縦置き(壁紙)

HP ProDesk 400 G7 SFF は、第10世代インテル Core / Celeron G5905 プロセッサーを搭載したビジネス向けのデスクトップPCです。

基本性能がシッカリとおさえられた機種で、メモリ増設やストレージの増設などビジネス向けとしては十分な拡張性を備えています。

本記事では、メーカーからお借りした第10世代インテル i5-10500 プロセッサー搭載モデルを試用し、前半で外観デザインや本体内部をチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

■HP ProDesk 400 G7 SFF の特徴

  • 第10世代インテル Core プロセッサーまたは Celeron G G5905 プロセッサーを搭載
  • 省スペースタイプで縦横どちらにも設置できる
  • ツールレスで本内内部にアクセスできる
  • メモリやストレージ、拡張スロットなど、ビジネス向けとして十分な拡張性を備えている
  • HP独自のセキュリティ管理機能「HP Wolf Security for Business」を搭載(Windows 10 Pro/Core 選択時)
  • USB 有線キーボードとマウスが付属

本体&モニター 正面側(斜め)
モニターサイズは 21.5インチ

レビューは 2021年11月23日時点の内容です。

 

スペック構成

HP ProDesk 400 G7 SFF のおもなスペックです。

OS ■Windows 10 Home (64bit)
■Windows 10 Pro (64bit)
プロセッサー ■インテル Celeron プロセッサー G5905
■インテル Core i3-10100 プロセッサー
■インテル Core i5-10500 プロセッサー
■インテル Core i5-10600 プロセッサー
メモリ ■4GB(4GB×1)
■8GB(8GB×1)
■16GB(8GB×2)
■32GB(16GB×2)
※PC4-21300 (2666MT/s)、最大64GB
ストレージ ■HDD SATA/600(7,200rpm) : 500GB / 1TB / 2TB
■SSD M.2(NVMe) :128GB(TLC) / 256GB(TLC) / 512GB(TLC) / 1TB(TLC)
ストレージ2 ■なし
■HDD SATA/600(7,200rpm) : 500GB / 1TB / 2TB
光学ドライブ ■なし
■DVD-ROMドライブ(9.5mmスリムライン)
■DVDライター(9.5mmスリムライン)
グラフィックス ■インテル UHD グラフィックス 610 (Celeron 選択時)
■インテル UHD グラフィックス 630 (Core 選択時)
■AMD Radeon R7 430 LP 2GB
■AMD Radeon RX 550X LP 4GB
LAN インテル I219-LM ギガビットネットワークコネクション(1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T Wake-on-LAN対応)
ワイヤレス ■なし
■インテル Wi-Fi 6 AX201 2×2 + Bluetooth 5
キーボード、マウス USB 320K キーボード(OADG準拠日本語版109Aキーボード)、 USB 320M 光学マウス / USBレーザーマウス
本体サイズ (W×D×H) 約 270×303×95 mm(横置き時)
重量 約 3.9kg ((タワースタンド含まず)

ランナップしているモデルの詳細スペックや価格は日本HP公式サイトをご確認ください。

 

正面ななめ

HP ProDesk 400 G7 SFF
税込 5万円台から

※HP ProDesk 400 G7 SFF は法人向けPC ですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入可能です。

 

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外観チェック

圧迫感の少ないコンパクトタイプ

HP ProDesk 400 G7 SFF は、圧迫感の少ないコンパクトなので省スペースにスッキリと設置できます。

正面(左振り)

本体の大きさのイメージです。

本体の大きさイメージ
ティシューボックスと大きさ比較

奥行きが浅く、厚みもそれほどありません。

前後からの外観です。

正面側と背面側

左右の側面です。

左右側面
上の画像:左側面(本体正面に向かって)、下の画像:右側面

天面側と底面側です。

本体天面側
天面側

本体底面側
底面側

底面側のゴム足は前面の左右に実装されています。背面側はゴム足の形状に型取りされたボディの一部ですが安定性は良好です。

縦置きできる

縦置きも可能です。

縦置き
縦置きも可能

同梱のタワースタンドで安定感がアップします。

タワースタンド
タワースタンドで安定感がアップ

縦置き/横置きのいずれの設置でも圧迫感は少なく、デスク上のスペースを有効に活用できます。

フロントパネルは冷却効果を意識したデザイン

フロントパネルのルーバーは、デザイン性にくわえ吸気効果をアップさせるための役割も兼ねていますが、ホコリも本体内部に入り込みやすくなります。

冷却効果を維持するためには定期的な通気口のクリーニングが必要ですが、オプションのダストフィルターを装着すれば、メンテナンスもかんたんです。

ダストフィルター取り付け

ダストフィルター取りはずし
ダストフィルター

ダストフィルターの取り付けは周囲のツメをフロントパネルにはめ込むだけ。取り外しもかんたんです。

 

インターフェースのチェック

アクセスしやすい豊富なインターフェース

フロント側インターフェースをチェックします。

インターフェース(前面側)

■前面側

①SDカードリーダー(オプション)

②USB 3.2 Gen 2(Type-A)×2

③USB 2.0(Type-A)×2

④マイク/ヘッドフォン/コンボジャック

⑤電源ボタン

⑥オプティカルドライブ(オプション)

 

光学ドライブとメディアカードリーダへ メディアをセットしたときのイメージです。

光学ドライブ
ルーバーを押すとトレイが出る

メディアカードリーダ
SDカードをシッカリ挿し込んだ状態

 

背面側インターフェースをチェックします。

インターフェース(背面側)

■背面側

①ラインアウト

②HDMI 1.4

③DisplayPort 1.4

④選択可能ポート(HDMI/VGA/USB 3.2 Gen 2 Type-C)

⑤USB 2.0(Type-A)×2

⑥USB 3.2 Gen 1(Type-A)×3

⑦LANポート(RJ-45)

⑧電源コネクター

 

ビジネス向けとして必要十分なインターフェースが実装されています。

また、標準構成で 2画面出力、選択可能ポートを追加することで 3画面出力も可能です。

 

本体内部のチェック

HP ProDesk 400 G7 SFF の本体を分解、内部をチェックします。

本体内部へはツールレスでアクセスできる

本体のカバーは、固定している 1本のネジを外してからカバーを背面側にスライドさせて取りはずします。

カバー固定しているネジ
矢印の指すネジをはずす

ドライバーは不要ですが、締め付けが固いときはマイナスドライバーで開けられます。

本体内部の全体イメージです。

本体内部の全体イメージ
本体内部

メモリや SSD、3.5インチドライブベイなどの実装エリアは、ケージの奥に実装されています。ケージを開く手順は以下のとおり。

まず、光学ドライブのコネクタ(電源ケーブルと信号ケーブル)をはずしてから、緑色のレバーをフロント側に押し込むようにして DVDドライブをフロント側から取り出します。

DVDドライブを取り出す(その1)

DVDドライブを取り出す(その2)DVDドライブを取り出す

つぎにフロントパネルをはずします。(フロント側を手前にしたほうが作業しやすい)

フロントパネルをはずす(その1)
フロントパネルを固定しているツメ(矢印)をはずす

フロントパネルをはずす(その2)
フロントパネルを開くようにはずす

フロントパネルをはずす(その3)
フロントパネルは取り外せる

本体を横置きにして、フロント側ケージの左右のポッチを押しながらケージをフロント側に開きます。

ケージを開く(その1)
矢印のポッチを押しながらケージを開く(ポッチは左右にある)

ケージを開く(その2)
ケージからマザーボードにつながっているコードに注意

ケージを開く(その3)

これで本体内部すべてのパーツにアクセスできます。

本体内部の全体イメージ(その2)

 

各パーツの実装エリアをチェックします。

CPU・メモリ・SSD
CPU・メモリ・SSD

PCIe スロット
PCI 拡張スロット

■PCI 拡張スロットの内訳

・ロープロファイル x1 PCIe×1スロット

・ロープロファイル x16 PCIe×1スロット

※PCI Express ×16 ソケットには、PCI Express ×1、×4、×8、または×16 の拡張カードを取り付けられる。

ワイヤレスLAN カードの実装エリアです。

ワイヤレスLANカード
ワイヤレスLANカード

フロント側ケージの内側に 3.5/2.5インチドライブベイがあります。

HDD の実装も可能
3.5/2.5インチドライブベイ

Check

HDD などをドライブベイに実装(増設)するときは専用の固定ネジをドライブに装着する必要があります。自身でドライブを増設する場合は安全に作業するためにも HPサポートへの問い合わせをおすすめします。

電源ユニットは 80PlUS PLATINUM(最大出力 210W)です。

電源ユニット
電源ユニット

 

本体内部へのアクセスはかんたんで、ビジネス向けとしての拡張性は十分です。

ただ、3.5/2.5インチドライブベイに HDD を増設するときは上述のとおり専用の固定ネジが必要なので、購入時に HDD をカスタマイズで追加しておくことをおすすめします。

 

キーボード&マウスのチェック

キーボード&マウス

同梱されているキーボードとマウスをチェックします。(いずれも USB対応です)

キーボードは標準的なレイアウト

キーボードレイアウトは標準的です。

キーボード・レイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーボードはフルサイズでキーストロークも深め、タイプ感も標準的です。

キーボードピッチのイメージ

手のひらにフィットするマウス

マウスはスクロールホイールが付いたタイプです。

マウス

その大きさは手のひらフィットするサイズです。(重量感は軽めです)

マウスのサイズ感
マウスのサイズ感

いたってフツウのマウスで、使いやすさもフツウです。

 

なお、キーボードとマウスは、ワイヤレスにカスタマイズすることができます。ケーブルのわずらわしさから解放できてデスク上を有効に活用できます。(ワイヤレスキーボード&ワイヤレスマウスは +4,620円で追加可能)

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、レビュー機の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほか総合的なパフォーマンスを評価します。

■レビュー機の基本スペック

OS Windows 10 Pro
CPU インテル Core i5-10500
メモリ 8GB(8GB×1)
ストレージ 256GB SSD (M.2 NVMe)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 630

■使用したベンチマーク

比較項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10

なお、ベンチマークの実施にあたっては、電源オプションの電源プランを「HP Optimized」に設定して実行しています。

電源プラン
電源プラン

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで比較・評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-10700 プロセッサー(*1)

・インテル Core i5-10500 プロセッサー(*1)

・インテル Core i5-11400 プロセッサー(*2)

・AMD Ryzen 5 PRO 4650G プロセッサー(*3)

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー(*4)

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー(*4)

・AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー(*4)

・AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー(*4)

・AMD Ryzen 7 4700U プロセッサー(*4)

・AMD Ryzen 5 4500U プロセッサー(*4)

(*1)当サイトで計測したスコアの平均値

(*2)デル Inspironコンパクト デスクトップ (3891) のスコア

(*3)HP ProDesk 405 G6 SFF のスコア

(*4)ノートPC 向けプロセッサー(当サイトで計測したスコアの平均値)

 

■CINEBENCH R20

CPU
Core i7-10700
4139 pts
Ryzen 5 PRO 4650G
3476 pts
Ryzen 7 5700U
3403 pts
Core i5-10500(レビュー機)
3167 pts
Ryzen 5 5500U
2960 pts
Core i5-11400
2849 pts
Core i5-10500
2767 pts
Ryzen 7 4700U
2750 pts
Core i7-1165G7
1911 pts
Ryzen 5 4500U
2040 pts
Core i5-1135G7
1878 pts

 

■CPU Mark(PassMark PerformanceTest)

CPU Mark
Core i7-10700
17654
Ryzen 7 5700U
17027
Ryzen 7 4700U
14790
Ryzen 5 PRO 4650G
13516
Ryzen 5 5500U
13281
Core i5-11400
12972
Core i5-10500(レビュー機)
12349
Core i7-1165G7
11465
Ryzen 5 4500U
11105
Core i5-1135G7
10757
Core i5-10500
10645

 

レビュー機に搭載されている CPU パフォーマンスは優秀です。

平均値を上回るスコアで保有している性能をシッカリと発揮しています。

ビジネス向けとしては十分なパフォーマンスで、一般的な使いかた(メール・インターネット・オフィスソフトなど)のほかオンライン会議でも快適に使えます。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで評価します。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル UHD グラフィックス 630(*1)

・AMD Radeon グラフィックス(*2)

・インテル Iris Xe グラフィックス(*3)

・AMD Radeon グラフィックス(*3)

(*1)当サイトで計測したスコアの平均値

(*2)HP ProDesk 405 G6 SFF のスコア

(*3)ノートPC 向けグラフィックスのスコア(当サイトで計測したスコアの平均値)

 

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe
3733
AMD Radeon(ノートPC)
2663
AMD Radeon(ProDesk 405)
1711
インテル UHD 630
1083
インテル UHD 630(レビュー機)
1053

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
インテル Iris Xe
10673
AMD Radeon(ノートPC)
7692
インテル UHD 630(レビュー機)
5044
AMD Radeon(ProDesk 405)
4883
インテル UHD 630
4725

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
インテル Iris Xe
3049
AMD Radeon(ノートPC)
2324
AMD Radeon(ProDesk 405)
1407
インテル UHD 630(レビュー機)
1002
インテル UHD 630
976

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe
3293
AMD Radeon(ノートPC)
2633
AMD Radeon(ProDesk 405)
1635
インテル UHD 630
1209
インテル UHD 630(レビュー機)
1168

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかにも搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル)に依存します。

レビュー機や比較対象の HP ProDesk 405 G6 SFF のグラフィックススコアがひかえめなのは 8GB×1 のシングルチャネル構成が影響しているためです。

8GBメモリのシングルチャネル構成でも一般的な使いかたには十分ですが、オンライン会議を行いつつ複数のアプリを使うようなケースでは 8GB×2 以上のデュアルチャネル構成がおすすめです。もちろん、後付けで増設することも可能です。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは NVMe対応の SSD(容量 256GB) を搭載しています。

ストレージ性能については、CrystalDiskMark を使用して計測したデータ転送速度で評価します。

データ転送速度
データ転送速度

SSD は NVMe 対応でデータアクセスも超高速です。Windows やアプリの起動も早いです。

参考までに SSD は大容量になるほどデータ転送速度が速くなる傾向があります。目安として 512GB以上で速度の違いが顕著になってきます。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの違いを把握するため下記機種のスコアと比較します。

・HP ProDesk 405 G6 SFF

・HP ProDesk 405 G6 DM

・NEC LAVIE Direct DT

各機種の特徴は以下のとおり。

HP ProDesk 405 G6 SFF レビュー機の姉妹機種で同じ筐体の AMD Ryzen 搭載モデル
HP ProDesk 405 G6 DM レビュー機の姉妹機種で AMD Ryzen を搭載した超小型デスクトップPC
NEC LAVIE Direct DT レビュー機と同じくらいのサイズで縦置き/横置き可能なデスクトップPC(2020年秋冬モデル)

 

各機種の基本スペックは以下のとおり。

スペック HP ProDesk 400 G7 SFF HP ProDesk 405 G6 SFF HP ProDesk 405 G6 DM LAVIE Direct DT
CPU インテル Core i5-10500 AMD Ryzen 5 PRO 4650G AMD Ryzen 5 PRO 4650GE インテル Core i7-10700
メモリ 8GB(8GB×1) 8GB(8GB×1) 8GB(4GB×2) 8GB(4GB×2)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 630 AMD Radeon グラフィックス AMD Radeon グラフィックス インテル UHD グラフィックス 630

関連記事

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

■ベンチマーク結果

Total Score
HP ProDesk 400 G7 SFF
2972
HP ProDesk 405 G6 SFF
3712
HP ProDesk 405 G6 DM
4467
LAVIE Direct DT
3083
 Essentials
HP ProDesk 400 G7 SFF
8871
HP ProDesk 405 G6 SFF
9165
HP ProDesk 405 G6 DM
9192
LAVIE Direct DT
7707
基準値
4100
 Productivity
HP ProDesk 400 G7 SFF
6984
HP ProDesk 405 G6 SFF
7895
HP ProDesk 405 G6 DM
8097
LAVIE Direct DT
7254
基準値
4500
 Digital Contents Creation
HP ProDesk 400 G7 SFF
3875
HP ProDesk 405 G6 SFF
4924
HP ProDesk 405 G6 DM
5555
LAVIE Direct DT
4179
基準値
3450
 Gaming
HP ProDesk 400 G7 SFF
879
HP ProDesk 405 G6 SFF
1441
HP ProDesk 405 G6 DM
2602
LAVIE Direct DT
1046

※テスト項目説明

・Total Score(総合的な評価)

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機は、メモリのシングルチャネル構成が大きく影響しているためか、ひかえめなスコアです。

上述のとおり、シングルチャネル構成でも一般的な使いかた(メール、ネット、オフィスソフトなど)なら問題なく使えますが、デュアルチャネル構成にすることでネット・メール・オフィスソフトを動かしながらオンライン会議を行う使いかたでも安定したパフォーマンスが期待できます。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。

・HP ProDesk 405 G6 SFF

・HP ProDesk 405 G6 DM

・NEC LAVIE Direct DT

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
HP ProDesk 400 G7 SFF
58秒3
HP ProDesk 405 G6 SFF
1分20秒5
HP ProDesk 405 G6 DM
59秒4
LAVIE Direct DT
47秒3
Photoshop Lightroom
HP ProDesk 400 G7 SFF
55秒6
HP ProDesk 405 G6 SFF
1分40秒0
HP ProDesk 405 G6 DM
50秒2
LAVIE Direct DT
41秒5
Lightroom Classic
HP ProDesk 400 G7 SFF
55秒2
HP ProDesk 405 G6 SFF
1分36秒9
HP ProDesk 405 G6 DM
51秒3
LAVIE Direct DT
43秒2

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
HP ProDesk 400 G7 SFF
2分24秒3
HP ProDesk 405 G6 SFF
3分2秒6
HP ProDesk 405 G6 DM
1分55秒3
LAVIE Direct DT
1分46秒0

 

実際のソフトウェアを使った検証結果は意外に優秀です。

ソフトウェアとの相性があるかもしれませんが、8GBメモリのシングルチャネル構成でもスピーディーに処理することができます。

ビジネスシーンにおいても、補助的なクリエイティブ作業なら快適なパフォーマンスが期待できます。

 

駆動音・パーツ温度のチェック

駆動音は、ベンチマーク(CINEBENCH R20 でマルチ Core を計測)実行中と動画エンコード中の音量(デシベル)を計測し、評価します。

騒音測定イメージ
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)

■測定結果

最大音量
下段はピーク時の音量推移
アイドル時 37.1db
 
CINEBENCH R20 40db前後
(40db前後で推移)
動画エンコード 43.9db
(41~43db前後で推移)

※防音室での測定ではありませんが、周囲の音ができるだけ入らないようにして測定しています。

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

 

平常時は「ブーッ」という排熱のためのファン音(CPUファン)が かすかに聞こえる程度で静かです。

高負荷時でもファン音が少し大きくなる程度なので、耳ざわりに感じることはないと思います。

 

パーツ温度のチェック

動画エンコード時とベンチマーク実行時について CPU の動作周波数と温度を計測、それらの関係をグラフ化しました。

※計測時の室温:25℃

※動作周波数と温度は 各Core の平均値

動画エンコード時の CPU温度
動画エンコード時の CPU動作周波数と温度
(10分間の動画エンコード処理)

ベンチマーク時の CPU温度
ベンチマーク実行時の CPU温度
(ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレを1回実行)

高負荷な状態でも CPU の動作周波数が大きく下がることはなく、効果的に本体内部を冷却できています。ゆっくりと温度が上昇しつつ一定の温度に達してからは、それ以上に温度が上昇しないように制御されているようです。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動時間、再起動時間、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 8.6秒 28.2秒 5.6秒
2回目 8.6秒 27.3秒 5.5秒
3回目 8.6秒 28.7秒 5.6秒
4回目 8.6秒 27.3秒 5.7秒
5回目 8.6秒 28.9秒 5.3秒
平均 8.6秒 28.1秒 5.5秒

体感的にも処理時間は短いです。処理を待っているあいだのストレスを感じることはないでしょう。

なお、起動・再起動・シャットダウン時間は状況により多少変動するので、参考値としてください。

 

同梱品

本体ほか同梱品一式です。

本体ほか一式

同梱品は以下のとおり。

・電源コード

・キーボード

・マウス

・スタンド

・ドキュメント類

・リカバリーDVD(OS用、ドライバ用)

 

まとめ

以上、HP ProDesk 400 G7 SFF のレビュー記事をお届けしました。

HP ProDesk 400 G7 SFF は、基本性能がシッカリおさえられたデスクトップPCです。

メモリがシングルチャネル構成のときのパフォーマンスはチェックしておきたいところですが、必要に応じてメモリ増設で柔軟に対応することができます。

ビジネスに十分な基本性能にくわえ縦横自在に設置でき静音性にもすぐれているなどオフィス環境にも適しており、ビジネスシーンで快適に使えるモデルといえます。

高評価のポイント

  • コンパクトな筐体で縦横自在に省スペースに設置できる
  • ビジネス向けとしての基本性能をシッカリ搭載している
  • ツールレスで本体内部へアクセスできて、ほど良い拡張性がある
  • 低予算でビジネス向けの高性能機種を導入できる

気をつけておきたいところ

  • HDD 増設の際には別途専用の固定ネジが必要
  • グラフィックス性能を重視するならメモリ構成はデュアルチャネルがおすすめ

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