dynabook MZ/HS (2021春モデル) は、第11世代インテル Core プロセッサーを搭載した高性能で高品質な 14型ノートPC です。
14インチサイズは、モバイルノートの主流サイズでもある 13.3インチサイズよりも一回り大きい画面サイズで文字が見やすく、15.6インチサイズのスタンダードノートよりもコンパクサイズで持ち運びしやすい、モバイルノートとスタンダードノートのメリットを兼ね備えています。
最近では、多くのパソコンメーカーで 14型サイズのモバイルノートが投入されていますが、dynabook MZ/HS は、家のなかやオフィス内でのモバイルのしやすさにくわえ、高パフォーマンスを安定的に持続できる独自技術「dynabook エンパワーテクノロジー」や長時間駆動できるバッテリー、充実のインターフェースなど、使いやすさにもこだわったモデルです。
本記事では、dynabook MZシリーズ (2021春モデル) の特徴について解説します。
【 目 次 】
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実機を試用して外観デザイン/ディスプレイ/キーボードチェックのほか各種ベンチマークを使った性能評価を実施しています。
スペック構成
dynabook MZ/HS (2021春モデル) のおもなスペックです。
OS | Windows 10 Pro 64ビット |
CPU | ■インテル Core i7-1165G7 プロセッサー ■インテル Core i5-1135G7 プロセッサー ■インテル Core i3-1115G4 プロセッサー |
メモリ | ■16GB(8GB×2)/最大32GB ■8GB(4GB×2)/最大32GB ※メモリ仕様:PC4-25600(DDR4-3200)対応 SDRAM ※Core i7/i5 搭載時:デュアルチャネル対応 |
ストレージ | ■1TB SSD(PCIe対応) ■512GB SSD(PCIe対応) ■256GB SSD(PCIe対応) |
ディスプレイ | Core i7/i5 搭載時 ■14.0型ワイド(16:9)FHD 広視野角 TFTカラーLED液晶(ノングレア) Core i3 搭載時 ■14.0型ワイド(16:9)HD TFTカラーLED液晶(ノングレア) |
グラフィックス | Core i7/i5 搭載時 ■インテル Iris Xe グラフィックス(CPUに内蔵) Core i3 搭載時 ■インテル UHD グラフィックス(CPUに内蔵) |
LAN | 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T(自動認識、Wake-up on LAN対応) |
ワイヤレス | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)(2.4Gbps)+IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠、Bluetooth Ver 5.1準拠 |
カメラ、マイク | 有効画素数 約92万画素カメラ(Webカメラシャッター付き)、デュアルマイク |
Windows Hello | 顔認証 |
バッテリー駆動時間(JEITA 2.0) | Core i7/i5 搭載時:約15.0時間 Core i3 搭載時:約15.5時間 |
本体カラー | オニキスブルー |
本体サイズ(W×D×H) | 323.6×220.6×19.9mm(突起部含まず) |
質量 | 約1.470kg |
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dynabook MZ (2021春モデル)
税込 10万円台から
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dynabook MZ/HS (2021春モデル) の特徴
dynabook MZ/HS (2021春モデル) の特徴は以下のとおりです。
- 第11世代インテル Core プロセッサーを搭載
- 独自技術「dynabook エンパワーテクノロジー」を搭載
- 充実のインターフェースを実装
- 赤外線顔認証センサー搭載
- プライバシーシャッター付きWebカメラ
- 高速無線LAN規格 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)を搭載
- 持ち運びやすさを意識したデザイン
- 長時間バッテリー駆動&「お急ぎ30分チャージ」対応
以下で、dynabook MZ/HS の特徴について解説します。
第11世代インテル Core プロセッサーを搭載
第11世代インテル Core プロセッサーは、前世代にくらべ性能が大きくアップしています。
以下は、ベンチマーク「CINEBENCH-R20 (Multi Core)」と「PassMark PerformanceTest (CPU)」による CPU の性能比較です。
※当サイト計測スコアの平均値
※赤いグラフは dynabook MZ/HS 搭載 CPU
■CINEBENCH-R20 (Multi Core)
Ryzen 5 5500U |
2789 pts
|
Ryzen 7 4700U |
2750 pts
|
Ryzen 5 4500U |
2042 pts
|
Core i7-1165G7 |
1974 pts
|
Core i5-1135G7 |
1796 pts
|
Core i7-10510U |
1500 pts
|
Core i5-10210U |
1413 pts
|
Core i3-1115G4 |
1224 pts
|
Core i3-10110U |
895 pts
|
■PassMark PerformanceTest (CPU)
Ryzen 7 4700U |
14790
|
Ryzen 5 5500U |
12173
|
Core i7-1165G7 |
11661
|
Ryzen 5 4500U |
11071
|
Core i5-1135G7 |
10715
|
Core i7-10510U |
8122
|
Core i5-10210U |
7710
|
Core i3-1115G4 |
6702
|
Core i3-10110U |
5533
|
CPU 単体での性能評価は Ryzen プロセッサーが優位ですが、dynabook MZ/HS に搭載されている第11世代インテル Core プロセッサーが前世代の Core プロセッサーよりも性能が大きくアップしていることがわかります。
また、第11世代インテル Core プロセッサーは、CPU内蔵のグラフィックスパフォーマンスも大幅にアップしており、こちらは Ryzen プロセッサー内蔵のグラフィックスをしのぐパフォーマンスが出ています。
以下は、「3DMark FireStrike」によるグラフィックスの性能比較です。
※当サイト計測スコアの平均値
※赤いグラフは dynabook MZ/HS 搭載 CPU の内蔵グラフィックス
■3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7) |
3919
|
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U) |
2992
|
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7) |
2948
|
インテル UHD(Core i3-1115G4) |
2333
|
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U) |
2294
|
インテル UHD(Core i7-10510U) |
1177
|
インテル UHD(Core i5-10210U) |
1095
|
インテル UHD(Core i3-10110U) |
836
|
独自技術「dynabook エンパワーテクノロジー」を搭載
dynabook MZ/HS には、CPU の高い性能を最大限に発揮できる Dynabook の独自技術「dynabook エンパワーテクノロジー」が搭載されています。
TDP(Thermal Design Power:熱設計電力)28W で動作させた場合でも本体内部の熱を効率的に排出することで高いパフォーマンスを安定して持続、写真編集や動画編集など負荷の高い作業でも快適な処理が期待できます。
充実のインターフェースを実装
dynabook MZ/HS は、LANポート、USB Type-C、MicroSDスロットなど使用頻度の高い充実のインターフェースを実装しています。
左側面インターフェース
左から
・電源コネクタ
・Thunderbolt 4 (USB4 Type-C) コネクタ×2
・HDMI出力端子
・USB3.1(Gen1) Type-A コネクタ
・マイク入力/ヘッドホン出力端子
右側面インターフェース
左から
・microSDカードスロット
・USB3.1(Gen1) Type-A コネクタ
・LANコネクタ
・セキュリティロック・スロット
とくに、USB Type-C は Thunderbolt 4 に対応、2ポート実装されているので2台同時に外部ディスプレイへの出力や PD (Power Delivery) 充電器からの充電も可能です。
赤外線顔認証センサー搭載
dynabook MZ/HS は、顔認証カメラを搭載しています。
顔認証でのサインイン・イメージ(dynabook GZ/HP)
顔認証を使えば、セキュリティを確保しつつパソコンの前にすわるだけでかんたんに Windows にサインインできる利便性も享受できます。
プライバシーシャッター付きWebカメラ
プライバシーシャッターは、オンライン会議などで見られたくないときにカメラを遮断できるメリットがあります。
dynabook MZ/HS についているプライバシーシャッターは手動でレンズカバーをスライドさせるアナログ式ですが、カバーでレンズを隠しているのがわかる安心感があります。
高速無線LAN規格 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)を搭載
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)のデータ転送速度は理論値ベースで「1.1Gbps~9.6Gbps」です。
従来の規格 IEEE802.11ac では理論値速度が「433Mbps~6.93Gbps」とはいえ実効ベースでは かなり低く最大でも 1Gbps 前後と実効性がイマイチなところが実情でした。
しかしながら、Wi-Fi 6 は実効性も高く理論値に近い速度が出るといわれています。Wi-Fi ルーターが Wi-Fi 6 に対応している必要はありますが、LANケーブルが届かない環境でも高速な通信が可能なのでストレスフリーでインターネットが使えるメリットがあります。
持ち運びやすさを意識したデザイン
dynabook MZ/HS は、天面のヒンジ近くが盛り上がったデザインです。
片手にかかえて持ち運びしやすさを意識したデザインで、親指をフィットさせる形状にすることで不意な落下のリスクを低減できるメリットもありそうです。
長時間バッテリー駆動&「お急ぎ30分チャージ」対応
dynabook MZ/HS のバッテリー駆動時間は最大で 約15.0時間(Core i3搭載時は 15.5時間)。
実際の使用においてバッテリー駆動時間のおおよその目安はスペックの 60%~70% ですが、それでも駆動時間は 最大で約 10.5時間。家のなかやオフィス内を持ち運んでいろいろな場所で使うには十分な駆動時間です。
また、「お急ぎ30分チャージ」は 30分程度で バッテリー駆動時間の約40%まで充電することができ、バッテリー残量が少ないときでも短時間で充電できればそのぶん機動力もアップするメリットもあります。
まとめ
dynabook MZ/HS (2021春モデル) は、モバイルノートとスタンダードノートを兼ね備えています。
上記の特徴以外にも、180度に開く天面(画面共有に便利)や堅牢性にすぐれたボディ設計、防滴キーボードなど、あんしんして使えるマシンに仕上げられています。
プライベートはもちろんのことテレワークでもシッカリ使える実用性にもすぐれたモデルといえます。
ラインナップしているモデルや価格など最新情報はダイナブック直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。
dynabook MZ (2021春モデル)
税込 10万円台から
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