富士通 LIFEBOOK WA3/G2 レビュー:処理性能と使いやすさにすぐれた 15.6型スタンダードノートPC

 

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貸出機材提供:富士通クライアントコンピューティング株式会社

正面斜め

LIFEBOOK WA3/G2 (2022年6月モデル) は、インテル Core i7-1260P / Core i3-1115G4 プロセッサーを搭載した 15.6型ノートPCです。

高い処理性能の搭載により軽快な動作でパフォーマンスも快適、ベンチマークによる性能評価も優秀です。

スタイリッシュなデザインにくわえ、タイピングしやすいキーボードや豊富なインターフェースなど使いやすさにもすぐれています。

■LIFEBOOK WA3/G2 (2022年6月モデル) の特徴

  • インテル Core i7-1260P / Core i3-1115G4 プロセッサーを搭載
  • インテリアになじむスタイリッシュなデザイン
  • キーの側面が透明なプリズムクリアキー&すぐれたタイプ感
  • 使いかたや予算に合わせてカスタマイズできる

レビューではメーカーからお借りした実機を試用して、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

なお、レビュー機は先行機のためベンチマーク結果など製品版と異なる可能性があります。また、記事中に掲載している写真にはディスプレイに縦線が映り込んでいますが、レビュー機のためご了承ください。

天面(壁紙)

レビューは 2023年1月29日時点の内容です。

 

スペック構成

LIFEBOOK WA3/G2 (2022年6月モデル) には、「フルHD液晶モデル」「フルHD液晶 フルフラットファインパネルモデル」がラインナップ。それぞれ使いかたや予算に合わせてカスタマイズが可能です。

※選択したモデルによりカスタマイズ可能な項目や組み合わせが制限されています。

おもなスペックは以下のとおり。

本体カラー■プレミアムホワイト
■ブライトブラック
■ファインシルバー
■メタリックブルー
OS■Windows 11 Home 64ビット版
■Windows 11 Pro 64ビット
CPU■インテル Core i3-1115G4 プロセッサー
■インテル Core i7-1260P プロセッサー
メモリ■4GB (4GB×2)
■8GB (4GB×2) デュアルチャネル対応
■16GB (8GB×2) デュアルチャネル対応
■32GB (16GB×2) デュアルチャネル対応
■64GB (32GB×2) デュアルチャネル対応
※DDR4 SDRAM PC4-3200(DDR4-3200)
ストレージ■約256GB SSD(PCIe)
■約512GB SSD(PCIe)
■約1TB SSD(PCIe)
ディスプレイ■15.6型ワイド LEDバックライト付広視野角 TFTカラーLCD(スーパーファイン液晶) 解像度:1920×1080ドット
■15.6型ワイド LEDバックライト付広視野角 TFTカラーLCD(フルフラットファインパネル) 解像度:1920×1080ドット
グラフィックス■Intel UHD グラフィックス(CPUに内蔵)Core i3-1115G4 搭載時
■Intel Iris Xe グラフィックス(CPUに内蔵)Core i7-1260P 搭載時
LAN1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠、Wakeup on LAN機能対応
ワイヤレスWi-Fi 6(2.4Gbps)対応、IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠、MU-MIMO対応、Bluetooth v5.1準拠
Webカメラ■HD Webカメラ内蔵(有効画素数約92万画素)
■HD Webカメラ内蔵(プライバシーカメラシャッター付)(有効画素数約92万画素)
■HD Webカメラ内蔵(プライバシーカメラシャッター付)(有効画素数約92万画素)Windows Hello対応
バッテリー駆動時間 (JEITA 2.0)■約9.4時間 (フルHD液晶モデル)
■約7.6時間 (フルフラットファインパネルモデル)

カスタマイズ構成や価格、キャンペーンなど最新情報は、富士通FMV公式通販サイト「WEB MART」をご確認ください。

真正面

LIFEBOOK WA3/G2
税込 11万円台から

※価格は記事執筆時点

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外観チェック

洗練されたスタイリッシュデザイン

LIFEBOOK WA3/G2 は洗練されたスタイリッシュなデザインです。

正面側 右側

背面側 右側

レビュー機のカラー「ブライトブラック」は、ダークブラウンをブラックに近づけた色合いです。シックで落ち着いた雰囲気があります。

天面真上

天面斜め(その1)

天面斜め(半開き)

表面はサラサラとした感触。指紋や皮脂の跡はブラック系のカラーとしては目立ちにくく、汚れが気になったときは柔らかいクリーナークロスなどを使えばかんたんにふき取れます。

インフィニティロゴ
インフィニティマークがアクセント

天面を開くとき指のかかりやすいデザインも好印象です。

天面を開くとき指のかかりやすいデザイン

本体は 15.6インチサイズとしては意外にスリム。

スリムボディ(その1)

スリムボディ(その2)
本体は意外にスリム

 

底面カバーは剛性を重視した「ユニボディ」の構造です。ややプラスチック感が残るもののチープな印象はなく見た目もスッキリとしています。

底面真上

底面(斜め)

ゴム足は四隅に実装されています。細長い形状のゴム足で本体の安定感は良好です。

ゴム足

必要十分なインターフェース

LIFEBOOK WA3/G2 は必要十分なインターフェースを実装しています。

以下はレビュー機のインターフェースなど各部名称です。

※LIFEBOOK WA3/G2 は、モデルによって実装されるインターフェースが若干異なります。(レビュー機はフルフラットファインパネルモデル)

インターフェース(左側面)

左側面

①LANコネクタ

②USB3.2 (Gen2) Type-Cコネクタ

③排気孔

④HDMI入力/出力端子

⑤USB3.2 (Gen1) Type-Aコネクタ(電源オフUSB充電機能対応)

⑥マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子

インターフェース(右側面)

右側面

⑦ダイレクト・メモリースロット

⑧USB3.2 (Gen1) Type-Aコネクタ

⑨光学ドライブ

⑩DC-INコネクタ

LIFEBOOK WA3/G2 は光学ドライブ内蔵です。

光学ドライブ

カスタマイズで、BDXL 対応Blu-ray Discドライブまたはスーパーマルチドライブのいずれかを選択できます。

また、ダイレクト・メモリースロットは抜き差し方式です。

SDカードスロット
SDカードをシッカリ挿し込んた状態

ちなみに、USB Type-C コネクタは高速データ転送専用です。映像出力や PD充電器には対応していません。

電源ボタンはキーボード右上

電源ボタンはキーボード右上にレイアウトされています。

電源ボタン
電源ボタン

押しやすさは良好で、軽く押す程度で電源オンします。

また、電源ボタンの左側にはワンタッチボタンが実装されています。

各種起動ボタン
各種起動ボタン

ワンタッチボタンを押したときの動作は以下のとおり。

※モデルによって実装されるワンタッチボタンは若干異なります。

■HDMI
HDMI入力とHDMI出力を切り替える。LED点灯時はHDMI入力状態。

■INTERNET
Microsoft Edgeが起動し、My Cloud ホームページ(https://azby.fmworld.net/)を表示する。

■MENU
@メニューが起動する。

※@メニューは、パソコンにインストールされている豊富なアプリケーションの中から、使いたいものを簡単に探し出しすぐに起動するためのアプリケーション。

■SUPPORT
富士通アドバイザーが起動する。

※富士通アドバイザーは、パソコンの使い始めや利用する上で役立つサポート情報を確認できるアプリケーション。

スピーカーは底面の前面側に実装

スピーカーは底面の前面側に2基搭載されています。

スピーカー(底面部左右)
矢印の指すところがスピーカー

スピーカー(拡大写真)
底面スピーカーの拡大

低音域は少し弱い感じはしますが、カジュアルに楽しむには十分な音質です。

プライバシーシャッターでカメラを遮断できる

LIFEBOOK WA3/G2 は、カメラを遮断できる「プライバシーカメラシャッター」が付いています。

プライバシーシャッター
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラ遮断
カメラ上側に切り替えスイッチがある

シャッターはスライド式(手動)です。若干スライドしにくさはありましたがオンライン会議などで こちらの光景を見られたくないときに役立ちます。

顔認証カメラ&AIノイズキャンセリング機能を搭載

レビュー機は、顔認証カメラを搭載しています。

顔認証でサインイン
顔認証でサインイン

認証精度は良好です。家族で共用するときも顔パスでそれぞれのアカウントにサインインできて便利です。

Check

プライバシーシャッターでカメラを閉じているときは顔認証でサインインできません。
サインインするアカウントを選択しPINコード(認証コード)を入力してサインインしてください。

また、オンライン会議に役立つ AIノイズキャンセリング機能も搭載されています。

AIノイズキャンセリング
AIノイズキャンセリングの設定

周囲の環境ノイズを除去し会話をスムーズに進めることが可能です。

意外にスリムで部屋間の移動がラクにできる重量感

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
本体のサイズ感

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)3枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

本体の高さは最厚部でも CDケース 3枚より薄く、光学ドライブを内蔵していながら意外にスリムです。

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:1,850g
・電源アダプター:310g
・電源コード:60g

光学ドライブ内蔵の15.6インチノートとしては軽く、部屋間の移動がラクにできる重量感です。スリムで持ちやすいところもポイント。

電源アダプターの最大出力は 90.1W。一般的なノートPC としては大容量で、その大きさは手のひらより少し大きめのサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ

 

ディスプレイのチェック

自然な色合いの液晶ディスプレイ

レビュー機の液晶ディスプレイに描画される映像は自然な色合いです。

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例

表示される文字の大きさ
テキストの表示例

トーンカーブは、RGB ともに理想的な 45度の角度に近い形状で色調バランスはおおむね良好です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「245 nit」。輝度も良好です。

 

色域の計測結果です。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格カバー率
sRGB63.3%63.7%
Adobe RGB47.3%47.3%

色域は標準クラスですが、一般的な用途(ネット・メール・動画鑑賞など)には十分です。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

ベゼル上部はカメラユニットを収納しているためか鉛筆の太さより少しだけ厚みはありますが、左右ベゼルは鉛筆の太さと同じくらいの狭さです。画面周りは全体的にスッキリしています。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

上記写真のとおり映り込みは低減されています。映像の色味によっては多少映り込みを感じるものの気になるほどではないでしょう。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

ディスプレイを開く角度は十分な範囲をカバー

ディスプレイを開くことのできる最大角度は 約147度。

ディスプレイの最大角度

クラムシェルタイプのノートパソコンとして十分な範囲をカバーしています。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

LIFEBOOK WA3/G2 のキーボードレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーピッチは 約18.4mm(仕様)。フルサイズキーボードと同等のキーピッチで窮屈な感じはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キーの側面が透明なプリズムクリアキーを採用。キーが浮いているように見え、視認性にもすぐれています。

プリズムクリアキー
視認性にすぐれたキーボード

キートップは中央部分が少しへこんだ形状で感触は少しツルツルしています。指先へのフィット感も良好です。

キートップ

キーストロークは 約2.5mm(仕様)。ノートPC の平均的なストローク幅より深く、シッカリとした打鍵感でタイピングできます。

キーストローク
タイプ音は「カタカタ」という音。音の大きさは普通

キーの押し込む強さやキーを押し込んだ後の反発もちょうど良い感じでタイピングしやすいキーボードです。

Check

LIFEBOOK WA3/G2 のキーボードはバックライト非搭載です。

また、天面を開くと本体の奥側がリフトアップされてキーボード面に適度な傾斜ができるところもポイント。

リフトアップ
リフトアップでタイピングしやすい

適度な傾斜によりタイピングしやすいメリットがあります。

質感の良いパームレスト

パームレストはヘアラインが施されており上質感ある仕上がりです。

パームレスト
ツルツルとした感触のパームレスト

指紋や皮脂の跡がブラック系のカラーとしては意外に目立ちにくいところも好印象です。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが独立したタイプ。ツルツルした感触でスベリはなめらかです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

小さめサイズですが、全体的に扱いやすくジェスチャー操作もスムーズにできます。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPUインテル Core i7-1260P プロセッサー
メモリ64GB (32GB×2)
ストレージ約1TB SSD(PCIe)
グラフィックスIntel Iris Xe グラフィックス

※レビュー機はフルフラットファインパネルモデル

評価に使用したベンチマークは以下のとおり。

評価項目使用するベンチマーク
CPU性能CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンスPCMark 10
バッテリーBatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実施にあたっては、電源オプションの電源プランを「FUJITSU」に設定し、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」の2モードで実施しています。

電源プラン
電源プランの設定

電源モード
電源モードの設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1260P プロセッサー

・インテル Core i5-1240P プロセッサー

・インテル Core i7-1255U プロセッサー

・インテル Core i5-1235U プロセッサー

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

・AMD Ryzen 3 5400U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]

CPU
Core i7-1260P(レビュー機/最適なパフォーマンス)
3552 pts
Core i7-1260P
3542 pts
Core i5-1240P
3412 pts
Ryzen 7 5700U
3339 pts
Core i7-1260P(レビュー機/バランス)
3195 pts
Core i5-1235U
2738 pts
Ryzen 5 5500U
2659 pts
Core i7-1255U
2340 pts
Ryzen 3 5400U
2230 pts
Core i7-1165G7
1908 pts
Core i5-1135G7
1783 pts
Core i3-1115G4
1121 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Core i7-1260P(レビュー機/最適なパフォーマンス)
19580
Core i7-1260P
18859
Core i7-1260P(レビュー機/バランス)
18213
Core i5-1240P
17932
Ryzen 7 5700U
16876
Core i7-1255U
13869
Core i5-1235U
13275
Ryzen 5 5500U
12825
Ryzen 3 5400U
11525
Core i7-1165G7
11270
Core i5-1135G7
10823
Core i3-1115G4
6509.5

レビュー機の CPU パフォーマンスは優秀です。

平均値相当のスコアが出ていることから保有している性能をシッカリ発揮していることがわかります。

ふだん使いはもちろんのこと写真編集や動画編集など高負荷な処理も快適なパフォーマンスが期待できます。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1260P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1240P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1255U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1235U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-1115G4搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5500U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 3 5400U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
4744
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
4674
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
4456
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
4134
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4090
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
3678
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
3570
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3502
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3204
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2308
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2307
AMD Radeon(Ryzen 3 5400U)
1933

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
11198
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
9975
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
9623
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
9589
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
9503
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
9214
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
8647
インテル UHD(Core i3-1115G4)
7296
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
6792
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
6667
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
6455
AMD Radeon(Ryzen 3 5400U)
5812

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
5592
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
5468
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
5451
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
4790
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4381
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
4261
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
4004
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3738
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3711
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2589
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2480
AMD Radeon(Ryzen 3 5400U)
2176

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
4069
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
4022
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
3897
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
3485
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3456
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3290
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
3174
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
2997
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2927
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2340
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2312
AMD Radeon(Ryzen 3 5400U)
2069

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

レビュー機のグラフィックス性能は優秀です。

CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかに搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル)にも依存します。

メモリの容量を増やすことでグラフィックスパフォーマンスが大きく向上し、オンライン会議と並行して複数アプリを動かすようなケースでも余裕で動作できるメリットがあります。

さすがに、レビュー機のように 64GB (32GB×2) メモリを搭載するのは費用面で現実的とは言えませんが、パソコンを末長く使うならメモリは 16GB (8GB×2) 以上の搭載をおすすめします。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは、PCIe/NVMe 対応の SSD(容量 1TB) を搭載しています。

ストレージ性能については、CrystalDiskMark を使用して計測したデータ転送速度で評価します。

データ転送速度(バランス)
データ転送速度(バランス)

※電源モードを「バランス」で計測した結果。最適なパフォーマンスで計測した場合でも結果は同等

計測結果は優秀で Windows やアプリの起動も早いです。

参考までに SSD は大容量になるほどデータ転送速度が速くなる傾向があります。目安として 512GB以上で速度の違いが顕著になってきます。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・dynabook AZ/HV

・ThinkPad E15 Gen 4

・HP Pavilion 15-eh (AMD)

※当サイトで計測したスコア(電源モード「バランス」で計測)

おもなスペックは以下のとおり。

スペックLIFEBOOK WA3/G2
(レビュー機)
dynabook AZThinkPad E15HP Pavilion 15
CPUインテル Core i7-1260Pインテル Core i7-1255Uインテル Core i7-1260PAMD Ryzen 7 5700U
メモリ64GB (32GB×2)16GB (16GB×1)8GB (8GB×1)16GB (8GB×2)
ストレージ1TB SSD (NVMe)1TB SSD (NVMe)512GB SSD (NVMe)1TB SSD (NVMe)
グラフィックスIntel Iris XeIntel UHDIntel UHDAMD Radeon
販売価格277,005円156,750円119,405円128,000円

※販売価格は上記スペック相当を搭載したモデルの税込価格(記事執筆時点)

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Essentials
LIFEBOOK WA3/G2(バランス)
9516
LIFEBOOK WA3/G2(最適なパフォーマンス)
9362
dynabook AZ
10140
ThinkPad E15
7808
HP Pavilion 15
8577
目標値
4100
Productivity
LIFEBOOK WA3/G2(バランス)
6832
LIFEBOOK WA3/G2(最適なパフォーマンス)
6812
dynabook AZ
7123
ThinkPad E15
5789
HP Pavilion 15
7840
目標値
4500
Digital Contents Creation
LIFEBOOK WA3/G2(バランス)
4247
LIFEBOOK WA3/G2(最適なパフォーマンス)
5623
dynabook AZ
6749
ThinkPad E15
4977
HP Pavilion 15
5680
目標値
3450
Gaming
LIFEBOOK WA3/G2(バランス)
3903
LIFEBOOK WA3/G2(最適なパフォーマンス)
3950
dynabook AZ
3094
ThinkPad E15
1630
HP Pavilion 15
2927

※テスト項目説明

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機のスコアは優秀です。性能バランスにもすぐれており、さまざまなシーンにおいてパワフルな処理性能が期待できます。

ただし、レビュー機はフルカスタマイズ相当のスペックで価格的にはお高めです。使いかたや予算に合わせたカスタマイズをおすすめします。(メモリは 16GB以上がおすすめ)

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バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間4時間 4分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
57分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 33分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 45分

検証結果の 4時間 4分は、スペックの 約7.6時間の 53%です。バッテリーを多く消費する条件なので、まずまずといえる結果です。

バッテリー駆動で使用するときは、画面の明るさを調整するなどバッテリー消費を抑えるような使いかたをすれば駆動時間を延ばすことも可能です。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するため参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・dynabook AZ/HV

・ThinkPad E15 Gen 4

・HP Pavilion 15-eh (AMD)

※当サイトで計測した処理時間(電源モード「バランス」で計測)

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
LIFEBOOK WA3/G2(バランス)
48秒1
LIFEBOOK WA3/G2(最適なパフォーマンス)
44秒9
dynabook AZ
45秒2
ThinkPad E15
1分6秒9
HP Pavilion 15-eh (AMD)
57秒1
Photoshop Lightroom
LIFEBOOK WA3/G2(バランス)
21秒4
LIFEBOOK WA3/G2(最適なパフォーマンス)
19秒6
dynabook AZ
28秒2
ThinkPad E15
50秒9
HP Pavilion 15-eh (AMD)
35秒7
Lightroom Classic
LIFEBOOK WA3/G2(バランス)
24秒6
LIFEBOOK WA3/G2(最適なパフォーマンス)
23秒5
dynabook AZ
33秒5
ThinkPad E15
52秒2
HP Pavilion 15-eh (AMD)
40秒7

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
LIFEBOOK WA3/G2(バランス)
1分40秒9
LIFEBOOK WA3/G2(最適なパフォーマンス)
1分38秒9
dynabook AZ
2分43秒4
ThinkPad E15
2分43秒1
HP Pavilion 15-eh (AMD)
2分45秒4

 

実際のソフトウェアを使った検証結果も優秀です。

また、レンダリング(編集内容の画面への反映)もスムーズで描画もなめらかです。

レビュー機のスペック(Core i7-1260P/64GBメモリ)があればクリエイティブ作業はかなり快適に使えますが、趣味として写真・動画編集を楽しむならメモリは 16GB (8GB×2) でも十分です。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R20 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:23℃)

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

電源モードアイドル状態
(最小音量)
最大音量
中段はピーク時の音量推移
下段はスコア/処理時間(参考値)
ベンチマーク中動画エンコード中
バランス34.2db41.2db
(40~41db)
(3032pts)
46.5db
(45~46db)
(1分42秒)
最適なパフォーマンス34.2db46.6db
(46db前後)
(3585pts)
46.6db
(46db前後)
(1分37秒)

■騒音の目安

騒音の大きさ騒音の具体例
60 デシベル走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

平常時は静かです。

高負荷な状態になると「サーッ」という排熱のための気流音が少し大きくなります。個人差はありますが気流音はそれほど気にならないと思います。

ちなみに、バランスモードでは、同じ処理をしているあいだでも負荷状況に応じて気流音が大きくなったり小さくなったりを繰り返します。最適なパフォーマンスでは高負荷な状況では気流音が大きい状態が継続します。音の大きさはバランスモードのときとほぼ同じです。

なお、状況にもよりますが負荷が低減すれば気流音は 1~2分程度で無音状態に戻ります。

 

表面温度のチェック

表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。

・アイドル状態で10分放置後

・Youtube 動画 30分間視聴後

・10分間動画のエンコード実行後

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

■アイドル状態で10分放置

アイドル状態で10分放置の表面温度

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube 動画 30分間視聴後の表面温度

■10分間動画エンコード実行後

10分間動画エンコード実行後の表面温度

高負荷な状態ではキーボード奥 中央寄りの温度が上昇しますが多少温かさを感じる程度で、タイピングに影響はありません。

また、パームレストは本体内部の熱の影響がほとんどないので不快な感じはありません。

 

サウンド チェック

LIFEBOOK WA3/G2 は、サウンドユーティリティソフト「Waves MaxxAudio」がプリインストールされています。

Waves MaxxAudio では、サウンドのコンテンツに合わせたプリセットのほかイコライジング機能でお好みの音質にチューニングすることもできます。

サウンドユーティリティソフト

以下は、実際にサウンドを聴いた印象です。

※プリセット自動適用オンで試聴(画面右下にオン/オフ スイッチあり)

■スピーカー
低音域は少し弱い感じがするもののカジュアルに楽しむには十分な音質。音声もはっきり聴き取れる。

■ヘッドホン
低音域から高音域まで増幅&クリアになって高音質なサウンドを楽しめる。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動再起動シャットダウン
1回目11.3秒31.5秒16.1秒
2回目10.9秒31.3秒15.8秒
3回目10.8秒32.2秒15.9秒
4回目10.8秒29.8秒16.7秒
5回目10.8秒32.8秒15.9秒
平均10.9秒31.5秒16.1秒

体感的にも早いので処理待ちのストレスを感じることはないでしょう。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

LIFEBOOK WA3/G2 の本体ほか付属品一式です。

同梱品一式 width=
同梱品
・LIFEBOOK WA3/G2 本体
・電源アダプター
・電源コード
・マニュアル類(製品版に同梱)

 

まとめ

以上、LIFEBOOK WA3/G2 (2022年6月モデル) のレビュー記事をお届けしました。

LIFEBOOK WA3/G2 は、高い処理性能で快適に使えるスタンダードノートPCです。使いやすさにもすぐれリビングや書斎にスマートに置けるスタイリッシュなデザインも好印象です。

価格はややお高いものの高品質で国内メーカーによるサポートが付いているところも、末長く使う上では大きなポイントです。

家族の共用マシンやテレワークなど活用の幅が広がるスタンダードノートといえるでしょう。

高評価のポイント

  • 処理性能とバランスが優秀
  • リビングや書斎にスマートに置けるスタイリッシュなデザイン
  • 狭額縁ベゼルで画面周りがスッキリしている
  • 視認性にすぐれタイピングしやすいプリズムクリアキー
  • 国内メーカーによるあんしんの高品質&サポート

気をつけておきたい点

  • 液晶パネルは標準クラス

 

価格やカスタマイズ構成、キャンペーンなど最新情報は、富士通FMV公式通販サイト「WEB MART」をご確認ください。

真正面

LIFEBOOK WA3/G2
税込 11万円台から

※価格は記事執筆時点

 

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