dynabook VZ82 と dynabook UZ63 選ぶならどっち?デザイン・性能・使い勝手を比較

 

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東芝 dynabook シリーズにラインナップするモバイルノート『dynabook VZ82』と『dynabook UZ63』、選ぶならどっちが良いのでしょう?

dynabook VZ82 はディスプレイを 360度回転させることでノートパソコンとしてもタブレットとしてもスタイル自在に使えるコンバーチブルタイプの 2in1 PC で、dynabook UZ63 は、薄型のクラムシェルタイプのノートPC です。

どちらも、コンパクトで持ち歩きがラクにできるモバイルノートです。

ここでは、2つの機種のデザインや性能など、以下の項目について比較していきます。

■デザイン
■インターフェース
■サイズ・質量
■スペック
■ディスプレイ
■キーボード
■性能比較(各種ベンチマーク、バッテリー性能など)

比較に使用したモデルは、 dynabook VZ82/F と dynabook UZ63/F を対象としています。

dynabook VZ82 と dynabook UZ63 天面

【 目 次 】
デザイン
インターフェース
サイズ・質量
スペック
ディスプレイ
キーボード
性能比較
まとめ
<関連記事>
『dynabook VZ82/F』 実機レビュー
『dynabook UZ63/F』 実機レビュー

 

デザイン

2つの機種ともに、薄型でスタイリッシュ、スマートな印象のデザインです。

dynabook VZ82 と dynabook UZ63 正面(その1)

dynabook VZ82 と dynabook UZ63 正面(その2)

dynabook VZ82 と dynabook UZ63 正面(その3)

コンバーチブル、クラムシェルといった異なるタイプのデザインのなかで、とくにヒンジまわりが特徴的です。

dynabook VZ82 と dynabook UZ63 ヒンジ(その1)

dynabook VZ82 と dynabook UZ63 ヒンジ(その2)

dynabook VZ82 と dynabook UZ63 ヒンジ(その3)

全体的なデザインとしては、ともに機能性とスタイリッシュさを兼ね備えている印象です。

なお、本体カラーは、UZ63 が「オニキスブルー」のみ、VZ82 は「オニキスブルー」と「プレシャスシルバー」から選べます。

 

インターフェース

2つの機種のインターフェースを比較します。

ポート VZ82 UZ63
USB Type-A 1(右側面) 1(左側面)
USB Type-C (Thunderbolt 3) 1(左側面) 2(右側面)
メディアカードスロット なし microSDカードスロット(右側面)
ヘッドホン 1(左側面) 1(左側面)

インターフェースが実装されている箇所をチェックします。

左側面のインターフェースです。

インターフェース(左側面)

①USB Type-C (Thunderbolt 3)
②マイク入力/ヘッドホン出力端子
③USB3.0 Type-A コネクタ
④セキュリティロック・スロット

右側面のインターフェースです。

インターフェース(右側面)

①電源スイッチ
②USB3.0 Type-A コネクタ
③セキュリティロック・スロット
④microSDカードスロット
④USB Type-C (Thunderbolt 3)×2
⑥HDMI出力端子

VZ82 本体のインターフェースは必要最低限ですが、VZ82 には USB Type-C アダプターが標準で同梱されています。

USB Type-C アダプター

USB Type-C アダプターの大きさは手のひらサイズ

USB Type-C アダプターに実装されているインターフェースです。

USB Type-C アダプターのインターフェース

①有線LANコネクタ
②USB3.0コネクタ
③HDMI出力端子
④RGBコネクタ
⑤電源コネクタ

※SDカードスロットは実装されていません。

すべてのポートを使用しても干渉しないのは大きなメリットです。

USB Type-C アダプターのポートは非干渉

 

サイズ・質量

2つの機種のサイズ(フットプリント)・厚さ・質量を比較します。

まず大きさから。

大きさ比較

VZ82 は 12.5インチサイズ、UZ63 は 13.3インチで、UZ63 が一回りくらい大きいです。

天面を閉じたときの高さを比べます。

高さ比較

UZ63 の最薄部は VZ82 とほぼ同じですが、ヒンジ側の最厚部になると若干の厚みがあります。

実測では、VZ82 が 17mm(最薄部)~17.5mm(最厚部) (約 17mm といって良いでしょう)、UZ63 は 16mm(最薄部)~19mm(最厚部) でした。

重さを比較します。

質量比較

実測値では VZ82 が 10gほど軽いですが、実際に持ち比べてみると重さの違いはほとんどありません。

 

スペック

2つの機種の主なスペックです。

VZ82 UZ63
OS Windows 10 Home 64ビット Windows 10 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-8550U プロセッサー ■インテル Core i7-8550U プロセッサー
■インテル Core i5-8250U プロセッサー
メモリ ■16GB
■8GB
LPDDR3-2133 対応 SDRAM
8GB、PC4-19200(DDR4-2400)対応 SDRAM、デュアルチャネル対応
ストレージ ■1TB SSD(PCI Express 対応)
■512GB SSD (Serial ATA 対応)
■512GB SSD(Serial ATA対応)
■256GB SSD(Serial ATA対応)
ディスプレイ タッチパネル付き 12.5型ワイド(16:9) FHD 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラー LED液晶(IPS、ノングレア) ■タッチパネル付き 13.3 型ワイド(16:9) FHD 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラー LED液晶(IPS、ノングレア)
■13.3 型ワイド(16:9) FHD 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラー LED液晶(IPS、ノングレア)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620 (CPU に内蔵) インテル UHD グラフィックス 620 (CPU に内蔵)
ワイヤレス IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth Ver4.1準拠 IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth Ver4.1準拠
Webカメラ 有効画素数 約92万画素、デュアルマイク内蔵 有効画素数 約92万画素、デュアルマイク内蔵

上記スペック表で■印は選択可能な項目です。(各項目の組み合わせは限定されています)

VZ82 の組み合わせは以下のようになります。

本体カラーがオニキスブルーの場合
・16GBメモリ/1TB SSD(PCI Express 対応)
・16GBメモリ/512GB SSD(Serial ATA 対応)

本体カラーがプレシャスシルバーの場合
・16GBメモリ/1TB SSD(PCI Express 対応)
・16GBメモリ/512GB SSD(Serial ATA 対応)
・8GBメモリ/512GB SSD(Serial ATA 対応)

また、UZ63 の組み合わせは以下のとおりです。

■Core i7-8550U/512GB SSD/タッチ対応フルHD液晶
■Core i7-8550U/512GB SSD/フルHD液晶
■Core i7-8550U/256GB SSD/フルHD液晶
■Core i5-8250U/256GB SSD/フルHD液晶

 

ディスプレイ

2つの機種のディスプレイに同じ映像を描画してみます。

ディスプレイ比較(ハイビスカス)

ディスプレイ比較(コスモス)

ディスプレイ比較(花束)

ディスプレイの明るさは、どちらも 100%です。

 

キーボード

キーボードのレイアウトを比較します。

キーボード比較(クリックで拡大表示できます)

(クリックで拡大表示できます)

キーボード全体(真上)(クリックで拡大表示できます)

キーボードのレイアウトは同じです。

2つの機種ともにキーピッチ 19mm、キーストローク 1.5mm で同じですが、キートップのサイズが VZ82 の場合 奥行きが短く横長です。

キートップの形状に若干の違いはあるものの、筆者が実際に使用したときのタイピングの感覚としては同等といって良いです。

 

性能比較

2つの機種で以前レビューを実施したモデルについて、基本性能や CPU性能、グラフィック、ストレージ、バッテリー性能のほか、総合的なパフォーマンスを比較します。

VZ82 からは「Core i7/16GBメモリ/512GB SSD」モデル、UZ63 からは「Core i7/8GBメモリ/256GB SSD」モデルの比較です。

メモリ容量とSSD容量に違いがあるため参考情報として掲載します。

なお、性能測定は同等の条件で実施していますが、動作環境によりスコアが異なる場合があります。

 

基本性能

WinSAT

Windowsに搭載されているシステム評価ツール「WinSAT」の測定結果です。

VZ82 UZ63
CPUScore 9.1 9.1
DiskScore 8 8
GraphicsScore 7.8 6.2
MemoryScore 9.1 9.1
WinSPRLevel 7.8 6.2

PASS MARK PerformanceTest 9.0

パソコンの各性能レベルを客観的に評価するベンチマークの測定結果です。

VZ82 UZ63
PassMark Rating 2876.3 2665.6
CPU Mark 8714.0 7545.8
2D Graphics Mark 657.8 618.3
3D Graphics Mark 716.3 686.3
Memory Mark 1955.0 2060.7
Disk Mark 4728.8 3337.8

 

CPU性能

CPU性能を測定するベンチマーク「CINEBENCH」の結果比較です。

VZ82 UZ63
OpenGL 48.05 fps 40.03 fps
 Ref.Match 97.8 % 97.8 %
CPU 501 cb 485 cb
CPU (Single Core) 166cb 164 cb
 MP Ratio 3.02 x 2.96 x

 

グラフィック性能

3DMark

VZ82 UZ63
Ice Storm 70733 61020
Cloud Gate 8158 7405
Sky Diver 3568 3861
Fire Strike 1017 938
Time Spy 376 367

ドラゴンクエストX

VZ82 UZ63
標準品質
解像度 1280×720
7821
(すごく快適)
7303
(とても快適)
最高品質
解像度 1280×720
6985
(快適)
6872
(快適)
標準品質
解像度 1920×1080
4787
(普通)
4302
(普通)

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター

VZ82 UZ63
標準品質(ノートPC)
解像度 1280×720
DirectX 11
3281
(やや快適)
2928
(やや快適)
高品質(ノートPC)
解像度 1280×720
DirectX 11
2659
(やや快適)
2386
(普通)

 

ストレージ性能

データ転送速度を比較します。

データ転送速度比較

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 8 のベンチマーク結果です。

VZ82 UZ63
Home Test 3725 3496
Creative Test 4489 4438

※テスト項目説明
・Home Test
 (家庭での利用を想定したテスト)
・Creative Test
 (クリエイティブな利用を想定したテスト)

 

PCMark 10 Extended のベンチマーク結果です。

VZ82 UZ63
Total Score 2513 2411
Essentials 7496 7029
Productivity 6129 6001
Digital Contents
Creation
2741 2741
Gaming 856 791

※テスト項目説明
・Total Score
 (総合的な評価)
・Essentials
 (普段の作業を想定した基本的なテスト)
・Productivity
 (ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
・Digital Contents Creation
 (写真・動画編集を想定したテスト)
・Gaming
 (ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

 

バッテリー

以下の条件でバッテリー性能(駆動時間と充電時間)を測定した結果です。

■駆動時間の測定条件
バッテリーでの駆動は、次の条件でバッテリーによる駆動時間を計測。
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件
バッテリー充電時間の計測は以下の条件で、充電完了までの時間を計測。
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

VZ82 UZ63
駆動時間 7時間42分 9時間7分
充電時間 2時間26分 2時間41分

 

まとめ

dynabook VZ82 と dynabook UZ63 の比較レビューをお届けしました。

デザイン性は、クラムシェルタイプかコンバーチブルタイプかでそれぞれの特徴がありますが、いずれもスタイリッシュでスマートなデザインです。

性能については、メモリ容量とSSD容量の違いがベンチマーク結果にも表れています。実際の使用感としても、スペック的に優位な構成だった VZ82 のほうが処理速度も早く動きも軽快でした。

当然のことながら、同等のスペックならばレスポンスに違いはなかったと思います。

また、使い勝手としては、ノートパソコンをメインとして使うなら同等ですが、VZ82 はタブレットとしてもスタイル自在に使える分だけ使いやすさを感じました。

以上、参考になれば幸いです。

なお、価格やセールなどの最新情報は、Dynabook 直販サイト「Dynabook Direct」(旧東芝ダイレクト)でチェックしてください。

 


Dynabook Direct(旧東芝ダイレクト)公式サイト
⇒ 『dynabook VZ82』製品ページ
icon⇒ 『dynabook UZ63』製品ページ
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dynabook VZ82 と dynabook UZ63 正面(その4)

 

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