富士通『LIFEBOOK WU2/C3』性能比較レビュー ハイスペック構成モデル と Core i5/8GBメモリ/256GB SSD モデル のベンチマークを比較

 

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指2本で持てる驚きの軽さ

富士通『LIFEBOOK WU2/C3』(LIFEBOOK UHシリーズ)は、圧倒的な軽さにくわえ高性能で使いやすさもバツグンのモバイルノートです。

最軽量モデルでその軽さ 698g!

軽さ・性能・使いやすさの 3拍子を備えているだけに値段もそれなりに高いイメージがありますが、富士通の直販サイト「WEB MART」なら使い方や予算に合わせて、CPU、メモリ、ストレージなど、柔軟なカスタマイズが可能です。

ここでは、以前レビューしたハイスペック構成モデルのベンチマークにくわえ、売れ筋スペック「Core i5 / 8GBメモリ / 256GB SSD」構成のベンチマークもあらたに採取、2つのモデルについて性能を比較します。
※売れ筋スペックは 2018年11月27日に富士通担当者に確認しています。

カスタマイズで迷っているユーザーはぜひ参考にしてください。

 

【 目 次 】
スペック比較
ベンチマーク比較
 基本性能
 CPU性能
 グラフィック性能
 ストレージ性能
 総合的なパフォーマンス
 バッテリー性能
RAWデータ現像・動画エンコード処理時間比較
Windows の起動・再起動・シャットダウン時間比較
まとめ

 

天面(2台並べて 真上)

<関連記事>
⇒ 富士通 LIFEBOOK WU2/C3 レビュー
外観デザインやディスプレイ、キーボードのチェックのほか、本体カラー「ピクトブラック」と「ガーネットレッド」の写真を比較掲載しています。
⇒ 富士通『LIFEBOOK WU2/D2』2019年7月モデル
新モデル「LIFEBOOK WU2/D2」と旧モデル「LIFEBOOK WU2/C3」との違いをまとめています。

 

スペック比較

まずはハイスペック構成モデルと「Core i5 / 8GBメモリ / 256GB SSD」モデル(以下「売れ筋スペック」とします)のスペックを比較します。

ハイスペック構成 売れ筋スペック
OS Windows 10 Home (64bit)
CPU インテル Core i7-8565U プロセッサー インテル Core i5-8250U プロセッサー
メモリ 16GB(LPDDR3 2133MHz) 8GB(LPDDR3 2133MHz)
ストレージ 約1TB SSD(PCIe) 約256GB SSD(SATA)
ディスプレイ 13.3型ワイド フルHD LEDバックライト付高輝度・高色純度・広視野角TFTカラーLCD(ノングレア液晶)
グラフィックス Intel UHD Graphics 620(CPUに内蔵)
LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠、Wakeup on LAN機能対応
ワイヤレス IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠、MU-MIMO対応、Bluetooth v5.0準拠
Webカメラ フルHD Webカメラ内蔵(有効画素数約207万画素) Windows Hello対応、デジタル(ステレオ)マイク内蔵
バッテリー 内蔵バッテリーパック 50Wh 内蔵バッテリーパック 25Wh
本体サイズ(W×D×H) 309×212×15.5 mm
質量 約698g~(構成により異なります)

ここで比較する ハイスペックモデルと売れ筋モデルの違いは CPU、メモリ、ストレージ。

パソコンの性能を左右する基本スペックともいえる部分ですが、パフォーマンスにどのくらい違いが出てくるのでしょうか。

正面(2台並べて)

 

ベンチマーク比較

比較に使用するベンチマークは以下のとおりです。

比較項目 使用するベンチマーク
基本性能 PASS MARK PerformanceTest 9.0
CPU性能 CINEBENCH R15
グラフィック性能 3DMark
ドラゴンクエストX
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
ストレージ性能 Crystal Disk Mark
総合的なパフォーマンス PCMark 8
PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

基本性能

PASS MARK PerformanceTest 9.0 は、パソコンの基本スペックともいえる CPU・メモリ・ストレージ・グラフィックスの性能を測定するベンチマークです。

以下、ベンチマークの結果です。

PASS MARK PerformanceTest ハイスペック構成 売れ筋スペック
PassMark Rating 3640.9 3344.6
CPU Mark 8830.8 8525.7
2D Graphics Mark 634.0 645.9
3D Graphics Mark 1196.1 1225.1
Memory Mark 2681.9 2185.1
Disk Mark 12435.3 4670.2

CPU、メモリ、ストレージで大きな差が出ています。

とくに、ストレージ性能をあらわす「Disk Mark」では、PCIe 接続と SATA 接続の差が非常に大きく、実際の動作でもその差を体感できるケースが多くありました。

CPU性能

CINEBENCH R15 は CPU の性能を測定するベンチマークです。

以下、ベンチマークの結果です。

CINEBENCH R15 ハイスペック構成 売れ筋スペック
OpenGL 46.15 fps 47.16 fps
 Ref.Match 97.8 % 97.8 %
CPU 491 cb 464 cb
CPU (Single Core) 160 cb 158 cb
 MP Ratio 3.06 x 2.94 x

マルチタスク処理の性能を評価する「CPU」(Multi Core)で若干の差はありますが、そのほかの項目はほぼ同じ結果です。

グラフィック性能

グラフィック性能は、ゲーム系ベンチマークの測定結果で比較します。

まず、3DMark のベンチマーク結果です。

3DMark ハイスペック構成 売れ筋スペック
Cloud Gate 8357 8343
Night Raid 5003 5110
Sky Diver 4198 4317
Fire Strike 1104 1128
Time Spy 414 427

なお、3DMark の各テスト内容は以下のとおりです。

Cloud Gate ホームPCやノートPC向けで DirectX 10 を想定したグラフィックス性能テスト
Night Raid DirectX 12 を使用したモバイルPCなど低スペックPC向けのグラフィックス性能テスト
Sky Diver DirectX 11 を使用したミドルレンジ・ゲーミングノート向けのグラフィックス性能テスト
Fire Strike DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト
Time Spy DirectX 12 を使用したゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト

 

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX ハイスペック構成 売れ筋スペック
標準品質、解像度 1280×720 8243
(とても快適)
8436
(とても快適)
最高品質、解像度 1280×720 8436
(快適)
7432
(快適)

 

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXIV ハイスペック構成 売れ筋スペック
標準品質(ノートPC)
解像度 1280×720、DirectX 11
4312
(快適)
4242
(快適)
高品質(ノートPC)
解像度 1280×720、DirectX 11
3066
(やや快適)
3043
(やや快適)

 

CPU は異なるものの、CPU に内蔵しているグラフィックスは同じことから、スコアに大きな違いがなかったのだと思います。

 

 

ストレージ性能

Crystal Disk Mark のベンチマーク結果から、ストレージのデータ転送速度を比較します。

データ転送速度の比較
左側がハイスペック構成(1TB SSD PCIe)
右側が売れ筋スペック(256GB SSD SATA)

ハイスペック構成に搭載されている SSD は PCIe 対応なので、その差は歴然です。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 8 のベンチマーク結果を比較します。

PCMark 8 ハイスペック構成 売れ筋スペック
Home Test 3581 3624
Creative Test 4224 4418

※テスト項目説明
 Home Test(家庭での利用を想定したテスト)
 Creative Test(クリエイティブな利用を想定したテスト)

 

スコア上は売れ筋スペックのほうが若干優位のように見えますが、誤差の範囲で、総合的なパフォーマンスはほぼ同じ結果といえるでしょう。

 

バッテリー

以下の条件でバッテリー性能(駆動時間と充電時間)を測定した結果です。

■駆動時間の測定条件
バッテリーでの駆動は、次の条件でバッテリーによる駆動時間を計測します。
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル

■充電時間
バッテリー充電時間の計測は以下の条件で行います。
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

バッテリー性能 ハイスペック構成 売れ筋スペック
駆動時間 8時間 6分 4時間 6分
充電時間(50%) 1時間 8分 33分
充電時間(100%) 3時間14分 2時間17分

ハイスペック構成のバッテリーパックは容量 50Wh にカスタマイズされており、標準構成のバッテリー 25Wh の 2倍の容量を搭載しています。

使うシーンに合わせて画面の明るさや音量を適正レベルに調整すればバッテリー駆動時間を伸ばすことができます。

バッテリーをカスタマイズする際の参考になりますが、最軽量モデル(本体質量 698g)を選択した場合はバッテリーのカスタマイズは不可となる点はチェックしておいてください。

 

RAWデータ現像・動画エンコード処理時間計測比較

RAWデータ現像と動画エンコードの処理時間の計測結果です。

RAWデータ現像

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector 7
(筆者所有のソフトウェア)

■条件等
・RAWデータ 50ファイルを一括書き出し
・プリセット等 編集は適用しない
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

ハイスペック構成 売れ筋スペック
1分5秒2 1分15秒3

 

動画エンコード

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector 16 for FUJITSU
(プリインストールソフトウェア)

■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力
(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

ハイスペック構成 売れ筋スペック
1分32秒5 1分40秒7

 

CPU、メモリ、ストレージの違いが処理時間として表れていますが、1分を超える処理時間のなかで 10秒前後の差は 体感的に大きな差は感じませんでした。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測比較

Windows の起動時間、再起動時間、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測し平均値で比較します。

ハイスペック構成 売れ筋スペック
起動 14.4秒 18.4秒
再起動 25.5秒 32.1秒
シャットダウン 6.7秒 11.3秒

SSD の性能差が出やすい部分で、体感的にも時間の違いを感じた部分でもあります。

とはいえ、売れ筋スペックに搭載されている SSD でも十分高速なので待ち時間のストレスを感じることはないはずです。

 

まとめ

以上、『LIFEBOOK WU2/C3』の性能比較レビューをお届けしました。

「ハイスペック構成」と「売れ筋スペック」の違いは基本スペックともいえる CPU・メモリ・ストレージです。

両者の性能をベンチマークなどで性能を比較、カスタマイズ価格も含めると販売価格で 9万7千円くらい違ってきます。(通常クーポン適用価格で 8万円くらいの価格差)

ハイスペックであれば性能面での優位性や快適性への安心感は格段に違うものの、コストパフォーマンスでみると「Core i5 / 8GBメモリ / 256GB SSD」モデルに優位性があり、これが「売れ筋スペック」であることもナットクです。
(可能であればメモリは 16GB 搭載しておきたいところです)

『LIFEBOOK WU2/C3』(LIFEBOOK UHシリーズ)を検討しているユーザーの参考になれば幸いです。

価格やキャンペーンなど最新情報については富士通の直販サイト「WEB MART」でチェックできます。

 


富士通直販サイト「WEB MART」
⇒ 『LIFEBOOK WU2/C3』製品ページ

 

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正面(ピクトブラック)

 

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