デル『XPSタワー(8930)』レビュー パワフルパフォーマンス!写真・動画編集・ゲームも楽しめる高性能デスクトップPC

 

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貸出機材提供:デル・テクノロジーズ株式会社

第12世代インテル Core プロセッサー搭載の最新モデルレビューはこちらをご覧ください。

XPSタワー&モニター 正面側

デル『XPSタワー(8930)』の実機レビューです。

『XPSタワー(8930)』(以下 XPSタワーと記載)は、第9世代インテル Core-i7 プロセッサーを搭載した高性能でパワフルパフォーマンスのデスクトップPCです。

VR に対応するグラフィックスを搭載したモデルもラインナップ、写真・動画編集はもちろんのこと、ほとんどのゲームタイトルも快適に楽しめます。

ベンチマークの結果もハイレベルで実際の使用感も快適でした。

■XPSタワー の特徴

  • 性能レベルが高くパフォーマンスも快適
  • ツールレスで本体内部にアクセスできる
  • 拡張性に優れた内部構造
  • 冷却効率に優れたエアフローで安定したパフォーマンス

レビューでは、前半で外観デザインや本体内部をチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能レビューを行います。

XPSタワー&モニター 正面側(斜め)

レビュー内容は 2019年8月30日時点のものです。

 

スペック構成

『XPSタワー』には、CPU・メモリ・ストレージ・グラフィックスのスペックの違いにより複数のモデルがラインナップしています。

また、XPSタワー には 16GBメモリと 512GB SSD+2TB HDDのデュアルストレージを標準搭載した「スペシャルエディション」もラインナップ、さらに「スペシャルエディション」では VRコンテンツに対応した RTX 2000シリーズのグラフィックス搭載モデルも選べます。

OS Windows 10 Home (64ビット) 日本語
CPU ■インテル Core i7-9700
■インテル Core i7-9700K
メモリ ■8GB DDR4 2666MHz
■16GB DDR4 2666MHz
ストレージ ■1TB HDD(7200 rpm)
■1TB HDD(7200 rpm)+16GB インテル Optane メモリ
■256GB SSD(M.2)+1TB HDD(7200 rpm)
■256GB SSD(M.2)+2TB HDD(7200 rpm)
■512GB SSD(M.2)+2TB HDD(7200 rpm)
光学ドライブ DVD ドライブ
グラフィックス ■インテル HD グラフィックス(CPU内蔵)
■NVIDIA GeForce GT 1030
■NVIDIA GeForce GTX 1050Ti
■NVIDIA GeForce GTX 1650
■NVIDIA GeForce GTX 1660Ti
■NVIDIA GeForce RTX 2060
■NVIDIA GeForce RTX 2070
LAN ギガビットイーサネット
ワイヤレス 802.11ac + Bluetooth 4.1, デュアル バンド 2.4 & 5 GHz, 1×1
価格(税込・配送料込) 通常エディション:112,298円~
スペシャルエディション:172,778円~

※価格は 2019年8月29日時点のクーポン適用前の販売価格。

レビューで試用するのは「XPSタワー スペシャルエディション プラチナ・VR(SSD+HDD・RTX2060搭載)」です。

■レビュー機の基本スペック
Core i7-9700/16GBメモリ/512GB SSD+2TB HDD/RTX 2060グラフィックス

ラインナップしているモデルのスペックや価格、クーポンなどの最新情報はデルオンラインストアでチェックできます。

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外観チェック

精悍(せいかん)なイメージのフロントパネル

『XPSタワー』のフロントパネルは通常エディションが光沢のあるブラック、スペシャルエディションはダークなシルバーです。

XPS タワー(通常エディション)
通常エディション
(旧モデルですがフロントのデザインは同じ)

XPS タワー(スペシャルエディション)
スペシャルエディション

フロントパネルはキリリとした面構えで精悍なイメージです。

前後から見た写真です。

正面側と背面側

左右の側面です。

左側面
本体正面に向かって左側

右側面
本体正面に向かって右側

天面側です。

本体天面側
天面

天面には大口径のファンが実装されています。

天面側のファン
天面には大口径のファン

底面側です。

本体底面側
底面

底面のゴム足は前面側と背面側に実装されています。安定性は良好です。

本体底面側ゴム足
底面ゴム足

ミニタワーPC でも奥行きが浅い

本体の大きさのイメージです。

本体の大きさイメージ(正面側)
幅:180 mm、高さ:386.5mm

本体の大きさイメージ(側面)
奥行き:356mm

フロントパネルの幅は一般的なミニタワーPC と同じくらいのサイズですが、奥行きは意外と浅いです。奥行きの少ないデスクやテーブルの下にも設置できそうです。

 

インターフェース

使い勝手の良い充実のインターフェース

前面側のインターフェースです。

インターフェース(前面側)

①電源ボタン(LED内蔵)
②SDカード スロット
③ヘッドフォン、マイク入力 ジャック
④USB 3.1 Type-C ポート
⑤USB 3.1 Gen 1 ポート×3
⑥DVD ドライブ

SDカードスロットは抜き差し方式です。

インターフェース(SDカードスロット)

DVDドライブをオープンしたときのイメージはこんな感じ。

インターフェース(DVD)

背面側のインターフェースです。

インターフェース(背面側)

⑦USB 2.0ポート×2
⑧ギガビット イーサネット
⑨DisplayPort
⑩HDMI
⑪USB 3.1 Type-Cポート
⑫USB 3.1 Gen 1 ポート×4
⑬オーディオ ポート(5.1チャネル、3ジャック)
⑭電源コネクタ

NVIDIA GeForce RTX 2060 の搭載ポートです。

インターフェース(グラボ)

⑮HDMI 2.0b
⑯DisplayPort 1.4
⑰DVI-D

インターフェースは充実しています。

とくに前面側と背面側それぞれの実装位置は使い勝手が考慮されているのも好印象です。

 

本体内部

『XPSタワー』の本体内部をチェックします。

ツールレスで本体内部にアクセスできる

サイドカバーを開けるには、背面側にある サイドパネルリリースラッチを引けば簡単に開けることができます。

サイドパネルリリースラッチ

本体内部の全体イメージです。

本体内部の全体イメージ(その1)

さらに、背面側の電源装置ケージリリースラッチ 2箇所を解除すると、電源装置のケージを開くことができます。

電源装置ケージリリースラッチ
矢印のリリースラッチを上にスライドしてロック解除

電源装置ケージオープン

優れた拡張性でパーツの換装・増設も簡単そう

各パーツの実装エリアをチェックします。

CPU とメモリの実装エリアです。

CPUとメモリ
CPUとメモリ
メモリスロットは2つ(16GBメモリ搭載時は空きなし)

レビュー機のグラフィックボードは NVIDIA GeForce RTX 2060 を搭載しています。

グラフィックボード
グラフィックボードは NVIDIA GeForce RTX 2060 を搭載

拡張カードスロットの空きは「PCI-Express X1 スロット」と「PCI-Express X4 スロット」です。

拡張カードスロットの空き

SSD と SATAコネクタ。

SSD と SATAコネクタ
SSD と SATAコネクタ
SATAコネクタの空きは2つ

DVDドライブです。

DVDドライブ
DVDドライブ

DVDドライブの換装はフロントパネルを外せばできそうです。

3.5インチドライブベイの空きは2つ。

3.5インチドライブベイ
3.5インチドライブベイ

HDD は電源装置ケージの外側に実装されています。

3.5インチHDD
HDDはツールレスで換装できそう

本体内部へのアクセスは簡単で、拡張性もグッド、パーツの換装・増設も簡単そうです。

 

ベンチマーク

ベンチマークでは、レビュー機の『XPSタワー』の基本性能にくわえ CPU・グラフィック・ストレージ性能のほか、バッテリー性能や総合的なパフォーマンスを測定します。

測定結果については、性能レベルの程度を把握しやすくするため、以前レビューを実施した「Dell G5 15」のスコアと比較します。

「Dell G5 15」はノートパソコンではありますが、RTX 2060グラフィックスを搭載したハイパフォーマンスなゲーミングノートです。

2機種の基本スペックは以下のとおり。

■XPSタワー
Core i7-9700/16GBメモリ/512GB SSD+2TB HDD/RTX 2060グラフィックス

■Dell G5 15
Core i7-8750H/16GBメモリ/256GB SSD+1TB HDD/RTX 2060グラフィックス

CPU 世代の違いのほか、CPUやグラフィックスにデスクトップPC向け/ノートPC向けの違いなどはありますが、今回レビューしている『XPSタワー』のパフォーマンスの高さをナットクできることと思います。

比較に使用したベンチマークは以下のとおりです。

比較項目 使用するベンチマーク
基本性能 PASS MARK PerformanceTest 9.0
CPU性能 CINEBENCH R15
グラフィック性能 3DMark
ドラゴンクエストX
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ
ファイナルファンタジーXV
VRMark
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 8
PCMark 10

<関連記事>
Dell G5 15 実機レビュー

 

基本性能

PASS MARK PerformanceTest 9.0 のベンチマーク結果です。

PASS MARK PerformanceTest XPSタワー Dell G5 15
PassMark Rating 6658.5 5026.9
CPU Mark 16817.4 11366.6
2D Graphics Mark 918.6 725.7
3D Graphics Mark 15216.3 9017.2
Memory Mark 3061.4 2437.8
Disk Mark 12872.2 9684.3

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R15 と CINEBENCH R20 のベンチマークで比較します。

CINEBENCH R15 XPSタワー Dell G5 15
CPU 1424 cb 1047 cb
CPU (Single Core) 195 cb 168 cb
 MP Ratio 7.29 x 6.22 x
CINEBENCH R20 XPSタワー Dell G5 15
CPU 3173 cb 2432 cb
CPU (Single Core) 469 cb 404 cb
 MP Ratio 6.76 x 6.02 x

 

グラフィック性能

ゲーム系のベンチマークでグラフィックス性能を評価します。

3DMark

3DMark のベンチマーク結果です。

3DMark XPSタワー Dell G5 15
Night Raid 48403 26561
Sky Diver 40179 28249
Fire Strike 16617 12946
Time Spy 7231 5603
Port Royal 3734 3074

3DMark の各テスト内容は以下のとおり。

Night Raid DirectX 12 を使用したモバイルPCなど低スペックPC向けのグラフィックス性能テスト
Sky Diver DirectX 11 を使用したミドルレンジ・ゲーミングノート向けのグラフィックス性能テスト
Fire Strike DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト
Time Spy DirectX 12 を使用したゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト
Port Royal DirectX のレイトレーシング(DXR)を使用したリアルタイム・レイトレーシングのグラフィックス性能テスト

ドラゴンクエストX

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX XPSタワー Dell G5 15
最高品質、解像度 1920×1080 21343
(すごく快適)
8826
(とても快適)

ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター

ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーターのベンチマーク結果です。

紅蓮のリベレーター XPSタワー Dell G5 15
最高品質
解像度 1920×1080
15896
(非常に快適)
平均FPS:109 FPS
10245
(非常に快適)

ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ

ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ XPSタワー Dell G5 15
最高品質
解像度 1920×1080
15696
(非常に快適)
平均FPS:112 FPS
9975
(非常に快適)

ファイナルファンタジーXV

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV XPSタワー Dell G5 15
標準品質 解像度 1920×1080 10125
(とても快適)
6450
(快適)
高品質 解像度 1920×1080 7164
(やや快適)
5161
(やや快適)

VRMark

VRMark のベンチマーク結果です。

VRMark XPSタワー Dell G5 15
Orange Room 10809 5650
 平均 fps 235.63 fps 123.17 fps
 目標 fps 109.00 fps 109.00 fps
Blue Room 2276 1763
 平均 fps 49.61 fps 38.43 fps
 目標 fps 109.00 fps 109.00 fps
Cyan Room 6411 393
 平均 fps 139.77 fps 8.58 fps
 目標 fps 88.90 fps 88.90 fps

VRMark の各テスト内容は以下のとおり。

Orange Room VRアプリケーションを快適に楽しめるか標準的負荷のテスト
Blue Room VRアプリケーションで利用される典型的なグラフィックス処理を高クオリティで処理させる高負荷なテスト
Cyan Room Orange Room と Blue Room の中間的な負荷のテストで、DirectX 12 でどの程度の VRパフォーマンスを発揮できるかを判定するテスト

 

グラフィックス性能は、映像描画の快適性の指標になります。

同じ RTX 2060グラフィックスを搭載していても、デスクトップPC用とノートPC用とでパフォーマンスにかなりの違いが出てきます。

レビュー機の XPSタワーは、ほとんどのゲームタイトルやVRコンテンツでも快適なパフォーマンスが期待できるハイレベルな性能を備えていることがわかります。

 

ストレージ性能

ストレージ性能は、CrystalDiskMark を使用して計測したシーケンシャルリード(読み込み)/ライト(書き込み)時のデータ転送速度で比較します。

ストレージは いずれも SSD+HDD のデュアルストレージを搭載し、SSD は PCIe / NVMe 対応、HDD の回転数は XPSタワーが 7200回転/分、Dell G5 15 は 5400回転/分です。

データ転送速度 XPSタワー Dell G5 15
シーケンシャルリード
(SSD)
2677.5 MB/s 1642.3 MB/s
シーケンシャルライト
(SSD)
1391.0 MB/s 720.2 MB/s
シーケンシャルリード
(HDD)
200.6 MB/s 155.4 MB/s
シーケンシャルライト
(HDD)
200.3 MB/s 150.6 MB/s

HDD のデータ転送速度は回転数の違いがスコアに表れていますが、SSD について同じPCIe / NVMe 対応でもスコア差が大きいのは容量の違いが挙げられます。

SSD は大容量になるほどデータ転送速度が速くなります。(512GB以上で違いが顕著になります)

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 8 と PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

PCMark 8

PCMark 8 のベンチマーク結果です。

PCMark 8 XPSタワー Dell G5 15
Home Test 5298 4259
Creative Test 8436 5063

※テスト項目説明
 Home Test(家庭での利用を想定したテスト)
 Creative Test(クリエイティブな利用を想定したテスト)

PCMark 10 Extended

PCMark 10 Extended のベンチマーク結果です。

PCMark 10 Extended XPSタワー Dell G5 15
Total Score 7714 5995
Essentials 9187 8252
 App Start-up Score 11862 10745
 Video Conferencing Score 7072 7200
 Web Browsing Score 9244 7264
Productivity 8515 7498
 Spreadsheets Score 10518 9662
 Writing Score 6895 5819
Digital Content Creation 9033 5912
 Photo Editing Score 10941 9453
 Rendering and Visualization Score 11351 6821
 Video Editing Score 5935 3206
Gaming 13547 10487
 Graphics score 17808 14104
 Physics score 17677 13823
 Combined score 9125 6456

※テスト項目説明
 Total Score(総合的な評価)
 Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
 Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
 Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
 Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

 

総合的なパフォーマンスでも圧倒的な違いです。

Dell G5 15 もかなりハイパフォーマンスなノートパソコンですが、それをも圧倒するパワーが XPSパワーに搭載されているということです。

 

RAWデータ現像・動画エンコード処理時間計測

RAWデータ現像と動画エンコードの処理時間を計測します。

計測結果については、レビュー機の XPSパワー とベンチマークで比較対象としていた Dell G5 15 の結果を掲載します。

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector 7

■条件等
・RAWデータ 50ファイルを一括書き出し
・プリセット等 編集は適用しない
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

RAWデータ現像 XPSタワー Dell G5 15
処理時間 38.9秒 56.3秒

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector 15

■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力
(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

動画エンコード XPSタワー Dell G5 15
処理時間 1分43秒3 2分26秒7

 

駆動音・パーツの温度

駆動音については平常時は静かです。高負荷時は「ブーン」という音が大きくなりますが、耳ざわりに感じるほどではなく、パソコンを使っているあいだ終始負荷の高い状態が続くわけではないので駆動音は気になることはないと思います。

また、パーツの温度については、以下に「動画エンコード時」「ベンチマーク実行時」の CPU温度と動作周波数の関係をグラフ化しています。

動画エンコード時の CPU温度
動画エンコード時の CPU動作周波数と温度
(10分間の動画エンコード処理)

ベンチマーク時の CPU温度
ベンチマーク実行時の CPU温度
(ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズを1回実行)

CPUの温度は 90℃を超えることなくハイパフォーマンスをキープしています。大口径のファンが本体内部の冷却に効果的に作用しているようです。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動時間、再起動時間、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 21.4秒 30.4秒 8.2秒
2回目 20.8秒 29.6秒 8.4秒
3回目 20.4秒 29.9秒 8.4秒
4回目 20.8秒 29.6秒 8.4秒
5回目 20.5秒 29.3秒 8.5秒
平均 20.8秒 29.8秒 8.4秒

感覚的も「早い」です。

なお、起動・再起動・シャットダウン時間は状況により多少変動するので、参考値としてください。

 

搭載ソフトウェア

『XPSタワー』に搭載されている主なソフトウェアです。

主なソフトウェア(クリックで拡大表示できます)

Windows標準のソフトのほか、Dell サポート関連ソフトやマルチメディアコンテンツの統合パッケージ「CyberLink Media Suite Essentials」、セキュリティソフト「マカフィー リブセーブ」などがインストールされています。

CyberLink Media Suite には動画編集ソフトや DVD再生ソフト、ライティングソフトが含まれていて DVDドライブを活用したマルチメディアを楽しめます。

CyberLink Media Suite
CyberLink Media Suite Essentials

また、ゲーミングパソコンなどで採用されている「Killer Control Center」もインストールされています。ネットワーク通信を制御できるソフトウェアで、配信されてくる映像や音楽もスムーズに再生できるメリットがあります。

Killer Control Center
Killer Control Center

サウンドユーティリティソフトとして「Waves MaxxAudio Pro」もインストール。

Waves MaxxAudio Pro サウンドユーティリティソフトWaves MaxxAudio Pro

サウンドに合わせたプリセットが数多く設定されているほか、スピーカーやヘッドフォンなどサウンドを再生する機器に合わせて、お好みのサウンドへのチューニングもOKです。

『XPSタワー』には 5.1チャネル オーディオポートも実装されているので、充実のサウンド環境を構築できそうです。

 

付属品

『XPSタワー』の本体ほか電源コード、キーボードとマウス、ドキュメント類が同梱されています。

『XPSタワー』本体セット

キーボードとマウスは USB対応ですが、Dell純正のワイヤレスキーボードとマウスをオプションで追加することもできます。

また、マニュアル類は簡易的でかんたんな内容が記載されている程度ですが、製品の使い方や取り扱いに関する詳細な情報はデル公式サイトで公開されています。

 

まとめ

以上、『XPSタワー(8930)』のレビュー記事をお届けしました。

『XPSタワー』のパフォーマンスはとにかくハイレベルです。

よりパワフルなパフォーマンスで、写真・動画編集のほか ほとんどのゲームタイトルなどエンターテイメントを快適に楽しめる、ハイレベルなオールラウンダーPC といえるモデルです。

評価のポイントをまとめると・・・

高評価のポイント
・パワフルパフォーマンスで快適に使える
・効果的なエアフローで安定したパフォーマンス
・ツールレスで本体内部にアクセスできて拡張性もグッド!
・USBなどポートへのアクセスもグッド!

残念なポイント
・キーボード&マウスは「なし/USB対応/ワイヤレス」の選択ができない

『XPSタワー』の通常価格は、通常エディションが 11万円台~、スペシャルエディションが 17万円台~。(税込・配送料込の価格。クーポンの割引率によっては 15%~20%オフの価格で購入できます。)
※価格は記事執筆時点のキャンペーン価格。

最新の価格やクーポン割引率などの最新情報は、デル直販サイト「デルオンラインストア」をご確認ください。

 

デル直販「デルオンラインストア」公式サイト

 

XPSタワー 正面(斜め)

 

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