ダイナブックが販売する dynabook BA/ZY (2025年10月モデル) は、AMD Ryzen 200 シリーズ・プロセッサーを搭載した 16型ノートPC です。
Ryzen 7 250 / Ryzen 5 230 プロセッサーと 16GBメモリを備え、日常的なビジネス作業や学習用途に対応。実際、ベンチマークによる性能評価でも良好な結果を得られました。
スペックが上位の機種より価格を抑えつつも、基本性能や使いやすさをしっかり確保しており、コストパフォーマンスにもすぐれています。
16インチサイズながらスリムで、質量が 約1.79kg と意外に軽いところもポイント。
大画面の見やすさにくわえ、充実したインターフェースやタイピングしやすいキーボード、長時間駆動できるバッテリーなど、実用性重視のモデルです。
■dynabook BA/ZY の特徴
- AMD Ryzen 7 250 / Ryzen 5 230 プロセッサーと 16GBメモリ (8GB×2) を搭載し、日常的なビジネス作業や学習用途に対応
- シンプルでスタイリッシュなデザイン
- 16.0型ワイド WUXGA (1920×1200) 高輝度・広視野角ディスプレイ(アスペクト比 16:10)
- しっかりとした打鍵感でタイピングしやすいキーボード
- Copilotキーで AIコンパニオンをすばやく起動できる
- 500万画素 Webカメラ (顔認証機能)&プライバシーシャッター搭載
- microSDカードスロットを内蔵(光学ドライブは非搭載)
- 長時間のバッテリー駆動が可能
レビューではメーカーからお借りした実機を試用して、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。
【 目 次 】
レビューは 2025年12月3日時点の内容です。
スペック構成
dynabook BA/ZY のおもなスペック構成は以下のとおり。
| OS | ■Windows 11 Home 64ビット ■Windows 11 Pro 64ビット |
| CPU | ■AMD Ryzen 5 230 プロセッサー ■AMD Ryzen 7 250 プロセッサー |
| メモリ | 16GB(8GB×2) ※DDR5-5600対応SDRAM、デュアルチャネル対応、2スロット(空きスロット×0) |
| ストレージ | 512GB SSD(PCIe 4.0対応) |
| ディスプレイ | 16.0型ワイド(16:10)WUXGA 高輝度・広視野角 TFTカラー LED液晶(ノングレア)1920×1200ドット |
| グラフィックス | ■AMD Radeon 760M グラフィックス (Ryzen 5 230 内蔵) ■AMD Radeon 780M グラフィックス (Ryzen 7 250 内蔵) |
| 無線LAN/ Bluetooth | 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T(自動認識、Wake-up on LAN対応) |
| ワイヤレス | Wi-Fi 7(IEEE802.11be)(2.82Gbps)対応+IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠(WPA/WPA2/WPA3対応、AES対応)、Bluetooth Ver5.4準拠 |
| Webカメラ | 有効画素数 約500万画素(Webカメラシャッター付き) |
| センサー | 顔認証センサー |
| オーディオ | ステレオスピーカー、デュアルマイク |
| バッテリ駆動時間 | 約8.5時間(動画再生時)/約16.5時間(アイドル時) ※JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.3.0) |
| 本体サイズ(W×D×H) | 約 357.0×248.9×19.9 mm (突起部含まず) |
| 本体質量 | 約 1.79kg |
詳しいスペックや価格などの最新情報はダイナブック直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。

dynabook BA/ZY
税込 11万円台から
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外観チェック
シンプルでスタイリッシュなデザイン
dynabook BA/ZY はシンプルながらスタイリッシュなデザインです。


本体カラーはスペック上「ブラック」と記載されていますが、漆黒ではなく少しだけ黒を薄くしたイメージで落ち着いた色合いです。


天面の中央に「dyabook」ロゴを配置、このロゴが全体の印象を引き締め、スタイリッシュさを際立たせています。

dynabook ロゴがアクセント

スタイリッシュなフォルム
天面はサラサラとした質感です。シルバーなどの淡いカラーにくらべると指紋や皮脂の跡がやや目立ちやすいですが、汚れが気になったときは柔らかいクロスなどでかんたんにふき取れます。
大画面ノートながら本体は意外にスリムで、以下の写真からもその薄さが伝わります。


底面カバーもシンプルデザイン。シンプルながら剛性にすぐれたユニボディ構造を採用しています。


ゴム足は前面左右に2箇所、背面左右にまたがる1本の合計3箇所に配置されています。ゴム足の形状は太めで、設置時の安定感を高めています。
排気口はヒンジのあいだに実装されています。

吸気口と排気口

吸気口のファンは2基実装
なお、背面側のゴム足は、排気口から出された温かい空気が再び吸気口に入り込むのを防ぐ役割も兼ねています。この構造により本体内部の効果的な冷却が期待できます。

温められた空気は背面側に排出
必要十分なインターフェース
dynabook BA/ZY は必要十分なインターフェースを実装しています。

■右側面
①SDカードスロット(microSD)
②USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ
③LANコネクタ

■左側面
④セキュリティロック・スロット
⑤電源コネクタ
⑥HDMI 出力端子
⑦USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ
⑧Thunderbolt 4(USB4 Type-C)コネクタ(電源コネクタ)×2(PD対応)
⑨マイク入力/ヘッドホン出力端子
microSDカードスロットはプッシュロック方式です。

microSDカードをしっかりと挿入した状態
カードを奥まで挿入するとロックされ、取り出す際は再度押し込むことでロックが解除され、カードが押し出される仕組みです。
また、Thunderbolt 4(USB4 Type-C)コネクタの映像出力/PD充電器の対応状況は以下のとおりです。
■Thunderbolt 4 対応表(当サイトの検証結果)
| 映像出力 | 〇(4K出力可能) |
|---|---|
| PD充電器(30W) | 〇 |
| PD充電器(45W) | 〇 |
| PD充電器(65W) | 〇 |
なお、HDMI出力端子は4K解像度に対応しています。
電源ボタンはキーボード右上にレイアウト
電源ボタンはキーボード右上にレイアウトされています。

電源ボタン (LED内蔵)
シルバー仕上げで周囲と色分けされているため、視認性にすぐれ、押しやすさも良好です。
スピーカーは底面の前面側左右に搭載
スピーカーは底面の前面側左右に搭載されています。


スピーカーは底面の前面側左右に搭載
中音域を中心にクリアに再生され、全体の音質は動画視聴やオンライン会議など日常利用に十分対応できるレベルです。
プライバシーシャッター&オンライン会議アシスト機能搭載
dynabook BA/ZY は、約500万画素の Webカメラを搭載しています。
プライバシーシャッターが付いているので、オンライン会議などで こちらの光景を見られたくないときもスムーズに操作できます。(切り替えスイッチはカメラ上部)

上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断
また、オンライン会議をアシストする機能も搭載されています。
オンライン会議をアシストする機能としては、Windows スタジオエフェクトや AIノイズキャンセラーを搭載。Windows スタジオエフェクトでは、自動フレーミングや背景ぼかしなどが利用でき、AIノイズキャンセラーでは、周囲の環境ノイズ(電話の着信音、電車、救急車のサイレンなど)を除去することができます。

Windows スタジオエフェクト

ミーティング オーディオエフェクト
(AIノイズキャンセラー)
なお、マイクのオン/オフは[Fn]+[A]キー押下で切り替えられます。

マイクのオン/オフ切り替え時は画面中央下部に数秒程度メッセージが表示される
顔認証カメラを搭載
dynabook BA/ZY は、顔認証カメラを搭載しています。

顔認証でサインイン
認証精度は良好で Windows へのサインインもスムーズです。
なお、シャッターでカメラを遮断しているときは顔認証でサインインできません。PIN コードやパスワード入力でサインインしてください。
16インチサイズでも意外にスリムで省スペースに置ける
本体の大きさのイメージです。本体の下に B5版ノート2冊を置いています。

本体のサイズ感
(本体サイズは 約360.0×251.5mm)
フットプリントは B5版ノート2冊ほど。16インチサイズながら省スペースに設置できます。
本体を閉じたときの高さのイメージは以下のとおり。

本体の高さを CD ケース(通常サイズ)3枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)
ゴム足を含めた本体の高さは実測で 約23mm(最厚部)。16インチノートとしてはスリムな設計です。
また、本体や電源アダプターなど質量の実測値は以下のとおり。

・本体:1,699g
・電源アダプター:223g
・電源コード:41g
実際に本体を持ってみても、16インチサイズとしては重くなく、部屋間の移動もスムーズに行えます。
電源アダプターは最大出力65Wで、手のひらに収まるほどコンパクトです。


ディスプレイのチェック
実用性重視のディスプレイ
レビュー機のディスプレイは BOE製の液晶パネル[型番:BOE0CCD NV160WUM-N43]を採用。彩度はやや控えめですが、落ち着いた色合いで表示され、日常的な利用には十分な品質です。
描画イメージは以下のとおり。

画像の表示例(その1)

画像の表示例(その2)

テキストの表示例

テキスト表示を拡大
トーンカーブは、青の出力が弱めで、緑と赤がやや強調されており、全体的に少しうねった形状です。(理想の形は RGBとも45度の直線)

トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)
輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「328 nit」。実際に見ても室内利用には十分な明るさです。
色域の計測結果は以下のとおり。

色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)
| 規格 | カバー率 | 比 |
|---|---|---|
| sRGB | 61.6% | 63.5% |
| Adobe RGB | 47.0% | 47.1% |
| DCI-P3 | 46.8% | 46.8% |
色域は一般的な水準です。色鮮やかな映像を重視する用途にはやや不向きですが、ネット閲覧やオフィスソフト、オンラインミーティングなどには十分対応可能な、実用性重視の液晶パネルです。
液晶ディスプレイは液晶パネルの特性や製造工程により各製品で色合いが異なる場合があります。
16インチサイズは 15.6インチより意外に大きい
dynabook BA/ZY のディスプレイサイズは 16インチ。少し前までスタンダードノートの主流であった 15.6インチノートパソコンのディスプレイサイズと比較します。

ディスプレイサイズ比較
(15.6型ノートと比較)
16インチのディスプレイは 15.6インチより一回り大きく表示される文字も見やすいです。
狭額縁ベゼル
ベゼルは狭額縁です。

上部ベゼルはカメラユニットを収納しているため少し幅がありますが、左右のベゼルは鉛筆の太さと同じくらいの幅で、画面周りは全体的にすっきりとしています。
映り込みは気にならない
ディスプレイの映り込み具合をチェックします。


レビュー機は非光沢液晶です。上記写真のとおり映り込みはかなり低減されています。画面への映り込みが気になることはなく、眼への負担も軽減できます。
広い視野角
視野角をチェックします。

正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからでも映像をはっきり確認できます。
天面は ほぼフラットまで開くことができる
天面はほぼフラットまで開くことができます。

ディスプレイがフラットになれば、打ち合わせなどで画面共有に便利です。
また、「dynabook 画面回転ユーティリティ」機能を使えば Ctrl+Alt+↑または↓ キー操作で画面の向きを簡単に切り替えられます。

dynabook 画面回転ユーティリティ

画面の向きを切り替えると画面共有に便利
なお、画面の向きを切り替えるとタッチパッド操作の向きも切り替わります。
たとえば、画面を上下逆にした状態では、キーボード側からマウスポインターを右に動かすにはタッチパッドを左に、上に動かすには下方向に操作する必要があります。(マウスによる操作もタッチパッドと同じです)
キーボード&タッチパッドのチェック
タイピングしやすいキーボード
dynabook BA/ZY のキーボードレイアウトは標準的です。

テンキーも 4列レイアウトで標準的です。
テンキー
キーピッチの仕様は 18.8mm。フルサイズキーボードと同等のキーピッチで窮屈な感じはありません。

英数字がキー中央に大きく印刷され、視認性にもすぐれています。
また、キートップ表面の形状は ほぼフラット。少しツルツルした感触で指先のフィット感は良好です。

キーストロークの仕様は 1.4mm。感覚的に浅い感じはなく、キーの押し込む強さやキーを押し込んだ後の反発もちょうど良い感じです。

タイプ音は「タクタク」という音。音の大きさは静か
打鍵感はしっかりしていて、長時間の入力でも疲れにくくタイピングしやすいキーボードです。
なお、dynabook BA/ZY にはキーボードバックライトは搭載されません。
Copilotキー搭載
dynabook BA/ZY には「Copilotキー」が搭載されています。

矢印の指すところが Copilotキー
キーを押すだけで Microsoft の AIアシスタントをすばやく起動でき、質問への回答や文章作成、アイディア出しなどに活用できます。

Copilotキーを押すだけで AIアシスタントが起動
日常の作業を効率化するうえで、とても役立つ機能です。
質感のよいパームレスト
パームレストはサラサラとした感触で質感も良好です。

指紋や皮脂の跡は少し目立ちやすいですが、汚れが気になったときは柔らかいクロスでかんたんに拭き取れます。
大きめサイズでスベリがなめらかなタッチパッド
タッチパッドはツルツルした感触でスベリもなめらかです。

タッチパッドのサイズ感
大きめのサイズで、扱いやすさも良好です。
ベンチマークによる性能評価
ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィックス・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。
レビュー機の基本スペック
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 230 プロセッサー |
| メモリ | 16GB(8GB×2) |
| ストレージ | 512GB SSD(PCIe 4.0対応) |
| グラフィックス | AMD Radeon 760M グラフィックス |
評価に使用したベンチマークは以下のとおり。
| 評価項目 | 使用するベンチマーク |
|---|---|
| CPU性能 | CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価] |
| CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価] | |
| グラフィック性能 | 3DMark Time Spy |
| ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム] | |
| ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム] | |
| ストレージ性能 | CrystalDiskMark |
| 総合的なパフォーマンス | PCMark 10 |
| バッテリー | BatteryInfoView(バッテリー残量測定用) |
なお、ベンチマークの実行にあたっては電源オプションの電源プランを「dynabook 標準」に設定し、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」の2モードそれぞれで実施しています。

電源プランの設定

電源モードの設定
CPU性能
CPU性能は CINEBENCH R23 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。
評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。
・AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサー
・AMD Ryzen AI 5 340 プロセッサー
・AMD Ryzen 7 250 プロセッサー
・AMD Ryzen 7 8840U プロセッサー
・AMD Ryzen 7 7730U プロセッサー
・AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー
・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V
・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 228V
・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255U
・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225U
・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H
・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H
・インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U
・インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U
※当サイトで計測したスコアの平均値
CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]
| CINEBENCH R23 (マルチコア) | |
|---|---|
| Ryzen AI 7 350 |
14262 pts
|
| Core Ultra 7 155H |
12557 pts
|
| Ryzen AI 5 340 |
12538 pts
|
| Ryzen 7 250 |
12323 pts
|
| Ryzen 7 8840U |
12259 pts
|
| Ryzen 5 230(レビュー機/バランス) |
11585 pts
|
| Ryzen 5 230(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
11521 pts
|
| Core Ultra 7 255U |
10175 pts
|
| Core Ultra 5 228V |
9973 pts
|
| Core Ultra 5 125H |
9920 pts
|
| Core Ultra 7 258V |
9873 pts
|
| Core Ultra 5 225U |
9322 pts
|
| Ryzen 7 7730U |
9117 pts
|
| Core Ultra 7 155U |
8648 pts
|
| Ryzen 5 7530U |
7627 pts
|
| Core Ultra 5 125U |
6508 pts
|
| CINEBENCH R23 (シングルコア) | |
|---|---|
| Ryzen AI 5 340 |
1912 pts
|
| Ryzen AI 7 350 |
1911 pts
|
| Core Ultra 7 258V |
1873 pts
|
| Core Ultra 7 255U |
1866 pts
|
| Core Ultra 5 225U |
1799 pts
|
| Core Ultra 5 228V |
1735 pts
|
| Ryzen 7 8840U |
1713 pts
|
| Core Ultra 7 155U |
1691 pts
|
| Ryzen 5 230(レビュー機/バランス) |
1674 pts
|
| Core Ultra 7 155H |
1671 pts
|
| Ryzen 7 250 |
1670 pts
|
| Core Ultra 5 125H |
1661 pts
|
| Ryzen 5 230(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
1653 pts
|
| Core Ultra 5 125U |
1564 pts
|
| Ryzen 7 7730U |
1431 pts
|
| Ryzen 5 7530U |
1419 pts
|
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
| CPU Mark (PassMark PerformanceTest) | |
|---|---|
| Ryzen 7 8840U |
25969
|
| Core Ultra 7 155H |
25726
|
| Ryzen AI 7 350 |
25443
|
| Ryzen 7 250 |
25295
|
| Ryzen 5 230(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
23013
|
| Ryzen 5 230(レビュー機/バランス) |
22896
|
| Ryzen AI 5 340 |
21905
|
| Core Ultra 5 125H |
21632
|
| Core Ultra 7 258V |
20691
|
| Core Ultra 7 255U |
20450
|
| Core Ultra 5 228V |
20106
|
| Core Ultra 5 225U |
19942
|
| Ryzen 7 7730U |
18677
|
| Core Ultra 7 155U |
18521
|
| Ryzen 5 7530U |
15930
|
| Core Ultra 5 125U |
15296
|
レビュー機のスコアは優秀です。上位の Ryzen 7 250 に近い結果を示し、性能を十分に引き出しています。
ネット閲覧やメール、オフィスソフト、動画鑑賞といった日常用途はもちろん、多少負荷のかかる処理でも十分なパフォーマンスが期待できます。
グラフィック性能
グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。
評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。
・AMD Radeon 860M グラフィックス(Ryzen AI 7 350内蔵)
・AMD Radeon 840M グラフィックス(Ryzen AI 5 340内蔵)
・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 250内蔵)
・AMD Radeon 780M グラフィックス(Ryzen 7 8840U内蔵)
・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 7730U内蔵)
・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 7530U内蔵)
・インテル Arc グラフィックス 140V(Core Ultra 7 258V内蔵)
・インテル Arc グラフィックス 130V(Core Ultra 5 228V内蔵)
・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 255U内蔵)
・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 225U内蔵)
・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 7 155H内蔵)
・インテル Arc グラフィックス(Core Ultra 5 125H内蔵)
・インテル グラフィックス(Core Ultra 7 155U内蔵)
・インテル グラフィックス(Core Ultra 5 125U内蔵)
※当サイトで計測したスコアの平均値
3DMark Time Spy
Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。
| 3DMark Time Spy | |
|---|---|
| インテル Arc 140V(Core Ultra 7 258V) |
4192
|
| インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V) |
3882
|
| インテル Arc(Core Ultra 7 155H) |
3560
|
| インテル Arc(Core Ultra 5 125H) |
3119
|
| AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350) |
3062
|
| AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840U) |
2790
|
| AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250) |
2761
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U) |
2264
|
| AMD Radeon 760M(レビュー機/バランス) |
2258
|
| AMD Radeon 760M(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
2225
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U) |
2072
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U) |
2049
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U) |
1970
|
| AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340) |
1633
|
| AMD Radeon(Ryzen 7 7730U) |
1354
|
| AMD Radeon(Ryzen 5 7530U) |
1255
|
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]
| ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ | |
|---|---|
| インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V) |
11066
|
| インテル Arc 140V(Core Ultra 7 258V) |
10921
|
| インテル Arc(Core Ultra 7 155H) |
8283
|
| AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350) |
7370
|
| インテル Arc(Core Ultra 5 125H) |
7216
|
| AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340) |
6862
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U) |
6365
|
| AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840U) |
6193
|
| AMD Radeon 760M(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
6057
|
| AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250) |
6040
|
| AMD Radeon 760M(レビュー機/バランス) |
5998
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U) |
5034
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U) |
4505
|
| AMD Radeon(Ryzen 7 7730U) |
4204
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U) |
3839
|
| AMD Radeon(Ryzen 5 7530U) |
3662
|
※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
| ファイナルファンタジーXV | |
|---|---|
| インテル Arc 130V (Core Ultra 5 228V) |
8177
|
| インテル Arc 140V(Core Ultra 7 258V) |
7661
|
| AMD Radeon 860M (Ryzen AI 7 350) |
6799
|
| AMD Radeon 760M(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
5739
|
| AMD Radeon 840M (Ryzen AI 5 340) |
5706
|
| インテル Arc(Core Ultra 7 155H) |
5698
|
| AMD Radeon 760M(レビュー機/バランス) |
5698
|
| AMD Radeon 780M(Ryzen 7 8840U) |
5665
|
| AMD Radeon 780M (Ryzen 7 250) |
5503
|
| インテル Arc(Core Ultra 5 125H) |
5176
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 7 255U) |
5051
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 7 155U) |
3826
|
| AMD Radeon(Ryzen 7 7730U) |
3608
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 5 225U) |
3346
|
| インテルグラフィックス (Core Ultra 5 125U) |
3282
|
| AMD Radeon(Ryzen 5 7530U) |
3103
|
※軽量品質/解像度 1280×720 で実施
レビュー機のグラフィックス性能は優秀です。
上位の AMD Radeon 780M グラフィックス (Ryzen 7 250内蔵) に匹敵する、あるいはそれ以上のスコアが出ています。
複数のアプリを立ち上げながらのオンライン会議も映像がカクつくことなく、軽めのクリエイティブ作業でも十分快適に使うことができるでしょう。
ストレージ性能
レビュー機に搭載されている SSD は 容量 512GB で PCIe Gen4 NVMe 対応です。ストレージ情報は以下のとおり。

ストレージ情報
(シリアルナンバーは隠しています)
ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用しデータ転送速度を計測・評価します。
以下は、データ転送速度の計測結果です。

データ転送速度
※電源モードを「バランス」に設定して計測した結果。「最適なパフォーマンス」での計測結果も同等です。
計測結果は優秀です。体感的にもデータアクセスは高速でファイルの読み書きもスムーズです。
総合的なパフォーマンス
PCMark 10 を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。
評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。
・dynabook RA/ZY (13.3型)
・dynabook AZ/LY (16型)
・dynabook PZ/MY (16型)
・dynabook AZ/MY (16型)
・HP ProBook 460 G11 (16型)
※当サイトで計測したスコア(パフォーマンスモードに相当する設定でのスコア)
各機種のおもなスペックは以下のとおり。
| スペック | dynabook BA (レビュー機) |
dynabook RA | dynabook AZ/LY | dynabook PZ | dynabook AZ/MY | HP ProBook 460 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 230 | AMD Ryzen 7 250 | インテル Core i5-1334U | インテル Core i7-1355U | インテル Core i7-1355U | インテル Core Ultra 7 155U |
| メモリ | 16GBメモリ | 16GBメモリ | 16GBメモリ | 16GBメモリ | 32GBメモリ | 16GBメモリ |
| ストレージ | 512GB SSD (NVMe) | 512GB SSD (NVMe) | 512GB SSD (NVMe) | 512GB SSD (NVMe) | 512GB SSD (NVMe) | 512GB SSD (NVMe) |
| グラフィックス | AMD Radeon 760M Graphics | AMD Radeon 780M Graphics | Intel UHD Graphics | Intel UHD Graphics | Intel Intel Iris Xe Graphics | Intel Graphics |
ベンチマーク結果は以下のとおり。
| Essentials | |
|---|---|
| dynabook BA(バランス) |
9415
|
| dynabook BA(最適なパフォーマンス) |
9439
|
| dynabook RA |
9031
|
| dynabook AZ/LY |
7901
|
| dynabook PZ |
9716
|
| dynabook AZ/MY |
8892
|
| HP ProBook 460 |
8979
|
| 目標値 |
4100
|
| Productivity | |
| dynabook BA(バランス) |
8764
|
| dynabook BA(最適なパフォーマンス) |
8415
|
| dynabook RA |
8464
|
| dynabook AZ/LY |
6554
|
| dynabook PZ |
7243
|
| dynabook AZ/MY |
7165
|
| HP ProBook 460 |
7938
|
| 目標値 |
4500
|
| Digital Contents Creation | |
| dynabook BA(バランス) |
6809
|
| dynabook BA(最適なパフォーマンス) |
6882
|
| dynabook RA |
7400
|
| dynabook AZ/LY |
5620
|
| dynabook PZ |
5856
|
| dynabook AZ/MY |
6189
|
| HP ProBook 460 |
6832
|
| 目標値 |
3450
|
※テスト項目説明
・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア
レビュー機のスコアは良好です。レビュー機のスペックとベンチマークスコアの両面から見ても、保有している性能をしっかりと発揮できている印象です。
一般的な使いかた(オフィスソフト・ネット検索・オンライン会議など)はもちろん、軽めの写真・動画編集といった処理でも安定したパフォーマンスが期待できます。
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バッテリー
バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。
※電源モードを「バランス」に設定して実施。
■駆動時間の測定条件
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル
■充電時間の測定条件
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。
バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。
| バッテリー駆動時間 | 8時間 49分 |
|---|---|
| バッテリー充電時間 (40%までの充電時間) |
54分 |
| バッテリー充電時間 (80%までの充電時間) |
1時間 42分 |
| バッテリー充電時間 (100%までの充電時間) |
2時間 53分 |
バッテリー駆動時間は、スペック上の「約8.5時間(動画再生時)」に近い結果を得られました。
本機種に搭載されている AMD Ryzen 200シリーズは、高い性能にくわえ電力効率の改善が図られたプロセッサーです。その効果は大画面ノートである本機種のバッテリー駆動時間にも反映されています。
ただ、本機種は、急速充電には非対応の可能性があるため、充電できる環境で使用する際は、しっかりと充電しておいたほうが良いでしょう。
なお、実際の使用にあたっては、動作環境や使いかたなどにより、バッテリーの駆動時間や充電時間は変動するので参考値としてください。
クリエイティブ性能の評価
クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。
評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。
・dynabook RA/ZY (13.3型)
・dynabook AZ/LY (16型)
・dynabook PZ/MY (16型)
・dynabook AZ/MY (16型)
・HP ProBook 460 G11 (16型)
※当サイトで計測した処理時間(パフォーマンスモードに相当する設定で計測)
RAWデータ現像
RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理結果は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
Adobe Lightroom
Adobe Lightroom Classic
■条件等
・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・プリセット等 編集は適用しない
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
■処理結果
| Lightroom | |
|---|---|
| dynabook BA(バランス) |
19秒4
|
| dynabook BA(最適なパフォーマンス) |
19秒4
|
| dynabook RA |
22秒2
|
| dynabook AZ/LY |
28秒8
|
| dynabook PZ |
35秒1
|
| dynabook AZ/MY |
24秒8
|
| HP ProBook 460 |
22秒2
|
| Lightroom Classic | |
| dynabook BA(バランス) |
18秒5
|
| dynabook BA(最適なパフォーマンス) |
18秒3
|
| dynabook RA |
18秒9
|
| dynabook AZ/LY |
27秒7
|
| dynabook PZ |
33秒4
|
| dynabook AZ/MY |
23秒6
|
| HP ProBook 460 |
21秒5
|
動画エンコード
動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理結果は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector
■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
■処理結果
| PowerDirector | |
|---|---|
| dynabook BA(バランス) |
2分16秒9
|
| dynabook BA(最適なパフォーマンス) |
2分15秒9
|
| dynabook RA |
1分59秒0
|
| dynabook AZ/LY |
2分16秒2
|
| dynabook PZ |
2分32秒5
|
| dynabook AZ/MY |
1分3秒9
|
| HP ProBook 460 |
1分40秒0
|
レビュー機は、RAWデータ現像では優秀な結果を示したものの、動画エンコードでは少しひかえめな結果でした。
ソフトウェアの相性の可能性が考えられますが、クリエイティブ性能としてはまずまずといえます。趣味レベルの写真や動画編集には十分なパフォーマンスで活用できるでしょう。
駆動音・表面温度のチェック
駆動音のチェック
駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します
・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 /マルチ Core」実行中
・10分間動画のエンコード処理中
※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:24℃)

音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)
■測定結果
| モード | アイドル状態 (最小音量) |
最大音量 下段はピーク時の音量推移 |
|
|---|---|---|---|
| ベンチマーク中 | 動画エンコード中 | ||
| バランス | 33.4db | 43.2db (42~43db) |
40.6db (39~40db) |
| 最適な パフォーマンス |
33.9db | 43.8db (43db台) |
40.8db (39~40db) |
■騒音の目安
| 騒音の大きさ | 騒音の具体例 |
|---|---|
| 60 デシベル | 走行中の自動車内 普通の会話 デパート店内 |
| 50 デシベル | 家庭用エアコンの室外機 静かな事務所の中 |
| 40 デシベル | 閑静な住宅地の昼 図書館内 |
| 30 デシベル | 深夜の郊外 鉛筆での執筆音 |
| 20 デシベル | 木の葉の触れ合う音 雪の降る音 |
参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」
アイドル時は無音で非常に静かです。
高負荷時には「サーッ」という排気音が目立ちますが、負荷が下がれば1~2分ほどで静音状態に戻ります。常時高負荷が続く場面は限られるため、駆動音が作業の妨げになるケースは少ないでしょう。
※駆動音は室温やパソコンの使用状況などにより変動します。
表面温度のチェック
表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。
・アイドル状態で10分放置後
・Youtube 動画 30分間視聴後
・10分間動画のエンコード実行後
※単位:℃、測定時の室温:25℃
※電源モードを「バランス」に設定して実施
※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果
■アイドル状態で10分放置

■Youtube 動画 30分間視聴後

■10分間動画のエンコード実行後

高負荷時にはキーボード中央で大きな温度上昇が見られますが、パームレストの表面温度は内部の熱の影響が少なく安定しています。高負荷時でも不快な熱さを感じることなく快適にタイピングすることができます。
サウンド チェック
dynabook BA/ZY のサウンドユーティリティソフトは「Realtek Audio Console」がインストールされています。
「Realtek Audio Console」は、コンテンツに合わせたプリセットが用意されているほかイコライザー機能を使ってお好みのサウンドにチューニングすることもできます。

以下は、実際にサウンドを聴いた印象です。
※イコライザー「なし」で試聴
■スピーカー
・中音域をメインに再現し、動画視聴やオンライン会議など日常利用に十分対応できる
・音声も聞き取りやすい
・音量を最大にしても音割れしない
・スピーカーが前面に配置されているため、タイピング中は手がスピーカーをさえぎり、音がこもったように感じられる
■ヘッドホン
・低音域から高音域まで増幅され、音質がアップ。音楽を聴くならヘッドホンがおすすめ
Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測
Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。
| 回 | 起動 | 再起動 | シャットダウン |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 18.3秒 | 54.4秒 | 7.6秒 |
| 2回目 | 18.4秒 | 58.6秒 | 12.5秒 |
| 3回目 | 18.4秒 | 53.8秒 | 7.6秒 |
| 4回目 | 18.4秒 | 53.5秒 | 8.8秒 |
| 5回目 | 18.2秒 | 58.5秒 | 12.4秒 |
| 平均 | 18.3秒 | 55.8秒 | 9.8秒 |
実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows Update など状態により変動するため参考値としてください。
同梱品
dynabook BA/ZY の本体ほか同梱品一式です。

同梱品リスト
・dynabook BA/ZY 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類
まとめ
以上、dynabook BA/ZY のレビュー記事をお届けしました。
dynabook BA/ZY は、日常使いのほか学業からビジネス、趣味のクリエイティブ用途まで幅広く対応できる実用性にすぐれたモデルです。16型の大画面ながら約1.79kgと比較的軽量で、長時間のバッテリー駆動も可能なので、作業場所を移動しての使用やちょっとした外出での使用など効率的に作業を進められます。
基本性能や使いやすさがしっかり確保されており、比較的低予算で入手できる点や国内メーカーによるサポートも魅力です。総合的に見て、幅広い用途に対応できる、コストと性能のバランスにすぐれた大画面ノートといえるでしょう。
高評価のポイント
- 日常使いのほか学業からビジネス、趣味のクリエイティブ用途まで幅広く対応できる処理性能
- 基本性能や使いやすさが確保されている
- 16型でも比較的軽量
- 大画面ディスプレイは見やすく使いやすい
- タイピングしやすいキーボード
- 長時間バッテリー駆動できる
- 比較的低予算で入手できる
- 国内メーカーによる あんしんサポート
気をつけておきたい点
- 色域は一般的な水準で色鮮やかな映像を重視する用途にはやや不向き。ただし、色鮮やかな映像は 4Kディスプレイなど高精細な外部モニター接続で対応できる
ラインナップしているモデルや価格など最新情報はダイナブック直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。

dynabook BA/ZY
税込 11万円台から
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