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『HP ENVY 13 x360』は最新世代(Raven Ridge)の Ryzen プロセッサーを搭載した 13.3型 2in1 PCで、日本HPの直販サイトでも人気の機種です。

『HP ENVY 13 x360』には、Ryzen 3 を搭載した「ベーシックモデル」と Ryzen 5 を搭載した「スタンダードモデル」がラインナップ。気になるところがそれぞれのパフォーマンスです。

ここでは、ベーシックモデルのベンチマークにくわえ、スタンダードモデルのベンチマークをあらたに採取、それぞれのモデルについてベンチマークを比較、レビューを行います。

『HP ENVY 13 x360』の購入を検討しているユーザーはぜひ参考にしてください。

HP ENVY 13 x360 正面

【 目 次 】
Ryzen 3モデルとRyzen 5モデルのスペック比較
Ryzen 3モデルとRyzen 5モデルのベンチマーク比較
 基本性能
 CPU性能
 グラフィック性能
 総合的なパフォーマンス
 バッテリー性能
まとめ

<関連記事>
『HP ENVY x360 13-ar0000』(2019年モデル)実機レビュー
スタンダードモデル(Ryzen 5/8GBメモリ/256GB SSD)の実機を使って外観チェックや使い勝手のほか、性能評価を実施しています。

 

Ryzen 3モデルとRyzen 5モデルのスペック比較

まずは ベーシックモデル(Ryzen 3モデル) とスタンダードモデル(Ryzen 5モデル) のスペックを比較します。

ベーシックモデル
(Ryzen 3モデル)
スタンダードモデル
(Ryzen 5モデル)
OS Windows 10 Home (64bit)
CPU AMD Ryzen 3 2300U AMD Ryzen 5 2500U
メモリ 4GB オンボード (2400MHz, DDR4 SDRAM)
【8GBメモリにカスタマイズ可】
8GB オンボード (2400MHz, DDR4 SDRAM)
ストレージ 256GB SSD (PCIe NVMe M.2)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13.3インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色)
グラフィックス AMD Radeon Vega 6 グラフィックス (CPU に内蔵) AMD Radeon Vega 8 グラフィックス (CPU に内蔵)
ワイヤレス IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2
Webカメラ HP Wide Vision HD Webcam (約92万画素) / IR カメラ、デュアルマイク
本体サイズ(W×D×H) 約 306×215×15(最薄部)- 16(最厚部)mm
質量 約 1.31 kg

ベーシックモデルとスタンダードモデルの違いは CPU と CPUに内蔵しているグラフィックス。

そこで、それぞれの CPU の主な仕様を比較します。

Ryzen 3 Ryzen 5
CPUコア数 4 4
スレッド数 4 8
GPUコア数 6 8
基本クロック 2GHz 2GHz
最大ブースト・クロック 3.4GHz 3.6GHz

上記の比較表のとおり、Ryzen 5 で優位性があるのは「スレッド数」「GPUコア数」「最大ブースト・クロック」です。

いずれも、CPU 性能としては重要なファクタです。

CPU の仕様面では Ryzen 5 2500U のほうが性能的に若干の優位性がありますが、実際に『HP ENVY 13 x360』上で動作させたときにどの程度の性能差が現れるのでしょうか。

以下でベンチマーク結果を比較します。

Ryzen ロゴ
左が Ryzen 3、右が Ryzen 5 のロゴ

 

Ryzen 3モデルとRyzen 5モデルのベンチマーク比較

比較に使用するベンチマークは以下のとおりです。

比較項目 使用するベンチマーク
基本性能 PASS MARK PerformanceTest 9.0
CPU性能 CINEBENCH R15
グラフィック性能 3DMark
ドラゴンクエストX
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
総合的なパフォーマンス PCMark 8
PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

ベーシックモデルとスタンダードモデルの性能差がベンチマークでどの程度現れるかをチェックします。

 

基本性能

PASS MARK PerformanceTest 9.0 のベンチマーク結果です。

ベーシックモデル
(Ryzen 3モデル)
スタンダードモデル
(Ryzen 5モデル)
PassMark Rating 2820.0 3157.2
 CPU Mark 6644.2 8007.8
 2D Graphics Mark 494.4 550.4
 3D Graphics Mark 1484.1 1607.8
 Memory Mark 1294.1 1445.5
 Disk Mark 11845.6 10479.7

CPU Mark で大きな差があらわれています。CPU 性能の差は意外と大きいようです。

 

CPU性能

CINEBENCH R15 のベンチマーク結果です。

ベーシックモデル
(Ryzen 3モデル)
スタンダードモデル
(Ryzen 5モデル)
OpenGL 33.87 fps 36.42 fps
 Ref.Match 98.0 % 98.0 %
CPU 458 cb 604 cb
CPU (Single Core) 120 cb 141cb
 MP Ratio 3.81 x 4.29 x

CINEBENCH R15 では、マルチコアの性能を計測する CPU で差の開きが大きいようです。

CPU 性能としては、スレッド数と最大ブースト・クロックの差が結果に大きく影響しています。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系ベンチマークを使って比較します。

3DMark のベンチマーク結果です。

ベーシックモデル
(Ryzen 3モデル)
スタンダードモデル
(Ryzen 5モデル)
Ice Storm 75695 71050
Cloud Gate 9543 11345
Sky Diver 5215 6733
Fire Strike 1710 1867
Time Spy 625 700

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ベーシックモデル
(Ryzen 3モデル)
スタンダードモデル
(Ryzen 5モデル)
標準品質
解像度 1280×720
10340
(すごく快適)
10777
(すごく快適)
最高品質
解像度 1280×720
7981
(とても快適)
8877
(とても快適)
標準品質
解像度 1920×1080
5647
(快適)
6258
(快適)

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター のベンチマーク結果です。

ベーシックモデル
(Ryzen 3モデル)
スタンダードモデル
(Ryzen 5モデル)
標準品質(ノートPC)
解像度 1280×720
DirectX 11
4653
(快適)
4967
(快適)
高品質(ノートPC)
解像度 1280×720
DirectX 11
3428
(やや快適)
3608
(快適)

グラフィック性能としても Ryzen 5 搭載モデルに優位性があります。

一部スコアが逆転しているところがありますが軽めのベンチマークなので差が出なかったのでしょう。

全体的には、CPU性能のうち GPUコア数と最大ブースト・クロックがグラフィック性能の差に大きく影響しています。

 

総合的なパフォーマンス

総合的なパフォーマンスは、PCMark 8 の Home Test と Creative Test にくわえ、PCMark 10 Extended のベンチマーク結果で比較します。

PCMark 8 のベンチマーク結果です。

ベーシックモデル
(Ryzen 3モデル)
スタンダードモデル
(Ryzen 5モデル)
Home Test 3343 3407
Creative Test 3753 4083

※テスト項目説明
・Home Test
 (家庭での利用を想定したテスト)
・Creative Test
 (クリエイティブな利用を想定したテスト)

 

PCMark 10 Extended のベンチマーク結果です。

ベーシックモデル
(Ryzen 3モデル)
スタンダードモデル
(Ryzen 5モデル)
Total Score 2540 2693
Essentials 6455 6363
Productivity 4898 5083
Digital Contents
Creation
2712 3001
Gaming 1313 1466

※テスト項目説明
・Total Score
 (総合的な評価)
・Essentials
 (普段の作業を想定した基本的なテスト)
・Productivity
 (ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
・Digital Contents Creation
 (写真・動画編集を想定したテスト)
・Gaming
 (ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

 

総合的なパフォーマンスとしても Ryzen 5 搭載モデルに優位性があります。

普段の作業を想定したテスト(PCMark 10 Extended のEssentials)ではスコアが逆転していますが、全体的には Ryzen 5 搭載モデルのほうがより快適に使えるということです。

ただ、ふだん使いがメインなら、Ryzen 3 搭載モデルのほうがコスパ的には優位です。

 

バッテリー

以下の条件でバッテリー性能(駆動時間と充電時間)を測定した結果です。

■駆動時間の測定条件
バッテリーでの駆動は、次の条件でバッテリーによる駆動時間を計測します。
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件
バッテリー充電時間の計測は以下の条件で、充電完了までの時間を計測します。
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

ベーシックモデル
(Ryzen 3モデル)
スタンダードモデル
(Ryzen 5モデル)
駆動時間 4時間17分 3時間45分
充電時間 2時間2分 2時間25分

最大ブースト・クロックの違いがバッテリ駆動/充電時間に多少影響しているようです。

バッテリーを多く消費する条件なので、どちらのモデルもバッテリ駆動時間は公開されているスペックよりは短めですが、画面の明るさや音量レベルなどを通常の使用レベルに調整すれば、バッテリー駆動時間はもう少し伸びるはずです。

 

まとめ

『HP ENVY 13 x360』の性能比較レビューをお届けしました。

ベーシックモデル(Ryzen 3モデル) とスタンダードモデル(Ryzen 5モデル) の性能を比較すると、多くのベンチマークでスタンダードモデルのスコアが上回り、性能面での優位性を裏付ける結果となりました。

コストパフォーマンスで選ぶなら「ベーシックモデル」、快適パフォーマンスで選ぶなら「スタンダードモデル」といえるでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

なお、価格やキャンペーンなどの最新情報は日本HPの直販サイト「HP Directplus」でチェックしてください。

 


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