NEC LAVIE Direct NEXTREME Infinity レビュー:クリエイティブ作業からゲームまで楽しめる16.0型ノートパソコン

 

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貸出機材提供:NECパーソナルコンピュータ株式会社

正面斜め

NECパーソナルコンピュータが販売する LAVIE Direct NEXTREME Infinity (2023年夏モデル) は、第13世代インテル Core H プロセッサーとインテル Arc A570M グラフィックスを搭載した 16.0型サイズの大画面ノートパソコンです。

高い処理性能を搭載しパワフルなパフォーマンスを実現! ベンチマークによる性能評価は優秀でクリエイティブ作業から軽めのゲームまで快適にこなすことができます。

タイピングしやすいキーボードや OLED(有機EL)ディスプレイ、ヤマハ製 AudioEngine の搭載など実用性にすぐれているところもポイント。

■LAVIE Direct NEXTREME Infinity の特徴

  • 第13世代インテル Core H プロセッサーとインテル Arc A570M グラフィックスを搭載
  • 高負荷時でもパフォーマンスを最大化できるデュアルファン冷却システム
  • 高輝度・広色域・高コントラスト比の 16.0型OLED(有機EL)大画面ディスプレイ
  • ステップ・スカルプチャー・シリンドリカル キーボードを採用
  • ヤマハ製 AudioEngine 搭載
  • フルHD対応 Webカメラ&プライバシーシャッター搭載
  • 顔認証カメラ搭載
  • ディスプレイ上部にバイオレットライトLEDを搭載
  • カバーオープンセンサー内蔵で天面を開けば即起動

レビューではメーカーからお借りした実機を試用して、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(壁紙)

レビューは 2024年1月10日時点の内容です。

 

スペック構成

LAVIE Direct NEXTREME Infinity は、量販店などで購入可能なカタログモデルのほか、メーカー直販サイトではカスタマイズモデルを販売しています。

カタログモデルは1モデルであるのに対し、カスタマイズモデルは CPU/メモリ/ストレージなど使いかたや予算に合わせてスペックを構成できるメリットがあります。

以下は、カスタマイズモデルのおもなスペックです。

本体カラー アルマイトブラック
OS ■Windows 11 Home 64ビット
■Windows 11 Pro 64ビット
CPU ■インテル Core i5-13500H プロセッサー
■インテル Core i7-13700H プロセッサー
■インテル Core i9-13900H プロセッサー
メモリ ■16GB (8GB×2)
■32GB (16GB×2)
■64GB (32GB×2)
※DDR5 SDRAM/SO-DIMM、PC5-38400対応、デュアルチャネル対応
ストレージ ■約512GB SSD (PCIe)
■約1TB SSD (PCIe)
■約2TB SSD (PCIe)
ディスプレイ 16.0型ワイド スーパーシャインビュー 有機ELディスプレイ (高輝度、高色純度、広視野角、高速応答、WQUXGA: 3840×2400)
グラフィックス インテル Arc A570M グラフィックス
LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応
ワイヤレス Wi-Fi 6E(2.4Gbps)対応(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n), Bluetooth Smart Ready(Ver.5.1)
Webカメラ、マイク Full HD解像度(1080p)対応カメラ(プライバシーシャッター付き)、有効画素数200万画素/ステレオマイク内蔵
セキュリティ 顔認証(Windows Hello対応)
バッテリー駆動時間 約9.7時間 (JEITA測定法 Ver.2.0)
本体サイズ(W×D×H) 359.8×254.1×19.9~30.9 mm(突起部、バンプ部除く)
本体質量 約2.5kg

 
詳しいスペックや価格などの最新情報はNEC直販サイト「NEC Direct」をご確認ください。

真正面

LAVIE Direct NEXTREME Infinity
税込 22万円台から
(メルマガ会員価格)

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外観チェック

重厚感とスタイリッシュ感をあわせ持つデザイン

LAVIE Direct NEXTREME Infinity は重厚感とスタイリッシュ感をあわせ持つデザインです。

正面側 右側

背面側 右側

カラーは「アルマイトブラック」。黒々としたボディは漆黒の色合いで重厚感があります。

天面真上

天面斜め

天面はサラサラとした感触です。指紋や皮脂の跡は目立ちやすいですが、汚れが気になったら柔らかいクロスなどでかんたんにふき取れます。

また、重厚感ある大画面ノートながらフォルムは意外にスタイリッシュです。

天面半開き

本体は手前側の厚みは少ないですが奥側に行くほど厚みのあるデザインです。

本体の厚み(手前側)

本体の厚み(背面側)
スタイリッシュなフォルム

 
底面側は剛性を重視した「ユニボディ」の構造で見た目もスッキリとしています。

底面真上

底面(斜め)

ゴム足は四隅に実装。奥側は太くて厚みのあるゴム足で本体の安定感は良好です。

排気口は左右側面とヒンジのあいだ4カ所に実装されています。

吸気口と排気口

なお、LAVIE Direct NEXTREME Infinity は「デュアルファン冷却システム」を採用しています。エアフローのイメージは以下のとおり。

エアフロー

CPU と dGPU(専用グラフィックス)を複数のヒートパイプとファンで効率よく冷却することで、負荷の高い状態でもハイ・パフォーマンスを維持できます。

 

必要十分なインターフェース

LAVIE Direct NEXTREME Infinity は必要十分なインターフェース実装しています。

インターフェース(左側面)

■左側面

①電源コネクタ

②HDMI出力端子

③USB 3.2 Gen 2 Type-A ポート(パワーオフUSB充電機能対応)

④ヘッドフォン/マイクジャック

⑤スピーカー

インターフェース(右側面)

■右側面

⑥スピーカー

⑦SDメモリカードスロット

⑧USB 3.2 Gen 2 Type-Aポート

⑨Thunderbolt4(USB4 Gen 3×2)Type-Cポート(USB Power Delivery 3.0対応、パワーオフUSB充電機能対応、DisplayPort出力機能付き)

⑩LANコネクタ

外部モニターの出力は、HDMI、Thunderbolt4 ともに「4K@60Hz」に対応しています。

また、SDメモリカードスロットは抜き差し方式です。

SDカードスロット
SDカードをシッカリ挿し込んだ状態

SD カードの出っ張りは少なめなので、カードを差し込んだまま持ち運んでも引っかかることはないと思います。

ちなみに、Thunderbolt4 は仕様上 PD充電器に対応していますが、電源アダプターの出力ワット数が230W のため、それなりの PD充電器が必要です。現実的には電源アダプターを使用したほうが無難です。

 

電源ボタンはキーボード右上にレイアウト

電源ボタンはキーボード右上にレイアウトされています。

電源ボタン
電源ボタン(右端は電源ランプ)

なお、LAVIE Direct NEXTREME Infinity はカバーオープンセンサーが内蔵されています。天面を開くと自動的に電源オンし Windows が起動するため、電源ボタンを押して Windows を起動するケースは少ないかもしれません。

 

顔認証カメラ搭載

LAVIE Direct NEXTREME Infinity は、顔認証カメラを標準搭載しています。

顔認証
顔認証でサインイン

認証精度は良好です。Windows へのサインインもスムーズです。

 

プライバシーシャッターでカメラを遮断できる

カメラを遮断できる「プライバシーシャッター」も付いています。

プライバシーシャッター
上の画像:シャッターが開いてカメラ有効
下の画像:シャッターが閉じてカメラを遮断

シャッターはスライド式(手動)ですがスムーズなスライドが可能。オンライン会議などで こちらの光景を見られたくないときもスムーズに操作できます。(切り替えスイッチはカメラ上側にある)

なお、プライバシーシャッターでカメラをふさいでいる場合は顔認証でサインインできません。サインインの際は PINコードを入力してください。

ちなみに、マイクはディスプレイ上部に実装されています。

マイク
矢印の指すところがマイク

 

バイオレットライトLEDを搭載

LAVIE Direct NEXTREME Infinity は「バイオレットライトLED」を搭載しています。

バイオレットライトは近視の進行を抑える効果があるそうです。

バイオレットライトLED
バイオレットライトLED はWEBカメラの左側

バイオレットライトLED のオン/オフは[F11]キーで切り替えできます。なお、バイオレットライトLED を使用するときはプライバシーシャッターを閉じておく必要があるためカメラは使うことができません。

 

スリムで意外に軽い

本体の大きさのイメージです。本体の上に B5版ノート2冊を載せています。

本体の大きさイメージ
本体のサイズ感

本体のフットプリント(設置面積)はB5版ノート2冊とほぼ同じ。奥行きがノートの縦サイズより少しだけ長いくらいです。

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)3枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

ゴム足を含めた本体の高さは実測で 約21~37(最厚部)mm。ヒンジ側はそれなりに高さはありますが、実際に持ってみると厚みはそれほど感じません。

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ

・本体:2,450g
・電源アダプター:692g
・電源コード:199g

本体は意外に重量感があります。部屋間の移動はラクにできますが外出先への持ち出しは厳しいかもしれません。とくに電源アダプターは一般的なモノより大容量で重量もそれなりにあります。

電源アダプターの最大出力は 230W。大容量のためサイズもそれなりにデカいです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ実測

 

ディスプレイのチェック

高輝度&広色域 OLED(有機EL)ディスプレイ

レビュー機のディスプレイは SAMSUNG製の OLED(有機EL)パネル[型番:SDC4165 SDC ATNA60YV04-0]。

ディスプレイに描画される映像は高精細で自然な色合いです。とくに、OLED パネルはコントラスト比が高く、黒をより黒く表現できるため映像全体を鮮明に描画できるメリットがあります。

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例(その1)

ディスプレイに描画された映像(紅葉)
画像の表示例(その2)

ディスプレイに表示される文字
テキストの表示例

トーンカーブは RGB ともに 45度の直線にちかい形状で色調バランスは良好です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「392 nit」。高輝度ディスプレイで見た目も明るく描画も鮮やかです。

 
色域の計測結果です。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 100.0% 159.2%
Adobe RGB 99.6% 118.0%
DCI-P3 99.9% 117.3%

広色域で色再現性にもすぐれています。写真編集などシビアな色再現が必要な作業にもしっかり対応できます。

 

16インチサイズは 15.6インチより意外に大きい

LAVIE Direct NEXTREME Infinity のディスプレイサイズを 15.6インチノートパソコンと比較します。

ディスプレイサイズ比較
ディスプレイサイズ比較
(15.6型ノートと比較)

16インチのディスプレイは 15.6インチより一回り大きく表示される文字も見やすいです。

アスペクト比(縦横比)16:10 も大きな特徴のひとつ。これまでノートパソコンの主流だった 16:9 にくらべ表示領域が縦方向に広いぶん、多くの情報を表示できるメリットがあります。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

上部ベゼルはカメラユニットを収納しているため少し幅がありますが、左右のベゼルは鉛筆の太さと同じくらいの幅で画面周りは全体的にスッキリとしています。

 

映り込みはあるがほとんど気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

レビュー機は光沢パネルです。多少の映り込みは感じますが気になるほどではありません。

 

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

 

ディスプレイを開く角度は十分な範囲をカバー

ディスプレイを開く角度は最大で 135度。

ディスプレイの最大角度

クラムシェルタイプのノートパソコンとして十分な範囲をカバーしています。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

LAVIE Direct NEXTREME Infinity のキーボードレイアウトはほぼ標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

左[Ctrl]キーと[Fn]キーの配置が一般的なキーボードと逆である点はチェックしておきたいところ(この配列は NEC やレノボ ThinkPad シリーズに多い)。

テンキー配列も3列レイアウトで少しクセがあります。

テンキー
テンキーは3列レイアウト

ただ、レイアウトのクセで使いにくさがあったとしても慣れれば違和感は軽減します。

キーピッチの仕様は 19mm。フルサイズキーボードと同等のキーピッチです。なお、テンキーのピッチは実測で 約18.5mm。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップの表面は中央部分が少しへこんだシリンドリカル形状です。感触は少しツルツルして指先のフィット感は良好です。

キートップ

キーストロークの仕様は 1.7mm。ノートパソコンの平均的なストローク幅 1.5mm より深いストロークでしっかりとした打鍵感があります。

キーストローク
タイプ音は「ドスドス」という音。音の大きさは普通

キーの押し込む強さやキーを押し込んだ後の反発もちょうど良い感じです。

とくに、LAVIE Direct NEXTREME Infinity は「ステップ・スカルプチャー・シリンドリカル」キーボードが採用されているためタイピングのしやすさは抜群です。

タイピングイメージ
抜群にタイピングしやすいキーボード

 

キーボードにはバックライトを搭載

キーボードにはバックライトが搭載されています。

キーバックライト

キーボード・バックライトの明るさは、2段階で切り替えできます。

[F12]キー押下:点灯(暗)→点灯(明)→オフ

 

質感の良いパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で上質な仕上がりです。

パームレスト

指紋や皮脂の跡は少し目立ちやすいですが、皮脂汚れは柔らかいクロスなどでかんたんにふき取れます。

 

タッチパッドはやや小さい

タッチパッドの感触は少しサラサラした感じですがスベリはなめらかです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

やや小さめサイズですが扱いやすさは良好でジェスチャー操作もスムーズです。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

OS Windows 11 Home
CPU インテル Core i7-13700H プロセッサー
メモリ 32GB (16GB×2)
ストレージ 1TB SSD (PCIe)
グラフィックス インテル Arc A570M グラフィックス

 
評価に使用したベンチマークは以下のとおり。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark Time Spy
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実施にあたっては、電源オプションの電源プランを「LAVIE」に設定し、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」2つのモードそれぞれで実施しています。

電源プラン
電源プランの設定

電源モード
電源モードの設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R23 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-13700H プロセッサー

・インテル Core i5-13500H プロセッサー

・インテル Core i7-12700H プロセッサー

・インテル Core i5-12500H プロセッサー

・インテル Core i7-1360P プロセッサー

・インテル Core i5-1340P プロセッサー

・インテル Core i7-1355U プロセッサー

・インテル Core i5-1335U プロセッサー

・インテル Core i7-1260P プロセッサー

・インテル Core i5-1240P プロセッサー

・AMD Ryzen 7 7840HS プロセッサー

・AMD Ryzen 7 7730U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

 
■CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]

CINEBENCH R23(マルチコア)
Core i7-13700HX
17945 pts
Core i7-13700H(レビュー機/バランス)
16985 pts
Core i7-13700H(レビュー機/最適なパフォーマンス)
16774 pts
Ryzen 7 7840HS
15991 pts
Core i5-12500H
14619 pts
Core i5-13500H
14234 pts
Core i7-12700H
11104 pts
Core i7-1360P
10176 pts
Core i7-1260P
9437 pts
Ryzen 7 7730U
8997 pts
Core i5-1240P
8781 pts
Core i5-1340P
8551 pts
Ryzen 5 7530U
7502 pts
Core i7-1355U
7330 pts
Core i5-1335U
6419 pts

 

CINEBENCH R23 (シングルコア)
Core i7-13700H(レビュー機/バランス)
1884 pts
Core i7-13700H(レビュー機/最適なパフォーマンス)
1865 pts
Core i7-13700HX
1858 pts
Core i7-1355U
1756 pts
Core i7-1360P
1754 pts
Core i7-12700H
1747 pts
Core i5-12500H
1711 pts
Ryzen 7 7840HS
1702 pts
Core i7-1260P
1684 pts
Core i5-1340P
1534 pts
Core i5-13500H
1501 pts
Core i5-1335U
1501 pts
Core i5-1240P
1491 pts
Ryzen 7 7730U
1428 pts
Ryzen 5 7530U
1408 pts

 
■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Core i7-13700HX
31774
Core i7-13700H(レビュー機/バランス)
27990
Ryzen 7 7840HS
27986
Core i7-13700H(レビュー機/最適なパフォーマンス)
27908
Core i7-12700H
25710
Core i5-12500H
25490
Core i5-13500H
25438
Core i7-1360P
20652
Core i7-1260P
19117
Ryzen 7 7730U
18677
Core i5-1240P
17932
Core i7-1355U
16659
Core i5-1340P
16650
Ryzen 5 7530U
15632
Core i5-1335U
13676

 
レビュー機の CPU パフォーマンスは優秀です。

体感的にも非常にパワフルで、写真・動画編集など高負荷な処理でも快適なパフォーマンスが期待できます。

なお、電源モードを切り替えてもパフォーマンスに違いはありません。「バランス」モードでもパフォーマンスは最大化されるようです。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・NVIDIA GeForce RTX 4080 グラフィックス

・NVIDIA GeForce RTX 4070 グラフィックス

・NVIDIA GeForce RTX 4060 グラフィックス

・NVIDIA GeForce RTX 4050 グラフィックス

・NVIDIA GeForce RTX 3060 グラフィックス

・NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti グラフィックス

・NVIDIA GeForce RTX 3050 グラフィックス

・NVIDIA GeForce RTX 3050 with Max-Q グラフィックス

・NVIDIA GeForce RTX 2080 with Max-Q グラフィックス

・NVIDIA GeForce RTX 2060 with Max-Q グラフィックス

・NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti グラフィックス

・NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti with Max-Q グラフィックス

※当サイトで計測したスコアの平均値

 

3DMark Time Spy

Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Time Spy
RTX 4080
13681
RTX 4070
11494
RTX 4060
9976
RTX 4050
8852
RTX 3060
8397
RTX 2080 with Max-Q
7171
Arc A570M(レビュー機/最適なパフォーマンス)
6796
Arc A570M(レビュー機/バランス)
6681
RTX 2060 with Max-Q
5347
RTX 3050
5045
RTX 3050 with Max-Q
4954
RTX 3050 Ti
4460
GTX 1650 Ti
3687
GTX 1650 Ti with Max-Q
3229

 

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

漆黒のヴィランズ
RTX 4080
21157
RTX 4070
20181
RTX 4050
18717
RTX 3060
17750
RTX 4060
17322
RTX 2060 with Max-Q
14226
RTX 2080 with Max-Q
13815
Arc A570M(レビュー機/バランス)
13035
Arc A570M(レビュー機/最適なパフォーマンス)
13030
RTX 3050
12980
RTX 3050 Ti
11883
RTX 3050 with Max-Q
10004
GTX 1650 Ti
9694
GTX 1650 Ti with Max-Q
8740

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

 

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV
RTX 4080
11259
RTX 4070
9863
RTX 4060
9203
RTX 3060
7694
RTX 4050
7598
RTX 2060 with Max-Q
5441
RTX 3050
4721
RTX 3050 Ti
4216
RTX 2080 with Max-Q
4205
RTX 3050 with Max-Q
3780
Arc A570M(レビュー機/最適なパフォーマンス)
3636
GTX 1650 Ti
3612
Arc A570M(レビュー機/バランス)
3526
GTX 1650 Ti with Max-Q
3185

※高品質/解像度 1920×1080 で実施

 
インテル Arc A570M グラフィックスは、重量級ゲームのベンチマークではスコアがひかえめですが Time Spy や中量級ゲームのベンチマークは良好なスコアが出ています。

このことから、写真・動画編集などのクリエイティブ作業のほかミドルレンジクラスのゲームタイトルまでなら快適なパフォーマンスが期待できるでしょう。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは、PCIe/NVMe 対応の SSD(容量 1TB) を搭載しています。

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。

データ転送速度
レビュー機のデータ転送速度

※電源モードを「バランス」に設定したときの計測結果。「最適なパフォーマンス」での計測結果も同等です。

計測結果は優秀です。体感的にも高速にアクセスできていてファイルの読み書きもスムーズです。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・Victus 16 (Intel) 2023年モデル

・Victus 16 (AMD) 2023年モデル

・DELL G15 5530

・Legion Slim 5i Gen 8

※当サイトで計測したスコア(パフォーマンスモードに相当した設定でのスコア)

 
おもなスペックは以下のとおり。

スペック LAVIE NEXTREME
(レビュー機)
Victus 16
(Intel)
Victus 16
(AMD)
DELL G15 Legion Slim 5i
CPU インテル Core i7-13700H インテル Core i7-13700HX AMD Ryzen 7 7840HS インテル Core i7-13650HX インテル Core i5-13500H
メモリ 32GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ
ストレージ 1TB SSD 512GB SSD 512GB SSD 1TB SSD 512GB SSD
グラフィックス インテル Arc A570M NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop

 
ベンチマーク結果は以下のとおり。

Essentials
LAVIE NEXTREME(バランス)
8580
LAVIE NEXTREME(最適なパフォーマンス)
8805
Victus 16 (Intel)
10205
Victus 16 (AMD)
8159
DELL G15
9873
Legion Slim 5i
9752
目標値
4100
Productivity
LAVIE NEXTREME(バランス)
7118
LAVIE NEXTREME(最適なパフォーマンス)
6872
Victus 16 (Intel)
9595
Victus 16 (AMD)
8008
DELL G15
10792
Legion Slim 5i
9842
目標値
4500
Digital Contents Creation
LAVIE NEXTREME(バランス)
11291
LAVIE NEXTREME(最適なパフォーマンス)
11213
Victus 16 (Intel)
9424
Victus 16 (AMD)
10035
DELL G15
12247
Legion Slim 5i
11569
目標値
3450
Gaming
LAVIE NEXTREME(バランス)
13371
LAVIE NEXTREME(最適なパフォーマンス)
13338
Victus 16 (Intel)
21363
Victus 16 (AMD)
18611
DELL G15
17815
Legion Slim 5i
15474

※テスト項目説明

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 
レビュー機のスコアは優秀です。

とくに、クリエイティブ作業は比較対象のゲーミングノートと同等のパフォーマンスが期待できます。また、ゲームについてもミドルレンジクラスのゲームタイトルなら快適にプレイできそうです。

関連記事

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

※電源モードを「バランス」に設定して計測

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 
バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 2時間 19分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
32分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
54分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
1時間 54分

バッテリーを多く消費する条件とはいえスペックの「約9.7時間」にくらべると物足りなさを感じます。

検証では画面の明るさを最大にして実施しましたが、バッテリー駆動で使用するときは画面の明るさを下げ、バッテリー消費を抑える使いかたがよいでしょう。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・Victus 16 (Intel) 2023年モデル

・Victus 16 (AMD) 2023年モデル

・DELL G15 5530

・Legion Slim 5i Gen 8

※当サイトで計測した処理時間(パフォーマンスモードに相当した設定での処理時間)

 

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおり。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■検証結果

PhotoDirector
LAVIE NEXTREME(バランス)
34秒8
LAVIE NEXTREME(最適なパフォーマンス)
29秒8
Victus 16 (Intel)
29秒9
Victus 16 (AMD)
39秒6
DELL G15
33秒8
Legion Slim 5i
30秒0
Photoshop Lightroom
LAVIE NEXTREME(バランス)
17秒2
LAVIE NEXTREME(最適なパフォーマンス)
17秒1
Victus 16 (Intel)
17秒0
Victus 16 (AMD)
21秒2
DELL G15
13秒4
Legion Slim 5i
13秒5
Lightroom Classic
LAVIE NEXTREME(バランス)
22秒7
LAVIE NEXTREME(最適なパフォーマンス)
22秒6
Victus 16 (Intel)
22秒2
Victus 16 (AMD)
24秒0
DELL G15
22秒2
Legion Slim 5i
18秒9

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■検証結果

PowerDirector
LAVIE NEXTREME(バランス)
1分12秒0
LAVIE NEXTREME(最適なパフォーマンス)
1分10秒2
Victus 16 (Intel)
1分43秒7
Victus 16 (AMD)
1分5秒0
DELL G15
1分14秒5
Legion Slim 5i
1分10秒3

 
実際のソフトウェアを使った検証結果も優秀です。

とくに、LAVIE Direct NEXTREME Infinity のディスプレイは、高輝度・高色純度の有機ELディスプレイなのでシビアな色再現も可能です。写真・動画編集などクリエイティブな作業でも快適に活用することができそうです。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:25℃)

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

 

■測定結果

モード アイドル状態
(最小音量)
最大音量
下段はピーク時の音量推移
ベンチマーク中 動画エンコード中
バランス 34.8db 39.8db
(39db台)
40.4db
(40db前後)
最適なパフォーマンス 34.8db 39.0db
(38~39db)
40.2db
(39~40db)

 
■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 
アイドル時は静か。本体に耳を近づけて「サーッ」という音がかすかに聞こえる程度です。

高負荷な状態では「サーッ」という気流音が大きくなりますが、うるさく感じるほどではありません。

なお、負荷低減後、気流音がアイドル時の状態に戻るまでの時間は 1~2分くらいです。

※使用環境やパソコンの状態により異なります。

 

表面温度のチェック

表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。

・アイドル状態で10分放置後

・Youtube 動画 30分間視聴後

・10分間動画のエンコード実行後

・ファイナルファンタジーXV ベンチマーク(FHD・高品質)実行後

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※電源モードを「バランス」に設定して実施

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

 

■アイドル状態で10分放置

アイドル状態で10分放置の表面温度

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube 動画 30分間視聴後の表面温度

■10分間動画エンコード実行後

10分間動画エンコード実行後の表面温度

■ファイナルファンタジーXV実行後

ファイナルファンタジーXV実行後の表面温度

 
高負荷な状態(FF ベンチ以外)ではキーボード奥 中央寄りの表面温度が上がりやすいですがタイピングに影響はありません。ファイナルファンタジーXV ベンチ実行後は表面温度はそれなりに上昇するため、長時間ゲームをするときはコントローラーの使用がおすすめです。

パームレストは負荷状態にかかわらず本体内部の熱の影響をほとんど受けないところは好印象です。ゲーム以外の高負荷な状態ならキーボード操作をしても不快に感じることはないと思います。

なお、参考までにファイナルファンタジーXV ベンチマーク実行時のパーツ(CPUとdGPU)温度と動作周波数の推移は以下のとおり。

パーツ温度と動作周波数
ファイナルファンタジーXV ベンチマーク実行時(FHD・高品質)

高負荷な状態ではパーツ温度は 80度前後で推移し、動作周波数も安定して推移しています。デュアルファン冷却システムによって冷却効果が最大化されていることがわかります。

 

サウンド チェック

LAVIE Direct NEXTREME Infinity にはサウンドユーティリティソフト「ヤマハ AudioEngine」がインストールされています。

サウンドユーティリティソフト
サウンドユーティリティソフト(スピーカー設定)

コンテンツにあわせたプリセットが用意されており、お好みの音質にチューニングすることができます。

以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。

※プリセット「Music」で試聴

■スピーカー

・低音域は少し弱い感じはするが全体的には高音質。

・音声も明瞭に聴き取れる。

・音量マックスでも音割れしない。

■ヘッドホン

・音域全体が増幅されてメリハリの効いた厚みのあるサウンドになる。

また、ヤマハ AudioEngine には Meeting 機能も搭載されています。

サウンドユーティリティソフト
サウンドユーティリティソフト(Meeting 機能)

Meeting 機能を使えば、オンライン会議のときに周囲の雑音を除去し会話をスムーズに進めることができます。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 12.5秒 40.9秒 10.6秒
2回目 12.4秒 37.2秒 11.1秒
3回目 12.3秒 38.4秒 10.1秒
4回目 12.5秒 36.9秒 9.8秒
5回目 12.4秒 38.9秒 10.1秒
平均 12.4秒 38.5秒 10.3秒

 
起動とシャットダウンは体感的にも早いです。

再起動は時間がかかりますが、頻繁に行う処理ではないので処理待ちのストレスを感じることはないと思います。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows Update など状態により変動するので参考値としてください。

 

同梱品

LAVIE Direct NEXTREME Infinity の本体ほか付属品一式です。

同梱品一式 width=

同梱品リスト
・LAVIE Direct NEXTREME Infinity 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、LAVIE Direct NEXTREME Infinity のレビュー記事をお届けしました。

LAVIE Direct NEXTREME Infinity は、写真・動画編集などのクリエイティブ作業から軽めのゲームまで快適に使えるパフォーマンスを備えています。

価格は約25万円台(クーポン適用前の価格)~と お高めですが、デザイン・性能・使いやすさなど全体的な仕上がりは優秀です。総合的な満足度も非常に高く、仕事からプライベートまで末長く快適に使えるデバイスといえるでしょう。

高評価のポイント

  • 高い処理性能でクリエイティブ作業から軽めのゲームまで快適に使える
  • デュアルファン冷却システムにより高負荷時でもうるさくない
  • 16.0型OLED(有機EL)大画面ディスプレイは見やすく色鮮やかでキレイ
  • キーボードはとてもタイピングしやすい(配列は少しクセがあるが慣れれば問題なし)
  • 全体的な仕上がりは優秀で総合的な満足度も非常に高い

気をつけておきたい点

  • 電源モードは「バランス」のほうがパフォーマンスは最大化される

 
ラインナップしているモデルやカスタマイズ内容、価格などの最新情報はNEC直販サイト「NEC Direct」をご確認ください。

真正面

LAVIE Direct NEXTREME Infinity
税込 22万円台から
(メルマガ会員価格)

Check

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