正面斜め上

FMV LOOX WL1/G は、第12世代インテル Core プロセッサーを搭載したデタッチャブル型 2in1 モバイルノートPC です。

快適に使える使用感にくわえクリエイティブコネクトが便利!これまでの 2in1 ノートPC の概念が広がります。

有機ELディスプレイの採用や超薄型で超軽量ながら堅牢性にもすぐれているところもポイント。

■FMV LOOX WL1/G の特徴

  • 第12世代インテル Core プロセッサー搭載
  • 超薄型で超軽量ながら堅牢性にもすぐれたアルミ削り出しのボディ
  • ハイコントラストで色鮮やかな映像描画の有機ELディスプレイ(高輝度&高精細&広色域)
  • クリエイティブコネクトでほかのパソコンと連携することでセカンドディスプレイやペンタブレット、データ転送など利便性や作業効率が向上する
  • FMV LOOXキックスタンドを標準で同梱
  • FMV LOOXキーボード(オプション)はLIFEBOOK UHシリーズのキーボードと同等のタイプ感でタイピングしやすい
  • Wacom Linear Pen を採用した FMV LOOXペン(オプション)はなめらかなタッチで書き心地は秀逸

レビューではメーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/FMV LOOXキーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。なお、レビュー機は先行機のためベンチマーク結果など製品版と異なる可能性があります。

タブレットスタイル

レビューは 2022年10月12日時点の内容です。

 

スペック構成

FMV LOOX WL1/G は、使いかたや予算に合わせてカスタマイズが可能です。

おもなスペックは以下のとおり。

OS ■Windows 11 Pro 64ビット版
■Windows 11 Home 64ビット版
CPU ■インテル Core i7-1250U プロセッサー
■インテル Core i5-1230U プロセッサー
メモリ ■16GB [オンボード/増設・交換不可](デュアルチャネル対応)
■8GB [オンボード/増設・交換不可](デュアルチャネル対応)
メモリ仕様 LPDDR4X-4267
ストレージ ■約1TB SSD(PCIe)
■約512GB SSD(PCIe)
■約256GB SSD(PCIe)
■約128GB SSD(PCIe)
ディスプレイ 13.3型ワイド 有機ELディスプレイ タッチパネル式 高輝度・高色純度・広視野角・高速応答(フルフラットファインパネル) 解像度:1920×1080ドット
グラフィックス Intel Iris Xe Graphics (CPUに内蔵)
ワイヤレス Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax(2.4Gbps)対応)、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax準拠、MU-MIMO対応
カメラ、マイク 有効画素数(フロント:約207万画素 Windows Hello対応+リア:約1258万画素)オートフォーカス対応、デジタル(ステレオ)マイク内蔵
バッテリー駆動時間 約12.0時間 (JEITA 2.0)
本体サイズ(W×D×H) 307×190×7.2mm(突起部含まず)
本体質量 本体のみ:約599g
スタンド装着時:約742g
本体カラー ダークシルバー

カスタマイズ構成や価格、キャンペーンなど最新情報は、富士通FMV公式通販サイト「WEB MART」をご確認ください。

真正面

FMV LOOX WL1/G
税込 14万円台から

※価格は記事執筆時点

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外観チェック

洗練されたデザイン

FMV LOOX WL1/G は超薄型で洗練されたデザインです。

正面 右側

背面(キックスタンド) 左側

手で触れた感触はサラサラ、高級感ある仕上がりです。

正面真上

背面真上

本体の素材はアルミニウム。削り出しで成型されたボディは堅牢性(壊れにくさ)にもすぐれています。

正面斜め

背面斜め

背面のインフィニティマーク
インフィニティマークがアクセント

本体のカラーはダークシルバー。濃い目のシルバーでブラックに近い色合いです。指紋や皮脂の跡が意外に目立ちにくいところも好印象です。

FMV LOOX キックスタンドを標準で同梱。本体の背面にキックスタンドを付けることで FMV LOOX 本体を自立させられます。

キックスタンド(その1)

本体とキックスタンドは わりと強力なマグネットで装着されます。本体と位置を合わせる必要がなく、キックスタンドを本体背面に近づけると「バチン」とくっつきます。

スタンドの角度は無段階調節可能。

キックスタンドの角度は無段階

キックスタンドを最大に開くと画面の傾きはこんな感じ。

スタンドの最大角度

画面の傾きは実測でおよそ168度まで傾けられます。

キックスタンドの素材はマイクロファイバー調。外側は少しザラザラした粗目の感触、内側は細かい感触で本体背面を優しくガードしてくれます。

キックスタンド外側
キックスタンド外側

キックスタンド内側
キックスタンド内側

インターフェースは少ない

FMV LOOX のインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①スピーカー

②Thunderbolt 4 USB4 (Gen3) Type-Cコネクタ

③USB3.2 (Gen2) Type-Cコネクタ

USB Type-C ポートは映像出力や PD充電に対応しています。(2ポート共通)

■USB Type-C 対応表(当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W) △(低速充電)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

④スピーカー

電源ボタンは本体上部に実装されています。

インターフェース(上部)

⑤電源ボタン

⑥音量調節ボタン

FMV LOOX のインターフェースは USB Type-C 2ポートと少ないため、USB Type-A や HDMI、SDカードなどを使用するときは市販の USBハブで対応するとよいでしょう。

顔認証カメラ搭載

FMV LOOX は、顔認証カメラを搭載しています。

顔認証でサインイン
顔認証でサインイン

認証精度は良好で、パソコンの前にすわるだけで Windows にサインインできます。

背面側カメラはそこそこ高画質

背面側カメラはオートフォーカス付きでそこそこ高画質です。

仕様での画素数は 約1258万画素。

背面側カメラ

以下が、Windows 標準のカメラアプリで撮影した写真です。

背面側カメラ撮影写真
約30cmの距離から撮影(拡大なし)

背面側カメラ撮影写真(切り抜き)
上記の写真から被写体を切り抜いた画像

スリムで超軽量!

本体の大きさのイメージです。本体は下に A4コピー用紙(黄色の用紙)を置き、本体上に B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ
本体にキックスタンドとFMV LOOXキーボードを装着しています

本体の大きさは A4 と同じくらいのサイズでコンパクトです。

本体を閉じたときの高さのイメージです。

※CD ケース(通常サイズ)と比較(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

本体の高さ(本体のみ)
本体のみ

本体の高さ(本体+キックスタンド)
本体+FMV LOOXキックスタンド

本体の高さ(本体+キックスタンド+キーボード)
本体+FMV LOOXキックスタンド+FMV LOOXキーボード

本体のみの高さは 7.2mm (仕様)。キックスタンドやキーボードを装着しても CDケース 2枚より薄くとてもスリムです。

本体の重量を実測します。

本体の重さ

①本体のみ:592g

②本体+FMV LOOXキックスタンド:732g

③本体+FMV LOOXキックスタンド+FMV LOOXキーボード:1,020g

本体のみの重量は実測で 592g(仕様では 599g)。その軽さに驚きます。

本体は超軽量
こんな持ちかたをできるくらい超軽量!

キックスタンドやキーボードを装着しても 1kg くらいと超軽量!これなら持ち歩きもラクです。

電源アダプターの最大出力は 45W。その大きさは手のひらに収まるサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ実測

 

ディスプレイのチェック

ハイコントラストで色鮮やかな有機ELディスプレイ

FMV LOOX のディスプレイは有機ELパネルです。(解像度:1920×1080)

高精細でディスプレイに描画される映像は自然な色合いでキレイです。とくに、有機ELパネルはコントラスト比が高く、黒をより黒く表現できるため描画される映像全体が鮮明です。

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例

ブラウザに表示される文字の大きさ
文字の表示例

輝度は実測でディスプレイの明るさ設定 100 のとき「374 nit」。高輝度で見た目もかなりの明るさです。

トーンカーブは RGBともに理想的な45度の角度です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

色域の計測結果です。

色域色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 100.0% 157.6%
Adobe RGB 97.7% 116.8%
Adobe RGB 100.0% 116.1%

色調バランス・色域ともに優秀です。色再現性にすぐれているので写真編集やイラスト制作などシビアな色再現が必要なクリエイティブ作業にも活用できます。

 

狭額縁ベゼルで画面周りスッキリ

ベゼルは狭額縁です。

ベゼル
FMV LOOX のベゼル

とくに左右のベゼルは鉛筆の太さよりも細く、画面周りがスッキリしています。

 

映り込みはそれなりにある

FMV LOOX のディスプレイは光沢です。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)
映り込みはそれなりにある

映像の色味や照明の位置によっては映り込みが気になるかもしれません。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからでも映像をしっかり確認できます。

 

FMV LOOXキーボードのチェック

FMV LOOXキーボードはオプション(別売)ですが、使いやすさや本体の画面を保護するうえでも合わせて用意しておきたいアイテムです。

フルサイズでタイピングしやすい

FMV LOOXキーボードのレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

 

キーピッチ(キーの中心から隣りのキーの中心までの距離)は 約19mm(仕様)。

キーボードに両手を置いたときのイメージ
フルサイズでゆったり感がある

キートップは中央部分が少しへこんだ形状。サラサラした感触で質感も良好です。

キートップ

キーストロークはノートパソコンとして平均的な 約1.5mm(仕様)。タイプ感も良好でシッカリとした打鍵感でタイピングできます。

キーストローク
タイプ音は「タクタク」という音。音の大きさは普通

感覚的には LIFEBOOK UHシリーズのキーボードと同等のタイプ感でタイピングしやすいキーボードです。

FMV LOOXキーボードの底面側はマイクロファイバー調の素材でサラサラした感触です。

FMV LOOXキーボード底面側
FMV LOOXキーボード底面側はマイクロファイバー調

ちなみに、FMV LOOX 本体とのコネクタの形状はこんな感じ。

FMV LOOX 本体とのコネクタの形状
FMV LOOX キーボードのコネクタ部分

なお、バックライトは非搭載です。

質感のよいパームレスト

パームレストはサラサラしつつ少しシットリとした感触で質感も良好です。

パームレスト
パームレストは細かなストライプの凹凸デザイン

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが独立したタイプです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

手触り感は良好でスベリもなめらかです。全体的に扱いやすいのですが、サイズは小さめなので手の大きい男性はジェスチャー操作がやりにくいかもしれません。

 

FMV LOOXペンのチェック

FMV LOOXペン(オプション)の書き心地をチェックします。

FMV LOOXペン

FMV LOOXペンは、ワコムの次世代 Active ES (AES)ペン技術による「Wacom Linear Pen(ワコムリニアペン)」を採用しています。

Wacom Linear Pen の大きな特徴は以下のとおり。

・ペン先がシャープなので描画ポイントが見やすい

・ホバー(ペンが空中にある状態での追随)精度を画面の隅々まで維持できる

・4,096段階の筆圧検知や傾き検知に対応

・ペンの傾きによる座標のズレが抑えられている(さまざまなペンの持ちかたに対応)

なめらかなタッチで書き心地の良さは「さすが」の一言。手書きメモのほかイラスト作成にも活用できます。

FMV LOOXペンの使用イメージ(メモ)

FMV LOOXペンの使用イメージ(イラスト)

ペンの充電は付属の USB Type-C ケーブルで充電できます。

FMV LOOXペンの充電

上記写真では本体の USB Type-C ポートから充電していますが、PD 充電器から充電しても良いでしょう。

FMV LOOXペンは、ディスプレイ右側にマグネット式でくっつけられます。

FMV LOOXペンは本体にくっつく
くっつく強度は意外に強い

なお、FMV LOOXペンの同梱物は以下のとおりです。

FMV LOOXペン同梱物

・FMV LOOXペン

・替え芯 3本

・芯抜き

・USB ケーブル(Type-C to Type-C)

・取扱説明書

 

クリエイティブコネクトのチェック

クリエイティブコネクト機能を使ってほかのパソコンと接続すれば、接続先パソコンのキーボードやマウスから FMV LOOX を操作できたり、FMV LOOX をペンタブ代わりに使えたりなどとても便利に使えます。

セットアップ方法

クリエイティブコネクトのソフトウェアは接続先PC にもインストールする必要があります。

クリエイティブコネクトのセットアップファイル(setup.exe)は FMV LOOX内の所定フォルダから実行するか、公式サイトからインストーラをダウンロードしてください。

■FMV LOOX内のセットアップファイルからインストールする場合

FMV LOOX 内のセットアップファイル(setup.exe)は、接続先PC から「ネットワーク」で LOOXのコンピューターを開き「\HeroDoc\Installer」フォルダ内に存在します。setup.exe を実行することで接続先PC にクリエイティブコネクトがインストールされます。

■公式サイトからインストーラをダウンロードする場合

下記リンクに記載されている手順に従ってダウンロード・インストールしてください。

Check

Google Chrome でダウンロードできないときは、Microsoft Edge を使用してください。
筆者のPC環境の場合、Google Chrome ではダウンロードできませんでしたが Microsoft Edge でダウンロードできました。

クリエイティブコネクトの使いかたはかんたんです。

FMV LOOX と接続先PC、両方のパソコンでクリエイティブコネクト起動しておき付属の USB ケーブル(Type-C to Type-C)を接続するだけです。両方のパソコンの右端にクリエイティブコネクトのメニュー画面が表示されたら接続完了です。

USB ケーブル接続

Check

FMV LOOX の USB Type-C ポートは USB3.2(Gen2)Type-C (下側の Type-C)を使用してください。Thunderbolt 4 USB4(Gen3)Type-C ポートはクリエイティブコネクトに対応していません。

FMV LOOX 使用可能ポート

詳細は公式サイトの FMVサポート Q&A「クリエイティブコネクトについて」をご覧ください。

クリエイティブコネクトでできること

クリエイティブコネクトで操作可能なメニューは以下のとおり。

クリエイティブコネクトのメニュー
クリエイティブコネクトの操作メニュー

PC画面を拡げる/複製する

接続先PC側から FMV LOOX をセカンドディスプレイとして複製モードで使用します。

PC画面を拡げる(複製)
PC画面を拡げる/複製する

FMV LOOX側のキーボードやマウスからも接続先PC の画面を操作することができますが、FMV LOOX 内の操作はできません。

接続先PC の画面を共有して相手側に説明するときに便利です。

PC画面を拡げる/拡張する

接続先PCの画面を拡張し、FMV LOOX を接続先PC のセカンドディスプレイとして使用します。

PC画面を拡げる(拡張)
PC画面を拡げる/拡張する

接続先PC側でディスプレイの設定画面(Windows標準)が自動表示され、拡張ディスプレイの配置を設定変更できます。

FMV LOOX側のキーボードやマウスは操作不可ですが、FMV LOOX のペン入力機能を使用して接続先PCのペンタブレットとして使うときにも便利です。

LOOX画面を拡げる/複製する

FMV LOOX側から接続先PCをセカンドディスプレイとして複製モードで使用します。

LOOX画面を拡げる(複製)
LOOX画面を拡げる/複製する

接続先PC側のキーボードやマウスからも FMV LOOXの画面を操作することができますが、接続先PC内の操作はできません。

FMV LOOX の画面を共有して相手側に説明するときに便利です。

LOOX画面を拡げる/拡張する

FMV LOOX の画面を拡張し、接続先PCを FMV LOOX のセカンドディスプレイとして使用します。

LOOX画面を拡げる(拡張)
LOOX画面を拡げる/拡張する

FMV LOOX側でディスプレイの設定画面(Windows標準)が自動表示され、拡張ディスプレイの配置を設定変更できます。

FMV LOOX の画面を接続先PC の大画面モニターで拡張するときに活用できます(接続先PC側のキーボードやマウスは操作不可)。

PCとLOOXを併用する/デュアルPCモード

接続先PC側のキーボードやマウス、タッチパッドなど入力デバイスを使って PC と FMV LOOX の操作ができます。

PCとLOOXを併用する
PCとLOOXを併用する/デュアルPCモード

FMV LOOX のキーボードがなくても接続先PCのキーボードで操作できるところがポイント。ファイルやフォルダをドラッグ操作で双方向にコピーできるところも便利です。

 

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは FMV LOOX の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPU インテル Core i7-1250U プロセッサー
メモリ 16GB (オンボード、LPDDR4X-4267)
ストレージ 約512GB SSD(PCIe)
グラフィックス Intel Iris Xe Graphics

評価に使用したベンチマークは以下のとおりです。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark Time Spy
ストレージ性能 CrystalDiskMark
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークの実施にあたっては、電源オプションの電源プランを「FUJITSU」に設定し、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」の2モードで実施しています。

電源プラン
電源プランの設定

電源モード
電源モードの設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1260P プロセッサー

・インテル Core i5-1240P プロセッサー

・インテル Core i5-1235U プロセッサー

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5800U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5600U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20

CPU
Ryzen 7 5800U
3535 pts
Core i7-1260P
3387 pts
Ryzen 7 5700U
3330 pts
Core i5-1240P
3297 pts
Ryzen 5 5600U
2999 pts
Ryzen 5 5500U
2665 pts
Core i5-1235U
2432 pts
Core i7-1165G7
1908 pts
Core i5-1135G7
1783 pts
Core i7-1250U(レビュー機/バランス)
1620 pts
Core i7-1250U(レビュー機/最適なパフォーマンス)
1575 pts
Core i3-1115G4
1121 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)

CPU Mark
Core i7-1260P
19158
Ryzen 7 5800U
18835
Core i5-1240P
17420
Ryzen 7 5700U
17115
Ryzen 5 5600U
16487
Ryzen 5 5500U
12667
Core i5-1235U
12399
Core i7-1165G7
11270
Core i7-1250U(レビュー機/バランス)
10880
Core i5-1135G7
10823
Core i7-1250U(レビュー機/最適なパフォーマンス)
10403
Core i3-1115G4
6510

レビュー機のベンチマークスコアはひかえめですが、低すぎるわけではなくスコア的には十分快適に使えるレベルです。

ネット・メール・オフィスソフトなど一般的な使いかたは十分なパフォーマンスで活用できます。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1260P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1240P搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1235U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-1115G4搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5800U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5600U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5500U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark Time Spy

Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Time Spy
インテル Iris Xe(Core i7-1260P)
1855
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
1565
インテル Iris Xe(Core i5-1240P)
1534
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
1496
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
1375
AMD Radeon(Ryzen 7 5800U)
1364
インテル Iris Xe(Core i5-1235U)
1243
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
1127
インテル Iris Xe(レビュー機/最適なパフォーマンス)
986
インテル Iris Xe(レビュー機/バランス)
967
インテル UHD(Core i3-1115G4)
886
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
868

 

グラフィックスのベンチマークもひかえめです。

とはいえ、オンライン会議やペンの描画などには十分な性能で、しっかり使えるパフォーマンスが期待できます。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは NVMe対応の SSD(容量:256GB)を搭載しています。

CrystalDiskMark を使ったデータ転送速度の計測結果は以下のとおり。

データ転送速度
データ転送速度(CrystalDiskMark で計測)

※電源モードを「バランス」で計測した結果。最適なパフォーマンスで計測した場合でも結果に大きな違いはない

計測結果が示すとおり、データアクセスも超高速で Windows やアプリの起動も早いです。

参考までに、SSD は大容量になるほどデータ転送速度が速くなる傾向があります。目安として 512GB以上で速度の違いが顕著になってきます。

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 4時間 58分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
27分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
52分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
1時間 48分

バッテリーを多く消費する条件とはいえ 5時間くらいの駆動時間は少し物足りなさを感じます。

バッテリー駆動で使うときは電源の設定や画面の明るさを調整するなど適度な設定にするとよいでしょう。とくに、画面の明るさはバッテリーの消費に大きく影響します。

また、バッテリーは急速充電に対応しています。バッテリー残量が少ないときでも短時間で充電できればアクティブに使えます。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種の処理時間と比較します。

・Core i7-1250U搭載機

・Core i5-1235U搭載機

※当サイトで計測した処理時間(平均値)

おもなスペックは以下のとおり。

スペック FMV LOOX
(レビュー機)
Core i7-1250U
搭載機
Core i5-1235U
搭載機
CPU インテル Core i7-1250U インテル Core i7-1250P インテル Core i5-1235U
メモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 8GBメモリ
ストレージ 512GB SSD (NVMe) 1TB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe)
グラフィックス Intel Iris Xe Intel Iris Xe Intel Iris Xe or Intel UHD

※第12世代インテル Core i7/i5 の内蔵グラフィックスは、メモリ構成によって動作するグラフィックスが決定されます。(デュアルチャネル構成の場合 Intel Iris Xe、シングルチャネル構成の場合 Intel UHD)

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
FMV LOOX(バランス)
1分6秒8
FMV LOOX(最適なパフォーマンス)
57秒7
Core i7-1250U搭載機
55秒4
Core i5-1235U搭載機
55秒1
Photoshop Lightroom
FMV LOOX(バランス)
34秒0
FMV LOOX(最適なパフォーマンス)
30秒8
Core i7-1250U搭載機
26秒3
Core i5-1235U搭載機
34秒3
Lightroom Classic
FMV LOOX(バランス)
51秒8
FMV LOOX(最適なパフォーマンス)
51秒2
Core i7-1250U搭載機
38秒4
Core i5-1235U搭載機
37秒3

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
FMV LOOX(バランス)
3分37秒2
FMV LOOX(最適なパフォーマンス)
3分34秒6
Core i7-1250U搭載機
2分49秒1
Core i5-1235U搭載機
2分39秒5

 

実際のソフトウェアを使ったレビュー機のクリエイティブ性能はまずまずです。

ただ、動画エンコードのような高負荷な状態が長く続く処理ではファンレス構造のためか排熱面でパフォーマンスを抑えめにする傾向があるようです。

とはいえ RAW現像については比較対象機にくらべ処理時間が少しかかるものそれほど大きな差はありません。有機ELディスプレイの色再現性の高さを活かすような写真編集にも十分活用できそうです。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

FMV LOOX はファンレスのため高負荷なときも静かです。

 

表面温度のチェック

アイドル状態、動画視聴時、動画エンコード時の表面温度の測定結果です。

※単位:℃、測定時の室温:24℃

※写真の左が FMV LOOXキーボード、右が本体背面側の計測結果

■アイドル状態で10分放置

アイドル状態で10分放置の表面温度

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube 動画 30分間視聴後の表面温度

■10分間動画エンコード実行後

10分間動画エンコード実行後の表面温度

 

FMV LOOXキーボード上は本体の熱の影響はありませんが、本体背面側は中央部分から下部にかけて温かさを感じます。

タブレットスタイルで手持ちするときは高負荷な作業は避けた方がよいでしょう。

 

サウンド チェック

FMV LOOX はステレオスピーカー4個の搭載にくわえサウンドユーティリティソフト「Waves MaxxAudio」をプリインストールしています。

サウンドユーティリティソフト

Waves MaxxAudio を使えば音楽/映画/音声の各コンテンツにあわせたプリセットのほかイコライジング機能でお好みの音質にチューニングすることもできます。

実際にサウンドを聴いてみた印象としては、低音域から高音域まで広い音域を再現しており高音質です。やや高音域が強めに出ている印象はありますが大きな違和感はなくカジュアルに高音質サウンドを楽しめます。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

※起動、再起動はサインイン画面表示までの時間

起動 再起動 シャットダウン
1回目 15.4秒 32.5秒 12.8秒
2回目 14.7秒 34.3秒 11.3秒
3回目 15.4秒 35.0秒 13.4秒
4回目 14.8秒 32.3秒 11.8秒
5回目 14.6秒 34.2秒 11.2秒
平均 15.0秒 33.7秒 12.1秒

起動やシャットダウンは体感的にも早いです。

再起動についてはバラツキがあり少し時間がかかりますが、頻繁に行う処理ではないので処理待ちのストレスを感じることはないでしょう。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

FMV LOOX の本体ほか同梱品一式です。

同梱品一式
同梱品
・FMV LOOX本体
・FMV LOOXキックスタンド
・USB ケーブル(Type-C to Type-C)
・電源アダプター
・電源コード
・マニュアル類(製品版に同梱)

 

まとめ

以上、FMV LOOX WL1/G のレビュー記事をお届けしました。

FMV LOOX のベンチマークによる性能評価は少しひかえめですがファンレスタイプとしては許容範囲。実際の使用感も良好で十分快適に使えるパフォーマンスです。

オプションの FMV LOOXキーボードや FMV LOOXペンの使用感も良好。セットで使うことで使い勝手が格段に向上します。

また、クリエイティブコネクトはとても便利な機能で、メインPC と連携することでパソコン活用の幅を広げてくれるところも好印象。とくに外出先に FMV LOOX を持ち出して自宅ではメインPC と連携してクリエイティブ作業を行うときに利便性の高さを感じるのではないでしょうか。

まさに FMV LOOX はアクティブに使えるクリエイティブな 2in1ノートPC といえます。

 

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真正面

FMV LOOX WL1/G
税込 14万円台から

※価格は記事執筆時点

 

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