正面斜め上(壁紙)

デル Latitude 7330 Ultralight(以下、Latitude 7330 と記載)は、第12世代インテル Core プロセッサーを搭載した高性能で高品質な 13.3型モバイルノートPCです。

超軽量な筐体に高いレベルの処理性能を搭載、堅牢性にもすぐれ、アクティブなビジネスシーンも快適に使えます。

レビューではメーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

■Latitude 7330 の特徴

  • 第12世代インテル Core プロセッサーを搭載
  • ビジネス向けでもスタイリッシュなデザイン
  • クラムシェルタイプ/2-IN-1 タイプがラインナップ
  • 筐体の素材をカーボン ファイバー/アルミニウム チタン グレー/マグネシウム合金から選択できる(2-IN-1 タイプはアルミニウム チタン グレーのみ)
  • 最小重量 967g と超軽量!そしてスリム&コンパクト
  • 必要十分なインターフェースを搭載
  • 高輝度なフルHD液晶ディスプレイを採用
  • ノイズ キャンセリング マイクロフォン搭載
  • 顔認証カメラや指紋認証センサーを搭載できる
  • ビジネスシーンにあわせた柔軟なカスタマイズが可能

天面(壁紙)

レビューは 2022年7月23日時点の内容です。

 

スペック構成

Latitude 7330 には、クラムシェルタイプのほか 2-IN-1 タイプもラインナップ。それぞれ予算や使いかたにあわせた柔軟なカスタマイズに対応しています。

ちなみに、レビュー機の Ultralight は、筐体の素材にマグネシウム合金を採用しており、軽さと頑丈さを兼ね備えたモデルです。

Latitude 7330 のおもなスペック構成は以下のとおり。

OS ・Windows 11 Pro, 日本語
・Windows 11 Pro, 英語
・Windows 11 Home, 日本語
・Windows 11 Home, 英語
・Windows 10 Pro (Windows 11 Pro ライセンス を含む) 日本語
・Windows 10 Pro (Windows 11 Pro ライセンス を含む) 英語
CPU ・インテル Core i5-1235U プロセッサー
・インテル Core i5-1245U プロセッサー
・インテル Core i7-1255U プロセッサー
・インテル Core i7-1265U プロセッサー
メモリ ・8GB、DDR4、3200MHz、内蔵、デュアルチャネル
・16GB、DDR4、3200MHz、内蔵、デュアルチャネル
ストレージ ・256GB SSD (M.2 PCIe NVMe)
・512GB SSD (M.2 PCIe NVMe)
・1TB SSD (M.2 PCIe NVMe)
ディスプレイ ・13.3インチ、フル ハイ デフィニション(FHD)
・13.3インチ、フル ハイ デフィニション(FHD)、タッチ対応
・13.3インチ、フル ハイ デフィニション(FHD)、超低電力(SLP)、ComfortView Plus
・13.3インチ、フル ハイ デフィニション(FHD)、超低電力(SLP)、ComfortView Plus、超軽量
・13.3インチ、フル ハイ デフィニション(FHD)、Corning Gorilla Glass 6 DXC、タッチ対応、ペン対応(2-IN-1タイプのみ)
グラフィックス インテル Iris Xeグラフィックス (CPUに内蔵)
ワイヤレス インテル Wi-Fi 6E AX211 2×2 802.11ax 160MHz + Bluetooth 5.2
カメラ、マイク ・HD RGBカメラ、デュアルアレイマイク
・FHD RGBカメラ、IR カメラ、デュアルアレイマイク
バッテリー駆動時間 非公開
筐体素材 クラムシェルタイプ(ノートPC)
・カーボン ファイバー
・マグネシウム合金
・アルミニウム チタン グレー
2-IN-1 タイプ
・アルミニウム チタン グレー

 

ランナップしているモデルやカスタマイズ詳細、価格など最新情報はデル直販サイト(デルオンラインストア)をご確認ください。

真正面

デル Latitude 7330
税込 21万円台から
(クーポン適用価格)

※Latitude 7330 は法人向け PC ですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入できます。

 

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外観チェック

法人向けでもスタイリッシュなデザイン

Latitude 7330 は法人向けながらスタイリッシュなデザインです。

正面側 右側

背面側 右側

本体のカラーはマットなブラックに近いダークブラウン(こげ茶)、落ち着いた雰囲気のあるカラーです。

天面真上

天面斜め(その1)

天面斜め(半開き)

指紋や皮脂の跡が目立ちにくいところも好印象です。

天面のアップ
DELL のロゴがアクセント

本体の素材はマグネシウム合金。軽くて堅牢性にすぐれた素材です。

天面斜め(その3)

天面斜め(その4)
本体はスリム

手で触れた感触はサラサラとしており、上質感のある仕上がりです。

底面カバーは剛性を重視した「ユニボディ」。構造面からも堅牢性を高めています。

底面側真上

底面側(斜め)

ゴム足は前面側と背面側に平行して実装されており、安定感は良好です。

ちなみに、排気口はヒンジのあいだに実装されており、背面側のゴム足は排気口から出される温かい空気が再び吸気口に入り込むのを遮断する役割も兼ねています。

必要十分なインターフェースを実装

レビュー機のインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①Thunderbolt 4.0ポート(電源供給およびDisplayPort 1.4 Altモード対応)

②ユニバーサル オーディオ ポート

 

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

③Thunderbolt 4.0ポート(電源供給およびDisplayPort 1.4 Altモード対応)

④USB 3.2 Gen 1ポート(PowerShare機能付き)

⑤HDMI 2.0ポート

⑥くさび形ロックスロット

 

Latitude 7330 はビジネス向けのモバイルノートとして必要十分なインターフェースを実装しています。一般的なビジネスシーンでポートが不足することはないと思います。

なお、USB Type-C コネクタは映像出力や PD充電器に対応しています。

■USB Type-C コネクタ対応表(2ポート共通、当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W) △(低速充電)
PD充電器(45W) △(低速充電)
PD充電器(65W)

また、キーボード前面の右側には充電中ランプが実装されており、バッテリーの充電状態を把握できます。

充電中ランプ
バッテリー充電時は LED点灯

電源ボタンはキーボード右上

電源ボタンはキーボード右上にレイアウトされています。

電源ボタン

使用中に間違って電源ボタンを押してもスリープへ移行します。作業中のデータが破棄されることはありませんが、必要に応じて電源ボタンを押したときの動作を変更してください。

プライバシーシャッターでカメラを遮断できる

Latitude 7330 には、カメラを遮断できるプライバシーシャッターが付いています。

プライバシーシャッター
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断
カメラの上部に切り替えスイッチがある

シャッターはスライド式(手動)ですがスムーズに操作できます。

スピーカーは底面部の前面側に実装

スピーカーは底面部の前面側に実装されています。

スピーカー

スピーカー(拡大)

ノイズ キャンセリング マイクロフォン搭載

Latitude 7330 は、ノイズ キャンセリング マイクロフォンを搭載しています。

マイクロフォン
矢印の指すところがマイクロフォン

付属のソフトウェアとあわせて周囲の雑音を効果的に除去することができるので、オンライン会議などに有用です。

雑音を除去できるソフトウェア

超軽量でコンパクトなボディ

本体の大きさのイメージです。本体の下に A4コピー用紙を置き、本体上に B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
コンパクトな本体

本体のフットプリント(設置面積)は、A4 サイズと同じくらいの大きさでコンパクトです。

ゴム足を含めた本体の高さは、実測で 約19~22mm。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

最厚部でも CDケース 2枚程度で、そこそこスリムです。

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:976g
・電源アダプター:193g
・電源コード:100g

マグネシウム合金の本体は超軽量で持ち歩きもラク!

本体の重量感
超軽量で堅牢性にすぐれたボディ

電源アダプターの最大出力は 65W。その大きさは手のひらに収まるサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ実測

 

ディスプレイのチェック

自然な色合い描画できる液晶パネル

Latitude 7330 の液晶パネルは LG Philips製(現 LGディスプレイ)のパネルです(型番:LGD06DC)。

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例

表示される文字の大きさ
テキストの表示例

描画される映像は自然な色合いでキレイ、文字も見やすいです。

トーンカーブは、わずかにうねっていますが RGB ともに理想的な 45度の直線に近い形状です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「492 nits」。見た目もかなりの高輝度です。

 

色域の計測結果です。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 95.3% 100.9%
Adobe RGB 74.2% 74.8%
NTSC 70.1% 71.5%

レビュー機の液晶は高輝度で広色域、描画される映像は自然な色合いで色再現性にもすぐれています。

 

狭額縁ベゼル

左右のベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

上部ベゼルはカメラユニットを収納しているため少し幅がありますが、左右のベゼルは鉛筆の太さと同じくらいの幅で全体的に画面周りはスッキリしています。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

上記写真のとおり、画面への映り込みはほとんど気になりません。眼への負担も軽減できます。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

ディスプレイはフラットにできる

ディスプレイは ほぼ 180度開くことができます。

ディスプレイはフラットになる

ディスプレイがフラットになれば、打ち合わせなどで画面共有するときに便利です。

ちなみに、ヒンジの天面側にはラバーがついており、ディスプレイをフラットにしやすくする工夫が施されています。

ヒンジのラバー

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

Latitude 7330 のキーボードレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーピッチは 実測で 約18mm(仕様は18.05mm)。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップの形状は少しへこんでいます。キーに触れてみて少しへこんでいるかも?といったくらいの形状です。感触は少しツルツルしており質感も良好です。

キートップ

キーストロークは(感覚的に) 1.5-1.7mm くらい。深めのタイプ感でシッカリした打鍵感があります。

キーストローク
タイプ音は「タクタク」という音(音の大きさは普通)

キーの押し込む強さやキーを押し込んだ後の反発もちょうど良い感じで、タイピングしやすいキーボードです。

なお、Latitude 7330 のキーボードはバックライト非搭載です。

質感の良いパームレスト

パームレストはサラサラした感触で上質な仕上がりです。

パームレスト

指紋や皮脂の跡は意外に目立ちにくく、気持ちよくキーボードを操作することができます。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

ちょうど良いサイズ感にくわえ、感触はツルツルしており扱いやすさも良好です。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、Latitude 7330 の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能などを評価します。

レビュー機の基本スペック

OS Windows 11 Pro
CPU インテル Core i5-1235U プロセッサー
メモリ 8GB、DDR4、3200MHz
ストレージ 256GB M.2 SSD (PCIe NVMe)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス

評価に使用したベンチマークは以下のとおりです。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実施にあたっては、付属のソフトウェア「Dell Power Manager」のサーマル管理を「最適化」に設定して実行しています。

Dell Power Manager サーマル管理Dell Power Manager サーマル管理
(クリックで拡大表示できます)

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1260P プロセッサー

・インテル Core i5-1240P プロセッサー

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5800U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5600U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]

CPU
Ryzen 7 5800U
3535 pts
Ryzen 7 5700U
3330 pts
Core i5-1240P
3297 pts
Core i7-1260P
3294 pts
Ryzen 5 5600U
2999 pts
Ryzen 5 5500U
2665 pts
Core i5-1235U(レビュー機)
2432 pts
Core i7-1165G7
1908 pts
Core i5-1135G7
1783 pts
Core i3-1115G4
1121 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Ryzen 7 5800U
18835
Core i7-1260P
17866
Core i5-1240P
17420
Ryzen 7 5700U
17115
Ryzen 5 5600U
16487
Ryzen 5 5500U
12667
Core i5-1235U(レビュー機)
12399
Core i7-1165G7
11270
Core i5-1135G7
10823
Core i3-1115G4
6510

 

レビュー機のスコアは優秀です。

同じ第12世代のなかでも上位のPシリーズには及ばないものの前世代の Core i7-1165G7 を上回るパフォーマンスです。

ビジネスシーンにおける事務処理はもちろんのこと、負荷の高い処理でもパワフルにこなせる性能レベルです。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1260P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1240P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-1115G4搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5800U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5600U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5500U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
4891
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
4277
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4090
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3491
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3468
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3204
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
2971
インテル Iris Xe(レビュー機)
2950
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2308
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2199

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
11198
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
10644
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
10027
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
9998
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
9589
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
9357
インテル UHD(Core i3-1115G4)
7296
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
6887
インテル Iris Xe(レビュー機)
6174
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
6127

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
5764
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
4779
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4381
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3972
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3738
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
3682
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3553
インテル Iris Xe(レビュー機)
3027
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2589
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2342

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
3937
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
3547
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3456
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3419
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3300
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
3099
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2927
インテル Iris Xe(レビュー機)
2553
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2340
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2209

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかに搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル)にも依存します。メモリ容量が大きくデュアルチャネル構成のほうがグラフィックスパフォーマンスは優位です。

レビュー機はデュアルチャネル構成ですが、8GBメモリが少ないためか比較対象にくらべイマイチなスコアです。

ビジネスシーンにおいて、複数のソフトウェアを動かしつつオンライン会議を行うような使いかたをするなら 16GBメモリがおすすめです。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは、NVMe対応の SSD(容量 256GB) を搭載しています。

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。

以下は、データ転送速度の計測結果です。

データ転送速度
データ転送速度

計測結果は優秀です。体感的にも Windows やアプリの起動は早いです。

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 4時間 58分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
56分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 32分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 26分

バッテリーを多く消費する条件とはいえ、5時間程度の駆動時間は少し物足りなさを感じます。

バッテリー駆動で使用ときは電源の設定や画面の明るさを調整するなど状況に応じて消費電力を抑える使いかたがよいでしょう。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)の処理時間で評価します。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・ThinkPad X1 Carbon Gen 10

・dynabook GZ/HV

・Surface Laptop 4 (13.5)

・HP ProBook 635 Aero G8

※当サイトで計測した処理時間

おもなスペックは以下のとおり。

スペック Latitude 7330
(レビュー機)
ThinkPad X1 Carbon Gen 10 dynabook GZ/HV Surface Laptop 4
(13.5インチ)
HP ProBook 635 Aero G8
CPU インテル Core i5-1235U インテル Core i5-1240P インテル Core i7-1260P インテル Core i5-1135G7 AMD Ryzen 3 5400U
メモリ 8GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 8GBメモリ 8GBメモリ
ストレージ 256GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 1TB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe)
グラフィックス Intel Iris Xe Intel Iris Xe Intel Iris Xe Intel Iris Xe AMD Radeon

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
Latitude 7330
55秒1
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
46秒9
dynabook GZ/HV
44秒9
Surface Laptop 4 (13.5)
44秒9
HP ProBook 635 Aero G8
1分9秒8
Photoshop Lightroom
Latitude 7330
34秒3
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
17秒1
dynabook GZ/HV
18秒8
Surface Laptop 4 (13.5)
28秒4
HP ProBook 635 Aero G8
1分3秒9
Lightroom Classic
Latitude 7330
37秒3
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
21秒2
dynabook GZ/HV
25秒9
Surface Laptop 4 (13.5)
35秒0
HP ProBook 635 Aero G8
55秒0

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
Latitude 7330
2分34秒5
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
1分48秒6
dynabook GZ/HV
2分7秒4
Surface Laptop 4 (13.5)
2分53秒9
HP ProBook 635 Aero G8
2分58秒9

 

レビュー機の処理時間はスペックのわりに少し時間がかかっているようです。

8GB のメモリ容量が影響しているためですが、ビジネス文書作成において写真を編集する作業を行うなら 16GBメモリを搭載したほうが作業効率は大きく向上するはずです。

関連記事

 

駆動音・表面温度のチェック

Latitude 7330 の駆動音と表面温度をチェックします。

駆動音のチェック

駆動音については、下記条件の音量(デシベル)計測で評価します。

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R20 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

最大音量
下段はピーク時の音量推移
アイドル時 33.6db
(最小音量)
CINEBENCH R20 35.4db
(35db前後で推移)
動画エンコード 36.2db
(35~36dbで推移)

※防音室での測定ではありませんが、周囲の音ができるだけ入らないようにして測定しています。

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

平常時は静かです。

高負荷時は「サーッ」という排熱のときの気流音がわずかに大きくなる程度なのでうるさく感じることはないでしょう。

静まり返ったオフィス空間でも駆動音が響き渡ることなく快適に使えると思います。

 

表面温度のチェック

表面温度については、下記を実施時の表面温度を測定・評価します。

・アイドル状態で10分放置後

・Youtube 動画 30分間視聴後

・10分間動画のエンコード実行後

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

■アイドル状態で10分放置後

アイドル状態で10分放置後の表面温度

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube 動画 30分間視聴後の表面温度

■10分間動画のエンコード実行後

10分間動画のエンコード実行後の表面温度

 

キーボード上の表面温度は全体的に高めで、高負荷な状態では多少の温かさを感じます。

ただ、タイピングに支障をきたすような温度上昇ではありません。

パームレスト上はわずかに温かさを感じる程度です。高負荷な状態でも大きな温度上昇なないのでキーボード操作への影響はありません。

 

サウンド チェック

実際にサウンドを聴いた印象です。

■スピーカー
中音域が強く、低音域と高音域の出力は少しひかえめに感じる。音質的にはまずまずだが、音量を上げると音割れしやすいのは残念。サウンド内容にもよるが、音量50レベルを超えたくらいから音割れを感じる。

■ヘッドホン
各音域が増幅&クリアに出力される。全体的に音質がアップしサウンド自体に厚みも感じる。音割れもしない。

 

なお、レビュー機の Latitude 7330 にはスピーカーから出力されるサウンドを調整するユーティリティソフトはインストールされていませんでした。

Dell Optimizer ソフトウェア内には、音声調整機能のほかヘッドホンでサラウンドを実現できる機能もありますが、ヘッドホンなら通常設定でも十分に高音質です。

雑音を除去できるソフトウェア

そもそもビジネス向けでサラウンド機能を使うかは個人的には疑問が残ります。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 14.0秒 43.9秒 9.6秒
2回目 13.2秒 42.1秒 9.6秒
3回目 13.2秒 44.1秒 9.5秒
4回目 13.2秒 43.7秒 9.1秒
5回目 13.4秒 43.8秒 8.8秒
平均 13.4秒 43.5秒 9.3秒

起動とシャットダウンは体感的にも早いですが、再起動は少し時間がかかります。

ただ、再起動は頻繁に行う処理ではないので、処理待ちのストレスを感じることはないと思います。

実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

Latitude 7330 の本体ほか付属品一式です。

同梱品一式 width=
同梱品リスト
・Latitude 7330 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、Latitude 7330 のレビュー記事をお届けしました。

今回レビューした Ultralight は文字通り、超軽量で堅牢性にもすぐれておりアクティブなビジネスシーンに活用できるモデルです。

高輝度で見やすい液晶やタイピングしやすいキーボードなど実用性にもすぐれているところも好感が持てます。

ただ、パフォーマンス的にはグラフィックス性能が少しひかえめだったのは残念なところ。とはいえ、パフォーマンスが極端に低いわけではなく、付属ソフト Dell Power Manager のサーマル管理を超高パフォーマンスに設定すれば多少のアップは見込めます。また、予算があれば 16GBメモリを搭載することでグラフィックス性能は大幅にアップするはずです。

価格は 21万円台~と少し高めの価格設定ですが、ビジネス向けモバイルノートとしての完成度は高く、作業場所を選ばずさまざまなビジネスシーンでシッカリ活用できるデバイスといえるでしょう。

高評価のポイント

  • モバイルノートとして快適に使える処理性能
  • 軽くて頑丈、アクティブなビジネスシーンでもあんしんして使える
  • 上質感のある仕上がり
  • 高輝度&広色域、見やすい液晶ディスプレイ
  • タイピングしやすいキーボード
  • 予算や使い方にあわせて柔軟にカスタマイズできる

気をつけておきたい点

  • スピーカーは音割れしやすい

 

ラインナップしているモデルや価格、カスタマイズ、割引クーポンなど最新情報はデル直販サイト(デルオンラインストア)をご確認ください。

真正面

デル Latitude 7330
税込 21万円台から
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※Latitude 7330 は法人向け PC ですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入できます。

 

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