正面斜め

dynabook MZ/MV (2022年8月発売) は、第12世代インテル Core プロセッサーを搭載した 14.0型ノートPCです。

最新プロセッサーの搭載にくわえ、より薄くよりコンパクトに洗練されたデザインに仕上げられています。

姉妹機種 dynabook SZ シリーズの 13.3インチサイズよりも一回り大きい画面サイズながら持ち歩きもできて場所を選ばずシッカリ使えるところもポイント。

■dynabook MZ/MV の特徴

  • 第12世代インテル i7-1255U/Core i5-1235U プロセッサーを搭載
  • Dynabook の独自技術「エンパワーテクノロジー」を搭載
  • スリム&コンパクトに洗練されたボディ
  • 抗菌加工が施されているので清潔に使える(天面・底面・キーボード・タッチパッド)
  • AIノイズキャンセラーの搭載により周りの声や雑音を除去できる
  • 顔認証センサー搭載のWebカメラ(プライバシーシャッター付き)
  • お急ぎ30分チャージですばやく充電できる

レビューではメーカーからお借りした実機を試用して、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(壁紙)

レビューは 2022年11月3日時点の内容です。

 

スペック構成

dynabook MZ/MV は、CPU/メモリ/ストレージ容量などのスペックにより複数のモデルがラインナップしています。

おもなスペック構成は以下のとおり。

本体カラー オニキスブルー
OS ■Windows 11 Home 64ビット
■Windows 11 Pro 64ビット
CPU ■インテル Core i7-1255U プロセッサー
■インテル Core i5-1235U プロセッサー
メモリ ■16GB (8GB×2) PC4-25600(DDR4-3200)対応 SDRAM、デュアルチャネル対応
■8GB (8GB×1) PC4-25600(DDR4-3200)SDRAM、デュアルチャネル対応
ストレージ ■1TB SSD(PCIe対応)
■512GB SSD(PCIe対応)
■256GB SSD(PCIe対応)
ディスプレイ 14.0型 FHD 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラー LED液晶(ノングレア)
グラフィックス ■インテル Iris Xe グラフィックス (CPUに内蔵) (16GBメモリの場合)
■インテル UHD グラフィックス (CPUに内蔵) (8GBメモリの場合)
LAN 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T(自動認識、Wake-up on LAN対応)
ワイヤレス Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)(2.4Gbps)+IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠、Bluetooth Ver5.2準拠
カメラ、マイク 約92万画素カメラ(Webカメラシャッター付き)、デュアルマイク
セキュリティ 顔認証センサー(Windows Hello対応)
バッテリー駆動時間 約14.0時間 (JEITA測定法Ver2.0)
本体サイズ(W×D×H) 約 323.9×211.8×18.75 mm (突起部含まず)
本体質量 約 1.381kg

 

ラインナップモデルのスペック詳細、価格などの最新情報はダイナブック直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。

真正面

dynabook MZ/MV
(2022年8月モデル)

税込 10万円台から
(COCORO MEMBERS 会員価格)

Check

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外観チェック

コンパクト&スリムに進化したデザイン

dynabook MZ/MV はスタイリッシュなデザインです。

正面側 右側

背面側 右側

従来モデルにくらべデザインが洗練されており、コンパクト&スリムなデザインに進化しています。

コンパクト&スリムなデザイン
奥行きは 約8.8mm コンパクトに、高さは 約1.15mm スリムになっています

本体のカラーはオニキスブルー。dynabook の定番のカラーでブラックに近い濃い目のブルーの色合いです。天面は指紋や皮脂の跡が少し目立ちやすいですが、汚れが気になったときは柔らかいクロスなどでかんたんにふき取ることができます。

天面真上

天面斜め(その1)

天面斜め(半開き)

本体を手で触れた感触はサラサラとして上質感ある仕上がりです。

天面斜め(ロゴ)
天面中央の dynabook ロゴがアクセント

横から見るとスリムさがわかります。バッグへの出し入れもスムーズにできそうです。

スリムボディ(その1)

スリムボディ(その2)
本体はスリム

 

底面カバーは剛性を重視した「ユニボディ」の構造で、見た目にもスッキリとしています。

底面真上

底面(斜め)

ゴム足は前面側左右2箇所と背面側の1箇所、合計3箇所に実装されています(背面側は両端にまたがる長めのゴム足で少し高さもある)。

ゴム足

排気口はヒンジのあいだに実装されています。

排気口
排気口(ヒンジのあいだ)

ちなみに、背面側のゴム足は排気口から排熱された空気が再び吸気口に入り込むことを遮断する役割も兼ねています。これにより本体内部を効果的に冷却できるメリットがあります。

吸気口と排気口
吸気口と排気口(排気口はヒンジのあいだ)

なお、天面や底面には抗菌加工が施されているので、パソコンを清潔に気持ちよく使うことができます。

必要十分なインターフェース

dynabook MZ/MV のインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①電源コネクタ

②HDMI出力端子

③USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ

④USB3.2(Gen2)Type-Cコネクタ

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

⑤microSDカードスロット

⑥マイク入力/ヘッドホン出力端子

⑦USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ×2

⑧LANコネクタ

⑨セキュリティロック・スロット

dynabook MZ/MV は必要十分なインターフェースを実装しています。とくに、LANコネクタの実装は Wi-Fi環境が不安定なときに役立ちます。

以下、インターフェースについての補足です。

USB Type-C コネクタは映像出力や PD充電器に対応しています。

■USB Type-C ポート対応表

 (当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

microSDカードスロットは microSDカードを押し込んでロックさせるプッシュロック式です。カードを取り出すときはカードを再度押し込みます。ロックが解除されカードが出てきます。

SDカードスロット
SDカードをシッカリ挿し込んだ状態

電源ボタンはキーボード左上にレイアウト

電源ボタンはキーボード左上にレイアウトされています。

電源ボタン
電源ボタンの右側に LED あり

ボタンのサイズは小さめですが押しにくさはありません。

スピーカーは底面の前面側左右に実装

スピーカーは底面の前面側左右に搭載されています。

スピーカー(底面部左右)
矢印の指すところがスピーカー

スピーカー(拡大写真)
底面スピーカーの拡大

低音域は少し弱い感じはしますが音質としてはまずまず。音声も明瞭に聴こえます。

顔認証カメラ&Webカメラシャッターを搭載

dynabook MZ/MV は、顔認証カメラを搭載しています。

顔認証カメラ
顔認証カメラを搭載

また、カメラには「Webカメラシャッター」が付いています。

Webカメラシャッター
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断

シャッターはスライド式(手動)ですがスムーズなスライドが可能。オンライン会議などで こちらの光景を見られたくないときもスムーズに操作できます(スライドスイッチはカメラの右側にある)。

Check

シャッターでカメラを遮断しているときやマスクを着用しているときは顔認証でサインインできません。PINコードを入力するひと手間が必要です。

AIノイズキャンセラー機能でオンライン会議もスムーズに

なお、dynabook MZ/MV にはオンライン会議に役立つ AIノイズキャンセラーが搭載されています。周囲の環境ノイズ(電話の着信音、電車、救急車のサイレンなど)を除去し会話をスムーズに進めることが可能です。

AIノイズキャンセラー
AIノイズキャンセラーの設定

なお、YouTube の dynabook公式チャンネルでは、AIノイズキャンセラーのデモを公開しており、AIノイズキャンセラーによるノイズ除去をイメージすることができます。

持ち歩きもできるサイズ感と重量感

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
コンパクトな本体

本体の奥行きは A4 縦サイズと同じ、幅は A4 横サイズより少し大きい程度です。

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

ゴム足を含めた本体の高さは実測で 19~22.5(最厚部。突起部を除く)mm。最厚部でも CDケース 2枚程度でそこそこスリムです。

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:1,353g
・電源アダプター:138g
・電源コード:39g

14インチサイズながら意外に軽く、部屋間の移動はもちろんのこと持ち歩きも十分ラクにできる重量感です。

本体の重量感
本体はそこそこ軽量

電源アダプターは最大出力が 45W。その大きさは手のひらに収まるくらいのサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ

 

ディスプレイのチェック

一般的な用途には十分な液晶ディスプレイ

レビュー機の液晶パネルは Chi Mei製[型番:N140HCA-EAC]。

映像の描画(気球)
画像の表示例

文字の描画
テキストの表示例

トーンカーブは青と緑が強めに出ており少し湾曲した形状です(理想の形状は 45度の角度の直線)。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「235 nit」。高輝度ではありませんが一般的な使いかたなら十分な明るさです。

 

色域の計測結果です。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 67.1% 68.1%
Adobe RGB 50.4% 50.5%
DCI-P3 50.0% 50.2%

色域は広くありませんが、ネット検索や動画鑑賞、オフィスソフトなど一般的な用途には十分な色域です。

Check

液晶ディスプレイは液晶パネルの特性や製造工程により各製品で色合いが異なる場合があります。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

とくに左右のベゼルは鉛筆の太さより細く、また上部ベゼルはカメラユニットを収納していながら意外に細く、画面周りは全体的にスッキリしています。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

レビュー機は非光沢液晶です。映り込みが気になることはほとんどなく眼への負担も軽減できます。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

ディスプレイはフラットにできる

天面はほぼフラットまで開くことができます。

ディスプレイはフラットにできる

ディスプレイがフラットになれば、打ち合わせなどでの画面共有に便利です。

また、「dynabook 画面回転ユーティリティ」機能が搭載されており、Ctrl+Alt+↑または↓ キー操作で画面の向きを簡単に切り替えられます。

画面回転ユーティリティ

画面の向きを切り替え
画面の向きを切り替え

Check

画面の向きを切り替えるとタッチパッドやマウス操作の向きも切り替わります。
たとえば、マウスポインターをディスプレイの右に動かすためにはタッチパッドやマウスをキーボード側から見て左に、上に動かすためには下に移動させる必要があるため、やりにくさを感じるかもしれません。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

dynabook MZ/MV のキーボードレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーピッチは実測で 約18.5mm(仕様は 18.8mm)。フルサイズキーボードと同等のキーピッチで、窮屈な感じはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップの形状は中央部分が少しへこんだ形で表面は少しサラサラしています。

キートップ

キーストロークは(感覚的に)ノートPC の平均的なストローク幅 1.5mm と同じくらい。シッカリとした打鍵感でタイピングできます。

キーストローク
タイプ音は「ドスドス」という音。音の大きさは静か

キーの押し込む強さやキーを押し込んだ後の反発もちょうど良い感じでタイピングしやすいキーボードです。

なお、キーボードはバックライト非搭載です。

質感の良いパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で、上質感のある仕上がりです。

パームレスト

天面と同じように指紋や皮脂の跡は目立ちやすいですが、汚れが気になるときは柔らかいクリーナークロスなどでこまめに手入れすれば気持ちよく使えます。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドの感触はツルツルしており、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

ちょうど良いサイズ感で扱いやすさも良好です。

なお、キーボードやパームレスト面、タッチパッドには抗菌加工が施されているので、清潔な状態で快適に使えます。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPU インテル Core i7-1255U プロセッサー
メモリ 16GB (8GB×2) PC4-25600
ストレージ 512GB SSD(PCIe対応)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス

評価に使用したベンチマークは以下のとおり。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実施にあたっては、電源オプションの電源プランを「dynabook 標準」に、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」に設定して実行しています。

電源プラン
電源プランの設定

電源モード
電源モードの設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1260P プロセッサー

・インテル Core i5-1240P プロセッサー

・インテル Core i7-1255U プロセッサー

・インテル Core i5-1235U プロセッサー

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5800U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5600U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]

CPU
Core i7-1260P
3578 pts
Ryzen 7 5800U
3535 pts
Ryzen 7 5700U
3330 pts
Core i5-1240P
3297 pts
Ryzen 5 5600U
2999 pts
Core i5-1235U
2815 pts
Ryzen 5 5500U
2665 pts
Core i7-1255U
2156 pts
Core i7-1255U(レビュー機/バランス)
1978 pts
Core i7-1255U(レビュー機/最適なパフォーマンス)
1953 pts
Core i7-1165G7
1908 pts
Core i5-1135G7
1783 pts
Core i3-1115G4
1121 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Core i7-1260P
19034
Ryzen 7 5800U
18835
Core i5-1240P
17420
Ryzen 7 5700U
17115
Ryzen 5 5600U
16487
Core i7-1255U
13140
Core i5-1235U
12773
Ryzen 5 5500U
12667
Core i7-1255U(レビュー機/最適なパフォーマンス)
12525
Core i7-1255U(レビュー機/バランス)
12348
Core i7-1165G7
11270
Core i5-1135G7
10823
Core i3-1115G4
6510

レビュー機のスコアは平均値にくらべ少しひかえめですが、パフォーマンス的には同等と見てよいでしょう。

一般的な使いかた(ネット検索・メール・動画鑑賞・オフィスソフトなど)はもちろんのこと高負荷な処理も十分快適にこなせる性能レベルです。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1260P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1240P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1255U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1235U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-1115G4搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5800U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5600U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5500U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
4911
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
4277
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4090
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
3577
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3491
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3468
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
3279
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
3244
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3204
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
2971
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
2950
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2308
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2199

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
11198
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
10644
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
9998
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
9820
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
9589
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
9357
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
8290
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
7777
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
7770
インテル UHD(Core i3-1115G4)
7296
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
6887
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
6174
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
6127

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
5752
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
4779
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4381
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
4134
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3972
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3738
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
3682
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3553
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
3504
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
3193
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
3027
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2589
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2342

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
3915
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
3547
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3456
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3419
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3300
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
3014
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
3099
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2927
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
2793
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
2709
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
2553
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2340
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2209

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

レビュー機のグラフィックス性能は良好です。

平均値にくらべると低いもののパフォーマンス的には問題ないスコアです。

ちなみに、オンライン会議をしながら複数のアプリを並行して実行するような使いかたをするなら、メモリ容量は最大搭載量の 16GB をおすすめします。CPU内蔵のグラフィックスは CPU性能のほかに搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル)にも依存します。たくさんのアプリを動かすことでメモリの使用量が多くなり、グラフィックスパフォーマンスの低下につながるからです。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは NVMe/PCIe3.0対応の SSD(容量 512GB) を搭載しています。

ストレージ情報
レビュー機のストレージ情報

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。

データ転送速度
データ転送速度

※電源モードを「バランス」で計測した結果。最適なパフォーマンスで計測した場合でも結果は同等です。

NVMe/PCIe3.0対応の SSD として測定結果は優秀です。体感的にも高速にアクセスできていてファイルの読み書きもスムーズです。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 で実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・dynabook SZ/MV

・dynabook GZ/HV

・ThinkPad E14 Gen 4

・ThinkPad X1 Carbon Gen 10

※当サイトで計測したスコア

おもなスペックは以下のとおり。

スペック dynabook MZ/MV
(レビュー機)
dynabook SZ/MV dynabook GZ/HV ThinkPad E14 ThinkPad X1 Carbon
CPU インテル Core i7-1255U インテル Core i7-1255U インテル Core i7-1260P インテル Core i5-1235U インテル Core i5-1240P
メモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 8GBメモリ 16GBメモリ
ストレージ 512GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 1TB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe)
グラフィックス Intel Iris Xe Intel Iris Xe Intel Iris Xe Intel UHD Intel Iris Xe

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Essentials
dynabook MZ/MV(バランス)
9156
dynabook MZ/MV(最適なパフォーマンス)
9167
dynabook SZ/MV
9377
dynabook GZ/HV
10045
ThinkPad E14
7678
ThinkPad X1 Carbon
9792
目標値
4100
Productivity
dynabook MZ/MV(バランス)
6187
dynabook MZ/MV(最適なパフォーマンス)
6258
dynabook SZ/MV
6514
dynabook GZ/HV
6808
ThinkPad E14
6032
ThinkPad X1 Carbon
6246
目標値
4500
Digital Contents Creation
dynabook MZ/MV(バランス)
4879
dynabook MZ/MV(最適なパフォーマンス)
4800
dynabook SZ/MV
4638
dynabook GZ/HV
5961
ThinkPad E14
4844
ThinkPad X1 Carbon
5540
目標値
3450
Gaming
dynabook MZ/MV(バランス)
2717
dynabook MZ/MV(最適なパフォーマンス)
2752
dynabook SZ/MV
2796
dynabook GZ/HV
3700
ThinkPad E14
1596
ThinkPad X1 Carbon
3511

※テスト項目説明

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機のスコアはまずまずです。

少しひかえめな印象はあるものの推奨スコアを上回っており各ジャンルで安定したパフォーマンスが期待できます。なお、Gaming テストのスコアは参考程度にご覧ください。

ちなみに、dynabook MZ/MV には ThinkPad E14 Gen 4 相当の基本スペック(CPU・メモリ・ストレージ・グラフィックス)を搭載したモデルもラインナップしています。選択・検討する際の参考にしてください。

関連記事

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 6時間 35分
バッテリー充電時間
(40%までの充電時間)
40分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 31分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
3時間 2分

バッテリーを多く消費する条件とはいえスペックで公開されている駆動時間 14時間にくらべるとかなり短いです。

ただ、バッテリー駆動で使用するときは、画面の明るさを調整するなどバッテリー消費を抑えるような使いかたをすることで駆動時間を延ばすことが可能です。

また、急速充電に対応しているところは好印象です。短時間で充電できればアクティブに使うことができます。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するため参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・dynabook SZ/MV

・dynabook GZ/HV

・ThinkPad E14 Gen 4

・ThinkPad X1 Carbon Gen 10

※当サイトで計測した処理時間

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
dynabook MZ/MV(バランス)
57秒9
dynabook MZ/MV(最適なパフォーマンス)
56秒3
dynabook SZ/MV
56秒9
dynabook GZ/HV
44秒9
ThinkPad E14
1分2秒6
ThinkPad X1 Carbon
46秒9
Photoshop Lightroom
dynabook MZ/MV(バランス)
31秒5
dynabook MZ/MV(最適なパフォーマンス)
28秒3
dynabook SZ/MV
29秒7
dynabook GZ/HV
18秒8
ThinkPad E14
52秒0
ThinkPad X1 Carbon
17秒1
Lightroom Classic
dynabook MZ/MV(バランス)
33秒3
dynabook MZ/MV(最適なパフォーマンス)
33秒0
dynabook SZ/MV
32秒9
dynabook GZ/HV
25秒9
ThinkPad E14
54秒8
ThinkPad X1 Carbon
21秒2

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
dynabook MZ/MV(バランス)
3分2秒6
dynabook MZ/MV(最適なパフォーマンス)
3分1秒0
dynabook SZ/MV
2分56秒3
dynabook GZ/HV
2分7秒4
ThinkPad E14
2分44秒5
ThinkPad X1 Carbon
1分48秒6

 

レビュー機の処理時間はスペックのわりに少し時間がかかっていますが、趣味としてあるいは補助的な作業で使うのであれば十分な処理性能といえます。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R20 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:25℃)

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

電源モード アイドル状態
(最小音量)
最大音量
中段はピーク時の音量推移
下段はスコア/処理時間(参考値)
ベンチマーク中 動画エンコード中
バランス 34.4db
(無音)
36.1db
(35~36db)
(2022pts)
36.4db
(35~36db)
(3分3秒)
最適なパフォーマンス 34.4db
(無音)
36.3db
(35~36db)
(2000pts)
36.4db
(35~36db)
(3分1秒)

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

平常時は静かです。

高負荷な状態では「サーッ」という排気音がわずかに大きくなる程度でうるさくありません。(そのぶん、パフォーマンス的に ひかえめなのかもしれません)

なお、状況にもよりますが負荷が低減してから 1分程度で無音状態に戻ります。

 

表面温度のチェック

表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。

・アイドル状態で10分放置後

・Youtube 動画 30分間視聴後

・10分間動画のエンコード実行後

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※電源モードを「バランス」に設定して実施

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

■アイドル状態で10分放置

アイドル状態で10分放置の表面温度

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube 動画 30分間視聴後の表面温度

■10分間動画エンコード実行後

10分間動画エンコード実行後の表面温度

高負荷な状態になるとキーボード奥の温度が上がりやすくタイピング中でも多少の温かさを感じますがタイピングに影響はないでしょう。また、パームレストは本体内部の熱の影響は少ないので不快に感じることはないと思います。

 

サウンド チェック

dynabook MZ/MV にはサウンド機能として「DTS Audio Processing」がプリインストールされています。

サウンドユーティリティソフト

コンテンツに合わせたプリセットが設定されているほか、オーディオカスタム機能を使ってお好みのサウンドにチューニングすることもできます。

以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。

※プリセット「音楽」で試聴

■スピーカー
中音域から高音域が強めに再現されていて音質としてもまずまず。低音域は弱く音全体が少しシャカシャカした印象もあるが許容できるレベル。音声は明瞭に聞き取れる。

■ヘッドホン
ヘッドホンは音質が格段にアップする。低音域から高音域まで増幅&クリアになって高音質なサウンドを楽しめる。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 11.2秒 27.7秒 7.7秒
2回目 11.4秒 28.5秒 7.8秒
3回目 11.4秒 27.4秒 7.9秒
4回目 11.1秒 28.8秒 7.8秒
5回目 11.3秒 28.9秒 7.8秒
平均 11.3秒 28.3秒 7.8秒

体感的にも早く、処理待ちのストレスを感じることはないでしょう。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

dynabook MZ/MV の本体ほか付属品一式です。

同梱品一式
同梱品
・dynabook MZ/MV 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、dynabook MZ/MV (2022年8月発売) のレビュー記事をお届けしました。

dynabook MZ/MV は、処理性能としては少しひかえめな印象はあるものの使いやすくて実用性にすぐれた 14型ノートPC です。

旧モデルにくらべ より薄くよりコンパクトになったデザインくわえ筐体に抗菌加工が施されている点も好印象。

税込10万円台からの価格ながら、国内メーカーによるあんしんサポートも付いており、高コスパでシッカリ使えるデバイスといえます。

高評価のポイント

  • シッカリ使える処理性能
  • より薄くコンパクトになったデザイン
  • 抗菌加工が施されているので清潔に気持ちよく使える
  • 左右上のベゼルが細く、画面周りがスッキリしている
  • タイピングしやすいキーボード
  • 国内メーカーによるあんしんの高品質(あんしんサポート付き)

チョット残念な点

  • ベンチマーク結果は少しひかえめ

 

ラインナップしているモデルや価格など最新情報はダイナブック直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。

真正面

dynabook MZ/MV
(2022年8月モデル)

税込 10万円台から
(COCORO MEMBERS 会員価格)

Check

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