レノボ『Lenovo YOGA 700』の実機レビュー 前編です。
『Lenovo YOGA 700』は、ディスプレイ面がクルリと 360度回転することにより、ノートパソコンとしてもタブレットとしても使える 11.6インチサイズの 2in1 モバイルノートPCです。
第6世代インテル Core プロセッサー (開発コード名:Skylake) のモバイル向けプロセッサーでもある、インテル Core m3-6Y30 プロセッサーを搭載し、2in1 モバイルノートPCとしてスペックの高いモデルです。
前編では、外観などのデザインや、スペック、ディスプレイ、キーボードについてのレビューを行います。
※『Lenovo YOGA 700』はレノボ・ショッピング限定販売です。

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(後編) ベンチマーク DOLBY AUDIO サウンド視聴(動画に収録) 起動・シャットダウン時間計測(動画に収録) 搭載ソフトウェア 付属品 まとめ |
外観について
『Lenovo YOGA 700』のカラーは、ピュアなイメージのチョークホワイト。


底面もチョークホワイト。

サイドラインのブラックカラー部分は少し柔らかめの素材でできており、アクセントとともにプロテクトの役割があるようです。

パームレストにはヘアライン加工されていて、指紋や汚れが付きにくくなっています。

ヒンジもシッカリとした作りで、グラつきはないです。

スピーカーは、手前側の左右に搭載されています。

前後左右の側面からはこんな感じ。

次に、インターフェースを見てみます。
左側面は、写真の左から「電源コネクター」、「USB3.0」、「Micro HDMI」、「メモリカードスロット」が実装されています。

右側面は、写真の左から「電源ボタン」、「OneKey Rescue Systemボタン」、「画面回転ロックボタン」、「ボリュームボタン」、「マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック」、「USB 2.0」が実装されています。

内蔵Webカメラと内蔵マイクです。

次に、『Lenovo YOGA 700』のディスプレイ面を回転させて、モード(スタイル)を切り替えてみます。
まず、ノートPCモード。

スタンドモード。

テントモード。

タブレットモード。

ディスプレイ面を 180度以上回転させたとき、キートップがキーボード面に沈み込むことはありませんが、キー入力は無効化されます。

次に、本体を閉じたときの高さを実測してみます。

測定値は、およそ 17 mm。
スペック上では 15.8mm なので、ほぼスペック通りといえます。
次が重さ。
本体の重さは約1.094kg。

軽いです。外出時の持ち歩きもラクです。
電源アダプターの重さは 111gです。

電源コードの重さは 78gです。

電源コードは USB ポートからの給電も可能です。
また、電源アダプターは、コンパクトな手のひらサイズで、プラグは収納できるようになっています。
電源アダプターはコンパクトサイズ
電源アダプターのプラグは収納可能
本体の大きさのイメージです。本体の上に載っているのは B5版ノートです。

画面の大きさ比較です。比較対象は 8型 タブレット「MIIX 2 8」です。(写真の上側)

ちなみに、梱包箱の大きさのイメージはこんな感じです。

スペックについて
レビューに使用した実機のスペックです。
| OS | Windows 10 Home 64bit |
| CPU | 第6世代インテル Core m3-6Y30 プロセッサー |
| メモリ | 4GB オンボード (PC3-14900 LPDDR3) |
| ストレージ | 128GB SSD |
| 光学ドライブ | なし |
| ディスプレイ | LEDバックライト付 11.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット、1,677万色以上) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり |
| グラフィックス | インテル HD グラフィックス 515 (CPUに内蔵) |
| LAN | なし |
| ワイヤレス | インテル Dual Band Wireless-AC 3165 IEEE802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.0 |
| Webカメラ | HD 720p カメラ、デジタルマイクロフォン内蔵 |
| 本体サイズ(W×D×H) | 約 290×197×15.8 mm |
| 本体質量 | 約 1.1kg |
| Office | なし ※オフィスインストールモデルもラインナップしています。(Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス) |
CPUやメモリなど、ハードウェアの詳細な情報をキャプチャーした結果は次のようになります。

CPU

キャッシュ

メインボード

メモリ

グラフィックス(CPU内蔵)
CPU の第6世代インテル Core m3-6Y30 プロセッサーは、薄型ノートPCやタブレットに最適な超低電圧設計で「Surface Pro 4」にも採用されており、基本スペックともいえる CPU、メモリ、ストレージは、モバイルノートとして高いレベルの構成です。
ディスプレイ
ディスプレイは 11.6型フルHD(1920×1080)液晶。

画面解像度
次に、ディスプレイの映り込み具合を見てみます。


光沢液晶なので、ある程度の映り込みはありますが、実際使っているときは、あまり気になりませんでした。
次に、視野角を確認してみます。

正面

右側 ディスプレイ面から45度の角度

右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から45度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
視野角は広いです。
斜めからは、やや発色が低下しますが、2in1 PC の特性を考慮すれば、許容範囲だと思います。
次は、ディスプレイに表示される文字の大きさを確認してみます。
インターネットエクスプローラーに表示される文字の大きさはこんな感じ。
『Lenovo YOGA 700』の製品紹介ページを表示したものです。

ディスプレイの左上にある「lenovo」のロゴの大きさと比較してみればわかると思いますが、小さな文字が苦手な管理人でもラクに読める大きさです。
ちなみに、このマシンの Windows の設定では、ディスプレイに表示するテキストのサイズは 150% が推奨値となっていました。

キーボード&タッチパッド
キーボードのレイアウトです。

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は 約18mm。チョット狭めですがキー入力にあまり影響はないです。

キーピッチの測定は、便宜的にキートップの左端を基準にして測定しています。

キーストロークも浅くなくペタペタ感はありません。

また、ファンクションキーについては、標準的なファンクションキーとして動作させるためには、キーボード左下の[fn]キーを押しながら、該当するファンクションキーを押す必要があります。
ひらがな入力モードで、カタカナや英字に変換するときには、[fn]キーを押しながらファンクションキーを押さなければなりません。

次がタッチパッド。
タッチパッドは広めなので、ジェスチャー操作もやり易いです。

後編では、『Lenovo YOGA 700』の機能・性能についてレビューしています。
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