正面斜め上(壁紙)

Surface Laptop Go 2 は、第11世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサーを搭載した 12.4型モバイルノートPC です。

スリムでスタイリッシュなデザインにくわえコンパクトで使いやすい!

ベンチマークによる性能評価では CPU パフォーマンスがひかえめな印象だったものの全体的なパフォーマンスは優秀です。

品質的にも満足できる仕上がりで所有満足度高めのデバイスです。

ただし、画面解像度がフルHDにくらべ低い点やメモリ・ストレージの最大搭載容量が少なめな点はチェックしておきたいところ。

■Surface Laptop Go 2 の特徴

  • 第11世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサーを搭載
  • スリムでスタイリッシュなデザイン&軽量で堅牢性にすぐれたボディ
  • 高輝度&10点マルチタッチ対応 PixelSense ディスプレイ
  • ほぼフルサイズでタイピングしやすいキーボード
  • 指紋認証機能付き電源ボタン(一部モデルのみ)
  • Office Home & Business 2021 標準搭載

レビューではメーカーからお借りした実機を試用して、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。なお、当サイトはマイクロソフトアフィリエイトプログラムを利用して収入を得ていますが、公正な立場でレビューしています。

天面(壁紙)

レビューは 2022年7月13日時点の内容です。

 

スペック構成

Surface Laptop Go 2 は、メモリ/ストレージ/本体カラーにより複数のモデルがラインナップしています。

おもなスペック構成は以下のとおり。

本体カラー ■プラチナ
■セージ
■アイスブルー
■サンドストーン
OS Windows 11 Home
CPU インテル Core i5-1135G7 プロセッサー
メモリ ■4GB (LPDDR4x) RAM
■8GB (LPDDR4x) RAM
ストレージ ■128GB SSD
■256GB SSD
ディスプレイ 12.4 インチ PixelSense ディスプレイ、解像度: 1536 x 1024 (148 PPI)、縦横比: 3:2、タッチ: 10 点マルチタッチ
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス (CPUに内蔵)
ワイヤレス Wi-Fi 6: 802.11ax 対応、Bluetooth 5.1
カメラ、マイク 720p HD f2.0 カメラ、Dual far-field スタジオ マイク
セキュリティ 指紋リーダー(電源ボタン内蔵、i5/4GB/128GB SSD モデルを除く)
バッテリー駆動時間 最大 13.5 時間
本体サイズ(W×D×H) 約 278.2×206.2×15.7 mm (突起部含まず)
本体質量 1,127 g

 

ランナップしているモデルのスペック構成や価格など最新情報はマイクロソフトストア公式サイトをご確認ください。

真正面

Surface Laptop Go 2
税込 9万円台から

マイクロソフトストアで購入すると 60日間の返品無料や 90日間の無償テクニカルサポートなどの特典が付いてきます。詳細は以下のリンク先(公式サイト)をご確認ください。

そのほかの取り扱いショップは以下のリンクから検索してください。

 

外観チェック

スリムでスタイリッシュなデザイン

Surface Laptop Go 2 のデザインはスリムでスタイリッシュです。

正面側 右側

背面側 右側

レビュー機の本体カラー「アイスブルー」は爽やかな印象のあるカラーで、男女問わず受け入れられる色合いです。

天面斜め(その1)

天面斜め(半開き)

指紋や皮脂の跡は目立ちにくいのも好印象。清潔感もあって気持ちよく使えます。

天面のアップ
マイクロソフトのロゴがアクセント

表面はサラサラとした感触で上質感があります。

天面斜め(その3)

天面斜め(その4)
本体はスリム

底面カバーは剛性を重視した「ユニボディ」。構造面からも堅牢性を高めています。

底面側(斜め)

ゴム足は前後に平行して実装されており、安定感も良好です。

排気口はヒンジのあいだに実装されています。

排気口

ちなみに、背面側のゴム足は排気口から出される温かい空気が再び吸気口に入り込むのを遮断する役割も兼ねています。本体内部の効果的な冷却が期待できます。

インターフェースは最低限

Surface Laptop Go 2 のインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①USB Type-A

②USB Type-C

③3.5 mm ヘッドホン ジャック

 

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

④Surface Connect ポート

 

Surface Laptop Go 2 に実装されているインターフェースは最低限です。

Surface Connect は電源アダプターをつないで本体充電以外にも、オプションの Surfaceドックを装着してポート類を増設することもできます。

Surface Connect はマグネットで装着
コネクターはマグネットで装着(装着は左右どちらも可能)

ただし、値段は 3万円くらいと高額なので、HDM ポートや SDカードスロットなど必要なときは市販の USB Type-C 対応ハブを用意するとよいでしょう。

USB ハブ
USB Type-C ハブで拡張性がアップ

なお、USB Type-C コネクタは映像出力や PD充電器に対応しています。

■USB Type-C コネクタ対応表(2ポート共通、当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W) △(低速充電)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵

電源ボタンはキーボード右上にレイアウトされています。

電源ボタン
電源ボタン

電源ボタンには指紋センサーが内蔵されています。パスワードを入力することなく指先をセンサーにタッチするだけで Windows サインインできて便利です。

Check

Core i5/8GBメモリ/128GB SSD 搭載モデルは指紋認証センサー非搭載です。

Dolby Atmos 対応 Omnisonic スピーカー搭載

スピーカーは、キーボード内部に実装されています。

スピーカー
○印のあたりがスピーカーの実装位置

Dolby Audio Premium 搭載のオムニソニック スピーカーで、低音域から高音域まで広い音域をカバーした高音質サウンドを体感できます。

軽量&スリム&コンパクトなボディ

本体の大きさのイメージです。本体の下に A4コピー用紙を置き、本体上に B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
コンパクトな本体

本体のフットプリント(設置面積)は、A4 サイズより小さくコンパクトです。

ゴム足を含めた本体の高さは、実測で約13~17mm。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

最厚部でも CDケース 2枚程度で、とてもスリムです。

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:1,124g
・電源アダプター:148g
・電源コード:59g

本体は軽くて持ち歩きがラクです。

本体の重量感
本体は軽量!

電源アダプターの最大出力は 39W。その大きさは手のひらに収まるサイズですが、出力ワット数のわりにはサイズは大きめです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ実測

 

ディスプレイのチェック

自然な色合い描画できる液晶パネル

Surface Laptop Go 2 の液晶は LG Philips製(現 LGディスプレイ)のパネルです(型番:LGD0555)。

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例

表示される文字の大きさ
テキストの表示例

描画される映像は自然な色合いでキレイです。

トーンカーブは少しうねっていますが RGB ともに理想的な 45度に近い直線。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「323 nit」。高輝度で実際に見てもかなりの明るさを感じます。

 

色域の計測結果です。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 97.7% 100.7%
Adobe RGB 73.0% 74.6%

広色域で色再現性にもすぐれています。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

上左右のベゼルは鉛筆の太さと同じくらいの狭さで、画面周りはスッキリしています。

 

映り込みは気になるかも

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

Surface Laptop Go 2 のディスプレイは光沢液晶なので、映像によっては画面の映り込みが気になるかもしれません。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

ディスプレイはフラットにできる

ディスプレイを開くことができる最大角度は 約134度。

ディスプレイの最大角度

クラムシェルタイプのノートパソコンとして十分な範囲をカバーしています。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

Surface Laptop Go 2 のキーボードレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーピッチは 実測で 約18.5mm。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

19mmのフルサイズに近いキーピッチで窮屈な感じはありません。

キートップは中央部分が少しへこんだ形状です。少しツルツルとした感触で質感も良好です。

キートップ

キーストロークは、(感覚的には)ノートパソコンの平均的なキーストローク 1.5mm くらい。適度な打鍵感でタイピングできます。

キーストローク
タイプ音は「タッタッ」という音(音の大きさは静か)

キーの押し込む強さやキーを押し込んだ後の反発もちょうど良い感じです。

なお、Surface Laptop Go 2 のキーボードはバックライト非搭載です。

質感の良いパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で上質な仕上がりです。

パームレスト

指紋や皮脂の跡は目立ちにくく、キーボード操作も快適です。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

ちょうど良いサイズ感にくわえ、ツルツルした感触で扱いやすさも良好です。なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、Surface Laptop Go 2 の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPU インテル Core i5-1135G7 プロセッサー
メモリ 8GB (LPDDR4x) RAM
ストレージ 256GB SSD
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス

評価に使用したベンチマークは以下のとおりです。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ファイナルファンタジーXV
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実施にあたっては、電源オプションの電源プランを「バランス」に、電源とバッテリーの電源モードを「最適なパフォーマンス」に設定して実行しています。

電源プラン
電源プランの設定

電源モード
電源モードの設定

Check

ベンチマーク結果はメモリ容量にも依存します。とくに、グラフィックスやクリエイティブ性能では大きく影響されます。Surface Laptop Go 2 の 4GBメモリ搭載モデルの場合、以下に掲載のベンチマーク結果より低くなる可能性大でパフォーマンス的にも快適度は下がります。

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー

・インテル Core i7-10510U プロセッサー

・インテル Core i5-10210U プロセッサー

・インテル Core i3-10110U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5800U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5600U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]

CPU
Ryzen 7 5800U
3535 pts
Ryzen 7 5700U
3329.8 pts
Ryzen 5 5600U
2999 pts
Ryzen 5 5500U
2665 pts
Core i7-1165G7
1908 pts
Core i5-1135G7
1783 pts
Core i5-1135G7(レビュー機)
1554 pts
Core i7-10510U
1500 pts
Core i5-10210U
1398 pts
Core i3-1115G4
1121 pts
Core i3-10110U
895 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Ryzen 7 5800U
18835
Ryzen 7 5700U
17115
Ryzen 5 5600U
16487
Ryzen 5 5500U
12667
Core i7-1165G7
11270
Core i5-1135G7
10823
Core i5-1135G7(レビュー機)
9914
Core i7-10510U
8122
Core i5-10210U
7611
Core i3-1115G4
6510
Core i3-10110U
5533

 

レビュー機の CPU スコアは平均値にくらべ若干低く少しひかえめな印象です。

とはいえ、その差は大きくないので体感的なパフォーマンスとしては同等と見てよいでしょう。

また、モバイルノートとしてのパフォーマンスは十分で、一般的な使いかた(ネット・メール・オフィスソフト・オンライン会議など)では十分な性能レベルです。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-1115G4搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i7-10710U搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i5-10210U搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-10110U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5800U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5600U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5500U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(レビュー機)
4102
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4090
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3491
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3468
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3204
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
2971
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2308
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2199
インテル UHD(Core i7-10510U)
1177
インテル UHD(Core i5-10210U)
1095
インテル UHD(Core i3-10110U)
836

ファイナルファンタジーXV

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3456
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3419
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3300
インテル Iris Xe(レビュー機)
3197
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
3099
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2896
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2340
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2209
インテル UHD(Core i7-10510U)
1267
インテル UHD(Core i5-10210U)
1200
インテル UHD(Core i3-10110U)
944

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

レビュー機のグラフィックス性能は優秀です。

平均値を上回るスコアで、保有している性能をシッカリと発揮できています。

画面解像度がフルHDにくらべ若干低いものの、オンライン会議のほか写真・動画編集など高度なグラフィックス処理でも十分なパフォーマンスが期待できます。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは、NVMe対応の SSD(容量 256GB) が搭載されています。

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。

以下は、データ転送速度の計測結果です。

データ転送速度
データ転送速度

計測結果は優秀です。体感的にも Windows やアプリの起動は早いです。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・Surface Laptop 4 (13.5インチ)

・Surface Pro 8

・HP Pavilion Aero 13 (2021年モデル:スタンダードモデル)

※当サイト計測スコア

おもなスペックは以下のとおり。

スペック Surface Laptop Go 2
(レビュー機)
Surface Laptop 4
(13.5インチ)
Surface Pro 8 HP Pavilion Aero 13
CPU インテル Core i5-1135G7 インテル Core i5-1135G7 インテル Core i7-1185G7 AMD Ryzen 5 5600U
メモリ 8GBメモリ 8GBメモリ 16GBメモリ 8GBメモリ
ストレージ 256GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe)
グラフィックス Intel Iris Xe Intel Iris Xe Intel Iris Xe AMD Radeon

 

ベンチマーク結果は以下のとおりです。

Total Score
Surface Laptop Go 2
4141
Surface Laptop 4 (13.5)
3973
Surface Pro 8
4644
HP Pavilion Aero 13
4587
 Essentials
Surface Laptop Go 2
8834
Surface Laptop 4 (13.5)
8204
Surface Pro 8
9259
HP Pavilion Aero 13
9488
基準値
4100
 Productivity
Surface Laptop Go 2
5968
Surface Laptop 4 (13.5)
5546
Surface Pro 8
6309
HP Pavilion Aero 13
9060
基準値
4500
 Digital Contents Creation
Surface Laptop Go 2
4455
Surface Laptop 4 (13.5)
4254
Surface Pro 8
5250
HP Pavilion Aero 13
5615
基準値
3450
 Gaming
Surface Laptop Go 2
3386
Surface Laptop 4 (13.5)
3481
Surface Pro 8
4103
HP Pavilion Aero 13
2481

※テスト項目説明

・Total Score(総合的な評価)

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機のスコアは優秀です。

意外にも Surface Laptop 4 を上回る内容(Gamingを除く)で性能バランスも良好です。価格とパフォーマンスのバランスを考えれば、Surface Laptop Go 2 の選択もアリかと。

ただし、HP Pavilion Aero 13 より価格が高いところや画面解像度がやや低めなところはチェックしておきたいところです。

関連記事

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 8時間 26分
バッテリー充電時間
(40%までの充電時間)
50分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 22分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 15分

公称値の 13.5時間にくらべると駆動時間は少ないですが、バッテリーを多く消費する条件なので十分満足できる結果です。

電源の設定や画面の明るさを調整するなど適度な設定で使用すれば、駆動時間をさらに伸ばすことができるでしょう。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・Surface Laptop 4 (13.5)

・Surface Pro 8

・HP Pavilion Aero 13 (2021年モデル:スタンダードモデル)

※当サイトで計測した処理時間

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
Surface Laptop Go 2
48秒3
Surface Laptop 4 (13.5)
44秒9
Surface Pro 8
41秒5
HP Pavilion Aero 13
55秒1
Photoshop Lightroom
Surface Laptop Go 2
27秒0
Surface Laptop 4 (13.5)
28秒4
Surface Pro 8
23秒8
HP Pavilion Aero 13
37秒6
Lightroom Classic
Surface Laptop Go 2
31秒5
Surface Laptop 4 (13.5)
35秒0
Surface Pro 8
31秒6
HP Pavilion Aero 13
35秒2

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
Surface Laptop Go 2
3分32秒9
Surface Laptop 4 (13.5)
2分53秒9
Surface Pro 8
2分44秒1
HP Pavilion Aero 13
2分5秒0

 

RAW現像は処理が速く優秀ですが、動画エンコードは多少時間がかかります。

おそらく、スリムでコンパクトな筐体とエアフロー(本体内部の排熱構造)のバランスによるものかと。クリエイティブな作業でも高負荷な状態が長時間続く処理は少し苦手かもしれません。

 

駆動音・表面温度のチェック

Surface Laptop Go 2 の駆動音と表面温度をチェックします。

駆動音のチェック

駆動音については、下記条件の音量(デシベル)計測で評価します。

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R20 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

最大音量
下段はピーク時の音量推移
アイドル時 33.8db
(最小音量)
CINEBENCH R20 41.9db
(40~41dbで推移)
動画エンコード 41.5db
(40~41dbで推移)

※防音室での測定ではありませんが、周囲の音ができるだけ入らないようにして測定しています。

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

平常時は静かですが、高負荷な状態では「ブーッ」というモーター音と「サーッ」という排熱のための気流音が少し大きくなります。個人差はありますが多少うるさく感じるかもしれません。

ただし、負荷が低減すれば即応するように静かになります。

 

表面温度のチェック

表面温度については、以下の状態での表面温度を測定・評価します。

・アイドル状態で10分放置

・Youtube 動画 30分間視聴後

・10分間動画のエンコード処理実行後

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

■アイドル状態で10分放置

アイドル状態で10分放置の表面温度

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube 動画 30分間視聴後の表面温度

■10分間動画エンコード実行後

10分間動画エンコード実行後の表面温度

 

高負荷な状態になるとキーボード奥 左側から中央寄りの温度が上がりやすく多少の温かさを感じますが、タイピングへの影響はありません。

また、パームレストもやや温度が上昇しやすいですが、不快な感じはありません。

 

サウンド チェック

Surface Laptop Go 2 には、サウンドユーティリティソフトはインストールされていませんが、意外に高音質です。

以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。

■スピーカー
低音域から高音域まで広い音域を再現しており意外に高音質。音声もはっきり聴き取れる。

■ヘッドホン
ヘッドホンは音質が格段にアップする。
低音域から高音域まで増幅&クリアになってより高音質なサウンドを楽しめる。

 

Windows の起動・再起動 時間計測

Windows の起動、再起動時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動
1回目 9.7秒 30.0秒
2回目 9.4秒 29.1秒
3回目 9.7秒 30.7秒
4回目 9.8秒 29.7秒
5回目 9.7秒 29.5秒
平均 9.7秒 29.8秒

体感的にも早いです。処理待ちのストレスを感じることはないでしょう。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

Surface Laptop Go 2 の本体ほか付属品一式です。

同梱品一式 width=
同梱品リスト
・Surface Laptop Go 2 本体
・電源アダプター
・電源コード
・Office Home & Business 2021 ライセンスカード
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、Surface Laptop Go 2 のレビュー記事をお届けしました。

Surface Laptop Go 2 は、スタイリッシュなデザインにくわえ快適に使える処理性能を備えています。

ただ、同等スペックの機種にくらべ値段は若干高め。高性能で高品質なのでそれなりの価格設定は理解できるものの、だからこそオフィスソフトなしモデルを用意しても良かったのかと。

とはいえ、性能・デザイン・使いやすさなど完成度は高く、オフィス付きのパソコンを検討しているユーザーにとっては高い所有満足度を得られるデバイスといえるのではないでしょうか。

高評価のポイント

  • システム全体のパフォーマンスが最大化されている
  • スリムでスタイリッシュ、頑丈なボディ
  • 軽いから持ち歩きがラク
  • ほぼフルサイズでタイピングしやすいキーボード
  • Surfaceらしい品質の高さ

気をつけておきたいところ

  • 画面解像度はやや低め(1536 x 1024)
  • 4GBメモリ搭載モデルのパフォーマンスはイマイチかも(選ぶなら8GBメモリ搭載モデル)
  • Office Home & Businessがインストールされているぶん、ほかの同等スペックの機種にくらべ値段は高め

 

ラインナップしているモデルや価格、キャンペーンなどの最新情報はマイクロソフトストア公式サイトをご確認ください。

真正面

Surface Laptop Go 2
税込 9万円台から

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