デル Inspiron 14 5000(5490) はスリムでスタイリッシュデザインの 14型ノートPCです。
14.0インチサイズながら薄くて軽いのでモバイルもOK!スタイリッシュデザインなので外出先でもスマートに使えます。
第10世代インテル Core プロセッサー(Core i3/Core i5/Core i7)や NVMe対応の SSD を搭載し 性能が進化しているところもポイント。
レビューでは Core i3 搭載モデルを試用しましたが、第8世代(Whiskey Lake 世代)の Core i5 にせまるくらいのパフォーマンスで意外と快適に使えます。
価格はクーポン適用で 税込6万円台~とリーズナブル。
- スリムで&スタイリッシュデザイン
- 14型ノートPCでもモバイルできる!
- 第10世代インテル Core 搭載で性能が進化している
- 3辺ナローベゼルの液晶ディスプレイ
- タイプ感の良いキーボード
レビューでは、前半で外観デザイン、ディスプレイ、キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。
【 目 次 】
レビュー内容は 2020年1月8日時点のものです。
スペック構成
Inspiron 14 5000(5490) のスペック構成です。
OS | Windows 10 Home 64 bit |
CPU | ■第10世代インテル Core i3-10110U プロセッサー ■第10世代インテル Core i5-10210U プロセッサー ■第10世代インテル Core i7-10510U プロセッサー |
メモリ | ■4GB, オンボード, DDR4, 2666MHz ■8GB (4G オンボード+ 4Gx1), DDR4, 2666MHz |
ストレージ | ■256GB SSD(M.2 PCIe NVMe) ■512GB SSD(M.2 PCIe NVMe) |
ディスプレイ | 14.0インチ FHD (1920 x 1080) 非光沢 LED バックライト ノンタッチ スリムベゼル広視野角ディスプレイ |
グラフィックス | ■インテル UHD グラフィックス ■NVIDIA GeForce MX230 グラフィックス |
ワイヤレス | 802.11ac 1×1 Wi-Fi & Bluetooth |
カメラ、マイク | HD 720p カメラ、デジタルアレイ デュアル デジタル マイク アレイマイク |
本体サイズ(W×D×H) | 約 321.77×217×17.29 mm |
重量 | 約 1.42kg |
本体カラー | ■プラチナ シルバー ■アイス ライラック ■アイス ゴールド ■アイス ミント |
Inspiron 14 5000(5490) はスペック構成に応じて複数のモデルがラインナップしています
今回のレビューでは、メーカーからお借りした「スタンダードモデル」(本体カラー:アイス ライラック)を試用してレビューを行います。
■スタンダードモデルの基本スペック
Core i3/4GBメモリ/256GB SSD/UHD グラフィックス
モデルごとの価格・クーポンなどの最新情報はデルオンラインストアでチェックできます。
外観チェック
スタイリッシュなデザイン
Inspiron 14 5000(5490) は、14インチサイズながらスリムでスタイリッシュなデザインです。
レビュー機の本体カラー「アイス ライラック」は、薄い紫の色味のカラーです。スタイリッシュなデザインにもマッチしています。
天面をチェックします。
天面の素材はアルミニウム。サラサラとした感触で質感も良好。高級感のある仕上がりです。
表面はサラサラとした感触で指紋や皮脂の跡が目立ちにくく、天面を開くときに指がかかりやすいデザインも好印象です。
底面部をチェックします。
底面部の素材もアルミニウム製で、剛性を重視した「ユニボディ」はパーツの継ぎ目がなく見た目にもスッキリしています。
ゴム足は四隅に実装されています。細長くて小さめのゴム足ですが本体の安定性は良好です。
矢印の指すところがゴム足
排気口は、本体の奥、ヒンジのあいだに実装されています。
矢印の指すところが排気口
ヒンジは天面を開いたときに本体の奥側を押し上げてくれるリフトアップ構造です。
本体のヒンジ側が押し上げられることで、キーボード面に適度な傾斜ができ、タイピングがしやすくなるメリットがあります。
必要十分なインターフェース
Inspiron 14 5000(5490) のインターフェースは、USBポート、HDMI端子など、必要十分なインターフェースが実装されています。
左側面のインターフェースなど各部名称です。
①電源アダプタポート
②HDMI ポート
③USB 3.1 Gen 1 ポート×2
④USB 3.1 Gen 1(Type-C)ポート
(Power Delivery/DisplayPort 機能付き)
右側面のインターフェースなど各部名称です。
⑤microSD カードスロット
⑥ヘッドセットポート
⑦USB 2.0 ポート
⑧セキュリティ ケーブル スロット
microSDカードスロットはプッシュロック式です。microSDカードを挿入するときは押し込んでロックさせ、取り出すときはもう一度押し込むことでカードが飛び出す構造です。
microSDカードをシッカリと挿し込んだ状態
スピーカーは底面部 前面側の左右に実装されています。
矢印の指すところがスピーカー
電源ボタンに指紋センサー内蔵
電源ボタンはキーボード面の右奥に実装されています。
矢印の指すところが電源ボタン
電源ボタンには指紋センサーが内蔵されてます。
指紋認証でサインイン
指紋認証情報を登録しておけば、わずらわしいパスワードを入力することなく指先をセンサーにタッチするだけで Windows にサインインできます。指紋認証の精度は良好です。
14インチサイズでも薄くて軽い!
本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。
本体の大きさは A4サイズよりわずかに大きいサイズです。
本体は厚みのないスリムなボディです。
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)
高さは 実測で 19~22 mm(最厚は中央付近のふくらみの部分)、CDケース 2枚とほぼ同じです。実際に手で持ってみた印象としても薄さを感じます。
本体や電源アダプターなどの重量を実測します。
本体の重量は 1,392g。電源アダプターと電源コードの重量は それぞれ 161g、100g です。
本体は 14インチサイズながら 標準的な13インチノート並みの重量で持ち歩きもラクにできます。
電源アダプターの最大出力は 45W。その大きさは手のひらに収まるサイズです。
ディスプレイのチェック
色調のバランスは良好だけど色域はいまひとつ
レビュー機のディスプレイは高精細に描画できます。
表示される文字もクッキリとして見やすいです。
i1Display Pro で計測したトーンカーブは、RGB すべてが 45度の角度の直線で理想的です。色調のバランスは良好です。
Adobe RGBカバー率 | 47.2% |
Adobe RGB比 | 47.2% |
sRGBカバー率 | 63.0% |
sRGB比 | 63.7% |
色域の計測結果は低めなのが残念なところ。シビアな写真編集には不向きですが、動画を観たり一般的な映像を観るぶんにはフツウに使えます。
上左右のベゼル(ディスプレイのフレーム枠)は狭額縁です。とくに左右ベゼルの幅は鉛筆の太さよりせまいです。
映り込みの少ない非光沢液晶
ディスプレイの映り込み具合をチェックします。
非光沢液晶のわりには映り込みがあるようですが、光が直接画面にあたらない限り映り込みが気になることはほとんどないと思います。
広い視野角
視野角を確認します。
正面
右側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度
水平方向、垂直方向ともに視野角はせまくないものの、斜めから見る映像は発色が低下するようです。
ディスプレイを開くことができる最大角度です。
クラムシェルタイプのノートパソコンとしては十分といえるでしょう。
キーボード&タッチパッドのチェック
心地よいタイプ感のキーボード
Inspiron 14 5000(5490) のキーボードのレイアウトです。
キーボードのレイアウトはほぼ標準的ですが、[Enter]キーや[back space]キー、右[Shift]キーが左のキーと隣接していたり、カーソルキー周りが密集しているところなど、はじめのうちは違和感があるかもしれません。
また、電源ボタンを[Delete]キーと押し間違えそうな点もチョット残念なところ。とはいえ、押し間違えても初期設定ではスリープ設定になっているので作業中のデータが消えることはありませんし、使いなれれば違和感もなくなってきます。
キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は実測で 約19mm。
キーストロークは浅くなくシッカリとした打鍵感があります。タイプ感も心地良いです。
キートップの表面はフラットな形状。感触はサラサラとしています。
キーボードにはバックライトが搭載されています。
キーボード・バックライトは明るさを2段階で切り替え可能です。
[F5]:点灯(暗)→点灯(明)→消灯
パームレストの素材は おそらく樹脂製(プラスチック)。とはいえチープ感はなく天面と同じような上質感のある仕上がりです。サラサラとした感触で指紋や皮脂の跡も目立ちにくいです。
スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド
タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプです。
タッチパッドは大きめサイズで手触り感も良好、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。全体的に扱いやすい印象です。
タッチパッドのサイズ感
ベンチマークによる性能評価
ベンチマークでは、レビューで試用している Inspiron 14 5000(5490) の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほか、バッテリー性能や総合的なパフォーマンスを測定します。
測定結果については、性能レベルの程度を把握しやすくするため、第8世代インテル Core i5 プロセッサー搭載機種(ThinkPad E490)のスコアと比較・評価します。
2機種の基本スペックは以下のとおり。
スペック | Inspiron 14 5000(5490) | ThinkPad E490 |
---|---|---|
CPU | 第10世代インテル Core i3-10110U | 第8世代インテル Core i5-8265U |
メモリ | 4GBメモリ | 8GBメモリ |
ストレージ | 256GB SSD(NVMe) | 256GB SSD(SATA) |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス | インテル UHD 620 グラフィックス |
第10世代 Core i3 搭載機のパフォーマンスが 第8世代 Core i5 搭載機とどの程度違いがあるのか参考になると思います。
<関連記事>
⇒ ThinkPad E490 実機レビュー
比較に使用したベンチマークは以下のとおりです。
比較項目 | 使用するベンチマーク |
---|---|
CPU性能 | CINEBENCH R20 |
グラフィック性能 | 3DMark |
ストレージ性能 | CrystalDiskMark |
総合的なパフォーマンス | PCMark 10 |
バッテリー | BatteryInfoView(バッテリー残量測定用) ※レビュー機の Inspiron 14 5000(5490) のみ掲載 |
CPU性能
CPU性能は CINEBENCH R20 のベンチマークスコアで比較・評価します。
CINEBENCH R20 | |
---|---|
CPU |
906 cb
|
1032 cb
|
|
CPU (Single Core) |
403 cb
|
315 cb
|
|
MP Ratio |
2.25 x
|
3.28 x
|
|
マルチコア(CPU)のスコアは若干およばないものの CPU (Single Core) のスコアは Core i3 を搭載したレビュー機が優位です。
第10世代の Core i3 の性能が 第8世代の Core i5 にせまるパフォーマンスであることがわかります。
グラフィック性能
グラフィック性能はゲーム系のベンチマーク「3DMark」で性能評価を行います。
3DMark のベンチマーク結果です。
3DMark | |
---|---|
Cloud Gate |
5910
|
8131
|
|
Night Raid |
3669
|
4922
|
|
Sky Diver |
3455
|
4291
|
|
Fire Strike |
804
|
1061
|
|
3DMark の各テスト内容は以下のとおり。
Cloud Gate | ホームPCやノートPC向けで DirectX 10 を想定したグラフィックス性能テスト |
---|---|
Night Raid | DirectX 12 を使用したモバイルPCなど低スペックPC向けのグラフィックス性能テスト |
Sky Diver | DirectX 11 を使用したミドルレンジ・ゲーミングノート向けのグラフィックス性能テスト |
Fire Strike | DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト |
グラフィックス性能は、なめらかな映像描画の指標になります。
スコアに若干の開きはありますが、その差は小さくレビュー機のグラフィック性能レベルは意外と高いです。
ふだん使いはもちろんのこと、YouTubeなどの動画鑑賞も快適に楽しめる性能を備えています。
ストレージ性能
ストレージ性能は CrystalDiskMark を使用して計測したデータ転送速度で評価します。
レビュー機の Inspiron 14 5000(5490) のストレージには 超高速な NVMe対応の SSD が搭載されており、比較対象機のストレージは SATA対応の SSD です。
以下の計測結果のとおり NVMe対応の SSD が圧倒的に超高速です。
データ転送速度(レビュー機)
データ転送速度(比較対象機)
総合的なパフォーマンス
PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。
PCMark 10 Extended | |
---|---|
Total Score |
2165
|
2394
|
|
Essentials |
6767
|
7387
|
|
Productivity |
5303
|
5438
|
|
Digital Contents Creation |
2447
|
2515
|
|
Gaming |
677
|
880
|
|
※テスト項目説明
Total Score(総合的な評価)
Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)
全体的に第8世代 Core i5 搭載機のスコアが上回っていますが、第10世代 Core i3 搭載のレビュー機もかなり良好なスコアです。
実際の使用感においてもパフォーマンスは同等と見て良いのではないでしょうか。
バッテリー
バッテリー性能については、レビュー機 Inspiron 14 5000(5490) のバッテリー駆動時間と充電時間を掲載します。
■駆動時間の測定条件
バッテリーでの駆動は、次の条件でバッテリーによる駆動時間を計測します。
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル
■充電時間の測定条件
バッテリー充電時間の計測は以下の条件で、充電完了までの時間を計測します。
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。
バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。
バッテリー駆動時間 | 11時間 48分 |
---|---|
バッテリー充電時間 (50%までの充電時間) |
58分 |
バッテリー充電時間 (80%までの充電時間) |
1時間 35分 |
バッテリー充電時間 (100%までの充電時間) |
2時間 39分 |
バッテリーを多く消費する条件でもバッテリーは 12時間ちかく持続できます。
使うシーンに合わせて画面の明るさや音量を適正レベルに調整すればバッテリー駆動時間をさらに伸ばすこともできます。
なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので、参考値としてください。
クリエイティブ性能の評価
クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間の計測で評価します。
結果については、レビュー機の Inspiron 14 5000(5490) とベンチマークで比較対象の ThinkPad E490 の結果を比較・評価します。
RAWデータ現像
RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
■条件等
・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・プリセット等 編集は適用しない
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
Inspiron 14 5000(5490) | 比較対象機 | |
---|---|---|
処理時間 | 1分 28秒0 | 1分 8秒8 |
動画エンコード
動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector
■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力
(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
Inspiron 14 5000(5490) | 比較対象機 | |
---|---|---|
処理時間 | 5分 55秒3 | 4分 44秒0 |
メモリ容量の違いが結果に表れています。
写真・動画編集のような高度なグラフィック処理で快適性を求めるなら Core i5 / 8GBメモリ 以上のスペックがおすすめです。
Inspiron 14 5000(5490) には、Core i5 / 8GBメモリを搭載したモデルもラインナップしているので予算に合わせて検討してみてください。
ただし、インタネットやメールチェック、動画鑑賞など、ふだん使いなら Core i3 / 4GBメモリも十分快適に使えます。
駆動音・表面温度のチェック
駆動音のチェック
負荷の高い処理になると排熱のため「サーッ」という気流音が大きくなりますが耳ざわりに感じるほどではありません。
平常時は静かであることやパソコンを使っているあいだ終始 高負荷な状態が続くわけではないことを考えれば高負荷時の駆動音は気にすることはないと思います。
表面温度のチェック
本体の表面温度については、負荷のかかる処理になると、キーボード奥 ヒンジのあいだが温かくなります。
キーボード上は中央付近や左側で温かさの度合いが強くなりますがタイピングに影響があるほどではありません。パームレストは本体内部の熱の影響を受けないので不快な感じはありません。
キーボードの表面温度【単位:℃、測定時の室温:24℃】
左側の画像:平常時(Windows起動後10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)
底面部の表面温度【単位:℃、測定時の室温:24℃】
左側の画像:平常時(Windows起動後10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)
サウンド チェック
Inspiron 14 5000(5490) には、サウンドユーティリティソフト「MaxxAudio Pro」がプリインストールされています。
サウンドに合わせたプリセットが数多く設定されているほか、スピーカーやヘッドフォンなどサウンドを再生する機器に合わせて、お好みのサウンドにチューニングすることもできます。
MaxxAudio Pro サウンド ユーティリティソフト
実際にサウンドを聴いてみた印象としては・・・
■スピーカー
音域が広く意外と高音質サウンド。
音量を上げると音割れしやすいかも?
そこそこ高音質サウンドを楽しめるレベル。
■ヘッドホン
低音域から高音域まで音量が増幅されクリアで迫力がアップし高音質なサウンドを楽しめる。音楽を楽しむならヘッドホンがおすすめ。
Windows の起動・再起動 時間計測
Windows の起動、再起動時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。
起動 | 再起動 | |
---|---|---|
1回目 | 15.2秒 | 33.0秒 |
2回目 | 14.5秒 | 29.4秒 |
3回目 | 14.4秒 | 31.0秒 |
4回目 | 14.4秒 | 32.8秒 |
5回目 | 14.0秒 | 29.5秒 |
平均 | 14.5秒 | 31.1秒 |
起動・再起動ともに早いです。待ちのストレスを感じることもありません。
付属品
『Inspiron 14 5000(5490)』の本体ほか同梱品一式(電源アダプター、電源コード、ドキュメント類)です。
マニュアル類は簡易的でかんたんな内容が記載されている程度ですが、製品の使い方や取り扱いに関する詳細な情報はデル公式サイトで公開されています。
まとめ
以上、Inspiron 14 5000(5490) のレビュー記事をお届けしました。
14インチサイズは 13.3インチサイズのノートPC にくらべディスプレイが一回り大きく画面に表示される情報量が多いのがメリットの一つ。
Inspiron 14 5000(5490) は スリムで軽くスタイリッシュデザインなのでモバイルノートとして使うこともできますし、性能面でもベンチマークの結果のとおり第10世代なら Core i3 搭載モデルでも第8世代(Whiskey Lake 世代)の Core i5 にせまるくらいのパフォーマンスで意外と快適に使えます。
Core i5 あるいは Core i7 搭載モデルなら、さらに快適なパフォーマンスが期待できます。
評価のポイントをまとめると・・・
高評価のポイント
・スリムでスタイリッシュなデザイン
・モバイルノートとして使える軽さ
・性能バランスもイイ
・心地よいタイプ感のキーボード
・長時間使えるバッテリー
チョット残念なところ
・電源ボタンの位置に戸惑うかも
・一部キーが密集していてタイプミスしやすいかも
(いずれも なれれば違和感はなくなりますが)
Inspiron 14 5000(5490) の価格はクーポン適用で 6万円台(税込・配送料込)から。
※価格は記事執筆時点。
高コスパで快適に使える 14インチノートを検討しているユーザーはチェックしておきたいモデルといえます。
なお、ラインナップしているモデルや価格、クーポン割引率などの最新情報は、デル直販サイト「デルオンラインストア」でチェックできます。