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真正面(背景付き)

レノボ『IdeaPad S540 (15)』は 15.6インチサイズながら、薄型で軽くて持ち運びもできるスタイリッシュなデザインのスタンダードタイプのノートPC です。

CPU には、Whiskey Lake 世代(第8世代)のインテル Core プロセッサーのほか Commet Lake 世代(第10世代)の選択も可能、専用グラフィックスの選択も可能で、スタンダードタイプのノートPC ながらスリムな筐体に高いレベルの性能を搭載しています。

実際の使用感としても、軽快な動作で快適なパフォーマンス、ベンチマークでの性能評価も優秀でした。

価格はクーポン適用で税込 5万円台前半から。

高コスパな15.6インチサイズのノートパソコンを検討しているユーザーはチェックしておきたいモデルです。

■IdeaPad S540 (15) の特徴

  • スタンダードタイプのノートパソコンとしての性能レベルが高い
  • 軽快な動作でパフォーマンスも快適
  • 薄くて軽いからモバイルも意外とラク
  • 映像描画がキレイなナローベゼルの液晶ディスプレイ
  • 長時間駆動できるバッテリー
  • 高性能&高品質で高コスパ
  • 第10世代インテルCoreプロセッサー搭載モデルも選べる

レビューでは、前半で外観デザイン、ディスプレイ、キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能レビューを行います。

背面側(向かって斜め右、背景付き)

レビュー内容は 2019年9月27日時点のものです。

 

スペック構成

『IdeaPad S540 (15)』のスペック構成です。

OS Windows 10 Home 64 bit
CPU 下記いずれか
■第8世代インテル Core i3-8145U プロセッサー
■第10世代インテル Core i3-10110U プロセッサー
■第8世代インテル Core i5-8265U プロセッサー
■第10世代インテル Core i5-10210U プロセッサー
■第8世代インテル Core i7-8565U プロセッサー
■第10世代インテル Core i7-10510U プロセッサー
メモリ 下記いずれか
■4GB PC4-19200 DDR4
■8GB PC4-19200 DDR4
■12GB DDR4-2400 DDR4
ストレージ 下記いずれか
■256GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
■512GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
■1TB SSD
ディスプレイ 15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット、約1,677万色)、光沢なし
グラフィックス ■第8世代 CPU の場合 下記いずれか
・インテル UHD グラフィックス 620 (CPUに内蔵)
・NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR5
■第10世代 CPU の場合
・インテル UHD グラフィックス (CPUに内蔵)
ワイヤレス IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.2
カメラ、マイク HD 720p カメラ(プライバシーシャッター付)、デジタルアレイ マイクロホン内蔵
本体サイズ(W×D×H) 約 358×245×16.9mm
重量 約 1.8 kg(最小構成時)

今回のレビューでは、メーカーからお借りした第8世代インテル Core i5 搭載モデルを試用してレビューを行います。

■レビュー機の基本スペック
Core i5-8265U /8GBメモリ/256GB SSD/インテル UHD グラフィックス 620
(製品番号:81NE001BJP)

なお、各モデルのスペック構成・販売価格・クーポンなどの最新情報はレノボ・ショッピングでチェックしてください。

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外観チェック

スリムでスタイリッシュなデザイン

『IdeaPad S540 (15)』は 15.6インチサイズながらスリムでスッキリとしたスタイリッシュなデザインです。

正面(向かって斜め左)

背面側(向かって斜め左)

一般的な 15.6インチサイズのノートPC は厚みがあって重量感もあり、モバイルには不向きなものが多いのですが、『IdeaPad S540 (15)』は片手で持ち上げられるくらいの重量感にくわえ厚みのないスリムなデザインなのでバッグへの出し入れもしやすいです。

天面(その1)

天面(その2)

天面の素材はアルマイト加工されたアルミ製。サラサラとした感触で質感も良好です。

天面(その3)
シンプルな天面に「Lenovo」のロゴがアクセントになっています。

本体のカラー「ミネラルグレー」はシルバー色に近い淡いグレー。スタイリッシュさとシックさをあわせ持つイメージです。指紋や皮脂の跡も目立ちにくいです。

天面(その4)

天面を開くときに指がかかりやすく天面を開けやすくなっているのも好感が持てます。

天面のエッジが鋭角なデザイン

底面部です。

底面側(その1)

底面部の素材もアルマイト加工されたアルミ製です。「ユニボディ」といわれる剛性を重視した構造はパーツの継ぎ目がなく見た目もスッキリしています。

ゴム足は前後に平行して 3箇所に実装されており、本体の安定性は良好です。

ゴム足
矢印の指すところがゴム足

ヒンジ側にあるゴム足は、排気口から出される温かい空気が再び吸気口に入り込むのを遮断する役割も兼ねています。本体内部の効果的な冷却が期待できます。

吸気口と排気口

ヒンジのトルクはちょうど良い感じです。天面の開け閉めもしやすく、タイピング中の画面のグラつきもありません。

ヒンジ(外側)

必要十分なインターフェース

『IdeaPad S540 (15)』には、USBポート、HDMI端子、SDカードスロットなど、必要十分なインターフェースが実装されています。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①電源ジャック
②HDMI出力ポート
③USB3.0 Type C ポート
④マイクロホン/
 ヘッドホン・コンボ・ジャック

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

⑤Novo ボタン(PCリセットなどで使用する)
⑥SDカードスロット
⑦USB3.0 ポート
⑧USB3.0 ポート (Powered USB)

カメラはプライバシーシャッター付き

『IdeaPad S540 (15)』のカメラにはプライバシーシャッターが付いています。

Webカメラ
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを隠している

プライバシーシャッターはスライド式(手動)で、自宅で仕事をしているときやビデオミーティングなどで見られたくないシーンはシャッターでカメラをふさぐことができます。よくテープなどでカメラをふさいている光景を目にしますが、プライバシーシャッターならカメラをスマートに隠せます。

電源ボタンはキーボード面の右奥に実装されています。

電源ボタン
電源ボタンは LED内蔵(LEDはボタンの左はしに内蔵)

スピーカーは底面部 前面側の左右に実装されています。

スピーカー(底面部 前面側)
矢印の指すところがスピーカー

指紋認証でかんたんサインイン

『IdeaPad S540 (15)』には指紋センサーが実装されています。指紋認証情報を登録しておけば指紋センサーにタッチするだけでかんたんに Windows にサインインできます。

指紋認証でサインイン

認証精度は良好です。持ち歩くことのできるノートパソコンは外出先でのセキュリティ確保は必須ですが、パスワードを入力することなく指先をセンサーにタッチするだけで Windows にサインインできるのはとても便利です。

15.6インチサイズでも薄くて軽い

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
『IdeaPad S540 (15)』の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

『IdeaPad S540 (15)』のゴム足を含めた高さは最厚部でも CDケース 2枚とほぼ同じ。実測値は 18~19.5mm と 15.6インチサイズながらかなりの薄さを感じます。

本体の薄さのイメージ

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ(その1)

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重量は 1,772。電源アダプターは 197g です。

本体の重さ

約1.8kg の重さなら持ち歩きも十分ラクにできます。

本体の重さのイメージ

電源アダプターの最大出力は 65W(20V – 3.25A)。その大きさは手のひらに収まるサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

 

ディスプレイ

高精細でキレイに描画できるディスプレイ

『IdeaPad S540 (15)』のディスプレイは 高輝度で高精細、描画される映像もキレイです。

ディスプレイに描画された映像(気球)

キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測したトーンカーブは、青みが若干強く出ていますが RGBともに45度の角度に近い理想的なかたちです。色調のバランスは良好です。

トーンカーブ

上左右のベゼル(ディスプレイのフレーム枠)は狭額縁です。とくに左右ベゼルの幅は鉛筆の太さよりせまいです。

左右ベゼル

映り込みの少ない非光沢液晶

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(電源オフ時)
電源オフ時

画面映り込み(電源オン時)
電源オン時

非光沢液晶なので映り込みはかなり低減されています。映り込みが気になることはほとんどないと思います。

広い視野角

視野角を確認します。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めから見る映像も鮮明でキレイです。

ディスプレイを開くことができる最大角度は 180度です。

画面共有

打ち合わせなどでディスプレイをフラットすれば画面共有に便利です。

 

キーボード&タッチパッド

レイアウトにクセがあるけどタイプ感の良いキーボード

『IdeaPad S540 (15)』のキーボードのレイアウトです。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーボードのレイアウトはほぼ標準的ですが、[Enter]キー周辺の一部キーが隣接しており、はじめのうちは違和感があるかもしれません。

キーボードレイアウトのクセ

とくに[\]キーのサイズは極端に小さく打ちにくさを感じました。

おそらく、テンキーを実装したことによるシワ寄せかと思います。これならテンキーはなくても良かったのでは?

とはいえ、キーボードは使いなれてくれば違和感は低減してくるものです。筆者もはじめのうちは打ちにくさを感じましたが慣れるにしたがって違和感は少なくなってきました。

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は実測で 約19mm。[Enter]キー周辺以外はゆったりとして窮屈さはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キーストロークは浅くなくシッカリとした打鍵感でタイプ感も心地良いです。

キーストローク

キートップの表面はほぼフラットな形状。質感はサラサラとした感触でフィット感も良好です。

キートップ

キーボードにはバックライトが搭載されています。

キーボードバックライト

キーボード・バックライトは明るさを2段階で切り替え可能です。

[Fn]+[Space]:点灯(暗)→点灯(明)→消灯

キーボードのバックライトは地味な機能ですが、薄暗いところでタイピングするときにはとても役立ちます。

パームレストの素材は天面と同じくアルマイト加工されたアルミ製です。サラサラとした質感で感触も良好、指紋や皮脂の跡も目立ちにくいです。

パームレスト

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプです。

タッチパッドは大きめサイズで手触り感も良好、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。全体的に扱いやすい印象です。

タッチパッドサイズ感

タイピング中に手のひらがタッチパッドに触れてもタップ操作と認識しない点も好感が持てます。

 

 

ベンチマーク

ベンチマークでは、レビューで試用している『IdeaPad S540 (15)』の基本性能にくわえ CPU・グラフィック・ストレージ 各パーツの性能のほか、バッテリー性能や総合的なパフォーマンスを測定します。

測定結果については、性能レベルの程度を把握しやすくするため、以前レビューした別メーカー・別機種(マウスコンピューター「m-Book B509H」)のスコアと比較します。

2機種の基本スペックは以下のとおり。

■IdeaPad S540 (15)
Core i5-8265U /8GBメモリ/256GB SSD(NVMe)/インテル UHD 620

■別機種
Core i7-8565U/8GBメモリ/256GB SSD(SATA)/インテル UHD 620

メーカー・機種が異なることでシステム全体のチューニングによりパフォーマンスに多少の違いは出てきますが、IdeaPad S540 (15) には Core i7-8565U 搭載モデルもラインナップしており、パフォーマンスにどの程度の違いが出てくるのか参考になると思います。

なお、比較に使用したベンチマークは以下のとおりです。

比較項目 使用するベンチマーク
基本性能 PASS MARK PerformanceTest 9.0
CPU性能 CINEBENCH R15
グラフィック性能 3DMark
ドラゴンクエストX
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 8
PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用) ※レビュー機の『IdeaPad S540 (15)』のみ掲載

 

基本性能

PASS MARK Performance Test 9.0 のベンチマーク結果です。

Performance Test IdeaPad S540   別機種  
PassMark Rating 3664.0 3498.3
CPU Mark 8931.8 9071.4
2D Graphics Mark 684.4 777.1
3D Graphics Mark 1209.6 1113.5
Memory Mark 2280.3 2119.0
Disk Mark 13119.1 4904.4

Disk Mark のスコアに大きな差があるのは、『IdeaPad S540 (15)』 には「PCIe NVMe/M.2」対応の SSD が搭載されているからです。

ちなみに、NVMe対応の SSD は SATA接続の SSD よりも 高速なデータアクセスが可能なインターフェースです。

CPU のスコアを見る限りでは、性能差に思ったほど大きな違いはないといったところでしょうか。

 

CPU性能

CINEBENCH R15 と CINEBENCH R20 のベンチマークで比較します。

CINEBENCH R15 IdeaPad S540   別機種  
CPU 536 cb 648 cb
CPU (Single Core) 156 cb 178 cb
 MP Ratio 3.43 x 3.65 x
CINEBENCH R20 IdeaPad S540   別機種  
CPU 1236 cb 1271 cb
CPU (Single Core) 387 cb 421 cb
 MP Ratio 3.20 x 2.97 x

CINEBENCH を使った CPU 性能評価でも、Core i5 を搭載したレビュー機の『IdeaPad S540 (15)』と Core i7 を搭載した機種のスコアに思ったほどの差はないようです。

 

グラフィック性能

ゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

3DMark

3DMark のベンチマーク結果です。

3DMark IdeaPad S540   別機種  
Cloud Gate 8537 8668
Night Raid 5119 4824
Sky Diver 4414 4491
Fire Strike 1053 1039
Time Spy 395 428

3DMark の各テスト内容は以下のとおり。

Cloud Gate ホームPCやノートPC向けで DirectX 10 を想定したグラフィックス性能テスト
Night Raid DirectX 12 を使用したモバイルPCなど低スペックPC向けのグラフィックス性能テスト
Sky Diver DirectX 11 を使用したミドルレンジ・ゲーミングノート向けのグラフィックス性能テスト
Fire Strike DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト
Time Spy DirectX 12 を使用したゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト

ドラゴンクエストX

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX IdeaPad S540   別機種  
標準品質
解像度 1280×720
8765
(とても快適)
8547
(とても快適)
最高品質
解像度 1280×720
7712
(とても快適)
7514
(とても快適)

ファイナルファンタジーXIV

ファイナルファンタジーXIV は「紅蓮のリベレーター」と「漆黒のヴィランズ」 2つのベンチマークを使用します。

■紅蓮のリベレーター

紅蓮のリベレーター IdeaPad S540   別機種  
標準品質(ノートPC)
解像度 1280×720
4005
(快適)
平均FPS:27 FPS
3290
(やや快適)
平均FPS:22 FPS
高品質(ノートPC)
解像度 1280×720
2936
(やや快適)
平均FPS:19 FPS
2577
(やや快適)
平均FPS:17 FPS

 

■漆黒のヴィランズ

漆黒のヴィランズ IdeaPad S540   別機種  
標準品質(ノートPC)
解像度 1280×720
3850
(快適)
平均FPS:27 FPS
3121
(やや快適)
平均FPS:21 FPS
高品質(ノートPC)
解像度 1280×720
2846
(やや快適)
平均FPS:20 FPS
2438
(普通)
平均FPS:16 FPS

 

グラフィックス性能は、映像描画の快適性の指標になります。

グラフィックスのスペックは いずれも CPU 内蔵の「インテル UHD グラフィックス 620」なので ほぼ同じスコアになることが予想されますが、Core i5 を搭載したレビュー機の『IdeaPad S540 (15)』のスコアが上回っているのは、おそらく高負荷な処理でのエアフロー(排熱)に違いがあることが考えられます。

 

ストレージ性能

データ転送速度は CrystalDiskMark 6.0.2 を使用して計測したシーケンシャルリード(読み込み)/ライト(書き込み)で比較します。

データ転送速度 IdeaPad S540   別機種  
シーケンシャルリード 3134.9 MB/s 560.7 MB/s
シーケンシャルライト 1065.5 MB/s 500.5 MB/s

「NVMe対応の SSD」か「SATA接続の SSD」かによる違いがスコアにも大きく表れています。サイズの大きいファイルの読み書きでは体感的な違いが出てくるかもしれません。

ただし、『IdeaPad S540 (15)』に搭載される SSD はすべて NVMe対応の SSD なので、超高速なデータ転送が期待できます。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 8 と PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

PCMark 8

PCMark 8 のベンチマーク結果です。

PCMark 8 IdeaPad S540   別機種  
Home Test 3726 3739
Creative Test 4682 4627

※テスト項目説明
 Home Test(家庭での利用を想定したテスト)
 Creative Test(クリエイティブな利用を想定したテスト)

PCMark 10 Extended

PCMark 10 Extended のベンチマーク結果です。

PCMark 10 Extended IdeaPad S540   別機種  
Total Score 2577 2634
 Essentials 8188 7638
 Productivity 5835 6583
 Digital Contents Creation 2836 2964
 Gaming 881 874

※テスト項目説明
 Total Score(総合的な評価)
 Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
 Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
 Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
 Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

 

総合的なパフォーマンスでも、Core i5 を搭載したレビュー機の『IdeaPad S540 (15)』と Core i7 を搭載した機種のスコアに思ったほどの差はないようです。

『IdeaPad S540 (15)』で Core i7 を搭載するなら、あわせてメモリやストレージ(SSD 512GB以上)も強化したほうが良いでしょう。

ちなみに、SSD は大容量になるほどデータ転送速度が速くなります。(512GB以上で違いが顕著になります)

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機 IdeaPad S540 (15) のバッテリー駆動時間を掲載します。

■駆動時間の測定条件
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル

バッテリー残量グラフ

バッテリー駆動時間 11時間 26分

バッテリーを多く消費する条件でもバッテリー駆動時間が 11時間以上持続できれば、持ち歩いてもバッテリーの残量を気にすることなく安心して使えます。

使うシーンに合わせて画面の明るさや音量を適正レベルに調整すればバッテリー駆動時間をさらに伸ばすこともできます。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので、参考値としてください。

 

RAWデータ現像・動画エンコード処理時間計測

RAWデータ現像と動画エンコードの処理時間を計測します。

計測結果については、レビュー機の IdeaPad S540 (15) とベンチマークで比較対象としていた機種の結果を掲載します。

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector 7
(筆者所有のソフトウェア)

■条件等
・RAWデータ 50ファイルを一括書き出し
・プリセット等 編集は適用しない
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

IdeaPad S540   別機種  
処理時間 1分 0秒9 1分 5秒3

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector 15
(筆者所有のソフトウェア)

■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力
(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

IdeaPad S540   別機種  
処理時間 4分 14秒2 4分 6秒5

 

RAWデータ現像・動画エンコード処理も、Core i5 を搭載したレビュー機の『IdeaPad S540 (15)』と Core i7 を搭載した機種のスコアに思ったほどの差はないようです。

 

駆動音・表面温度

駆動音については、負荷の高い処理になると排熱のため「サーッ」というファンの回転音(排気音)がわずかに大きくなりますが耳ざわりに感じるほどの大きさではありません。

平常時はもちろん静かなので、駆動音については気にしなくて良いと思います。

本体の表面温度については、負荷のかかる処理になると、キーボード奥 排気口近くが温かくなります。

キーボード上は手のひらを置いてみると奥に行くほど温かさの度合いが強くなっていきますがタイピングに影響があるほどではありません。また、パームレストは本体内部の熱の影響が少ないので不快な感じはありません。

キーボードの表面温度(単位:℃)

キーボードの表面温度
左側の画像:平常時(Windows起動後10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

 

サウンド チェック

『IdeaPad S540 (15)』には、Dolby Audio Speaker System が搭載されています。

Dolby ロゴ

サウンドは映画/音楽/ゲームなどのコンテンツに合わせたサウンドに調整することができます。

サウンドユーティリティソフト

実際にサウンドを聴いてみた印象としては・・・

■スピーカー
音域も広く高音質サウンド
カジュアルに高音質サウンドを楽しめる。

■ヘッドホン
低音域から高音域まで音量が増幅され、クリアで迫力がアップ、より高音質なサウンドを楽しめる。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 7.7秒 21.7秒 8.4秒
2回目 7.8秒 21.1秒 6.3秒
3回目 7.9秒 20.1秒 5.2.秒
4回目 7.9秒 20.8秒 5.1秒
5回目 7.9秒 17.8秒 6.2秒
平均 7.8秒 20.3秒 6.2秒

感覚的にも結果が示す通り「かなり早い」です。

 

付属品

『IdeaPad S540 (15)』の本体ほか同梱品一式(電源アダプター、ドキュメント類)です。

『IdeaPad S540 (15)』本体セット

付属しているドキュメント類は以下のとおりです。

『IdeaPad S540 (15)』ドキュメント類

【上記写真のドキュメント類について】
(上段左側から)
・セットアップガイド
・lenovoパソコン全国出張サービス
(下段左側から)
・安全上の注意と保証およびセットアップについての手引き
・サポートのしおり

 

まとめ

以上、『IdeaPad S540 (15)』のレビュー記事をお届けしました。

『IdeaPad S540 (15)』はスタンダードタイプのノートPCとしてのベンチマーク結果も優秀、実際に使用しても軽快な動作で快適なパフォーマンスを実感できます。

キーの一部に若干のクセはあるものの全体的に使いやすく 仕事からプライベートまでいろいろなシーンで快適に使えます。

評価のポイントをまとめると・・・

高評価のポイント
・軽快な動作で使用感もグッド
・スタンダードタイプのノートPCでも持ち歩きできる軽さ
・長時間駆動できるバッテリー
・色鮮やかでキレイな液晶
・プライバシーシャッター付きのカメラであんしん感アップ
・心地よいタイプ感のキーボード

チョット残念なところ
・テンキーを無理やり詰め込んだ感のある[Enter]キー周辺のレイアウト

『IdeaPad S540 (15)』の価格はクーポン適用で 税込5万円台前半から。
(レビュー機のモデル[製品番号:81NE001BJP]は税込 6万円台なかほど)

性能・デザイン・使いやすさなどトータルバランスも良く、高コスパなモデルといえます。

最新の価格や割引クーポンは、レノボ直販サイト「レノボ・ショッピング」でチェックできます。

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IdeaPad S540 (15) 正面側(背景付き)

 

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