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m-Book N シリーズ 真正面(壁紙)

マウスコンピューター『m-Book N シリーズ』の実機レビューです。

『m-Book N シリーズ』は第8世代インテル Core i7 プロセッサーにくわえ専用グラフィックス GeForce MX 250 を搭載した光学ドライブ内蔵の 15.6型スタンダードノートPC です。

搭載されている CPU は 第8世代でも前身の Kaby Lake R(後継 は Whiskey Lake-U)ですが、スタンダードなノートパソコンとしては性能レベルが高く、ふだん使いやビジネスソフトの使用はもちろんのこと趣味としての写真・動画編集も快適に使えます。

実際の使用感としても軽快な動作でパフォーマンスも快適でした。

光学ドライブが標準で内蔵、マルチメディアを楽しむためのソフトウェアも標準でイントールされているので、写真・動画編集や DVDメディアなどの再生、ライティングなどマルチメディアを気軽に楽しめます。

■m-Book N シリーズ の特徴

  • Core i7 & GeForce MX 250 の搭載で快適パフォーマンス
  • 性能バランスに優れている
  • 光学ドライブが標準で内蔵(ブルーレイドライブへのカスタマイズもOK)
  • キーストロークが深めでタイプ感が心地よいキーボード
  • オーソドックスだけどオールラウンダー的なモデル

レビューでは、前半で外観デザイン、ディスプレイ、キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能レビューを行います。

天面(壁紙)

レビュー内容は 2019年9月5日時点のものです。

 

スペック構成

『m-Book N シリーズ』のおもなスペックです。

OS Windows 10 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-8550U プロセッサー
メモリ 下記いずれか
■8GB (8GB×1) PC4-19200 DDR4 SODIMM
■16GB (8GB×2) PC4-19200 DDR4 SODIMM
■32GB (16GB×2) PC4-19200 DDR4 SODIMM
ストレージ 下記いずれか
■256GB SSD (M.2 SATA)
■256GB SSD (M.2 NVMe対応)+1TB HDD
その他カスタマイズ可能
ディスプレイ 15.6型 フルHDノングレア(LEDバックライト)
グラフィックス GeForce MX250 / インテル UHD グラフィックス 620
LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(RJ-45)
ワイヤレス IEEE802.11 ac/a/b/g/n (最大433Mbps) + Bluetooth 4.2モジュール内蔵
カメラ、マイク 100万画素カメラ、デュアルアレイマイク内蔵
本体サイズ(W×D×H) 377×257×25.4 mm(折り畳み時/ 突起部含まず)
重量 約 2.0 kg(最小構成時)

m-Book Nシリーズには メモリやストレージ、光学ドライブのスペックにより、以下の3モデルがラインナップしています。

■m-Book N520BD-M2S2
8GBメモリ/256GB M.2 SSD (SATA)/DVDドライブ

■m-Book N520SD-M2SH2
8GBメモリ/256GB M.2 SSD (NVMe対応)+1TB HDD/DVDドライブ

■m-Book N520XB-M2SH2 ← レビュー機
16GBメモリ/256GB M.2 SSD (NVMe対応)+1TB HDD/ブルーレイドライブ

なお、各モデルともにメモリやストレージなど使い方に合わせたカスタマイズが可能です。

詳細は、マウスコンピューター公式サイトでチェックできます。

今回はメーカーからお借りした m-Book N520XB-M2SH2 を試用してレビューを行います。

 

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外観チェック

濃い目のシルバーで落ち着いた雰囲気のデザイン

m-Book N シリーズは濃い目のシルバーで落ち着いた雰囲気のデザインです。

正面(向かって斜め左)

背面側(向かって斜め右)

天面を見てみます。

天面(その1)

天面(その2)

天面の素材は樹脂製(プラスチック製)ですが、チープな感じはありません。表面はサラサラとした感触で上質な質感です。指紋や皮脂の跡も目立ちにくいです。

また、光学ドライブ内蔵なので薄型とはいえませんが、意外とスタイリッシュでリビングや書斎に置いても無骨な感じはありません。

天面(その3)

底面部をみてみます。

底面側(その1)

底面側(その2)

底面部の素材も樹脂製で天面の上質感にくらべるとチョット残念な感じもありますが、「ユニボディ」といわれる剛性を重視した構造で、パーツの継ぎ目がなく見た目もスッキリしています。

ゴム足は四隅に実装されています。本体の安定性は良好です。

底面側ゴム足
矢印の指すところがゴム足

バッテリーは取り外し可能です。(容量は 2100mAh)

バッテリーは取り外し可能

バッテリーが消耗してバッテリー駆動時間が短くなったときでもかんたんに交換できるあんしん感があります。

ヒンジのトルクはちょうど良い感じです。天面の開け閉めもしやすく、タイピング中の画面のグラつきもありません。

ヒンジ(外側)

天面を開くときは指がかかりやすいデザインであることも好印象です。

天面に指のかかりやすいデザイン

必要十分なインターフェース

『m-Book N シリーズ』は光学ドライブにくわえ USBポートや HDMI端子、SDカードスロットなど、必要十分なインターフェースが実装されています。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①電源端子
②VGA 端子
③ネットワーク(LAN)端子
④通気口
⑤HDMI 端子
⑥USB3.0 端子(Type-A)
⑦USB3.0 端子(Type-C)

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

⑧ヘッドフォン出力/ ヘッドセット 端子
⑨マイク端子
⑩USB2.0 端子×2
⑪光学ドライブ
⑫セキュリティスロット

光学ドライブを開いたときのイメージです。

光学ドライブ

正面左側には「ステータスLED」のほか、カードリーダーが実装されています。

インターフェース(正面左側)

ステータスLED は、電源やバッテリー、無線LANの状態のほか、ストレージのアクセス状況などを確認することができます。

また、カードリーダーは抜き挿し方式で、SDカードを抜き挿しするときには本体前面を少し持ち上げる必要があります。若干のわずらわしさを感じるかもしれません。

電源ボタンはキーボードの左奥に実装されています。(LED内蔵です)

電源ボタン

カメラとマイクです。

カメラとマイク

スピーカーは底面部 前面側の左右に実装されています。

スピーカー(底面部 前面側)
矢印の指すところがスピーカー

オーソドックスな15.6インチノートのサイズと重量

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
『m-Book N シリーズ』の高さを CD ケース(通常サイズ)3枚と比較
(通常サイズの CD の厚さは 10mm)

ゴム足を含めた高さは、実測値で 22mm(最薄部)~31mm(最厚部)。

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ(その1)
本体のサイズは 幅377×奥行き257 mm

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さは 2,071g。電源アダプターと電源コードの重さは、それぞれ 240g、106gです。

本体の重さ

サイズ感、重量感ともに標準的でオーソドックスといったところでしょうか。

電源アダプターの最大出力ワット数は 65W(19V – 3.42A)。アダプターの大きさは手のひらに収まるくらいのサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

 

ディスプレイ

高精細でキレイな映像のディスプレイ

m-Book N シリーズのディスプレイは 15.6インチサイズの フルHD液晶ディスプレイです。

ディスプレイは発色も良く、描画される映像は高精細でキレイです。

ディスプレイに描画された映像(気球)

i1Display Pro で計測したトーンカーブは、青みが若干強めに出ていますが おおむね 45度の角度に近い理想的なかたちです。

トーンカーブ

趣味としての写真編集も精度よく色調チェックができそうです。

ナローベゼルじゃないのが残念なところ。

大画面は表示できる情報量が多い

14インチサイズのディスプレイと大きさを比較します。

つぎの写真は m-Book N シリーズと14インチノートを並べて同じページを表示させて撮影したものです。

画面大きさ比較

表示されている文字の大きさはほぼ同じですが、描画できる領域は圧倒的に m-Book N シリーズのほうが広いことがわかります。

15.6インチサイズなら、画面に表示できる情報量が多いので複数のウィンドウを並べて表示することも余裕です。

<補足>
17.3インチサイズのノートパソコンなら、さらにたくさんのウィンドウをならべて開くことできますが本体のサイズ自体もデカくなります。

映り込みの少ない非光沢液晶

ディスプレイの映り込み具合を見てみます。

画面映り込み(電源オン時)

非光沢液晶なので映り込みはかなり低減されています。

広い視野角

視野角を確認します。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めから見る映像もキレイです。

ディスプレイを開くことができる最大角度です。

ディスプレイを開くことのできる最大角度

スタンダードタイプのノートパソコンとしては十分といえる範囲をカバーしています。

 

キーボード&タッチパッド

深めのキーストロークで心地よいタイプ感のキーボード

m-Book N シリーズのキーボードのレイアウトです。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

カーソルキーの配置には若干のクセを感じますが、使いなれると違和感もなくなってきます。

キーボードレイアウトのクセ

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は 仕様では 約18mm。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

数字上はフルサイズのキーボードのキーピッチ 19mm より若干狭いですが、数字ほどの狭さは感じません。意外とゆったり感があります。

キーストロークは仕様では 約1.8mm、キーを押した感覚もグッド、シッカリとした打鍵感があってタイプ感も心地よいです。

キーストローク

キートップの表面はフラットな形状。指先の感触はサラサラとしています。フィット感は良好です。

キートップ

なお、キーボードにはバックライトは搭載されていません。

パームレストは天面と同じ濃い目のシルバー。素材は樹脂製ですがサラサラとした感触で質感は良好、指紋や皮脂の跡も目立ちにくいです。

パームレスト

キーボードの使用感としては、全体的に心地よいタイプ感でタイピングしやすいキーボードです。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが独立したタイプです。

タッチパッドの大きさはちょうど良いサイズで手触り感も良好、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。いたって普通のタッチパッドですが全体的に扱いやすい印象です。

タッチパッド
タッチパッドのサイズ感

 

ベンチマーク

ベンチマークでは、レビューで試用している『m-Book N520XB-M2SH2』の基本性能にくわえ CPU・グラフィック・ストレージ 各パーツの性能のほか、バッテリー性能や総合的なパフォーマンスを測定します。

測定結果については、性能レベルの程度を把握しやすくするため、同じ 15.6インチの「m-Book B509H」のスコアと比較します。

2機種の基本スペックは以下のとおり。

■m-Book N520XB-M2SH2
(スコア比較では「N520XB」と記載)
Core i7-8550U/16GBメモリ/256GB SSD (NVMe対応)+1TB HDD/GeForce MX250

■m-Book B509H
(スコア比較では「B509H」と記載)
Core i7-8565U/8GB メモリ/256GB SSD (SATA3)/インテル UHD グラフィックス 620

「m-Book B509H」のスペックはスタンダードノートでもハイスペック構成ともいえる内容です。

『m-Book N520XB-M2SH2』の CPU が第8世代の前身のプロセッサー(Kaby Lake R)でも 16GBメモリや NVMe対応の SSD、専用グラフィックスを搭載することで どの程度性能レベルがアップするか参考になると思います。

なお、比較に使用したベンチマークは以下のとおりです。

比較項目 使用するベンチマーク
基本性能 PASS MARK PerformanceTest 9.0
CPU性能 CINEBENCH R15
グラフィック性能 3DMark
ドラゴンクエストX
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ
ファイナルファンタジーXV
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 8
PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)
※レビュー機の『m-Book N520XB-M2SH2』のみ掲載

 

基本性能

PASS MARK PerformanceTest 9.0 のベンチマーク結果です。

PASS MARK PerformanceTest N520XB B509H
PassMark Rating 4335.6 3498.3
 CPU Mark 8774.7 9071.4
 2D Graphics Mark 664.0 777.1
 3D Graphics Mark 2818.7 1113.5
 Memory Mark 2750.5 2119.0
 Disk Mark 13430.8 4904.4

CPU Mark と 2D Graphics のスコアは CPU 性能に依存するため m-Book N520XB-M2SH2 のスコアが若干低いですが、ほかの部分では圧倒し、基本性能のトータルスコア PassMark Rating でも上回る結果となりました。

 

CPU性能

CINEBENCH R15 と CINEBENCH R20 のベンチマークで比較します。

CINEBENCH R15 N520XB B509H
CPU 490 cb 648 cb
CPU (Single Core) 161 cb 178 cb
 MP Ratio 3.04 x 3.65 x
CINEBENCH R20 N520XB B509H
CPU 1186 cb 1271 cb
CPU (Single Core) 339 cb 429 cb
 MP Ratio 3.50 x 2.97 x

CINEBENCH を使った CPU 単独での性能評価では、第8世代の後継プロセッサー Whiskey Lake-U を搭載した m-Book B509H に優位性があります。

 

グラフィック性能

ゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

3DMark

3DMark のベンチマーク結果です。

3DMark N520XB B509H
Cloud Gate 13910 8668
Night Raid 12032 4824
Sky Diver 10965 4491
Fire Strike 3349 1039
Time Spy 1247 428

3DMark の各テスト内容は以下のとおり。

Cloud Gate ホームPCやノートPC向けで DirectX 10 を想定したグラフィックス性能テスト
Night Raid DirectX 12 を使用したモバイルPCなど低スペックPC向けのグラフィックス性能テスト
Sky Diver DirectX 11 を使用したミドルレンジ・ゲーミングノート向けのグラフィックス性能テスト
Fire Strike DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト
Time Spy DirectX 12 を使用したゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト

ドラゴンクエストX

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX N520XB B509H
標準品質
解像度 1280×720
(未実施) 8547
(とても快適)
最高品質
解像度 1280×720
10481
(すごく快適)
7514
(とても快適)
標準品質
解像度 1920×1080
7713
(とても快適)
4642
(普通)

ファイナルファンタジーXIV

ファイナルファンタジーXIV は「紅蓮のリベレーター」と「漆黒のヴィランズ」 2つのベンチマークで計測します。

■紅蓮のリベレーター

紅蓮のリベレーター N520XB B509H
標準品質(ノートPC)
解像度 1280×720
11204
(非常に快適)
平均FPS:80 FPS
3290
(やや快適)
平均FPS:22 FPS
高品質(ノートPC)
解像度 1280×720
9655
(非常に快適)
平均FPS:67 FPS
2577
(やや快適)
平均FPS:17 FPS
最高品質
解像度 1280×720
6892
(とても快適)
平均FPS:47 FPS
1666
(設定変更を推奨)
平均FPS:11 FPS
標準品質(ノートPC)
解像度 1920×1080
8032
(非常に快適)
平均FPS:54 FPS
(未実施)

 

■漆黒のヴィランズ

漆黒のヴィランズ N520XB B509H
標準品質(ノートPC)
解像度 1280×720
10935
(非常に快適)
平均FPS:84 FPS
3121
(やや快適)
平均FPS:21 FPS
高品質(ノートPC)
解像度 1280×720
9644
(非常に快適)
平均FPS:68 FPS
2438
(快適)
平均FPS:16 FPS
最高品質
解像度 1280×720
7206
(非常に快適)
平均FPS:50 FPS
1653
(設定変更を推奨)
平均FPS:11 FPS
標準品質(ノートPC)
解像度 1920×1080
8075
(非常に快適)
平均FPS:55 FPS
(未実施)

ファイナルファンタジーXIV

ファイナルファンタジーXIV ベンチマークの結果です。

漆黒のヴィランズ N520XB B509H
軽量品質
解像度 1280×720
3920
(普通)
1210
(動作困難)

 

グラフィックス性能は、映像描画の快適性の指標になります。

m-Book N シリーズに搭載されている専用グラフィックス GeForce MX250 の性能レベルは意外と高いです。

写真・動画編集のほか、ミドルレンジクラスのゲームプレイなど、映像描画がからむマルチメディアコンテンツも快適なパフォーマンスが期待できる性能レベルです。

 

ストレージ性能

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用して計測したシーケンシャルリード(読み込み)/ライト(書き込み)のデータ転送速度で比較します。

なお、m-Book N520XB-M2SH2 は SSD+HDD のデュアルストレージを搭載しているので両方のストレージのデータ転送速度を掲載します。

データ転送速度 N520XB B509H
シーケンシャルリード
(SSD)
1722.9 MB/s 560.7 MB/s
シーケンシャルライト
(SSD)
1301.5 MB/s 500.5 MB/s
シーケンシャルリード
(HDD)
139.2 MB/s (非搭載)
シーケンシャルライト
(HDD)
135.8 MB/s (非搭載)

SSD は インターフェースが NVMe/SATA の違いによりデータ転送速度に大きな違いが出ていますが、これだけ高速に読み書きできるなら体感的な差は感じないと思います。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 8 と PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

PCMark 8

PCMark 8 のベンチマーク結果です。

PCMark 8 N520XB B509H
Home Test 3843 3739
Creative Test 4700 4627

※テスト項目説明
 Home Test(家庭での利用を想定したテスト)
 Creative Test(クリエイティブな利用を想定したテスト)

PCMark 10 Extended

PCMark 10 Extended のベンチマーク結果です。

PCMark 10 Extended N520XB B509H
Total Score 3505 2634
Essentials 7340 7638
 App Start-up Score 9748 8879
 Video Conferencing Score 5795 6847
 Web Browsing Score 7003 7330
Productivity 6132 6583
 Spreadsheets Score 7558 8249
 Writing Score 4976 5255
Digital Content Creation 3338 2964
 Photo Editing Score 3583 3844
 Rendering and Visualization Score 3226 1847
 Video Editing Score 3220 3668
Gaming 2717 874
 Graphics score 3605 1129
 Physics score 9311 9445
 Combined score 1209 367

※テスト項目説明
 Total Score(総合的な評価)
 Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
 Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
 Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
 Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

 

総合的なパフォーマンスでは、全体的にレビュー機の m-Book N520XB-M2SH2 に優位性があります。

m-Book N520XB-M2SH2 の CPU が第8世代の前身のプロセッサー(Kaby Lake R)でも 16GBメモリや NVMe対応の SSD、専用グラフィックスを搭載することでシステム全体のパフォーマンスが大きくアップしていることがわかります。

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機 m-Book N520XB-M2SH2 のバッテリー駆動時間を掲載します。

■駆動時間の測定条件
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル

バッテリーの駆動時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー残量グラフ

バッテリー駆動時間 3時間 20分

バッテリーを多く消費する条件とはいえ、バッテリー駆動時間はそれほど長くはないようです。

モバイルして使うことはないと思いますが、使うシーンに合わせて画面の明るさや音量を適正レベルに調整すればバッテリー駆動時間を伸ばすことができます。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので、参考値としてください。

 

RAWデータ現像・動画エンコード処理時間計測

RAWデータ現像と動画エンコードの処理時間を計測します。

計測結果については、レビュー機の m-Book N520XB-M2SH2 とベンチマークで比較対象としていた m-Book B509H の結果を掲載します。

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector 7
(筆者所有のソフトウェア)

■条件等
・RAWデータ 50ファイルを一括書き出し
・プリセット等 編集は適用しない
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
・m-Book N520XB-M2SH2 は SSD への書き込み時間を計測

N520XB B509H
処理時間 1分 3秒7 1分 5秒3

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector 15
(筆者所有のソフトウェア)

■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力
(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
・m-Book N520XB-M2SH2 は SSD への書き込み時間を計測

N520XB B509H
処理時間 4分 25秒2 4分 6秒5

 

m-Book N520XB-M2SH2 では動画エンコードに多少時間がかかっているのは CPU の発熱によりシステム的に性能をおさえていることが考えられます。

CPU の発熱に対する熱対策の違いが処理時間に影響しているようですが、処理性能としてはまずまずです。

 

駆動音・表面温度

駆動音については、負荷の高い処理になると排熱のため「サーッ」というファンの回転音(排気音)が大きくなります。個人差はありますが耳ざわりに感じるかもしれません。

平常時は静かであることや、パソコンを使っているあいだ終始 高負荷な状態が続くわけではないので駆動音についてはそれほど気にすることはないと思います。

本体の表面温度については、負荷のかかる処理になると、キーボードの左側が温かくなります(左側面には排気口があるので)。

パームレストは右側は本体内部の熱の影響はほとんどありませんが左側やタッチパッドは熱の影響は多少あります。ただ、熱いという感じではなく、温かいと感じる程度なのでタイピングに影響はないと思います。

キーボードの表面温度(単位:℃)

キーボードの表面温度
左側の画像:平常時(Windows起動後10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

 

サウンド チェック

『m-Book N シリーズ』には サウンドユーティリティソフト Realtek Audio Console がインストールされています。

Realtek Audio Console サウンドユーティリティソフト

サウンドを実際に聴いてみた印象としては・・・

■スピーカー
少しこもった感じで音質もそれなり。カジュアルにならサウンドを楽しめるレベル。

■ヘッドホン
低音域から高音域まで音域が広がり音質もアップする。
音楽を楽しむならヘッドホンがおすすめ。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 15.5秒 26.5秒 5.4秒
2回目 15.1秒 25.3秒 5.4秒
3回目 15.1秒 30.4秒 5.3秒
4回目 15.0秒 26.4秒 5.4秒
5回目 15.2秒 30.1秒 5.4秒
平均 15.2秒 27.7秒 5.4秒

感覚的にも結果が示す通り「かなり早い」です。

 

搭載ソフトウェア

『m-Book N シリーズ』に搭載されている主なソフトウェアです。

主なソフトウェア(クリックで拡大表示できます)

マルチメディアを楽しむソフトウェア「PhotoDirector」や「PowerDirector」「PowerDVD」のほか、パソコンの動作状態をコントロールするユーティリティソフト「Control Center」などがインストールされています。

なお、「PowerDirector」と「PowerDVD」については、光学ドライブがブルーレイディスク内蔵のときのみ BD対応版になると思います。

 

付属品

『m-Book N シリーズ』の本体ほか同梱品一式(電源アダプター、電源コード、ドキュメント類など)です。

『m-Book N シリーズ』本体セット

付属しているドキュメント類は以下のとおりです。

『m-Book N シリーズ』ドキュメント類

【上記写真のドキュメント類について】
■上段右側から
・製品仕様書
・ファーストステップガイド
・Cyberlinkソフトウェアのご利用方法
■下段左側から
・サポートマニュアル
・保証書
・U-NEXT プレミアムチケット
・ファイナルパソコン引越し Win10 特別版

Cyberlinkソフトウェアのご利用方法は、マルチメディア系のソフト「PhotoDirector」や「PowerDirector」などのセットアップについて記載されています。

また、サポートマニュアルには、初回設定手順のほか、サポートセンターへの問い合わせ方法についても詳細に記載されています。

サポートセンターへは、電話、メール、FAX での問い合わせが可能で、製品の技術的な問い合わせも OK です。

電話による問い合わせが 24時間365日対応していることや、ユーザーが抱えている問題・トラブルの解決を目的としたサポートなどユーザーに寄り添った対応は、パソコンを使う上でのあんしん感につながります。

 

まとめ

以上、『m-Book N シリーズ』のレビュー記事をお届けしました。

『m-Book N シリーズ』の性能レベルは意外と高く、GeForce MX 250 の搭載で、グラフィックス性能も大きくアップしています。

マウスコンピューターにとって『m-Book N シリーズ』は気軽にマルチメディアを楽しめる位置づけかと思われます。

実際に試用した印象としても性能・機能・使い勝手など気軽に快適にマルチメディアを楽しめるバランスの良い仕上がりです。

全体的にはオーソドックスな印象ですが、ふだん使いやビジネスソフトの使用はもちろんのこと趣味としての写真・動画編集、ミドルレンジクラスのゲームも快適にこなせるオールラウンダー的なモデルといえます。

評価のポイントをまとめると・・・

高評価のポイント
・性能レベルが高く動作も軽快でパフォーマンスも快適
・性能バランスが良くマルチメディアを気軽に快適に楽しめる
・タイピングが心地よいキーボード
・いろいろなシーンで快適に使えるオールラウンダーモデル

チョット残念なところ
・ナローベゼルじゃない普通のベゼル

価格は 99,800円(税別)~。

ラインナップしているモデルのスペックや価格、キャンペーンなど最新情報はマウスコンピューターの公式サイトでチェックできます。

 

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m-Book N シリーズ 正面斜め(背景壁紙)

 

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