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正面(向かって斜め右)

マイクロソフト『Surface Pro 6』の実機レビュー 前編です。

2018年10月に登場した Surface Pro 6 は、第8世代インテル Core プロセッサーを搭載したことでパフォーマンスがアップ。従来モデルの Surface Pro の品質の高さも継承し、性能レベルも高く、快適パフォーマンスで動作も軽快です。

また、新モデルで追加されたブラックのカラーは存在感バツグンでカッコいいです。

性能・デザイン・使いやすさ・モバイル性などトータルバランスも良く、テレワークのように場所や時間にとらわれない柔軟な働き方にもマッチした 2in1モバイルノートといえるでしょう。

価格はオフィスソフトも入って 約13万円~。

レビュー前編では、外観デザインにくわえ、ディスプレイ、オプションのタイプカバー(キーボード)をチェック、後編では各種ベンチマークを使った性能レビューを行います。

背面側(向かって斜め右)

【 目 次 】
(前編)
スペック構成
外観チェック
ディスプレイ
タイプカバー(オプション)
(後編)
ベンチマーク
RAWデータ現像・動画エンコード処理時間計測
駆動音・表面温度
サウンド チェック
Windows の起動・再起動時間計測
まとめ

レビュー内容ならびに価格は 2018年11月24日時点のものです。

 

スペック構成

『Surface Pro 6』のスペック構成です。

OS Windows 10 Home
CPU 下記いずれか
■インテル Core i5-8250U プロセッサー
■インテル Core i7-8650U プロセッサー
メモリ 下記いずれか
■8GBメモリ
■16GBメモリ
ストレージ 下記いずれか
■128GB SSD
■256GB SSD
■512GB SSD
■1TB SSD
ディスプレイ 12.3 インチ PixelSense ディスプレイ
解像度: 2736 x 1824 (267 PPI)
縦横比: 3:2
タッチ機能: 10 ポイント マルチタッチ
グラフィックス 下記いずれか
■インテル UHD グラフィックス 620 (i5)
■インテル UHD グラフィックス 620 (i7)
ワイヤレス IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth4.1
カメラ、マイク ■5.0MP フロント カメラ (1080p Skype HD ビデオに対応)、Windows Hello 顔認証カメラ
■8.0MP オートフォーカス付きリア カメラ (1080p HD ビデオ対応)
■デュアルマイク
本体サイズ(W×D×H) 292×201×8.5 mm
質量 i5:770 g、i7:784 g
本体カラー プラチナ または ブラック

CPU、メモリ、ストレージのスペックは選択できますが、以下の組み合わせとなります。
(組み合わせごとに割り当てられているカラーは異なります。)

■Core i5 / 8GBメモリ / 128GB SSD
 (プラチナ)
 価格:129,384円(税込)

■Core i5 / 8GBメモリ / 256GB SSD ← おすすめ
 (ブラック、プラチナ)
 価格:150,984円(税込)

■Core i7 / 8GBメモリ / 256GB SSD
 (ブラック、プラチナ)
 価格:195,264円(税込)

■Core i7 / 16GBメモリ / 512GB SSD
 (ブラック、プラチナ)
 価格:242,784円(税込)

■Core i7 / 16GBメモリ / 1TB SSD
 (プラチナ)
 価格:290,304円(税込)

価格はマイクロソフトストアの価格です。

ちなみに、マイクロソフトストアで購入した製品は 30日以内なら返品・交換可能です。

たとえば、「Core i7 / 8GBメモリ / 256GB SSD」を実際に使ってみてストレージやメモリの容量が足りないと感じたなら、「Core i7 / 16GBメモリ / 512GB SSD」に交換することもできます。(国内なら返品送料は無料です)

なお、今回のレビューで使用するのは「Core i5 / 8GBメモリ / 256GB SSD」モデル(ブラック)です。

 

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外観チェック

『Surface Pro 6』は、従来モデルの Surface Pro の洗練されたデザインをシッカリと継承しています。

くわえて、ブラックのカラーは落ち着いた雰囲気のなかに存在感もバツグンでカッコいいです。

正面(向かって斜め左)

背面側(向かって斜め左)

天面を見てみます。

天面(その1)

天面(その2)

本体の素材はマグネシウム。堅牢性も高そうです。

ブラックの筐体を手で触れた印象はサラサラとして質感もグッドです。指紋や皮脂の跡が目立ちやすいのがネックですが、柔らかいクロスなどでこまめにふき取れば気持ちよく使えます。

次に、ヒンジをみてみます。

ヒンジの構造は従来の Surface Pro と同じです。ほど良いトルクで作りもシッカリとしており、最大 165度までキックスタンドを開くことができます。最大角度に変更はないようです。

ヒンジのカラーもブラックに統一されているのが印象的です。

ヒンジ(その1)

ヒンジ(その2)

ヒンジ(その3)

ディスプレイを開くことのできる最大角度
最大165度まで開くことが可能

次に、インターフェース等を見てみます。
(インターフェースは従来の Surface Pro と同じです)

左側面です。

インターフェース(左側面)

①ヘッドセット ジャック

右側面です。

インターフェース(右側面)

②Surface Connect
③フルサイズ USB 3.0
④Mini DisplayPort

microSD カードスロットは背面左側に実装されており、キックスタンドを開けば、アクセスできます。

microSDカードスロット
矢印の指すところが microSDカードスロット
(カードを挿入している状態)

microSD カードスロットは、プッシュロック式です。microSDカード等を挿入するときは押し込んでロックさせ、取り出すときはもう一度押し込むことでカードが飛び出す構造です。

カードスロットへのアクセスは、本体の裏面を上向きにしてキックスタンドを開けば抜きさししやすくなります。(画面を保護するためタイプカバーをつけておくことをおススメします)

また、充電するときは Surface Connect に電源アダプターをつなぎます。アダプターのコネクタはマグネット式で、本体にくっつけるように装着します。(コネクタの向きは左右どちらでもOKです)

Surface Connect に電源アダプターを装着

ちなみに、Surface Connect には、電源アダプターのほか、Surfaceドックをつないでポート類を増設することもできます。

上部側です。

インターフェース(上部側)

⑤電源ボタン
⑥音量ボタン

ディスプレイ側の内蔵カメラ(5.0 メガピクセル)です。

フロント側の内蔵カメラ

顔認証カメラも搭載しているので、顔パスでかんたんに Windows にサインインできます。

IRカメラでサインイン

顔認証カメラの認証精度は良好です。外出先で使うときもセキュリティを確保しつつ、わずらわしいパスワード入力をせずに Windows に かんたんにサインインできるので利便性が高まります。

背面側にもカメラ(8.0MP オートフォーカス付き)が内蔵されています。

カメラ(背面側)

排気口は背面側の周囲に、目立たないようにデザインされています。Surface Pro の洗練されたデザインを継承しています。

スピーカーはディスプレイ面の左右両端に実装されています。

スピーカー
矢印の指すところがスピーカー
(場所を分かりやすくすために照明をあてています)

本体の高さを CD ケース(通常サイズ:厚さ 10mm)と比べてみます。

本体の高さ比較(タイプカバー装着時)
タイプカバー装着時の高さ

本体の高さ比較(Surface Pro本体のみ)
Surface Pro 6本体のみの高さ

実測値は、Surface Pro 6 本体の高さが 8mm、タイプカバー装着時が 14mm です。実際に手で持ってみた印象としても「とても薄い」です。

本体の薄さのイメージ

本体の大きさのイメージです。本体の下には A4コピー用紙を置き、本体の上には B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ

本体の大きさは A4 サイズといって良いでしょう。

次に、本体や電源アダプターの重さを計測します。

Surface Pro 6本体+タイプカバーの重さは 1,076g。電源アダプターと電源コードの重さは、それぞれ 173g、49g です。

本体の重さ(その1)

なお、Surface Pro 6本体とタイプカバーの重さは、それぞれ 771g、305g です。

本体の重さ(その2)

Surface Pro 6本体とタイプカバーを一緒にしても 1kg 程度なので持ち歩きもラクにできます。

本体の軽さイメージ

電源アダプターの最大出力ワット数は 44W。省電力タイプなので大きさは手のひらサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

なお、電源アダプターには、充電用のUSBポートも実装されているので、外出先でもスマホなどの充電が可能です。

電源アダプターのUSBポート

 

ディスプレイ

『Surface Pro 6』のディスプレイは 12.3インチサイズの PixelSense ディスプレイ。解像度は 2736×1824 ドットです。

超高精細で高輝度なディスプレイは、描画される映像はきめ細やかで鮮やか、とてもキレイです。

ディスプレイに描画された映像(ハイビスカス)

ディスプレイに描画された映像(コスモス)

ディスプレイに描画された映像(花束)

ディスプレイの映り込み具合を見てみます。

画面映り込み(電源オフ時)

画面映り込み(電源オン時 その1)

画面映り込み(電源オン時 その2)

映像の描画がキレイな反面、描画される映像のカラーや使う場所によっては照明などの映り込みが気になるかもしれません。

次に、視野角を確認してみます。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から45度の角度
右側 ディスプレイ面から45度の角度

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからでも鮮やかでキレイな映像を見ることができます。

キックスタンドは最大165度まで開くこと可能なので、ディスプレイ面を手書きしやすいお好みの角度に調整できます。

ディスプレイ面を手書きしやすい角度に調整可能

ディスプレイに表示される文字の大きさを確認します。

下の画像は、Microsoft Edge に『Surface Pro 6』の製品ページを表示したものです。

Microsoft Edge に表示される文字の大きさ

Microsoft Edge の拡大設定でのデフォルト値は 100%、Windows 設定のディスプレイに表示するテキストスケーリングの推奨値は 200% です。

テキストのスケーリング

表示される文字の大きさは、筆者のように小さい文字が苦手なユーザーでも見ることができます。

 

タイプカバー(オプション)

タイプカバーはオプションで別売となりますが、タイプカバーがあることで Surface Pro 6 の使いやすさが格段にアップすると同時に、持ち歩く際に Surface Pro 6 本体の画面をキズや衝撃からカバーしてくれます。

レビューに使用したタイプカバーは「ブラック」(型番:FMM-00019)です。(記事執筆時点で、Alcantara 素材のタイプカバーにブラックのカラーはラインナップしていません。)

タイプカバーのキーボード・レイアウトを見てみます。

キーボード全体(真上)(クリックで拡大表示できます)

キーボード全体(左斜め)

キーボード全体(右斜め)

パームレストはサラサラとしながらもシットリとした質感があります。指紋や皮脂の跡も目立ちにくいのも好印象です。

パームレスト
パームレスト

底面側
底面側

また、タイプカバーを Surface Pro 本体に装着することで、キーボード面に適度な傾斜をつけることができ、タイピングしやすくなります。

キーボード面は適度な傾斜角度

キートップの表面は少しへこんでいてサラサラとした感触です。指先のフィット感は良好です。

キートップ

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は、実測で およそ 19mm。デスクトップパソコンのキーボードと同等のキーピッチなので窮屈な感じはまったくありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キーストロークは浅くなくシッカリとした打鍵感でタイピングできます。

キーストローク

全体的にタイピングしやすいキーボードです。

なお、キーボードにはバックライトが搭載されています。

キーボードバックライト(点灯時)

キーボード・バックライトは[F7]キー押下により点灯します。[F7]キー押下で明るさを 3段階(暗→中→明)で切り替えることができ、バックライト(明)のとき[F7]キー押下で消灯します。

キーボードのバックライトは地味な機能ですが、薄暗いところでタイピングするときにはとても役立ちます。

とりわけ、持ち歩くことの多いモバイルノートだけに、外出先など薄暗いところでのタイピングシーンで役立ちそうです。搭載されていて損はない機能でしょう。

次がタッチパッド。

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプで、タッチパッドの大きさは狭すぎることもなくちょうど良いサイズです。

タッチパッド(その1)

タッチパッド(その2)

いたって普通のタッチパッドですが、タッチパッドは手触り感も良好、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。全体的に扱いやすい印象です。

タッチパッド(その3)

タイピング中に手のひらがタッチパッドに触れても反応しない(タップ操作と認識しない)点も好印象です。

タイピング中にタッチパッドに手のひらが触れることでタップ操作と誤認識してしまい思わぬところに入力してしまったことは多くのユーザーが経験していることだと思います。一見すると地味な機能ですが、ストレスなく快適にタイピングすることができるのはとても好感が持てる機能です。

Surface Pro 6 本体とタイプカバーはマグネットで装着されてだけなので着脱もかんたんです。なお、Windows起動中でも着脱可能です。

タブレットとキーボードのコネクタ部分
Surface Pro 6 本体とタイプカバーのコネクタ部分

レビュー前編は以上です。

後編では、『Surface Pro 6』(Core i5 / 8GBメモリ / 256GB SSD)の機能・性能についてレビューしています。

 

 

 

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