『HP Elite x2 1012 G1』レビュー 使い勝手にも優れたプレミアムデザインの 12型 2in1 モバイルノートPC(前編)

 

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日本HP『HP Elite x2 1012 G1』の実機レビュー 前編です。

『HP Elite x2 1012 G1』は、タブレットとキーボードを着脱することで、ノートパソコンとしてもタブレットとしても使えるプレミアムデザインの 12型 2in1 モバイルノートPC。

ワコム製のデジタイザーペンを標準搭載、タブレットに手書き感覚でメモを書いたりアイデアを絵にしたりすることが手軽にできる使い勝手にも優れたモデルです。

前編では、外観などのデザインや、スペック、ディスプレイ、キーボードについてのレビューを行います。

※個人ユーザーも購入できるモデルです。

HP Elite x2 1012 G1 正面

【 目 次 】
(前編)
外観について
スペックについて
ディスプレイ
キーボード&タッチパッド&デジタイザーペン(ペン使用シーンは動画に収録)
(後編)
ベンチマーク
BANG & OLUFSEN サウンド視聴(動画に収録)
起動・再起動時間計測(動画に収録)
搭載ソフトウェア
付属品
まとめ

 

外観について

『HP Elite x2 1012 G1』の背面は、航空機で使われる堅牢性の高いアルミニウムが採用されています。

HP Elite x2 1012 G1 背面側

背面は、コンピュータ制御加工による削りだしのユニボディで構成されていて、見た目にもオシャレでスマートなイメージです。

背面側のユニボディ

タブレットをキーボードに装着し、タブレットを閉じた状態の写真です。

タブレットを閉じたときの写真

キーボードの底面側はフェルト調の生地になっています。

キーボード底面側

なお、『HP Elite x2 1012 G1』のキーボードはオプション品となっています。

タブレットはキックスタンドで支えられており、最大 150度の角度まで傾けることが可能です。

タブレットの傾斜角は最大150度

このキックスタンド、かなり頑丈に作られているようで、キックスタンドがたわんだりタブレットがグラついたりすることはありません。

キックスタンドは頑丈な作り

タブレットとキーボードは、マグネット式で接合されているだけです。フックなどのロックがないので着脱はとても簡単です。

タブレットの接続面

キーボードの接続面

次に、『HP Elite x2 1012 G1』のタブレットをキーボードから着脱させて、モード(スタイル)を切り替えてみます。

まず、ノートパソコンモード。

ノートPCモード

タブレットモード。

タブレットモード(スタンディング)

タブレットモード

タブレットの上下左右の側面から見てみます。

前後左右

次に、インターフェースを見てみます。

タブレットの上部には、スピーカーとマイクが配置されています。

インターフェース(タブレット上部)

左側面には「電源ボタン」「ボリュームコントロールボタン」「セキュリティロックケーブルスロット」が搭載されています。

インターフェース(タブレット左側面)

なお、LTE搭載モデルの場合、「ボリュームコントロールボタン」と「セキュリティロックケーブルスロット」のあいだには「micro SIMカードスロット」が搭載されます。

右側面には「マイク入力/ヘッドフォン出力コンボポート」「USB3.0」「microSDカードスロット」「USB-C(Thunderbolt、3.1)(電源コネクター兼用)」が実装されています。

インターフェース(タブレット右側面)

ちなみに、「USB-C(Thunderbolt、3.1)」は、電源コネクターとしてだけでなく、必要に応じて変換アダプターを使えば USB機器との接続も可能です。

内蔵Webカメラです。
画素数は、静止画・動画ともに 200万画素です。

内蔵カメラ(内側)

こちらは背面側のカメラです。
画素数は、静止画 500万画素、動画 200万画素です。

内蔵カメラ(背面側)

指紋認証センサーも搭載されており、キーボードを外した状態でも指紋認証が可能です。

指紋認証センサー

高さを計測してみます。

タブレットの高さは 約 8mm。

タブレットの高さ

タブレットをキーボードに装着したときの高さは 約 15mmです。

タブレットをキーボードに装着したときの高さ

本体の大きさは A4フラットファイルにピッタリ収まるサイズです。

本体は A4フラットファイルにピッタリ収まるサイズ

次が重さ。
タブレットは 824g、キーボードは 379g、デジタイザーペンは 18g、電源アダプターは 209g です。

重さを実測

持った感じも軽いです。

タブレットとキーボードを一緒にしても 1,203g と軽量なので持ち歩きもラクにできます。

電源アダプターはコンパクトサイズで、本体へのコネクタは左右対称の USB Type-Cコネクタです。

電源アダプター

また、電源アダプターのプラグは収納できるようになっています。

電源アダプターのプラグは収納可能電源アダプターのプラグは収納可能

 

スペックについて

レビューに使用した実機のスペックです。

OS Windows 10 Pro (64bit)
CPU インテル Core M3-6Y30 プロセッサー(4MBキャッシュ、900MHz-2.2GHz)
メモリ オンボード4GB LPDDR3
ストレージ 128GB M.2 2280 SSD(SATA III)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 12インチワイド(3:2)WUXGA+(1920×1280ドット、マルチタッチ、最大1677万色)
グラフィックス インテル HD グラフィックス515(CPU内蔵)
LAN なし
ワイヤレス インテル Tri Band Wireless-AC 18260 802.11a/b/g/n/ac + Bluetooth 4.2
Webカメラ 内側:2メガピクセルWEBカメラ(静止画/動画:200万画素)
外側:5メガピクセルWEBカメラ(静止画:500万画素、動画:200万画素)
本体サイズ(W×D×H) タブレット:約265×175×10.0 mm
タブレット+キーボードドック:約265×183×16.7(最薄部)-20.0(最厚部)mm
本体質量 タブレット本体:約820g
トラベルキーボード(オプション)装着時::約1,205g
Office なし

CPUやメモリなど、ハードウェアの詳細な情報をキャプチャーした結果は次のようになります。

CPU-Z(CPU)
CPU

CPU-Z(Caches)
キャッシュ

CPU-Z(MainBoard)
メインボード

CPU-Z(Memory)
メモリ

CPU-Z(SPD #1)
メモリスロット#1

CPU-Z(SPD #2)
メモリスロット#2

CPU-Z(Graphics)
グラフィックス(CPU内蔵)

CPU には第6世代インテル Core m3-6Y30 プロセッサーを搭載。

薄型ノートPCやタブレットに最適な超低電圧設計で「Surface Pro 4」にも採用されているCPUです。

使用感も良く、サクサク快適に使えます。

メモリはオンボードのため、メモリスロットへは実装されていません。

 

ディスプレイ

『HP Elite x2 1012 G1』のディスプレイは 12インチワイド(3:2)・IPSマルチタッチディスプレイで、解像度はWUXGA+(1,920×1,280ドット)です。

画面解像度
画面解像度

次に、ディスプレイの映り込み具合を見てみます。

画面映り込み(電源オフ時)

画面映り込み(電源オン時)

映り込みはあるものの、実際使っているときは、あまり気になりませんでした。

一眼デジカメで撮影した写真をディスプレイに描画してみました。

ディスプレイに描画された映像

次に、視野角を確認してみます。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から45度の角度
右側 ディスプレイ面から45度の角度

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

視野角は広いです。

極端に斜めから見ると発色が若干低下しますが、実用には全然問題ないレベルです。

次が、キックスタンドをたおして、タブレットを傾けられる最大角度。

タブレットを傾ることのできる最大角度

次は、ディスプレイに表示される文字の大きさを確認してみます。

インターネットエクスプローラーに表示される文字の大きさはこんな感じ。
『HP Elite x2 1012 G1』の公式ページを表示したものです。

インターネットエクスプローラーに表示される文字の大きさ

小さな文字が苦手な管理人でもラクに読める大きさです。

ちなみに、Windows の設定では、ディスプレイに表示するテキストのサイズは 150% が推奨値となっていました。

Windows の設定でディスプレイに表示するテキストのサイズ

 

キーボード&タッチパッド&デジタイザーペン

キーボードのレイアウトです。

キーボード全体

キーストロークも浅くないので、ペタペタとした感じもなく打ちやすいです。

キーストローク

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は 約18mm。モバイル用のキーボードでも狭さを感じさせないキーピッチです。

キーピッチはフルサイズ

キーピッチの測定は、便宜的にキートップの左端を基準にして測定しています。

キーボードは、キー操作をすると自動的にバックライトが点灯します。

キー操作でキーボードのバックライトが点灯

なお、バックライトはキー操作中断後しばらくすると消灯します。

また、キーボードのレイアウトは日本語レイアウトなのですが、Windows の初期設定では英語キーボードになっているようです。

Windows の設定で日本語キーボードに変更することも可能です。

次がタッチパッド。

タッチパッドのサイズは、本体がコンパクトなわりに広めです。スベリも良くジェスチャー操作もやり易いです。

本体がコンパクトなわりに広めのタッチパッド

タッチパッドの左上にあるインジケーターをダブルタップ (2回連続でタップ) することで、タッチパッドのオン/オフを切り替えることができます。これ、意外と便利です。

次にデジタイザーペンを見てみます。

『HP Elite x2 1012 G1』には、ワコム製 Wacom AES(アクティブ静電結合方式)ペンが標準搭載されています。

デジタイザーペン

ペン先です。

デジタイザーペン先

電源はボタン電池2個(SR527SW)で、ペン上部をクルクル回すと電池交換ができます。

ペン上部をクルクル回すと電池交換できる

電源はボタン電池

ボタン電池の型番は SR527SW

デジタイザーペンの感度は良く、なめらかな描き心地で、フツウの紙に描く感覚で使うことができます。

デジタイザーペンでお絵かき

ただし、太い線を連続して描き続けていると、画面への描画が追いつかないときもありました。

おそらく、太い線のように、情報量が多いデータを画面に描画するときは、その分、処理に時間がかかるためと思われます。

細めの線とのきは、ペンの移動に追随して描画されていました。

デジタイザーペンの使用シーンを動画に収録しました。参考にどうぞ!

標準搭載されているマイクロソフト OneNote のような手書きメモノート・アプリを使えば、メモやノート代わりとして充分活用できそうです。

後編では、『HP Elite x2 1012 G1』の機能・性能についてレビューしています。

 

 

 


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