正面斜め

HP EliteBook 650 G9 は、第12世代インテル Core プロセッサーを搭載した 15.6型ノートPCです。

快適に使える処理性能にくわえセキュリティ機能も充実。

スリムでスタイリッシュなデザインなのでビジネスシーンのみならずプライベートでも活用できます。

■HP EliteBook 650 G9 の特徴

  • 第12世代インテル Core プロセッサーを搭載
  • スリムでスタイリッシュなデザイン
  • HP独自のHP Total Test Process と MIL-STD-810H の19項目をパスした堅牢ボディ
  • 顔認証カメラ&指紋認証センサーを搭載
  • HP Wolf Security による強固なセキュリティ機能

レビューではメーカーからお借りした実機を試用して、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(壁紙)

レビューは 2023年1月26日時点の内容です。

 

スペック構成

HP EliteBook 650 G9 は、CPU/メモリ/ストレージなどスペック構成の異なるモデルが複数ラインナップしており、使いかたや予算にあわせたカスタマイズも可能です。

おもなスペックは以下のとおり。

OS ■Windows 11 Home
■Windows 11 Pro
■Windows 10 Pro (Windows 11 Pro からのダウングレード)
CPU ■インテル Core i5-1235U プロセッサー
■インテル Core i5-1245U プロセッサー
■インテル Core i7-1265U プロセッサー
メモリ ■8GB (8GB×1)
■16GB (8GB×2)
■32GB (16GB×2)
■64GB (32GB×2)
SO-DIMM DDR4-3200、最大64GB
ストレージ ■256GB M.2 SSD (PCIe NVMe)
■256GB M.2 SSD (PCIe NVMe SED自己暗号化機能付き)
■512GB M.2 SSD (PCIe NVMe)
■512GB M.2 SSD (PCIe NVMe SED自己暗号化機能付き)
■1TB M.2 SSD(PCIe NVMe)
ディスプレイ 15.6インチワイド (16:9) フルHD液晶ディスプレイ (非光沢、1920×1080ドット、250cd/m2、UWVA)
グラフィックス ■インテル Iris Xe グラフィックス (デュアルチャネルメモリの場合)
■インテル UHD グラフィックス (上記以外の場合)
LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
ワイヤレス インテル Wi-Fi 6E AX211 a/b/g/n/ac/ax準拠、Bluetooth5.2
カメラ 720p HD Webカメラ(固定焦点レンズ)、IRカメラ(Windows Hello対応)、プライバシーシャッター付き
指紋認証センサー パームLレストに内蔵
本体サイズ(W×D×H) 約 359.4×233.9×19.9 mm (最薄部、突起部含まず)
本体質量 約 1.79kg~
バッテリー駆動時間 約 10時間17分 (JEITA測定法 Ver2.0)

 

各モデルの詳しいスペックや価格など最新情報は日本HP公式サイトをご確認ください。

真正面

HP EliteBook 650 G9
税込 13万円台から

※日本HP の法人向けモデルは、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入可能です。

 

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外観チェック

スタイリッシュデザイン

HP EliteBook 650 G9 は、15.6インチサイズのビジネスノートとしてはスリムでスタイリッシュなデザインです。

正面右振り

背面右振り

本体のカラーはスタイリッシュ感をアップさせてくれるシルバー。

天面真上

天面斜め

天面中央の hp スラッシュロゴとヒンジ側の PROBOOK ロゴがアクセントで上質感を演出。本体表面の感触はサラサラしていて上質な仕上がりです。

ロゴがアクセント

指紋や皮脂の跡が目立たないところも好印象です。

本体の厚みは 15.6インチでもスリム。

スリムボディ(その1)

スリムボディ(その2)
本体は意外にスリム

また、天面とキーボード面はΣ(シグマ)デザインで指がかかりやすく、天面を開いたときのスタイリッシュなフォルムも好印象です。

Σフォルム
指がかかりやすいので天面を開きやすい

スタイリッシュなフォルム
スタイリッシュなフォルム

 

底面カバーは剛性を重視した「ユニボディ」の構造で、見た目にもスッキリとしています。

底面真上

底面(斜め)

ゴム足は前後に平行して実装されていて本体の安定性は良好です。

ゴム足

排気口はヒンジのあいだに実装されています。

排気口
排気口(ヒンジのあいだ)

ちなみに、背面側のゴム足は排気口から排熱された空気が再び吸気口に入り込むことを遮断する役割も兼ねています。これにより本体内部を効果的に冷却できるメリットがあります。

吸気口と排気口
吸気口と排気口

必要十分なインターフェース

HP EliteBook 650 G9 は必要十分なインターフェースを実装しています。

左右側面に実装されているインターフェースなどは以下のとおり。

インターフェース(左側面)

左側面

①Nano Security Lockスロット

②イーサネットポート (RJ-45) (部分開閉カバー付き)

③USB Type Aポート

④Smartcard Reader (日本販売モデル非搭載)

インターフェース(右側面)

右側面

⑤Nano SIM Card Slot (スペック表では「なし」と記載)

⑥3.5㎜オーディオ/マイクコンボジャック

⑦HDMI 2.1b

⑧USB Type Aポート×2

⑨Thunderbolt 4 (USB Power Delivery, DisplayPort 1.4)

⑩電源コネクタ

 

SDカードスロットは実装されていませんが、必要に応じて USB対応のカードリーダーを使用すると良いでしょう。

また、USB Type-C ポートは映像出力や PD充電器に対応しています。

■USB Type-C ポート対応表

 (当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W) ×
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

なお、容量の大きい充電器でも純正品以外の場合は画面右下に以下のメッセージが表示されます。

PD充電メッセージ(純正品)

 

電源ボタンはキーボード右上にレイアウト

電源ボタンはキーボード右上にレイアウトされています。

電源ボタン

タイピング中に間違って電源ボタンを押してしまう心配はありますが、間違って押しても短押し(1秒未満くらい)なら無反応です。ただし、1,2秒程度ならスリープへ移行し、さらに長押しすると強制的に電源オフされます。

スピーカーはキーボード奥に搭載

スピーカーはキーボード奥 左右に搭載されています。

スピーカー(キーボード奥)
スピーカー(キーボード奥)

低音域の出力は少しだけ弱く感じますが音質としてはまずまず。音声も明瞭に聴こえます。

顔認証カメラと指紋認証センサーを搭載

HP EliteBook 650 G9 は、顔認証カメラと指紋認証センサーを搭載しています。

顔認証と指紋認証は併用が可能。マスクを着用しているときは指紋認証でサインインできるので利便性が高まります。

顔認証顔認証でサインイン

指紋認証
指紋認証でサインイン

プライバシーシャッターでカメラを遮断できる

HP EliteBook 650 G9 は、カメラを遮断できる「プライバシーシャッター」が付いています。

プライバシーシャッター
上の画像:シャッターが開いてカメラ有効
下の画像:シャッターが閉じてカメラを遮断
カメラ上側に切り替えスイッチがある

シャッターはスライド式(手動)ですがスムーズなスライドが可能。オンライン会議などで こちらの光景を見られたくないときもスムーズに操作できます。

なお、プライバシーシャッターでカメラを遮断しているときは顔認証でのサインインはできませんが、指紋認証が使えます。

スリムで部屋間の移動がラクにできる重量感

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
15.6インチ相当のサイズ感

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

ゴム足を含めた本体の高さは実測で 18.5~23(最厚部)mm。最厚部でも CDケース 2枚より少し厚みのある程度です。

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:1,726g
・電源アダプター:169g
・電源コード:65g

一般的なモバイルノートにくらべれば少し重さはあるものの 15.6インチサイズとしては軽く、部屋間の移動がラクにできる重量感です。スリムで持ちやすいところもポイント。

電源アダプターは最大出力が 45W。その大きさは手のひらに収まるくらいのサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ

 

ディスプレイのチェック

ビジネスには十分な液晶パネル

レビュー機の液晶パネルは LG Philips製[型番:LGD071E]。

画像の表示例
画像の表示例

テキストの表示例
テキストの表示例

トーンカーブは少しうねっていますがまずまずの形状です(理想の形状は 45度の角度の直線)。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「226 cd/m2」(仕様は 250 cd/m2)。映像の色味によっては少し暗く感じかるかもしれません。

 

色域の計測結果です。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 62.1% 62.4%
Adobe RGB 46.2% 46.2%

輝度や色域は標準レベルです。オフィスソフトやメールなど一般的なビジネスに使うなら十分なレベルです。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

上部ベゼルはカメラユニットを収納しているためか少し幅がありますが、左右のベゼルは鉛筆の太さと同じくらいで画面周りは全体的にスッキリしています。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

レビュー機は非光沢液晶です。映り込みが気になることはほとんどなく眼への負担も軽減できます。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

ディスプレイはフラットにできる

ディスプレイは ほぼ 180度まで開くことができます。

ディスプレイはフラットになる

ディスプレイをフラットにすれば、打ち合わせなどで画面共有するときに便利です。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

HP EliteBook 650 G9 のキーボードレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーピッチは実測で 約18mm(仕様も 18mm)。フルサイズキーボードの 19mm より若干小さいところは好みが分かれるかもしれません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

個人的には少し狭く感じましたが、とくに大きな違和感なくタイピングできました。

キートップの形状は中央部分が指先にあわせてへこんだ形です。少しツルツルとした感触です。

キートップ

キーストロークの仕様は 1.5mm。

キーストローク
タイプ音は「ドスドス」という音。音の大きさは静か

キーの押し込む強さやキーを押し込んだ後の反発もちょうど良く、シッカリとした打鍵感でタイピングできます。

キーボードにはバックライトを搭載

キーボードにはバックライトが搭載されています。

キーバックライト

なお、キーボード・バックライトは明るさを2段階で切り替えできます。

[f9]キー押下:点灯(明)→点灯(暗)→消灯

質感の良いパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で、上質感のある仕上がりです。

パームレスト

天面と同じように指紋や皮脂の跡は目立ちません。

スベリもなめらかで扱いやすいタッチパッド

タッチパッドは大きめサイズ。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

感触はツルツルしていてスベリもなめらか。指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPU インテル Core i7-1255U プロセッサー
メモリ 16GB (8GB×2)、SO-DIMM DDR4-3200
ストレージ 512GB SSD (M.2 PCIe NVMe)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス

評価に使用したベンチマークは以下のとおり。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

 

なお、ベンチマークの実施にあたっては、電源オプションの電源プランを「HP Optimized (Modern Standby)」に、電源モードを「高パフォーマンス」と「最も高いパフォーマンス」に設定して実行しています。

電源プラン
電源プランの設定

電源モード
電源モードの設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1260P プロセッサー

・インテル Core i5-1240P プロセッサー

・インテル Core i7-1255U プロセッサー

・インテル Core i5-1235U プロセッサー

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5800U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5600U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]

CPU
Core i7-1260P
3542 pts
Ryzen 7 5800U
3535 pts
Core i5-1240P
3412 pts
Ryzen 7 5700U
3339 pts
Core i7-1255U(レビュー機/最も高いパフォーマンス)
3092 pts
Core i7-1255U(レビュー機/高パフォーマンス)
3074 pts
Ryzen 5 5600U
2999 pts
Core i5-1235U
2738 pts
Ryzen 5 5500U
2659 pts
Core i7-1255U
2340 pts
Core i7-1165G7
1908 pts
Core i5-1135G7
1783 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Core i7-1260P
18859
Ryzen 7 5800U
18835
Core i5-1240P
17932
Ryzen 7 5700U
16876
Core i7-1255U(レビュー機/最も高いパフォーマンス)
16828
Core i7-1255U(レビュー機/高パフォーマンス)
16786
Ryzen 5 5600U
16487
Core i7-1255U
13869
Core i5-1235U
13275
Ryzen 5 5500U
12825
Core i7-1165G7
11270
Core i5-1135G7
10823

レビュー機の CPU パフォーマンスは優秀です。

平均値を上回るスコアで、保有している性能をシッカリ発揮しています。

なお、現在販売中の Core i7 搭載モデルは「Core i7-1265U」にアップグレードされているため、若干高めのパフォーマンスが期待できます。

ビジネスシーンにおいてもオフィスソフトはもちろんのこと負荷の高い多くの作業も快適にこなすことができるでしょう。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1260P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1240P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1255U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1235U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5800U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5600U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5500U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
4744
インテル Iris Xe(レビュー機/最も高いパフォーマンス)
4283
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
4134
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4090
インテル Iris Xe(レビュー機/高パフォーマンス)
4081
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
3678
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
3570
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3502
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3491
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3204
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
2971
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2307

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
11198
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
10644
インテル Iris Xe(レビュー機/高パフォーマンス)
10078
インテル Iris Xe(レビュー機/最も高いパフォーマンス)
10076
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
9998
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
9589
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
9503
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
9214
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
8647
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
6792
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
6667
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
6455

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
5592
インテル Iris Xe(レビュー機/最も高いパフォーマンス)
4810
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
4790
インテル Iris Xe(レビュー機/高パフォーマンス)
4769
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4381
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
4261
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
4004
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3972
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3738
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3711
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
3553
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2480

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
3897
インテル Iris Xe(レビュー機/最も高いパフォーマンス)
3880
インテル Iris Xe(レビュー機/高パフォーマンス)
3815
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
3485
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3456
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
3419
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3290
インテル Iris Xe(Core i7-1255U)
3174
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
3099
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
2997
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2927
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2312

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかに搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル)にも依存します。

レビュー機のメモリは 16GB のデュアルチャネル構成により、グラフィックス・パフォーマンスも優秀です。

メモリ構成
レビュー機のメモリ構成

一般的な使いかた(メール・ネット検索・オフィスソフトなど)はもちろんのこと、オンライン会議をしながら別なアプリを並行して実行するような使いかたでも快適なパフォーマンスで使えます。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは NVMe/PCIe4.0対応の SSD(容量 512GB) を搭載しています。

ストレージ情報
レビュー機のストレージ情報(対応転送モード:PCIe 4.0 x4 がポイント)

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。

データ転送速度
データ転送速度

※電源モードを「高パフォーマンス」で計測した結果。最もパフォーマンスで計測した場合でも結果は同等

PCIe4.0対応の SSD は前世代の PCIe3.0 より高速です。

ちなみに、SSD は大容量になるほどデータ転送速度が速くなる傾向があり、大容量の SSD を搭載することで計測結果は大きく向上します。目安として 512GB以上で速度の違いが顕著になってきます。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・HP 255 G8

・ThinkPad E15 Gen 4

・dynabook MZ/MV

※当サイトで計測したスコア

おもなスペックは以下のとおり。

スペック HP EliteBook 650
(レビュー機)
HP 255 ThinkPad E15 dynabook MZ
CPU インテル Core i7-1255U AMD Ryzen 5 5500U インテル Core i5-1235U インテル Core i7-1255U
メモリ 16GBメモリ (8GB×2) 8GBメモリ (8GB×1) 8GBメモリ (8GB×1) 16GBメモリ (8GB×2)
ストレージ 512GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe)
グラフィックス Intel Iris Xe AMD Radeon Intel UHD Intel Iris Xe
販売価格 189,200円 71,280円 119,405円 126,280円

※販売価格は上記スペックを搭載したモデルの税込価格(記事執筆時点)

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Essentials
HP EliteBook 650(高パフォーマンス)
9707
HP EliteBook 650(最も高いパフォーマンス)
9742
HP 255 G8
8529
ThinkPad E15
7808
dynabook MZ
9156
目標値
4100
Productivity
HP EliteBook 650(高パフォーマンス)
6745
HP EliteBook 650(最も高いパフォーマンス)
6686
HP 255 G8
7517
ThinkPad E15
5789
dynabook MZ
6187
目標値
4500
Digital Contents Creation
HP EliteBook 650(高パフォーマンス)
5387
HP EliteBook 650(最も高いパフォーマンス)
5787
HP 255 G8
4538
ThinkPad E15
4977
dynabook MZ
4879
目標値
3450
Gaming
HP EliteBook 650(高パフォーマンス)
3654
HP EliteBook 650(最も高いパフォーマンス)
3657
HP 255 G8
1734
ThinkPad E15
1630
dynabook MZ
2717

※テスト項目説明

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機のスコアは優秀です。ハイスペック構成ということもあり、高いレベルで性能バランスにもすぐれています。

ビジネスにおけるさまざまなシーンで快適なパフォーマンスで活用できるでしょう。

また、Core i5 でも ほとんどの作業で快適に使えますが、メモリについては 16GB 以上のデュアルチャネル構成をおすすめします。

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バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 6時間 7分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
49分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 21分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 30分

検証結果の 6時間 7分は、スペックの 10時間17分の 59%です。バッテリーを多く消費する条件なので、まずまずといえる結果です。

バッテリー駆動で使用するときは、画面の明るさを調整するなどバッテリー消費を抑えるような使いかたをすれば駆動時間を延ばすことも可能です。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するため参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・HP 255 G8

・ThinkPad E15 Gen 4

・dynabook MZ/MV

※当サイトで計測した処理時間

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
HP EliteBook 650(高パフォーマンス)
55秒7
HP EliteBook 650(最も高いパフォーマンス)
48秒7
HP 255 G8
1分14秒6
ThinkPad E15
1分6秒9
dynabook MZ
57秒9
Photoshop Lightroom
HP EliteBook 650(高パフォーマンス)
22秒7
HP EliteBook 650(最も高いパフォーマンス)
22秒6
HP 255 G8
1分7秒9
ThinkPad E15
50秒9
dynabook MZ
31秒5
Lightroom Classic
HP EliteBook 650(高パフォーマンス)
25秒5
HP EliteBook 650(最も高いパフォーマンス)
25秒0
HP 255 G8
1分9秒9
ThinkPad E15
52秒2
dynabook MZ
33秒3

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
HP EliteBook 650(高パフォーマンス)
1分55秒1
HP EliteBook 650(最も高いパフォーマンス)
1分54秒4
HP 255 G8
2分42秒9
ThinkPad E15
2分43秒1
dynabook MZ
3分2秒6

 

実際のソフトウェアを使った評価も優秀です。

レビュー機のスペックなら、写真・動画編集などクリエイティブ作業でも快適なパフォーマンスが期待できます。

ちなみに、Core i5 搭載モデルでも そこそこ使えるはずですが、グラフィックス・パフォーマンスが重要なクリエイティブ処理ではメモリ16GB以上のデュアルチャネル構成をおすすめします。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R20 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:24℃)

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

電源モード アイドル状態
(最小音量)
最大音量
中段はピーク時の音量推移
下段はスコア/処理時間(参考値)
ベンチマーク中 動画エンコード中
高パフォーマンス 34.1db 38.4db
(37~38db)
(3060pts)
38.2db
(37~38db)
(1分56秒)
最も高いパフォーマンス 34.2db 37.2db
(36~37db)
(3087pts)
37.4db
(36~37db)
(1分55秒)

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

平常時は静かです。

高負荷な状態では「サーッ」という気流音が少し大きくなる程度で、うるさくありません。

負荷が低減すれば排気音は徐々に小さくなります。状況にもよりますが負荷が低減してから 1~2分程度で静かな状態に戻ります。

 

表面温度のチェック

表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。

・アイドル状態で10分放置後

・Youtube 動画 30分間視聴後

・10分間動画のエンコード実行後

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※電源モードを「バランス」に設定して実施

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

■アイドル状態で10分放置

アイドル状態で10分放置の表面温度

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube 動画 30分間視聴後の表面温度

■10分間動画エンコード実行後

10分間動画エンコード実行後の表面温度

高負荷な状態になるとキーボード奥 中央寄りから右側の表面温度が上がりやすく、タイピング中でも多少の温かさを感じるかもしれません。

パームレストは負荷状況による表面温度の変動も少なく不快に感じることはないでしょう。

 

サウンド チェック

HP EliteBook 650 G9 はサウンドユーティリティソフト「HP Audio Control」をプリインストール。オンライン会議で便利な内蔵マイクのノイズ除去や、イコライザーでお好みの音質にチューニングすることができます。

ノイズリダクション機能

マイクに入力される音声以外のノイズを除去したりスピーカーから出力される音に対してもノイズを除去できる機能です。

ノイズリダクション機能
HP Audio Control ノイズリダクション機能

ノイズリダクションのテストで試してみましたが、周囲で拍手をしている状態でもマイクは音声だけを拾い、拍手の音は除去していました。なかなかのスグレモノです。

サウンドチューニング機能

サウンドコンテンツにあわせたプリセットやイコライジング機能でお好みの音質にチューニングすることができます。

サウンドチューニング機能
HP Audio Control サウンドチューニング機能

実際にサウンドを聴いてみた印象は以下のとおり。
・HP Dynamic Audio:オン
・選択されたプリセット:自動
・10バンドイコライザー:HP最適化

■スピーカー
低音域が少し弱い感じはするものの音域は広く高音質。音量を最大にしても音割れしにくい。
音声もはっきり明瞭に聴き取れる。

■ヘッドホン
スピーカー同様に高音質。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 18.5秒 39.5秒 8.8秒
2回目 18.1秒 38.5秒 8.4秒
3回目 18.2秒 38.1秒 8.9秒
4回目 18.1秒 39.1秒 8.8秒
5回目 18.1秒 38.7秒 8.9秒
平均 18.2秒 38.8秒 8.8秒

起動とシャットダウンは体感的にも早いです。

再起動については思いのほか時間はかかりますが、頻繁に行う処理ではないので問題にはならないでしょう。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

セキュリティ機能

HP Elite Dragonfly G3 は、顔認証/指紋認証やプライバシーシャッターのほか、ハードウェア・ソフトウェア両面からデバイスを保護する機能などセキュリティ機能が充実しています。

セキュリティ機能のほとんどがバックグラウンドで動作しているので、ユーザーはセキュリティを意識することなく作業に集中できるメリットがあります。

以下で、セキュリティ機能の一部をかんたんに解説します。

HP Sure Start

HP独自開発のチップ「HP Endpoint Security Controller」により、BIOS の状態をチェックする機能です。

マルウェアなどの攻撃によって不正な状態になったとしても、正常な状態に自動的に回復してくれます。

HP Sure Run

HP Endpoint Security Controller が OS の重要機能や設定を正常な状態に維持する機能です。

マルウェアなどの攻撃によって正常な状態が無効化されたとしても、自動的に再起動し安全な状態に回復してくれます。

HP Sure Recover

OS がウイルスに感染して起動できなくなったときでも正常な状態に自動リカバリーする機能です。自動的にネットワークからPC稼働に必要なイメージをダウンロードして正常な状態にリカバリーします。

HP Wolf Security

「封じ込め」と「検知/駆除(防止)」の2つのアプローチでマルウェアやウィルスからデバイスを保護する機能です。

HP Wolf Security
HP Wolf Security

Sure Click

不正な Web サイト閲覧や悪意あるファイルのダウンロードからデバイスを保護する機能です。

Sure Click
Sure Click

ブラウザや Microsoft Office をハードウェアレベルで完全に隔離された仮想マシン内で実行するため、感染したとしても不正な振る舞いをするWebページやファイルを閉じることでマルウェアやウィルスは自動的に削除されます。

 

同梱品

HP EliteBook 650 G9 の本体ほか付属品一式です。

同梱品一式
同梱品
・HP EliteBook 650 G9 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類
・リカバリDVD (Windows 10 Pro用 + Windows 11 Pro用)(オプション)

 

まとめ

以上、HP EliteBook 650 G9 のレビュー記事をお届けしました。

HP EliteBook 650 G9 は、処理性能が優秀で実用性にすぐれた 15.6型ノートPC です。とくに、強固なセキュリティ機能が充実している点はビジネスシーンにおいては大きなアドバンテージです。

HP法人向けノートPCのハイエンドシリーズらしく性能・デザイン・セキュリティ・使いやすさなど全体的な仕上がりの良さはワンランク上。さまざまなビジネスシーンで活用できて多くのユーザーが満足できるスタンダードノートといえるでしょう。

高評価のポイント

  • 優秀な処理性能で快適に使える
  • 顔認証や指紋センサーなど充実のセキュリティ機能
  • 法人向けでもスリム&スタイリッシュなデザイン
  • 多くのユーザーが満足できるワンランク上の仕上がり

気をつけておきたい点

  • 液晶パネルは標準クラス

 

ラインナップしているモデルや価格、クーポンなど最新情報は日本HP直販サイト「日本HPショッピング」をご確認ください。

真正面

HP EliteBook 650 G9
税込 13万円台から

※日本HP の法人向けモデルは、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入可能です。

 

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