正面斜め上

VAIO FL15 (2021年モデル) は、AMD Ryzen モバイル・プロセッサーを搭載した 15.6型ノートPCです。

一世代前の Ryzen 3 4300U プロセッサーのみのラインナップですが、システム全体のパフォーマンスは最適化されており、ベンチマークによる性能評価も十分満足できる内容です。

筐体の素材にプラスチックを採用するなどでコストダウンを図っている印象はあるものの、しっかりした基本性能で使いやすいスタンダードノートに仕上げられています。

■VAIO FL15 (2021年モデル) の特徴

  • AMD Ryzen 3 4300U プロセッサーを搭載
  • 15.6インチサイズでもスリムでスタイリッシュなデザイン
  • ホワイト/ブラック/シルバーのカラーバリエーション
  • 狭額縁ベゼルのフルHD液晶ディスプレイ
  • 天面を開くとキーボード面に適度な傾斜が付くチルトアップ構造
  • フルサイズでタイピングしやすいキーボード

レビューではメーカーからお借りした実機を使用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(壁紙)

レビューは 2022年1月29日時点の内容です。

 

スペック構成

VAIO FL15 のおもなスペックは以下のとおり。

OS ・Windows 10 Pro 64ビット
・Windows 10 Home 64ビット
CPU AMD Ryzen 3 4300U プロセッサー
メモリ 8GB (オンボード) LPDDR4X、デュアルチャンネル転送対応
ストレージ 256GB SSD (NVMe)、PCI Express×4(32Gb/s)
ディスプレイ 15.6型ワイド(16:9) Full HD 液晶 (1920×1080ドット、約1619万色、)、アンチグレア (非光沢)
グラフィックス AMD Radeon グラフィックス (CPUに内蔵)
ワイヤレス IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax準拠、Wi-Fi 6準拠、Bluetooth 5.1準拠
カメラ、マイク CMOS センサー搭載HDウェブカメラ (92万画素)、内蔵ステレオマイク
バッテリー駆動時間(JEITA2.0) 約7.5時間
本体カラー ホワイト/ブラック/シルバー
本体サイズ(W×D×H) 約 358.7×239.2×20.5 mm
本体質量 約 1.85kg

スペック詳細、価格、キャンペーンなど最新情報は VAIO直販サイト「VAIO ストア」をご確認ください。

 

真正面

VAIO FL15 (2021年モデル)
税込 9万円台から
(3年あんしんサポート付き)

Check

「3年あんしんサポート」を「VAIOパソコン1年サポート(メーカー標準保証)」に変更すると購入価格が 15,510円安くなります。[税込79,200円~]
1年サポートで十分と思われるユーザーはカスタマイズ項目の「保証」で「VAIOパソコン1年サポート」を選択してください。

 

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外観チェック

スタイリッシュなデザイン

VAIO FL15 のデザインは、スリムでスタイリッシュ!

正面側 右側

背面側 右側

レビュー機のカラー「ホワイト」は清潔感のあるカラーで、部屋空間を圧迫しない色合いです。指紋や皮脂の跡が目立たないところも好感が持てます。

筐体の素材は樹脂製(プラスチック製)ですが、サラサラとした感触で質感の良い仕上がりです。

天面斜め(その1)

天面斜め(その2)

本体は 15.6インチサイズながら意外にスリムです。

天面斜め(その3)

天面斜め(その4)
本体はそこそこスリム

底面部は剛性を重視した「ユニボディ」の構造で、見た目もスッキリしています。

底面側(斜め)

ただし、底面のカラーはブラックに統一されていて、天面のカラーが「ホワイト」や「シルバー」のときはツートンカラーとなる点はチェックしておいたほうがよいでしょう。

好みにもよりますが、レビュー機のようなツートンカラーも意外にオシャレ感がある印象です。

ゴム足は四隅に実装されています。4箇所とも細長い形状で少し厚みのあるゴム足です。やや硬めですがクッション性も確保されていて本体の安定感は良好です。

排気口はヒンジのあいだに実装されています。キーボード面と底面の両方から排気される構造で、本体内部の効果的な排熱が期待できます。

排気口(キーボード面)

排気口(底面)

また、ヒンジは本体奥側を持ち上げるチルトアップ構造です。

チルトアップ構造

キーボードに適度な傾斜ができることでタイピングしやすくなるメリットがあります。

必要十分なインターフェース

VAIO FL15 のインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①セキュリティロックスロット

②USB Type-A 端子

③ヘッドセット対応ヘッドホン端子

④microSD メモリカードスロット

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

⑤HDMI 端子

⑥USB Type-C 端子

⑦USB Type-A 端子

⑧電源端子

microSD メモリカードスロットはプッシュロック式です。

microSDメモリカードスロット
microSDカードをシッカリ挿し込んた状態

microSD カードを押し込んでロックさせ、取り出すときは再度カードを押し込んでロックを解除することでカードが出てくる仕組みです。

USB Type-C コネクタは映像出力や PD充電器に対応しています。

■USB Type-C コネクタ対応表(当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W) ×
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

 

使用頻度が高く必要十分なインターフェースを実装しています。

LANコネクタは実装されていませんが、おもに自宅での使用を前提に考えると Wi-Fi だけでも十分かと。Wi-Fi 6 準拠なので、対応ルーターに置き替えれば高速無線LAN にも対応可能です。

 

電源ボタンはキーボード右上に実装されています。

電源ボタン
電源ボタン(LED内蔵)

スピーカーは底面部 前面側の左右に実装されています。

スピーカー
矢印の指すところがスピーカー

スピーカー(拡大)
スピーカーの拡大写真

音域や音質はそれなりですが、カジュアルには十分楽しめるレベルです。

それなりのサイズでも、そこそこスリムで軽量

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

ゴム足を含めた本体の高さは実測でおよそ 22.5mm。15.6インチサイズながら意外にスリムで CDケース 2枚より少し厚みのある程度です。

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:1,758g
・電源アダプター:197g
・電源コード:43g

本体の重量は一般的な 15.6インチノートにくらべ軽量です。(一般的な15.6インチノートは 2kgくらい)

外出先への持ち運びはキビシイですが、部屋間の移動はラクにできる重量感です。

電源アダプターの最大出力は 40W。その大きさは手のひらに収まるサイズです。

電源アダプターの大きさ

電源アダプターの大きさ(実測)

サイズ感としては一般的な電源アダプターの 65W クラスですが、コストダウンしていることもあるでしょうし、基本的に据え置きタイプのノートパソコンなのでアダプターのサイズが気になることはないと思います。

 

ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイは自然な色合い

VAIO FL15 の液晶パネルは AU Optronics製(BenQグループの液晶パネル製造会社)で型名「B156HAN02.1」。

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例

表示される文字の大きさ
テキストの表示例

トーンカーブは、わずかにうねっていますが RGB ともに 理想的な 45度の角度に近い形状です。

トーンカーブ
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)

輝度はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「260 cd/m2」。なお、パネル仕様では 輝度 250 cd/m2、コントラスト比 800:1 。

 

色域の計測結果です。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

規格 カバー率
sRGB 59.7% 59.8%
Adobe RGB 44.3% 44.3%

色域は標準的です。

VAIO FL15 の液晶パネルは、高輝度ではありませんがディスプレイに描画される映像は自然な色合いで、オフィスソフトやインターネット、動画鑑賞など一般的な用途では十分なレベルです。

 

狭額ベゼルで画面周りスッキリ

ベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

とくに、左右の幅は鉛筆の太さと同じくらいで 15.6インチの大画面ながら画面周りがスッキリしています。

 

映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

上記写真のとおり非光沢液晶は画面への映り込みはほとんど気になりません。眼への負担も軽減できます。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

ディスプレイはフラットまで開く

ディスプレイを開くことができる最大角度は 約130度。

ディスプレイの最大可動角度

クラムシェルタイプのノートパソコンとして十分な範囲をカバーしています。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

VAIO FL15 のキーボードレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

ただし、テンキーは3列レイアウトです。(一般的なテンキーは4列)

テンキー
テンキーは3列レイアウト

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は実測で およそ19mm(仕様では 約19.05mm)、テンキーのキーピットは実測で 17.5mm。

キーボードに両手を置いたときのイメージ
フルサイズのキーピッチ

キートップの形状はフラット。少しツルツルとした感触で指先のフィット感は良好です。

キートップ

キーストロークの仕様は 約1.0mm。キーを押した感覚は少し浅い感じはありますが、大きな違和感はなくシッカリとした打鍵感でタイピングできます。

キーストローク
タイプ音は「タクタク」という音
音の大きさは静か

キーを押し込む硬さもちょうど良く、キーを押し込んだ後の反発も良好で、タイピングしやすいキーボードです。

質感の良いパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で質感も良好です。

パームレスト

ホワイトのカラーは清潔感があって指紋や皮脂の跡も目立たず、気持ちよくキーボード操作ができます。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが独立したタイプです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

ツルツルとした感触で手触り感も良好、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、VAIO FL15 の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほか総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

OS Windows 10 Home 64ビット
CPU AMD Ryzen 3 4300U プロセッサー
メモリ 8GB (オンボード) LPDDR4X
ストレージ 256GB SSD (NVMe)
グラフィックス AMD Radeon グラフィックス

評価に使用したベンチマークは以下のとおりです。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10

なお、ベンチマークの実施にあたっては、電源オプションの電源プランを「VAIO推奨設定」に、電源モードを「高パフォーマンス」に設定して実行しています。

※電源プラン「VAIO推奨設定」は、メーカーによるパフォーマンスと電力消費のバランスをとった設定です。

Check

VAIO FL15 には VAIO独自のチューニング VAIO TruePerformance は搭載されていません。ただし、システム全体のパフォーマンスは後述のとおり十分満足できる内容でした。
ちなみに、VAIO TruePerformance は 電源強化や放熱能力の向上などによって、より高いパフォーマンスを持続的に発揮できる VAIO独自のチューニング技術で、Zシリーズや SXシリーズなどの上位機種に搭載されています。

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 4700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 4500U プロセッサー

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー

・インテル Core i7-10510U プロセッサー

・インテル Core i5-10210U プロセッサー

・インテル Core i3-10110U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]

CPU
Ryzen 7 5700U
3431 pts
Ryzen 5 5500U
2760 pts
Ryzen 7 4700U
2750 pts
Ryzen 5 4500U
2040 pts
Core i7-1165G7
1921 pts
Core i5-1135G7
1812 pts
Ryzen 3 4300U(レビュー機)
1633 pts
Core i7-10710U
1591 pts
Core i5-10210U
1398 pts
Core i3-1115G4
1224 pts
Core i3-10110U
895 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Ryzen 7 5700U
17130
Ryzen 7 4700U
14790
Ryzen 5 5500U
12519
Core i7-1165G7
11252
Ryzen 5 4500U
11105
Core i5-1135G7
10914
Core i7-10710U
8547
Ryzen 3 4300U(レビュー機)
8067
Core i5-10210U
7611
Core i3-1115G4
6702
Core i3-10110U
5533

レビュー機の CPU は、保有している性能をシッカリと発揮できています。

スコアのとおり、パフォーマンスのレベルは、第10世代インテル Core i7-10710U 相当といったところでしょうか。

一般的な使いかた(ネット・メール・オフィスソフト・動画視聴など)のほかオンライン会議でも十分満足できるパフォーマンスが期待できます。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5500U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 4700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 4500U搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-1115G4搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i7-10710U搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i5-10210U搭載機)

・インテル UHD グラフィックス(Core i3-10110U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4082
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3251
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3114
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
2992
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2333
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2327
AMD Radeon(レビュー機)
2242
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2114
インテル UHD(Core i7-10710U)
1198
インテル UHD(Core i5-10210U)
1095
インテル UHD(Core i3-10110U)
836

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
11130
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
9589
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
8780
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
8576
インテル UHD(Core i3-1115G4)
7706
AMD Radeon(レビュー機)
7294
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
6969
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
5870
インテル UHD(Core i7-10710U)
5037
インテル UHD(Core i5-10210U)
4671
インテル UHD(Core i3-10110U)
2650

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4371
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3738
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3546
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3518
AMD Radeon(レビュー機)
2842
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2787
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2661
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2278
インテル UHD(Core i7-10710U)
1763
インテル UHD(Core i5-10210U)
1500
インテル UHD(Core i3-10110U)
1081

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3470
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3129
AMD Radeon(Ryzen 7 5700U)
3112
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2896
AMD Radeon(レビュー機)
2538
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2450
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2389
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
2122
インテル UHD(Core i7-10710U)
1298
インテル UHD(Core i5-10210U)
1200
インテル UHD(Core i3-10110U)
944

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかにも搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル)に依存します。

レビュー機の CPU は一世代前の Ryzen 3 4300U プロセッサーを搭載していますが、8GBメモリ/デュアルチャネル構成の効果により、そこそこ優秀なスコアが出ています。

CPU-Z (Memory)
メモリ構成

動画鑑賞やビデオ会議など、グラフィックス性能が重要な処理でも十分なパフォーマンスが期待できます。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは NVMe対応の SSD(容量 256GB) が搭載されています。

データ転送速度

計測結果は優秀で Windows やアプリの起動も早いです。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・Ryzen 5 5500U搭載機

・Ryzen 7 5700U搭載機

・Core i3-1115G4搭載機

・Core i5-1135G7搭載機

・Core i7-1165G7搭載機

※当サイトで計測したスコアの平均値

スペック VAIO FL15
Gen 3
Ryzen 5 5500U
搭載機
Ryzen 7 5700U
搭載機
Core i3-1115G4
搭載機
Core i5-1135G7
搭載機
Core i7-1165G7
搭載機
CPU AMD Ryzen 3 4300U AMD Ryzen 5 5500U AMD Ryzen 7 5700U インテル Core i3-1115G4 インテル Core i5-1135G7 インテル Core i7-1165G7
メモリ 8GBメモリ 8GBメモリ 16GBメモリ 8GBメモリ 8GBメモリ 8GB/16GBメモリ
ストレージ 256GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 512GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 256GB/512GB SSD (NVMe) 256GB/512GB/1TB SSD (NVMe)
グラフィックス AMD Radeon AMD Radeon AMD Radeon インテル UHD インテル Iris Xe インテル Iris Xe

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Total Score
VAIO FL15
3618
Ryzen 5 5500U搭載機
3637
Ryzen 7 5700U搭載機
4475
Core i3-1115G4搭載機
3350
Core i5-1135G7搭載機
3838
Core i7-1165G7搭載機
4270
 Essentials
VAIO FL15
8411
Ryzen 5 5500U搭載機
8396
Ryzen 7 5700U搭載機
8772
Core i3-1115G4搭載機
8418
Core i5-1135G7搭載機
8712
Core i7-1165G7搭載機
9154
基準値
4100
 Productivity
VAIO FL15
7173
Ryzen 5 5500U搭載機
7502
Ryzen 7 5700U搭載機
8091
Core i3-1115G4搭載機
6228
Core i5-1135G7搭載機
6064
Core i7-1165G7搭載機
6480
基準値
4500
 Digital Contents Creation
VAIO FL15
4094
Ryzen 5 5500U搭載機
4646
Ryzen 7 5700U搭載機
5725
Core i3-1115G4搭載機
3381
Core i5-1135G7搭載機
4374
Core i7-1165G7搭載機
4651
基準値
3450
 Gaming
VAIO FL15
1876
Ryzen 5 5500U搭載機
1652
Ryzen 7 5700U搭載機
2668
Core i3-1115G4搭載機
1920
Core i5-1135G7搭載機
2625
Core i7-1165G7搭載機
3302

※テスト項目説明

・Total Score(総合的な評価)

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機のスコアは優秀です。

システム全体の性能が最大化されており、実際の使用においても Ryzen 5 5500U搭載機や Core i5-1135G7搭載機に相当するパフォーマンスが期待できます。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した比較対象機の処理時間と比較します。

・Ryzen 5 5500U搭載機

・Ryzen 7 5700U搭載機

・Core i3-1115G4搭載機

・Core i5-1135G7搭載機

・Core i7-1165G7搭載機

※当サイトで計測した処理時間の平均値

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
VAIO FL15
1分24秒9
Ryzen 5 5500U搭載機
1分23秒7
Ryzen 7 5700U搭載機
1分0秒6
Core i3-1115G4搭載機
59秒1
Core i5-1135G7搭載機
55秒9
Core i7-1165G7搭載機
50秒1
Photoshop Lightroom
VAIO FL15
45秒6
Ryzen 5 5500U搭載機
1分34秒5
Ryzen 7 5700U搭載機
52秒1
Core i3-1115G4搭載機
42秒5
Core i5-1135G7搭載機
36秒2
Core i7-1165G7搭載機
27秒4
Lightroom Classic
VAIO FL15
52秒7
Ryzen 5 5500U搭載機
1分28秒6
Ryzen 7 5700U搭載機
54秒3
Core i3-1115G4搭載機
47秒2
Core i5-1135G7搭載機
39秒3
Core i7-1165G7搭載機
33秒7

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
VAIO FL15
3分23秒9
Ryzen 5 5500U搭載機
3分14秒9
Ryzen 7 5700U搭載機
1分51秒9
Core i3-1115G4搭載機
4分57秒5
Core i5-1135G7搭載機
3分20秒9
Core i7-1165G7搭載機
3分5秒7

 

クリエイティブ性能も上位スペックの機種に近い処理性能です。

趣味として写真編集や動画編集を楽しむ際も十分快適なパフォーマンスが期待できます。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音については、ベンチマーク(CINEBENCH R20 でマルチ Core を計測)実行中と動画エンコード中の音量(デシベル)計測で評価します。

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
使用測定器:Meterk SLM01

■測定結果

最大音量
下段はピーク時の音量推移
アイドル時 37.6db前後
(最小音量)
CINEBENCH R20 51.3db
(50~51dbで推移)
動画エンコード 50.7db
(50db台で推移)

※防音室での測定ではありませんが、周囲の音ができるだけ入らないようにして測定しています。

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

高負荷な状態では「ヒューッ」という排熱のときの気流音が大きくなります。個人差はありますがうるさく感じるかもしれません。

ただし、負荷が低減すれば即応するように気流音は小さくなります。

 

表面温度のチェック

アイドル状態と動画エンコード時の表面温度の測定結果です。

※単位:℃、測定時の室温:24℃

※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果

■アイドル状態で10分放置

アイドル状態で10分放置の表面温度

■10分間動画エンコード実行後

10分間動画エンコード実行後の表面温度

 

高負荷な状態になるとキーボード奥 中央寄りから右側にかけて温度が上がりやすいですがタイピングへの影響はありません。

また、パームレストについては、高負荷な状態でも本体内部の熱の影響はありません。むしろエアフロー効果で表面温度は下がっています。

高負荷時でも快適なキーボード操作が可能です。

 

サウンド チェック

サウンドを試聴した印象は以下のとおりです。

■スピーカー
音域や音質はそれなりで、カジュアルに楽しめるレベル。
音声はシッカリと聴き取ることができる。

■ヘッドホン
低音域から高音域まで広い音域を再現し音質もアップする。

※VAIO FL15 にインストールされているサウンドユーティリティソフトは「Realtek Audio Console」のみです。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 9.3秒 23.1秒 6.0秒
2回目 8.7秒 23.5秒 6.2秒
3回目 8.6秒 23.4秒 6.4秒
4回目 8.8秒 23.1秒 5.7秒
5回目 8.7秒 23.4秒 6.0秒
平均 8.8秒 23.3秒 6.1秒

体感的にも早く、処理待ちのストレスを感じることはないでしょう。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows の状態などにより時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

VAIO FL15 の本体ほか同梱品一式です。

同梱品一式 width=
同梱品リスト
・VAIO FL15 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、VAIO FL15 のレビュー記事をお届けしました。

VAIO FL15 は、廉価モデルということで筐体の素材やパーツなどでコストダウンされていますが、VAIO らしい品質の高さや使いやすさに配慮された作りは好印象です。

スペック的には最新とは言えないものの、しっかりした基本性能を搭載しており、そのパフォーマンスはスタンダードノートとして十分満足できる内容です。

スタイリッシュなデザインでインテリアにもマッチし、ふだん使いはもちろんのことテレワークやリモートワークでも快適に使えるスタンダードノートといえるでしょう。

 

スペック詳細、価格、キャンペーンなど最新情報は VAIO直販サイト「VAIO ストア」をご確認ください。

真正面

VAIO FL15 (2021年モデル)
税込 9万円台から
(3年あんしんサポート付き)

Check

「3年あんしんサポート」を「VAIOパソコン1年サポート(メーカー標準保証)」に変更すると購入価格が 15,510円安くなります。[税込79,200円~]
1年サポートで十分と思われるユーザーはカスタマイズ項目の「保証」で「VAIOパソコン1年サポート」を選択してください。

 

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