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日本HP『HP Elite x2 1012 G1』の実機レビュー 後編です。
『HP Elite x2 1012 G1』は、タブレットとキーボードを着脱することで、ノートパソコンとしてもタブレットとしても使えるプレミアムデザインの 12型 2in1 モバイルノートPC。
後編では、ベンチマーク、BANG & OLUFSEN サウンド、起動・再起動時間計測などのレビューを行います。
※『HP Elite x2 1012 G1』は、個人ユーザーも購入できるモデルです。
(後編) ベンチマーク BANG & OLUFSEN サウンド視聴(動画に収録) 起動・再起動時間計測(動画に収録) 搭載ソフトウェア 付属品 まとめ |
ベンチマーク
パソコンの基本性能や、ストレージ、バッテリーについての性能を測定します。
基本性能
Windowsに搭載されているシステム評価ツール「WinSATコマンド」によるパソコン性能の測定です。
「WinSAT」による測定は、PCの性能を相対的に数値化して表現したもので、各項目の説明は次のとおりです。
CPUScore | CPU のスコア |
D3DScore | ゲーム用グラフィックスのスコア |
DiskScore | プライマリハードディスクのスコア |
GraphicsScore | グラフィックスのスコア |
MemoryScore | メモリのスコア |
TimeTaken | 前回の評価(「MostRecentAssessment」は直近の評価を表します) |
WinSATAssessmentState | 評価の状態を表す値(1:評価済み、2:要再評価) |
WinSPRLevel | 基本スコア(SPR:System Performance Rating) |
次に 3Dベンチマークソフト「3DMark」を使っての測定です。
3DMark による測定は 4つのゲーム「ICE STORM」「CLOUD GATE」「SKY DIVER」「FIRE STRIKE」からピックアップされたシーンを使って行われます。
スコアの高さは描画の快適性を表しています。
「ICE STORM」「CLOUD GATE」は、なめらかに描画されていましたが、「SKY DIVER」では少しカクカク感が出てきて、「FIRE STRIKE」では スコアの示す通りです。
「SKY DIVER」レベルのゲームまではフツウにプレイできそうです。
ストレージ
ストレージのベンチマークです。
ストレージは、SAMSUNG(サムスン)製の SSD で、容量は 128GBです。
ストレージの構成は次のとおり。
ストレージのデータ転送速度は次のようになります。
SSD が搭載されていると、数字が示す通り Windows や アプリの起動も高速です。
なお、SSD は高速なデータ転送速度を実現してくれる「M.2規格」の SSD が採用されています。
高速アクセス & 高速データ転送で、SSD のパフォーマンスを最大限に発揮されています。
バッテリー
バッテリーの性能を測定してみます。
測定には、フリーソフト「BatteryInfoView」を使用し、次の条件で、周期的にバッテリーの残量を測定しバッテリー駆動時間を算出します。
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル
バッテリーの残量は、大よその数字で 1時間当たり 18%くらいずつ減少しています。
バッテリーによる駆動は 5時間21分経過後、Windows がバッテリー不足を検知し、パソコンはスリープ状態になりました。
実際の使用にあたっては、測定環境や条件などによりバッテリーの駆動時間は変動しますので、参考値としてください。
B&O Play サウンド視聴(動画に収録)
『HP Elite x2 1012 G1』には、 BANG & OLUFSEN ステレオスピーカーが搭載されています。
BANG & OLUFSEN は 90年の歴史をもつデンマークの老舗高級オーディオメーカーで、ヨーロッパの有名自動車メーカーも BANG & OLUFSEN のカーオーディオ製品を採用しています。
実際に聴いてみると、2in1 モバイルノートとしては、なかなかの質の高いサウンドを体験できます。
また、BANG & OLUFSEN サウンドにはコントロール画面があり、そこでお好みのサウンドに調整することもできます。
BANG & OLUFSEN AUDIO コントロール画面(音量)
BANG & OLUFSEN AUDIO コントロール画面(リスニング体験)
BANG & OLUFSEN AUDIO コントロール画面(リスニング体験のプリセット)
BANG & OLUFSEN AUDIO コントロール画面(レコーディング体験)
BANG & OLUFSEN AUDIO コントロール画面(詳細設定)
BANG & OLUFSEN のサウンドを動画に収録した。参考にどうぞ!
起動・再起動
『HP Elite x2 1012 G1』の Windows起動時間と再起動時間は、次のとおりです。
・起動 :12.0秒
・再起動 :39.4秒
Windowsの起動と再起動の様子を動画に収録しました。
起動・再起動時間を感覚でイメージできるので参考にどうぞ!
搭載ソフトウェア
標準搭載されているソフトウェアは、Windows標準のソフトのほか、HP SoftPaq Download Manager や HPヘルプ&サポートソフトなど、数多くのソフトウェアがインストールされています。
HPヘルプ&サポートソフトとしては、PCのメンテナンスや問題の回避/解決に役立つ機能が搭載された「HP Support Assistant」、パソコンのバックアップ・リカバリーに便利な「HP Recovery Manager」などがインストールされています。
また、セキュリティソフトとしては「HP Client Security」がインストールされていますが、このソフトウェアはパスワード管理や不要データの安全消去、デバイスアクセス制限など、ビジネスシーンでのセキュリティ管理に役立つソフトウェアです。
あと、音楽・動画関連ソフトとしては、「Band & Olufsen Audio」と「CyberLink PowerDVD 12」がインストールされています。
『HP Elite x2 1012 G1』には、光学ドライブは内蔵されていませんが、外付けの DVDをつなげば、Power DVD で映画鑑賞もできそうです。
付属品
『HP Elite x2 1012 G1』の本体ほか同梱品一式です。
まず、タブレット本体セットです。
タブレット本体に同梱されていたドキュメント類としては、クイックスタートや、デジタイザーペン説明書のほかサポート関連の冊子などが付属しています。
本体同梱のドキュメント一式
なお、タブレット本体セットに同梱されていたメディアは「Application and Driver Recovery DVD」です。
つぎが、キーボードのセット。
ドキュメント類としては、マルチ言語のドキュメントが1冊、英語のドキュメントが2冊(ビニール袋に収納されているドキュメント)です。
まとめ
『HP Elite x2 1012 G1』、デザイン性に優れ、性能的にも高く、使い勝手にも優れたモバイルノートで、プレミアム感のあるデザインが、所有感を満たしてくれます。
薄くて軽量、堅牢性も高い印象で、とくにタブレットを支えるキックスタンドもたわむことなくシッカリとした作りです。
また、デジタイザーペンの使い心地も良く、メモやノート代わりとしても充分使えそうです。
『HP Elite x2 1012 G1』、ビジネスシーンからプライベートシーンまで、いろいろなシーンで活用できるモデルです。
詳細は、日本HPの直販サイト HP Directplus をチェックしてみてください。
日本HP直販「HP Directplus」公式サイト ⇒ 『HP Elite x2 1012 G1』 製品詳細 |
※個人ユーザーも購入できます。