真正面(壁紙)

NEC の LAVIE Direct PM (Pro Mobile) (2021春モデル)(以下、LAVIE Direct PM)は、第11世代インテル Core プロセッサーを搭載した 13.3型モバイルノートPCです。

カーボン素材の筐体は超軽量でその軽さ 1kg 切り!

堅牢性(頑丈さ)にもすぐれているので持ち歩きもあんしんです。

性能面ではパフォーマンスがややひかえめな部分もありましたがモバイルノートとして十分な性能レベルです。

■LAVIE Direct PM (Pro Mobile) (2021春モデル) の特徴

  • 第11世代インテル Core プロセッサーを搭載
  • 超軽量&超スリム!
  • カーボン素材を採用した超軽量で堅牢性にすぐれたボディ
  • 高輝度&広色域の液晶ディスプレイ
  • シリンドリカル形状&リフトアップヒンジの採用でタイピングしやすいキーボード
  • 顔認証カメラ搭載
  • 2W+2Wステレオスピーカー&ヤマハ製 AudioEngine 機能搭載
  • 高速無線LAN規格 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)搭載

レビューではメーカーからお借りした実機を試用して、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(壁紙)

レビューは 2021年9月4日時点の内容です。

 

スペック構成

LAVIE Direct PM は、量販店などで購入可能なカタログモデルのほか、使いかたや予算に合わせてカスタマイズできるモデルがラインナップしています。

なお、カタログモデルの製品名が「LAVIE Pro Mobile」、カスタマイズモデルの製品名が「LAVIE Direct PM」と区別されていますが、外観デザインは同じです。スペック構成が固定されているカタログモデルに対し、カスタマイズモデルは使いかたや予算に合わせて柔軟にカスタマイズすることができます。

以下は、カスタマイズモデルのおもなスペック構成です。

OS ■Windows 10 Home 64ビット
■Windows 10 Pro 64ビット
CPU ■インテル Core i5-1135G7 プロセッサー
■インテル Core i7-1165G7 プロセッサー
メモリ ■8GB(LPDDR4X SDRAM/オンボード 8GB、デュアルチャネル対応)
■16GB(LPDDR4X SDRAM/オンボード 16GB、デュアルチャネル対応)
ストレージ ■約256GB SSD (PCIe)
■約512GB SSD (PCIe)
■約1TB SSD (PCIe)
■約512GB SSD (PCIe)+インテル Optane メモリー約32GB
■約1TB SSD (PCIe)+インテル Optane メモリー約32GB
ディスプレイ ■13.3型ワイド LED IPS液晶 (広視野角・高色純度・ノングレア)(Full HD)
■13.3型ワイド LED IPS液晶 [LAVIEプライバシーガード搭載](広視野角・高色純度・ノングレア)(Full HD)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス (CPUに内蔵)
ワイヤレス Wi-Fi 6(2.4Gbps)対応(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth Smart Ready(Ver.5)
ワイヤレスWAN ■なし
■LTE(CA対応)/3G
■5G/LTE(CA対応)/3G
カメラ、マイク HD解像度(720p)対応カメラ、有効画素数92万画素、顔認証対応/ステレオマイク内蔵
本体サイズ(W×D×H) 307.2×216×16.9 mm (突起部、バンプ部除く)
本体質量 約 842g~
本体カラー ■メテオグレー
■クラシックボルドー
■フレアゴールド
■ネイビーブルー

詳細スペックや価格、割引クーポンなど最新情報は NEC直販サイト「NEC Direct」をご確認ください。

 

真正面

LAVIE Direct PM (Pro Mobile)
(2021年 春モデル)

税込 15万円台から
メルマガ会員クーポン適用価格

Check

NEC Direct では通常クーポンのほか割引率が優位なメルマガ会員限定クーポンも利用できます。
メルマガ会員限定クーポンは NEC Direct のメルマガ会員に登録すればすぐに利用できます。(入会・年会費無料)

 

外観チェック

シンプルでスタイリッシュなデザイン

LAVIE Direct PM のデザインは、従来モデルからの変更はなくシンプルでスタイリッシュな印象をシッカリ継承しています。

正面側 右側

背面側 右側

レビュー機のカラー「メテオグレー」は直販サイトオリジナルカラーで、派手派手しさのない落ち着いた雰囲気のある色合いです。

天面斜め(その1)

天面斜め(その2)

表面はサラサラとした感触で上質感があります。

メテオグレーは、指紋や皮脂の跡は目立ちやすいが、柔らかいクロスなどでこまめに手入れすれば気持ちよく使えます。

天面斜め(その3)

天面斜め(その4)
本体はスリム!

天面のエッジは指がかかりやすくなっているので天面をスムーズに開けます。

なお、カスタマイズモデルで選択できるカラーは「メテオグレー」のほか「クラシックボルドー」「フレアゴールド」「ネイビーブルー」の4カラーとバリエーションも豊富です。

カラーバリエーション
左から、ネイビーブルー、フレアゴールド、クラシックボルドー、メテオグレー

Check

LAVIEプライバシーガード搭載モデルなど、選択モデルやカスタマイズ内容によって、本体カラーがメテオグレーに限定される場合があります。

 

底面カバーもシンプルなデザイン。剛性を重視した「ユニボディ」の構造で、見た目にもスッキリとしています。

底面側(斜め)

ゴム足は四隅に実装されています。やや小さめのゴム足ですが安定感は良好です。

なお、LAVIE Direct PM は底面カバーにインテルロゴシールが貼り付けられています。

排気口はヒンジのあいだに実装されています。

排気口

パソコンの両サイドにモノを置いても温められることはありません。

なお、ヒンジは本体奥側を持ち上げるリフトアップヒンジです。

リフトアップヒンジ

リフトアップヒンジは、キーボードに適度な傾斜ができてタイピングしやすいメリットがあります。

必要十分なインターフェース

LAVIE Direct PM のインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①盗難防止用ロック

②USB 3.0 Type-C コネクタ (USB Power Delivery 3.0対応、DisplayPort出力機能付き)

③USB 3.1 Type-C コネクタ

④microSDメモリカードスロット

② の USB Type-C ポートは映像出力や PD充電器に対応していますが、③ USB 3.1 Type-C コネクタは映像出力/PD充電器のいずれも非対応です。

■USB 3.0 Type-C ポート対応表(当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W) 〇(低速充電)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

また、microSDメモリカードスロットはプッシュロック式です。

SDカードスロット

microSD カードを押し込んでロックさせ、取り出すときは再度カードを押し込んでロックを解除することでカードが出てくる仕組みです。

 

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

⑤ヘッドフォン/ヘッドフォンマイク端子

⑥USB 3.1 コネクタ (パワーオフUSB充電機能対応)

⑦HDMI出力端子

 

LAVIE Direct PM にはモバイルノートとして必要十分なインターフェースが実装されています。

 

また、LAVIE Direct PM は SIMフリーへの対応も可能です。(「LTE(CA対応)/3G」または「5G/LTE(CA対応)/3G」)

SIMカードスロット
対応するサイズは「nanoSIM」

SIMカードスロットは背面ヒンジ近くでアクセスしにくいですが、一度 SIMカードを挿入すればひんぱんに出し入れする必要はないのでとくに扱いにくさは感じないと思います。(スロットのホールにピンを入れて軽く押し込めばスロットが飛び出します)

Check

LAVIE Direct PM の対応バンド
・5G : バンドn77, n78, n79
・LTE(CA対応) : バンド1, 3, 8, 18, 19, 26, 28, 41, 42
・3G : バンド1, 6, 8, 19

 

電源ボタンはキーボード右上にレイアウトされています。

電源ボタン

スピーカーは底面部 前面側に2基実装されています。

スピーカー
矢印の指すところがスピーカー

顔認証でかんたんサインイン

LAVIE Direct PM のカメラは顔認証機能対応です。

顔認証でサインイン
顔認証でサインイン

顔認証はマスクを着用しているときいったん外す必要がありますが、パソコンの前にすわるだけでかんたんに Windows にサインインできます。(認証精度は良好です)

超軽量&スリム&コンパクトなボディ

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙(黄色)と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
コンパクトな本体

本体は A4 サイズと同じくらいで とてもコンパクトです。

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

本体の高さは実測で 18mm (最厚部、天面ヒンジ側の突起を除く)。CDケース 2枚よりも薄く とてもスリムです。

本体の高さ(イメージ)
スリムなボディ

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:822g
・電源アダプター:187g
・電源コード:38g

本体はとても軽く、持ち歩きもラクにできます。

本体の重量感
本体は超軽量!

電源アダプターの最大出力は 65W。その大きさは手のひらに収まるくらいのサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ

 

ディスプレイのチェック

自然な色合い描画できる広色域液晶パネル

レビュー機のディスプレイは、LG Philips 製の液晶パネルを採用しています。高精細で描画される映像もキレイです。

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例

表示される文字の大きさ
テキストの表示例

トーンカーブは、青と緑がやや強めに出ていますが、理想的な 45度の角度に近い形状です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

 

色域の計測結果です。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

sRGBカバー率 98.6%
Adobe RGBカバー率 75.0%

色調バランス・色域ともに優秀です。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

上部ベゼルは、ほかのメーカーの狭額ベゼルにくらべやや太さはありますが、左右のベゼルは鉛筆の太さよりもせまく画面周りがスッキリとしてます。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

LAVIE Direct PM の液晶パネルは非光沢です。上記写真のとおり画面への映り込みが気になることはないですし、眼への負担も軽減できます。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

ディスプレイはフラットにできる

ディスプレイは ほぼ 180度開くことができます。

ディスプレイの最大角度

打ち合わせなどで画面共有するときに便利です。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

LAVIE Direct PM のキーボードレイアウトはほぼ標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

ただし、左[Ctrl]キーと[Fn]キーの配置が一般的な配列と逆になっています。(この配列は NEC やレノボ ThinkPad シリーズに多い)

レイアウトで気になる点

個人差はありますが扱いにくさを感じるかもしれません。

キーピッチは実測で 約19mm(公称値も 19mm)。本体はコンパクトながら、フルサイズキーボードと同等のキーピッチで、窮屈な感じはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップは中央部分が少しへこんだシリンドリカル形状で指先にフィットします。ツルツルとした感触で質感も良好です。

キートップ

キーストロークはノートPC の平均的なストローク幅 1.5mm。シッカリとした打鍵感でタイピングできます。

キーストローク
タイプ音は「タクタク」という静かな音

キーの押し込む強さやキーを押し込んだ後の反発もちょうど良い感じで、タイプ感は良好です。

なお、キーボードバックライトは実装されていませんでした。

質感の良いパームレスト

パームレストはサラサラとした感触です。

パームレスト

天面と同様に上質感のある仕上がりです。指紋や皮脂の跡はやや目立ちやすいですが、こまめに手入れすれば気持ちよく使えます。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

やや小さめのサイズ感ですが大きな違和感はなく、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。

ツルツル(少しサラサラに近い感じ)とした感触で扱いやすさも良好です。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、LAVIE Direct PM の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPU インテル Core i7-1165G7 プロセッサー
メモリ 16GB(LPDDR4X SDRAM/オンボード 16GB、デュアルチャネル対応)
ストレージ 256GB SSD (PCIe)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス

評価に使用したベンチマークは以下のとおりです。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実施にあたっては、電源オプションの電源プランを「LAVIE」に、バッテリーの設定を「高パフォーマンス」に設定して実行しています。

※電源プラン「LAVIE」は、パフォーマンスと電力の節約のバランスをとったメーカー独自の設定です。

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i7-10510U プロセッサー

・インテル Core i5-10210U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 4700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 4500U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]

CPU
Ryzen 7 5700U
3403 pts
Ryzen 5 5500U
2960 pts
Ryzen 7 4700U
2750 pts
Ryzen 5 4500U
2040 pts
Core i7-1165G7
1893 pts
Core i5-1135G7
1817 pts
Core i7-1165G7(レビュー機)
1521 pts
Core i7-10510U
1500 pts
Core i5-10210U
1413 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Ryzen 7 5700U
17027
Ryzen 7 4700U
14790
Ryzen 5 5500U
13281
Core i7-1165G7
11270
Ryzen 5 4500U
11105
Core i5-1135G7
10822
Core i7-1165G7(レビュー機)
9536
Core i7-10510U
8122
Core i5-10210U
7710

レビュー機の CPU パフォーマンスはひかえめです。

旧モデル(2020夏モデル:第10世代インテル Core 搭載)でも同様に CPUパフォーマンスはひかえめでした。

高負荷な状態が比較的長い時間続く場合、本体内部の排熱上の理由からシステムチューニングによってパフォーマンスをひかえめにしているのかもしれません。

とはいえ、モバイルノートで高負荷な処理を長時間実行させるケースは少なく、実用面での影響は限定されるのではないでしょうか。

 

関連記事

 

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5500U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 4700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 4500U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(レビュー機)
4195
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3949
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3245
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3214
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
2992
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2964
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2327

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
インテル Iris Xe(レビュー機)
11451
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
10814
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
9987
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
8796
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
8670
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
8576
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
6969

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
インテル Iris Xe(レビュー機)
4928
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4224
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
4028
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3546
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
3517
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3488
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2787

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(レビュー機)
3503
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3291
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3129
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
3097
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3052
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2942
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2450

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかにも搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル)に依存します。

レビュー機は 16GBメモリのデュアルチャネル効果で、グラフィックス・パフォーマンスをシッカリ発揮できています。

一般的な使いかた(ネット・メール・オフィスソフト・動画鑑賞など)はもちろんのこと、写真・動画編集などクリエイティブな作業もそこそこ快適に使える性能レベルです。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは NVMe対応の SSD(容量 256GB) が搭載されています。

データ転送速度
データ転送速度(CrystalDiskMark で計測)

計測結果が示すとおり、データアクセスも超高速で Windows やアプリの起動も早いです。

参考までに SSD は大容量になるほどデータ転送速度が速くなる傾向があります。目安として 512GB以上で速度の違いが顕著になってきます。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・Yoga Slim 750i Carbon

・Core i7-1165G7搭載機(平均)

・Core i5-1135G7搭載機(平均)

※平均は当サイト計測スコアの平均値

比較対象のおもなスペックは以下のとおり。

スペック LAVIE Direct PM
(レビュー機)
Yoga Slim 750i Carbon Core i7-1165G7
搭載機
Core i5-1135G7
搭載機
CPU インテル Core i7-1165G7 インテル Core i7-1165G7 インテル Core i7-1165G7 インテル Core i5-1135G7
メモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 8GB/16GBメモリ 8GBメモリ
ストレージ 256GB SSD (NVMe) 1TB SSD (NVMe) 256GB/512GB/1TB SSD (NVMe) 256GB/512GB SSD (NVMe)
グラフィックス インテル Iris Xe インテル Iris Xe インテル Iris Xe インテル Iris Xe

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Total Score
LAVIE Direct PM(2021年春モデル)
4122
Yoga Slim 750i Carbon
4251
Core i7-1165G7搭載機
4180
Core i5-1135G7搭載機
3861
 Essentials
LAVIE Direct PM(2021年春モデル)
7724
Yoga Slim 750i Carbon
9203
Core i7-1165G7搭載機
9094
Core i5-1135G7搭載機
8811
基準値
4100
 Productivity
LAVIE Direct PM(2021年春モデル)
6697
Yoga Slim 750i Carbon
6429
Core i7-1165G7搭載機
6473
Core i5-1135G7搭載機
5994
基準値
4500
 Digital Contents Creation
LAVIE Direct PM(2021年春モデル)
4153
Yoga Slim 750i Carbon
4416
Core i7-1165G7搭載機
4495
Core i5-1135G7搭載機
4282
基準値
3450
 Gaming
LAVIE Direct PM(2021年春モデル)
3632
Yoga Slim 750i Carbon
3377
Core i7-1165G7搭載機
3160
Core i5-1135G7搭載機
2720

※テスト項目説明

・Total Score(総合的な評価)

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機は平均値相当のスコアで、実際の使用を想定した評価としては十分満足できる内容です。

モバイルノートながら、負荷の高い処理でも快適なパフォーマンスが期待できます。

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 5時間 30分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
28分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
54分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 2分

バッテリーを多く消費する条件とはいえ、5時間30分のバッテリー駆動時間は物足りなさを感じます。

バッテリーで使用する際は、画面の明るさや音量などを適正レベルに調節した使いかたをするとよいでしょう。

また、急速充電に対応している点は好印象です。短時間で充電できれば持ち歩きの多いモバイルノートには大きなメリットになるはずです。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・Yoga Slim 750i Carbon

・LAVIE Direct PM (2020年夏モデル)

・Core i7-1165G7搭載機(平均)

・Core i5-1135G7搭載機(平均)

※平均は当サイトで計測した処理時間の平均値

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
LAVIE Direct PM(2021年春モデル)
55秒8
Yoga Slim 750i Carbon
46秒1
Core i7-1165G7搭載機
51秒8
Core i5-1135G7搭載機
56秒2
Photoshop Lightroom
LAVIE Direct PM(2021年春モデル)
28秒7
Yoga Slim 750i Carbon
28秒7
Core i7-1165G7搭載機
27秒7
Core i5-1135G7搭載機
33秒6
Lightroom Classic
LAVIE Direct PM(2021年春モデル)
37秒5
Yoga Slim 750i Carbon
30秒8
Core i7-1165G7搭載機
34秒0
Core i5-1135G7搭載機
38秒1

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
LAVIE Direct PM(2021年春モデル)
4分1秒1
Yoga Slim 750i Carbon
3分19秒6
Core i7-1165G7搭載機
3分19秒9
Core i5-1135G7搭載機
3分24秒7

 

RAWデータ現像は平均値相当ですが、動画エンコードは若干時間がかかります。

使用ソフトウェアとの相性もありますが、高負荷な状態が長く続くような処理はパフォーマンスがひかえめになるかもしれません。

なお、レンダリング(編集内容の画面への反映)はなめらかでスムーズな描画でした。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音については、ベンチマーク(CINEBENCH R20 でマルチ Core を計測)実行中と動画エンコード中の音量(デシベル)を計測し、評価します。

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

最大音量
下段はピーク時の音量推移
アイドル時 34.6 db
(無音)
CINEBENCH R20 39.1 db
(38~39db で推移)
動画エンコード 39.0 db
(38db台で推移)

※防音室での測定ではありませんが、周囲の音ができるだけ入らないようにして測定しています。

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

高負荷時は「サーッ」という排熱のときの気流音がわずかに大きくなる程度です。静かな環境でも周囲を気にすることなく使えます。

 

表面温度のチェック

平常時と動画エンコード時の表面温度の測定結果です。

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※高負荷時に温度が下がっている箇所はエアフローによるもの

キーボードの表面温度【単位:℃、測定時の室温:25℃】

キーボードの表面温度
左側の画像:平常時(アイドル状態で10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

底面部の表面温度【単位:℃、測定時の室温:25℃】

底面部の表面温度
左側の画像:平常時(アイドル状態で10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

高負荷な状態になるとキーボード奥の中央寄りから左側にかけて温度が上がりやすく温かさを感じますがタイピングに影響はないと思います。

また、パームレスト上は高負荷時でも大きな温度上昇はおさえられているので不快な感じはありません。

 

サウンド チェック

LAVIE Direct PM は、2W+2Wステレオスピーカーとヤマハ製 AudioEngine 機能搭載を搭載しています。

サウンドユーティリティソフト
サウンドユーティリティソフト

以下は、実際にサウンドを聴いてみた印象です。

※プリセット「Music」で試聴

■スピーカー
低音域から高音域まで広い音域を再現しており高音質。だたし、全体的に少しこじんまりとした印象がある。
音声はシッカリと聴き取れる。

■ヘッドホン
低音域から高音域まで増幅されて音質自体もアップする。周囲の音を遮断できるのでサウンドに集中できる。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 8.9秒 26.8秒 6.7秒
2回目 8.7秒 27.0秒 6.6秒
3回目 8.8秒 26.8秒 5.8秒
4回目 8.8秒 26.5秒 6.0秒
5回目 8.7秒 26.6秒 6.2秒
平均 8.8秒 26.7秒 6.3秒

体感的にも早いです。処理待ちのストレスを感じることはないでしょう。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや使い方などにより時間は変動します。

 

同梱品

LAVIE Direct PM の本体ほか付属品一式です。

同梱品一式 width=
同梱品リスト
・LAVIE Direct PM 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、LAVIE Direct PM (2021春モデル) のレビュー記事をお届けしました。

LAVIE Direct PM の安定感ある使いやすさは「さすが」です。

CPUのベンチマーク結果は少し残念でしたが、総合的にはモバイルノートとして十分なパフォーマンスを持ち合わせている点は好印象です。

モバイルノートとして抜群の使いやすさにくわえ超軽量で持ち歩きもラクにできる、まさにアクティブに使える実用性にすぐれたモバイルノートといえます。

高評価のポイント

  • モバイルノートとして十分なパフォーマンス
  • 超軽量&頑丈&スリム&コンパクトなので持ち歩きがラクにできる
  • 映像描画がキレイな液晶パネル
  • タイピングしやすいキーボード
  • 安定感のある使いやすさ

気になる点

  • CPU のベンチマーク評価がイマイチ(総合的パフォーマンスは良好だが)

ラインナップしているモデルや価格、割引クーポンなど最新情報は NEC直販サイト「NEC Direct」をご確認ください。

 

真正面

LAVIE Direct PM (Pro Mobile)
(2021年 春モデル)

税込 15万円台から
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