正面斜め上(壁紙)

レノボ Yoga Slim 760 Carbon は、AMD Ryzen 5000シリーズ・モバイルプロセッサーを搭載した 14.0型モバイルノートPC です。

搭載されているプロセッサーは「Zen3アーキテクチャー」。Zen3アーキテクチャーはこれまでの Ryzen プロセッサーにくらべ性能レベルが高くパワフルでパフォーマンスも快適です。

モバイルノートの主流でもある 13.3インチよりも一回り大きい画面にくわえ、アスペクト比(画面縦横比) 16:10 の表示領域は縦方向に広く、画面が見やすくて使いやすいところもポイント。

カーボンファイバー素材の軽くて堅牢性にすぐれたボディにサクサク動作する高い処理性能を搭載し、高い所有満足度を得られるデバイスに仕上げられています。

レビューではメーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

■Yoga Slim 760 Carbon の特徴

  • AMD Ryzen 5000シリーズ・モバイルプロセッサー (Zen3アーキテクチャー) を搭載
  • カーボンファイバー素材の軽くて堅牢性(頑丈さ)にすぐれたボディは 14インチサイズでも超軽量でスリム
  • アスペクト比(縦横比) 16:10 の OLED(有機EL) ディスプレイを採用[解像度2.8K(2880×1800)、リフレッシュレート 90Hz、輝度 400nit]
  • Dolby Atmos 対応の4スピーカー搭載(ツイーター x 2、ウーファー x 2)
  • 顔認証カメラ&プライバシーシャッター搭載
  • 長時間駆動可能なバッテリー

天面(壁紙)

レビューは 2022年8月3日時点の内容です。

 

スペック構成

Yoga Slim 760 Carbon のおもなスペック構成は以下のとおり。

本体カラー クラウドグレー
OS Windows 11 Home 64bit
CPU ■AMD Ryzen 5 5600U プロセッサー
■AMD Ryzen 7 5800U プロセッサー
メモリ ■8GB LPDDR4X オンボード
■16GB LPDDR4X オンボード
ストレージ 512GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
ディスプレイ 14.0型 2.8K OLED (有機ELディスプレイ、2880×1800ドット、10.74億色 90Hz、16:10)
グラフィックス AMD Radeon グラフィックス (CPUに内蔵)
ワイヤレス Wi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) 、Bluetooth v5.1
カメラ、マイク HD 720p カメラ(IRカメラ、プライバシーシャッター電子式)、デジタルアレイ マイクロホン
バッテリー駆動時間 約 14.0時間 (JEITA測定法Ver2.0)
本体サイズ(W×D×H) 約 313.0×214.5×14.9 mm (突起部含まず)
本体質量 約 1.1kg

 

ラインナップモデルの詳細なスペック構成や価格、割引クーポンなど最新情報はレノボ直販サイト「レノボショッピング」をご確認ください。

真正面

レノボ Yoga Slim 760 Carbon
税込 13万円台から

関連リンク

 

 

外観チェック

デザインもカラーリングもスタイリッシュ

Yoga Slim 760 Carbon は、洗練されたスタイリッシュ・デザイン!

正面側 右側

背面側 右側

本体カラー「クラウドグレー」は、スタイリッシュの定番ともいえるシルバー系の明るいカラーです。

天面斜め(その1)

天面斜め(半開き)

筐体の素材はカーボンファイバー。スタイリッシュデザインながら頑丈なボディなので持ち運びするときもあんしん感があります。

表面はサラサラとした感触で上質感ある仕上がり。

天面斜め(その3)

天面斜め(その4)
本体はスリム

指紋や皮脂の跡は目立たないところも好感が持てます。

Check

筐体表面には 3層サーマルコートが施されており、指紋や皮脂の跡などの汚れがついても柔らかいクロスなどでかんたんにふき取れます。

底面カバーは剛性を重視した「ユニボディ」。構造面からも堅牢性を高めています。

底面側(斜め)

ゴム足は前面側左右2箇所と背面側の1箇所、合計3箇所に実装されています(背面側は両端にまたがる長めのゴム足)。

とくに、背面側のゴム足は排気口から出される温かい空気を遮断する役割も兼ねています。

排気口

この構造により、本体内部の効果的な冷却が期待できます。

天面は片手で開けられる

Yoga Slim 760 Carbon は、天面を片手で開くことができます。

天面は片手で開くことができる

もちろん、タイピング中にディスプレイがグラつくことがないようヒンジのトルクは最適化されています。

インターフェースは少ない

Yoga Slim 760 Carbon のインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①USB3.1 Type-C (Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き) ×2

②マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック

 

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

③USB3.0 Type-C

④電子式プライバシーシャッター

⑤電源ボタン

 

Yoga Slim 760 Carbon は、デザイン性を損なわないためかインターフェースは少ないです。

ただ、USB-C 3-in-1 ハブが同梱されており、VGA / HDMI / USB-A 3ポートの拡張が可能です。

Lenovo USB-C 3-in-1 ハブ
Lenovo USB-C 3-in-1 ハブ(標準同梱)

なお、左側面の USB Type-C ポートは映像出力や PD充電器に対応しています。

■USB Type-C ポート対応表(2ポート共通、当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

※右側面の USB Type-C ポートはデータ転送のみ可能です(映像出力や PD充電器には非対応)

顔認証カメラ搭載

Yoga Slim 760 Carbon は、顔認証カメラを搭載しています。

顔認証カメラ
顔認証カメラを搭載

認証精度は良好で、パスワードを入力することなく顔パスでサインインできて便利です。

また、右側面の電子式プライバシーシャッターによりカメラを瞬時に遮断できます。

プライバシーシャッター
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断

カメラ機能を物理的に遮断する仕組みで、Zoomなどのアプリからカメラへのアクセスが遮断されます。

カメラ機能オフ
プライバシーシャッターでカメラ機能をオフ(カメラをふさぐ方式ではない)

Check

プライバシーシャッターでカメラを遮断しているときやマスクを着用しているときは顔認証でサインインできません。

スピーカーはキーボード左右と底面部左右に実装

スピーカーはキーボード左右にツイーター2基、底面部左右にウーファー2基、計4つ実装されています。

スピーカー(キーボード左右)
キーボード左右のスピーカー

スピーカー(底面部左右)
底面部左右のスピーカー

4つのスピーカーから出力されるサウンドは、高音域が少し弱くこもった感じがするものの臨場感と重厚感があって高音質です。

軽量&スリム&コンパクトなボディ

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
コンパクトな本体

本体のフットプリント(設置面積)は、A4 サイズより一回り大きい程度で、14インチノートながらコンパクトです。

ゴム足を含めた本体の高さは、実測で約16~18mm。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

最厚部でも CDケース 2枚より薄く、とてもスリムです。

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:1,085
・電源アダプター:175g

本体は超軽量で、持ち歩きがラクにできます。

本体の重量感
本体は超軽量!

電源アダプターの最大出力は 65W。電源アダプターもコンパクトで、その大きさは手のひらに収まるサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ実測

 

ディスプレイのチェック

自然な色合い描画できる液晶パネル

Yoga Slim 760 Carbon の液晶パネルは Lenovo製の OLED(有機EL)パネルです(型番:LEN8A98)。

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例

表示される文字の大きさ
テキストの表示例

描画される映像は自然な色合いでキレイ、文字も見やすいです。

また、アスペクト比(画面の縦横比)16:10 の液晶パネルは、フルHD の 16:9 にくらべ表示領域が縦方向に広いぶん、多くの情報を表示できるメリットがあります。

 

用途に合わせてカラーバランスを最適化できる

Yoga Slim 760 Carbon にはキャリブレーション機能が搭載されています。

Color Caribrated

ユーティリティソフト「X-Rite Color Assistant」の設定により、用途に合わせて色域を最適化することができます。

X-Rite Color Assistant
X-Rite Color Assistant

なお、設定可能なカラープロファイルは以下のとおり。

・Adobe RGB
・DCI-P3
・Rec. 709
・sRGB

・Defaut(DCI-P3 のカラープロファイルで明るさを最大化)

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

ベゼルは鉛筆の太さより細く画面周りはスッキリしています。

 

映像によっては映り込みが気になるかも

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

上記写真のとおり、映像によって画面への映り込みを感じるかもしれません。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

ディスプレイはフラットにできる

天面はほぼフラットまで開くことができます。

ディスプレイの最大角度

ディスプレイをフラットにすれば、打ち合わせなどでの画面共有に便利です。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

Yoga Slim 760 Carbon のキーボードレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーピッチは 実測で 約19mm(仕様も19mm)。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップの形状はほぼフラット。少しツルツルした感触で質感も良好です。

キートップ

キーストロークは(感覚的には)ノートパソコンとして平均的な 1.5mm くらい。

キーストローク
タイプ音は「タクタク」という音(音の大きさは普通)

キーの押し込む強さやキーを押し込んだ後の反発もちょうど良く、タイピングしやすいキーボードです。

キーボードにはバックライトを搭載

キーボードにはバックライトが搭載されています。

キーバックライト

キーボード・バックライトの明るさは、2段階で切り替えできます。

[fn]+[Space]キー押下:
Auto(周囲の明るさで自動点灯)→点灯(暗)→点灯(明)→消灯

質感の良いパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で上質な仕上がりです。

パームレスト

指紋や皮脂の跡は目立たないのでキーボード操作も快適です。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

奥行きが広い大きめのサイズです。感触はツルツルしており扱いやすさも良好です。なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、Yoga Slim 760 Carbon の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPU AMD Ryzen 7 5800U プロセッサー
メモリ 16GB LPDDR4X オンボード
ストレージ 512GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
グラフィックス AMD Radeon グラフィックス

評価に使用したベンチマークは以下のとおりです。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークは、付属ソフトウェア Lenovo Vantage の電源およびパフォーマンス[スマート・パワー]を「エクストリーム・パフォーマンス」と「インテリジェント・クーリング」2つのモードに設定して実施しています。

Lenovo Vantage スマート・パワー
Lenovo Vantage の電源およびパフォーマンス

「エクストリーム・パフォーマンス」と「インテリジェント・クーリング」の項目説明は以下のとおり。

モード 説明
エクストリーム・パフォーマンス システム・パフォーマンスを最大化できるモード。
インテリジェント・クーリング ファン速度とシステム・パフォーマンスのバランスが取れた状態で最高のエクスペリエンスを実現できるモード。ゲーム中はパフォーマンスが最大化され、オフィス作業は騒音が軽減される。

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・AMD Ryzen 7 5800U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5600U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

・AMD Ryzen 3 5400U プロセッサー

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]

CPU
Ryzen 7 5800U(レビュー機/エクストリーム・パフォーマンス)
3659 pts
Ryzen 7 5800U
3535 pts
Ryzen 7 5700U
3329.8 pts
Ryzen 7 5800U(レビュー機/インテリジェント・クーリング)
3254 pts
Ryzen 5 5600U
2999 pts
Ryzen 5 5500U
2665 pts
Ryzen 3 5400U
2230 pts
Core i7-1165G7
1908 pts
Core i5-1135G7
1783 pts
Core i3-1115G4
1121 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Ryzen 7 5800U(レビュー機/エクストリーム・パフォーマンス)
19246
Ryzen 7 5800U
18835
Ryzen 7 5800U(レビュー機/インテリジェント・クーリング)
17454
Ryzen 7 5700U
17115
Ryzen 5 5600U
16487
Ryzen 5 5500U
12667
Ryzen 3 5400U
11525
Core i7-1165G7
11270
Core i5-1135G7
10823
Core i3-1115G4
6510

 

レビュー機の CPU パフォーマンスは優秀です。

エクストリーム・パフォーマンスでは平均値を上回るスコアで高い処理性能を発揮しており、負荷の高い処理もパワフルなパフォーマンスが期待できます。

ただし、消費電力や排気音の関係上、通常はインテリジェント・クーリングで使用し、パワーが必要な処理のときにエクストリーム・パフォーマンスに切り替える使いかたが良いと思います。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5800U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5600U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5500U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 3 5400U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-1115G4搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4090
AMD Radeon(レビュー機/エクストリーム・パフォーマンス)
3855
AMD Radeon(レビュー機/インテリジェント・クーリング)
3616
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3491
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3468
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3204
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
2971
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2308
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2199
AMD Radeon(Ryzen 3 5400U)
1933

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
AMD Radeon(レビュー機/エクストリーム・パフォーマンス)
11219
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
11198
AMD Radeon(レビュー機/インテリジェント・クーリング)
11186
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
10644
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
9998
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
9589
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
9357
インテル UHD(Core i3-1115G4)
7296
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
6127
AMD Radeon(Ryzen 3 5400U)
5812

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
AMD Radeon(レビュー機/エクストリーム・パフォーマンス)
4399
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4381
AMD Radeon(レビュー機/インテリジェント・クーリング)
4209
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3972
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3738
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3682
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
3553
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2589
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2342
AMD Radeon(Ryzen 3 5400U)
2176

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
AMD Radeon(レビュー機/エクストリーム・パフォーマンス)
3771
AMD Radeon(レビュー機/インテリジェント・クーリング)
3565
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3456
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3419
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3300
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
3099
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2927
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2340
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2209
AMD Radeon(Ryzen 3 5400U)
2069

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

レビュー機のグラフィックス性能は優秀です。

動画鑑賞はもちろんのこと、オンライン会議のほか写真・動画編集など高度なグラフィックス処理でも快適なパフォーマンスが期待できます。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは、NVMe対応の SSD(容量 512GB) を搭載しています。

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。

以下は、データ転送速度の計測結果です。

データ転送速度(レビュー機)
データ転送速度(CrystalDiskMark で計測)

計測結果は優秀です。

データアクセスも超高速で Windows やアプリの起動も早いです。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・HP Pavilion Aero 13

・Yoga Slim 750i Carbon

・ThinkPad X1 Carbon Gen 10

※当サイト計測スコア

おもなスペックは以下のとおり。

スペック Yoga Slim 760 Carbon
(レビュー機)
HP Pavilion Aero 13 Yoga Slim 750i Carbon ThinkPad X1 Carbon Gen 10
CPU AMD Ryzen 7 5800U AMD Ryzen 7 5800U インテル Core i7-1165G7 インテル Core i5-1240P
メモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ
ストレージ 512GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 1TB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe)
グラフィックス AMD Radeon AMD Radeon Intel Iris Xe Intel Iris Xe

 

ベンチマーク結果は以下のとおりです。

Total Score
Yoga Slim 760 Carbon(インテリジェント・クーリング)
4636
Yoga Slim 760 Carbon(エクストリーム・パフォーマンス
4917
HP Pavilion Aero 13-be
4782
Yoga Slim 750i Carbon
4251
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
4580
 Essentials
Yoga Slim 760 Carbon(インテリジェント・クーリング)
8856
Yoga Slim 760 Carbon(エクストリーム・パフォーマンス
9088
HP Pavilion Aero 13-be
9391
Yoga Slim 750i Carbon
9203
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
9792
基準値
4100
 Productivity
Yoga Slim 760 Carbon(インテリジェント・クーリング)
8431
Yoga Slim 760 Carbon(エクストリーム・パフォーマンス
8746
HP Pavilion Aero 13-be
9226
Yoga Slim 750i Carbon
6429
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
6246
基準値
4500
 Digital Contents Creation
Yoga Slim 760 Carbon(インテリジェント・クーリング)
5603
Yoga Slim 760 Carbon(エクストリーム・パフォーマンス
6200
HP Pavilion Aero 13-be
6122
Yoga Slim 750i Carbon
4416
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
5540
基準値
3450
 Gaming
Yoga Slim 760 Carbon(インテリジェント・クーリング)
2985
Yoga Slim 760 Carbon(エクストリーム・パフォーマンス
3205
HP Pavilion Aero 13-be
2664
Yoga Slim 750i Carbon
3377
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
3511

※テスト項目説明

・Total Score(総合的な評価)

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機のスコアは優秀で、性能バランスにもすぐれています。

システム全体のパフォーマンスが最大化されており、いろいろなシーンで快適に使うことができそうです。

なお、Gaming テストはスコアが少しひかえめですがライトなゲームならそれなりに楽しめます。

関連記事

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

※Lenovo Vantage のスマート・パワー設定は「インテリジェント・クーリング」で計測

※Lenovo Vantage の急速充電設定は「オン」で計測

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 7時間 57分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
41分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 9分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 11分

バッテリーを多く消費する条件とはいえ、スペックの 14時間にくらべると駆動時間は少し物足りなさを感じます。

とはいえ、バッテリーで8時間くらい使うことができれば1日の外出はカバーできるでしょう。電源の設定や画面の明るさを調整するなど状況に応じて電力消費量を抑えればバッテリー駆動時間はさらに伸びるはずです。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで比較に使用した機種の処理時間と比較します。

・HP Pavilion Aero 13

・Yoga Slim 750i Carbon

・ThinkPad X1 Carbon Gen 10

※当サイトで計測した処理時間

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
Yoga Slim 760 Carbon(インテリジェント・クーリング)
54秒0
Yoga Slim 760 Carbon(エクストリーム・パフォーマンス
50秒0
HP Pavilion Aero 13-be
52秒3
Yoga Slim 750i Carbon
46秒1
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
46秒9
Photoshop Lightroom
Yoga Slim 760 Carbon(インテリジェント・クーリング)
26秒0
Yoga Slim 760 Carbon(エクストリーム・パフォーマンス
26秒1
HP Pavilion Aero 13-be
33秒8
Yoga Slim 750i Carbon
28秒7
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
17秒1
Lightroom Classic
Yoga Slim 760 Carbon(インテリジェント・クーリング)
29秒0
Yoga Slim 760 Carbon(エクストリーム・パフォーマンス
29秒2
HP Pavilion Aero 13-be
36秒0
Yoga Slim 750i Carbon
30秒8
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
21秒2

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
Yoga Slim 760 Carbon(インテリジェント・クーリング)
1分51秒2
Yoga Slim 760 Carbon(エクストリーム・パフォーマンス
1分49秒8
HP Pavilion Aero 13-be
1分57秒2
Yoga Slim 750i Carbon
3分19秒6
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
1分48秒6

 

当サイトでの検証で全般的に言えることですが、Ryzen プロセッサー搭載モデルの場合、PhotoDirector での処理速度はひかえめな傾向があります。

ソフトウェアとの相性もありますが、クリエイティブ性能は優秀な結果といえるでしょう。

とくに、Yoga Slim 760 Carbon は高解像度 OLED 液晶が採用されているだけに描画される映像は色再現性にすぐれ、趣味としての写真・動画編集も快適に楽しめるはずです。

 

駆動音・表面温度のチェック

Yoga Slim 760 Carbon の駆動音と表面温度をチェックします。

駆動音のチェック

駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を計測し、評価します。

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R20 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

※防音室での測定ではありませんが、周囲の音ができるだけ入らないようにして測定しています。

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

モード アイドル状態
(最小音量)
最大音量
下段はピーク時の音量推移
ベンチマーク中 動画エンコード中
インテリジェント・クーリング 34.0db
(ほぼ無音)
36.4db
(36db前後)
37.2db
(36~37db)
エクストリーム・パフォーマンス 34.2db
(ほぼ無音)
37.1db
(36~37db)
39.9db
(38~39db)

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

平常時は静かです。

高負荷時は「サーッ」という排熱のときの気流音がわずかに大きくなる程度です。個人差はありますがうるさく感じることはないと思います。

 

表面温度のチェック

表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。

・アイドル状態で10分放置後

・Youtube 動画 30分間視聴後

・10分間動画のエンコード実行後

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

■アイドル状態で10分放置

アイドル状態で10分放置の表面温度

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube 動画 30分間視聴後の表面温度

■10分間動画のエンコード実行後

■10分間動画のエンコード実行後の表面温度

 

高負荷な状態になるとキーボード奥 中央寄りの温度が上がりやすいですがタイピングへの影響はありません。

また、パームレストは左側の表面温度がやや高いものの不快な感じはなく、高負荷な状態でも快適なキーボード操作が可能です。

 

サウンド チェック

Yoga Slim 760 Carbon のサウンド機能は ドルビーアトモス対応です。

Dolby ロゴ

サウンドユーティリティソフトもインストールされており、コンテンツにあわせたプリセットやイコライジング機能でお好みの音質にチューニングすることができます。

サウンドユーティリティソフト
Dolby Access

以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。

※プリセット「ミュージック(バランス)」で試聴

■スピーカー
高音域がやや弱く低音域から中音域を中心とした音質。ややこもった感じがするものの臨場感と重厚感のある高音質サウンド。音声は明瞭ではっきり聴き取れる。

■ヘッドホン
ヘッドホンは全音域が増幅&クリアになってより高音質なサウンドを楽しめる。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 10.2秒 26.6秒 11.2秒
2回目 10.1秒 26.8秒 11.1秒
3回目 10.0秒 25.9秒 11.0秒
4回目 10.1秒 25.4秒 10.2秒
5回目 10.1秒 25.0秒 11.2秒
平均 10.1秒 25.9秒 10.9秒

体感的にも早いです。処理待ちのストレスを感じることはないと思います。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

Yoga Slim 760 Carbon の本体ほか付属品一式です。

同梱品一式 width=
同梱品リスト
・Yoga Slim 760 Carbon 本体
・電源アダプター
・Lenovo USB-C 3-in-1 ハブ(USB-C to VGA / HDMI / USB-A)
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、Yoga Slim 760 Carbon のレビュー記事をお届けしました。

Yoga Slim 760 Carbon は、14インチサイズながら軽量で持ち歩きがラクにできるモバイルノートです。

14インチサイズでも見た目は 13.3インチと間違えるくらいコンパクトなところも好印象。一般的なモバイルノートの 13.3インチより画面が大きく、さらに OLED 液晶に描画される映像は色再現性にすぐれており写真編集にも活用できます。

快適に使える処理性能にくわえ、デザイン・使いやすさなど所有満足度が高く、プライベートから仕事までシーンを選ばず快適に使えるデバイスといえるでしょう。

高評価のポイント

  • パワフルパフォーマンスで性能バランスにすぐれている
  • 14インチサイズでも軽くて持ち歩きがラクにできる
  • 高輝度&高解像度の OLED液晶は色再現性にすぐれている
  • フルサイズでタイピングしやすいキーボード

チョット残念な点

  • プライバシーシャッターは電子的切断のみ(カメラをふさがないので、状態を確認するときはスイッチを見る必要あり)

 

ラインナップモデルの詳細なスペック構成や価格、割引クーポンなど最新情報はレノボ直販サイト「レノボショッピング」をご確認ください。

真正面

レノボ Yoga Slim 760 Carbon
税込 13万円台から

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