デル『Latitude 12 5000 2-in-1(5289)』レビュー ビジネスシーンも快適に使えるスタイル自在の 2in1ノートPC(前編)

 

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デル『Latitude 12 5000 2-in-1(5289)』実機レビュー 前編です。

『Latitude 12 5000 2-in-1(5289)』は、ディスプレイを360度回転させることでノートパソコンとしてもタブレットとしてもスタイル自在に使える 12.5インチサイズの2in1ノートPCです。

高い性能とモバイル性を兼ね備え、ビジネスシーンで快適に使えるモデルです。

前編では、外観のデザインや、ディスプレイ、キーボード、タッチパッドについてのレビューを行います。

Latitude 12 5000 2-in-1 正面側(向かって斜め右)

【 目 次 】
(前編)
外観について
スペックについて
ディスプレイ
キーボード&タッチパッド
(後編)
ベンチマーク
サウンド チェック
Windows の起動・シャットダウン時間計測
搭載ソフトウェア
付属品
まとめ

※記事内容は 2017年9月12日時点のものになります。

<参考>
『Latitude 12 5000 2-in-1(5289)』は、CPU、メモリ、ストレージなどのスペック構成により「ベーシックモデル」「プレミアムモデル」「プラチナモデル」の 3モデルがラインナップしています。

今回レビューを行うのは、「プレミアムモデル」です。

なお、『Latitude 12 5000 2-in-1』は法人向けモデルですが、個人ユーザーも購入可能です。

 

外観について

『Latitude 12 5000 2-in-1』のボディカラーはマットなブラック。落ち着いた雰囲気のカラーです。

Latitude 12 5000 2-in-1 正面(向かって斜め左)

Latitude 12 5000 2-in-1 背面側(その1)

Latitude 12 5000 2-in-1 背面側(その2)

天面を見てみます。

Latitude 12 5000 2-in-1 天面(その1)

Latitude 12 5000 2-in-1 天面(その2)

天面は、サラリとした質感です。

底面部をみてみます。

底面側(その1)

底面側(その2)

底面部のゴム足は、前後に平行して実装されており、ボディをシッカリと固定してくれます。

底面側ゴム足

次に、ヒンジをみてみます。

ディスプレイ面がクルリと360度回転するヒンジで、どのスタイルにしてもヒンジのグラつきはなく、安定性は良好です。

ヒンジ(ノートタイプ・拡大)

ヒンジ(ノートタイプ・全体)

ヒンジ(ノートタイプ・内側)

ヒンジ(ノートタイプ・180度オープン)

ヒンジ(テントモード)

ヒンジ(タブレットモード)

前後左右の側面からみてみます。

前面側前面側

背面側背面側

左側面左側面

右側面右側面

本体の外観や手に取った印象としては、ボディは頑丈そうで堅牢性も高そうです。

次に、インターフェース等を見てみます。

左側面には、「USB Type Cポート」、「HDMI」、「USB 3.0」が実装されています。

インターフェース(左側面)

なお、左側面には、オプションの「スマート・カード・リーダー」の実装も可能です。

右側面は、「電源ボタン」、「ボリュームボタン」、「オーディオ・コンボ・ジャック」、「microSD カードスロット」、「SIMトレイ」、「USB 3.0」、「Nobleロック」が実装されています。

インターフェース(右側面)

電源ボタンには LED が内蔵されています。

電源ボタン

microSDカードスロットは、プッシュロック式です。SDカード等を挿入するときは押し込んでロックさせ、取り出すときはもう一度押し込むことでカードが飛び出す構造です。

メディアカードスロット
右側が装着した状態。SDカードは出っ張りません。

スピーカーは、底面部 前面側左右に実装されています。

スピーカー

内蔵カメラとマイクです。

Webカメラとマイク

次に、『Latitude 12 5000 2-in-1』のスタイルを切り替えてみます。

ノートパソコン
ノートパソコン

スタンド
スタンド

テント
テント

タブレット
タブレット

次に、本体を閉じたときの高さを実測してみます。

本体の高さ

ゴム足を含めた高さの実測値は 約 19~21 mm。

本体の大きさのイメージです。本体の上には A4コピー用紙と B5版ノートを 載せています。

本体の大きさイメージ

次が重さ。

本体の重さは 1,367g、電源アダプターと電源コードの重さは、それぞれ 160g、92g です。

本体の重さ

なお、電源アダプターの最大消費電力は 45W です。

電源アダプターの最大消費電力

電源アダプターの大きさはコンパクトな手のひらサイズで、本体と一緒でも かさばることはなさそうです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターのコードにはクリップが付いているので、巻き取ったコードがばらけることはありません。

電源アダプターのコードにはクリップ(その1)

電源アダプターのコードにはクリップ(その2)

電源アダプターで充電しているときには、本体正面 中央の LED が点灯します。

電源アダプター・コード LED

なお、電源アダプターの本体側コネクタの LED は、アダプタがコンセントに差し込まれていると点灯します。

 

スペックについて

レビューに使用した『Latitude 12 5000 2-in-1』プレミアムモデルの公開スペックです。

OS Windows 10 Home (64ビット) 日本語
CPU 第7世代 インテル Core i5-7200U プロセッサー
メモリ 8GB LPDDR3 1866MHz
ストレージ 256GB M.2 (Type 2280) SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 12.5インチ FHD (1920 X 1080) タッチ Corning Gorilla Glass 付き
グラフィックス インテル HD グラフィックス 620 (CPU に内蔵)
ワイヤレス Qualcomm QCA61x4A 802.11ac デュアル バンド (2×2) ワイヤレス アダプタ+ Bluetooth 4.1
Webカメラ 内蔵Webカメラ、マイク
本体サイズ(W×D×H) 304.8×210×12.03-18.45(最厚部)mm
本体質量 約 1.345 kg

CPUやメモリなど、ハードウェアの詳細な情報をキャプチャーした結果は次のようになります。

CPU-Z(CPU)
CPU

CPU-Z(Caches)
キャッシュ

CPU-Z(MainBoard)
メインボード

CPU-Z(Memory)
メモリ

CPU-Z(Graphics)
グラフィックス(CPU内蔵)

基本スペックともいえる CPU、メモリ、ストレージは高いレベルでビジネスシーンでも快適なパフォーマンスが期待できる内容です。

全体的な構成としても、バランスが取れている印象です。

 

ディスプレイ

『Latitude 12 5000 2-in-1』のディスプレイは 12.5インチサイズのタッチ対応ディスプレイ。Corning Gorilla Glass の採用によりキズにも強いディスプレイです。

解像度は フルHD (1920×1080) で写真の描画もキレイです。

ディスプレイに描画された映像

ディスプレイの映り込み具合を見てみます。

画面映り込み(電源オフ時)画面映り込み(電源オフ時)

画面映り込み(電源オン時)画面映り込み(電源オン時)

『Latitude 12 5000 2-in-1』のディスプレイは光沢液晶です。描画がキレイな反面、使う場所によっては照明などの映り込みが気になるかもしれません。とはいえ、意図的に照明を当てない限りは、ほとんど気にならないと思います。

次に、視野角を確認してみます。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から45度の角度
右側 ディスプレイ面から45度の角度

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

垂直方向、水平方向ともに視野角は広いです。斜めからの映像も鮮やかでキレイです。

次は、ディスプレイに表示される文字の大きさを確認してみます。

あらかじめインストールされている「DELL SupportAssist」を表示しています。

表示される文字の大きさイメージ

表示されている文字の大きさはディスプレイの下にある「DELL」のロゴとくらべれば分かると思いますが、小さな文字が苦手な筆者もラクに読める大きさです。

なお、Windows の設定で、ディスプレイに表示するテキストのスケーリングは 125% が推奨値となっていました。

 

キーボード&タッチパッド

『Latitude 12 5000 2-in-1』のキーボードのレイアウトです。

キーボード全体(真上)

キーボード全体(右斜め)

キーボード全体(左斜め)

キートップ(キー表面)の形状は少しへこんでおり、指先のフィット感は良好です。

キートップ

キーストロークも浅くなく、打鍵感もシッカリとしています。

キーストローク

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は およそ18mm。デスクトップPC のキーボードよりピッチは若干狭めです。

キーピッチはフルサイズ

キーピッチの測定は、便宜的にキートップの左端を基準にして測定しています。

キーボードに両手を置いたときのイメージです。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キーピッチは少し狭い感じがしますが、とくに窮屈という感じはなく、すぐになれると思います。シッカリとした打鍵感で意外とタイピングしやすいキーボードです。

ただ、[enter]キーや[back space]キーなど、右サイドのキーサイズが若干小さめになっています。

とくに、カーソルキー(矢印キー)や [PgUp]キー、[PgDn]キーのサイズが意外と小さめであることはチェックが必要です。

ファンクションキーについては、[Fn]+[Esc]キーを押すことで、漢字変換などの一般的なファンクション機能と、音量調整や画面の明るさ調整などマルチメディアキーとしての機能を切り替えることができます。

ファンクションキー切り替え

また、キーボードにはバックライトが搭載されています。

[F10]キー(一般的なファンクションキーのときは[Fn]+[F10])の押下で、点灯(暗)→点灯(明)→消灯 を切り替えられます。

キーボードバックライト(点灯 明)
キーボードバックライト(点灯 明)

キーボードバックライト(点灯 暗)
キーボードバックライト(点灯 暗)

なお、キーボードのバックライトが点灯モードのとき、キー及びタッチパッドの未操作が 10秒間続くと、バックライトは自動的に消灯します。自動的に消灯した後でも、タッチパッドやキーを操作すると再点灯します。

次がタッチパッド。

タッチパッドはクリックボタンが独立したタイプで、タッチパッドの大きさも狭さを感じさせないちょうど良いサイズです。

ちょうど良い大きさのタッチパッド

スベリや反応も良く、ジェスチャー操作もスムーズです。

また、タイピングしているときに手のひらがタッチパッドに触れても、意図しないところにタイピングすることもありませんでした。

指先のようにタッチパッドに触れている面が小さい場合は反応し、手のひらのように触れている面積が広いと反応しないようになっているようです。

地味な部分ですが、使いやすさにも考慮されている印象です。

レビュー前編は以上です。

後編では、『Latitude 12 5000 2-in-1』プレミアムモデルの機能・性能についてレビューしています。

 

 

 


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