HP Spectre x360 13(2018年モデル)展示機レビュー デザイン&性能が進化し続けるマスターピースモデル

 

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正面側(2台並べて)

日本HPの最高傑作(マスターピース)としてラインナップしている『HP Spectre x360 13』に新モデルが登場しました。

『HP Spectre x360 13』は、ディスプレイ面を 360度回転させることでノートパソコンとしてもタブレットとしてもスタイル自在に使える 13.3インチサイズの 2in1モバイルノートです。

こんどの『HP Spectre x360 13』は、デザインと性能がますます進化!

とくに、デザイン面では、よりシャープに洗練されており、誰しもがそのデザイン性の高さに目を惹きつけられます。

また、性能面では CPU とメモリに最新のパーツを搭載し、より快適なパフォーマンスが期待できる構成となっています。

ここでは、『HP Spectre x360 13』2018年11月モデルについて、その特徴をレビューします。

 

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実機のデザインやベンチマークを使った性能評価など詳細レビューを実施しています。

 

背面側(2台並べて その1)

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スペック&価格

『HP Spectre x360 13』2018年11月モデルのスペック構成です。
新モデルの『HP Spectre x360』には、CPU、メモリ、ストレージ、ディスプレイなどのスペック構成により、次のモデルがラインナップ。

■ベーシックモデル
インテル Core i5-8265U プロセッサー
8GBメモリ
256GB SSD
13.3インチ・フルHDディスプレイ

■スタンダードモデル
インテル Core i7-8565U プロセッサー
16GBメモリ
512GB SSD
13.3インチ・フルHDディスプレイ

■プロフェッショナルモデル
インテル Core i7-8565U プロセッサー
16GBメモリ
1TB SSD
13.3インチ・フルHDディスプレイ

■パフォーマンスモデル
インテル Core i7-8565U プロセッサー
16GBメモリ
1TB SSD
13.3インチ・UHD(4K)ディスプレイ

それぞれのモデルの主要スペックと価格です。

モデル ベーシックモデル スタンダードモデル プロフェッショナルモデル パフォーマンスモデル
OS Windows 10 Home (64bit) Windows 10 Pro (64bit)
CPU 第8世代 インテル Core i5-8265U プロセッサー 第8世代 インテル Core i7-8565U プロセッサー
メモリ 8GB オンボード(2400MHz,DDR4 SDRAM) 16GB オンボード (2400MHz,DDR4 SDRAM)
ストレージ 256GB SSD (PCIe NVMe M.2) 512GB SSD (PCIe NVMe M.2) 1TB SSD (PCIe NVMe M.2)
ディスプレイ 13.3インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ (1920×1080) 13.3インチワイド・UHD(4K)ブライトビュー・IPSタッチディスプレイ (3840×2160)
グラフィックス インテル UHDグラフィックス 620 (CPUに内蔵)
ワイヤレス IEEE802.11a/b/g/n/ac (MU-MIMO / ギガビット対応)、Bluetooth 5.0
Webカメラ HP Wide Vision フルHD Webcam (約200万画素) / IR カメラ、内蔵デュアルマイク
インターフェース USB3.1 Gen1×1 (電源オフUSBチャージ機能対応)、USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 (Thunderbolt 3 対応、電源オフUSBチャージ機能対応 )、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1、microSDカードスロット
バッテリー駆動時間 約 22時間30分 (MobileMark 2014にて計測) 約 12時間45分 (MobileMark 2014にて計測)
本体サイズ(W×D×H) 約308×217×14.3(最薄部) – 16.0(最厚部)mm
本体質量 約 1.32 kg
本体カラー アッシュブラック / ポセイドンブルー アッシュブラック
価格(税込) 150,984円~ 172,584円~ 192,024円~ 204,984円~

※価格は 2019年1月12日時点。

価格については、旧モデル(2017年11月モデル)発売当時と同じ価格です。

天面(2台並べて)

 

性能も進化している!

性能面でも、旧モデルから大きく進化しています。

新モデルで進化したおもな変更点は以下のとおり。

新モデル 旧モデル
OS パフォーマンスモデル:Windows 10 Pro (64bit) パフォーマンスモデル:Windows 10 Home (64bit)
CPU インテル Core i5-8265U / Core i7-8565U プロセッサー
【Whiskey Lake 世代】
インテル Core i5-8250U / Core i7-8550U プロセッサー
【Kaby Lake R 世代】
メモリ仕様 2400MHz,DDR4 SDRAM 2133MHz,LPDDR3 SDRAM
ワイヤレス EE802.11a/b/g/n/ac (MU-MIMO / ギガビット対応)、Bluetooth 5.0 IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2
バッテリー駆動時間 パフォーマンスモデル:約12時間45分
上記以外のモデル:約22時間30分
パフォーマンスモデル:約10時間
上記以外のモデル:約16時間45分
本体サイズ(W×D×H) 約308×217×14.3(最薄部) – 16.0(最厚部)mm 約307×218×13.6(最薄部) – 15.5(最厚部)mm
質量 約 1.32 kg 約 1.29 kg
セキュリティ Windows Hello(指紋&顔認証)
プライバシー スクリーン(のぞき見防止)
プライバシー スイッチ(カメラのオン/オフ切り替え)
Windows Hello(指紋&顔認証)
プライバシー スクリーン(のぞき見防止)

背面側(2台並べて その2)

 

『HP Spectre x360 13』2018年11月モデルの特徴

『HP Spectre x360』2018年11月モデルの特徴として挙げられるのは次の5つ。

■圧倒的所有感を得られるデザイン

■進化したパワフル性能

■ギガビット対応のワイヤレス機能

■あんしんのセキュリティ機能

■タフネスバッテリー

圧倒的所有感を得られるデザイン

こんどの『HP Spectre x360 13』は、さらに洗練されたデザインに進化!

エッジにはエメラルドカットが施され、シャープでモダン、ラグジュアリーな印象を高めてくれます。

とくにヒンジ側の両サイドはエレガントなデザインで目を惹きつけられます。

左サイド

右サイド

本体のカラーは、HP Spectre x360 のイメージカラーともいえる「アッシュブラック」にくわえ、新色「ポセイドンブルー」のバリエーション。

洗練されたデザインにふさわしいカラーです。

なお、「パフォーマンスモデル」の本体カラーは「アッシュブラック」のみとなっている点はチェックが必要です。

『HP Spectre x360 13』は、新モデルが発表されるたびに、その洗練されたデザインに驚かされますが、こんどのモデルでも、そのデザインはますます洗練されており、まさに進化し続ける洗練されたデザインで、圧倒的所有感を得られるはずです。

正面側(ポセイドンブルー)

進化したパワフル性能

『HP Spectre x360 13』2018年11月モデルでは、Whiskey Lake 世代の CPU を搭載しています。

旧モデルで搭載していた Kaby Lake R 世代の CPU から性能が進化、さらに軽快でパワフルなパフォーマンスが期待できます。

また、メモリは、より高速なデータ転送が可能な DDR4 メモリが採用されています。

CPU とメモリの性能が上がったことで、写真や動画編集などメモリを多く使うアプリも、さらに快適に使えそうです。

ギガビット対応のワイヤレス機能

こんどの『HP Spectre x360 13』では、ワイヤレス機能がギガビットに対応しました。

無線LANルーターがギガビットに対応していれば、無線LAN環境でもこれまで以上に高速なデータ転送が可能となり、インターネットもサクサク楽しめます。

また、Bluetooth のバージョンも 5.0 対応にアップしています。

最近の Bluetooth のバージョンは 4.2 が一般的ですが、Bluetooth 5.0 に対応することで通信範囲や通信速度が下位バージョンにくらべ性能アップします。

ただ、例として Bluetooth 対応ヘッドフォンの音質が劇的にアップすることがないため、現状ではあまりメリットはないようです。

ワイヤレス機能としては、やはり無線LAN のギガビット対応が大きな魅力といえそうです。

タブレットスタイル

あんしんのセキュリティ機能

『HP Spectre x360 13』のセキュリティ機能は、旧モデルに搭載されていた Windows Hello による「指紋認証機能」と「顔認証機能」、「プライバシー スクリーン」(のぞき見防止機能)にくわえ、新モデルでは「プライバシー スイッチ」が追加されています。

プライバシー スイッチ機能は、ビデオチャットなどで使う Web カメラのオン/オフを物理的に切り替えるスイッチで、会議中に相手方に見られたくない光景などを物理的に遮断できるメリットがあります。

Webカメラ
カメラ

プライバシー スイッチ
矢印の指すところが プライバシー スイッチ

カメラの状態表示
左がカメラを無効にしたときの画面表示
右側がカメラを有効にしたときの画面表示

「プライバシー スイッチ」の搭載により、セキュリティ機能がさらに強化されています。

なお、「プライバシー スクリーン」については、本体カラーが「アッシュブラック」のときのみ搭載される機能であることはチェックが必要です。

プライバシースクリーン
左がプライバシースクリーン無効時
右がプライバシースクリーン有効時
(真正面からは画面を見ることができる)

タフネスバッテリー

バッテリー駆動時間が大きく伸びたことも特徴の一つです。

とくに、最大で「約22時間30分」のバッテリー駆動時間は驚異的です。

1日中持ち歩いてもバッテリーだけで使えるということは、持ち歩きの多いモバイルノートとって大きなアドバンテージです。

 

まとめ

『HP Spectre x360 13』2018年11月モデルは、デザインが大きく進化したことに目を奪われがちですが、性能面でも大きく進化、よりパワフルになり快適に使うことができる、まさに日本HPの最高傑作(マスターピース)です。

価格は 税込15万円台~ と、マスターピースモデルながら意外とリーズナブル。

デザイン・性能・価格など、トータルバランスに優れ、完成度がさらに高められた、圧倒的所有感を得られる 2in1モバイルノートといえるでしょう。

詳細は、日本HPの直販サイト「HP Directplus」でチェックできます。

 

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⇒ 『HP Spectre x360 13』 製品ページ
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正面側(2台並べて)

 

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