dynabook GZ と dynabook SZ 選ぶならどっち?性能・デザイン・使いやすさなどを比較!

 

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2機種の背面側

Dynabookの 13.3型モバイルノートの代表格でもある dynabook GZ と dynabook SZ、選ぶならどっちが良いのでしょう?

dynabook GZ は、dynabookブランド誕生30周年記念モデルとして 2019年1月17日に発表、ダイナブックとシャープの技術が融合し商品化された、いわばダイナブックのフラッグシップノートともいえる機種です。

一方、dynabook SZ は、GZ のテクノロジーと品質を多くのユーザーに体験してもらいたいという思いから投入された機種です。最新スペックを搭載しながらお求めやすい価格に設定された GZ の廉価版ともいえる機種です。

どちらも持ち歩きしやすく高性能で高品質なモバイルノートPC です。価格に違いはあるものの性能・デザイン・使いやすさの観点でどちらを選ぶか迷うユーザーも多いと思います。

そこで、この記事では dynabook GZ/HV (2022年3月発売) と dynabook SZ/MV (2022年8月発売) の 2機種について、性能・デザイン・使いやすさなどを比較・チェックします。

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スペック&価格の比較

2つの機種のおもなスペックです。

dynabook GZ/HV dynabook SZ/MV
本体カラー ■オニキスブルー
■パールホワイト
オニキスブルー
OS Windows 11 Home 64ビット ■Windows 11 Home 64ビット
■Windows 11 Pro 64ビット
CPU ■インテル Core i7-1260P プロセッサー
■インテル Core i5-1240P プロセッサー
■インテル Core i7-1255U プロセッサー
■インテル Core i5-1235U プロセッサー
メモリ ■16GB (16GB×1) LPDDR5-4800対応、SDRAM、デュアルチャネル対応
■8GB (8GB×1) LPDDR5-4800対応、SDRAM、デュアルチャネル対応
■16GB (8GB×2) PC4-25600(DDR4-3200)対応 SDRAM、デュアルチャネル対応
■8GB (8GB×1) PC4-25600(DDR4-3200)SDRAM、デュアルチャネル対応
ストレージ ■1TB SSD(PCIe対応)(オニキスブルーのみ)
■512GB SSD(PCIe対応)
■1TB SSD(PCIe対応)
■512GB SSD(PCIe対応)
■256GB SSD(PCIe対応)
ディスプレイ 13.3型 FHD 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラー LED液晶(IGZO・ノングレア) 13.3型 FHD 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラー LED液晶(IGZO・ノングレア)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス (CPUに内蔵) ■インテル Iris Xe グラフィックス (CPUに内蔵) (16GBメモリの場合)
■インテル UHD グラフィックス (CPUに内蔵) (8GBメモリの場合)
LAN 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T(自動認識、Wake-up on LAN対応)
ワイヤレス Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)(2.4Gbps)+IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠、Bluetooth Ver5.2準拠
カメラ、マイク 約92万画素カメラ(Webカメラシャッター付き)、デュアルマイク
セキュリティ 顔認証センサー(Windows Hello対応)
バッテリー駆動時間 (JEITA 2.0) 約24.0時間 約20.0時間
本体サイズ(W×D×H) 約 306.0×210.0×17.9 mm (突起部含まず) 292×201×8.5 mm
重量 ■オニキスブルー:約 875g
■パールホワイト:約 879g
約 1.165g
価格(税込) ゲスト価格:181,500円~
会員価格:137,280円~
ゲスト価格:162,800円~
会員価格:117,480円~

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外観の比較

外観は 2つの機種ともに洗練されたスタイリッシュなデザインです。

dynabook GZ/HV 正面と背面
dynabook GZ/HV

dynabook SZ/MV 正面と背面
dynabook SZ/MV

似たような外観ですが、ヒンジ周りやコーナー部分に若干の違いがあります。

GZ/HV 本体の素材はマグネシウム合金、一方 SZ/MV 本体はアルミニウム素材。筐体の素材に違いはあるものの 2機種ともにサラサラとした感触で上質感のある仕上がりです。もちろん堅牢性(頑丈さ)にもすぐれています。

上記写真のカラーはいずれもオニキスブルー。濃い目のブルーでブラックに近い色合いです。

なお、本体カラーは SZ/MV がオニキスブルーのみに対し、GZ/HV はオニキスブルーとパールホワイトから選択できます。

 

インターフェースの比較

GZ/HV と SZ/MV の左右側面のインターフェースなど各部名称は以下のとおり。

dynabook GZ/HV 左側面インターフェース
dynabook GZ/HV 左側面インターフェース

①Thunderbolt 4(USB4 Type-C)コネクタ(電源コネクタ)×2

②HDMI出力端子

③USB3.1(Gen1)Type-Aコネクタ

④マイク入力/ヘッドホン出力端子

dynabook SZ/MV 左側面インターフェース
dynabook SZ/MV 左側面インターフェース

①電源コネクタ

②HDMI出力端子

③USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ

④USB3.2(Gen2)Type-Cコネクタ

dynabook GZ/HV 右側面インターフェース
dynabook GZ/HV 右側面インターフェース

⑤microSDカードスロット

⑥USB3.1(Gen1)Type-Aコネクタ

⑦LANコネクタ

⑧セキュリティロック・スロット

dynabook SZ/MV 右側面インターフェース
dynabook SZ/MV 右側面インターフェース

⑤microSDカードスロット

⑥マイク入力/ヘッドホン出力端子

⑦USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ

⑧LANコネクタ

⑨セキュリティロック・スロット

いずれの機種もモバイルノートとして必要十分なインターフェースを実装しています。

ただ、GZ/HV は Thunderbolt 4 を 2ポート実装しており、最大40Gbps のデータ転送や拡張性の点では優位です。

※SZ/MV の USB3.2 Type-Cコネクタのデータ転送速度は最大10Gbps

 

サイズ&重量の比較

本体サイズと重量の公称値は以下のとおり。

dynabook GZ/HV dynabook SZ/MV
本体サイズ(W×D×H) 約 306.0×210.0×17.9 mm 約 305.9×201.7×15.95 mm
重量 ■オニキスブルー:約 875g
■パールホワイト:約 879g
約 1.165g

本体のサイズ感を A4コピー用紙(イエロー)と B5版ノートで比較したのが以下の写真です。

dynabook GZ/HV の本体サイズ感
dynabook GZ/HV の本体サイズ感

dynabook SZ/MV の本体サイズ感
dynabook SZ/MV の本体サイズ感

本体の高さのイメージは CD ケース(通常サイズ)2枚と比較しています。(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

dynabook GZ/HV の高さイメージ
dynabook GZ/HV 本体の高さイメージ

dynabook SZ/MV の高さイメージ
dynabook SZ/MV 本体の高さイメージ

また、本体や電源アダプターなどの重量の実測は以下のとおりです。

dynabook GZ/HV の重量実測
dynabook GZ/HV の重量(実測値)
・本体:838g
・電源アダプター(最大65W出力):213g
・電源コード:40g

dynabook SZ/MV の重量実測
dynabook SZ/MV の重量(実測値)
・本体:1,148
・電源アダプター(最大45W出力):138g
・電源コード:34g

 

本体のサイズと重量でいちばん違いがあるのはやはり重量。およそ 300g の違いとはいえ、実際に持ってみるとその重量感は意外に大きいです。

GZ/HV では以下の写真のような持ちかたができますが、SZ/MV では難しい・・・。

dynabook GZ/HV は超軽量
dynabook GZ/HV は超軽量

ただし、dynabook SZ/MV の 1kg チョットの重量は一般的なモバイルノートとして十分軽量です。持ち歩きもラクにできる重量です。

 

ディスプレイの比較

液晶パネルはどちらも SHARP製の IGZO を採用しており、高輝度で描画される映像は自然な色合いでキレイです。(レビュー機のパネル型番はどちらも LQ133M1JW41)

dynabook GZ/HV の映像描画
dynabook GZ/HV の映像描画

dynabook SZ/MV の映像描画
dynabook SZ/MV の映像描画

液晶パネルの特性や製造工程により各製品で色合いが異なる場合もありますが、液晶パネルの型番は同じなので、見た目には色合いの違いは判別できないかと思います。

なお、キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測した色調バランスや色域は以下のとおり。

規格 カバー率
GZ/HV SZ/MV GZ/HV SZ/MV
sRGB 97.4% 97.6% 99.4% 99.7%
Adobe RGB 72.2% 72.3% 73.7% 73.9%
DCI-P3 73.0% 73.3% 73.3% 73.5%

また、以下に 2機種のディスプレイに関する共通点を記載します。

・狭額ベゼル

・非光沢液晶で映り込みはほとんど気にならない

・視野角が広い

・ディスプレイはフラットまで開くことができる

・dynabook 画面回転ユーティリティ機能で画面の表示方向を反対側に切り替えられる

詳細については、各機種の実機レビューをご覧ください。

 

キーボードの比較

キーボードの配列は 2機種とも同じで標準的なレイアウトです。

キーボードレイアウトdynabook GZ/HV のキーボードレイアウト
(クリックで拡大表示できます)

キーボードレイアウトdynabook SZ/MV のキーボードレイアウト
(クリックで拡大表示できます)

キーボードの仕様は以下のとおり。

dynabook GZ/HV dynabook SZ/MV
キー数 86キー(JIS配列準拠) 86キー(JIS配列準拠)
キーピッチ 19mm 18.8mm
キーストローク 1.5mm 1.4mm

SZ/MV はキーピッチ、キーストロークがわずかに小さいですがタイピング時の感覚は同等です。また、SZ/MV はキーボードやパームレストのほか天面、底面に抗菌加工が施されているぶん清潔に使えるメリットがあります。

 

ベンチマーク結果の比較

ベンチマークに試用したモデルのスペックは以下のとおり。

dynabook GZ/HV dynabook SZ/MV
CPU インテル Core i7-1260P プロセッサー インテル Core i7-1255U プロセッサー
メモリ 16GB LPDDR5-4800対応 16GB PC4-25600(DDR4-3200)対応
ストレージ 1TB SSD(PCIe対応) 512GB SSD(PCIe対応)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス

性能評価の比較で使用したベンチマークは以下のとおり。

比較項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20
グラフィック性能 3DMark FireStrike
総合的なパフォーマンス PCMark 10 Extended
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

 

CPU性能

■CINEBENCH R20

CPU
Ryzen 7 5800U
3535 pts
Core i7-1260P
3387 pts
Ryzen 7 5700U
3330 pts
Core i5-1240P
3297 pts
Ryzen 5 5600U
2999 pts
Core i7-1260P(GZ/HV)
2838 pts
Ryzen 5 5500U
2665 pts
Core i5-1235U
2432 pts
Core i7-1255U(SZ/MV)
2041 pts
Core i7-1165G7
1908 pts
Core i5-1135G7
1783 pts
Core i3-1115G4
1121 pts

※青色のバーは当サイトでの計測結果平均値

 

グラフィック性能

■3DMark FireStrike

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
4911
インテル Iris Xe(GZ/HV)
4439
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
4277
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4090
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3491
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3468
インテル Iris Xe(SZ/MV)
3343
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3204
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
2971
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
2950
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2308
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2199

※青色のバーは当サイトでの計測結果平均値

 

総合的なパフォーマンス

総合的なパフォーマンスは、以下の機種も含めて比較します。

おもなスペックは以下のとおり。

スペック dynabook GZ/HV dynabook SZ/MV ThinkPad X1 Carbon Gen 10 ThinkPad E14 Gen 4
CPU インテル Core i7-1260P インテル Core i7-1255U インテル Core i5-1240P インテル Core i5-1235U
メモリ 16GB (デュアルチャネル) 16GB (デュアルチャネル) 16GB (デュアルチャネル) 8GB (シングルチャネル)
ストレージ 1TB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe)
グラフィックス Intel Iris Xe Intel Iris Xe Intel Iris Xe Intel UHD

GZ/HV と SZ/MV には比較対象機と同等スペックのモデルもラインナップしており比較検討の参考になると思います。

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■PCMark 10 Extended

Total Score
dynabook GZ/HV
4860
dynabook SZ/MV
4137
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
4580
ThinkPad E14 Gen 4
3392
 Essentials
dynabook GZ/HV
10045
dynabook SZ/MV
9377
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
9792
ThinkPad E14 Gen 4
7678
基準値
4100
 Productivity
dynabook GZ/HV
6808
dynabook SZ/MV
6514
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
6246
ThinkPad E14 Gen 4
6032
基準値
4500
 Digital Contents Creation
dynabook GZ/HV
5961
dynabook SZ/MV
4638
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
5540
ThinkPad E14 Gen 4
4844
基準値
3450
 Gaming
dynabook GZ/HV
3700
dynabook SZ/MV
2796
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
3511
ThinkPad E14 Gen 4
1596

※テスト項目説明

・Total Score(総合的な評価)

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

バッテリー

バッテリー性能については駆動時間と充電時間を比較します。

■駆動時間の測定条件
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件
バッテリー充電時間の計測は以下の条件で、充電完了までの時間を計測します。
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

dynabook GZ/HV dynabook SZ/MV
駆動時間 11時間 54分 6時間 29分
40%までの充電時間 33分 40分
80%までの充電時間 1時間 22分 1時間 30分
充電完了までの時間 2時間 49分 2時間 58分

※充電時間はバッテリー残量ゼロからの充電時間

 

GZ/HV、SZ/MV ともに dynabook エンパワーテクノロジーが搭載されています。

CPU やグラフィックス単独のベンチマークではひかえめなスコアがありましたが、総合的なパフォーマンスの評価では dynabook エンパワーテクノロジーによりシステム全体のパフォーマンスを最大化している印象です。

GZ/HV と SZ/MV をくらべると CPU やメモリなどのスペックが上位のぶん処理性能やバッテリー性能などトータル性能としては GZ/HV が優位です(当たり前の結果ですが)。SZ/MV の処理性能も十分に高くて、ふだん使いはもちろんのことオフィスソフトやオンライン会議も快適に使える性能レベルです。

 

まとめ

以上、dynabook GZ/HV と dynabook SZ/MV のデザイン・性能・使いやすさを比較しました。

価格・性能・素材などそれぞれの機種に特徴と魅力があってどれを選べば良いのか悩ましいところですが、選ぶときのポイントを一言で挙げるなら以下のとおり。

選ぶときのポイント

  • 処理性能と機動力、細部にいたるまでの仕上がりの良さで選ぶなら dynabook GZ/HV がおすすめ
  • コスパと実用性で選ぶなら dynabook SZ/MV がおすすめ

以上、参考になれば幸いです。

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