デルが販売する Dell 16 (AMD) は、AMD Ryzen プロセッサーを搭載した 16 型ノートパソコンです。ラインナップは、AI 処理能力を重視した Ryzen AI 300 搭載モデル (DC16256) と、性能と価格のバランスを取った Ryzen 200 搭載モデル (DC16255) の2種類で構成されています。
いずれのモデルも、16 型の広い表示領域と扱いやすい筐体サイズを両立しており、日常用途から仕事まで幅広い場面で安定した処理性能を発揮します。大画面を活かした作業のしやすさと、用途に応じて選べる構成が特徴です。
今回レビューしたのは、Ryzen AI 300 を搭載した性能重視モデル (DC16256) です。最大 50TOPS の AI 処理能力により、アプリの高速化にくわえ、複数タスクを同時に進める場面でも処理が滞りにくい点が強みです。安定したパフォーマンスと広い画面表示領域を備え、作業効率を向上できる実用性の高い 16 型ノートに仕上がっています。
■Dell 16 (DC16256 / DC16255) の特徴
- AMD Ryzen AI 300 / Ryzen 200 プロセッサーを搭載
- Ryzen AI 300 搭載モデルは Copilot+ PC に対応し、最大 50TOPS NPU によるAI処理が可能
- 大画面ノートでもスタイリッシュ(Ryzen AI 300 搭載モデルはアルミニウムボディ、Ryzen 200 搭載モデルはプラスチックボディ)
- 16型としては標準的なサイズと重量
- キーボードラックライト&指紋認証リーダー内蔵(Ryzen AI 300 搭載モデル)
- 用途に合わせたモデルがラインナップ
本記事では、メーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。
【 目 次 】
レビューは 2026年6月25日時点の内容です。
スペック構成
Dell 16 ノートパソコン (DC16256 / DC16255) のおもなスペックは以下のとおり。
| 本体カラー | ■ミッドナイト ブルー ■プラチナ シルバー ■カーボン ブラック |
| OS | ■Windows 11 Home ■Windows 11 Pro |
| プロセッサー | ■AMD Ryzen AI 5 330 プロセッサー ■AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサー ■AMD Ryzen 5 220 プロセッサー ■AMD Ryzen 7 250 プロセッサー |
| メモリ | ■16GB, 1x16GB, DDR5, 5600 MT/s ■32GB, 1x32GB, DDR5, 5600 MT/s |
| ストレージ | ■512GB, M.2, PCIe NVMe, SSD ■1TB, M.2, PCIe NVMe, SSD |
| ディスプレイ | 16.0インチ, 非タッチ, 2K, IPS, WVA, 非光沢, 300 nits |
| グラフィックス | ■AMD Radeon 820M グラフィックス (Ryzen AI 5 330 内蔵) ■AMD Radeon 860M グラフィックス (Ryzen AI 7 350 内蔵) ■AMD Radeon 740M グラフィックス (Ryzen 5 220 内蔵) ■AMD Radeon 780M グラフィックス (Ryzen 7 250 内蔵) |
| ワイヤレス | Realtek Wi-Fi 6 RTL8852BE, 2×2, 802.11ax, MU-MIMO, Bluetooth ワイヤレス カード |
| Webカメラ | ■720p (30 fps)、HDカメラ、デュアルアレイ マイク ■1080p (30 fps)、フルHDカメラ、デュアルアレイ マイク、カメラ シャッター |
| 本体サイズ(W×D×H) | ■356.78×249.52×16.18~19.05 mm (アルミニウム) ■357.30×250.60×16.74~19.90 mm (プラスチック) |
| 本体質量 | ■最大2.14 kg (アルミニウム) ■最大2.14 kg (プラスチック) |
選択できるスペックは、搭載するプロセッサーによって異なります。
詳しいスペック構成や価格などの最新情報はデル公式サイトをご確認ください。
外観チェック
大画面でもスタイリッシュデザイン
レビュー機 Dell 16 (DC16256) の外観デザインは、大画面でもシンプルでスタイリッシュです。


レビュー機の本体カラーは「プラチナ シルバー」。シルバーを基調とした上品なカラーで、パーソナルユースやビジネスユースのどちらにもマッチするクセのない色合いです。



参考までに、Dell 16 ノートパソコンのなかで、選択できるカラー「カーボン ブラック」や「ミッドナイト ブルー」のイメージは以下のとおりです。




レビュー機の天面やパームレスト(キーボード面)にはアルミニウムを採用。天面の手触り感はサラサラしており質感は良好で、指紋や皮脂の跡が目立ちにくい点も好印象です。

天面の DELL ロゴがアクセント
本体は 16インチながらスリム。


底面カバーは継ぎ目のないユニボディ構造を採用。素材はプラスチックながら、すぐれた剛性を実現しています。


ゴム足は、前面側左右に2箇所と背面側左右にまたがるゴム足の合計3箇所に配置されています。細長い形状のゴム足ですが設置時の安定感はしっかりしています。
排気口はヒンジのあいだに配置されており、背面側のゴム足は排気された温かい空気が再び吸気口に戻るのを防ぐ役割も兼ねています。

排気口(ヒンジのあいだ)

吸気口(底面カバー側)と排気口
これにより本体内部の冷却が効果的に行われ、長時間使用でも安定した動作が期待できます。
必要十分なインターフェース
Dell 16 は、USB Type-A や USB Type-C、HDMI など、日常用途からビジネスシーンまで必要な主要インターフェースを備えています。

右側面
①SDカード リーダー(プラスチック筐体のモデル「DC16255」は非搭載)
②グローバル ヘッドセット ジャック
③USB 3.2 Gen 1 Type-A
④ロック スロット

左側面
⑤電源ジャック
⑥HDMI 1.4
⑦USB 3.2 Gen 1 Type-A
⑧USB 3.2 Gen 2 (10Gbps) Type-C(Power DeliveryおよびDisplayPort 1.4に対応)
以下、インターフェースについての補足情報です。
SDカード リーダーは抜き差し方式です。

SDカードをしっかりと挿入した状態
また、USB Type-C ポートの映像出力/PD充電器対応の検証結果は以下のとおり。
■USB Type-C 対応表(当サイトの検証結果)
| 映像出力 | 〇(4K出力可能) |
|---|---|
| PD充電器(30W) | △(低速充電) |
| PD充電器(45W) | 〇 |
| PD充電器(65W) | 〇 |
電源ボタンはキーボード上に実装
電源ボタンはキーボード右上に実装されています。

電源ボタン (LEDは内蔵しない)
キーの一部としてレイアウトされているため、使用中に誤って押してしまうのではと心配するユーザーもいると思います。しかしながら、電源ボタンを押したときは「カチッ」という少し重い感覚で、ほかのキーとは異なります。ただし、既定の設定では、1秒未満の短押しでもスリープ状態に移行します。電源ボタンを押したときの挙動を変更したいときは、[コントロールパネル]から「電源ボタンの動作の選択」を変更してください。
また、レビュー機の電源ボタンには指紋認証リーダーが内蔵されます。認証精度は良好で、Windows へのサインインもスムーズに行えます。

指紋認証でサインイン(指紋認証センサーは電源ボタンに内蔵)
なお、指紋認証リーダーは、電源オンの操作と同時に認証処理を行えません。サインイン画面が表示されるまで電源ボタンにタッチしているか、サインイン画面表示後にあらためて電源ボタンにタッチしてください。
プライバシーシャッター付き Webカメラ
レビュー機は、フルHD(解像度:1080p、フレームレート:30 fps)の Webカメラを搭載しています。
プライバシーシャッターが付いているので、オンライン会議などでカメラに映したくない場面でもスムーズに操作できます。(切り替えスイッチはカメラ上側)

上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断
また、レビュー機には、Windows スタジオエフェクト機能も搭載されています。

Windows スタジオ エフェクト
Windows スタジオエフェクトは、背景の明るさを調整できる機能や背景ぼかし、自動フレーミング機能など、オンライン会議をアシストしてくれる便利な機能が組み込まれています。
スピーカーは底面側 左右に搭載
スピーカーは底面側の左右に搭載されています。

スピーカーは底面側の左右に搭載

スピーカーの拡大写真
スピーカーから出力されるサウンドは、低音域がやや弱い感じはするものの全体的には高音質です。
B5ノートを 2冊並べたくらいのサイズ感
レビュー機 Dell 16 (DC16256) のサイズをイメージしやすいように、B5 ノートを本体の下に並べて置いてみました。

本体のサイズ感
フットプリントは B5ノートを 2冊並べたくらいのサイズ感で、16インチサイズながら省スペースに設置できます。
本体を閉じたときの高さのイメージは以下のとおり。

本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)
ゴム足を含めた本体の高さは実測で 約23mm(最厚部)。16インチノートとしてはスリムです。
また、本体や電源アダプターなど質量の実測値は以下のとおりです。

・本体:1,887g
・電源アダプター:220g
・電源コード:113g
本体の質量は、スタンダードな 16インチノートとしては標準的です。日常的な持ち運びは厳しいものの、ちょっとした外出や部屋間の移動ならラクにできます。
電源アダプターの最大出力は 65W。その大きさは手のひらに収まるくらいのサイズです。


ディスプレイのチェック
自然な色合いの液晶ディスプレイ
レビュー機のディスプレイは LG Philips製の液晶パネル[型番:LGD07A8]を採用。彩度はやや控えめですが、自然な色合いで映像を描画できます。
描画イメージは以下のとおり。

画像の表示例(その1)

画像の表示例(その2)

テキストの表示例

テキスト表示を接写
トーンカーブは、赤と青がやや強めに出ていますが、RGB全体としては理想的な45度の直線に近く、色調バランスは良好です。

トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)
輝度の計測結果は、ディスプレイの明るさ設定を最大にした状態で「355 nit」。実際の見た目でも十分な明るさがあり、屋外など周囲が明るい環境でも画面の視認性を保てます。
色域の計測結果は以下のとおり。

色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)
| 規格 | カバー率 | 比 |
|---|---|---|
| sRGB | 62.6% | 62.7% |
| Adobe RGB | 46.5% | 46.5% |
| DCI-P3 | 46.2% | 46.2% |
色域は標準クラス。ネット閲覧やオフィスソフト、動画鑑賞など、一般的な用途には十分な色域です。写真・動画編集についても趣味として楽しむぶんには色再現性は十分ですが、より正確な色再現を求める作業なら広色域の外部モニターを併用するとよいでしょう。
16インチサイズは 15.6インチより意外に大きい
Dell 16 のディスプレイサイズは 16インチ。少し前までスタンダードノートの主流だった 15.6インチノートパソコンのディスプレイサイズと比較してみます。

ディスプレイサイズ比較
(15.6型ノートと比較)
16インチのディスプレイは 15.6インチより一回り大きいことが分かります。
狭額縁ベゼル
ベゼルは狭額縁です。

上部ベゼルはカメラユニットが収納されているため少し厚みはありますが、左右のベゼルは鉛筆より細い幅で、画面まわりはすっきりとしています。
映り込みは気にならない
ディスプレイの映り込み具合をチェックします。


映り込みは写真のとおり、かなり抑えられています。黒系の映像でも、映り込みが気になることはないでしょう。
広い視野角
視野角をチェックします。

正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからでも描画されている映像をはっきり確認できます。
天面の可動域は十分な範囲をカバー
天面の可動域の最大角度は 134度。

最近のトレンドである“天面をフラットに開く”ことはできませんが、クラムシェルタイプのノートとしては十分な可動範囲です。
キーボード&タッチパッドのチェック
タイピングしやすいキーボード
Dell 16 のキーボードレイアウトは標準的です。

テンキーも 4列レイアウトで、こちらも標準的です。
テンキー
[enter]キーや[右shift]キーは左隣のキーと近接している点や、テンキーとのあいだのスペースが少ない点など、多少気になるところはありますが大きな違和感はありません。
キーピッチの仕様は、約18.7mm。フルサイズキーボードの 19mm と同等のピッチで、窮屈な感じはありません。

キートップ表面は少しツルツルとした感触。中央部分がややへこんだ形状で、指先のタッチ感は良好です。

キーストロークはやや浅めですが、キーの押し込みや跳ね返りは自然で、しっかりとした打鍵感を得られます。(キーストロークの仕様は非公開)

タイプ音は「タクタク」という音。音の大きさはフツウ
ところどころ気になる点はありますが、長時間の入力でも疲れにくく、タイピングしやすいキーボードです。
Copilotキー搭載
キーボードには「Copilotキー」が搭載されており、キーを押すだけで Microsoft の AIアシスタント「Copilot」をすばやく起動できます。

矢印の指すところが Copilotキー
Copilot は質問への回答だけでなく、資料作成やメール文の整理、情報収集など幅広い作業をサポートします。学生ならレポート作成や調査の効率化に、社会人なら日々の業務の下支えとして活用できます。

Copilotキーを押すだけで AIアシスタントが起動
なお、Copilot はクラウドベースの AI アシスタントですが、Ryzen AI 300シリーズ プロセッサーを搭載した「Copilot+ PC」モデルであれば、リコール(ローカル作業履歴検索)やライブキャプション(音声のリアルタイム字幕化)など、ローカル AI 機能も利用できます。
キーボードバックライトを搭載
レビュー機のキーボードにはバックライトが搭載されています。

なお、バックライトの明るさは 2段階で切り替えられます。
[F5]キー:点灯(明)→点灯(暗)→オフ
質感のよいパームレスト
パームレストはサラサラとした感触で、上質感ある仕上がりです。

指紋や皮脂の跡も目立ちません。
なめらかなスベリのタッチパッド
タッチパッドはツルツルとした感触でスベリもなめらかです。

タッチパッドのサイズ感
大きめのサイズで、ジェスチャー操作やカーソル移動など扱いやすさも良好です。
ベンチマークによる性能評価
ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィックス・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。
レビュー機の基本スペック
| CPU | AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサー |
|---|---|
| メモリ | 32GB, 1x32GB, DDR5, 5600 MT/s |
| ストレージ | 1TB, M.2, PCIe NVMe, SSD |
| グラフィックス | AMD Radeon 860M グラフィックス |
評価に使用したベンチマークは以下のとおり。
| 評価項目 | 使用するベンチマーク |
|---|---|
| CPU性能 | CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価] |
| CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価] | |
| グラフィック性能 | 3DMark Time Spy |
| ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム] | |
| ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム] | |
| ストレージ性能 | CrystalDiskMark |
| 総合的なパフォーマンス | PCMark 10 |
| バッテリー | BatteryInfoView(バッテリー残量測定用) |
なお、ベンチマークの実行にあたっては、付属のソフトウェア「Dell Optimizer」の[電源とバッテリー]を「最適化」と「ウルトラ パフォーマンス」の2モードそれぞれに設定して実施しています。

Dell Optimizer の[電源とバッテリー]設定画面
| モード | 説明 |
|---|---|
| 最適化 | パフォーマンス、騒音、表面温度を調整する。 |
| 冷却 | パソコンの温度を低めに維持するようプロセッサーと冷却ファンの速度を調整する。パフォーマンスが低下し、ファンの騒音が大きくなる場合がある。 |
| 静音 | ファンの騒音を抑えるようプロセッサーとファンの速度を調整する。パソコンの温度が上昇しパフォーマンスが低下する場合がある。 |
| ウルトラ パフォーマンス | パフォーマンスを優先するためプロセッサーと冷却ファンの両方の速度を上げる。パソコンの表面温度が上昇し、ファンの騒音が大きくなる場合がある。 |
CPU性能
CPU性能は CINEBENCH R23(マルチコア/シングルコア)と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。
評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。
・AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサー
・AMD Ryzen AI 5 340 プロセッサー
・AMD Ryzen 7 250 プロセッサー
・AMD Ryzen 5 230 プロセッサー
・AMD Ryzen 7 8840U プロセッサー
・AMD Ryzen 7 7730U プロセッサー
・AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー
・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255H
・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V
・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 228V
・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255U
・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225U
・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H
・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H
・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U
・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U
※当サイトで計測したスコアの平均値
CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]
| CINEBENCH R23 (マルチコア) | |
|---|---|
| Core Ultra 7 255H |
16564 pts
|
| Ryzen AI 7 350 |
13174 pts
|
| Ryzen AI 7 350 (レビュー機/ウルトラパフォーマンス) |
13010 pts
|
| Ryzen 7 250 |
12323 pts
|
| Ryzen 7 8840U |
12259 pts
|
| Core Ultra 7 155H |
12190 pts
|
| Ryzen AI 5 340 |
12186 pts
|
| Ryzen 5 230 |
11553 pts
|
| Ryzen AI 7 350 (レビュー機/最適化) |
11476 pts
|
| Core Ultra 5 228V |
9973 pts
|
| Core Ultra 5 125H |
9920 pts
|
| Core Ultra 7 258V |
9873 pts
|
| Core Ultra 7 255U |
9788 pts
|
| Ryzen 7 7730U |
9117 pts
|
| Core Ultra 7 155U |
8648 pts
|
| Core Ultra 5 225U |
7885 pts
|
| Ryzen 5 7530U |
7627 pts
|
| Core Ultra 5 125U |
6508 pts
|
| CINEBENCH R23 (シングルコア) | |
|---|---|
| Core Ultra 7 255H |
1998 pts
|
| Ryzen AI 7 350 (レビュー機/ウルトラパフォーマンス) |
1963 pts
|
| Ryzen AI 7 350 (レビュー機/最適化) |
1942 pts
|
| Ryzen AI 7 350 |
1938 pts
|
| Ryzen AI 5 340 |
1896 pts
|
| Core Ultra 7 258V |
1873 pts
|
| Core Ultra 7 255U |
1827 pts
|
| Core Ultra 5 225U |
1740 pts
|
| Core Ultra 5 228V |
1735 pts
|
| Ryzen 7 8840U |
1713 pts
|
| Core Ultra 7 155U |
1691 pts
|
| Ryzen 7 250 |
1670 pts
|
| Core Ultra 7 155H |
1665 pts
|
| Ryzen 5 230 |
1664 pts
|
| Core Ultra 5 125H |
1661 pts
|
| Core Ultra 5 125U |
1564 pts
|
| Ryzen 7 7730U |
1431 pts
|
| Ryzen 5 7530U |
1419 pts
|
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
| CPU Mark (PassMark PerformanceTest) | |
|---|---|
| Core Ultra 7 255H |
33215
|
| Ryzen 7 8840U |
25969
|
| Core Ultra 7 155H |
25646
|
| Ryzen 7 250 |
25295
|
| Ryzen AI 7 350 (レビュー機/ウルトラパフォーマンス) |
24804
|
| Ryzen AI 7 350 |
24160
|
| Ryzen 5 230 |
22955
|
| Ryzen AI 7 350 (レビュー機/最適化) |
22634
|
| Core Ultra 5 125H |
21632
|
| Ryzen AI 5 340 |
21627
|
| Core Ultra 7 258V |
20691
|
| Core Ultra 7 255U |
20364
|
| Core Ultra 5 228V |
20106
|
| Core Ultra 7 155U |
18521
|
| Ryzen 7 7730U |
18677
|
| Core Ultra 5 225U |
18144
|
| Ryzen 5 7530U |
15930
|
| Core Ultra 5 125U |
15296
|
レビュー機のスコアは良好です。
平均値相当のスコアを記録しており、保有している性能をしっかり発揮できています。
オフィスソフト・ネット検索・オンライン会議といった日常用途はもちろん、ビジネスや学習で負荷のかかる処理も快適にこなし、安定したパフォーマンスで使うことができます。
グラフィック性能
グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。
評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。
・AMD Radeon 860M グラフィックス(Ryzen AI 7 350内蔵)
・AMD Radeon 840M グラフィックス(Ryzen AI 5 340内蔵)
・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 250内蔵)
・AMD Radeon 760M グラフィックス(Ryzen 5 230内蔵)
・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 8840U内蔵)
・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 7730U内蔵)
・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 7530U内蔵)
・インテル Arc 140T グラフィックス(Core Ultra 7 255H内蔵)
・インテル Arc グラフィックス 140V(Core Ultra 7 258V内蔵)
・インテル Arc グラフィックス 130V(Core Ultra 5 228V内蔵)
・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 255U内蔵)
・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 225U内蔵)
・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 7 155H内蔵)
・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 5 125H内蔵)
・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 155U内蔵)
・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 125U内蔵)
※当サイトで計測したスコアの平均値
3DMark Time Spy
Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。
| 3DMark Time Spy | |
|---|---|
| インテル Arc 140T (Core Ultra 7 255H) |
4236
|
| インテル Arc 140V (Core Ultra 7 258V) |
4192
|
| インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V) |
3882
|
| インテル Arc (Core Ultra 7 155H) |
3558
|
| インテル Arc (Core Ultra 5 125H) |
3119
|
| AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350) |
3011
|
| AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8840U) |
2790
|
| AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250) |
2761
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U) |
2350
|
| AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230) |
2242
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U) |
2072
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U) |
2049
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U) |
1960
|
| AMD Radeon 860M (レビュー機/ウルトラパフォーマンス) |
1901
|
| AMD Radeon 860M (レビュー機/最適化) |
1703
|
| AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340) |
1534
|
| AMD Radeon (Ryzen 7 7730U) |
1354
|
| AMD Radeon (Ryzen 5 7530U) |
1255
|
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]
| 暁月のフィナーレ | |
|---|---|
| インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V) |
11066
|
| インテル Arc 140V (Core Ultra 7 258V) |
10921
|
| インテル Arc 140T (Core Ultra 7 255H) |
10343
|
| インテル Arc (Core Ultra 7 155H) |
8277
|
| AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350) |
7365
|
| インテル Arc (Core Ultra 5 125H) |
7216
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U) |
6193
|
| AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8840U) |
6193
|
| AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250) |
6040
|
| AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230) |
6028
|
| AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340) |
5289
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U) |
5034
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U) |
4648
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U) |
4505
|
| AMD Radeon (Ryzen 7 7730U) |
4204
|
| AMD Radeon 860M (レビュー機/最適化) |
4120
|
| AMD Radeon 860M (レビュー機/ウルトラパフォーマンス) |
4118
|
| AMD Radeon (Ryzen 5 7530U) |
3662
|
※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
| ファイナルファンタジーXV | |
|---|---|
| インテル Arc 140T (Core Ultra 7 255H) |
8211
|
| インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V) |
8177
|
| インテル Arc 140V (Core Ultra 7 258V) |
7661
|
| AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350) |
6866
|
| インテル Arc (Core Ultra 7 155H) |
5728
|
| AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230) |
5719
|
| AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8840U) |
5665
|
| AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250) |
5503
|
| インテル Arc (Core Ultra 5 125H) |
5176
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U) |
4868
|
| AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340) |
4562
|
| AMD Radeon 860M (レビュー機/ウルトラパフォーマンス) |
4316
|
| AMD Radeon 860M (レビュー機/最適化) |
4280
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U) |
3826
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U) |
3813
|
| AMD Radeon (Ryzen 7 7730U) |
3608
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U) |
3282
|
| AMD Radeon (Ryzen 5 7530U) |
3103
|
※軽量品質/解像度 1280×720 で実施
レビュー機のスコアは少し物足りなさを感じます。
同じグラフィックスの平均値にくらべスコアが低いのは、レビュー機が 32GBメモリを搭載していても、32GB×1 のシングルチャネル構成であることが影響しているためです。16GB×2 のデュアルチャネル構成であればグラフィックス性能は大幅に向上するのですが、本機種では購入時にメモリをデュアルチャネル構成にカスタマイズできません。
とはいえ、メモリ容量は 32GB とスタンダードノートとして非常に多いです。グラフィックス性能とは別に、メモリ容量が多いことで活用できる、複数アプリを併用したオンライン会議や、画像編集アプリを開いたまま資料作成を進めるといった、メモリを多く使用するやや負荷のかかる作業にも対応できます。
なお、グラフィックス性能を向上させるなら、ご自身でメモリの増設や換装を行うとよいでしょう。作業手順は、デル公式サイトの「製品サポート」に掲載されている「サービス マニュアル」が参考になりますが、作業は自己責任でお願いします。
ストレージ性能
レビュー機に搭載されている SSD は 容量 1TB です。ストレージ情報は以下のとおり。

ストレージ情報
(シリアルナンバーは隠しています)
ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。

データ転送速度
※Dell Optimizer の[電源とバッテリー]を「最適化」に設定して計測した結果。「ウルトラ パフォーマンス」での計測結果も同等です。
計測結果は良好で、高速なデータアクセスを実現しています。実際の使用感も快適で、ファイルの読み書きやアプリの起動でも待ち時間を感じさせない軽快な動作を体感できます。
総合的なパフォーマンス
PCMark 10 で実際の使用を想定した性能評価を行います。
評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。
・HP OmniBook 5 16-ag
・HP OmniBook 7 16-ay
・HP ProBook 460 G11
・dynabook BA/ZY
※当サイトで計測したスコア(パフォーマンスモードに相当する設定で計測したスコア)
おもなスペックは以下のとおり。
| スペック | Dell 16 (レビュー機) |
OmniBook 5 16 | OmniBook 7 16 | ProBook 460 | dynabook BA |
|---|---|---|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen AI 7 350 | AMD Ryzen AI 7 350 | インテル Core Ultra 7 255H | インテル Core Ultra 7 255U | AMD Ryzen 5 230 |
| メモリ | 32GB (32GB×1) | 32GB (8GB×4) | 32GB (16GB×2) | 16GB (16GB×1) | 16GB (8GB×2) |
| ストレージ | 1TB SSD | 1TB SSD | 1TB SSD | 512GB SSD | 512GB SSD |
| グラフィックス | AMD Radeon 860M Graphics | AMD Radeon 860M Graphics | Intel Arc Graphics 140T | Intel Graphics | AMD Radeon 760M Graphics |
ベンチマーク結果は以下のとおり。
| Essentials | |
|---|---|
| Dell 16 (最適化) |
9662
|
| Dell 16 (ウルトラパフォーマンス) |
9707
|
| OmniBook 5 16 |
9376
|
| OmniBook 7 16 |
9937
|
| ProBook 460 |
8979
|
| dynabook BA |
9439
|
| 目標値 |
4100
|
| Productivity | |
| Dell 16 (最適化) |
16032
|
| Dell 16 (ウルトラパフォーマンス) |
15084
|
| OmniBook 5 16 |
14108
|
| OmniBook 7 16 |
20384
|
| ProBook 460 |
7938
|
| dynabook BA |
8415
|
| 目標値 |
4500
|
| Digital Contents Creation | |
| Dell 16 (最適化) |
7587
|
| Dell 16 (ウルトラパフォーマンス) |
7705
|
| OmniBook 5 16 |
8524
|
| OmniBook 7 16 |
11860
|
| ProBook 460 |
6832
|
| dynabook BA |
6882
|
| 目標値 |
3450
|
※テスト項目説明
・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア
レビュー機は、スコアを見る限り、日常用途やビジネス用途を目的としたテストでは良好な結果ですが、クリエイティブ用途ではスペックほどのスコアが出ていないことが分かります。
メモリを 32GB 搭載してもシングルチャネル構成であることが影響しているためですが、趣味としての写真・動画編集なら十分に活用できるでしょう。
また、最大 50 TOPS の NPU を備えているので、Copilot+ PC として AI 機能をフルに活用する使いかたも可能です。
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バッテリー
バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。
※Dell Optimizer の[電源とバッテリー]を「最適化」に設定して実施。
■駆動時間の測定条件
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル
■充電時間の測定条件
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。
バッテリーの駆動時間と充電時間の計測結果は以下のとおり。
| バッテリー駆動時間 | 7時間 54分 |
| バッテリー充電時間 (50%までの充電時間) |
58分 |
| バッテリー充電時間 (80%までの充電時間) |
1時間 36分 |
| バッテリー充電時間 (100%までの充電時間) |
2時間 39分 |
バッテリー駆動時間のスペック値は公開されていませんが、基本的に持ち歩くことの少ない 16型ノートなので駆動時間は十分実用的といえます。実際の使用では、画面の明るさを下げるなど、消費電力を抑える使い方をすれば駆動時間を延ばすことも可能です。
また、充電については、急速充電に対応していないようです。検証は起動状態で実施しているため、電源オフやスリープ状態であれば、検証結果より多少は短時間で充電することができるでしょう。
なお、バッテリー駆動時間は環境や使い方によって変動するため、あくまで参考値としてご覧ください。
クリエイティブ性能の評価
クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。
評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。
・HP OmniBook 5 16-ag
・HP OmniBook 7 16-ay
・HP ProBook 460 G11
・dynabook BA/ZY
※当サイトで計測した処理時間(パフォーマンスモードに相当する設定で計測)
RAWデータ現像
RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理結果は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
Adobe Lightroom
Adobe Lightroom Classic
■条件等
・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・プリセット等 編集は適用しない
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
■処理結果
| Lightroom | |
|---|---|
| Dell 16 (最適化) |
20秒9
|
| Dell 16 (ウルトラパフォーマンス) |
20秒3
|
| OmniBook 5 16 |
14秒6
|
| OmniBook 7 16 |
19秒8
|
| ProBook 460 |
22秒2
|
| dynabook BA |
19秒4
|
| Lightroom Classic | |
| Dell 16 (最適化) |
20秒0
|
| Dell 16 (ウルトラパフォーマンス) |
19秒5
|
| OmniBook 5 16 |
14秒2
|
| OmniBook 7 16 |
18秒3
|
| ProBook 460 |
21秒5
|
| dynabook BA |
18秒3
|
動画エンコード
動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理結果は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector
■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
■処理結果
| PowerDirector | |
|---|---|
| Dell 16 (最適化) |
1分21秒2
|
| Dell 16 (ウルトラパフォーマンス) |
1分15秒5
|
| OmniBook 5 16 |
55秒6
|
| OmniBook 7 16 |
1分8秒7
|
| ProBook 460 |
1分40秒0
|
| dynabook BA |
2分15秒9
|
実際のソフトウェアを使ったクリエイティブ処理でも、メモリのシングルチャネル構成の影響が確認できました。
ハイスペック構成ながら処理速度は控えめな印象はありますが、動作は安定しており、軽めの写真・動画編集のような趣味レベルであれば、十分に対応できるでしょう。
駆動音・表面温度のチェック
駆動音のチェック
駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します
・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 /マルチ Core」実行中
・10分間動画のエンコード処理中
※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:25℃)

音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)
■測定結果
| モード | アイドル状態 (最小音量) |
最大音量 下段はピーク時の音量推移 |
|
|---|---|---|---|
| ベンチマーク中 | 動画エンコード中 | ||
| バランス | 33.2db | 36.3db (35~36db) |
36.4db (35~36db) |
| パフォーマンス | 33.2db | 46.3db (45~46db) |
38.8db (38db台) |
■騒音の目安
| 騒音の大きさ | 騒音の具体例 |
|---|---|
| 60 デシベル | 走行中の自動車内 普通の会話 デパート店内 |
| 50 デシベル | 家庭用エアコンの室外機 静かな事務所の中 |
| 40 デシベル | 閑静な住宅地の昼 図書館内 |
| 30 デシベル | 深夜の郊外 鉛筆での執筆音 |
| 20 デシベル | 木の葉の触れ合う音 雪の降る音 |
参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」
アイドル時は無音で静かです。
高負荷な状態では「サーッ」という排気音が少し大きくなり、使用環境によっては気になる場面があるかもしれません。
ただし、負荷が下がれば 10秒ほどでファン回転数も徐々に落ち着き始め、4~5分ほどでアイドル時の静音状態に戻ります。パソコンを使っているあいだ、常に高負荷が続くケースは多くないため、駆動音が作業の妨げになる場面はあまりないでしょう。
※駆動音は使用環境やパソコンの状態により変動します。
表面温度のチェック
表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。
・アイドル状態で10分放置後
・Youtube 動画 30分間視聴後
・10分間動画のエンコード実行後
※単位:℃、測定時の室温:25℃
※Dell Optimizer の[電源とバッテリー]を「最適化」に設定して実施
※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果
■アイドル状態で10分間放置

■Youtube 動画 30分間視聴後

■10分間動画エンコード実行後

高負荷な状態では、キーボード中央寄りの奥側にかけて表面温度が上がりますが、多少の温かさを感じる程度でタイピングに影響はありません。
パームレストは内部の熱が伝わりにくく、表面温度が安定しているため、高負荷時でも快適に入力作業を続けられます。
サウンド チェック
Dell 16 (DC16256) は、2W×2基のスピーカーを搭載しています。
以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。
■スピーカー
・低音域はやや弱い印象はあるが、全体的には高音質
・全体のボリュームも大きく、音量を最大にすると大音量になる
・音量を最大にすると音割れしやすい
・音声もはっきり明瞭に聴き取れる
・スピーカーが底面の左右に配置されているので、タイピング姿勢でも音はこもらない
■ヘッドホン
・音域全体が増幅されて音質も向上する
・周囲の音が遮断されているぶんクリアに聞こえる
Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測
Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。
| 回 | 起動 | 再起動 | シャットダウン |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 16.5秒 | 47.1秒 | 10.4秒 |
| 2回目 | 16.4秒 | 46.5秒 | 10.4秒 |
| 3回目 | 16.8秒 | 44.8秒 | 10.8秒 |
| 4回目 | 17.1秒 | 48.1秒 | 9.9秒 |
| 5回目 | 16.6秒 | 46.5秒 | 9.5秒 |
| 平均 | 16.7秒 | 46.6秒 | 10.2秒 |
実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。
同梱品
Dell 16 (DC16256) の本体ほか同梱品一式です。

同梱品リスト
・Dell 16 (DC16256) 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類
まとめ
以上、Dell 16 (DC16256) のレビュー記事をお届けしました。
Dell 16 (DC16256) は、シンプルでスタイリッシュなデザインのボディに、AI 処理にも対応した高い性能と実用性を備えた 16型ノートです。
購入時に、メモリがシングルチャネル構成のみでデュアルチャネル構成を選択できないのは残念ですが、日常からビジネス、オンライン会議、軽めの写真・動画編集まで、用途を問わず安定したパフォーマンスを発揮します。
筐体の温度管理や静音性も良好で、16型クラスとして扱いやすさが確保されており、長時間の作業でも快適に使えます。
大画面で作業しやすく、AI 機能の活用を含め幅広い用途に対応する“堅実で扱いやすい 16型ノート”といえるでしょう。
レビュー機の高評価のポイント
- AI処理に対応した高性能なCPUの搭載により、日常用途から学業・ビジネスまで幅広く対応
- アルミニウムを採用し、大画面でもスリムでスタイリッシュなボディ
- 大画面で扱いやすく、実用性にすぐれている
気をつけておきたい点
- メモリがシングルチャネル構成なので、高度なグラフィックス処理に多少の不安が残る
- ディスプレイ色域は標準クラス
価格、キャンペーンなど最新情報はデル公式サイトをご確認ください。


