dynabook XZ/HW レビュー:セルフ交換バッテリーでも超軽量!末長く快適に使えるモバイルノートPC

 

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貸出機材提供:Dynabook株式会社

正面斜め(アイキャッチ)

dynabook XZ/HW (2023年11月発売) は、第13世代インテル Core プロセッサーを搭載した高性能で高品質な 13.3型ノートパソコンです。

性能レベルは高く、ベンチマークによる性能評価も優秀。使用感も良好でモバイルノートとしてとても快適に使えます。

本機種のいちばんのウリは、スリムで超軽量な筐体ながらバッテリーパックを自分で交換できる点!

持ち歩きの多いモバイルノートはバッテリー駆動で使う機会が多く、そのぶんバッテリーの寿命が早まるといわれてます。

これまではメーカーにバッテリー交換を依頼できてもメーカー引き取り修理のため、修理期間は使うことができませんでした。

この問題を解消したのが「セルフ交換バッテリー」機構。別売のバッテリーパックを購入すれば自分でかんたんに交換可能できて、バッテリー駆動時間を改善することできます。

■dynabook XZ/HW の特徴

  • 第13世代インテル Core プロセッサーを搭載
  • 本体は 1kg切りで超軽量!スリムでコンパクトなスタイリッシュデザイン
  • 軽くて頑丈なマグネシウム合金ボディ
  • 高輝度・高色純度・広視野角ディスプレイ(アスペクト比 16:10)
  • フルサイズキーボード(バックライト付き)
  • プライバシーシャッター付き Webカメラ
  • オンラインミーティング中の不意なノイズを除去してくれる「AIノイズキャンセラー」機能付きマイク
  • 電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵し、電源オンと同時に指紋認証できる
  • 長時間駆動可能&お急ぎ30分チャージ機能搭載バッテリー
  • セルフ交換バッテリーを採用(自分でバッテリーの交換ができる)
  • ダスト・クリーニング機構の採用によりたまったホコリを除去できる

レビューでは、メーカーからお借りした実機を試用して前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(アイキャッチ)

レビューは 2024年2月1日時点の内容です。

 

スペック構成

dynabook XZ/HW は CPU/メモリ/ストレージなどの組み合わせにより複数のモデルがラインナップしています。

おもなスペックは以下のとおり。

カラー ダークテックブルー
OS ■Windows 11 Home 64ビット
■Windows 11 Pro 64ビット
CPU ■インテル Core i7-1360P プロセッサー
■インテル Core i5-1334U プロセッサー
メモリ ■32GB(32GB×1)
■16GB(16GB×1)
■8GB(8GB×1)
※LPDDR5-4800対応 SDRAM、デュアルチャネル対応
ストレージ ■1TB SSD(PCIe対応)
■512GB SSD(PCIe対応)
■256GB SSD(PCIe対応)
ディスプレイ 13.3型 WUXGA(1920×1200ドット 16:10)高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラー LED液晶(ノングレア)
グラフィックス Intel Iris Xe グラフィックス
LAN 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T(自動認識、Wake-up on LAN対応)
無線LAN/Bluetooth Wi-Fi 6E(IEEE802.11ax)(2.4Gbps)+IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠, Bluetooth Ver5.1準拠
カメラ 有効画素数 約92万画素(Webカメラシャッター付き)
サウンド機能 インテル ハイ・デフィニション・オーディオ準拠 ステレオスピーカー、デュアルマイク
Windows Hello 指紋センサー
バッテリー駆動時間 約26.5時間 (JEITA 2.0)
本体サイズ(W×D×H) 約 298.8×212.0×17.7~18.7mm (突起部含まず) mm
本体質量 約901g ~ 約939g

 

ラインナップモデルの詳しいスペックや価格などの最新情報はダイナブック直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。

dynabook XZ/HW アイキャッチ

dynabook XZ/HW
税込 13万円台から
(COCORO MEMBERS 会員価格)

Check

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外観チェック

シンプルでスタイリッシュなデザイン

dynabook XZ/HW はシンプルながらスタイリッシュです。

正面側 右側

背面側 右側

本体の素材は「マグネシウム合金」。軽くて堅牢性にすぐれた素材で形成されたボディは見た目にも頑丈そうです。

本体のカラー「ダークテックブルー」。濃紺色で落ち着いた雰囲気と高級感を兼ね備えた色合いです。

天面真上

天面斜め

天面半開き
スタイリッシュなフォルム

天面はサラサラした感触で質感は良好です。指紋や皮脂の跡は少し目立ちやすいですが、皮脂汚れが気になったときは柔らかいクロスなどでかんたんにふき取れます。

天面中央の dynabook ロゴプレートがアクセント。クロームメッキ仕上げで高級感を演出しています。

天面ロゴ
dynabook ロゴプレートがアクセント

本体はとてもスリムでサイズ感は A4 くらい(サイズ感は後述)。コンパクトでスリムな本体はバッグへの出し入れもスムーズにできます。

スリムボディ(手前側)

スリムボディ(背面側)

スリムボディ(手に持ったイメージ)
本体はスリム

 

底面カバーのデザインもシンプル。見た目もスッキリしています。

底面真上

底面(斜め)

底面のゴム足は前面側左右2箇所と背面側の左右にまたがるゴム足の合計3箇所。少し高さがあるゴム足で本体の安定感は良好です。

ゴム足

なお、排気口はヒンジのあいだに実装されています。

排気口
排気口(ヒンジのあいだ)

ちなみに、背面側のゴム足は排気口から排熱された空気が再び吸気口に入り込むことを遮断する役割も兼ねています。これにより本体内部を効果的に冷却できるメリットがあります。

自分でバッテリー交換できる

dynabook XZ/HW のいちばんのウリは、モバイルノートながら自分でバッテリーを交換できること。

交換手順は以下のとおりとてもかんたんです。

※バッテリー交換する前に、[Shift]キーを押しながら Windowsをシャットダウンしてください。

底面側バッテリーカバーを固定している2本のネジをプラスドライバーで十分にゆるめたあと、バッテリーカバーを取りはずします。

バッテリーパックの交換(その1)
矢印のネジをゆるめる(ネジはカバーから取れない)

バッテリーパックのリリースラッチをスライドさせながらバッテリーパックの上部を持ち上げるように取り外します。

バッテリーパックの交換(その2)

バッテリーパックの交換(その3)
①のリリースラッチを矢印方向にスライドさせながらバッテリーパックの②の部分を持ち上げる

バッテリーパックの交換(その4)

なお、ダイナブック公式サイトではバッテリー交換手順の動画を公開しています。こちらもあわせてご覧ください。

Check

バッテリーパックの型番は「PS0169NA1BRS」。ダイナブック直販サイトから購入できます(会員価格 21,780円)

ダストクリーニング機構

dynabook XZ/HW は、ダブルファン・ダブルヒートパイプ放熱機構により本体内部の熱を効率的に排気する構造です。

放熱機構
ダブルファン・ダブルヒートパイプ放熱機構のイメージ

※ダブルファン・ダブルヒートパイプ放熱機構は Core i7-1360P搭載モデルのみ。Core i5-1334U搭載モデルはシングルファン・シングルヒートパイプ放熱機構です。

dynabook XZ/HW のもう一つのウリは「ダストクリーニング機構」が実装されている点。長年の使用でたまったホコリをかんたんに除去できます。

ダストクリーニング(その1)
矢印のネジを十分にゆるめる(ネジはカバーから取れない)

ダストクリーニング(その2)
カバーをはずせば掃除機等でホコリを除去できる(右側のカバーも同じ手順でクリーニングできる)

定期的にクリーニングすることで放熱能力の低下を防止し本体内部の効率的な排熱で高いパフォーマンスを維持することが可能です。

充実のインターフェース

dynabook XZ/HW はモバイルノートながら充実のインターフェースを実装しています。

インターフェース(左側面)

右側面

①microSDカードスロット

②マイク入力/ヘッドホン出力端子

③USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ

④Thunderbolt 4(USB4 Type-C)コネクタ(電源コネクタ)

⑤LANコネクタ

⑥セキュリティロック・スロット

インターフェース(右側面)

左側面

⑦Thunderbolt 4(USB4 Type-C)コネクタ(電源コネクタ)×2

⑧HDMI出力端子

⑨USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ

以下、インターフェースについての補足です。

Thunderbolt 4(USB4 Type-C)の映像出力/ PD充電器の対応結果は以下のとおり。

■Thunderbolt 4(USB4 Type-C) 対応表(当サイトの検証結果、3ポート共通)

映像出力 〇(4K@59.98Hz 出力可能)
PD充電器(30W)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

microSDカードスロットはプッシュロック式です。

microSDカードスロット
microSDカードをシッカリ挿し込んだ状態

カードを押し込んでロックさせ、取り出すときは再度カードを押し込んでロックを解除することでカードが出てくる仕組みです。

電源ボタンに指紋センサーを内蔵

電源ボタンはキーボード右上にレイアウトされています。

電源ボタン
電源ボタンは LED内蔵

電源ボタンには指紋センサーを内蔵。

指紋認証
指紋認証でサインイン

指紋センサーは電源ボタンを押したときにパワーオンと同時に指紋を読み込むことができます。サインイン画面で再度指紋センサーにタッチする必要はなく、そのまま Windows にサインインできます。

プライバシーシャッター& AIノイズキャンセラー搭載

カメラには「プライバシーシャッター」が付いています。

カメラシャッター
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断

シャッターはスライド式(手動)ですがスムーズなスライドが可能。オンライン会議などで こちらの光景を見られたくないときもスムーズに操作できます(スライドスイッチはカメラの右側)。

また、プライバシーシャッターのほか「AIノイズキャンセラー」も搭載されています。

「AIノイズキャンセラー」は、周囲の環境ノイズ(電話の着信音、電車、救急車のサイレンなど)を除去できるなど、オンラインでの会話をスムーズに進めることが可能です。

AIノイズキャンセラー
AIノイズキャンセラー

ちなみに、マイクミュートは[Fn]+[A]キーで切り替えが可能。マイクミュート時は[F4]キーの上にある LED が点灯します。

マイクミュートランプ
左の画像:マイク有効
右の画像:マイクミュート

Check

dynabook XZ/HW には「ミーティング カメラエフェクト」機能は搭載されていません。なお、「ミーティング カメラエフェクト」では Webカメラの撮影背景ぼかしや明るさ自動補正、顔位置自動調整が可能です。

スピーカーは底面前面側に搭載

スピーカーは底面の前面側左右に 2基搭載されています。

底面側のスピーカー
底面側のスピーカー

底面側のスピーカー(拡大)
底面側のスピーカー(拡大)

音全体は少しシャカシャカした感じはしますが音質としてはまずまずの高音質です。

コンパクト&スリム&超軽量

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
本体のサイズ感

本体のサイズ感は A4 相当です。

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

ゴム足を含めた本体の高さは実測で 19~21(最厚部)mm。CDケース 2枚程度のスリムさです。

本体や電源アダプターなど重量の実測値は以下のとおり。

本体の重さ

・本体:920g(バッテリーパック内蔵)
・電源アダプター:209g
・電源コード:39g

バッテリーパックを内蔵していても本体は超軽量です。バッテリーを自分で交換できるノートパソコンがここまで軽いというのは驚きです。

本体の重量感
本体は持ち歩きがラクにできる軽さ

電源アダプターは最大出力が 65W。その大きさは手のひらに収まるくらいのコンパクトサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ(実測)

 

ディスプレイのチェック

高輝度&広色域ディスプレイ

レビュー機の液晶パネルは Sharp製[型番:SHP1591 LQ133N1JW01]。描画される映像は自然な色合いでキレイです。

映像の描画(気球)
画像の表示例(その1)

映像の描画(紅葉)
画像の表示例(その2)

文字の描画
テキストの表示例

アスペクト比(縦横比)が 16:10 であることもポイント。これまでノートパソコンの主流だった 16:9 にくらべ表示領域が縦方向に広いぶん、多くの情報を表示できるメリットがあります。

トーンカーブは RGBともに理想的な45度の直線に近い形状です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「420 nit」。高輝度で見た目でも とても明るいです。屋外など周囲が明るい環境で使っても画面が見えにくくなることはないでしょう。

 

色域の計測結果です。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 99.1% 104.0%
Adobe RGB 75.5% 77.1%
DCI-P3 76.4% 76.7%

広色域で色再現性にもすぐれています。写真編集などシビアな色再現が必要な作業にも活用できそうです。

Check

液晶ディスプレイは液晶パネルの特性や製造工程により各製品で色合いが異なる場合があります。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

とくに、左右のベゼルは鉛筆の太さよりも幅が狭く、画面周りはスッキリとしています。

 

映り込みしない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

レビュー機は非光沢液晶です。上記写真のとおり映り込みは低減されています。画面への映り込みが気になることはなく、眼への負担も軽減できます。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからも映像を確認できます。

ディスプレイはフラットにできる

天面はほぼフラットまで開くことができます。

ディスプレイの最大角度

ディスプレイがフラットになれば、打ち合わせなどで画面共有に便利です。

また、「dynabook 画面回転ユーティリティ」機能が搭載されており、Ctrl+Alt+↑または↓ キー操作で画面の向きを簡単に切り替えられます。

画面回転ユーティリティ
dynabook 画面回転ユーティリティ

画面の向きを切り替え
画面共有に便利

Check

画面の向きを切り替えるとタッチパッド操作の向きも切り替わります。
たとえば、画面の向きを切り替えた状態でキーボード側から画面上のマウスポインターを右に動かすためにはタッチパッドを左に、マウスポインターを上に動かすためにはタッチパッドを下に操作する必要があります。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

dynabook XZ/HW のキーボードはレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーピッチは実測で 約19mm(仕様も 19mm)。フルサイズキーボード同等のピッチで窮屈な感じはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

英数字がキー中央に大きく印刷され、視認性にすぐれています。

キーは見やすい
視認性にすぐれたキーボード

また、キートップは中央部分がへこんだ形状です。少しツルツルした感触で指先のフィット感は良好です。

キートップ
キートップは中央部分がへこんだ形状

キーストロークの仕様は 1.5 mm。ノートパソコンの平均的なストローク幅でしっかりとした打鍵感でタイピングできます

キーストローク
タイプ音は「タクタク」という音。音の大きさは静か

キーを押し込む強さや跳ね返りもちょうど良い感じでタイピングしやすいキーボードです。

キーボードにはバックライトを搭載

キーボードはバックライトを搭載しています。

キーバックライト

バックライトは常時点灯とタイマー消灯(10秒放置でオフ)の切り替えが可能。[Fn]+[Z]キー押下で切り替えできます。

[Fn]+[Z]キー押下:点灯(タイマー消灯)→常時点灯→オフ

なお、バックライトの明るさは、付属ソフト dynabookセッティングで3段階の切り替えが可能です。

質感のよいパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で質感も良好です。

パームレスト

指紋や皮脂の跡は少しだけ目立ちやすいですが、皮脂汚れは柔らかいクロスなどでかんたんにふき取れます。

なめらかなスベリで操作しやすいタッチパッド

タッチパッドの感触はツルツルしており、なめらかなスベリでジェスチャー操作もスムーズです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

ちょうどよいサイズ感で扱いやすいタッチパッドです。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークソフトを使用してレビュー機の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

OS Windows 11 Home
CPU インテル Core i7-1360P プロセッサー
メモリ 16GB(16GB×1)LPDDR5-4800対応 SDRAM
ストレージ 512GB SSD(PCIe対応)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス

評価に使用したベンチマークは以下のとおり。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark Time Spy
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実行にあたっては電源オプションの電源プランを「dynabook 標準」に設定し、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」2つのモードそれぞれで実施しています。

電源プラン
電源プランの設定

電源モード
電源モードの設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R23(マルチコア/シングルコア) と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1360P プロセッサー

・インテル Core i5-1340P プロセッサー

・インテル Core i7-1355U プロセッサー

・インテル Core i5-1335U プロセッサー

・インテル Core i7-1260P プロセッサー

・インテル Core i5-1240P プロセッサー

・インテル Core i7-1255U プロセッサー

・インテル Core i5-1235U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 7730U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5825U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5625U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]

CINEBENCH R23 (マルチコア)
Ryzen 7 5825U
10237 pts
Core i7-1360P
10095 pts
Core i7-1360P(レビュー機/バランス)
9772 pts
Core i7-1360P(レビュー機/最適なパフォーマンス)
9626 pts
Core i7-1260P
9437 pts
Ryzen 7 7730U
8997 pts
Core i5-1240P
8781 pts
Core i5-1340P
8551 pts
Ryzen 5 5625U
7555 pts
Ryzen 5 7530U
7502 pts
Core i7-1355U
7330 pts
Core i5-1235U
6792 pts
Core i5-1335U
6419 pts
Core i7-1255U
6047 pts
CINEBENCH R23 (シングルコア)
Core i7-1355U
1756 pts
Core i7-1360P
1732 pts
Core i7-1360P(レビュー機/最適なパフォーマンス)
1730 pts
Core i7-1260P
1684 pts
Core i7-1360P(レビュー機/バランス)
1643 pts
Core i7-1255U
1615 pts
Core i5-1235U
1553 pts
Core i5-1340P
1534 pts
Core i5-1335U
1501 pts
Core i5-1240P
1491 pts
Ryzen 7 5825U
1435 pts
Ryzen 7 7730U
1428 pts
Ryzen 5 7530U
1408 pts
Ryzen 5 5625U
1365 pts

 

CPU Mark
Core i7-1360P(レビュー機/最適なパフォーマンス)
20707
Core i7-1360P
20651
Core i7-1360P(レビュー機/バランス)
20647
Ryzen 7 5825U
20320
Core i7-1260P
19117
Ryzen 7 7730U
18677
Core i5-1240P
17932
Core i7-1355U
16659
Core i5-1340P
16650
Ryzen 5 5625U
16291
Ryzen 5 7530U
15632
Core i5-1235U
13892
Core i7-1255U
13869
Core i5-1335U
13676

レビュー機のスコアは優秀です。

平均値相当のスコアが出ており、保有している性能をしっかりと発揮できています。オフィスソフトやメールなど一般的な使いかたはもちろんのこと、負荷の高い作業も快適なパフォーマンスが期待できます。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1360P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1340P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1355U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1335U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1260P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1240P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1255U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1235U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 7730U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 7530U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5825U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5625U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark Time Spy

3DMark Time Spy のベンチマーク結果です。

Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Time Spy
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
1937
インテル Iris Xe(Core i7-1360P)
1911
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
1906
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
1837
インテル Iris Xe(Core i7-1355U)
1720
インテル Iris Xe(Core i5-1340P)
1545
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
1512
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
1484
AMD Radeon(Ryzen 7 5825U)
1381
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U)
1342
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
1329
インテル Iris Xe(Core i5-1335U)
1270
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U)
1242
AMD Radeon(Ryzen 5 5625U)
1189

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]

暁月のフィナーレ
インテル Iris Xe(Core i7-1360P)
6051
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
5988
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
5970
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
5392
インテル Iris Xe(Core i7-1355U)
5273
インテル Iris Xe(Core i5-1340P)
5072
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
4962
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
4184
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U)
4184
AMD Radeon(Ryzen 7 5825U)
4123
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
4108
インテル Iris Xe(Core i5-1335U)
3831
AMD Radeon(Ryzen 5 5625U)
3714
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U)
3613

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
4348
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
4238
インテル Iris Xe(Core i7-1360P)
4225
インテル Iris Xe(Core i7-1355U)
3855
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
3828
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U)
3572
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
3485
インテル Iris Xe(Core i5-1340P)
3451
AMD Radeon(Ryzen 7 5825U)
3340
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
3174
AMD Radeon(Ryzen 5 5625U)
3141
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U)
3026
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
3017
インテル Iris Xe(Core i5-1335U)
2657

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

レビュー機のグラフィックスパフォーマンスは優秀です。

オンライン会議で複数のアプリを並行して動かすようなケースや写真編集などクリエイティブ作業でも快適に使える性能レベルです。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは PCI Express 4.0 の NVMe SSD(容量 512GB)を搭載しています。

CrystalDiskInfo
レビュー機のストレージ情報(対応転送モード:PCIe 4.0 x4 がポイント)

データ転送速度の計測結果は以下のとおり。

CrystalDiskMark
データ転送速度

※電源モードを「バランス」に設定して計測した結果。「最適なパフォーマンス」での計測結果も同等です。

計測結果は優秀です。体感的にも高速なアクセスでファイルの読み書きもスムーズです。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 で実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・dynabook GZ/HW (2023年5月モデル)

・HP Pavilion Aero 13 (2023年モデル)

・Inspiron 13 (5330)

・ThinkPad X13 Gen 4

※当サイトで計測したスコア(パフォーマンスモードに相当した設定でのスコア)

おもなスペックは以下のとおり。

スペック dynabook XZ
(レビュー機)
dynabook GZ Pavilion Aero 13 Inspiron 13 ThinkPad X13
CPU インテル Core i7-1360P インテル Core i7-1360P AMD Ryzen 7 7735U インテル Core i5-1340P インテル Core i5-1335U
メモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ
ストレージ 512GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe)
グラフィックス Intel Iris Xe Intel Iris Xe AMD Radeon Intel Iris Xe Intel Iris Xe

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Essentials
dynabook XZ(バランス)
9855
dynabook XZ(最適なパフォーマンス)
10248
dynabook GZ
8829
Pavilion Aero 13
9098
Inspiron 13
9929
ThinkPad X13
9635
目標値
4100
Productivity
dynabook XZ(バランス)
6977
dynabook XZ(最適なパフォーマンス)
7123
dynabook GZ
7433
Pavilion Aero 13
9155
Inspiron 13
7263
ThinkPad X13
6914
目標値
4500
Digital Contents Creation
dynabook XZ(バランス)
6742
dynabook XZ(最適なパフォーマンス)
6873
dynabook GZ
6127
Pavilion Aero 13
7114
Inspiron 13
6592
ThinkPad X13
5660
目標値
3450

※テスト項目説明

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機のスコアは優秀です。

ふだん使いからビジネスシーンのほか、クリエイティブ作業など負荷の高い処理でも快適なパフォーマンスが期待できます。

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バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

※電源モードを「バランス」に設定して計測

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 8時間 50分
バッテリー充電時間
(40%までの充電時間)
59分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 42分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 45分

バッテリーを多く消費する条件とはいえ、スペックの「26.5時間」にくらべると検証結果は物足りなさを感じます。

とはいえ、9時間ちかくバッテリー駆動で使うことができればモバイルノートとして十分です。検証では画面の明るさを最大にして実施しましたが、バッテリー駆動で使用するときは画面の明るさを下げ、バッテリー消費を抑える使いかたなら駆動時間をさらに伸ばすことができます。

また、充電についてはお急ぎ30分チャージの公称値「30分で40%」に対し検証結果は2倍くらい時間がかかりました。公称値は「PCが電源OFFまたはスリープ時にバッテリー残量が0%の状態から充電した場合の数値」なので、お急ぎの場合は電源オフの状態で充電するとよいでしょう。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するため参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・dynabook GZ/HW (2023年5月モデル)

・HP Pavilion Aero 13 (2023年モデル)

・Inspiron 13 (5330)

・ThinkPad X13 Gen 4

※当サイトで計測した処理時間(パフォーマンスモードに相当した設定で計測)

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
dynabook XZ(バランス)
36秒3
dynabook XZ(最適なパフォーマンス)
35秒7
dynabook GZ
37秒2
Pavilion Aero 13
53秒5
Inspiron 13
41秒1
ThinkPad X13
45秒0
Photoshop Lightroom
dynabook XZ(バランス)
16秒3
dynabook XZ(最適なパフォーマンス)
16秒2
dynabook GZ
16秒5
Pavilion Aero 13
22秒0
Inspiron 13
17秒2
ThinkPad X13
19秒7
Lightroom Classic
dynabook XZ(バランス)
22秒4
dynabook XZ(最適なパフォーマンス)
22秒1
dynabook GZ
20秒1
Pavilion Aero 13
26秒3
Inspiron 13
22秒2
ThinkPad X13
24秒9

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
dynabook XZ(バランス)
1分33秒2
dynabook XZ(最適なパフォーマンス)
1分32秒1
dynabook GZ
1分55秒5
Pavilion Aero 13
1分29秒0
Inspiron 13
1分38秒0
ThinkPad X13
1分46秒0

 

実際のソフトウェアを使ったクリエイティブ性能評価も優秀です。

レビュー機は高輝度・高色純度ディスプレイが採用されているので、シビアな色再現が必要な写真・動画編集などクリエイティブ作業でも快適に活用することができます。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します。

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:25℃)

駆動音測定
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

電源モード アイドル状態
(最小音量)
最大音量
下段はピーク時の音量推移
ベンチマーク 動画エンコード中
バランス 34.6db 41.8db
(40~41db)
43.1db
(41~43db)
最適なパフォーマンス 34.6db 42.3db
(40~42db)
43.8db
(42~43db)

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

アイドル状態では静かですが、高負荷な状態では「サーッ」という排気音が大きくなります。個人差はありますがうるさく感じるかもしれません。

なお、負荷低減後に排気音がアイドル時の状態に戻るまでの時間は 2~3分くらいです。

※アイドル時の状態に戻る時間は使用環境などの状況により変動します。

 

表面温度のチェック

表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。

・アイドル状態で10分放置後

・Youtube 動画 30分間視聴後

・10分間動画のエンコード実行後

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※電源モードを「バランス」に設定して実施

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

■アイドル状態で10分間放置

アイドル状態で10分放置の表面温度

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube 動画 30分間視聴後の表面温度

■10分間動画エンコード実行後

10分間動画エンコード実行後の表面温度

高負荷な状態ではキーボード奥の表面温度が上昇し多少の温かさを感じますが、パームレストの表面温度は負荷状況にかかわらず大きく変動することはありません。

高負荷な状態でタイピングしていても不快に感じることはないと思います。

 

サウンド チェック

dynabook XZ/HW のサウンドユーティリティソフトは「DTS Audio Processing」がインストールされています。

サウンドユーティリティソフト

「DTS Audio Processing」は、コンテンツに合わせたプリセットが用意されているほかオーディオカスタム機能を使ってお好みのサウンドにチューニングすることもできます。

以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。

※プリセット「音楽」で試聴

■スピーカー

・中音域から高音域まで再現。まずまずの音質

・低音域は弱く全体的に少しシャカシャカした感じはするがカジュアルには楽しめる

・音声は明瞭に聞き取れる

■ヘッドホン

・低音域から高音域まで増幅されクリアに聞こえる

・音楽を聴くならヘッドホンがおすすめ

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 12.5秒 56.3秒 12.3秒
2回目 12.5秒 60.3秒 12.2秒
3回目 12.7秒 60.0秒 12.2秒
4回目 12.5秒 58.9秒 12.1秒
5回目 12.6秒 59.0秒 12.1秒
平均 12.6秒 58.9秒 12.2秒

起動とシャットダウンは体感的にも早いです。

再起動は(筆者の経験上)平均的な時間より多少かかります。(筆者の目安は、再起動:30秒前後)

ただ、再起動は頻繁に行う操作ではないので処理待ちのストレスを感じることはないと思います。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows Update など状態により変動するため参考値としてください。

 

同梱品

dynabook XZ/HW の本体ほか同梱品一式です。

同梱品一式

■同梱品リスト
・dynabook XZ/HW 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類
・クリーナークロス

 

まとめ

以上、dynabook XZ/HW のレビュー記事をお届けしました。

dynabook XZ/HW は超軽量なモバイルノートながら自分でバッテリー交換ができる、画期的なモバイルノートです。

優秀な処理性能にくわえ、ダスト・クリーニング機構により高いパフォーマンスを維持できるところも好印象。まさに、末長く快適に使えるモバイルノートといえるでしょう。

高評価のポイント

  • 超軽量ボディで優秀な処理性能
  • セルフ交換バッテリー&ダスト・クリーニング機構
  • スタイリッシュデザイン&軽くて頑丈なボディ
  • アスペクト比 16:10 の高輝度・広色域液晶ディスプレイ
  • キーボードはフルサイズでタイピングしやすい

気をつけておきたい点

  • Webカメラの撮影背景ぼかしや明るさ自動補正、顔位置自動調整できる機能は入っていない

 

詳しいスペックや価格、特典など最新情報はダイナブック直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。

dynabook XZ/HW アイキャッチ

dynabook XZ/HW
税込 13万円台から
(COCORO MEMBERS 会員価格)

Check

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