HP ProBook 4 G2a 16 AI PC レビュー:広い作業領域とAI機能を備えた 16インチビジネスノート

 

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貸出機材提供:株式会社日本HP

正面斜め(背景付き)

日本HPが販売する HP ProBook 4 G2a 16 AI PC は、AMD Ryzen AI 400 シリーズ プロセッサーを搭載した 16型ビジネスノートPCです。

最大50TOPS の NPUを備え、Copilot+ PC に対応。リコール機能やリアルタイム翻訳などのAI機能をローカルで実行できるほか、法人向けのセキュリティ機能も利用できます。

本機は16型の大画面ディスプレイを搭載しており、その広い表示領域により、複数の資料やウィンドウを並べて表示しながら作業を進められる点が大きな特徴です。

さらに、有線LANやHDMI、USB Type-Cなど豊富なインターフェースにくわえ、5MP AI Webカメラや指紋認証センサー・顔認証カメラを標準で搭載。ビジネスシーンでの使い勝手にも配慮された構成に仕上げられています。

■HP ProBook 4 G2a 16 AI PC の特徴

  • AMD Ryzen AI 400 シリーズプロセッサーを搭載(最大50TOPS の NPU)
  • Copilot+ PC に対応
  • 大画面ノートでも薄型でスタイリッシュなデザイン
  • MIL-STD 810H の19項目をクリアした頑丈なボディ
  • WUXGA(1920×1200)アスペクト比 16:10 の非光沢ディスプレイ
  • タイピングしやすいキーボード
  • 5MP AI Webカメラを搭載(プライバシーシャッター付き)
  • 指紋認証センサーと顔認証カメラを標準搭載
  • 有線LAN や HDMI、USB Type-Cなど豊富なインターフェースを搭載

本記事では、メーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(背景付き)

レビューは 2026年10月24日時点の内容です。

 

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC のスペック構成

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC のおもなスペック構成は以下のとおり。

OS Windows 11 Pro
CPU ■AMD Ryzen AI 5 430 プロセッサー
■AMD Ryzen AI 7 450 プロセッサー
メモリ ■16GB(8GB×2)SO-DIMM DDR5-5600
■16GB(16GB×1)SO-DIMM DDR5-5600
■32GB(32GB×1)SO-DIMM DDR5-5600
ストレージ ■256GB M.2 SSD (PCIe NVMe)
■512GB M.2 SSD (PCIe NVMe)
ディスプレイ 16.0インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ(非光沢パネル、最大解像度 1920×1200ドット、最大輝度 300cd/m2、LEDバックライト)
グラフィックス ■AMD Radeon 840M グラフィックス (Ryzen AI 5 430 内蔵)
■AMD Radeon 860M グラフィックス (Ryzen AI 7 450 内蔵)
LAN RTK GBE Ethernet コントローラー(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)
無線LAN/ Bluetooth Mediatek RZ616 Wi-Fi 6E 802.11a/b/g/n/ac/ax (アンテナ数:送信2、受信2) (Wi-Fi準拠) + Bluetooth 5.3
WWAN なし
カメラ 5MP AI Webカメラ(HP Auto Frame)、IRカメラ(Windows Hello対応)、プライバシーシャッター付き
指紋センサー パームレストに内蔵(Windows Hello対応)
バッテリー駆動時間 JEITA測定法Ver3.0:9時間42分 (動画再生時) / 16時間49分 (アイドル時)
本体サイズ(W×D×H) 約 359.40×251.00×19.90-20.40(最厚部)mm
本体質量 約 1.89kg~

 
詳しいスペックや価格などの最新情報は日本HP公式サイトをご確認ください。

アイキャッチ

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC
税込 18万円台から

※HP ProBook 4 G2a 16 AI PC は法人向けモデルですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入できます。

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外観

大画面でもスタイリッシュなデザイン

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC は、ビジネス向けの大画面ノートながらスタイリッシュな外観です。

正面側(左振り)

背面側(右振り)

本体カラーはシルバー。ナチュラルな色合いで、ビジネスシーンにもなじみやすいデザインです。

天面真上

天面斜め

筐体の素材にはアルミニウムを採用。軽さと剛性を兼ね備え、米国防総省が定めるMIL規格「MIL-STD 810H」の19項目をクリアしています。

スタイリッシュなフォルム

手触りはサラサラとしており、指紋や皮脂の跡が目立ちにくい印象です。

ロゴ
天面の hpロゴと背面ヒンジ部分の ProBook ブランドロゴがアクセント

なお、製品の主要部品の素材には、リサイクルされたアルミニウムやプラスチックなどの再生素材が使用されています。表面の質感やエッジの処理も丁寧で、ビジネス向けモデルらしい落ち着いたデザインに仕上げられています。また、環境配慮に取り組んでいる点も特徴です。

 
大画面ノートでも本体はスリムです

スリムボディ(手前側)

スリムボディ(背面側)
本体はスリム

 
底面カバーは継ぎ目のないシンプルなデザインです。見た目はシンプルながら剛性にすぐれた構造です。

底面真上

底面(斜め)

ゴム足は、前面側と背面側に、左右にまたがる形で配置されており、設置時の安定感はしっかりしています。

排気口はヒンジのあいだに配置されています。

排気口
排気口(ヒンジのあいだ)

背面側のゴム足は、排気口から出された温かい空気が再び吸気口に入り込むのを防ぐ役割も兼ねています。

底面側から見た排気口
吸気口(底面カバー側)と排気口

これにより本体内部の冷却が効果的に行われ、長時間使用でも安定した動作が期待できます。

 

必要十分なインターフェース

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC は、USB Type-A や Type-C、LANポート、HDMI など主要インターフェースを備えています。

インターフェース(右側面)

右側面

①USB Type-A 5Gbps signaling rate (Powered)

②LANポート(RJ45)ギガビット対応

③ナノセキュリティロック ケーブル用スロット(約2.5 × 6mm)

インターフェース(左側面)

左側面

④HDMI 2.1

⑤USB Type-A 5Gbps signaling rate (Powered)

⑥USB Type-C 10Gbps signaling rate (USB Power Delivery、DisplayPort 1.4)×2

⑦コンボステレオヘッドフォン/マイクジャック

また、USB Type-Cポートの映像出力およびPD充電への対応状況を検証した結果は以下のとおりです。

■USB Type-C 対応表(2ポート共通:当サイトの検証結果)

映像出力 〇(4K出力可能)
PD充電器(30W) ×(画面表示は低速充電だがバッテリー残量に変化なし)
PD充電器(45W) △(低速充電)
PD充電器(65W) △(低速充電)

検証機器による相性の可能性もありますが、今回の検証では 65W の PD充電器でも低速充電のメッセージが表示されました。ただ、充電自体は行われており、実用上の支障は感じませんでした。

なお、HDMI 出力端子は 4K に対応しており、外部ディスプレイへの高解像度出力が可能です。

 

電源ボタンはキーボード右上に実装

電源ボタンはキーボード右上に実装されています。

電源ボタン
電源ボタンは LED内蔵

キーの一部としてレイアウトされているため、誤操作が気になるところです。しかし実際に確認したところ、電源ボタンの押下では ほかのキーより少しだけ重い感覚がありました。また、既定の設定では、1秒未満の短押しでは反応しません。ただし、1~2秒程度ならスリープへ移行し、さらに長押しすると、強制的に電源オフされます。

 

高解像度カメラと Windows スタジオ エフェクト

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC の Webカメラは 5MP(約500万画素)の高精細な AIカメラを搭載。Windows スタジオエフェクト機能も搭載されています。

ビデオコントロール
Windows スタジオ エフェクト

Windows スタジオ エフェクトは、被写体を自動で追従するフレーミングや 明るさ調整、背景ぼかしなど、オンラインコミュニケーションをアシストしてくれる便利な機能です。

ここで活躍するのが NPU です。これらの処理を実行している間は NPU の使用率が上昇し、AI 処理がローカルで動作していることが確認できます。

タスクマネージャー
Windows スタジオ エフェクト実行中の NPU 使用状況

搭載されるプロセッサーの NPU は最大 50TOPS で、Windows スタジオ エフェクトの動作はスムーズでした。

 

顔認証カメラと指紋センサーを標準搭載

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC は、顔認証カメラと指紋センサーを標準で搭載しています。

顔認証
顔認証でサインイン

指紋認証
指紋認証でサインイン

顔認証と指紋認証は併用が可能で、認証精度はいずれも良好です。Windows へのサインインもスムーズです。

また、カメラには「プライバシーシャッター」が付いています。

カメラシャッター
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断

シャッターはスライド式(手動)ですがスムーズなスライドが可能。オンライン会議などで周囲を映したくない場面でもスムーズに操作できます(切替スイッチはカメラの上側)。

なお、プライバシーシャッターでカメラを閉じていると顔認証機能は使えませんが、指紋認証でサインインすることができます。

状況に応じて顔認証と指紋認証を使い分けられるため、セキュリティを確保しつつ、スムーズにサインインが行えます。

 

存在検知機能を搭載

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC は、存在検知機能(プレゼンスセンシング)を搭載しています。

プレゼンス センシング
存在検知の設定

プレゼンス センシング
存在検知の詳細設定画面

プレゼンスセンシングは、離着席時にパソコン画面を自動でロック/解除できる機能です。顔認証情報を登録しておけば、着席時に自動で顔認証機能が起動し、そのままサインインできます。

日々の業務においても、利便性の高さにくわえプライバシーやセキュリティの強化にも役立ちます。

 

スピーカーは底面前方に搭載

スピーカーは底面前方の左右に配置されています。

スピーカー
スピーカーは底面側 前面の左右に搭載

スピーカー
スピーカーの拡大写真

スピーカーから出力されるサウンドは、低音域が少しひかえめですが、全体的な音質は良好です。音声は聞き取りやすく、Web会議や動画視聴でも不満を感じることはないでしょう。

 

B5ノートを 2冊並べたくらいのサイズ感

本体の大きさのイメージは以下のとおり。本体のサイズ感をイメージしやすいように、B5 ノートを本体の下に並べて置いてみました。

本体の大きさイメージ
レビュー機の本体サイズ感

フットプリントは B5ノートを 2冊並べたくらいのサイズ感で、16型ながら設置面積は比較的コンパクトです。

 
レビュー機の本体を閉じたときの高さのイメージは以下のとおり。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

ゴム足を含めた本体の高さは実測で 約23mm(最厚部)。上記写真のとおり、CDケース 2枚より少し厚みのある程度で、16型ノートとしてもスリムです。

また、本体や電源アダプターなど質量の実測値は以下のとおりです。

質量 (実測)

・本体:1,795g
・電源アダプター:226g
・電源コード:121g
・ウォールマウントプラグ:41g

本体の質量は、スタンダードな 16型ノートとしては標準的です。日常的な持ち運びは厳しいものの、ちょっとした外出や部屋間の移動は十分可能です。

電源アダプターの最大出力は 65W。その大きさは手のひらに収まるくらいのサイズです。

電源アダプターの大きさイメージ

電源アダプターの大きさ実測

なお、ウォールマウントプラグを電源アダプターに装着すれば、電源アダプターをコンセントに直付けできます。

ウォールマウントプラグ

 

ディスプレイのチェック

日常利用には十分な表示品質

レビュー機のディスプレイは LG Philips 製の液晶パネル[型番:LGD07E2]が採用されています。彩度はやや控えめですが、自然な色合いで表示され、日常的な利用には十分な表示品質です。

描画イメージは以下のとおり。

映像(気球)
画像の表示例(その1)

映像(紅葉)
画像の表示例(その2)

テキスト
テキストの表示例

テキスト拡大
テキスト表示を拡大

 
トーンカーブは以下のとおり。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「329 nit」で、室内利用には十分な明るさです。

 
色域の計測結果は以下のとおり。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率 比
sRGB 65.8% 66.0%
Adobe RGB 48.9% 48.9%
DCI-P3 46.6% 46.6%

色域はやや狭めで、写真編集など色の正確さが求められる用途には不向きですが、オフィスワークやWeb閲覧、オンライン会議といった日常的な作業には十分な表示品質です。より正確な色再現を求める写真編集などの作業には広色域の外部モニターを併用するとよいでしょう。

 

16型サイズは 15.6型より意外に大きい

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC のディスプレイサイズは 16型。少し前までスタンダードノートの主流だった 15.6型ノートパソコンのディスプレイサイズと比較してみます。

ディスプレイサイズ比較
ディスプレイサイズ比較
(15.6型ノートと比較)

16型のディスプレイは 15.6型より一回り大きいことが分かります。

 

狭額縁ベゼル

ベゼルは狭額縁です。

狭額縁ベゼル

上部ベゼルはカメラユニットが組み込まれているため多少の厚みがあります。一方で、左右のベゼルは鉛筆の太さより狭く、画面周りはすっきりとしています。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC のディスプレイは非光沢液晶を採用しているため、映り込みは写真のとおり、かなり抑えられています。黒系の映像でも、映り込みはほとんど気になりませんでした。

 

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、画面の内容をはっきり確認できます。

 

天面は ほぼフラットまで開くことができる

天面はほぼフラットまで開くことができます。

ディスプレイの最大角度

ディスプレイがフラットになれば、打ち合わせなどでの画面共有に便利です。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC のキーボードは、標準的なキー配列を採用しています。

キーボードレイアウト

テンキーも 4列レイアウトで、こちらも標準的です。

キーボードレイアウト

キーピッチは、仕様上は19mmですが、実測ではおよそ18mmでした。ただし実際に使用した印象としては窮屈な感じはありませんでした。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップの形状は中央がわずかにへこんでいます。表面は少しツルツルとした感触で、指先のタッチ感は良好です。

キートップ

キーストロークの仕様は 1.5±0.2mmで標準的な深さです。

キーの押し込みや跳ね返りのバランスもよく、しっかりとした打鍵感を得られます。

キーストローク

タイプ音は「タクタク」という音で静音性も良好。長時間の入力でも疲れにくく、快適にタイピングできるキーボードです。

なお、キーボードバックライトは搭載されていません。

 

質感のよいパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で、上質感ある仕上がりです。

パームレスト

指紋や皮脂の跡も目立ちません。

 

なめらかなスベリのタッチパッド

タッチパッドはツルツルとした感触で、スベリもなめらかです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

大きめのサイズで、クリック(タップ)やジェスチャー操作も行いやすいです。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィックス・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

CPU AMD Ryzen AI 7 450 プロセッサー
メモリ 16GB(8GB×2)SO-DIMM DDR5-5600
ストレージ 512GB M.2 SSD (PCIe NVMe)
グラフィックス AMD Radeon 860M グラフィックス

 
評価に使用したベンチマークは以下のとおり。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark Time Spy
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

ベンチマークの実行にあたっては電源オプションの電源プランを「HP Optimized (Modern Standby)」に設定し、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」の2モードそれぞれで実施しています。

電源オプション
電源プランの設定

電源とバッテリー
電源モードの設定

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R23(マルチコア/シングルコア)と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・AMD Ryzen AI 7 450 プロセッサー

・AMD Ryzen AI 5 435 プロセッサー

・AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサー

・AMD Ryzen AI 5 340 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 250 プロセッサー

・AMD Ryzen 5 230 プロセッサー

・AMD Ryzen 7 8840U プロセッサー

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255H

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 228V

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255U

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225U

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H

・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U

・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U

※当サイトで計測したスコアの平均値

 

CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]

CINEBENCH R23 (マルチコア)
Core Ultra 7 255H
16564 pts
Ryzen AI 7 450
15353 pts
Ryzen AI 7 350
13174 pts
Ryzen 7 250
12323 pts
Ryzen 7 8840U
12259 pts
Core Ultra 7 155H
12190 pts
Ryzen AI 5 340
12186 pts
Ryzen AI 5 435
11583 pts
Ryzen 5 230
11553 pts
Ryzen AI 7 450 (レビュー機/最適なパフォーマンス)
11381 pts
Ryzen AI 7 450 (レビュー機/バランス)
10878 pts
Core Ultra 5 228V
9973 pts
Core Ultra 5 125H
9920 pts
Core Ultra 7 258V
9873 pts
Core Ultra 7 255U
9788 pts
Core Ultra 7 155U
8648 pts
Core Ultra 5 225U
7885 pts
Core Ultra 5 125U
6508 pts

 

CINEBENCH R23 (シングルコア)
Core Ultra 7 255H
1998 pts
Ryzen AI 7 450
1980 pts
Ryzen AI 7 350
1938 pts
Ryzen AI 5 340
1896 pts
Core Ultra 7 258V
1873 pts
Core Ultra 7 255U
1827 pts
Core Ultra 5 225U
1740 pts
Core Ultra 5 228V
1735 pts
Ryzen 7 8840U
1713 pts
Core Ultra 7 155U
1691 pts
Ryzen AI 5 435
1672 pts
Ryzen 7 250
1670 pts
Core Ultra 7 155H
1665 pts
Ryzen 5 230
1664 pts
Core Ultra 5 125H
1661 pts
Ryzen AI 7 450 (レビュー機/バランス)
1649 pts
Core Ultra 5 125U
1564 pts
Ryzen AI 7 450 (レビュー機/最適なパフォーマンス)
1548 pts

 

CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark (PassMark PerformanceTest)
Core Ultra 7 255H
33215
Ryzen AI 7 450
27837
Ryzen 7 8840U
25969
Core Ultra 7 155H
25646
Ryzen 7 250
25295
Ryzen AI 7 350
24160
Ryzen AI 7 450 (レビュー機/最適なパフォーマンス)
23106
Ryzen 5 230
22955
Ryzen AI 7 450 (レビュー機/バランス)
21767
Core Ultra 5 125H
21632
Ryzen AI 5 340
21627
Core Ultra 7 258V
20691
Core Ultra 7 255U
20364
Ryzen AI 5 435
20115
Core Ultra 5 228V
20106
Core Ultra 7 155U
18521
Core Ultra 5 225U
18144
Core Ultra 5 125U
15296

 
レビュー機の CPU ベンチマークスコアは、当サイトで計測した同プロセッサーの平均スコアにくらべるとやや控えめな結果でした。

ただし、スコアの差は大きくなく、一般的なビジネスノートとしては十分な性能を備えています。オフィス業務や Web 会議といった日常的な作業が中心であれば、安定したパフォーマンスが期待できるでしょう。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・AMD Radeon 860M グラフィックス(Ryzen AI 7 450内蔵)

・AMD Radeon 860M グラフィックス(Ryzen AI 5 435内蔵)

・AMD Radeon 860M グラフィックス(Ryzen AI 7 350内蔵)

・AMD Radeon 840M グラフィックス(Ryzen AI 5 340内蔵)

・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 250内蔵)

・AMD Radeon 760M グラフィックス(Ryzen 5 230内蔵)

・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 8840U内蔵)

・インテル Arc 140T グラフィックス(Core Ultra 7 255H内蔵)

・インテル Arc グラフィックス 140V(Core Ultra 7 258V内蔵)

・インテル Arc グラフィックス 130V(Core Ultra 5 228V内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 255U内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 225U内蔵)

・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 7 155H内蔵)

・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 5 125H内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 155U内蔵)

・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 125U内蔵)

※当サイトで計測したスコアの平均値

 

3DMark Time Spy

Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Time Spy
インテル Arc 140T (Core Ultra 7 255H)
4236
インテル Arc 140V (Core Ultra 7 258V)
4192
インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V)
3882
インテル Arc (Core Ultra 7 155H)
3558
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 450)
3261
インテル Arc (Core Ultra 5 125H)
3119
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350)
3011
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8840U)
2790
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250)
2761
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U)
2350
AMD Radeon 860M (レビュー機/最適なパフォーマンス)
2297
AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230)
2242
AMD Radeon 860M (レビュー機/バランス)
2184
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U)
2072
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U)
2049
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U)
1960
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 435)
1723
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340)
1534

 

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]

暁月のフィナーレ
インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V)
11066
インテル Arc 140V (Core Ultra 7 258V)
10921
インテル Arc 140T (Core Ultra 7 255H)
10343
インテル Arc (Core Ultra 7 155H)
8277
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 450)
7965
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350)
7365
インテル Arc (Core Ultra 5 125H)
7216
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 435)
6330
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U)
6193
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8840U)
6193
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250)
6040
AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230)
6028
AMD Radeon 860M (レビュー機/最適なパフォーマンス)
5476
AMD Radeon 860M (レビュー機/バランス)
5435
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340)
5289
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U)
5034
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U)
4648
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U)
4505

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

 

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV
インテル Arc 140T (Core Ultra 7 255H)
8211
インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V)
8177
インテル Arc 140V (Core Ultra 7 258V)
7661
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 450)
7043
AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350)
6866
インテル Arc (Core Ultra 7 155H)
5728
AMD Radeon 760M (Ryzen 5 230)
5719
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 8840U)
5665
AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250)
5503
AMD Radeon 860M (レビュー機/最適なパフォーマンス)
5251
インテル Arc (Core Ultra 5 125H)
5176
AMD Radeon 860M (レビュー機/バランス)
5111
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U)
4868
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 435)
4699
AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340)
4562
インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U)
3826
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U)
3813
インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U)
3282

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 
レビュー機は、グラフィックスベンチマークスコアも平均スコアにくらべやや控えめな結果でしたが、その差は大きくなく、一般的なビジネス用途には十分な性能を備えています。

動画閲覧や複数アプリを併用したオンライン会議のほか、軽めの写真・動画編集でも安定したパフォーマンスが期待できます。

なお、ローカルAI処理ではメモリ容量も重要です。生成AIなどを快適に利用する場合は、32GB以上の大容量メモリを選択するとよいでしょう。

 

ストレージ性能

レビュー機に搭載されているストレージは、512GB M.2 SSD(PCIe NVMe) です。

ストレージ情報は以下のとおり。

CrystalDiskInfo
ストレージ情報
(シリアルナンバーは隠しています)

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。

ストレージベンチ
データ転送速度

※電源モードを「バランス」に設定して計測した結果。「最適なパフォーマンス」での計測結果も同等です。

計測結果は良好で、PCIe NVMe SSD らしい高速なデータアクセスを実現しています。ファイルの読み書きやアプリの起動でも待ち時間が少なく、日常的な利用で不満を感じることはないでしょう。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 で実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・HP ProBook 460 G11(レビュー機の旧モデル)

・dynabook BA/ZY(16型ノート)

・HP ProBook 4 G2a 14 AI PC(レビュー機の兄弟機種の 14型ノート)

※当サイトで計測したスコア(パフォーマンスモードに相当した設定で計測したスコア)

おもなスペックは以下のとおり。

スペック ProBook 4 G2a 16 AI   
(レビュー機)  
EliteBook 6 G1a 14      ProBook 4 G1iR 14     ProBook 4 G2a 14 AI   
CPU AMD Ryzen AI 7 450 インテル Core Ultra 7 255U AMD Ryzen 5 230 AMD Ryzen AI 5 430
メモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ 16GBメモリ
ストレージ 512GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe)
グラフィックス AMD Radeon 840M グラフィックス インテル グラフィックス AMD Radeon 760M グラフィックス AMD Radeon 840M グラフィックス

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Essentials
ProBook 4 G2a 16 AI (バランス)
8409
ProBook 4 G2a 16 AI (最適なパフォーマンス)
8684
ProBook 460 G11
8979
dynabook BA
9439
ProBook 4 G2a 14 AI
6961
目標値
4100
Productivity
ProBook 4 G2a 16 AI (バランス)
11962
ProBook 4 G2a 16 AI (最適なパフォーマンス)
16110
ProBook 460 G11
7938
dynabook BA
8415
ProBook 4 G2a 14 AI
11406
目標値
4500
Digital Contents Creation
ProBook 4 G2a 16 AI (バランス)
6602
ProBook 4 G2a 16 AI (最適なパフォーマンス)
7222
ProBook 460 G11
6832
dynabook BA
6882
ProBook 4 G2a 14 AI
5292
目標値
3450

※テスト項目説明

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 
レビュー機のベンチマークスコアは、ビジネス向けPC として良好な結果を得られました。

とくに Productivity テストの結果は、比較対象機を圧倒するスコアが出ています。Digital Contents Creation テストのスコアも良好です。

ビジネス向けPC として、オフィス業務を中心に Web 会議などの日常的な作業のほか、軽めの写真・動画編集でも安定したパフォーマンスが期待できるでしょう。

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バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

※電源モードを「バランス」に設定して実施。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

 
バッテリーの駆動時間と充電時間の計測結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 5時間 8分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
1時間 2分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 44分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 45分

 
駆動時間の検証結果は、スペック上の「9時間42分 (動画再生時)」の 約53% です。スペック値との単純比較ではおよそ半分程度で物足りなさを感じます。ただ、検証はバッテリーを多く消費する条件で行っているため、実際の使用では画面輝度を下げるなど消費電力を抑えることで、より長い駆動時間が期待できます。

また、充電について、公式サイトでは急速充電対応とは記載されておらず、充電速度はおおむね平均的でした(一般的な充電時間は2時間30分程度)。なお、検証では起動状態で実施しており、電源オフやスリープ状態であれば、さらに短時間での充電が見込めます。

実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するため参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・HP ProBook 460 G11(レビュー機の旧モデル)

・dynabook BA/ZY(16型ノート)

・HP ProBook 4 G2a 14 AI PC(レビュー機の兄弟機種の 14型ノート)

※当サイトで計測した処理時間(パフォーマンスモードに相当した設定で計測)

 

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理結果は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア

Adobe Lightroom

Adobe Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理結果

Lightroom
ProBook 4 G2a 16 AI (バランス)
18秒2
ProBook 4 G2a 16 AI (最適なパフォーマンス)
18秒1
ProBook 460 G11
22秒2
dynabook BA
19秒4
ProBook 4 G2a 14 AI
24秒0
Lightroom Classic
ProBook 4 G2a 16 AI (バランス)
17秒5
ProBook 4 G2a 16 AI (最適なパフォーマンス)
17秒3
ProBook 460 G11
21秒5
dynabook BA
18秒3
ProBook 4 G2a 14 AI
24秒2

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理結果は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア

CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理結果

PowerDirector
ProBook 4 G2a 16 AI (バランス)
1分56秒5
ProBook 4 G2a 16 AI (最適なパフォーマンス)
1分45秒9
ProBook 460 G11
1分40秒0
dynabook BA
2分15秒9
ProBook 4 G2a 14 AI
2分57秒4

 
実際のソフトウェアを用いたクリエイティブ性能は、一般的なビジネスノートとして良好です。

簡単な写真・動画編集といった軽めのクリエイティブ作業であれば、安定したパフォーマンスで対応できるでしょう。

なお、本機は、Ryzen AI 5 430 プロセッサー搭載モデルも用意されています。その場合のクリエイティブ性能は、同じ Ryzen AI 5 430 プロセッサーを搭載する HP ProBook 4 G2a 14 AI PC(レビュー機の兄弟機種の 14型ノート)に近い結果になると考えられます。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音は、下記処理中の騒音値(デシベル)を測定し、評価します

・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 /マルチ Core」実行中

・10分間動画のエンコード処理中

※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:25℃)

測定イメージ
騒音値測定イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

電源モード アイドル状態
(最小音量)
最大音量
下段はピーク時の音量推移
ベンチマーク中 動画エンコード中
バランス 36.3db 38.6db
(38db台)
38.7db
(38db台)
最適な
パフォーマンス
36.3db 38.8db
(38db台)
38.8db
(38db台)

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 
アイドル時は「サーッ」という排気音が小さく聞こえます。静かな環境では、常時聞こえる排気音が気になる場面があるかもしれません。

高負荷時は、計測上、排気音が大きくなりますが、体感的には音の大きさはほぼ同じです。そのため、パソコンを使用しているあいだは、負荷状態にかかわらず「サーッ」という排気音が聞こえる状態が続きます。

 

表面温度のチェック

表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。

・アイドル状態で10分放置後

・Youtube 動画 30分間視聴後

・10分間動画のエンコード実行後

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※電源モードを「バランス」に設定して実施

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

 

■アイドル状態で10分間放置

アイドル

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube

■10分間動画エンコード実行後

動画エンコード

負荷状況にかかわらず、キーボードの左側から中央にかけて表面温度がやや高めですが、少し温かさを感じる程度でタイピングへの支障はありません。

また、パームレストの表面温度は、左側で内部の熱の影響をわずかに受けるものの、負荷状況にかかわらず安定しており、高負荷時でも問題なく入力作業を続けられます。

 

スピーカーの音質チェック

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC は、デュアルステレオスピーカーを搭載しています。

また、オーディオ機能は付属のソフトウェア「HP」に組み込まれています。

サウンドユーティリティソフト
HPのオーディオ機能

オーディオ機能では、プリセットによる音質設定のほか、イコライザーでお好みの音質にチューニングすることもできます。

以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。

※プリセット「音楽」で試聴(イコライザーはデフォルトのまま)

■スピーカー

・低音域はやや弱く、シャカシャカした感じがあるが、全体的に高音質

・音声もはっきり明瞭に聴き取れる

・音量を最大にした場合、コンテンツによっては音割れが発生する場面がある(コンテンツによる)

・スピーカーが底面の手前側に配置されているため、タイピング中は手がスピーカーをさえぎり、音がこもったように感じられる

■ヘッドホン

・音域全体が増幅されて迫力がアップ

・周囲の音が遮断されているぶんクリアに聞こえる

また、HPのオーディオ機能には、スピーカー(出力)や内蔵マイク(入力)のノイズリダクション機能も組み込まれています。

サウンドユーティリティソフト
HPのオーディオ機能(出力と入力の設定)

なお、マイクモードでは使用環境に応じたノイズリダクションの設定が可能で、「会議」と「個人」から選択できます。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

回 起動 再起動 シャットダウン
1回目 15.7秒 74.3秒 17.8秒
2回目 16.2秒 72.7秒 17.5秒
3回目 15.6秒 77.4秒 17.4秒
4回目 15.7秒 77.2秒 18.0秒
5回目 15.8秒 77.8秒 17.5秒
平均 15.8秒 75.9秒(1分15秒9) 17.6秒

実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の更新など使用状況により時間は変動するので参考値としてください。

 

セキュリティ機能について

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC には、顔認証や指紋認証、プライバシーシャッターのほかにも、さまざまなセキュリティ機能が搭載されています。

おもなセキュリティ機能は以下のとおりです。

 

HP Wolf Security

「封じ込め」と「検知/駆除(防止)」の2つのアプローチでマルウェアやウイルスからデバイスを保護する機能です。

セキュリティ機能
HP Wolf Security

 

HP Sure Click

不正な Web サイト閲覧や悪意あるファイルのダウンロードからデバイスを保護する機能です。

セキュリティ機能
HP Sure Click

ブラウザや Microsoft Office をハードウェアレベルで完全に隔離された仮想環境内で実行するため、感染したとしても本体環境に影響を与えません。悪意のある Web ページやファイルを閉じると仮想環境ごと削除されるため、マルウェアやウイルスも自動的に除去されます。

 

のぞき見を検出

画面を見ている可能性のある人を検出する機能で、付属ソフトウェア「HP」の「人の検出」から設定します。

セキュリティ機能
のぞき見を検出

のぞき見している人を検出した場合の通知方法は、以下のとおり。

■「画面を見ている可能性のある人を検出」をオン、「画面のぼかしを有効にする」をオフにした場合

セキュリティ機能
通知メッセージ

■「画面を見ている可能性のある人を検出」をオン、「画面のぼかしを有効にする」をオンにした場合

セキュリティ機能
画面全体をぼかす

画面全体のぼかしは「スヌーズ」または「除去」(ぼかしを解除)できます。スヌーズの時間は「5分」「10分」「15分」「30分」「1時間」から選択可能です。

 
顔認証や指紋認証にくわえ、HP独自のセキュリティ機能やのぞき見検出機能を備えており、ビジネス用途に求められるセキュリティ対策は充実しています。16型の大画面ノートは据え置き用途が中心ですが、オフィスや共有スペースで利用する場面では、顔認証や指紋認証、のぞき見検出機能といったセキュリティ機能は有用です。

 

同梱品

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC の本体ほか同梱品一式です。

同梱品一式

同梱品リスト
・HP ProBook 4 G2a 16 AI PC 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ウォールマウントプラグ
・ドキュメント類

 

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC の総評

以上、HP ProBook 4 G2a 16 AI PC のレビュー記事をお届けしました。

HP ProBook 4 G2a 16 AI PC は、AMD Ryzen AI 400 シリーズ プロセッサーを搭載した Copilot+ PC 対応 16型ノートです。

ベンチマークによる性能評価では、CPU性能やグラフィックス性能は同プロセッサーの平均スコアにくらべるとやや控えめな結果でしたが、総合的なパフォーマンステストでは良好なスコアを記録しています。とくにオフィス業務を想定したテストでは優秀な結果が得られました。

実際の使用においても、Web 会議やオフィス業務といった日常的な作業を中心に、簡単な写真・動画編集などの軽めのクリエイティブ作業にも対応できます。また、顔認証や指紋認証、のぞき見検出機能をはじめとするセキュリティ機能も充実しています。

16型ディスプレイは表示領域に余裕があり、複数のウィンドウを並べて作業しやすい点も魅力です。オフィスや自宅を中心に据え置きで活用しながら、広い作業領域で Copilot+ PC の AI機能を活用したいユーザーに適したビジネスノートといえるでしょう。

高評価のポイント

  • Copilot+ PC 対応でローカル AI 処理を利用可能
  • ビジネスソフトの使用を想定したテストでは良好なスコアを記録
  • 表示領域に余裕があって、複数のウィンドウを並べて作業しやすい
  • 部屋間の移動や共有スペースへの持ち出しも十分可能
  • MIL-STD 810H 準拠の堅牢設計
  • タイピングしやすいキーボード
  • 顔認証・指紋認証に対応
  • HP Wolf Security や HP Sure Click など法人向けセキュリティ機能が充実

気をつけておきたい点

  • バッテリー駆動時間は最近の長時間駆動モデルにくらべ控えめ
  • 負荷状態にかかわらず「サーッ」という排気音が小さく聞こえる

 
ラインナップしているモデルや価格、キャンペーンなど最新情報は日本HP直販サイト「HP Directplus」をご確認ください。

アイキャッチ

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※HP ProBook 4 G2a 16 AI PC は法人向けモデルですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入できます。

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