デル『New Inspiron 15 7000 シリーズ』展示モデルのレビューです。
『New Inspiron 15 7000 シリーズ』は、最新OS Windows 10 と最新CPU 第6世代インテルCoreプロセッサー(開発コード名:Skylake)、そして専用ビデオカードを搭載したパワフルな15.6型スタンダードノートPCです。
展示モデルを見た感想を含め、『New Inspiron 15 7000 シリーズ』の特徴などをメモしておきます。
『New Inspiron 15 7000 シリーズ』の特徴 『New Inspiron 15 7000 シリーズ』の主要スペック まとめ |
『New Inspiron 15 7000 シリーズ』の特徴
『New Inspiron 15 7000 シリーズ』の展示モデルを見た感想や特徴です。
ちなみに、『New Inspiron 15 7000 シリーズ』には、「プレミアムモデル」と「プラチナモデル」がラインナップ。2つのモデルの違いは CPUのみで、展示モデルには「プラチナモデル」がセッティングされていました。
スペックが高い
主要となるスペックは後述しますが、基本スペックともいえる「CPU」「メモリ」「ストレージ」が高いレベルで構成されています。
■CPU:
プラチナモデル :インテル Core i7-6700HQ
プレミアムモデル:インテル Core i5-6300HQ
■メモリ:8GB
■ストレージ:1TB 5400 rpm SATA ハイブリッドHDD
とくに、CPU はスピード重視の「HQ」プロセッサーです。
キビキビ・サクサク、軽快な動作が期待できるスペック内容です。
ストレージは容量重視で、しかもハイブリッドHDD。
1TBの大容量なので、写真や動画などサイズの大きいファイルもたくさん保存できます。
高いエンタメ性能
さきほどの基本スペックに加え、専用グラフィックス「NVIDIA GeForce GTX 960M」が搭載されています。
「NVIDIA GeForce GTX 960M」はノートPCでのデスクトップクラスのゲーミングが楽しめる性能を持った専用グラフィックスカードです。
ゲームのみならず、写真や動画の編集など、快適な映像環境でのエンターテイメントが楽しめます。
とくに、ディスプレイの解像度がフルHD(1920×1080)なので、高精細でキレイな映像が描画できます。また、非光沢液晶により、照明などの映り込みもほとんど気になりませんでした。
サウンドには Waves社の「Waves MaxxAudio Pro」を採用し、最適化されたスピーカーとサブウーハーが内蔵されています。
高精細な映像と重低音のサウンドで、迫力あるエンタメも楽しめそうです。
Windows 10 & 第6世代インテル Core 搭載
Windows 10 は、スタートメニューが復活、スタートメニューとスタート画面が融合したことで、とても使いやすく改善されています。
新しいブラウザの「Edge(エッジ)」や「仮想デスクトップ」の搭載、グラフィック処理系のパフォーマンス・アップなど、新機能の搭載や性能の改善も図られています。
そして、『New Inspiron 15 7000 シリーズ』には、最新 CPU の第6世代インテル Core プロセッサーが搭載されています。
第6世代インテル Core プロセッサー (開発コード名:Skylake) は、Windows 10 向けに最適化された CPU です。
インテルの公式サイトによると、第6世代 Core プロセッサーは 5年前の PC との比較で、約2.5倍のパフォーマンスと 約3倍のバッテリー駆動時間を達成しています。
Windows 10 と第6世代インテル Core プロセッサーの組み合わせにより、『New Inspiron 15 7000 シリーズ』もより高いパフォーマンスが期待できます。
キーボード&タッチパッド
キーボードは大きめで、フツウに入力しやすいです。
キーピッチ(キーの中心から隣りのキーの中心までの距離)やキーストローク(キーを押せる深さ)もフツウで、とくに扱いにくさは感じませんでした。
また、タッチパッドも大きめサイズで扱いやすいです。ただ、好みにもよりますが、クリックボタンと一体化している点はチェックしておいてください。
インターフェース
USB、カードリーダー、LAN端子など、必要なインターフェースはシッカリ搭載されています。
本体右側を見てみます。
手前側から「メディア・カード・リーダー」「USB 3.0端子」「HDMI端子」「LAN端子」「セキュリティロック」が搭載されています。
つぎに、本体左側を見てみます。
手前側から「ヘッドフォン端子」「USB 3.0端子」×2、「通気口」「電源アダプタポート」が搭載されています。
チェックしておきたいポイントは、光学ドライブが搭載されていないことです。
光学ドライブは、USB対応の外付けブルーレイディスクドライブやDVDドライブで対応可能です。市販品でも 5,000円~10,000円くらいで購入できます。
デザイン
展示品モデルは、マットなレッドを基調としたカラーです。
派手といったイメージはなく、ちょっとシャレた感じです。
また、ヒンジ周辺の丸みをあるデザインは、スマートな印象です。
『New Inspiron 15 7000 シリーズ』の主要スペック
『New Inspiron 15 7000 シリーズ』の主要スペックです。
OS | Windows 10 Home 64ビット 日本語 |
CPU | プラチナモデル ■第6世代 インテル Core i7-6700HQ プロセッサー プレミアムモデル ■第6世代 インテル Core i5-6300HQ プロセッサー |
メモリ | 8GB シングル チャネル DDR3L 1600MHz (8GBx1) |
ストレージ | 1TB 5400 rpm SATA ハイブリッド ハードドライブ 8GB キャッシュ付き |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 15.6-インチ フルHD(1920 x 1080) アンチグレア(非光沢)ディスプレイ |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 960M 4GB GDDR5 |
ワイヤレス | インテル 3165AC + BT4.0 [802.11ac + Bluetooth 4.0, デュアル バンド 2.4 & 5 GHz, 1×1] |
Webカメラ | 内蔵HD(720p)Webカメラ、デュアル・デジタル・アレイ・マイク付き ※マイク アレイとは、複数個のマイク素子が並んでいるデバイスという意味で、必要な音だけを聞き取ることができるマイクです。 |
バッテリー駆動時間 | 最長11時間 |
本体サイズ(W×D×H) | 383×265×25.3 mm |
本体質量 | 約2.57Kg |
本体カラー | レッド または ブラック |
Office | なし(カスタマイズ可) |
動画像編集ソフト | なし(カスタマイズ可。Adobeソフトウェアで選択できます。) |
※決済完了後、5-7 営業日以内に工場から出荷予定です。
まとめ
デル『New Inspiron 15 7000 シリーズ』は、速度重視の第6世代 CPU と 専用グラフィックスカードを搭載し、快適なエンターテイメントが楽しめる 15.6型スタンダードノート。
オフィスなどでの快適作業はもちろんのこと、ゲームや写真・動画編集も快適に楽しめるパフォーマンスを持つモデルです。
詳細は デルの公式ページでチェックしてみてください。
⇒New Inspiron 15 7000 シリーズ(2015/10/16発売)