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NEC『LAVIE Direct NM』2018年春モデルの実機レビュー 前編です。

『LAVIE Direct NM』は、軽くてコンパクトサイズながら使いやすさも兼ね備えた 12.5型モバイルノートです。

モバイルノートとして快適に使えるパフォーマンスも備え、高精細でキレイな映像や必要十分なインターフェースを実装しているなど、予想以上に使いやすいモデルです。

前編では、外観デザインや、スペック、ディスプレイ、キーボードなどのレビューを行います。

なお、後編では、『LAVIE Direct NM』の性能レビューを実施しています。

LAVIE Direct NM 正面

【 目 次 】
(前編)
外観について
スペックについて
ディスプレイ
キーボード&タッチパッド
(後編)
ベンチマーク
サウンド チェック
Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測
搭載ソフトウェア
付属品
まとめ

レビュー内容については 2018年3月24日時点のものです。
なお、レビュー機は NEC Direct からの貸出機です。

<参考>
今回レビューする『LAVIE Direct NM』は、NEC 直販サイト「NEC Direct」で販売中のカスタマイズモデルです。

使い方に合わせて、CPU、メモリ、ストレージなど、柔軟なカスタマイズが可能です。

カラーバリエーションは、「パールホワイト」「パールブラック」「メタリックピンク」の 3カラー。

レビュー機のスペック構成については「スペックについて」の章をご覧ください。

 

外観について

『LAVIE Direct NM』は薄くてコンパクト、スタイリッシュなデザインです。

メタリックピンクのボディカラーは派手派手しさのない少し落ち着いた色味で、オシャレな雰囲気も感じさせてくれるカラーです。

LAVIE Direct NM 正面(向かって斜め左)

LAVIE Direct NM 背面側(その1)

LAVIE Direct NM 背面側(その2)

天面を見てみます。

LAVIE Direct NM 天面(その1)

LAVIE Direct NM 天面(その2)

LAVIE Direct NM 天面(その3)

天面はサラサラとした感触で、メタリック調の質感は好印象です。

底面部をみてみます。

底面側(その1)

底面側(その2)

底面は「ユニボディ」といわれる一つのユニットで構成されています。

ユニボディの構造は一つのパーツで構成することで継ぎ目がなく見た目がスッキリとしているだけでなく、剛性にも優れています。

ちなみに、『LAVIE Direct NM』は 150kgfの面加圧試験をクリアしています。

<参考>
面加圧試験は、満員電車などで受けるバッグ内の圧迫を想定した試験です。単位の「kgf」は重量キログラムのことで、1kgの重さの物体から受ける重力の大きさを指しています。
『LAVIE Direct NM』は、天面に 150kg の重さの物体が乗っても耐えられる試験をクリアしているということですが、実際の使用において無故障、無破壊を保証するものではないので、大切に使いたいものです。

ゴム足は6箇所に実装されており、本体の安定性は良好です。

底面側ゴム足
矢印の指すところがゴム足

バッテリーは内蔵されており、取り外し不可です。なお、レビュー後編では、バッテリー駆動時間についてもチェックしています。

次に、ヒンジをみてみます。

ヒンジ(外側・拡大)

ヒンジ(外側・全体)

ヒンジ(内側)

ヒンジはシッカリとした作りでディスプレイのグラつきもありません。

前後左右の側面からみてみます。

前面側
前面側

背面側
背面側

左側面
左側面

右側面
右側面

『LAVIE Direct NM』はファンレス設計です。排熱のための排気口がありません。ファンの音がしないので静かな環境でも周囲に気兼ねなく使えるのも特徴の一つです。

次に、インターフェース等を見てみます。

インターフェースは背面側のみに実装されています。

インターフェース(背面側)

①盗難防止用ロック
②ヘッドフォン/ヘッドフォンマイク端子
③USB3.0コネクタ(パワーオフUSB充電機能対応)
④USB3.0コネクタ
⑤HDMI出力端子
⑥SDメモリーカードスロット
⑦DCコネクタ

メーカーによると、インターフェースを背面側に集約することで左右のスペースを有効に活用できるとのこと。

たとえば、USBメモリの抜きさしはわずらわしさを感じるかもしれませんが、左右にUSBメモリの出っ張りがない分、たしかに左右のスペースはスッキリします。

SDメモリーカードスロットは、プッシュロック式です。SD カードを挿入するときは押し込んでロックさせ、取り出すときはもう一度押し込むことでカードが飛び出す構造です。

SDカードスロット
右側の画像が SDカードをシッカリ挿し込んだ状態

電源ボタンは、キーボードの右奥にあります。(LEDは内蔵していません)

電源ボタン

電源ボタンのとなりある LED は、Caps Lock やバッテリ充電状態、電源オン/オフの状態を確認できる 状態表示LED ですす。

なお、オプションの「指紋センサ」は電源ボタンに内蔵されます。指紋センサを追加すれば、指先を電源ボタンにタッチするだけでパスワードを入力することなく Windows にサインインできます。

スピーカーは、底面部 前面側の左右に搭載されています。

スピーカー

Webカメラとマイクです。

Webカメラとマイク

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さイメージ
『LAVIE Direct NM』の高さを CD ケースと比較

『LAVIE Direct NM』は、CD ケース(通常サイズ)2枚分と同じくらいの高さで、分厚いという感じはありません。実測では 19~20(最厚部)mm です。

本体の大きさのイメージです。本体の下には A4コピー用紙、本体の上には B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ

『LAVIE Direct NM』は上左右のベゼル(ディスプレイのフレーム枠)が狭額縁なので本体はコンパクトです。本体の大きさは ほぼ A4サイズといって良いでしょう。

ちなみに、下の画像は、『LAVIE Direct NM』と同じ 12.5インチサイズで通常のベゼルのノートパソコンと大きさを比較しています。

本体の大きさイメージ(他機種との比較)

同じ 12.5インチサイズでも『LAVIE Direct NM』のコンパクトさが分かります。

次に、本体や電源アダプターなどの重さを計測してみます。

本体の重さは 917g。電源アダプターと電源コードの重さは、それぞれ 180g、52gです。

本体一式の重さ

1kg 未満の本体はとても軽いので持ち歩きもラクです。

本体の軽さイメージ

本体のほか、電源アダプターと電源コードを合わせても 1,149g です。

普段は本体だけを持ち歩き、バッテリーの残量が少ないときなどは電源アダプターや電源コードを一緒に持ち歩くこともラクにできます。

ちなみに、電源アダプターの最大出力は 約45W(20V, 2.25A)です。

電源アダプターの最大出力

省電力タイプなので大きさは手のひらサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

 

スペックについて

レビューに使用した『LAVIE Direct NM』のスペックです。

OS Windows 10 Home 64ビット
CPU 第7世代 インテル Core i7-7Y75 プロセッサー
メモリ 8GB(LPDDR3 SDRAM/オンボード 8GB、デュアルチャネル対応)
ストレージ SSD 約512GB (PCIe)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 12.5型ワイド LED IPS液晶 (広視野角・高輝度・ノングレア)(Full HD)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 615 (CPUに内蔵)
LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応
※オプションの USB-LAN変換アダプタ(RJ45×1に変換可能)装着時
ワイヤレス 11ac(867Mbps)対応ワイヤレスLAN(IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠)、Bluetooth Smart Ready(Ver.4.1)
Webカメラ HD解像度(720p)対応カメラ(有効画素数92万画素)、ステレオマイク内蔵
本体サイズ(W×D×H) 289×197.5×17.0mm (突起部、バンプ部除く)
質量 約 924g

CPUやメモリなど、ハードウェアの詳細な情報をキャプチャーした結果は次のようになります。

CPU-Z(CPU)
CPU

CPU-Z(Caches)
キャッシュ

CPU-Z(MainBoard)
メインボード

CPU-Z(Memory)
メモリ

GPU-Z(Graphics CPU内蔵)
グラフィックス(CPU内蔵)

CPU に搭載されている第7世代 インテル Core i7-7Y75 プロセッサーは、従来の「Core m」に相当する発熱量を抑えた低消費電力プロセッサーです。

低消費電力プロセッサーとはいえ、モバイルノートとしてなら、そこそこ快適に使える性能を備えています。(詳細は後編の「ベンチマーク」をご覧ください)

インテル ロゴ

 

ディスプレイ

『LAVIE Direct NM』のディスプレイは 12.5型ワイド フルHD ノングレア(非光沢)液晶です。

高輝度液晶なので、描画される映像は高精細かつ鮮やか、とてもキレイです。

ディスプレイに描画された映像(ハイビスカス)

ディスプレイに描画された映像(コスモス)

ディスプレイに描画された映像(花束)

ディスプレイの上左右ベゼルは狭額縁で、その幅は鉛筆の太さよりも狭いです。

左右ベゼルは狭額縁

ディスプレイの映り込み具合を見てみます。

画面映り込み(電源オフ時)

画面映り込み(電源オン時 その1)

画面映り込み(電源オン時 その2)

上記写真からもわかるように、描画される映像に関係することなく、映り込みを気にすることはないといって良いでしょう。

次に、視野角を確認してみます。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から45度の角度
右側 ディスプレイ面から45度の角度

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めから見る映像も鮮明でキレイです。

次が、ディスプレイを開くことができる最大角度。

ディスプレイを開くことのできる最大角度

次は、ディスプレイに表示される文字の大きさを確認してみます。

下の画像は、Microsoft Edge に 『LAVIE Direct NM』の製品ページを表示したものです。

Microsoft Edge に表示される文字の大きさ

Microsoft Edge の拡大設定でのデフォルト値は 125%です。

なお、Windows 設定のディスプレイに表示するテキストスケーリングの推奨値も 125% です。(基本的には Windows 設定のテキストスケーリングは Microsoft Edge の拡大設定に反映されます。)

Windows の設定でディスプレイに表示するテキストのスケーリング

12.5インチサイズのディスプレイにテキストスケーリング 125% は、筆者のように小さい文字が苦手なユーザーには少し見えにくく目が疲れやすく感じるかもしれません。

ただ、表示される文字が小さいと感じるなら、テキストスケーリングを 150%にすれば、目の負担も減り、ラクに見ることができます。表示される文字やウィンドウが極端に大きくなるわけでもなく、ちょうど良い感じで見ることができます。

 

キーボード&タッチパッド

『LAVIE Direct NM』のキーボードのレイアウトです。

キーボード全体(真上)

キーボード全体(左斜め)

キーボード全体(右斜め)

パームレストを手で触れた感触は天面と同じようにサラサラしています。指紋や皮脂の跡も目立ちにくく、メタリック調の質感は好印象です。

パームレスト

キートップの形状はほぼフラット。指先のフィット感は良好です。

キートップ

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は、仕様では 約19mm。(実測値も約19mm)

ただ、キーボードのホームポジションに両手を置いたときに少し狭さを感じるかもしれません。(女性なら狭さは感じないと思います)

キーボードに両手を置いたときのイメージ

本体がコンパクトなだけにキーボードが狭く感じるのは錯覚の可能性もあります。使っているうちに狭さは感じなくなりました。

キーストロークは、若干浅めですがシッカリとした打鍵感があります。(仕様では 約1.4mm)

キーストローク

キーを強めに押し込んだときには若干たわみを感じますが、よほど強い力でタイピングしない限りは、たわみは気にならないと思います。

また、[半角/全角]キーと[Fn]キーの配置が通常と異なる点や、キートップの形が全体的に横長など、はじめは多少の違和感があるかもしれません。

[半角/全角]キーポジション

[Fn]キーポジション

とはいえ、キーボードは使っているうちに慣れてくるものです。使い込んでいるうちに違和感もなくなってくると思います。

キーボードのタイピングのしやすさは、モバイルノートとしては、まずまずといえます。

なお、キーボードにはバックライトは搭載されていませんでした。

次がタッチパッド。

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプで、タッチパッドの大きさもちょうど良いサイズです。

タッチパッド(その1)

タッチパッド(その2)

タッチパッド(その3)

いたって普通のタッチパッドですが、スベリや反応も良く全体的な扱いやすさも良好です。

レビュー前編は以上です。

後編では、『LAVIE Direct NM』の機能・性能についてレビューしています。

 

 

 


NEC直販「NEC Direct」公式サイト
⇒ 『LAVIE Direct NM』製品ページ

 

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