真正面(壁紙)

Yoga 650 は、ファブリック素材の天面カバーが印象的なスタイリッシュデザインの 13.3型2in1ノートPCです。

AMD Ryzen 4000 または 5000 シリーズ・モバイルプロセッサーの搭載により、デザインはスタイリッシュでもパフォーマンスは快適!軽快な動作でベンチマークによる性能評価も優秀です。

■Yoga 650 の特徴

  • AMD Ryzen 4000 または 5000 シリーズ・モバイルプロセッサーを搭載
  • ファブリック素材の天面カバーが印象的なスタイリッシュデザイン
  • 広色域&広視野角のフルHD IPS液晶ディスプレイ
  • バックライト付きキーボード
  • 指紋センサー搭載
  • プライバシーシャッター付きWebカメラ
  • アクティブペン (Lenovo Digital Pen) を標準同梱
  • ドルビーアトモスに最適化されたスピーカー

レビューではメーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

タブレットスタイル

レビューは 2021年7月14日時点の内容です。

 

スペック構成

Yoga 650 のおもなスペックです。

Ryzen 4000 搭載モデル Ryzen 5000 搭載モデル
OS Windows 10 Home 64bit (日本語版)
CPU ・AMD Ryzen 5 4500U
・AMD Ryzen 7 4700U
・AMD Ryzen 5 5500U
・AMD Ryzen 7 5700U
メモリ ・8GB DDR4-3200 SDRAM (Ryzen 5搭載時)
・16GB DDR4-3200 SDRAM (Ryzen 7搭載時)
ストレージ ・256GB SSD (PCIe NVMe/M.2、Ryzen 5搭載時)
・256GB SSD (PCIe NVMe/M.2、Ryzen 7搭載時)
ディスプレイ 13.3型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット、約1,677万色) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり
グラフィックス AMD Radeon グラフィックス (CPUに内蔵)
ワイヤレス Wi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠)+ Bluetooth v5.0
カメラ、マイク HD 720p カメラ (プライバシーシャッター付)、デジタルアレイ マイクロホン
バッテリー駆動時間 (JEITA 2.0) ・最大 19.8時間 (Ryzen 5搭載時)
・最大 19.6時間 (Ryzen 7搭載時)
・最大 20.9時間 (Ryzen 5搭載時)
・最大 21.6時間 (Ryzen 7搭載時)
指紋認証センサー あり
本体サイズ(W×D×H) 約 308×206.5×17 mm (最薄部、突起部含まず)
本体質量 約 1.32kg 約 1.30kg

ラインナップしているモデルのスペック詳細や価格など最新情報はレノボ直販サイト「レノボショッピング」をご確認ください。

 

真正面

レノボ Yoga 650
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外観チェック

ファブリック素材の天面カバーもアリ!

Yoga 650 はスリムでスタイリッシュ!

正面側 右側

背面側 左側

ファブリック素材の天面カバーは印象的で、これも十分アリなデザインです。

天面斜め(その1)

天面斜め(その2)
「YOGA」と「Lenovo」ロゴがアクセント

天面斜め(その3)

天面斜め(その4)
スリムなボディ

バッグなどの出し入れによる「こすれ」の耐久性が どの程度かは不明ですが、かなり長い期間の使用に耐えられるくらいのシッカリとした作りです。

Check

ファブリック素材の取り扱いについては、簡単な説明書が同梱されています。一般的なファブリック素材の取り扱いと同等ですが、使用前の一読をおすすめします。

底面は剛性を重視した「ユニボディ」の構造で、見た目もスッキリしています。

底面側(斜め)

ゴム足は前後に平行して実装されています。本体の安定性は良好です。

吸気口と排気口のあいだにあるゴム足は、排気口から出される温かい空気が再び吸気口に入り込むことを遮断する役割も兼ねています。本体内部の効果的な冷却が期待できます。

エアフロー
効率的なエアフローで本体内部を効果的に冷却

スタイル自在に使える

Yoga 650 は天面を回転させることでスタイル自在に使えます。

ノートパソコン
ノートパソコン

スタンド
スタンド

テント
テント

タブレット
タブレット

フラット
フラット(画面共有に便利)

必要十分なインターフェースを実装

Yoga 650 のインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①USB3.0 Type-C (Power Delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き)

②USB3.0 Type-A

③マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

④USB3.0 Type-C (DisplayPort出力機能付き)

⑤USB3.0 Type-A (Powered USB)

⑥電源ボタン

左側面の USB Type-C コネクタはPD充電器に対応しています。

■USB 3.0 Type-C コネクタ対応表(当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W) 〇(低速)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

※右側面の USB Type-C コネクタは映像出力のみ対応です。(充電はできません)

 

SDカードスロットが実装されていない点は残念ですが、必要に応じて USB対応のカードリーダーを用意するとよいでしょう。

スピーカーはキーボード左右に実装

スピーカーはキーボード左右に実装されています。

スピーカー
スピーカー(キーボード左右に実装)

ドルビーアトモス対応で高音質サウンドを体感できます。

シャッターでカメラを遮断できる

Yoga 650 にはカメラを遮断できる「プライバシーシャッター」が付いています。

Webカメラ
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断している
カメラの上側に切り替えスイッチがある

シャッターはスライド式(手動)です。オンライン会議などでこちらの光景を見られたくないときはシャッターでカメラをふさぐことができます。

指紋認証でかんたんサインイン

Yoga 650 には指紋センサーが搭載されています。

指紋認証でサインイン

指紋センサーの実装位置がパームレストなのでタッチしやすく、認証精度は良好で、指紋認証情報を登録しておけば指紋センサーへのタッチでかんたんにサインインすることができます。

顔認証センサーは実装されていませんが、マスクを着用しているときは指紋センサーのほうが便利です。

スリムでコンパクト

本体の大きさのイメージです。本体の下に A4コピー用紙(本体下 上部にわずかに見えるピンク色の用紙)を、本体上には B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
本体の大きさは A4サイズと同じくらい

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

本体の高さは実測で 18~20.5 (最厚部) mm。最厚部でも CDケース 2枚程度でとてもスリムです。

本体の高さ(イメージ)
スリムなボディ

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:1,323g
・電源アダプター:190g
・電源コード:107g

1kg を切るような超軽量モデルではありませんが、持ち歩きもラクにできる軽さです。

本体の重さ(イメージ)

電源アダプターの最大出力は 45W。その大きさは手のひらに収まるサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ実測

 

ディスプレイのチェック

高精細で自然な色合いの液晶パネル

レビュー機の液晶パネルは AU Optronics製(BenQグループの液晶パネル製造会社)のフルHD液晶パネルです。

高精細で描画される映像は自然な色合いでキレイ、文字もクッキリと表示されています。

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例

Microsoft Edge に表示される文字の大きさ
文字の表示例

トーンカーブは 緑がわずかに強く出ていますが、RGBともに理想的な45度の角度に近い形状です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

色域の計測結果です。

色域色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

sRGBカバー率 99.3%
Adobe RGBカバー率 76.7%

色調バランス・色域ともに優秀です。

 

狭額縁ベゼルで画面周りスッキリ

上左右のベゼルは狭額縁です。

上左右のベゼルは狭額縁

とくに、左右のベゼルは鉛筆の太さよりもせまくて画面周りがスッキリしています。

 

映り込みは気になるかも

Yoga 650 の液晶パネルは光沢です。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)
映り込みはそれなりにある

光沢液晶は映像がキレイに見える反面、映像の色味によっては映り込みが気になるかもしれません。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

Yoga 650 のキーボードレイアウトはほぼ標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

[Enter]キーや[Backspace]キー周辺が隣接していますが、違和感はありません。

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は実測で およそ19mm。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップは中央部分が少しへこんだ形状。少しツルツルした感触で質感も良好です。

キートップ

キーストロークの感覚はノートパソコンとして平均的な 1.5mm くらいです。

キーストローク
タイプ音は「タッタッ」という静かな音

キーを押し込む強さや押し込んだあとの跳ね返りの感覚もちょうど良く、タイピングしやすいキーボードです。

 

キーボードにはバックライトを搭載

キーボードにはバックライトが搭載されています。

キーボードバックライト

キーボード・バックライトは明るさを 2段階で調整できます。

[fn]+[Space]キー押下:
点灯(暗)→点灯(明)→消灯

質感のよいパームレスト

パームレストはサラサラとした感触です

パームレスト

素材は樹脂製ですがサラサラとした感触で上質感があります。指紋や皮脂の跡が目立ちにくいところも好印象です。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

ちょうど良いサイズで手触り感も良好、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。

 

アクティブペンのチェック

Yoga 650 に同梱されているアクティブペンをチェックします。

アクティブペン

アクティブペンは筆圧検知に対応しており(段階は不明)、書き心地も良好です。

アクティブペンの使用イメージ

ただし、レビュー機のスペックが Ryzen 5/8GBメモリのためか、ペン描画の反応が少し遅い感じがします。

気軽にメモをとったりかんたんなデッサンやイラストなら気になるケースは少ないと思いますが、ペンの動きと同等でなめらかな描画を求めるなら、Ryzen 7/16GBメモリ搭載モデルを検討したほうが良いかもしれません。

なお、アクティブペンの電源は乾電池 単6型(AAAA)1本です。(同梱されています)

アクティブペンの電源

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは Yoga 650 の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPU AMD Ryzen 5 4500U
メモリ 8GB DDR4-3200 SDRAM
ストレージ 256GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
グラフィックス AMD Radeon グラフィクス

評価に使用したベンチマークは以下のとおりです。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実施にあたっては、付属のソフトウェア「Lenovo Vantage」の電源スマート設定で[エクストリーム・パフォーマンス]と[インテリジェント・クーリング]の 2モードで評価しています。

電源スマート設定
「Lenovo Vantage」の電源スマート設定

エクストリーム・パフォーマンス システム・パフォーマンスを最大化できるモード。
インテリジェント・クーリング ファン速度とシステム・パフォーマンスのバランスが取れた状態で最高のエクスペリエンスを実現できるモード。ゲーム中はパフォーマンスが最大化され、オフィス作業は騒音が軽減される。

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 4700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 4500U プロセッサー

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー

・インテル Core i7-10510U プロセッサー

・インテル Core i5-10210U プロセッサー

・インテル Core i3-10110U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20

CPU
Ryzen 5 5500U
2960 pts
Ryzen 7 4700U
2750 pts
Ryzen 5 4500U(レビュー機・エクストリーム・パフォーマンス)
2121 pts
Ryzen 5 4500U
2040 pts
Ryzen 5 4500U(レビュー機・インテリジェント・クーリング)
2023 pts
Core i7-1165G7
1925 pts
Core i5-1135G7
1787 pts
Core i7-10510U
1500 pts
Core i5-10210U
1413 pts
Core i3-1115G4
1224 pts
Core i3-10110U
895 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)

CPU Mark
Ryzen 7 4700U
14790
Ryzen 5 5500U
13281
Core i7-1165G7
11491
Ryzen 5 4500U(レビュー機・インテリジェント・クーリング)
11309
Ryzen 5 4500U(レビュー機・エクストリーム・パフォーマンス)
11269
Ryzen 5 4500U
11105
Core i5-1135G7
10757
Core i7-10510U
8122
Core i5-10210U
7710
Core i3-1115G4
6702
Core i3-10110U
5533

電源スマート設定によるパフォーマンスの違いはほとんどありませんが、レビュー機に搭載されているプロセッサーは平均値相当のスコアで、保有している性能をシッカリと発揮しています。

Ryzen 4000シリーズは 一世代前のプロセッサーとはいえ、まだまだ現役で使える性能レベルでです。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 4700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 4500U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-1115G4搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i7-10510U搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i5-10210U搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-10110U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3978
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3059
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
2992
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2964
AMD Radeon(レビュー機・エクストリーム・パフォーマンス)
2532
AMD Radeon(レビュー機・インテリジェント・クーリング)
2530
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2333
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2327
インテル UHD(Core i7-10510U)
1177
インテル UHD(Core i5-10210U)
1095
インテル UHD(Core i3-10110U)
836

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
10920
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
9570
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
8796
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
8576
インテル UHD(Core i3-1115G4)
7706
AMD Radeon(レビュー機・エクストリーム・パフォーマンス)
7260
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
6969
AMD Radeon(レビュー機・インテリジェント・クーリング)
6771
インテル UHD(Core i7-10510U)
5161
インテル UHD(Core i5-10210U)
4698
インテル UHD(Core i3-10110U)
2650

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4228
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3739
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3546
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
3517
AMD Radeon(レビュー機・エクストリーム・パフォーマンス)
3050
AMD Radeon(レビュー機・インテリジェント・クーリング)
2863
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2787
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2661
インテル UHD(Core i7-10510U)
1695
インテル UHD(Core i5-10210U)
1510
インテル UHD(Core i3-10110U)
1081

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3260
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3129
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
3097
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2762
AMD Radeon(レビュー機・エクストリーム・パフォーマンス)
2656
AMD Radeon(レビュー機・インテリジェント・クーリング)
2511
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2450
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2389
インテル UHD(Core i7-10510U)
1267
インテル UHD(Core i5-10210U)
1197
インテル UHD(Core i3-10110U)
944

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかにも搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル)に依存します。

レビュー機のメモリは 8GB・デュアルチャネル構成の効果で、スペック相応のパフォーマンスをシッカリ発揮しています。

写真・動画編集などクリエイティブな作業もそこそこ快適なパフォーマンスが期待できます。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは NVMe対応の SSD(容量:256GB)を搭載しています。

データ転送速度
データ転送速度(CrystalDiskMark で計測)

データアクセスも超高速で Windows やアプリの起動も早いです。

なお、データ転送速度は、Lenovo Vantage の電源スマート設定を「インテリジェント・クーリング」に設定して実施しています。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・Ryzen 5 5500U搭載機

・Ryzen 7 4700U搭載機

・Ryzen 5 4500U搭載機

※当サイトで計測したスコアの平均値

比較対象機は Yoga 650 にラインナップするモデルのスペックに相当する内容です。比較・検討の参考にしてください。(Ryzen 7 5700U搭載機のデータは検証次第追記予定です。)

スペック Yoga 650
(レビュー機)
Ryzen 5 5500U
搭載機
Ryzen 7 4700U
搭載機
Ryzen 5 4500U
搭載機
CPU AMD Ryzen 5 4500U AMD Ryzen 5 5500U AMD Ryzen 7 4700U AMD Ryzen 5 4500U
メモリ 8GBメモリ 8GBメモリ 8GB/16GBメモリ 8GB/16GBメモリ
ストレージ 256GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 256GB/512GB/1TB SSD (NVMe) 256GB/512GB SSD (NVMe)
グラフィックス AMD Radeon AMD Radeon AMD Radeon AMD Radeon

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Total Score
レビュー機(インテリジェント・クーリング)
3786
レビュー機(エクストリーム・パフォーマンス)
3850
Ryzen 5 5500U搭載機
4276
Ryzen 7 4700U搭載機
4088
Ryzen 5 4500U搭載機
3653
 Essentials
レビュー機(インテリジェント・クーリング)
8353
レビュー機(エクストリーム・パフォーマンス)
8316
Ryzen 5 5500U搭載機
8738
Ryzen 7 4700U搭載機
8183
Ryzen 5 4500U搭載機
8219
基準値
4100
 Productivity
レビュー機(インテリジェント・クーリング)
7326
レビュー機(エクストリーム・パフォーマンス)
7439
Ryzen 5 5500U搭載機
7665
Ryzen 7 4700U搭載機
7352
Ryzen 5 4500U搭載機
7091
基準値
4500
 Digital Contents Creation
レビュー機(インテリジェント・クーリング)
4434
レビュー機(エクストリーム・パフォーマンス)
4585
Ryzen 5 5500U搭載機
5466
Ryzen 7 4700U搭載機
5116
Ryzen 5 4500U搭載機
4364
基準値
3450
 Gaming
レビュー機(インテリジェント・クーリング)
2046
レビュー機(エクストリーム・パフォーマンス)
2094
Ryzen 5 5500U搭載機
2470
Ryzen 7 4700U搭載機
2462
Ryzen 5 4500U搭載機
1912

※テスト項目説明

・Total Score(総合的な評価)

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機のスコアは優秀です。

一般的な使いかた(ネット・メール・オフィスソフト・動画鑑賞など)はもちろんのこと、写真編集などクリエイティブな作業も快適なパフォーマンスが期待できます。

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 15時間 25分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
57分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 34分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 33分

※Lenovo Vantage の電源スマート設定は[インテリジェント・クーリング]で実施

バッテリーを多く消費する条件で 15時間以上の駆動時間は驚異的です。一般的な使いかたなら丸1日バッテリー駆動できるはずです。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで比較に使用した機種の処理時間と比較します。

・Ryzen 5 5500U搭載機

・Ryzen 7 4700U搭載機

・Ryzen 5 4500U搭載機

※当サイトで計測した処理時間の平均値

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
レビュー機(インテリジェント・クーリング)
1分16秒2
レビュー機(エクストリーム・パフォーマンス)
1分12秒9
Ryzen 5 5500U搭載機
1分6秒2
Ryzen 7 4700U搭載機
59秒6
Ryzen 5 4500U搭載機
1分17秒3
Photoshop Lightroom
レビュー機(インテリジェント・クーリング)
37秒3
レビュー機(エクストリーム・パフォーマンス)
33秒3
Ryzen 5 5500U搭載機
52秒4
Ryzen 7 4700U搭載機
29秒5
Ryzen 5 4500U搭載機
41秒9
Lightroom Classic
レビュー機(インテリジェント・クーリング)
42秒5
レビュー機(エクストリーム・パフォーマンス)
41秒0
Ryzen 5 5500U搭載機
52秒0
Ryzen 7 4700U搭載機
36秒1
Ryzen 5 4500U搭載機
46秒0

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
レビュー機(インテリジェント・クーリング)
3分4秒2
レビュー機(エクストリーム・パフォーマンス)
2分49秒1
Ryzen 5 5500U搭載機
2分5秒8
Ryzen 7 4700U搭載機
2分21秒2
Ryzen 5 4500U搭載機
2分58秒9

 

クリエイティブ性能評価も優秀です。

処理時間も意外に短く、レンダリング(編集内容の画面への反映)についても なめらかな描画でスムーズです。

写真・動画編集などクリエイティブな作業でも快適に使えそうです。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

ベンチマーク(CINEBENCH R20 でマルチ Core を計測)実行中と動画エンコード中の最大音量(デシベル)の計測結果です。

※付属ソフトウェア「Lenovo Vantage」の電源スマート設定で[エクストリーム・パフォーマンス]と[インテリジェント・クーリング]の 2モードで計測

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

モード 最大音量
下段はピーク時の音量推移
ベンチマーク中 動画エンコード中
アイドル時 34.3 db
 
エクストリーム・パフォーマンス 42.6 db
(41~42 db)
42.4 db
(41~42 db)
インテリジェント・クーリング 40.8 db
(40 db 前後)
40.3 db
(39~40 db)

※防音室での測定ではありませんが、周囲の音ができるだけ入らないようにして測定しています。

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

平常時は静かです。

高負荷時は「サーッ」という排熱のときの気流音が若干大きくなりますが、耳ざわりに感じるほどではありません。

 

表面温度のチェック

平常時と動画エンコード時の表面温度の測定結果です。

※付属ソフトウェア「Lenovo Vantage」電源スマート設定の[インテリジェント・クーリング]で計測

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※動画エンコード時に温度が下がっている箇所はエアフローによるもの

キーボードの表面温度

キーボードの表面温度(インテリジェント)
左側の画像:平常時(アイドル状態で10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

底面部の表面温度

底面部の表面温度(インテリジェント)
左側の画像:平常時(アイドル状態で10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

 

高負荷な状態になるとキーボード奥は中央寄りの温度が上がりやすいですがタイピングに影響はなく、パームレストは本体内部の熱の影響をほとんど受けないので不快な感じはありません。

 

サウンド チェック

Yoga 650 のサウンドは ドルビーアトモス対応です。

Dolbyロゴ

サウンドユーティリティソフトもプリインストールされており、コンテンツにあわせたプリセットやイコライジング機能でお好みの音質にチューニングすることもできます。

サウンドユーティリティソフト
サウンド ユーティリティソフト

以下は、実際にサウンドを聴いてみた印象です。
・プリセット:音楽

■スピーカー
低音域から高音域まで広い音域を再現している。高音質で音の広がりもある。

■ヘッドホン
低音域から高音域まで増幅&クリアになって臨場感もアップする。
また、周囲の音を遮断できるためサウンドに集中できる。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 9.7秒 27.0秒 6.6秒
2回目 9.2秒 26.4秒 6.6秒
3回目 9.4秒 26.8秒 6.2秒
4回目 9.4秒 26.6秒 6.2秒
5回目 9.3秒 26.5秒 6.6秒
平均 9.4秒 26.7秒 6.4秒

体感的にも早いです。処理待ちのストレスを感じることはないでしょう。

実際の使用にあたってはインストールしているアプリや使い方などにより起動時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

Yoga 650 の本体ほか同梱品一式です。

同梱品一式 width=
同梱品リスト
・Yoga 650 本体
・電源アダプター
・アクティブペン
・アクティブペン ホルダー
・ドキュメント類

ドキュメントの内訳は以下のとおり。

ドキュメント類 width=
ドキュメント類の内訳
・セットアップガイド
・PCリサイクルマーク申込の案内
・サポートのしおり
・全国出張サービスの案内
・安全上の注意と保証についての手引き
・布地表面のお手入れとクリーニング

Check

ファブリック素材の取り扱いについての簡単な説明書(布地表面のお手入れとクリーニング)も同梱されています。一般的なファブリック素材の取り扱いと同等ですが使用前に一読ください。

 

まとめ

以上、Yoga 650 のレビュー記事をお届けしました。

Yoga 650 はファブリック素材の天面カバーが特徴的なスタイリッシュデザインにくわえ性能レベルは非常に高くベンチマークによる性能評価も優秀です。

ファブリック素材の天面は好みがわかれるところですし、ファブリック素材の色あせや こすれなどの劣化は気になるところですが、作りはシッカリしており、仮に劣化してもダメージジーンズのようなアジのある印象に変わっていくことも考えられます。

いずれにしても高性能で使いやすさにすぐれたコンバーチブルノートに違いはなく、印象的なスタイリッシュデザインとパフォーマンスを上手く両立させた 2in1 デバイスといえます。

高評価のポイント

  • 性能レベルが高く快適フォーマンス!
  • ファブリック素材の天面もアリ
  • 映像描画がキレイな液晶パネル
  • サウンドは意外に高音質
  • バッテリーで長時間使える
  • 指紋センサーやプライバシーシャッターのセキュリティ機能も搭載している

気になる点

  • アクティブペンの追従性にイマイチ感(ペンを快適に使うならRyzen 7/16GBメモリ搭載モデルがおすすめ)

ラインナップしているモデルや価格、クーポンなど最新情報はレノボ直販サイト「レノボショッピング」をご確認ください。

 

真正面

レノボ Yoga 650
税込 8万円台から
(クーポン適用価格)

※クーポンコードは公式サイトをご確認ください。

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