マウスコンピューター『LB-J520S-SSD』レビュー 携帯性に優れた高いパフォーマンスのモバイルノート（後編）

マウスコンピューター『LB-J520S-SSD』の実機レビュー 後編です。

『LB-J520S-SSD』は LuvBook J シリーズにラインナップする 13.3型のコンパクトサイズで軽量、携帯性にも優れたモバイルノート。

後編では、ベンチマーク、起動・シャットダウン時間などのレビューを行います。

実機はマウスコンピューターからの貸出機です。また、レビュー内容については 2016年4月17日時点のもので、実機の製品仕様・販売価格については変更される場合があります。

ベンチマーク

パソコンの基本性能や、ストレージ、バッテリーについての性能を測定します。

基本性能

Windowsに搭載されているシステム評価ツール「WinSATコマンド」によるパソコン性能の測定です。

「WinSAT」による測定は、PCの性能を相対的に数値化して表現したもので、各項目の説明は次のとおりです。

次に 3Dベンチマークソフト「3DMark」を使っての測定です。スコアの高さは描画の快適性を表しています。

測定は「ICE STORM」「CLOUD GATE」「SKY DIVER」「FIRE STRIKE」の順に行われます。

ICE STORM と CLOUD GATE は、なめらかに描画されていましたが、SKY DIVER からは カクカクと描画になり、FIRE STRIKEではスコアの示す通りです。

このモデルはモバイルノートなので本格的なゲームには不向きですが、外出しているスキマ時間を使ってチョットしたゲームを楽しむことはできそうです。

ストレージ

ストレージのベンチマークです。

ストレージは、KINGSTON(キングストン)製のSSDで、容量は 240GB です。

ストレージ情報

ストレージのドライブ構成は次のようになります。

次に、ストレージのデータ転送速度を計測してみます。

SSD が搭載されていると、数字が示す通り Windows や アプリの起動も高速です。

バッテリー

バッテリーの性能を測定してみます。

測定には、フリーソフト「BatteryInfoView」を使用し、次の条件で、周期的にバッテリーの残量を測定しバッテリー駆動時間を算出します。
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ：最大レベル
・音量：最大レベル

バッテリーの残量は、なだらかに減少し、大よその数字で、1時間当たり22～23%くらいずつ減少しています。

バッテリーによる駆動は 3時間58分経過後、Windows がバッテリー不足を検知し、パソコンはスリープ状態になりました。

実際の使用にあたっては、測定環境や条件などによりバッテリーの駆動時間は変動しますので、参考値としてください。

起動・シャットダウン

Windowsの起動時間とシャットダウン時間は、次のとおりです。

・起動　　　　　：16.0秒
・シャットダウン：14.5秒

Windowsの起動とシャットダウンの様子を動画に収録しました。
起動・シャットダウン時間を感覚でイメージできるので参考にどうぞ！

搭載ソフトウェア

『LB-J520S-SSD』に標準搭載されているソフトウェアは、Windows標準のソフトのほか、セキュリティソフト「マカフィー リブセーブ (60日体験版)」がインストールされています。

オフィスソフト、画像や動画の編集ソフトは、購入時にカスタマイズすることができます。

付属品

『LB-J520S-SSD』の本体ほか一式です。

マニュアル類としては、「サポートマニュアル」「付属品一覧」「ファーストステップガイド」「保証書」が添付されています。

まとめ

マウスコンピューター『LB-J520S-SSD』は、コンパクトで軽量、携帯性にも優れた 13.3型モバイルノートです。

高いレベルのスペック構成で、高精細なフルHD液晶にくわえ SSDも標準搭載し、パフォーマンス的にも快適に使えます。

スペックと価格のバランスを鑑みてもコストパフォーマンスに優れたモデルといえます。

詳細はマウスコンピューター公式サイトをご確認ください。

⇒ マウスコンピューター公式サイト