードが出てきます。

電源ボタンはキーボード左上にレイアウト

電源ボタンはキーボード左上にレイアウトされています。

電源ボタン
電源ボタンは LED内蔵

ボタンのサイズは小さめですが押しにくさはありません。

スピーカーは底面の前面側左右に実装

スピーカーは底面の前面側左右に実装されています。

スピーカー
矢印の指すところがスピーカー

スピーカー(拡大)
スピーカーの拡大写真

低音域は少し弱い感じがするものの音質はまずまずです。

顔認証カメラ&オンライン会議アシスト機能を搭載

dynabook GZ/HV は、顔認証カメラを搭載しています。

顔認証カメラ
顔認証カメラを搭載

また、カメラには「プライバシーシャッター」が付いています。

プライバシーシャッター
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断

手動でカバーをスライドする方式ですがスムースに操作できます。

Check

プライバシーシャッターでカメラを遮断しているときやマスクを着用しているときは顔認証でサインインできません。

なお、dynabook GZ/HV にはオンライン会議をアシストする機能が搭載されています。カメラエフェクトを適用することで背景ぼかしでプライバシーを守りつつ、AIノイズキャンセラーで周囲の環境ノイズ(電話の着信音、電車、救急車のサイレンなど)を除去し会話をスムーズに進めることが可能です。

dynabook オンラインミーティングアシスト
dynabook オンラインミーティングアシスト

AIノイズキャンセラー
AIノイズキャンセラーの設定

なお、YouTube の dynabook公式チャンネルでは、AIノイズキャンセラーのデモを公開しています。AIノイズキャンセラーによるノイズ除去をイメージすることができるので、ぜひご覧ください。

軽量&スリム&コンパクトなボディ

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
コンパクトな本体

本体のフットプリント(設置面積)は、A4 サイズと同じくらいでコンパクトです。

ゴム足を含めた本体の高さは、実測で約18.5~21.5mm。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

最厚部でも CDケース 2枚程度で、とてもスリムです。

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:838g
・電源アダプター:213g
・電源コード:40g

本体は超軽量で、持ち歩きがラクです。

本体の重量感
本体は超軽量!

電源アダプターの最大出力は 65W。電源アダプターもコンパクトで、その大きさは手のひらに収まるサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ実測

 

ディスプレイのチェック

自然な色合い描画できる液晶パネル

dynabook GZ/HV の液晶は SHARP製IGZOパネルです(型番:LQ133M1JW41)。

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例

表示される文字の大きさ
テキストの表示例

描画される映像は自然な色合いでキレイです。

トーンカーブは RGB ともに理想的な 45度に近い直線。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「506 nit」。高輝度で実際に見てもかなりの明るさを感じます。

 

色域の計測結果です。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 97.4% 99.4%
Adobe RGB 72.2% 73.7%

広色域で色再現性にもすぐれています。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

上部ベゼルはカメラユニットを収納するためか少し幅がありますが、左右のベゼルは鉛筆の太さより細く全体的に画面周りはスッキリしています。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

上記写真のとおり、画面への映り込みはほとんど気になりません。眼への負担も軽減できます。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

ディスプレイはフラットにできる

天面はほぼフラットまで開くことができます。

ディスプレイの最大角度

ディスプレイがフラットになれば、打ち合わせなどで画面共有に便利です。

また、「dynabook 画面回転ユーティリティ」機能が搭載されており、Ctrl+Alt+↑または↓ キー操作で画面の向きを簡単に切り替えられます。

画面回転ユーティリティ

画面の向きを切り替え
画面の向きを切り替え

Check

画面の向きを切り替えるとタッチパッドやマウス操作の向きも切り替わります。
たとえば、マウスポインターを右に動かすためにはタッチパッドやマウスを左に、上に動かすためには下に移動させる必要があるため、やりにくさを感じるかもしれません。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

dynabook GZ/HV のキーボードレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーピッチは 実測で 約19mm(仕様も19mm)。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップは中央部分が若干へこんだ形状で指先にフィットします。少しツルツルとした感触で質感も良好です。

キートップ

キーストロークの仕様は約1.5mm。感覚的にも適度な打鍵感でタイピングできます。

キーストローク
タイプ音は「タッタッ」という音(音の大きさは静か)

キーの押し込む強さやキーを押し込んだ後の反発もちょうど良い感じです。

なお、dynabook GZ/HV のキーボードはバックライト非搭載です。

質感の良いパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で上質な仕上がりです。

パームレスト

指紋や皮脂の跡はやや目立ちやすいですが、柔らかいクロスなどでかんたんにふき取れます。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

ちょうど良いサイズ感にくわえ、ツルツルした感触で扱いやすさも良好です。なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、dynabook GZ/HV (2022年3月モデル) の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPU インテル Core i7-1260P プロセッサー
メモリ 16GB (16GB×1) LPDDR5-4800対応
ストレージ 1TB SSD (PCIe)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス

評価に使用したベンチマークは以下のとおりです。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実施にあたっては、電源オプションの電源プランを「dynabook 標準」に、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」に設定して実行しています。

電源プラン
電源プランの設定

電源モード
電源モードの設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1195G7 プロセッサー

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー

・インテル Core i7-10510U プロセッサー

・インテル Core i5-10210U プロセッサー

・インテル Core i3-10110U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5800U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5600U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]

CPU
Core i7-1260P(注1)
4055 pts
Ryzen 7 5800U
3629 pts
Ryzen 7 5700U
3418 pts
Ryzen 5 5600U
2999 pts
Core i7-1260P(レビュー機)
2838 pts
Ryzen 5 5500U
2743.2 pts
Core i7-1195G7
2321 pts
Core i7-1165G7
1908 pts
Core i5-1135G7
1812 pts
Core i7-10510U
1500 pts
Core i5-10210U
1398 pts
Core i3-1115G4
1121 pts
Core i3-10110U
894.5 pts

(注1)ベンチマーク比較サイト cpu-monkey の公開スコア(https://www.cpu-monkey.com/ja/)

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Ryzen 7 5800U
19295
Ryzen 7 5700U
17487
Ryzen 5 5600U
16487
Core i7-1260P(レビュー機)
15511
Core i7-1260P(注1)
14508
Core i7-1195G7
13696
Ryzen 5 5500U
12801
Core i7-1165G7
11270
Core i5-1135G7
10914
Core i7-10510U
8122
Core i5-10210U
7611
Core i3-1115G4
6510
Core i3-10110U
5533

(注1)ベンチマーク比較サイト cpu-monkey の公開スコア(https://www.cpu-monkey.com/ja/)

 

レビュー機の CPU は、CINEBENCH ではパフォーマンスを出しきれていない印象でしたが CPU Mark による評価は良好です。

第12世代インテル Core プロセッサーは性能レベルが大幅にアップしています。

当サイトでのサンプル数が少ないためレビュー機のCPUパフォーマンス評価は難しいところですが、前世代にくらべスコアが大きくアップしており評価としては良好といえるでしょう。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1195G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-1115G4搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i7-10710U搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i5-10210U搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-10110U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5800U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5600U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5500U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(Core i7-1195G7)
4521
インテル Iris Xe(レビュー機)
4439
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4090
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3449
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3374
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3114
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
2971
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2356
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2308
インテル UHD(Core i7-10510U)
1177
インテル UHD(Core i5-10210U)
1095
インテル UHD(Core i3-10110U)
836

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
インテル Iris Xe(Core i7-1195G7)
12513
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
11198
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
10463
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
9998
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
9589
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
9103
インテル Iris Xe(レビュー機)
8942
インテル UHD(Core i3-1115G4)
7296
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
6594
インテル UHD(Core i7-10510U)
5161
インテル UHD(Core i5-10210U)
4671
インテル UHD(Core i3-10110U)
2650

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
インテル Iris Xe(レビュー機)
5265
インテル Iris Xe(Core i7-1195G7)
5079
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4381
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3893
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3738
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3681
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
3553
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2589
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2589
インテル UHD(Core i7-10510U)
1695
インテル UHD(Core i5-10210U)
1500
インテル UHD(Core i3-10110U)
1081

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(Core i7-1195G7)
4137
インテル Iris Xe(レビュー機)
3572
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3456
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3370
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3232
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
3099
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2896
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2380
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2340
インテル UHD(Core i7-10510U)
1267
インテル UHD(Core i5-10210U)
1200
インテル UHD(Core i3-10110U)
944

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

レビュー機のグラフィックス性能は少しひかえめな印象です。

とはいえ、性能レベルは高く、オンライン会議のほか写真・動画編集など高度なグラフィックス処理でも十分なパフォーマンスが期待できます。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは、NVMe/PCIe4.0対応の SSD(容量 1TB) が搭載されています。

ストレージ情報
レビュー機のストレージ情報(対応転送モード:PCIe 4.0 x4 がポイント)

以下は、データ転送速度の計測結果です。

データ転送速度(レビュー機)
レビュー機のデータ転送速度

計測結果が示すとおり、NVMe/PCIe4.0対応の SSD は体感的にも爆速です。

参考までに一般的な NVMe対応 SSD (対応転送モード:PCIe 3.0 x4)のデータ転送速度は以下のとおり。

データ転送速度(一般的な NVMe対応 SSD)
dynabook GZ/HP (2020秋冬モデル) 搭載の NVMe対応 SSD(対応転送モード:PCIe 3.0 x4)のデータ転送速度

関連記事

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・LAVIE Direct NEXTREME (2022年春モデル)

・ThinkPad X1 Carbon Gen 9

・VAIO SX14 (2021年10月モデル)

・HP Pavilion Aero 13 (2021年モデル:スタンダードモデル)

・HP ProBook x360 435 G8

※当サイト計測スコア

おもなスペックは以下のとおり。

スペック dynabook GZ/HV
(レビュー機)
LAVIE Direct NEXTREME ThinkPad X1 Carbon VAIO SX14 HP Pavilion Aero 13 HP ProBook x360 435
CPU インテル Core i7-1260P インテル Core i5-1155G7 インテル Core i7-1165G7 インテル Core i7-1195G7 AMD Ryzen 5 5600U AMD Ryzen 7 5800U
メモリ 16GBメモリ 8GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 8GBメモリ 16GBメモリ
ストレージ 1TB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe)
グラフィックス Intel Iris Xe Intel Iris Xe Intel Iris Xe Intel Iris Xe AMD Radeon AMD Radeon

 

ベンチマーク結果は以下のとおりです。

Total Score
dynabook GZ/HV
4860
LAVIE Direct NEXTREME
4319
ThinkPad X1 Carbon Gen 9
4787
VAIO SX14
5096
HP Pavilion Aero 13
4587
HP ProBook x360 435 G8
4751
 Essentials
dynabook GZ/HV
10045
LAVIE Direct NEXTREME
8761
ThinkPad X1 Carbon Gen 9
9778
VAIO SX14
10266
HP Pavilion Aero 13
9488
HP ProBook x360 435 G8
8883
基準値
4100
 Productivity
dynabook GZ/HV
6808
LAVIE Direct NEXTREME
6613
ThinkPad X1 Carbon Gen 9
6751
VAIO SX14
7013
HP Pavilion Aero 13
9060
HP ProBook x360 435 G8
8391
基準値
4500
 Digital Contents Creation
dynabook GZ/HV
5961
LAVIE Direct NEXTREME
4839
ThinkPad X1 Carbon Gen 9
5357
VAIO SX14
5695
HP Pavilion Aero 13
5615
HP ProBook x360 435 G8
6015
基準値
3450
 Gaming
dynabook GZ/HV
3700
LAVIE Direct NEXTREME
3356
ThinkPad X1 Carbon Gen 9
4014
VAIO SX14
4447
HP Pavilion Aero 13
2481
HP ProBook x360 435 G8
3074

※テスト項目説明

・Total Score(総合的な評価)

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機のスコアは良好です。

CPU単独のベンチマークではひかえめな印象がありましたが、実際の使用を想定したベンチマークでは dynabook エンパワーテクノロジーによりシステム全体のパフォーマンスを最大化している印象です。

関連記事

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 11時間 54分
バッテリー充電時間
(40%までの充電時間)
33分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 22分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 49分

公称値の 24時間にくらべると駆動時間は少ないですが、バッテリーを多く消費する条件なので十分満足できる内容です。

電源の設定や画面の明るさを調整するなど適度な設定で使用すれば駆動時間はさらに伸びるはずです。

また、dynabook GZ/HV は「お急ぎ30分チャージ」機能を搭載しています。バッテリー残量がわずかなときでも 30分程度で 40%まで充電できれば、よりアクティブに使えます。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・LAVIE Direct NEXTREME (2022年春モデル)

・ThinkPad X1 Carbon Gen 9

・VAIO SX14 (2021年10月モデル)

・HP Pavilion Aero 13 (2021年モデル:スタンダードモデル)

・HP ProBook x360 435 G8

※当サイトで計測した処理時間

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
dynabook GZ/HV
44秒9
LAVIE Direct NEXTREME
46秒8
ThinkPad X1 Carbon Gen 9
41秒2
VAIO SX14
35秒7
HP Pavilion Aero 13
55秒1
HP ProBook x360 435 G8
46秒0
Photoshop Lightroom
dynabook GZ/HV
18秒8
LAVIE Direct NEXTREME
31秒3
ThinkPad X1 Carbon Gen 9
25秒8
VAIO SX14
20秒3
HP Pavilion Aero 13
37秒6
HP ProBook x360 435 G8
26秒5
Lightroom Classic
dynabook GZ/HV
25秒9
LAVIE Direct NEXTREME
37秒2
ThinkPad X1 Carbon Gen 9
33秒0
VAIO SX14
27秒7
HP Pavilion Aero 13
35秒2
HP ProBook x360 435 G8
30秒7

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
dynabook GZ/HV
2分7秒4
LAVIE Direct NEXTREME
3分25秒8
ThinkPad X1 Carbon Gen 9
2分40秒8
VAIO SX14
2分17秒8
HP Pavilion Aero 13
2分5秒0
HP ProBook x360 435 G8
1分55秒5

 

クリエイティブ性能も良好です。

ソフトウェアとの相性はありますが、写真編集や動画編集でも快適に使用することができそうです。

 

駆動音・表面温度のチェック

dynabook GZ/HV の駆動音と表面温度をチェックします。

駆動音のチェック

駆動音は、ベンチマーク(CINEBENCH R20 でマルチ Core を計測)実行中と動画エンコード中の音量(デシベル)を計測し、評価します。

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

最大音量
下段はピーク時の音量推移
アイドル時 35.2db
(最小音量)
CINEBENCH R20 47.4db
(45~47dbで推移)
動画エンコード 47.5db
(45~47dbで推移)

※防音室での測定ではありませんが、周囲の音ができるだけ入らないようにして測定しています。

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

平常時は静かですが、高負荷な状態では「サーッ」という排熱のための気流音が少し大きくなり多少うるさく感じるかもしれません。

ただし、負荷が低減すれば即応するように静かになります。

 

表面温度のチェック

表面温度については、アイドル状態、動画視聴時、動画エンコード時の表面温度を測定・評価します。

※単位:℃、測定時の室温:24℃

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

■アイドル状態で10分放置

アイドル状態で10分放置の表面温度

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube 動画 30分間視聴後の表面温度

■10分間動画エンコード実行後

10分間動画エンコード実行後の表面温度

 

高負荷な状態になるとキーボード奥 中央寄りの温度が上がりやすいですがタイピングへの影響はありません。

また、パームレストは本体内部の熱の影響がなく、高負荷な状態でも快適なキーボード操作が可能です。

 

サウンド チェック

dynabook GZ/HV には、サウンドユーティリティソフト「DTS Audio Processing」がプリインストールされています。

DTS Audio Processing
DTS Audio Processing

コンテンツに合わせたプリセットが設定されているほか、オーディオカスタム機能を使ってお好みのサウンドにチューニングすることもできます。

以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。

※プリセット「音楽」で試聴

■スピーカー
低音域は少しだけ弱いものの音域や音質はまずまず。音声はハッキリ聴き取れる。

■ヘッドホン
低音域から高音域まで増幅&クリアになり音質もアップする。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 19.8秒 55.8秒 14.8秒
2回目 20.0秒 52.5秒 15.5秒
3回目 20.1秒 54.7秒 15.1秒
4回目 20.0秒 52.3秒 15.1秒
5回目 20.0秒 52.9秒 15.5秒
平均 20.0秒 53.6秒 15.2秒

起動とシャットダウンは体感的にも早いですが、再起動は少し時間がかかります。

ただ、再起動は頻繁に行う処理ではないので、処理待ちのストレスを感じることはないと思います。

実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

dynabook GZ/HV (2022年3月モデル) の本体ほか付属品一式です。

同梱品一式 width=
同梱品リスト
・dynabook GZ/HV 本体
・電源アダプター 2個
・電源コード 2個
・クリーナークロス
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、dynabook GZ/HV (2022年3月モデル) のレビュー記事をお届けしました。

dynabook GZ/HV は、第12世代インテル Core プロセッサーの搭載により処理性能の向上が図られています。

CPU やグラフィックス単独でのベンチマークは期待していたほどのスコアではなかったものの、システム全体のパフォーマンスは上手く最大化されていて使用感も快適です。

さらに軽くなった超軽量な筐体にくわえ快適に使えるパフォーマンスやオンライン会議アシスト機能の搭載など実用性にもすぐれており、多くのユーザーが満足できるモバイルノートといえるでしょう。

高評価のポイント

  • システム全体のパフォーマンスが最大化されている
  • 超軽量で堅牢性にすぐれたボディなので持ち歩きがラク
  • 高輝度で高精細な液晶に描画される映像がキレイ
  • フルサイズでタイピングしやすいキーボード
  • 国内メーカーによるあんしんの高品質

少し残念なところ

  • CPUとグラフィックス単独のベンチマークは少しひかえめ

 

ラインナップしているモデルや価格など最新情報はダイナブック直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。

真正面

dynabook GZ/HV
(2022年3月モデル)

税込 15万円台から
(COCORO MEMBERS 会員価格)

Check

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