富士通 LIFEBOOK WU4/J3 (2024年10月モデル) は、インテル Core Ultra H シリーズ・プロセッサーを搭載した高性能な 14型モバイルノートパソコンです。
Core Ultra H プロセッサーの搭載により処理性能は高く、ベンチマークによる性能評価も良好で使用感も快適です。
本体の質量は 約888g と兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3(世界最軽量モデル)の 約634g にくらべ 約254g 質量はあるものの 1kg 切りで超軽量。こちらも持ち歩きがラクにできる軽さです。
処理性能は今回レビューする LIFEBOOK WU4/J3 が優位で、軽さと性能を両立している点もポイント。
■LIFEBOOK WU4/J3 (2024年10月モデル) の特徴
- インテル Core Ultra H シリーズ・プロセッサーを搭載
- 黒一色を極めたミニマルなデザイン
- 質量 約888g と 1kg切りで超軽量!
- 米軍調達基準 MIL規格に準拠した試験をクリアした頑丈ボディ(軽さと堅牢性を両立)
- 高輝度&広色域の WUXGA ディスプレイ(解像度 1920×1200、アスペクト比 16:10)
- シンプルでタイピングしやすいフルサイズキーボード(キーボードバックライト内蔵)
- Copilotキーで AIコンパニオンをすばやく起動できる
- フルHDカメラ&プライバシーシャッター搭載(カスタマイズで顔認証機能対応カメラを搭載できる)
- 電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵し電源オンと同時に指紋認証
本記事では、メーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。
【 目 次 】
レビューは 2025年2月27日時点の内容です。
スペック構成
LIFEBOOK WU4/J3 のおもなスペック構成は以下のとおり。
本体カラー | ピクトブラック |
OS | ■Windows 11 Pro 64ビット版 ■Windows 11 Home 64ビット版 |
CPU | ■インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H ■インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H |
メモリ | ■64GB ■32GB ■16GB ■8GB ※オンボード/増設・交換不可、デュアルチャネル対応 LPDDR5X-7467 |
ストレージ | ■約2TB SSD(PCIe Gen4) ■約1TB SSD(PCIe Gen4) ■約512GB SSD(PCIe Gen4) ■約256GB SSD(PCIe Gen4) |
ディスプレイ | 14.0型ワイド 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラーLCD(ノングレア液晶)(WUXGA 1920×1200ドット) |
グラフィックス | インテル Arc グラフィックス(CPUに内蔵) |
LAN | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠、Wake on LAN機能対応 |
無線LAN/ Bluetooth | Wi-Fi 7(5.76Gbps)対応、IEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n準拠、MU-MIMO対応、Bluetooth v5.4準拠 |
カメラ | ■フルHD Webカメラ内蔵(プライバシーカメラシャッター付)(有効画素数約207万画素)Windows Hello対応 ■フルHD Webカメラ内蔵(プライバシーカメラシャッター付)(有効画素数約207万画素) |
センサー | Windows Hello対応指紋センサー(電源ボタンに内蔵)、照度センサー |
オーディオ | ステレオスピーカー内蔵 / デジタル(ステレオ)マイク内蔵 |
バッテリー駆動時間 | 約11.5時間(動画再生時)/ 約30.0時間(アイドル時) ※JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.3.0 |
本体サイズ(W×D×H) | 308.8×209×15.8~17.3 mm (突起部含まず) |
本体質量 | 約888g |
スペック構成について、レビュー機 LIFEBOOK WU4/J3 と兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 のおもな違いは以下のとおり。
スペック項目 | WU4/J3 (レビュー機) |
WU5/J3 |
---|---|---|
CPU | ■インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H ■インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H |
■インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U ■インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U |
グラフィックス | インテル Arc グラフィックス(CPUに内蔵) | インテル グラフィックス(CPUに内蔵) |
インターフェイス(USB Type-C の仕様に相違) | ・Thunderbolt 4 USB4(Gen3)×2 | ・USB 3.2(Gen2)×2 |
バッテリ駆動時間 (JEITA 3.0) | 約11.5時間(動画再生時)/ 約30.0時間(アイドル時) | 約6.0時間(動画再生時)/ 約15.0時間(アイドル時) |
本体質量 | 約888g | 約634g ~ 約639g |
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LIFEBOOK WU4/J3
(2024年10月モデル)
税込 17万円台から
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外観チェック
ブラックに統一されたスタイリッシュなデザイン
LIFEBOOK WU4/J3 は、ブラックに統一されたデザインが印象的。
本体のカラーは「ピクトブラック」。黒々とした漆黒の色合いで洗練されたスタイリッシュなデザインにマッチします。
天面の端にはインフィニティマークを配置。主張はひかえめですがミニマルデザインにはちょうど良いアクセントです。
主張ひかえめなインフィニティマークがアクセント
天面の表面はサラサラとした感触。指紋や皮脂の跡は、シルバーなどの淡いカラーにくらべると少し目立ちやすいですが、ブラック系のカラーとしては目立ちにくいです。なお、汚れが気になったときは柔らかいクロスなどを使えばかんたんにふき取れます。
なお、兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 の本体カラーもピクトブラックです。見た目は同じでも手で触れたときの感触が明らかに異なります。兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 の本体素材にはカーボンファイバーが採用されており手で触れた感触はザラザラしています。感触に違いはあるものの質感としてはいずれの機種も上質な印象を受けます。
レビュー機 LIFEBOOK WU4/J3 の素材は不明ですが、米軍調達基準 MIL規格に準拠した試験をクリアしています。堅牢性にすぐれた頑丈なボディなので持ち歩きもあんしんです。
本体はとてもスリム。持ち歩く際に収納するバッグへの出し入れもスムーズにできます。
本体はスリム
底面カバーは「ユニボディ」の構造。見ためはシンプルですが、ユニボディの構造は剛性にもすぐれています。
ゴム足は四隅に実装。前面側は丸い形状のゴム足、背面側は四角いゴム足が実装されており本体の安定感は良好です。
写真は LIFEBOOK WU5/J3 のゴム足。実装位置・ゴム足の形状ともに同じです。
また、排気口はヒンジのあいだに実装されています。
排気口(ヒンジのあいだ)
吸気口(底面カバー側)と排気口
なお、外観のデザインイメージは、レビュー機 LIFEBOOK WU4/J3 と兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 で同じです。本体に触れたり持ちくらべたりすれば違いは分かりますが、見た目だけで違いを判断することは難しいくらい同じデザインです。
リフトアップヒンジ
LIFEBOOK WU4/J3 は、天面を開くときに指がかかりやすい形状にデザインされています。
天面を開きやすいデザイン
天面の開きやすさは、使いやすさにもつながります。
また、ヒンジは本体奥側を持ち上げるリフトアップヒンジです。
写真は LIFEBOOK WU5/J3 のリフトアップヒンジ。リフトアップの構造や程度は まったく同じです。
リフトアップヒンジはキーボードに適度な傾斜ができてタイピングしやすく、底面からの吸気効率がアップするメリットもあります。
豊富なインターフェース
LIFEBOOK WU4/J3 は豊富なインターフェースを実装しています。
右側面
①microSDカードスロット
②USB 3.2(Gen1) Type-A コネクタ
③HDMI出力端子
④LAN コネクタ
左側面
⑤盗難防止用ロック取り付け穴
⑥Thunderbolt 4 USB4(Gen3)コネクタ×2
⑦USB 3.2(Gen1)Type-Aコネクタ(電源オフUSB充電機能対応)
⑧マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子
兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 との違いは USB Type-C のみ。レビュー機は Thunderbolt 4 USB4(Gen3)コネクタ が搭載されていますが、兄弟機種の WU5/J3 は USB 3.2(Gen2)Type-Cコネクタです。
レビュー機に搭載されている Thunderbolt 4 USB4 ポートの映像出力/PD充電器対応の検証結果は以下のとおり。
■Thunderbolt 4 USB4 対応表(2ポート共通:当サイトの検証結果)
映像出力 | 〇(4K出力可能) |
---|---|
PD充電器(30W) | 〇 |
PD充電器(45W) | 〇 |
PD充電器(65W) | 〇 |
なお、HDMI出力端子 は 4K出力に対応しています。
また、microSDカードスロットはプッシュロック方式です。
microSDカードをシッカリ挿し込んだ状態
microSD カードを押し込んでロックさせ、取り出すときは再度カードを押し込んでロックを解除することでカードが出てくる仕組みです。
LAN コネクタは、カバーを開くだけでコネクタを挿し込むことができます。(LAN コネクタのカバーの下側を上方向へはね上げるように開く)
指紋センサーと顔認証カメラを搭載可能
LIFEBOOK WU4/J3 は指紋センサーを標準搭載しています。
指紋センサーは電源ボタンに内蔵。
電源ボタンは LED内蔵
指紋は、電源ボタンを押して電源オンすると同時に読み込むことができます。サインイン画面で再度指紋センサーにタッチする必要はなく、そのまま Windows にサインインできます。
指紋認証でサインイン
また、顔認証カメラはカスタマイズで追加することができます。
顔認証でサインイン
顔認証と指紋認証は併用が可能で、認証精度はいずれも良好です。Windows へのサインインもスムーズです。パソコンをスリープ状態から復帰するときなどはサインイン画面での認証が必要ですが、顔認証情報を登録しておけば顔パスでサインインできるメリットがあります。
また、カメラには「プライバシーシャッター」が付いています。
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断
シャッターはスライド式(手動)ですがスムーズなスライドが可能。オンライン会議などで こちらの光景を見られたくないときもスムーズに操作できます(切替スイッチはカメラの左側)。
ちなみに、プライバシーシャッターでカメラを閉じていると顔認証機能は使えません。指紋認証でサインインするか PINコードやパスワードを入力してください。
スピーカーは底面前面側に搭載
スピーカーは底面の前面側に搭載されています。
スピーカーは底面の前面側
低音域から高音域まで広い音域を再現して高音質です。
なお、兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 の音質もレビュー機と同等で高音質です。
コンパクト&スリム&超軽量
本体の大きさのイメージです。本体の下に A4コピー用紙(黄色)を置き、本体の上には B5版ノートを載せています。
本体のサイズ感
本体サイズは A4 より少し小さくてコンパクトです。
本体を閉じたときの高さのイメージは以下のとおり。
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)
仕様上の高さは最厚部で17.3mm(突起部除く)。上記写真のとおり、CDケース 2枚より薄くてとてもスリムです。
また、本体や電源アダプターなど質量の実測値は以下のとおり。
・本体:863g
・電源アダプター:182g
・電源コード:59g
兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 の 約634g(仕様)にくらべ 質量はあるものの 1kg 切りで超軽量。持ち歩きがラクにできる軽さです。
本体は超軽量で持ち歩きがラク
電源アダプターの最大出力は 65W。その大きさは手のひらに収まるくらいのコンパクトなサイズです。
なお、電源アダプターのコードは巻き付けられるので、本体と一緒に持ち歩くときでも かさばることなくバッグへ収納できます。
ディスプレイのチェック
高輝度&広色域ディスプレイ
レビュー機のディスプレイは BOE製の液晶パネル[型番:BOE0BA7 NV140WUM-N61]が採用されています。
兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 の液晶パネルは Sharp製でしたが、Sharp製の液晶パネルと同様に描画される映像は自然な色合いでキレイです。描画イメージは以下のとおり。
画像の表示例(その1)
画像の表示例(その2)
テキストの表示例
テキスト表示を拡大
トーンカーブは RGB ともに理想的な45度の直線に近い形状で色調バランスは良好です。
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)
輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「424 nit」。高輝度で実際に見ても とても明るいです。屋外のように周囲が明るい環境で使っても画面が見えにくくなることはないでしょう。
色域の計測結果は以下のとおり。
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)
規格 | カバー率 | 比 |
---|---|---|
sRGB | 99.6% | 105.4% |
Adobe RGB | 76.4% | 78.1% |
DCI-P3 | 77.7% | 77.7% |
広色域で色再現性にもすぐれています。写真編集などシビアな色再現が必要な作業にもしっかり対応できます。
狭額縁ベゼルで画面周りスッキリ
ベゼルは狭額縁です。
とくに左右のベゼルの幅は鉛筆の太さよりとても細く、画面周りはスッキリとしています。
映り込みは気にならない
ディスプレイの映り込み具合をチェックします。
レビュー機は非光沢液晶です。上記写真のとおり映り込みはかなり低減されています。画面への映り込みが気になることはなく、眼への負担も軽減できます。
広い視野角
視野角をチェックします。
正面
右側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度
水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからも描画されている映像をはっきり確認できます。
ディスプレイはフラットまで開ける
天面はフラットまで開くことができます。
ディスプレイをフラットまで開くことができれば、打ち合わせなどでの画面共有に便利です。
キーボード&タッチパッドのチェック
タイピングしやすいキーボード
LIFEBOOK WU4/J3 のキーボード・レイアウトは標準的です。
キーに印刷されている文字が薄いため、照明や周囲の明るさによっては見えにくくなる点は留意してください(兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 も同じ)。ただ、タッチタイピングするユーザーにとっては問題にはならないでしょう。
キーピッチの仕様は 約19mm。フルサイズキーボードと同等のキーピッチで窮屈な感じはありません。
キートップの表面は中央部分が少しへこんでいます。ツルツルとした感触で指先のタッチ感も良好です。
キーストロークの仕様は 約1.5mm。感覚的には数字以上のストロークでしっかりとした打鍵感を得られます。
タイプ音は「タクタク」という音。音の大きさはフツウ
キーを押し込む強さや跳ね返りもちょうど良い感じでタイピングしやすいキーボードです。
なお、タイプ感は 兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 と同じです。
Copilotキー搭載
LIFEBOOK WU4/J3 には「Copilotキー」が搭載されています。
矢印の指すところが Copilotキー
Copilotキーを押すと Microsoft の AIアシスタントをすばやく起動することができます。
Copilotキーを押すだけで AIアシスタントが起動
Copilot はユーザーの質問に対して適切な回答を返してくれるとても便利な機能です。日々学習し進化しているので、アイディアの創造や文章作成など、さまざまな用途で活用することができます。
キーボードにはバックライトを搭載
キーボードにはバックライトが搭載されています。
キーボード・バックライトの明るさは、2段階で切り替えできます。
[Fn]+[Space]キー押下:点灯(暗)→点灯(明)→オフ
ちなみに、キーボード・バックライトを点灯していれば、キーに印刷されている文字の見えにくさは解消します。
なお、兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 にはキーボードバックライトが搭載されていません。
質感のよいパームレスト
パームレストはサラサラとした感触で質感も良好です(兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 は少しザラザラした感触)。
指紋や皮脂の跡は少し目立ちやすいですが、汚れが気になったときは柔らかいクロスでかんたんに拭き取れます。
なめらかなスベリのタッチパッド
タッチパッドはツルツルした感触でスベリもなめらかです(兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 も同じ)。
タッチパッドのサイズ感
奥行きのサイズは浅めですが、扱いやすさは良好です。
ベンチマークによる性能評価
ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィックス・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。
レビュー機の基本スペック
OS | Windows 11 Pro |
---|---|
CPU | インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H |
メモリ | 64GB (デュアルチャネル対応 LPDDR5X-7467) |
ストレージ | 約1TB SSD(PCIe Gen4) |
グラフィックス | インテル Arc グラフィックス |
評価に使用したベンチマークは以下のとおり。
評価項目 | 使用するベンチマーク |
---|---|
CPU性能 | CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価] |
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価] | |
グラフィック性能 | 3DMark Time Spy |
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム] | |
ストレージ性能 | CrystalDiskMark |
総合的なパフォーマンス | PCMark 10 |
バッテリー | BatteryInfoView(バッテリー残量測定用) |
なお、ベンチマークの実行にあたっては電源オプションの電源プランを「Fujitsu」に設定し、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」の2モードそれぞれで実施しています。
電源プランの設定
電源モードの設定
CPU性能
CPU性能は CINEBENCH R23(マルチコア/シングルコア)と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。
評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。
・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H
・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H
・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U
・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U
・インテル Core i7-1360P プロセッサー
・インテル Core i5-1340P プロセッサー
・インテル Core i7-1355U プロセッサー
・インテル Core i5-1335U プロセッサー
・AMD Ryzen 7 8840HS プロセッサー
・AMD Ryzen 7 8840U プロセッサー
・AMD Ryzen 7 7730U プロセッサー
・AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー
※当サイトで計測したスコアの平均値
CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]
CINEBENCH R23 (マルチコア) | |
---|---|
Ryzen 7 8840HS |
12647 pts
|
Core Ultra 7 155H |
12444 pts
|
Ryzen 7 8840U |
12259 pts
|
Core Ultra 7 155H(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
11223 pts
|
Core i7-1360P |
10095 pts
|
Core Ultra 5 125H |
9920 pts
|
Ryzen 7 7730U |
9117 pts
|
Core Ultra 7 155H(レビュー機/バランス) |
8675 pts
|
Core Ultra 7 155U |
8648 pts
|
Core i5-1340P |
8551 pts
|
Ryzen 5 7530U |
7627 pts
|
Core i7-1355U |
7342 pts
|
Core i5-1335U |
6875 pts
|
Core Ultra 5 125U |
6508 pts
|
CINEBENCH R23 (シングルコア) | |
---|---|
Core i7-1355U |
1750 pts
|
Core i7-1360P |
1732 pts
|
Ryzen 7 8840HS |
1725 pts
|
Ryzen 7 8840U |
1713 pts
|
Core Ultra 7 155U |
1691 pts
|
Core Ultra 7 155H |
1678 pts
|
Core Ultra 5 125H |
1661 pts
|
Core Ultra 7 155H(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
1593 pts
|
Core Ultra 5 125U |
1564 pts
|
Core i5-1335U |
1546 pts
|
Core Ultra 7 155H(レビュー機/バランス) |
1541 pts
|
Core i5-1340P |
1534 pts
|
Ryzen 7 7730U |
1431 pts
|
Ryzen 5 7530U |
1419 pts
|
PU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest) | |
---|---|
Ryzen 7 8840U |
25969
|
Core Ultra 7 155H |
25539
|
Ryzen 7 8840HS |
25442
|
Core Ultra 7 155H(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
24149
|
Core Ultra 5 125H |
21632
|
Core Ultra 7 155H(レビュー機/バランス) |
20920
|
Core i7-1360P |
20651
|
Ryzen 7 7730U |
18677
|
Core Ultra 7 155U |
18521
|
Core i5-1340P |
16650
|
Core i7-1355U |
16487
|
Ryzen 5 7530U |
15930
|
Core Ultra 5 125U |
15296
|
Core i5-1335U |
14508
|
レビュー機のスコアは平均値にくらべ少し低いものの、CPU性能としては良好です。
保有している性能は十分発揮できており、一般的な使いかた(オフィスソフト・メール・ネット検索・オンライン会議など)はもちろんのこと負荷の高い作業でも快適なパフォーマンスが期待できます。
グラフィック性能
グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。
評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。
・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 7 155H内蔵)
・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 5 125H内蔵)
・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 155U内蔵)
・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 125U内蔵)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1360P内蔵)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1340P内蔵)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1355U内蔵)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1335U内蔵)
・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 8840HS内蔵)
・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 8840U内蔵)
・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 7730U内蔵)
・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 7530U内蔵)
※当サイトで計測したスコアの平均値
3DMark Time Spy
Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。
3DMark Time Spy | |
---|---|
インテル Arc(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
3574
|
インテル Arc(Core Ultra 7 155H) |
3529
|
インテル Arc(レビュー機/バランス) |
3265
|
インテル Arc(Core Ultra 5 125H) |
3119
|
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840HS) |
2857
|
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840U) |
2790
|
インテルグラフィックス(Core Ultra 7 155U) |
2072
|
インテルグラフィックス(Core Ultra 5 125U) |
2049
|
インテル Iris Xe(Core i7-1360P) |
1911
|
インテル Iris Xe(Core i7-1355U) |
1691
|
インテル Iris Xe(Core i5-1340P) |
1545
|
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U) |
1354
|
インテル Iris Xe(Core i5-1335U) |
1312
|
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U) |
1255
|
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV | |
---|---|
インテル Arc(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
6428
|
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840HS) |
6419
|
インテル Arc(レビュー機/バランス) |
5684
|
AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840U) |
5665
|
インテル Arc(Core Ultra 7 155H) |
5643
|
インテル Arc(Core Ultra 5 125H) |
5176
|
インテル Iris Xe(Core i7-1360P) |
4225
|
インテル Iris Xe(Core i7-1355U) |
3848
|
インテルグラフィックス(Core Ultra 7 155U) |
3826
|
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U) |
3608
|
インテル Iris Xe(Core i5-1340P) |
3451
|
インテルグラフィックス(Core Ultra 5 125U) |
3282
|
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U) |
3103
|
インテル Iris Xe(Core i5-1335U) |
2930
|
※軽量品質/解像度 1280×720 で実施
レビュー機のグラフィックス性能は優秀です。
オンライン会議で複数のアプリを動かしてもカクつくことなく、写真編集などクリエイティブ作業でも快適に使うことができるでしょう。
参考までに、CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかにも搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル)に依存します。レビュー機は 良好な CPU性能にくわえ 64GBメモリのデュアルチャネル構成が優秀なグラフィックス・パフォーマンスにつながっています。
なお、64GBメモリは予算との兼ね合いもあるため、搭載することが難しいかもしれません。実際には 16GBメモリ(デュアルチャネル)以上を搭載していれば、オンライン会議をしながら複数アプリを動かすようなケースやメモリをたくさん使用する写真編集などでも かなり快適なグラフィックス・パフォーマンスが期待できます。
ストレージ性能
レビュー機のストレージは PCIe Gen4 対応の SSD(容量 1TB)を搭載しています。
ストレージ情報
(シリアルナンバーは隠しています)
ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。
データ転送速度
※電源モードを「バランス」に設定して計測した結果。「最適なパフォーマンス」での計測結果も同等です。
計測結果は優秀です。PCIe Gen4 対応の SSD は、体感的にも高速なデータアクセスでファイルの読み書きがとてもスムーズです。
総合的なパフォーマンス
PCMark 10 で実際の使用を想定した性能評価を行います。
評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。
・LIFEBOOK WU5/J3
・dynabook RZ/HX
・ThinkPad E14 Gen 6
・HP Pavilion Aero 13-bg
※当サイトで計測したスコア(パフォーマンスモードに相当した設定で計測したスコア)
各機種のおもなスペックは以下のとおり。
スペック | LIFEBOOK WU4 (レビュー機) |
LIFEBOOK WU5 | dynabook RZ | ThinkPad E14 | Pavilion Aero 13 |
---|---|---|---|---|---|
CPU | インテル Core Ultra 7 155H | インテル Core Ultra 7 155U | インテル Core Ultra 7 155H | インテル Core Ultra 5 125H | AMD Ryzen 7 8840U |
メモリ | 64GBメモリ | 64GBメモリ | 32GBメモリ | 16GBメモリ | 16GBメモリ |
ストレージ | 1TB SSD | 1TB SSD | 1TB SSD | 512GB SSD | 1TB SSD |
グラフィックス | Intel Arc | Intel Grapics | Intel Arc | Intel Arc | AMD Radeon 780M |
ベンチマーク結果は以下のとおり。
Essentials | |
---|---|
LIFEBOOK WU4(バランス) |
8927
|
LIFEBOOK WU4(最適なパフォーマンス) |
9020
|
LIFEBOOK WU5 |
9038
|
dynabook RZ |
9599
|
ThinkPad E14 |
9362
|
Pavilion Aero 13 |
9958
|
目標値 |
4100
|
Productivity | |
LIFEBOOK WU4(バランス) |
9627
|
LIFEBOOK WU4(最適なパフォーマンス) |
9460
|
LIFEBOOK WU5 |
9983
|
dynabook RZ |
9800
|
ThinkPad E14 |
8253
|
Pavilion Aero 13 |
10337
|
目標値 |
4500
|
Digital Contents Creation | |
LIFEBOOK WU4(バランス) |
7908
|
LIFEBOOK WU4(最適なパフォーマンス) |
8205
|
LIFEBOOK WU5 |
6766
|
dynabook RZ |
7814
|
ThinkPad E14 |
7863
|
Pavilion Aero 13 |
8064
|
目標値 |
3450
|
Gaming | |
LIFEBOOK WU4(バランス) |
5858
|
LIFEBOOK WU4(最適なパフォーマンス) |
5924
|
LIFEBOOK WU5 |
4165
|
dynabook RZ |
6381
|
ThinkPad E14 |
4681
|
Pavilion Aero 13 |
5946
|
※テスト項目説明
・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)
※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア
レビュー機のスコアは、すべてのテストジャンルにおいて優秀です。
持ち歩きがラクにできる超軽量ボディにすぐれた処理性能が搭載されており、シーンや場所を選ばず快適なパフォーマンスで活用することができるでしょう。
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バッテリー
バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。
※電源モードを「バランス」に設定して実施。
■駆動時間の測定条件
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル
■充電時間の測定条件
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。
バッテリーの駆動時間と充電時間の計測結果は以下のとおり。
バッテリー駆動時間 | 11時間 4分 |
バッテリー充電時間 (50%までの充電時間) |
41分 |
バッテリー充電時間 (80%までの充電時間) |
1時間 10分 |
バッテリー充電時間 (100%までの充電時間) |
2時間 13分 |
バッテリー駆動時間はスペック「約11.5時間(動画再生時)」に近い時間で良好な結果です。
バッテリー駆動で長時間使用するときは画面の明るさを調整するなどバッテリー消費を抑えることでバッテリー駆動時間をさらに伸ばすこともできます。
また、急速充電に対応している点は好印象です。バッテリー残量が少ないときでも 50%まで短時間で充電することができれば、よりアクティブに使えるメリットがあります。
検証ではパソコンを起動している状態で実施しましたが、電源オフ(あるいはスリープ)の状態であれば、さらに短時間で充電できます。
なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するため参考値としてください。
クリエイティブ性能の評価
クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。
評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。
・LIFEBOOK WU5/J3
・dynabook RZ/HX
・ThinkPad E14 Gen 6
・HP Pavilion Aero 13-bg
※当サイトで計測した処理時間(パフォーマンスモードに相当した設定で計測)
RAWデータ現像
RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic
■条件等
・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・プリセット等 編集は適用しない
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
■処理結果
Lightroom | |
---|---|
LIFEBOOK WU4(バランス) |
27秒3
|
LIFEBOOK WU4(最適なパフォーマンス) |
26秒2
|
LIFEBOOK WU5 |
21秒9
|
dynabook RZ |
23秒9
|
ThinkPad E14 |
16秒4
|
Pavilion Aero 13 |
18秒6
|
Lightroom Classic | |
LIFEBOOK WU4(バランス) |
26秒0
|
LIFEBOOK WU4(最適なパフォーマンス) |
24秒0
|
LIFEBOOK WU5 |
21秒1
|
dynabook RZ |
27秒3
|
ThinkPad E14 |
15秒9
|
Pavilion Aero 13 |
22秒3
|
動画エンコード
動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector
■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
■処理結果
PowerDirector | |
---|---|
LIFEBOOK WU4(バランス) |
1分50秒1
|
LIFEBOOK WU4(最適なパフォーマンス) |
1分27秒0
|
LIFEBOOK WU5 |
1分35秒9
|
dynabook RZ |
1分24秒2
|
ThinkPad E14 |
1分15秒5
|
Pavilion Aero 13 |
1分7秒0
|
レビュー機は比較対象機にくらべ処理時間が少しかかっています。おそらく、ソフトウェアとの相性の可能性が考えられます。
ただ、モバイルノートとしては十分なクリエイティブ性能です。超軽量で持ち歩きがラクなアドバンテージを活かして外出先でのスキマ時間を利用した写真・動画編集に活用できるメリットもあります。
駆動音・表面温度のチェック
駆動音のチェック
駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します
・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 /マルチ Core」実行中
・10分間動画のエンコード処理中
※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:25℃)
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)
■測定結果
モード | アイドル状態 (最小音量) |
最大音量 下段はピーク時の音量推移 |
|
---|---|---|---|
ベンチマーク中 | 動画エンコード中 | ||
バランス | 33.5db | 36.6db (36db台) |
36.7db (36db台) |
最適な パフォーマンス |
33.8db | 45.5db (44~45db) |
45.5db (44~45db) |
■騒音の目安
騒音の大きさ | 騒音の具体例 |
---|---|
60 デシベル | 走行中の自動車内 普通の会話 デパート店内 |
50 デシベル | 家庭用エアコンの室外機 静かな事務所の中 |
40 デシベル | 閑静な住宅地の昼 図書館内 |
30 デシベル | 深夜の郊外 鉛筆での執筆音 |
20 デシベル | 木の葉の触れ合う音 雪の降る音 |
参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」
アイドル状態での駆動音は ほぼ無音で静かです。
高負荷な状態では「サーッ」という排気音が大きくなります。バランスモードのときはうるさくありませんが、最適なパフォーマンスモードのときは少しうるさく感じるかもしれません。
なお、負荷低減後、アイドル時の状態に戻るまでの時間は、いずれのモードも 2分くらいです。
※駆動音の音量は、使用環境やパソコンの状態によって変動します。
表面温度のチェック
表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。
・アイドル状態で10分放置後
・Youtube 動画 30分間視聴後
・10分間動画のエンコード実行後
※単位:℃、測定時の室温:25℃
※電源モードを「バランス」に設定して実施
※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果
■アイドル状態で10分間放置
■Youtube 動画 30分間視聴後
■10分間動画エンコード実行後
高負荷な状態では、キーボード奥の中央寄りの表面温度が少し高くなるため多少の温かさを感じますが、タイピングへの影響はありません。
また、パームレストの表面温度は負荷状況にかかわらず本体内部の熱の影響を受けないので、高負荷な状態でキーボード操作をしていても不快に感じることはないでしょう。
サウンド チェック
LIFEBOOK WU4/J3 には、サウンドユーティリティソフト「Dolby Access」がインストールされています。
Dolby Access にはコンテンツに合わせたプリセットが用意されているほか、カスタム機能を使ってお好みのサウンドにチューニングすることもできます。
以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。
※プリセット「ミュージック」、インテリジェントイコライザー「バランス」(デフォルト)で試聴
■スピーカー
・低音域から高音域まで広い音域をカバーし高音質
・音量を最大にしても音割れしない
・音声もはっきり聴き取れる
■ヘッドホン
・音域全体が増幅されて臨場感や迫力がアップする
Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測
Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。
回 | 起動 | 再起動 | シャットダウン |
---|---|---|---|
1回目 | 17.8秒 | 38.9秒 | 16.2秒 |
2回目 | 18.3秒 | 38.3秒 | 16.0秒 |
3回目 | 17.9秒 | 39.1秒 | 16.6秒 |
4回目 | 17.7秒 | 40.4秒 | 16.5秒 |
5回目 | 17.6秒 | 39.5秒 | 15.7秒 |
平均 | 17.9秒 | 39.2秒 | 16.2秒 |
起動とシャットダウンは体感的にも早いです。
再起動は多少時間はかかりますが頻繁に行う操作ではないので処理待ちのストレスを感じることはないと思います。
なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。
同梱品
LIFEBOOK WU4/J3 の本体ほか同梱品一式です。
同梱品
・LIFEBOOK WU4/J3 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類
まとめ
以上、LIFEBOOK WU4/J3 のレビュー記事をお届けしました。
LIFEBOOK WU4/J3 は、14インチサイズながらとても軽くて持ち歩きがラク、良好な処理性能でサクサク動いて快適に使えます。
兄弟機種 LIFEBOOK WU5/J3 にくらべ軽さは劣るものの(とはいっても本機も 1kg 切りで超軽量)、性能レベルは本機が優位。まさに軽さと性能を両立したモバイルノートといえます。
高評価のポイント
- モバイルノートとして とても快適に使える処理性能
- 14インチサイズでも 1kg切りで超軽量
- ブラックに統一されたシンプルで機能的なミニマルデザイン
- タイピングしやすいフルサイズキーボード(バックライト付き)
- 高輝度・広色域ディスプレイ
- 高音質サウンド
気をつけておきたい点
- キーに印刷されている文字が見えにくい(バックライトを点灯すれば問題解消)
詳しいスペックやカスタマイズ構成、価格、キャンペーンなど最新情報は、富士通FMV公式通販サイト「WEB MART」をご確認ください。

LIFEBOOK WU4/J3
(2024年10月モデル)
税込 17万円台から
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