正面斜め上(壁紙)

dynabook SZ/MV (2022年8月発売) は、第12世代インテル Core プロセッサーを搭載した 13.3型モバイルノートPC です。

dynabook SZ/MV は GZ シリーズの廉価版ながら最新スペックを搭載!

筐体の素材やパーツ性能などで少しコストダウンされているものの、実用性は十分満足できる内容です。

■dynabook SZ/MV (2022年8月モデル) の特徴

  • 第12世代インテル i7-1255U/Core i5-1235U プロセッサーを搭載
  • Dynabook の独自技術「エンパワーテクノロジー」によりシステム全体のパフォーマンスを最大化
  • 軽量・薄型・堅牢ボディ
  • 抗菌加工が施されているので清潔に使える
  • 高輝度&高精細 SHARP製 IGZO液晶パネルを採用
  • AIノイズキャンセラーの搭載により周りの声や雑音を除去できる
  • 顔認証センサー搭載のWebカメラ(プライバシーシャッター付き)
  • バッテリー駆動時間は最大 約20時間&お急ぎ30分チャージ

レビューではメーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(壁紙)

レビューは 2022年9月27日時点の内容です。

 

スペック構成

dynabook SZ/MV は、CPU/メモリ/ストレージ容量などのスペックにより複数のモデルがラインナップしています。

おもなスペック構成は以下のとおり。

本体カラー オニキスブルー
OS ■Windows 11 Home 64ビット
■Windows 11 Pro 64ビット
CPU ■インテル Core i7-1255U プロセッサー
■インテル Core i5-1235U プロセッサー
メモリ ■16GB (8GB×2) PC4-25600(DDR4-3200)対応 SDRAM、デュアルチャネル対応
■8GB (8GB×1) PC4-25600(DDR4-3200)SDRAM、デュアルチャネル対応
ストレージ ■1TB SSD(PCIe対応)
■512GB SSD(PCIe対応)
■256GB SSD(PCIe対応)
ディスプレイ 13.3型 FHD 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラー LED液晶(IGZO・ノングレア)
グラフィックス ■インテル Iris Xe グラフィックス (CPUに内蔵) (16GBメモリの場合)
■インテル UHD グラフィックス (CPUに内蔵) (8GBメモリの場合)
LAN 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T(自動認識、Wake-up on LAN対応)
ワイヤレス Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)(2.4Gbps)+IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠、Bluetooth Ver5.2準拠
カメラ、マイク 約92万画素カメラ(Webカメラシャッター付き)、デュアルマイク
セキュリティ 顔認証センサー(Windows Hello対応)
バッテリー駆動時間 約20.0時間 (JEITA測定法Ver2.0)
本体サイズ(W×D×H) 約 305.9×201.7×15.95 mm (突起部含まず)
本体質量 約 1,165g

 

ラインナップモデルのスペック詳細、価格などの最新情報はダイナブック直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。

真正面

dynabook SZ/MV
(2022年8月モデル)

税込 11万円台から
(COCORO MEMBERS 会員価格)

Check

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外観チェック

洗練されたスタイリッシュなデザイン

dynabook SZ/MV は洗練されたスタイリッシュなデザインに進化しています。

正面側 右側

背面側 右側

とくに、コーナー4箇所が斜めカットされたデザインによりスタイリッシュ感がアップしています。

天面真上

天面斜め(その1)

天面斜め(半開き)

本体カラー「オニキスブルー」は dynabook の定番のカラー。濃い目のブルーでブラックに近い色合いです。天面は指紋や皮脂の跡が少し目立ちやすいですが、汚れは柔らかいクロスなどでかんたんにふき取ることができます。

天面のアップ
dynabook のロゴがアクセント

本体の表面はサラサラとした感触で手触り感がよく上質な仕上がりです。

スリムボディ(その1)

スリムボディ(その2)
本体はスリム

底面カバーは剛性を重視した「ユニボディ」。構造面からも堅牢性を高めています。

底面側(真上)

底面側(斜め)

ゴム足は前面側左右2箇所と背面側の1箇所、合計3箇所に実装されています(背面側は両端にまたがる長めのゴム足)。

ちなみに背面側のゴム足は高さがあります(5mmくらい)。接地面との空間を広くすることで吸気効率を高めるとともに排気口から出される温かい空気が再び吸気口に入り込むのを遮断する役割も兼ねています。

排気口
排気口は矢印の指すあたり

これにより、本体内部の効果的な冷却が期待できます。

なお、天面や底面には抗菌加工(アルマイト処理時に抗菌剤を添加)が施されており、持ち歩くことの多いモバイルノートを清潔に使うことができます。

必要十分なインターフェースを実装

dynabook SZ/MV のインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①電源コネクタ

②HDMI出力端子

③USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ

④USB3.2(Gen2)Type-Cコネクタ

 

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

⑤microSDカードスロット

⑥マイク入力/ヘッドホン出力端子

⑦USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ

⑧LANコネクタ

⑨セキュリティロック・スロット

 

dynabook SZ/MV はモバイルノートとして必要十分なインターフェースを実装しています。

なお、USB Type-C コネクタは映像出力や PD充電器に対応しています。

■USB Type-C コネクタ対応表(当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

また、microSDメモリカードスロットは、microSDカードを押し込んでロックさせるプッシュロック式です。

microSDメモリカードスロット
microSDカードをシッカリ挿し込んだ状態

カードを取り出すときはカードを再度押し込みます。ロックが解除され microSDカードが出てきます。

電源ボタンはキーボード左上にレイアウト

電源ボタンはキーボード左上にレイアウトされています。

電源ボタン
電源ボタンは LED内蔵

ボタンのサイズは小さめですが押しにくさはありません。

スピーカーは底面の前面側左右に実装

スピーカーは底面の前面側左右に実装されています。

スピーカー
矢印の指すところがスピーカー

スピーカー(拡大)
スピーカーの拡大写真

低音域は少し弱い感じがするものの音質はまずまずです。

顔認証カメラ&AIノイズキャンセラー機能を搭載

dynabook SZ/MV は、顔認証カメラを搭載しています。

顔認証カメラ
顔認証カメラを搭載

また、カメラには「Webカメラシャッター」が付いています。

Webカメラシャッター
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断

シャッターは手動スライド式ですがスムースに操作できます(スライドスイッチはカメラの右側にある)。

Check

シャッターでカメラを遮断しているときやマスクを着用しているときは顔認証でサインインできません。

なお、dynabook SZ/MV にはオンライン会議に役立つ AIノイズキャンセラーが搭載されています。周囲の環境ノイズ(電話の着信音、電車、救急車のサイレンなど)を除去し会話をスムーズに進めることが可能です。

AIノイズキャンセラー
AIノイズキャンセラーの設定

なお、YouTube の dynabook公式チャンネルでは、AIノイズキャンセラーのデモを公開しており、AIノイズキャンセラーによるノイズ除去をイメージすることができます。

軽量&スリム&コンパクトなボディ

本体の大きさのイメージです。本体の下に A4コピー用紙を置き、本体上に B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
コンパクトな本体

本体のフットプリント(設置面積)は、A4 サイズと同じくらいでコンパクトです。

ゴム足を含めた本体の高さは、実測で約18~21mm。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

最厚部でも CDケース 2枚程度で、とてもスリムです。

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:1,148
・電源アダプター:138g
・電源コード:34g

本体は軽くて持ち歩きがラクにできます。

本体の重量感
本体は軽量

電源アダプターの最大出力は 45W。大きさはコンパクトで手のひらに収まるサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ実測

 

ディスプレイのチェック

自然な色合いの液晶パネル

dynabook SZ/MV の液晶は SHARP製IGZOパネルです(型番:LQ133M1JW41)。

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例

表示される文字の大きさ
テキストの表示例

描画される映像は自然な色合いでキレイです。

Check

レビュー機の液晶パネルの型番は、以前レビューした dynabook GZ/HV (2022年3月モデル) と同じでした。

トーンカーブは赤と青が少し強く出ていますが、RGB ともに理想的な 45度に近い直線です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「452 nit」。高輝度で実際に見てもかなりの明るさを感じます。

 

色域の計測結果です。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 97.6% 99.7%
Adobe RGB 72.3% 73.9%
DCI-P3 73.3% 73.5%

広色域で色再現性にもすぐれています。

Check

液晶ディスプレイは液晶パネルの特性や製造工程により各製品で色合いが異なる場合があります。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

とくに左右のベゼルは鉛筆の太さより細く全体的に画面周りはスッキリしています。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

上記写真のとおり、画面への映り込みはほとんど気になりません。眼への負担も軽減できます。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

ディスプレイはフラットにできる

天面はほぼフラットまで開くことができます。

ディスプレイの最大角度

ディスプレイがフラットになれば、打ち合わせなどで画面共有に便利です。

また、「dynabook 画面回転ユーティリティ」機能が搭載されており、Ctrl+Alt+↑または↓ キー操作で画面の向きを簡単に切り替えられます。

画面回転ユーティリティ

画面の向きを切り替え
画面の向きを切り替え

Check

画面の向きを切り替えるとタッチパッドやマウス操作の向きも切り替わります。
たとえば、マウスポインターを画面の右に動かすためにはタッチパッドやマウスをキーボード側から見て左に、上に動かすためには下に移動させる必要があるため、やりにくさを感じるかもしれません。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

dynabook SZ/MV のキーボードレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーピッチは 実測で 約18.5mm(仕様は 18.8mm)。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

フルサイズキーボードと同等なので窮屈な感じはありません。

キートップは中央部分が若干へこんだ形状で指先にフィットします。少しサラサラとした感触で質感も良好です。

キートップ

キーストロークの仕様は約1.4mm。感覚的にも適度な打鍵感でタイピングできます。

キーストローク
タイプ音は「ドスドス」という音(音の大きさは静か)

キーの押し込む強さやキーを押し込んだ後の反発もちょうど良い感じです。

なお、dynabook SZ/MV のキーボードはバックライト非搭載です。

質感の良いパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で上質感があります。

パームレスト

指紋や皮脂の跡は目立ちにくいので、快適にキーボード操作ができます。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

奥行きは少し浅い感じがしますがサイズ感に大きな違和感はありません。ツルツルした感触でスベリもなめらか、ジェスチャー操作もスムーズです。

なお、キーボードやパームレスト面、タッチパッドには抗菌加工が施されているので、清潔な状態で快適に使えます。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、dynabook SZ/MV (2022年8月モデル) の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPU インテル Core i7-1255U プロセッサー
メモリ 16GB (8GB×2) PC4-25600(DDR4-3200)対応
ストレージ 512GB SSD (PCIe)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス

評価に使用したベンチマークは以下のとおりです。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実施にあたっては、電源オプションの電源プランを「dynabook 標準」に、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」に設定して実行しています。

電源プラン
電源プランの設定

電源モード
電源モードの設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1260P プロセッサー

・インテル Core i5-1240P プロセッサー

・インテル Core i5-1235U プロセッサー

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5800U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5600U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]

CPU
Ryzen 7 5800U
3535 pts
Core i7-1260P
3387 pts
Ryzen 7 5700U
3330 pts
Core i5-1240P
3297 pts
Ryzen 5 5600U
2999 pts
Ryzen 5 5500U
2665 pts
Core i5-1235U
2432 pts
Core i7-1255U(レビュー機/バランス)
2041 pts
Core i7-1255U(レビュー機/最適なパフォーマンス)
2020 pts
Core i7-1165G7
1908 pts
Core i5-1135G7
1783 pts
Core i3-1115G4
1121 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Core i7-1260P
19158
Ryzen 7 5800U
18835
Core i5-1240P
17420
Ryzen 7 5700U
17115
Ryzen 5 5600U
16487
Core i7-1255U(レビュー機/バランス)
12747
Ryzen 5 5500U
12667
Core i7-1255U(レビュー機/最適なパフォーマンス)
12473
Core i5-1235U
12399
Core i7-1165G7
11270
Core i5-1135G7
10823
Core i3-1115G4
6510

 

レビュー機の CPU は、CINEBENCH ではパフォーマンスを出しきれていない印象でしたが CPU Mark による評価は良好です。

前世代の Core i7-1165G7 にくらべスコアが高いことからも性能はそれなりに進化しています。ふだん使いはもちろんのこと高負荷な処理も十分快適にこなせる性能レベルです。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1260P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1240P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1235U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-1115G4搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5800U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5600U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5500U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
4911
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
4277
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4090
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3491
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3468
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
3343
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
3335
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3204
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
2971
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
2950
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2308
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2199

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
11198
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
10644
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
9998
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
9820
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
9589
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
9357
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
7757
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
7746
インテル UHD(Core i3-1115G4)
7296
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
6887
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
6174
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
6127

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
5752
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
4779
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4381
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3738
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3972
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
3682
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3553
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
3544
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
3501
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
3027
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2589
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2342

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
3915
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
3547
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3456
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3419
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3300
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
3099
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2927
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
2860
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
2777
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
2553
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2340
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2209

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

レビュー機のグラフィックス性能は良好です。

前世代の Core i7-1165G7 にくらべスコアが少しひかえめな部分もありますが、オンライン会議や写真編集など高度なグラフィックス処理も十分なパフォーマンスが期待できる処理性能です。

なお、dynabook SZ/MV は 8GBメモリ搭載モデルも選択できますが、複数のアプリを動かしながらオンライン会議を行うなら 16GBメモリ(デュアルチャネル構成)の搭載がおすすめです。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは、NVMe/PCIe3.0対応の SSD(容量 512GB) が搭載されています。

ストレージ情報
ストレージ情報

以下は、データ転送速度の計測結果です。

データ転送速度
データ転送速度

NVMe/PCIe3.0対応の SSD としては優秀で、体感的にもアクセス速度はかなり高速です。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・dynabook GZ/HV (2022年3月モデル)

・ThinkPad X1 Carbon Gen 10

・HP ENVY x360 13-bf (2022年モデル)

・HP Pavilion Aero 13 (2021年モデル)

※当サイト計測スコア

おもなスペックは以下のとおり。

スペック dynabook SZ
(レビュー機)
dynabook GZ ThinkPad X1 Carbon HP ENVY x360 13 HP Pavilion Aero 13
CPU インテル Core i7-1255U インテル Core i7-1260P インテル Core i5-1240P インテル Core i7 1255U AMD Ryzen 7 5800U
メモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ
ストレージ 512GB SSD (NVMe) 1TB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 1TB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe)
グラフィックス Intel Iris Xe Intel Iris Xe Intel Iris Xe Intel Iris Xe AMD Radeon

 

ベンチマーク結果は以下のとおりです。

Total Score
dynabook SZ/MV(バランス)
4137
dynabook SZ/MV(最適なパフォーマンス)
4189
dynabook GZ/HV
4860
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
4580
HP ENVY x360 13-bf
4074
HP Pavilion Aero 13-be
4782
 Essentials
dynabook SZ/MV(バランス)
9377
dynabook SZ/MV(最適なパフォーマンス)
9180
dynabook GZ/HV
10045
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
9792
HP ENVY x360 13-bf
8935
HP Pavilion Aero 13-be
9391
基準値
4100
 Productivity
dynabook SZ/MV(バランス)
6514
dynabook SZ/MV(最適なパフォーマンス)
6280
dynabook GZ/HV
6808
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
6246
HP ENVY x360 13-bf
5691
HP Pavilion Aero 13-be
9226
基準値
4500
 Digital Contents Creation
dynabook SZ/MV(バランス)
4638
dynabook SZ/MV(最適なパフォーマンス)
5174
dynabook GZ/HV
5961
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
5540
HP ENVY x360 13-bf
4463
HP Pavilion Aero 13-be
6122
基準値
3450
 Gaming
dynabook SZ/MV(バランス)
2796
dynabook SZ/MV(最適なパフォーマンス)
2791
dynabook GZ/HV
3700
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
3511
HP ENVY x360 13-bf
3283
HP Pavilion Aero 13-be
2664

※テスト項目説明

・Total Score(総合的な評価)

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機のスコアは良好です。

dynabook エンパワーテクノロジーによりシステム全体が最適化される点も好印象。ふだん使いはもちろんのことオフィスソフトなどでも十分なパフォーマンスが期待できます。

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バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

※電源とバッテリーの電源モードを「バランス」に設定して計測

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 6時間 29分
バッテリー充電時間
(40%までの充電時間)
40分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 30分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 58分

駆動時間はバッテリーを多く消費する条件とはいえスペックの 20時間にくらべると物足りなさを感じます。

実際の使用においては、画面の明るさを調整するなど適度な設定で使用すれば駆動時間はさらに伸びるはずです。

また、dynabook SZ/MV は「お急ぎ30分チャージ」機能を搭載しています。検証では 40%までの充電に40分かかりましたが、時間を短縮するならシャットダウンした状態で充電するとよいでしょう。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・dynabook GZ/HV (2022年3月モデル)

・ThinkPad X1 Carbon Gen 10

・HP ENVY x360 13-bf (2022年モデル)

・HP Pavilion Aero 13 (2021年モデル)

※当サイトで計測した処理時間

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
dynabook SZ/MV(バランス)
56秒9
dynabook SZ/MV(最適なパフォーマンス)
56秒9
dynabook GZ/HV
44秒9
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
46秒9
HP ENVY x360 13-bf
44秒0
HP Pavilion Aero 13-be
52秒3
Photoshop Lightroom
dynabook SZ/MV(バランス)
29秒7
dynabook SZ/MV(最適なパフォーマンス)
28秒5
dynabook GZ/HV
18秒8
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
17秒1
HP ENVY x360 13-bf
18秒6
HP Pavilion Aero 13-be
33秒8
Lightroom Classic
dynabook SZ/MV(バランス)
32秒9
dynabook SZ/MV(最適なパフォーマンス)
32秒7
dynabook GZ/HV
25秒9
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
21秒2
HP ENVY x360 13-bf
25秒1
HP Pavilion Aero 13-be
36秒0

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
dynabook SZ/MV(バランス)
2分56秒3
dynabook SZ/MV(最適なパフォーマンス)
2分55秒5
dynabook GZ/HV
2分7秒4
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
1分48秒6
HP ENVY x360 13-bf
2分1秒1
HP Pavilion Aero 13-be
1分57秒2

 

レビュー機の処理時間はスペックのわりに少し時間がかかっています。

ただ、編集作業ではスムーズに処理されているので、趣味として使うぶんにはまずまずの処理性能といえるでしょう。

 

駆動音・表面温度のチェック

dynabook SZ/MV の駆動音と表面温度をチェックします。

駆動音のチェック

駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R20 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:25℃)

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

電源モード アイドル状態
(最小音量)
最大音量
中段はピーク時の音量推移
下段はスコア/処理時間(参考値)
ベンチマーク中 動画エンコード中
バランス 34.6db 36.7db
(36db台)
(2040pts)
36.4db
(36db前後)
(2分56秒)
最適なパフォーマンス 34.7db 36.4db
(36db前後)
(2061pts)
37.9db
(36~37db)
(2分55秒)

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

平常時は静かです。

高負荷な状態になると「ヒューッ」という排熱のための気流音が聞こえますが耳ざわりに感じるほどではありません。状況にもよりますが、負荷が低減すれば気流音は 20~30秒程度で静かになります。

 

表面温度のチェック

表面温度については、アイドル状態、動画視聴時、動画エンコード時の表面温度を測定・評価します。

※単位:℃、測定時の室温:24℃

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

■アイドル状態で10分放置

アイドル状態で10分放置の表面温度

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube 動画 30分間視聴後の表面温度

■10分間動画エンコード実行後

10分間動画エンコード実行後の表面温度

 

高負荷な状態になるとキーボード奥 左側から中央寄りの温度が上がりやすく多少温かさを感じますがタイピングに影響はありません。

また、パームレストは本体内部の熱の影響が少なく高負荷な状態でも快適なキーボード操作が可能です。

 

サウンド チェック

dynabook SZ/MV には、サウンドユーティリティソフト「DTS Audio Processing」がプリインストールされています。

DTS Audio Processing
DTS Audio Processing

コンテンツに合わせたプリセットが設定されているほか、オーディオカスタム機能を使ってお好みのサウンドにチューニングすることもできます。

以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。

※プリセット「音楽」で試聴

■スピーカー
低音域は少し弱く高音域が少し強調されているため全体的にはシャカシャカした印象だが音質としてはまずまず。音声は明瞭に聴き取ることができる。

■ヘッドホン
低音域から高音域まで増幅&クリアになり音質もアップする。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 12.1秒 31.4秒 7.9秒
2回目 11.9秒 28.3秒 9.8秒
3回目 11.2秒 28.4秒 8.2秒
4回目 11.2秒 32.6秒 7.9秒
5回目 11.7秒 32.8秒 9.9秒
平均 11.6秒 30.7秒 8.7秒

起動とシャットダウンは体感的にも早いですが、再起動は少しバラツキがあり時間も多少かかります。

ただ、再起動は頻繁に行う処理ではないので、処理待ちのストレスを感じることはないと思います。

実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

dynabook SZ/MV (2022年8月モデル) の本体ほか付属品一式です。

同梱品一式
同梱品リスト
・dynabook SZ/MV 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、dynabook SZ/MV (2022年8月モデル) のレビュー記事をお届けしました。

dynabook SZ/MV は、上位機種の GZ シリーズにくらべ筐体の素材や CPU・メモリのスペックなどでは多少コストダウンしている印象はあるものの快適に使えるパフォーマンスを実現しています。

デザインもスタイリッシュで使用感もグッド、実用性にすぐれているところも好印象で、仕事からプライベートまでシッカリ使えるモバイルノートといえます。

高評価のポイント

  • システム全体のパフォーマンスが最大化されている
  • 軽量・コンパクトで持ち歩きがラクにできる
  • 抗菌加工が施されているので気持ちよく使える
  • 高輝度で高精細な液晶に描画される映像がキレイ
  • 左右上のベゼルが細く、画面周りがスッキリしている
  • フルサイズでタイピングしやすいキーボード
  • 国内メーカーによるあんしんの高品質

少し残念なところ

  • 電源モードを切り替えてもパフォーマンスに変化がない

 

ラインナップしているモデルや価格など最新情報はダイナブック直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。

真正面

dynabook SZ/MV
(2022年8月モデル)

税込 11万円台から
(COCORO MEMBERS 会員価格)

Check

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