真正面(壁紙)

HP Pavilion 15-eg (以下 HP Pavilion 15) は、第11世代インテル Core プロセッサーを搭載した高性能な15.6型ノートPCです。

第11世代インテル Core プロセッサーは前世代のプロセッサーにくらべ性能が大きく進化、ベンチマークによる性能評価も優秀です。

高い処理性能にくわえ上質感のあるスタイリッシュなデザインは所有満足度も高く、プライベートから仕事まで活用できるモデルです。

■HP Pavilion 15-eg の特徴

  • 第11世代インテル Core プロセッサー&デュアルチャネルメモリ搭載
  • 上質感あるスタイリッシュなデザイン
  • 天面とキーボード面にアルミニウム素材を採用
  • フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイを搭載
  • フルサイズでタイピングしやすいキーボード
  • B&O Play デュアルスピーカーによる高音質サウンド

レビューでは当サイトで購入した実機を使用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面(壁紙)

レビューは 2021年5月1日時点の内容です。

 

スペック構成

HP Pavilion 15 には「ベーシックモデル」「スタンダードモデル」「パフォーマンスモデル」の 3モデルがラインナップしています。

おもなスペックは以下のとおり。

■HP Pavilion 15(シリーズ名:HP Pavilion 15-eg0000)のスペック

ベーシックモデル スタンダードモデル パフォーマンスモデル
OS Windows 10 Home (64bit)
CPU インテル Core i3-1115G4 プロセッサー インテル Core i5-1135G7 プロセッサー インテル Core i7-1165G7 プロセッサー
メモリ 8GB (4GB×2) DDR4-3200MHz ■8GB (4GB×2) DDR4-3200MHz
■16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz
16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz
ストレージ 256GB SSD (PCIe NVMe M.2) 512GB SSD (PCIe NVMe M.2) 1TB SSD (PCIe NVMe M.2)
ディスプレイ 15.6インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス (CPUに内蔵) インテル Iris Xe グラフィックス (CPUに内蔵)
ワイヤレス IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、Bluetooth5.0
カメラ、マイク HP Wide Vision HD Webcam カメラ (約92万画素)、内蔵デュアルマイク
バッテリー駆動時間 最大 8時間 (MobileMark 2018 にて計測)
Windows Hello 指紋認証リーダー
本体サイズ(W×D×H) 約 360×234×17.9(最薄部)-20.0(最厚部) mmm
本体質量 約 1.71kg
本体カラー ■セラミックホワイト
■フォグブルー

※本記事で使用するモデルは「スタンダードモデル」です。

各モデルの詳細スペックや価格については、日本HP公式サイトをご確認ください。

真正面

HP Pavilion 15-eg
税込 7万円台から

 

HP Directplus 特別クーポン情報


当サイトでは日本HP公式オンラインストア「HP Directplus」で使える最大7%オフ特別クーポンを提供中です。
HP Directplus 最大7%オフ特別クーポン情報

 

外観チェック

スリムでスタイリッシュなデザイン

HP Pavilion 15 は 15.6インチの大画面サイズながらスリムでスタイリッシュなデザインです。

正面側 右側

背面側 右側

レビュー機のカラー「セラミックホワイト」は清潔感のある色合いで、同時に高級感とスタイリッシュ感をアップさせてくれるカラーです。

天面の素材はアルミニウム素材。表面はサラサラとした感触で上質感があります。

天面斜め(その1)

天面斜め(その2)
天面の「hp」ロゴとヒンジの「PAVILION」ブランドロゴがアクセント

指紋や皮脂の跡が目立ちにくいところも好印象です。

天面斜め(その3)

天面斜め(その4)
本体はスリム!

底面部は剛性を重視した「ユニボディ」の構造です。見た目もスッキリしています。

底面側(斜め)

ゴム足は前後に平行して実装されています。安定感は良好です。

排気口はヒンジのあいだに実装されています。本体の左右にモノを置いても排熱で温められることはありません。

排気口

ヒンジは本体奥側を持ち上げるリフトアップヒンジです。

リフトアップヒンジ

キーボードに適度な傾斜ができてタイピングしやすくなり、底面からの吸気効率がアップするメリットもあります。

必要十分なインターフェース

HP Pavilion 15 のインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①HDMI 2.0出力端子

②SuperSpeed USB Type-A 5Gbps

③SuperSpeed USB Type-C 10Gbps (Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)

④microSDカードスロット

⑤ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート

micro SDカードリーダーはプッシュロック式です。

micro SDカードリーダー
micro SDカードをシッカリ挿し込んだ状態

micro SD カードを押し込んでロックさせ、取り出すときは再度カードを押し込んでロックを解除することでカードが出てくる仕組みです。

また、USB Type-C コネクタは映像出力や PD充電器に対応しています。

■USB Type-C コネクタ対応表(当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

 

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

⑥セキュリティロックケーブル用スロット

⑦SuperSpeed USB Type-A 5Gbps

⑧電源コネクタ

 

HP Pavilion 15 には、使用頻度の高い必要十分なインターフェースが実装されています。

 

電源ボタンはキーの一部として[delete]キーの左隣りにレイアウトされています。

電源ボタン
電源ボタンはキーの一部としてレイアウト

使用中に間違って電源ボタンを押しても無反応です。作業中のデータが破棄されることはありません。(ただし長押しは押している時間によってスリープ状態に移行したり強制的に電源オフされるので注意)

スピーカーは底面部 前面側の左右に実装されています。

スピーカー

スピーカー(拡大)
スピーカー

スピーカーは「B&O Playデュアルスピーカー」を搭載。低音域から高音域まで広い音域を再現した高音質サウンドを体感できます。

指紋認証でかんたんサインイン

HP Pavilion 15 は指紋認証センサーを搭載しています。

指紋認証でサインイン
指紋認証でかんたんサインイン
(マスクを着用しているときに便利)

認証精度は良好で、指紋センサーにタッチするだけでかんたんに Windows にサインインできます。

15.6インチサイズでもスリムでコンパクト

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

本体の高さは実測で 18~20mm。最厚部でも CDケース 2枚程度で、とてもスリムです。

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:1,701g
・電源アダプター:170g
・電源コード:110g
・ウォールマウントプラグ:41g

本体の重量は一般的な 15.6インチノートにくらべ軽量です。(一般的な15.6インチノートは 2kgくらい)

外出先への持ち運びはキビシイですが、部屋間の移動はラクにできます。

電源アダプターの最大出力は 45W。その大きさは手のひらに収まるサイズです。

電源アダプターの大きさ

電源アダプターの大きさ(実測)

なお、電源アダプターは電源コードのほか、ウォールマウントプラグでコンセントに直付けすることもできます。

電源アダプターとプラグ

 

ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイは自然な色合い

HP Pavilion 15 のディスプレイに描画される映像は自然な色合いでキレイです。

ディスプレイに描画された映像(気球)
液晶パネルは AU Optronics製(BenQグループの液晶パネル製造会社)

輝度はあまり高くないように感じますが実用的に気になることはないと思います。表示される文字もクッキリとして見やすいです。

Microsoft Edge に表示される文字の大きさ

■色域の計測結果(当サイトで計測)

sRGBカバー率 58.1%
Adobe RGBカバー率 43.2%

色域は標準的です。

実際に描画される映像は自然な色合いで、オフィスソフトやインターネット、動画鑑賞など一般的な用途では十分な品質です。

 

狭額ベゼルで画面周りスッキリ

ベゼルは狭額縁です。

左右のベゼルは狭額縁

とくに、15.6インチの大画面サイズながら左右の幅は鉛筆の太さよりもせまく、画面周りがスッキリとしています。

 

映り込みはそれなりにある

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(電源オフ時)
電源オフ時

画面映り込み(電源オン時)
電源オン時

HP Pavilion 15 のディスプレイは映像をキレイに描画できるブライトビュー液晶ですが、使う場所によって映り込みはそれなりに感じるかもしれません。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

ディスプレイを開ける最大角度は十分

ディスプレイを開くことができる最大角度です。

ディスプレイを開くことのできる最大角度

クラムシェルタイプのノートパソコンとして十分な範囲をカバーしています。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

HP Pavilion 15 のキーボードレイアウトは標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は実測で およそ19mm(仕様では 18.7mm)、テンキーの実測値は 16.5mm。

キーボードに両手を置いたときのイメージ
ほぼフルサイズのキーピッチ

キートップは中央部分が少しへこんだ形状。サラサラとした感触で指先のフィット感は良好です。

キートップ

キーストロークは 仕様では 1.3mm ですが、数字以上にストローク幅は深く感じます。(ノートパソコンとして平均的な 1.5mm くらい)

キーストローク
タイプ音は「タッタッ」という音
音の大きさはひかえめ

キーを押し込む硬さもちょうど良く、キーを押し込んだ後の反発もイイ感じです。心地良いタイプ感です。

 

キーボードにはバックライトを搭載

キーボードにはバックライトが搭載されています。

キーボードバックライト

キーボード・バックライトは明るさを2段階で切り替え可能です。
[f11]:点灯(明)→点灯(暗)→消灯

※上記写真は、明るさを最大に設定して撮影

質感の良いパームレスト

パームレストの素材は天面と同じアルミニウム素材。

パームレスト

サラサラとした感触で、指紋や皮脂の跡が目立ちにくく質感も良好です。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感(サイズは大きめ)

サラサラとした感触で手触り感も良好、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、HP Pavilion 15 の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

OS Windows 10 Home (64bit)
CPU インテル Core i5-1135G7
メモリ 8GB (4GB×2) DDR4-3200MHz
ストレージ 512GB SSD (PCIe NVMe M.2)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス

評価に使用したベンチマークは以下のとおりです。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1165G7 プロセッサー

・インテル Core i5-1135G7 プロセッサー

・インテル Core i3-1115G4 プロセッサー

・インテル Core i7-10510U プロセッサー

・インテル Core i5-10210U プロセッサー

・インテル Core i3-10110U プロセッサー

・AMD Ryzen 7 4700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 4500U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

HP Pavilion 15 には、Core i7-1165G7/Core i5-1135G7/Core i3-1115G4 を搭載したモデルがラインナップしています。各CPU のパフォーマンスの違いもあわせてご確認ください。

■CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]

CPU
Ryzen 7 4700U
2808 pts
Ryzen 5 4500U
2042 pts
Core i7-1165G7
2011 pts
Core i5-1135G7(レビュー機)
1929 pts
Core i5-1135G7
1810 pts
Core i7-10510U
1500 pts
Core i5-10210U
1362 pts
Core i3-1115G4
1224 pts
Core i3-10110U
895 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Ryzen 7 4700U
15172
Core i7-1165G7
11695
Core i5-1135G7(レビュー機)
11503
Ryzen 5 4500U
11071
Core i5-1135G7
10682
Core i7-10510U
8122
Core i5-10210U
7455
Core i3-1115G4
6702
Core i3-10110U
5533

レビュー機の CPU パフォーマンスは優秀です。

平均値を上回るスコアが出ており保有している性能をシッカリと発揮しています。

また、第10世代 Core i7 のスコアを大きく上回っていることからも、レビュー機に搭載されている Core i5-1135G7 は一般ユーザーにとっても十分なパフォーマンスといえます。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe グラフィックス
(Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe グラフィックス
(Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD グラフィックス
(Core i3-1115G4搭載機)

・インテル UHD グラフィックス
(Core i7-10510U搭載機)

・インテル UHD グラフィックス
(Core i5-10210U搭載機)

・インテル UHD グラフィックス
(Core i3-10110U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス
(Ryzen 7 4700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス
(Ryzen 5 4500U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3882
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3126
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
2917
インテル Iris Xe(レビュー機)
2871
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2333
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2294
インテル UHD(Core i7-10510U)
1177
インテル UHD(Core i5-10210U)
1065
インテル UHD(Core i3-10110U)
836

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
10506
インテル Iris Xe(レビュー機)
9463
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
8958
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
8355
インテル UHD(Core i3-1115G4)
7706
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
7002
インテル UHD(Core i7-10510U)
5161
インテル UHD(Core i5-10210U)
4337
インテル UHD(Core i3-10110U)
2650

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
4018
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
3592
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3454
インテル Iris Xe(レビュー機)
3180
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2775
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2661
インテル UHD(Core i7-10510U)
1695
インテル UHD(Core i5-10210U)
1421
インテル UHD(Core i3-10110U)
1081

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
3294
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3079
インテル Iris Xe(レビュー機)
2727
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
2687
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2440
インテル UHD(Core i3-1115G4)
2389
インテル UHD(Core i7-10510U)
1267
インテル UHD(Core i5-10210U)
1158
インテル UHD(Core i3-10110U)
944

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかにも搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル)に依存します。

HP Pavilion 15 のメモリ構成は、全モデルでデュアルチャネルを採用しており、最大限のグラフィックス・パフォーマンスが期待できます。

レビュー機の場合、一部のベンチマークで平均値を下回っていますが、その差は小さく 良好なパフォーマンスが出ています。

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは NVMe対応の SSD(容量:512GB)が搭載されています。

データ転送速度
データ転送速度(CrystalDiskMark で計測)

計測結果は優秀です。

実際に使用感としても超高速なデータアクセスで Windows やアプリの起動も早いです。

参考までに SSD は大容量になるほどデータ転送速度が速くなる傾向があります。目安として 512GB以上で速度の違いが顕著になってきます。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・Core i7-1165G7搭載機

・Core i5-1135G7搭載機

・Core i3-1115G4搭載機

・Ryzen 7 4700U搭載機

・Ryzen 5 4500U搭載機

※当サイトで計測したスコアの平均値

HP Pavilion 15-eg の姉妹モデル HP Pavilion 15-eh は AMD Ryzen 4000 シリーズプロセッサーを搭載しています。比較検討の参考にしてください。

スペック HP Pavilion 15
(レビュー機)
Core i7-1165G7
搭載機
Core i5-1135G7
搭載機
Core i3-1115G4
搭載機
Ryzen 7 4700U
搭載機
Ryzen 5 4500U
搭載機
CPU インテル Core i5-1135G7 インテル Core i7-1165G7 インテル Core i5-1135G7 インテル Core i3-1115G4 AMD Ryzen 7 4700U AMD Ryzen 5 4500U
メモリ 8GBメモリ 8GB/16GBメモリ 8GBメモリ 8GBメモリ 8GB/16GBメモリ 8GBメモリ
ストレージ 512GB SSD (NVMe) 256GB/512GB/1TB SSD (NVMe) 256GB/512GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 256GB/1TB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe)
グラフィックス インテル Iris Xe インテル Iris Xe インテル Iris Xe インテル UHD AMD Radeon AMD Radeon

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Total Score
レビュー機
3832
Core i7-1165G7搭載機
4192
Core i5-1135G7搭載機
3871
Core i3-1115G4搭載機
3350
Ryzen 7 4700U搭載機
4033
Ryzen 5 4500U搭載機
3631
 Essentials
レビュー機
8910
Core i7-1165G7搭載機
9171
Core i5-1135G7搭載機
9011
Core i3-1115G4搭載機
8418
Ryzen 7 4700U搭載機
7975
Ryzen 5 4500U搭載機
8196
基準値
4100
 Productivity
レビュー機
6135
Core i7-1165G7搭載機
6351
Core i5-1135G7搭載機
6125
Core i3-1115G4搭載機
6228
Ryzen 7 4700U搭載機
7256
Ryzen 5 4500U搭載機
7052
基準値
4500
 Digital Contents Creation
レビュー機
4451
Core i7-1165G7搭載機
4599
Core i5-1135G7搭載機
4281
Core i3-1115G4搭載機
3381
Ryzen 7 4700U搭載機
5116
Ryzen 5 4500U搭載機
4353
基準値
3450
 Gaming
レビュー機
2398
Core i7-1165G7搭載機
3164
Core i5-1135G7搭載機
2626
Core i3-1115G4搭載機
1920
Ryzen 7 4700U搭載機
2425
Ryzen 5 4500U搭載機
1890

※テスト項目説明

・Total Score(総合的な評価)

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

・Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機のスコアは優秀です。

平均値相当のスコアで、Ryzen 7 4700U搭載機 と Ryzen 5 4500U搭載機のあいだくらいのパフォーマンス・レベルです。

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 6時間 15分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
43分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 10分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 0分

バッテリーを多く消費する条件でもバッテリー駆動時間が 6時間くらい持続するなら、据え置きタイプとしては十分満足できます。(公称値は最大8時間)

また、充電については 50%までの充電なら 40分程度と急速充電に対応している点や PD充電器からの充電にも対応している点を考慮すれば、バッテリー性能はまずまずといえるでしょう。

実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した比較対象機の処理時間と比較します。

・Core i7-1165G7搭載機

・Core i5-1135G7搭載機

・Core i3-1115G4搭載機

・Ryzen 7 4700U搭載機

・Ryzen 5 4500U搭載機

※当サイトで計測した処理時間の平均値

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
レビュー機
52秒5
Core i7-1165G7搭載機
50秒1
Core i5-1135G7搭載機
57秒3
Core i3-1115G4搭載機
59秒1
Ryzen 7 4700U搭載機
54秒1
Ryzen 5 4500U搭載機
1分17秒6
Photoshop Lightroom
レビュー機
37秒1
Core i7-1165G7搭載機
27秒3
Core i5-1135G7搭載機
35秒7
Core i3-1115G4搭載機
42秒5
Ryzen 7 4700U搭載機
29秒3
Ryzen 5 4500U搭載機
42秒7
Lightroom Classic
レビュー機
37秒5
Core i7-1165G7搭載機
33秒9
Core i5-1135G7搭載機
38秒6
Core i3-1115G4搭載機
47秒2
Ryzen 7 4700U搭載機
35秒7
Ryzen 5 4500U搭載機
46秒6

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
レビュー機
3分15秒7
Core i7-1165G7搭載機
3分7秒5
Core i5-1135G7搭載機
3分26秒1
Core i3-1115G4搭載機
4分57秒5
Ryzen 7 4700U搭載機
2分37秒2
Ryzen 5 4500U搭載機
2分58秒0

 

実際のソフトウェアを使ったクリエイティブ性能評価も優秀です。保有している処理性能をシッカリと発揮しています。

レンダリング(編集内容の画面への反映)についても十分なめらかな描画で処理もスムーズです。

なお、レビュー機の「スタンダードモデル」は 16GB(8GB×2)メモリへのカスタマイズも可能です。(カスタマイズ価格も 税込6,0001円と意外に安価)

初期構成のメモリ容量でも趣味や補助的なクリエイティブ作業なら十分快適に使えますが、メモリ容量を 16GBにすることでクリエイティブ作業のパフォーマンスを大幅にアップできます。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

駆動音については、ベンチマーク(CINEBENCH R20 でマルチ Core を計測)実行中と動画エンコード中の音量(デシベル)計測で評価します。

騒音測定イメージ
使用測定器:Meterk SLM01

■測定結果

最大音量
下段はピーク時の音量推移
アイドル時 35.8 db
 
CINEBENCH R20 42.6 db
(40~42 dbで推移)
動画エンコード 42.4 db
(40~42 dbで推移)

※防音室での測定ではありませんが、周囲の音ができるだけ入らないようにして測定しています。

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

平常時は静かで、高負荷時は「サーッ」という排熱時の気流音がわずかに大きくなる程度です。耳ざわりに感じるほどではありません。

駆動音については気にしなくてもよいと思います。

 

表面温度のチェック

表面温度については、平常時と動画エンコード時の表面温度の測定結果で評価します。

※単位:℃、測定時の室温:25℃

※動画エンコード時に温度が下がっている箇所はエアフローによるもの

キーボードの表面温度【単位:℃、測定時の室温:25℃】

キーボードの表面温度
左側の画像:平常時(Windows起動後10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

底面部の表面温度【単位:℃、測定時の室温:25℃】

底面部の表面温度
左側の画像:平常時(Windows起動後10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

高負荷な状態になるとキーボード左側から中央寄りにかけて少し温かくなる程度です。また、パームレストは本体内部の熱の影響がないので不快な感じはありません。

 

サウンド チェック

HP Pavilion 15 は B&O Playデュアルスピーカーを搭載しています。

B&Oロゴ

サウンド・ユーティリティソフトもインストールされており、プリセットやイコライジング機能でお好みの音質にチューニングすることもできます。

サウンドユーティリティソフト
サウンド ユーティリティソフト

以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。

■スピーカー
低音域から高音域まで広い音域を再現している。高音質で音量にも迫力を感じる。
音声もはっきりと聴き取ることができる。

■ヘッドホン
スピーカーで聴く音質と同じく高音質。外部の音を遮断できるぶん、低音域から高音域まで よりクリアに聴こえる。

Check

B&O Play は、音響性能とデザインに定評のあるデンマークの老舗高級オーディオメーカーBang & Olufsen のカジュアルブランドです。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン 時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間の計測結果です。
(それぞれ 5回ずつ計測し平均値を算出)

起動 再起動 シャットダウン
1回目 9.3秒 34.7秒 7.0秒
2回目 9.2秒 34.6秒 6.7秒
3回目 9.5秒 35.3秒 7.6秒
4回目 9.5秒 35.0秒 6.6秒
5回目 9.2秒 34.8秒 7.0秒
平均 9.3秒 34.9秒 7.0秒

起動・シャットダウンは早いですが、再起動は少し時間がかかるようです。それでも30秒ちょっとなので処理待ちのストレスを感じることはないでしょう。

なお、インストールしているアプリや使い方などにより時間は多少変動するため参考値としてください。

 

同梱品

HP Pavilion 15 の本体ほか同梱品一式です。

同梱品一式 width=
同梱品リスト
・HP Pavilion 15 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ウォールマウントプラグ
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、HP Pavilion 15-eg のレビュー記事をお届けしました。

HP Pavilion 15-eg は、スタイリッシュなデザインに高い処理性能を備えた15.6型ノートPCです。

高い処理性能をシッカリと発揮しベンチマークによる性能評価も優秀、軽快な動作でパフォーマンスも快適です。

くわえて大画面ならではの使いやすさも備えており、性能・デザイン・実用性にもすぐれたスタンダードノートといえます。

評価のポイントをまとめると・・・

高評価のポイント

  • 搭載されているスペックの性能をシッカリと発揮していて快適パフォーマンスで使える
  • 上質感のあるスタイリッシュなデザインは高い所有満足度を得られる
  • 色域は標準的だが描画される映像はキレイ
  • キーボードは意外にタイピングしやすい
  • B&O Play デュアルスピーカーのサウンドは高音質!

チョット残念なところ

  • タッチパネルはなくても良かった

ラインナップモデルの詳細スペックや価格など最新情報は日本HP直販「HP Directplus」公式サイトをご確認ください。

真正面

HP Pavilion 15-eg
税込 7万円台から

 

HP Directplus 特別クーポン情報


当サイトでは日本HP公式オンラインストア「HP Directplus」で使える最大7%オフ特別クーポンを提供中です。
HP Directplus 最大7%オフ特別クーポン情報

 

 

LINEで送る
Pocket