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マウスコンピューターの G-Tune ブランド「NEXTGEAR-NOTE i5320 シリーズ」の実機レビュー 後編です。

後編では、NEXTGEAR-NOTE i5320 シリーズにラインナップするデュアルストレージ搭載のゴールドモデル『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』の各種ベンチマーク、起動・シャットダウン時間計測などのレビューを行います。

NEXTGEAR-NOTE i5320GA1 背面側(その3)

【 目 次 】
(前編)
外観について
スペックについて
ディスプレイ
キーボード&タッチパッド
(後編)
ベンチマーク
Sound Blaster Cinema 3 サウンド
Windows の起動・シャットダウン時間計測(動画に収録)
搭載ソフトウェア
付属品
まとめ

実機はマウスコンピューターからの貸出機です。
レビュー内容については 2017年6月29日時点のもので、実機の製品仕様・販売価格については変更される場合があります。

 

ベンチマーク

『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』の基本性能やトータルパフォーマンス、グラフィック性能、ストレージ、バッテリーについての性能を測定します。

基本性能

Windowsに搭載されているシステム評価ツール「WinSATコマンド」によるパソコン性能の測定です。

WinSat スコア

「WinSAT」による測定は、PCの性能を相対的に数値化して表現したもので、各項目の説明は次のとおりです。

CPUScore CPU のスコア
D3DScore ゲーム用グラフィックスのスコア
ただし、従来のゲーム用グラフィックスのスコアのため Windows 10では計測対象外(9.9というスコアは無視)
DiskScore プライマリハードディスクのスコア
GraphicsScore グラフィックスのスコア
MemoryScore メモリのスコア
TimeTaken 前回の評価(「MostRecentAssessment」は直近の評価を表します)
WinSATAssessmentState 評価の状態を表す値(1:評価済み、2:要再評価)
WinSPRLevel 基本スコア(SPR:System Performance Rating)

総合的なパフォーマンス

「PCMark 8」を使用して、PCのアプリケーション実行における総合的なパフォーマンスを測定します。

Home Test

家庭での利用を想定したテスト内容です。

PCMark 8 Home Test スコア

PCMark 8 Home Test スコア比較
OpenCL対応の Accelerated にて測定

PCMark 8 Home Test で計測した全PC の 54% よりもスコアは良いのですが、ハイレベルなゲーミングPC のスコアと少し差があるようです。

Creative Test

クリエイティブな利用を想定したテスト内容です。

PCMark 8 Creative Test スコア

PCMark 8 Creative Test スコア比較
OpenCL対応の Accelerated にて測定

PCMark 8 Creative Test で計測した全PC の 48% よりも良いスコアですが、こちらもハイレベルなゲーミングPC のスコアと少し差があるようです。

グラフィック性能

「3DMark」「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」、4つのベンチマークソフトを使ってグラフィック性能を測定します。

まず「3DMark」での測定です。

3DMark では「Ice Storm」「Cloud Gate」「Sky Diver」「Fire Strike」「Time Spy」、各シーンの描画の滑らかさをもとにグラフィック性能を測定します。

スコアの高さは描画の快適性を表しています。

3DMark

測定前に流されるデモ映像を見たイメージとしては、次のような印象でした。

Ice Strom なめらか描画
Cloud Gate なめらか描画
Sky Diver なめらか描画
Fire Strike 全体的に なめらか描画。眼を凝らして見ると ときどきカクつくこともあるが全然気にならないレベル。
Time Spy カクカクとした描画。全体的な流れが把握でき、なんとか我慢できるレベル。

次が、「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」の測定結果。

ドラクエベンチマーク(標準品質、解像度 1280×720)
標準品質、解像度 1280×720

ドラクエベンチマーク(最高品質、解像度 1280×720)
最高品質、解像度 1280×720

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の測定結果。

ファイナルファンタジー 高品質(ノートPC)
高品質(ノートPC)、解像度 1280×720、DirectX 11

ファイナルファンタジー 最高品質
最高品質、解像度 1280×720、DirectX 11

さいごに、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」の測定結果。

ファイナルファンタジー 紅蓮のリベレーター 高品質(ノートPC)
高品質(ノートPC)、解像度 1280×720、DirectX 11

ファイナルファンタジー 紅蓮のリベレーター 最高品質
最高品質、解像度 1280×720、DirectX 11

4つのベンチマークソフトを使ったグラフィック性能の測定結果をみると、ドラゴンクエストXでは思いのほかスコアは伸びませんでしたが、『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』のグラフィック性能は高いレベルであることが分かります。

ヘビーなゲームのほか、写真や動画の編集作業もパワフルにこなしてくれる性能を備えている印象です。

動作音については、グラフィック系のベンチマークなど負荷のかかる処理を実行しているあいだ、排熱のためファンがフル稼働していますが、耳ざわりに感じるほど大きな音ではありませんでした。

【参考】
ドラゴンクエストXのベンチマークスコアが伸びなかった要因として、専用グラフィックス「GeForce GTX 1050」でなく CPU内蔵のグラフィックスプロセッサーが処理していたことが考えられます。
 
G-Tune ノートパソコンには、グラフィックスプロセッサーを GeForce に完全固定できるソフトウェア「GPU Switch」を搭載したシリーズ「NEXTGEAR-NOTE i5540 シリーズicon(GTX 1060) 」や「NEXTGEAR-NOTE i5730 シリーズicon(GTX 1070)」などもラインナップしています。

ストレージ

ストレージのベンチマークです。

『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』には、高速ストレージ SSD と 大容量ストレージ HDD がデュアルドライブで搭載されています。

ストレージのドライブ構成は次のようになります。

ストレージのドライブ構成

まず、Cドライブに割り当てられている SSD から見てみます。

SSD は、SanDisk製で 容量は 256GB です。

ストレージ情報(SSD)
ストレージ情報(SSD)

SSD のデータ転送速度です。

ストレージのデータ転送速度(SSD)
ストレージのデータ転送速度(SSD)

SSD が搭載されていると、数字が示す通り Windows や アプリの起動も高速です。

次に、Dドライブに割り当てられている HDD を見てみます。

HDD は、SEAGATE製で 容量は 1TB です。

ストレージ情報(HDD)
ストレージ情報(HDD)

HDD のデータ転送速度です。

ストレージのデータ転送速度(HDD)
ストレージのデータ転送速度(HDD)

高速ストレージ SSD と 大容量ストレージ HDD のデュアルドライブ構成は、Windows や アプリは SSD から素早く起動できますし、ゲームシーンの録画などサイズの大きいデータは HDD にたくさん保存できる、効率の良い構成です。

バッテリー

『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』に搭載されているバッテリーの性能を測定してみます。

測定は、次の条件で周期的にバッテリーの残量を測定しバッテリー駆動時間を算出します。
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル

バッテリー残量グラフ

バッテリーの残量は、大よその数字で 1時間当たり 20% くらいずつ減少しています。

バッテリーによる駆動は 4時間 32分経過後、Windows がバッテリー不足を検知し、パソコンはスリープ状態になりました。

実際の使用にあたっては、環境や条件などによりバッテリーの駆動時間は変動するので、参考値としてください。

 

Sound Blaster Cinema 3 サウンド

『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』には、Sound Blaster Cinema 3 が搭載されています。

Sound Blaster Cinema 3 は、スピーカー、ヘッドフォンなど、サウンドを再生する機器に合わせた音響効果や、お好みの音質のサウンド環境を構築することができます。

Sound Blaster Cinema 3(音楽)

Sound Blaster Cinema 3(ゲーム)
Sound Blaster Cinema 3

実際に聴いてみた印象は次のとおりです。

■スピーカー
音域が広く、全体的には高音質の印象です。
低音域が少し弱く感じるかもしれませんが、そこそこ満足できるサウンドです。

■ヘッドフォン
低音域がハッキリと出てきて、サウンド全体に厚みと迫力が増すイメージです。
通常のヘッドホンで充分楽しめると思います。

 

Windows の起動・シャットダウン時間計測(動画に収録)

『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』の Windows起動時間とシャットダウン時間は、次のとおりです。

・起動  : 17.9秒
・再起動 : 17.9秒

Windowsの起動とシャットダウンの様子を動画に収録しています。起動・シャットダウン時間を感覚でイメージできるので参考にどうぞ!

 

搭載ソフトウェア

『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』に搭載されている主なソフトウェアです。

スタートメニュー

Windows標準のソフトのほか、サウンド関連の Creative ソフト、専用グラフィックス関連の NVIDIA、セキュリティソフト「マカフィー リブセーブ」などがインストールされています。

Windows 10 の操作説明書として「Windows 10 ユーザーガイド」や、『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』の取扱説明書として「ハードウェアマニュアル」が、PDFファイルで入っており、それぞれスタートメニューから開くことができます。

電子マニュアル

また、パソコンの動作状態をコントロールする「コントロールセンター」、キー割り当てアプリ「FLEXIKEY アプリケーション」などがインストールされています。

「コントロールセンター」は、使用環境に合わせて、画面の明るさやファンのスピードなど、パソコンの状態を調整することができます。

パフォーマンス・システムプログラム
パフォーマンス・システムプログラム

パフォーマンス・デバイス
パフォーマンス・デバイス

パフォーマンス・ゲーミング
パフォーマンス・ゲーミング

「FLEXIKEY アプリケーション」は、複数のキー入力、アプリケーションの起動、入力テキストを特定のキーに割り当てることができるほか、特定のキーを無効化することで、ゲーム中等の不要なキー入力を防止することもできます。

FLEXIKEY アプリケーション(キーボード)
FLEXIKEY アプリケーション(キーボード)

FLEXIKEY アプリケーション(マウス)
FLEXIKEY アプリケーション(マウス)

 

付属品

『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』の本体ほか同梱品一式(電源アダプター、電源コード、ドキュメント類)です。

『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』本体セット

付属しているドキュメント類です。

『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』ドキュメント

【上記写真のドキュメント類について】
■上段左側から
・製品仕様書
・ファーストステップガイド
・保証書
■下段左側から
・サポートマニュアル
・WPS Office(旧 KINGSOFT Office)60日間試用チケット
・U-NEXT プレミアム特典チケット

サポートマニュアルには、初回設定手順も詳細に記載されています。

サポートマニュアル
サポートマニュアルをチラ見

 

まとめ

NEXTGEAR-NOTE i5320シリーズのなかから、SSD & HDD デュアルストレージを搭載したゴールドモデル『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』のレビューを行いました。

一部ベンチマークでは思うようにスコアが伸びませんでしたが、全体的には、ゲームのプレイのほか、写真や動画の編集作業も快適に楽しめる性能を備えている印象です。

また、NEXTGEAR-NOTE i5320シリーズは、高いレベルの性能を備えながら価格が意外とリーズナブル。

とくに、『NEXTGEAR-NOTE i5320GA1』の価格は 129,800円(税抜)~で、一般的な 15.6型ノートPC のハイスペックモデルにくらべても安価なイメージです。

性能・機能・価格などトータルバランスを見ても、快適に使えるコストパフォーマンスに優れたモデルといえます。

NEXTGEAR-NOTE i5320シリーズにラインナップしているモデルやスペック、価格など最新情報については、マウスコンピューター公式サイトでチェックしてみてください。

 


マウスコンピューター公式サイト
⇒ 「NEXTGEAR-NOTE i5320 シリーズ」 製品詳細
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