真正面(壁紙)

レノボ ThinkPad X13 Gen 2(以下、ThinkPad X13 と記載)は、第11世代インテル Core プロセッサーを搭載した 13.3型モバイルノートPCです。

性能レベルの高さにくわえ、ThinkPad シリーズならでは使いやすさを備えているところは「さすが」の一言。

ベンチマークによる性能評価も優秀で、タイピングしやすいキーボードやアスペクト比 16:10 ディスプレイの採用など実用性にすぐれたデバイスです。

■ThinkPad X13 Gen 2 の特徴

  • 第11世代インテル Core プロセッサーを搭載
  • そこそこ軽量&スリム&コンパクトで持ち運びしやすい
  • 高輝度&広色域の液晶パネルを採用したアスペクト比(画面縦横比)16:10 のディスプレイ
  • バックライト付きフルサイズキーボード
  • ThinkShutter(プライバシーシャッター)付き Webカメラ
  • 電源オンと同時に認証可能な指紋センサーや顔認証カメラを搭載(オプション)
  • 高速無線LAN規格 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)搭載

レビューではメーカーからお借りした実機を試用して、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(壁紙)

レビューは 2021年11月10日時点の内容です。

 

スペック構成

ThinkPad X13 は、CPU/メモリ/ストレージなどスペック構成の異なるモデルが複数ラインナップしており、使いかたや予算にあわせたカスタマイズも可能です。

おもなスペックは以下のとおり。

OS ■Windows 10 Home 64bit (日本語版)
■Windows 10 Pro 64bit (日本語版)
CPU ■インテル Core i3-1115G4 プロセッサー
■インテル Core i5-1135G7 プロセッサー
■インテル Core i7-1165G7 プロセッサー
■インテル Core i7-1185G7 プロセッサー
メモリ ■8GB LPDDR4X 4266MHz (オンボード)
■16GB LPDDR4X 4266MHz (オンボード)
■32 GB LPDDR4X-4266MHz (オンボード)
ストレージ ■256GB SSD (M.2 2280, PCIe-NVMe) OPAL対応
■512GB SSD (M.2 2280, PCIe-NVMe) OPAL対応
■1TB SSD (M.2 2280, PCIe-NVMe) OPAL対応
■2TB SSD (M.2 2280, PCIe-NVMe) Gen4 OPAL対応
ディスプレイ ■13.3型 WQXGA IPS液晶 (2560 x 1600)、ブルーライト軽減パネル
■13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、Privacy Guard
■13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)
■13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)
グラフィックス ■インテル UHD グラフィックス (Core i3選択時)
■インテル Iris Xe グラフィックス
ワイヤレス ■インテル Wi-Fi 6 AX200 a/b/g/n/ac/ax + Bluetooth
■インテル Wi-Fi 6E AX210 a/b/g/n/ac/ax + Bluetooth
ワイヤレスWAN ■なし
■搭載 (Quectel EM120R-GL 4G LTE CAT12)
カメラ、マイク ■720p HDカメラ (プライバシーシャッター付き、マイク付き)
■IR & FHD カメラ (プライバシーシャッター付き、マイク付き)
本体サイズ(W×D×H) ■約 305.8×217.39×18.97mm(カーボン素材)
■約 305.8×217.06×18.19mm(PPS樹脂素材)
本体質量 約1.19kg ~ 約 1.31kg (筐体素材・液晶パネル・バッテリー容量による)
本体カラー ブラック

上記スペックは、記事執筆時点で販売しているモデルのスペックをまとめています。(カスタマイズ可能な項目を含む)

ラインナップしているモデルのスペック詳細、価格など最新情報はレノボ直販サイト「レノボショッピング」をご確認ください。

 

真正面

ThinkPad X13 Gen 2
税込 12万円台から
(クーポン適用価格)

※クーポンコードは公式サイトをご確認ください。

 

外観チェック

堅牢性のあるスタイリッシュデザイン

ThinkPad X13 のデザインはスクエアでスタイリッシュです。

正面側 右側

背面側 右側

ThinkPad らしいマットなブラックのカラーは落ち着いた色味でビジネスシーンにもマッチします。

天面斜め(その1)

天面斜め(その2)

13.3インチとしては少し厚みがありますが、そこそこスリムです。

天面斜め(その3)

天面斜め(その4)
本体はそこそこスリム

表面はサラサラとした感触で上質感があります。指紋や皮脂の跡は目立ちやすいので、柔らかいクリーナークロスなどでこまめに手入れするとよいでしょう。

 

底面カバーは剛性を重視した「ユニボディ」の構造で、見た目にもスッキリとしています。

底面側(斜め)

ゴム足は四隅に実装されています。少し高さのある(5mmくらい)硬めのゴム足ですが本体の安定感は良好です。

なお、筐体の素材にはマグネシウム合金が採用されており、堅牢性にすぐれているところもポイントです。

筐体の素材

必要十分なインターフェース

ThinkPad X13 のインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①USB Type-C 4.0 (Thunderbolt4対応)×2

②イーサネット拡張コネクター

③HDMI

④USB 3.2 Gen 1

⑤マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

⑥USB 3.2 Gen 1

⑦排気口

⑧セキュリティキーホール

USB Type-C ポートは映像出力や PD充電器に対応しています。

■USB Type-C 3.1 ポート対応表(当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

イーサネット拡張コネクターには付属の「ThinkPad イーサネット拡張ケーブル」を挿し込むことで LANケーブルを使用したインターネット接続ができます。

イーサネット拡張ケーブル

※モデルによっては、ThinkPad イーサネット拡張ケーブルが付属していない場合があります。

 

ThinkPad X13 はビジネスに必要十分なインターフェースを実装しています。SDカードスロットは実装されていませんが、必要に応じて USB対応のカードリーダーを使用すると良いでしょう。(ピンキリですが 500円くらいから購入できます)

 

電源ボタンはキーボード右上にレイアウトされています。

電源ボタン

スピーカーはキーボード奥に 2基実装されています。

スピーカー
矢印の指すところがスピーカー

顔認証や指紋認証でかんたんサインイン

ThinkPad X13 は カメラユニットに顔認証センサーを、電源ボタンに指紋センサーを内蔵しています。

顔認証と指紋認証は併用が可能で、認証精度はいずれも良好です。

顔認証でサインイン
顔認証でサインイン

指紋認証でサインイン
指紋認証でサインイン

とくに、ThinkPad X13 の指紋センサーは電源ボタンを押したときにパワーオンと同時に指紋を読み込むことができます。サインイン画面で再度指紋センサーにタッチする必要はなく、そのまま Windows にサインインできます。

もちろん、指紋が登録されていない指で電源ボタンを押した場合は Windows は起動しますがサインインできません。代わりに顔認証でサインインできます。

プライバシーシャッターでカメラを遮断できる

ThinkPad X13 は、カメラを遮断できる「プライバシーシャッター」が付いています。

プライバシーシャッター
上の画像:シャッターが開いてカメラ有効
下の画像:シャッターが閉じてカメラを遮断
カメラの上部に切り替えスイッチがある

シャッターはスライド式(手動)ですが、オンライン会議などで こちらの光景を見られたくないときはシャッターでカメラをふさぐことができます。

Check

カメラをふさいでいるときは顔認証機能は使えません。

そこそこ軽量&スリム&コンパクト

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
コンパクトな本体

本体は A4 サイズと同じくらいでコンパクトです。

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

ゴム足を含めた本体の高さは実測で 19~23(最厚部)mm。最厚部でも CDケース 2枚より少し厚みがある程度でスリムです。

本体の高さ(イメージ)
スリムなボディ

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:1,224g
・電源アダプター:192g
・電源コード:61g
・ThinkPad イーサネット拡張ケーブル:15g

1kg を切るような超軽量モデルではありませんが、本体はそこそこ軽いので、持ち歩きはラクにできそうです。

本体の重量感
本体はそこそこ軽量

電源アダプターの最大出力は 45W。その大きさは手のひらに収まるくらいのサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ

 

ディスプレイのチェック

自然な色合い描画できる広色域液晶パネル

レビュー機の液晶パネルは、解像度 WQXGA (2560 x 1600) の高精細にくわえ高輝度で描画される映像がキレイです。

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例

表示される文字の大きさ
テキストの表示例

トーンカーブは、RGB ともに理想的な 45度の角度です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

 

色域の計測結果です。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 100.0% 107.8%
Adobe RGB 78.4% 79.9%

色調バランス・色域ともに優秀です。

アスペクト比 16:10 で画面の見やすさアップ

ThinkPad X13 Gen 2 のアスペクト比(画面の縦横比)は 16:10 で、フルHD の 16:9 にくらべ表示領域が縦方向に広いぶん、多くの情報を表示できるメリットがあります。

画面比較
13.3型フルHDと比較
(左が ThinkPad X13、右が 13.3型フルHD)

上記比較写真のようにスクロールをしなくても多くの情報を表示できるため、作業効率アップにもつながります。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

最近の超狭額縁ベゼルにくらべると少し太さはありますが、それでも鉛筆の太さと同じくらいの幅で画面周りがスッキリとしてます。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

ThinkPad X13 の液晶パネルは非光沢です。上記写真のとおり画面への映り込みが気になることはないですし、眼への負担も軽減できます。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

ディスプレイはフラットにできる

ディスプレイは ほぼ 180度開くことができます。

ディスプレイの最大角度

打ち合わせなどで画面共有するときに便利です。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

ThinkPad X13 のキーボードレイアウトはほぼ標準的です。

(クリックで拡大表示できます)

ただし、左[Ctrl]キーと[Fn]キーの配置が一般的なキーボードと逆になっている点や[PrtSc]キーの配置も特殊です。([PrtSc]キーは右[Ctrl]キーの左側)

特殊とはいえ、使いなれれば大きな違和感はなくなると思います。

キーピッチは実測で 約19mm。本体はコンパクトながら、フルサイズキーボードと同等のキーピッチで、窮屈な感じはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップの形状は中央部分が指先にあわせてへこんだ形です。ツルツルとした感触で質感も良好です。

キートップ

キーストロークは(感覚的に)ノートPC の平均的なストローク幅 1.5mm と同じくらい。シッカリとした打鍵感でタイピングできます。

キーストローク
タイプ音は「タクタク」という音。音の大きさはフツウ

キーの押し込む強さやキーを押し込んだ後の反発もちょうど良い感じで、タイプ感は良好です。

キーボードにはバックライトを搭載

キーボードにはバックライトが搭載されています。

キーボードバックライト

キーボード・バックライトの明るさは、2段階で切り替えできます。

[fn]+[Space]キー押下:点灯(暗)→点灯(明)→オフ

質感の良いパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で、天面と同様に上質感のある仕上がりです。

パームレスト

指紋や皮脂の跡は目立ちやすいですが、気になるときは柔らかいクロスなどでふき取るとよいでしょう。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドの感触はツルツルしており、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPU インテル Core i7-1165G7 プロセッサー
メモリ 16GB LPDDR4X 4266MHz
ストレージ 512GB SSD (PCIe)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス

評価に使用したベンチマークは以下のとおりです。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実施にあたっては、付属のソフトウェア「Lenovo Commerical Vantage」の電源スマート設定において[自動パフォーマンス・モード]と[パフォーマンス・モード]の 2モードで評価しています。

電源スマート設定
「Lenovo Commerical Vantage」電源スマート設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー

・インテル Core i7-10510U プロセッサー

・インテル Core i5-10210U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 4700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 4500U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]

CPU
Ryzen 7 5700U
3431 pts
Ryzen 5 5500U
2960 pts
Ryzen 7 4700U
2750 pts
Core i7-1165G7(レビュー機・パフォーマンス)
2132 pts
Core i7-1165G7(レビュー機・自動パフォーマンス)
2125 pts
Ryzen 5 4500U
2040 pts
Core i7-1165G7
1892 pts
Core i5-1135G7
1812 pts
Core i7-10710U
1591 pts
Core i5-10210U
1398 pts
Core i3-1115G4
1224 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Ryzen 7 5700U
17130
Ryzen 7 4700U
14790
Ryzen 5 5500U
13281
Core i7-1165G7(レビュー機・パフォーマンス)
12266
Core i7-1165G7
11216
Core i7-1165G7(レビュー機・自動パフォーマンス)
10882
Ryzen 5 4500U
11105
Core i5-1135G7
10914
Core i7-10710U
8547
Core i5-10210U
7611
Core i3-1115G4
6702

レビュー機の CPU パフォーマンスは優秀です。

保有している性能をシッカリと発揮できており、ビジネスシーンにおいても快適なパフォーマンスが期待できます。

 

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-1115G4搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i7-10710U搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i5-10210U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5500U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 4700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 4500U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(レビュー機・パフォーマンス優先)
4812
インテル Iris Xe(レビュー機・標準)
4771
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3975
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3114
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
2992
インテル Iris Plus(Core i7-1065G7)
2693
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2333
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2327
インテル UHD(Core i5-1035G1)
1470
インテル UHD(Core i7-10710U)
1198
インテル UHD(Core i5-10210U)
1095

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
インテル Iris Xe(レビュー機・パフォーマンス優先)
13784
インテル Iris Xe(レビュー機・標準)
13458
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
10909
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
9588
インテル Iris Plus(Core i7-1065G7)
8832
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
8576
インテル UHD(Core i3-1115G4)
7706
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
6969
インテル UHD(Core i5-1035G1)
5446
インテル UHD(Core i7-10710U)
5037
インテル UHD(Core i5-10210U)
4671

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
インテル Iris Xe(レビュー機・パフォーマンス優先)
5726
インテル Iris Xe(レビュー機・標準)
5660
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4224
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3738
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3546
インテル Iris Plus(Core i7-1065G7)
3360
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2787
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2661
インテル UHD(Core i5-1035G1)
1953
インテル UHD(Core i7-10710U)
1763
インテル UHD(Core i5-10210U)
1500

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(レビュー機・パフォーマンス優先)
4336
インテル Iris Xe(レビュー機・標準)
4258
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3346
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3129
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2896
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2450
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2389
インテル Iris Plus(Core i7-1065G7)
2316
インテル UHD(Core i5-1035G1)
1534
インテル UHD(Core i7-10710U)
1298
インテル UHD(Core i5-10210U)
1200

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

グラフィックス・パフォーマンスも優秀です。

CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかにも搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル/クアッド)に依存します。レビュー機のメモリは 16GB/クアッドチャネル構成によりグラフィックス・パフォーマンスを最大限発揮できているようです。

メモリ構成
メモリ構成

ビジネスでの一般的な使いかた(ネット・メール・オフィスソフト・動画閲覧など)はもちろんのこと、写真・動画編集などクリエイティブな作業も快適なパフォーマンスが期待できます。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは NVMe対応の SSD(容量 512GB) が搭載されています。

データ転送速度
データ転送速度(CrystalDiskMark で計測)

計測結果は優秀です。

データ転送速度はかなり高速で Windows やアプリの起動も早いです。

参考までに SSD は大容量になるほどデータ転送速度が速くなる傾向があります。目安として 512GB以上で速度の違いが顕著になってきます。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・ThinkPad X1 Nano

・ThinkBook 13s Gen 2

・Core i7-1165G7搭載機(平均)

・Core i5-1135G7搭載機(平均)

・Core i3-1115G4搭載機(平均)

※ThinkPad X1 Nano と ThinkBook 13s Gen 2 のスコアは当サイト計測スコア

※平均は当サイトで計測した対象機種の平均スコア

比較対象のおもなスペックは以下のとおり。

スペック ThinkPad X13
Gen 2(レビュー機)
ThinkPad X1 Nano ThinkBook 13s
Gen 2
Core i7-1165G7
搭載機
Core i5-1135G7
搭載機
Core i3-1115G4
搭載機
CPU インテル Core i7-1165G7 インテル Core i7-1165G7 インテル Core i5-1135G7 インテル Core i7-1165G7 インテル Core i5-1135G7 インテル Core i3-1115G4
メモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 8GBメモリ 8GB/16GBメモリ 8GBメモリ 8GBメモリ
ストレージ 512GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 256GB/512GB/1TB SSD (NVMe) 256GB/512GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe)
グラフィックス インテル Iris Xe インテル Iris Xe インテル Iris Xe インテル Iris Xe インテル Iris Xe インテル UHD

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Total Score
ThinkPad X13(自動パフォーマンス)
4697
ThinkPad X13(パフォーマンス)
4731
ThinkPad X1 Nano
4410
ThinkBook 13s Gen 2
4330
Core i7-1165G7搭載機
4231
Core i5-1135G7搭載機
3838
 Essentials
ThinkPad X13(自動パフォーマンス)
9650
ThinkPad X13(パフォーマンス)
9780
ThinkPad X1 Nano
9501
ThinkBook 13s Gen 2
9106
Core i7-1165G7搭載機
9145
Core i5-1135G7搭載機
8712
基準値
4100
 Productivity
ThinkPad X13(自動パフォーマンス)
6568
ThinkPad X13(パフォーマンス)
6612
ThinkPad X1 Nano
6381
ThinkBook 13s Gen 2
6355
Core i7-1165G7搭載機
6474
Core i5-1135G7搭載機
6064
基準値
4500
 Digital Contents Creation
ThinkPad X13(自動パフォーマンス)
5185
ThinkPad X13(パフォーマンス)
5218
ThinkPad X1 Nano
4706
ThinkBook 13s Gen 2
4639
Core i7-1165G7搭載機
4580
Core i5-1135G7搭載機
4374
基準値
3450
 Gaming
ThinkPad X13(自動パフォーマンス)
4006
ThinkPad X13(パフォーマンス)
4013
ThinkPad X1 Nano
3586
ThinkBook 13s Gen 2
3540
Core i7-1165G7搭載機
3236
Core i5-1135G7搭載機
2625

※テスト項目説明

・Total Score(総合的な評価)

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

実際の使用を想定した評価も優秀です。ビジネスシーンにおける負荷の高い処理でもパワフルなパフォーマンスが期待できます。

ちなみに、ThinkPad X13 Gen 2 には Core i5-1135G7 搭載モデルや Core i3-1115G4 搭載モデルもラインナップしていますが、上記ベンチマーク結果を参考にする場合は、少し割り増しして見たほうが良いかもしれません。

余談ですが、ThinkBook 13s Gen 2 のスコアもかなり優秀です。Core i5-1135G7/8GBメモリながら Core i7-1165G7 搭載機相当のスコアが出ている点はチェックしておきたいところ。ThinkPad X13 Gen 2 と同等スペックのモデルをラインナップしつつスタイリッシュなデザインで価格がおさえられている点が魅力です。

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バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

なお、計測は「Lenovo Commerical Vantage」の電源スマート設定を[自動パフォーマンス・モード]に設定して実施しています。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 5時間 52分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
37分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 4分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 7分

バッテリーを多く消費する条件とはいえ、モバイルノートで 6時間程度のバッテリー駆動は物足りなさを感じます。

とはいえ、画面の明るさを調整するなどバッテリー消費を抑える使いかたをすれば、通常の外出はカバーできそうです。

また、急速充電に対応している点も好印象です。

短時間で充電できれば持ち歩きの多いモバイルノートには大きなメリットになるはずです。

実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・ThinkPad X1 Nano

・ThinkBook 13s Gen 2

・Core i7-1165G7搭載機(平均)

・Core i5-1135G7搭載機(平均)

・Core i3-1115G4搭載機(平均)

※ThinkPad X1 Nano と ThinkBook 13s Gen 2 は当サイトで計測した処理時間

※平均は当サイトで計測した処理時間の平均値

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
ThinkPad X13(自動パフォーマンス)
46秒8
ThinkPad X13(パフォーマンス)
41秒9
ThinkPad X1 Nano
44秒0
ThinkBook 13s Gen 2
47秒3
Core i7-1165G7搭載機
51秒0
Core i5-1135G7搭載機
55秒9
Photoshop Lightroom
ThinkPad X13(自動パフォーマンス)
26秒2
ThinkPad X13(パフォーマンス)
25秒4
ThinkPad X1 Nano
21秒2
ThinkBook 13s Gen 2
25秒4
Core i7-1165G7搭載機
27秒1
Core i5-1135G7搭載機
36秒2
Lightroom Classic
ThinkPad X13(自動パフォーマンス)
32秒6
ThinkPad X13(パフォーマンス)
32秒4
ThinkPad X1 Nano
28秒1
ThinkBook 13s Gen 2
28秒4
Core i7-1165G7搭載機
33秒5
Core i5-1135G7搭載機
39秒3

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
ThinkPad X13(自動パフォーマンス)
2分48秒8
ThinkPad X13(パフォーマンス)
2分47秒9
ThinkPad X1 Nano
2分48秒6
ThinkBook 13s Gen 2
2分25秒9
Core i7-1165G7搭載機
3分13秒4
Core i5-1135G7搭載機
3分20秒9

 

クリエイティブ性能も優秀です。

RAWデータ現像、動画エンコードともに処理はスピーディーで、ビジネス文書の作成などで写真編集する際も短時間で作業できそうです。

なお、レンダリング(編集内容の画面への反映)についても描画はなめらかでスムーズでした。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音については、ベンチマーク(CINEBENCH R20 でマルチ Core を計測)実行中と動画エンコード中の音量(デシベル)を計測し、評価します。

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

モード アイドル状態
(最小音量)
最大音量
下段はピーク時の音量推移
ベンチマーク中 動画エンコード中
自動バッテリー 35.5db アイドル時と同じ 36db前後
 
自動パフォーマンス 35.5db 40.7db
(40db前後)
40.3db
(40db前後)
パフォーマンス 35.5db 40.7db
(40db前後)
40.4db
(40db前後)

※防音室での測定ではありませんが、周囲の音ができるだけ入らないようにして測定しています。

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

平常時は静かです。

高負荷時は「サーッ」という排熱のときの気流音が少し大きくなる程度です。耳ざわりに感じることはないと思います。

 

表面温度のチェック

平常時と動画エンコード時の表面温度の測定結果です。

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※高負荷時に温度が下がっている箇所はエアフローによるもの

キーボードの表面温度【単位:℃、測定時の室温:25℃】

キーボードの表面温度
左側の画像:平常時(アイドル状態で10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

底面部の表面温度【単位:℃、測定時の室温:25℃】

底面部の表面温度
左側の画像:平常時(アイドル状態で10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

高負荷な状態になるとキーボード奥、とくに中央寄りから右側の温度が上がりやすく多少の温かさを感じます。

排気口が右側にあるためかパームレストも右側の温度が上昇しやすいですが、キーボードともにタイピング操作に影響はないと思います。

 

サウンド チェック

ThinkPad X13 のオーディオ機能は、Dolby Audio Speaker System を搭載しています。

DOLBY・ロゴ

サウンドユーティリティソフトにはコンテンツに合わせたプリセットが設定されているほか、イコライジング機能(カスタム1 ~ カスタム 3)でお好みのサウンドにチューニングすることもできます。

サウンドユーティリティソフト

以下は、実際にサウンドを聴いた印象です。

※プリセット「ミュージック」で試聴

■スピーカー
低音域から高音域まで広い音域を再現しており高音質。
音の広がりもある。
音声もシッカリと聴き取れる。

■ヘッドホン
ヘッドホンはさらに高音質。
周囲の音を遮断できるため、サウンドに集中できる。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 13.2秒 35.1秒 7.1秒
2回目 13.0秒 35.3秒 7.6秒
3回目 13.2秒 34.8秒 8.1秒
4回目 13.0秒 35.4秒 7.2秒
5回目 13.3秒 34.9秒 7.1秒
平均 13.1秒 35.1秒 7.4秒

起動とシャットダウンは体感的にも早いです。

再起動については少し時間がかかりますが頻繁に行う処理ではないので、処理待ちのストレスを感じることはないでしょう。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや使い方などにより時間は変動します。

 

同梱品

ThinkPad X13 の本体ほか付属品一式です。

同梱品一式 width=
同梱品リスト
・ThinkPad X13 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ThinkPad イーサネット拡張ケーブル
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、ThinkPad X13 Gen 2 のレビュー記事をお届けしました。

ThinkPad X13 Gen 2 は、性能レベルが高く実用性にすぐれたモバイルノートです。

ThinkPad シリーズ伝統のマットなブラックは指紋や皮脂の跡が目立ちやすいもののビジネスシーンになじむカラーです。

13.3インチサイズとしては若干の重量感はありますがそこそこ軽量で持ち歩きは十分可能。指紋認証や顔認証のほかスマートロック/プライバシーガード/プライバシーアラートなどが使える「Glance by miraMetrix」が搭載されていてセキュリティ機能も充実しています。

性能・使いやすさ・セキュリティなど、ビジネスシーンにおける実用性はトップクラスのモバイルノートといえます。

高評価のポイント

  • モバイルノートとしての性能レベルが高い
  • そこそこ軽量&スリム&コンパクトで持ち歩きはラクにできる
  • 映像描画がキレイな液晶パネル
  • タイピングしやすいキーボード
  • セキュリティ機能が充実
  • ビジネスシーンにおける実用性はトップクラス

気をつけておきたい点

  • 同サイズで1kg切りの超軽量モデルにくらべると若干の重量感はある(実測で 1.224kg)

ラインナップしているモデルや価格、クーポンなど最新情報はレノボ直販サイト「レノボショッピング」をご確認ください。

 

真正面

ThinkPad X13 Gen 2
税込 12万円台から
(クーポン適用価格)

※クーポンコードは公式サイトをご確認ください。

 

関連リンク

 

 

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