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真正面

日本HP『HP Pavilion All-in-One 27』の実機レビューです。

『HP Pavilion All-in-One 27』は27インチサイズの大画面一体型PCです。

インテリアになじむスタイリッシュデザインで高性能、テレビチューナー内蔵モデルならリビングや書斎に置いてパソコン・テレビ・録画がこれ1台で楽しめます。

HP Pavilion All-in-One シリーズには 24インチモデルもラインナップしていますが、27インチモデルは画面サイズが大きい分、より迫力のある映像が楽しめます。

■HP Pavilion All-in-One 27 の特徴

  • インテリアになじむスタイリッシュデザイン
  • 性能レベルが高くパフォーマンスも快適
  • 27インチの大画面は映像の迫力が格段にアップする
  • TVチューナー内蔵モデルなら27インチの大画面でパソコン・テレビ・録画がこれ1台で楽しめる
  • 書斎やリビングに置いてエンターテインメントを楽しめる

レビューでは、前半で外観デザイン、ディスプレイ、キーボード・マウスなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能レビューを行います。

なお、性能レビューでは、当サイトで実施した 24インチサイズの「HP Pavilion All-in-One 24」(以下 24インチモデルと記載)の実機レビューのベンチマーク結果も合わせて掲載し性能比較を行います。

<関連記事>
⇒ HP Pavilion All-in-One 24 実機レビュー

リビングにおいて家族で楽しむ

レビュー内容は 2019年5月24日時点のものです。

 

スペック構成

『HP Pavilion All-in-One 27』には、「パフォーマンスモデル」「パフォーマンスプラスモデル」2つのモデルがラインナップしています。それぞれのモデルのスペック構成は以下のとおり。

パフォーマンス パフォーマンスプラス
OS Windows 10 Home (64bit)
CPU インテル Core i7-8700T プロセッサー
カラー スパークリングブラック スノーフレークホワイト
メモリ 8GB (8GB×1) DDR4-2666Hz (最大16GB) 16GB (8GB×2) DDR4-2666Hz (最大16GB)
ストレージ 256GB M.2 SSD (PCIe NVMe)+2TB HDD (5400回転)
光学ドライブ 非搭載
ディスプレイ 27.0インチワイド・IPSフルHDブライトビュー・10点タッチディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色) 27.0インチワイド・IPS QHDブライトビュー・10点タッチディスプレイ (2560×1440 / 最大 10.7億色)
インテル UHD グラフィックス 630(CPUに内蔵) NVIDIA GeForce GTX 1050
LAN 10/100/1000 Mbps オンボードネットワークコネクション
ワイヤレス IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.2
カメラ、マイク HP TrueVision フルHD Webcam (約200万画素) / IRカメラ、デュアルマイク
TVチューナー 搭載(地上デジ・BS・CS、ダブル録画対応) 非搭載
本体サイズ(W×D×H) 約 612×195×482 mm
質量 約 7.6kg
価格(税抜) 169,800円~ 189,800円~

※価格は 2019年5月24日時点。

最新の価格は日本HP直販サイト「HP Directplus」でチェックできます。

日本HP直販「HP Directplus」公式サイト
⇒ 『HP Pavilion All-in-One 27』製品ページ
icon

2019.7.26 追記
HP Pavilion All-in-One 27(パフォーマンスモデル)が週末限定セールにラインナップしています。【124,800 円(税抜)~】

レビューで使用するのは「パフォーマンスモデル」です。

 

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外観チェック

大画面でもスタイリッシュなデザイン

『HP Pavilion All-in-One 27』のデザインは 24インチモデル同様、スタイリッシュでインテリアにもなじみます。

正面斜め右

背面側(その1)

とくに、27インチサイズの大画面にくわえレビュー機の「スパークリングブラック」は重厚感もあってリビングや書斎にもマッチします。

前後から見たイメージです。

HP Pavilion All-in-One 27 真正面

HP Pavilion All-in-One 27 背面側

本体の左右から見ると画面上部が薄く下部側が多面体の形状です。

HP Pavilion All-in-One 27 左右側面

奥行きは約19.5cmと大画面サイズながら奥行きの浅いところにも設置可能です。24インチモデルの奥行きは約16cn。わずかに奥行きが深いです。

スタンドは大画面の本体をシッカリと支えていて安定感もグッドです。

スタンド(背面側)

 

Webカメラはポップアップ式で顔認証対応

Webカメラと内蔵マイクはポップアップ式で上下にスライドさせて、本体背面側から出したりしまったりできます。

カメラユニット(収納時)

カメラユニット(使用時)

カメラユニット(使用時・正面側)

また、Webカメラは顔認証にも対応しています。

顔認証でサインイン

認証精度は良好でパソコンの前に座るだけでわずらわしいパスワードを入力することなく Windows にサインインできます。

顔認証を使うシーンとしては、たとえば家族で共有する場合など、それぞれのユーザーアカウントを登録しておけばそれぞれのデスクトップ環境でパソコンを使うことができますし、それぞれのユーザーが顔パスでサインインできるメリットがあります。

ただし、カメラを収納しているときは顔認証を使った Windows サインインはできません。とはいえ、ビデオチャットのときなど見せたくない光景は遮断することができます。

 

B&O Play のスピーカーは高音質

スピーカーはディスプレイ下部に実装されています。多面体のデザインはパソコンとは思えないカッコよさを感じます。

スピーカー

また、スピーカーには「Bang & Olufsen」のカジュアルブランドである「B&O Play」のサウンドテクノロジーが搭載されており、スピーカーから出力されるサウンドは低音域から高音域まで広い音域が再現されて高音質です。(詳細は後半の「サウンド チェック」ご覧ください。)

 

インターフェース

ポート類は背面側なので扱いにくいかも

『HP Pavilion All-in-One 27』のポート類はディスプレイ背面側に集約されています。(24インチモデルと共通です)

ポート類(背面側)

①ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
②メディアカードリーダー
③USB Type-C 3.1 Gen 1 ×2
④USB 3.1 Gen 1 ×3
 (1ポートはバッテリーチャージ機能対応)
⑤HDMI出力端子
⑥HDMI入力端子
⑦ネットワークポート(RJ-45)
⑧電源コネクター
⑨セキュリティロックケーブル用ホール
⑩miniB-CASカードスロット
⑪TVアンテナ入力端子

必要十分なインターフェースを実装していますが、すべてのポートが背面側に実装されているので、USBメモリや SDカード、ヘッドフォンを使うときは扱いにくさを感じるかもしれません。

また、本体の左右には電源ボタンや画質調節ボタンなどが実装されています。

ボタン類(左側)
本体に向かって左側

⑫電源ボタン(LED内蔵)

 

ボタン類(右側)
本体に向かって右側

⑬ディスプレイ画質調節画面起動ボタン
⑭ディスプレイ外部入力切替ボタン
⑮ディスプレイ画質モード切替ボタン

本体に向かって右側のボタンについて補足します。

⑬~⑮のいずれかを押すと画面右下にアイコンの画像が表示されます。

画面右下のアイコン表示

上記のアイコンが表示されているときに⑬を押すとディスプレイの画質を調節できる設定画面「HP Display Control」が表示されます。

HP Display Control の表示

⑮のボタンは「HP Display Control」画面で描画モードの切り替えを行います。(マウス操作でも切り替えは可能です)

また、⑭を押すとディスプレイが外部入力に切り替わりHDMI入力ポートにつないだノートパソコンやゲーム機などの映像を描画できます。

 

ディスプレイ

大画面に描画される映像は高精細&鮮明&キレイ

『HP Pavilion All-in-One 27』のディスプレイは 27インチ・フルHD(1,920×1,080)液晶です。
※本体カラーが「スノーフレークホワイト」の解像度は QHD (2560×1440)です。

描画される映像は高精細で鮮やか、とてもキレイです。画面が大きいので迫力も格別です。

ディスプレイに描画された映像(ハイビスカス)

ディスプレイに描画された映像(コスモス)

ディスプレイに描画された映像(花束)

以下は i1Display Pro で計測したトーンカーブです。

トーンカーブ(13.5インチモデル)

色調のバランスも良好で、本来の色味をシッカリと再現してくれます。

上左右のベゼル(ディスプレイのフレーム枠)は狭額縁で、その幅は鉛筆の太さと同じくらいです。

ディスプレイのベゼル

ちなみに 24インチモデルのベゼルは鉛筆より若干狭いです。HP Pavilion All-in-One 27 は画面が大きいだけにベゼルも幅を広げてフレームを強化するためと推察します。

 

画面の映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(電源オフ時)

画面映り込み(電源オン時)

24インチモデルは半光沢液晶に見えましたが、HP Pavilion All-in-One 27 では光沢感が増しているように感じます。とはいえ高輝度な液晶なので映り込みを感じることはほとんどないと思います。

 

視野角もチルトの範囲も広い

視野角は、水平方向/垂直方向ともに広く、斜めから見る映像も鮮明でキレイです。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

ディスプレイのチルト機能(画面の向きを上下に動かせる機能)の角度イメージです。

ディスプレイのチルト

 

2画面対応&ゲーム機のモニターとしても使える

また、『HP Pavilion All-in-One 27』には HDMI出力ポートと入力ポートが実装されているので、本機を2画面対応で使うことやゲーム専用機・ノートPC のモニターとして使うこともできます。(24インチモデルと共通機能です)

HDMI出力で2画面対応
HDMI出力ポートにつないで 2画面対応にできる
(となりのモニターのサイズは 24インチ)

HDMI入力でノートPCの外部モニター
HDMI入力ポートにつないで ノートPC のモニターにできる

 

キーボード&マウス

『HP Pavilion All-in-One 27』のキーボードとマウスはワイヤレス接続で、付属のレシーバーを USBポートに装着して使用します。
※キーボードとマウスは 24インチモデルと共通です。

キーボードとマウス、レシーバー

 

標準的なレイアウトでタイピングしやすいフルサイズキーボード

キーボードのレイアウトは、一般的なデスクトップのキーボードのレイアウトと同等です。

キーボードレイアウ(クリックで拡大表示できます)

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は 実測で 約19mm。窮屈な感じはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップ(キー表面)の形状はフラットで適度なフィット感があります。

キートップ形状

キーストロークは深めでシッカリとした打鍵感があります。

キーストローク

タイプ音はカチャカチャとしていますがタイプ感は心地よいです。

なお、キーボードには、単4乾電池 2本が必要となります。

キーボードの電源は単4乾電池 2本

 

使いやすいマウスだけど女性や子供には大きく感じるかも

マウス

マウスは軽くて持ちやすく手のひらにフィットします。(手の小さい女性には少し大きく感じるかも)

マウスは手のひらにフィット

マウスの電源は、単4乾電池 2本です。

マウスの電源は単4乾電池 2本

クセのない標準的なキーボードとマウスで使いやすさもグッドです。ワイヤレス接続なのでコード類もジャマにならずスッキリと置くことができるのも魅力です。

 

ベンチマーク

ベンチマークでは、今回のレビュー機『HP Pavilion All-in-One 27』(パフォーマンスモデル)のスコアと以前レビューした24インチモデル(「HP Pavilion All-in-One 24」スタンダードモデル)のスコアを比較掲載します。

※比較では HP Pavilion All-in-One 27 を 27インチモデル と記載します。

以下は性能評価に使用したベンチマークです。

評価項目 使用ベンチマーク
基本性能 PASS MARK PerformanceTest 9.0
CPU性能 CINEBENCH R15
グラフィック性能 3DMark
ドラゴンクエストX
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
総合的なパフォーマンス PCMark 8
PCMark 10

なお、27インチモデル と 24インチモデルの基本スペックは以下のとおりです。

■27インチモデル(パフォーマンスモデル)
インテル Core i7-8700T/8GBメモリ/256GB M.2 SSD (PCIe NVMe)+2TB HDD/インテル UHD グラフィックス 630

■24インチモデル(スタンダードモデル)
インテル Core i5-8400T/8GBメモリ/128GB M.2 SSD (PCIe NVMe)+1TB HDD/インテル UHD グラフィックス 630

CPU スペックの違いにより、どの程度ベンチマーク結果に差があるのか参考にしてください。

 

基本性能

PASS MARK PerformanceTest 9.0 のベンチマーク結果です。

PASS MARK PerformanceTest 27インチモデル 24インチモデル
PassMark Rating 4083.9 3489.3
CPU Mark 11865.5 9369.3
2D Graphics Mark 799.1 702.4
3D Graphics Mark 1209.5 1098.2
Memory Mark 2302.1 2153.4
Disk Mark 13790.8 6586.1

 

CPU性能

CINEBENCH R15 のベンチマーク結果です。

CINEBENCH R15 27インチモデル 24インチモデル
OpenGL 53.06 fps 47.48 fps
 Ref.Match 97.8 % 97.8 %
CPU 1016 cb 746 cb
CPU (Single Core) 174 cb 141 cb
 MP Ratio 5.83 x 5.29 x

 

グラフィック性能

ゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

3DMark

3DMark のベンチマーク結果です。

3DMark 27インチモデル 24インチモデル
Cloud Gate 10216 8143
Night Raid 5468 4833
Sky Diver 4697 4137
Fire Strike 1128 988
Time Spy 457 399

3DMark の各テスト内容は以下のとおり。

Cloud Gate ホームPCやノートPC向けで DirectX 10 を想定したグラフィックス性能テスト
Night Raid DirectX 12 を使用したモバイルPCなど低スペックPC向けのグラフィックス性能テスト
Sky Diver DirectX 11 を使用したミドルレンジ・ゲーミングノート向けのグラフィックス性能テスト
Fire Strike DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト
Time Spy DirectX 12 を使用したゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト

ドラゴンクエストX

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX 27インチモデル 24インチモデル
標準品質、解像度 1280×720 10000
(すごく快適)
8592
(とても快適)
最高品質、解像度 1280×720 8950
(とても快適)
7530
(とても快適)
標準品質、解像度 1920×1080 5533
(快適)
4812
(普通)

ファイナルファンタジーXIV

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXIV 27インチモデル 24インチモデル
標準品質
解像度 1280×720、DirectX 11
3701
(快適)
3481
(やや快適)
最高品質
解像度 1280×720、DirectX 11
2154
(普通)
2001
(普通)

ファイナルファンタジーXV

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV 27インチモデル 24インチモデル
軽量品質
解像度 1280×720
1252
(動作困難)
1152
(動作困難)

 

いずれのモデルも CPU 内蔵のグラフィックス「インテル UHD グラフィックス 630」を搭載していますが、CPU の性能差がグラフィックス性能にも大きく影響する結果となりました。

ただ、ベンチマーク実行中の映像や野球中継など動きの早い映像を観る限りでは、描画のなめらかさに違いは感じませんでした。体感的な違いはほとんどないと思います。

 

ストレージ

レビュー機は SSD+HDD のデュアルドライブ構成です。

それぞれのドライブでデータ転送速度を比較します。

フデータ転送速度(SSD) 27インチモデル 24インチモデル
Read [MB/s]
Seq Q32T1 1739.2 1608.1
4KiB Q32T1 823.3 290.4
4KiB Q32T1 322.0 243.7
4KiB Q1T1 40.37 34.69
Write [MB/s]
Seq Q32T1 681.9 358.9
4KiB Q32T1 701.7 250.3
4KiB Q32T1 241.9 193.5
4KiB Q1T1 98.21 77.64

※CrystalDiskMark 6.0.2 で計測

フデータ転送速度(HDD) 27インチモデル 24インチモデル
Read [MB/s]
Seq Q32T1 154.4 189.5
4KiB Q32T1 0.968 1.443
4KiB Q32T1 0.956 1.387
4KiB Q1T1 0.425 0.661
Write [MB/s]
Seq Q32T1 152.6 184.5
4KiB Q32T1 4.498 1.491
4KiB Q32T1 3.682 1.602
4KiB Q1T1 3.504 1.511

※CrystalDiskMark 6.0.2 で計測
※HDDは 27インチモデルが5400回転、24インチモデルは7200回転

 

スコア上 多少の差はありますが、体感的な違いはありませんでした。

 

総合的なパフォーマンス

実際の使用を想定した PCMark 8 と PCMark 10 を使って性能評価を行います。

PCMark 8

PCMark 8 のベンチマーク結果です。

PCMark 8 27インチモデル 24インチモデル
Home Test 3833 3581
Creative Test 4508 4176

※テスト項目説明
 Home Test(家庭での利用を想定したテスト)
 Creative Test(クリエイティブな利用を想定したテスト)

PCMark 10

PCMark 10 のベンチマーク結果です。

PCMark 10 Extended 27インチモデル 24インチモデル
Total Score 2811 2470
Essentials 8427 7613
Productivity 6461 5759
Digital Contents Creation 3318 2833
Gaming 935 810

※テスト項目説明
 Total Score(総合的な評価)
 Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
 Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
 Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
 Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

 

性能評価に影響するスペックの大きな違いは CPU だけなのですが、総合的なパフォーマンスでもスコアの差は意外と大きいです。

 

RAWデータ現像・動画エンコード処理時間計測

27インチモデルと 24インチモデルで、RAWデータ現像と動画エンコードの処理時間を計測します。

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector 7
(筆者所有のソフトウェア)

■条件等
・RAWデータ 50ファイルを一括書き出し
・プリセット等 編集は適用しない
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理時間

27インチモデル 24インチモデル
出力先:SSD
処理時間 59.0秒 1分5秒6
メモリ使用量 3.9GB 3.8GB
出力先:HDD
処理時間 58.3秒 1分3秒7
メモリ使用量 3.9GB 3.8GB

※メモリ使用量は処理中の「コミット済みメモリ」(最大値)。
 (パソコンがシステム全体で実際に使用しているメモリの使用量)

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector 15
(筆者所有のソフトウェア)

■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力
(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理時間

27インチモデル 24インチモデル
出力先:SSD
処理時間 2分32秒5 3分7秒3
メモリ使用量 3.7GB 3.5GB
出力先:HDD
処理時間 2分33秒0 3分6秒3
メモリ使用量 3.7GB 3.5GB

※メモリ使用量は処理中の「コミット済みメモリ」(最大値)。
 (パソコンがシステム全体で実際に使用しているメモリの使用量)

 

RAWデータ現像はそれほど大きな差はありませんでしたが、動画エンコード処理時間については意外に大きな差がでました。

24インチモデルには Core i7-8700T を搭載した「パフォーマンスモデル」もラインナップしているので、24インチモデルで動画エンコードをより快適に楽しむならパフォーマンスモデルがおすすめです。

 

駆動音・パーツの温度

駆動音については平常時のほか高負荷時でも静かです。駆動音が気になることはないでしょう。

また、以下の画像は、『HP Pavilion All-in-One 27』本体内部のパーツ(CPU、SSD、HDD、内蔵グラフィックス)の温度について「平常時(10分間アイドル状態)」「ベンチマーク実行時」「動画エンコード時」それぞれの状態のときに測定した結果です。(温度は左から「現在値」「最小値」「最大値」)

平常時の CPU温度
平常時(10分間アイドル状態)のパーツの温度

 

ベンチマーク時の CPU温度
ベンチマーク実行時のパーツの温度
(ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーターを1回実行)

 

動画エンコード時の CPU温度
動画エンコード時のパーツの温度
(10分間の動画エンコード処理開始から終了まで)

 

測定結果を見ると高負荷時でもパーツにダメージを与えるほどの高温には達していません。それだけエアフローがシッカリ考慮された設計になっている印象を受けます。(24インチモデルでも同等の結果でした)

 

サウンド チェック

『HP Pavilion All-in-One 27』は、BANG & OLUFSEN サウンドシステムを搭載しています。

BANG & OLUFSEN ロゴ

音質を調整できるユーティリティソフトもインストールされています。

サウンドユーティリティソフト

24インチモデルのユーティリティソフトと画面イメージが異なりますが、サウンド自体は高音質です。

実際に聴いてみた印象としては・・・

■スピーカー
低音域から高音域まで広い音域を再現していて高音質。
音の広がりもあって映画やYoutubeの動画も迫力のサウンドで楽しめる。

■ヘッドホン
スピーカー同様、高音質。
周囲の雑音が聞こえないぶん、クリアなサウンドを聴くことができる。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動時間、再起動時間、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

■27インチモデル

起動 再起動 シャットダウン
1回目 11.1秒 24.4秒 6.1秒
2回目 9.8秒 29.1秒 6.1秒
3回目 10.0秒 24.5秒 6.1秒
4回目 9.9秒 28.1秒 6.0秒
5回目 9.9秒 28.9秒 8.4秒
平均 10.1秒 27秒 6.5秒

 

■24インチモデル

起動 再起動 シャットダウン
1回目 13.2秒 33.7秒 7.2秒
2回目 13.7秒 30.7秒 7.2秒
3回目 13.4秒 33.7秒 7.1秒
4回目 13.2秒 33.4秒 6.7秒
5回目 13.5秒 33.3秒 7.2秒
平均 13.4秒 33.0秒 7.1秒

 

27インチモデルと24インチモデルとわずかに差がありますが、いずれも感覚的にも早い動作で待ちのストレスを感じません。

なお、起動・再起動・シャットダウン時間は状況により多少変動するので、参考値としてください。

 

搭載ソフトウェア

レビュー機の『HP Pavilion All-in-One 27』(パフォーマンスモデル)に搭載されている主なソフトウェアです。

主なソフトウェア(クリックで拡大表示できます)

Windows標準のソフトのほか、HPオリジナルのサポート関連ソフト、セキュリティソフト「マカフィー リブセーブ」などがインストールされています。

また、テレビチューナー内蔵モデルにはTV視聴用のソフトとしてピクセラの「Xit(サイト)」がインストールされています。

インストールされているソフトウェアとしては、TV視聴用ソフト以外は必要最低限といったところでしょうか。

 

テレビ機能

TV視聴用ソフト「Xit(サイト)」にはテレビ視聴のほか、番組表からの視聴・録画予約、録画番組の視聴など、一般的なレコーダーと同等の機能が備わっています。(24インチモデルと共通です)

番組表と録画一覧

チューナーは地上波、BS、CSの3波に対応したデュアルチューナーなので、たとえば地上波を見ながらBSの裏番組の録画もできます。また、同梱のリモコンも使えば離れた場所から録画予約や再生などの操作も可能です。

リモコンも付いている

パソコン本体に光学ドライブは搭載されていませんが、外付けのブルーレイドライブなどをつなげば永久保存版の番組をブルーレイディスクに書き込んで保存しておくこともできます。

これ1台で「PC&TV&レコーダー(裏録画もOK)」の1台三役をこなしてくれるのは大きな魅力です。

また、レビュー機はスタンダードモデルながら性能レベルが高く、テレビを見ながらネット検索したり写真・動画編集などの並行作業も可能です。

野球中継を視聴しながら動画エンコード処理を実行したところ、選手やボールの動きもスムーズでなめらかな映像でした。

テレビを見ながらの並行作業

 

付属品

『HP Pavilion All-in-One 27』本体ほか同梱品一式です。

同梱品一式

電源アダプターの最大出力は 120W (19.5V, 6.15A)。ハイパワータイプなので、その大きさは手のひらと同じくらいのサイズです。

電源アダプターの大きさイメージ

付属しているドキュメント類です。

ドキュメント一式
付属のドキュメント

【上記写真のドキュメント類について】
■上段右側から
・速攻!HPパソコンナビ 特別編
・mini B-CASカード
・mini B-CASカード取付方法
・Xit 取扱説明書
■中段
・セットアップ手順
■下段右側から
・サポートガイド(保証規定)
・パソコン生活まるごと ガイドブック
・将来の下取りでプレミアムキャッシュバック受け取りの案内
・お友達・ご家族紹介キャンペーン
・アンケートの案内

 

まとめ

以上、『HP Pavilion All-in-One 27』のレビュー記事をお届けしました。

『HP Pavilion All-in-One 27』はスタイリッシュデザインで性能レベルの高い大画面液晶一体型PCです。

27インチモデルは 24インチにくらべ画面サイズは大きいだけにより迫力のある映像が楽しめます。

パソコンをメインに使うというよりは大画面で映像も楽しむといった使い方がおすすめです。

とくに、TVチューナー内蔵モデルならリビングに置いて家族みんなでテレビ番組を楽しんだりテレビを見ながらパソコン作業や裏番組の録画もこれ1台でできるのは大きな魅力です。

レビューした感想をまとめると・・・

  • パソコンとテレビとレコーダーが一体化しているので、テレビを見ながらネット検索したりできて便利
  • 素早い動きでも映像描画は快適(野球を見ていたが快適に見れる)
  • 動画エンコードをしながらテレビを見ても映像はカクカクしない。
  • リビングや書斎において楽しめるパソコン
  • 書斎に置くなら大きめのデスクがよいかも(省スペースだが間近で見る大画面は目が疲れやすい)

『HP Pavilion All-in-One 27』の価格は税抜16万円台後半から。(価格は記事執筆時点)

なお、最新の価格やキャンペーンなどの最新情報は、日本HPの直販サイト「HP Directplus」でチェックしてください。

 

 

2019.7.26 追記
HP Pavilion All-in-One 27(パフォーマンスモデル)が週末限定セールにラインナップしています。【124,800 円(税抜)~】

 

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