正面イメージ

日本HP が販売する「HP Elite Folio」は、Qualcomm Snapdragon 8cx Gen2 を搭載した 13.5型 2in1 モバイルノートPC です。

スリムなシステム手帳をイメージさせるデザインで、スマートフォンのように使いたいときにいつでもスグに快適に使えます。

ARMアーキテクチャを採用した Windows 10 を搭載しているため、使用できるソフトウェアに制約はあるものの、全体的な使用感は良好で一般的なパソコンと一線を画すデザインは高い所有満足度を得られます。

長時間バッテリー駆動が可能で1日中バッテリー残量やコンセントを気にすることなく快適に使えるところもポイント。

■HP Elite Folio の特徴

  • ARMアーキテクチャの Windows 10 Pro 搭載
  • プロセッサーに Qualcomm Snapdragon 8cx Gen2 を搭載
  • ヴィーガンレザーをまとったスリムなシステム手帳をイメージさせるデザイン
  • 高輝度&高精細&広視野角の アスペクト比 3:2 液晶ディスプレイ
  • 利用シーンや用途に応じて手軽にスタイルを変えられる
  • HP Elite スリム アクティブペンを標準同梱
  • ファンレス構造で静か&熱対策も万全

レビューではメーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

天面側イメージ

レビューは 2021年12月30日時点の内容です。

 

スペック構成

HP Elite Folio のおもなスペックです。

OS Windows 10 Pro (64bit)(日本語)
プロセッサー Qualcomm Snapdragon 8cx Gen2(8コア、4MBキャッシュ、 最大 3.0GHz)
メモリ ・オンボード8GB (2 x 4 GB) LPDDR4X
・オンボード16GB (2 x 8 GB) LPDDR4X
ストレージ ・256GB SSD (M.2 PCIe Gen3x4 NVMe)
・512GB SSD (M.2 PCIe Gen3x4 NVMe)
ディスプレイ 13.5インチ(3:2) WUXGA+ (1920×1280)、マルチタッチ、400nit 光沢パネル、IPS液晶、Corning Gorilla Glass 5、Ambient Light Sensor
グラフィックス Qualcomm Adreno 690 Graphics
ワイヤレス Qualcomm Wi-Fi 6 QCA6390 802.11a/b/g/n/ax + Bluetooth 5
WWAN Qualcomm Snapdragon X55 5G (GPS機能付き)
カメラ 720p HD Webカメラ(固定焦点レンズ)、IRカメラ(Windows Hello対応)プライバシーシャッター付き、Dual far-field スタジオ マイク
オーディオ機能 Audio by Bang & Olufsen 内蔵クアッドスピーカー、内蔵デュアルマイク(ノイズキャンセル機能に対応)
バッテリー駆動時間 最大 約21.1時間
本体サイズ(W×D×H) 約298.6×229.6×16.1 mm
本体質量 約 1.33 kg

詳細なスペックや価格、キャンペーンなど最新情報は日本HP公式サイトをご確認ください。

 

真正面

HP Elite Folio
税込 18万円台から

 

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外観チェック

スリムなシステム手帳のようなデザイン

HP Elite Folio はシステム手帳をイメージさせるデザインです。

正面側 右側

背面側 左側

背面側

ポリ塩化ビニルを素材としたヴィーガンレザーですが、本革のような風合いでアルミ素材やプラスチック素材で作られたパソコンとは一線を画す高級感があります。

天面斜め(その1)

天面斜め(その2)

天面斜め(その3)
hp ロゴとステッチがアクセント

本体はスリムでバッグへの出し入れもスムーズにできそうです。

天面斜め(その4)

天面斜め(その5)
スリムなシステム手帳のようなデザイン

Check

天面を簡単に開くコツは天面の左右両サイド上部に指をかけて軽く持ち上げます。キーボードの重みで天面だけが持ち上がり簡単に開きます。

ヒンジは丸みがあり、システム手帳を連想させるデザインに融合させている印象です。

ヒンジ

なお、底面側はシンプルそのもので、となりにペンが置いてあったらシステム手帳と見間違えるかもしれません。

底面斜め(その1)

ビュースタイルやタブレットスタイルに変形できる

HP Elite Folio はビュースタイルやタブレットスタイルに変形できます。

天面を閉じた状態
天面を閉じた状態

ノートパソコン
ノートパソコン スタイル

ノートパソコン スタイルで、天面のヒンジ側を手前に引くとディスプレイ下部がヒンジから切り離されてビュースタイルに変形できます。(ディスプレイ下部がマグネットでくっついている)

ビュー スタイル
ビュー スタイル

ビュースタイルのときの前後からの外観イメージはこんな感じです。

ビュー スタイル(前面側)

ビュー スタイル(背面側)

ビュースタイルで、ディスプレイ下部を引いて天面のヴィーガンレザーを折りたたむとタブレットスタイルに変形できます。

タブレット
タブレット

なお、ノートパソコンスタイルでディスプレイを開くことのできる角度はこれくらい。

ディスプレイの最大角度
最大角度は 約130度

インターフェースは少ない

HP Elite Folio のインターフェースをチェックします。

左右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

■左側面

①USB-C(充電 & 拡張ポート)

②スピーカー

インターフェース(右側面)

■左側面

③スピーカー

④USB-C(充電 & 拡張ポート)

⑤コンボステレオヘッドフォン/マイクジャック

USB Type-C ポートは映像出力や PD充電に対応しています。(2ポート共通)

■USB Type-C 対応表(当サイトの検証結果)

映像出力
PD充電器(30W)
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

HP Elite Folio に実装されているインターフェースは少なく、USB Type-A や HDMI などのポートを使用するときは USB Type-C ハブで対応できます。(市販品でも基本的には対応できるはずです)

Bang & Olufsen クアッドスピーカー搭載

HP Elite Folio は、Bang & Olufsen 監修によるクアッドスピーカーを搭載しています。

スピーカーの実装場所は左右側面のほかキーボード両脇に実装されており、低音域から高音域まで広い音域を再現した高音質サウンドを体感できます。

スピーカー(キーボード両脇)
キーボード両脇のスピーカー

電源ボタンはキーボード右上

電源ボタンはキーボード右上 [delete]キーの左側にレイアウトされています。

電源ボタン

ほかのキーと押し間違がえる心配はありますが、使用中に押し間違えてもデータが破棄されることはありません。

ペンはキーボード上部に収納

同梱されている「HP Elite スリム アクティブペン」は、キーボード上部の収納エリアに入れておくことができます。

ペンの収納(その1)

ちなみに充電方式は無接点ではありません。ペンの接点側を下にして収納エリアに入れればマグネット式でカチッと装着されます。

ペンの収納(その2)

SIMカードスロットへのアクセスもかんたん

HP Elite Folio の SIMカードタイプは「nano SIM」です。

nano SIM カードスロットは、アクティブペンの収納スペースにあります。

nano SIM カードスロット
トレイの出し入れはアクティブペンを出してから

トレイはプッシュロック式で、装着するときはトレイを押し込んでロックさせ、トレイを取り出すときは再度トレイをを押し込んでロックを解除することでトレイが出てくる仕組みです。

なお、公式サイトのスペックに記載はありませんが、eSIM にも対応しているようです。(eSIM が機能するかは未確認)

eSIMの設定
eSIM の設定

Check

■対応バンド
・LTE (FDD)
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B14/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B29/B30/B66
・Penta-band:
DC-HSPA+/HSPA+/HSPA/UMTS
B1/B2/B4/B5/B6/B8/B9/B19
・5GNR Sub 6GHz
n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n41/n66/n77/n78/n79
■通信速度
・WCDMA PS: UL (384 kbps)/ DL (384 kbps)
・DC-HSPA+ :UL (5.76 Mbps)/ DL (42 Mbps)
・LTE : UL (150 Mbps)/ DL (2Gbps) @5CA CAT20

顔認証カメラ搭載

HP Elite Folio は、顔認証カメラを搭載しています。

顔認証でサインイン
顔認証でサインイン

認証精度は良好で、パソコンの前にすわるだけで Windows にサインインできます。

プライバシーシャッターでカメラを遮断できる

HP Elite Folio のカメラには「プライバシーシャッター」が付いています。

プライバシーシャッター
上の画像:シャッターが開いてカメラ有効
下の画像:シャッターが閉じてカメラを遮断
カメラの上部に細長い切り替えスイッチがある

シャッターはスライド式(手動)ですが、オンライン会議などで こちらの光景を見られたくないときはシャッターでカメラをふさぐことができます。

スリムでコンパクト

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙(黄色の用紙)と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ

本体の大きさは A4 より少し大きいくらいでコンパクトなサイズです。

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)1枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

本体の高さは実測で 約13~17mm と CDケース 2枚より薄くとてもスリムです。

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:1,331g
・電源アダプター:206g
・電源コード:105g
・ウォールマウントプラグ:41g

本体は、そこそこ軽くて持ち歩きもラクにできます。

本体はそこそこ軽量
本体はそこそこ軽量

電源アダプターの最大出力は 65W。手のひらに収まるくらいのコンパクトサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

電源アダプターの大きさ実測

また、ウォールマウントプラグを電源アダプターに装着すればコンセントに直付けできます。

電源アダプターとウォールマウントプラグ

 

ディスプレイのチェック

高輝度&高精細な液晶パネル

レビュー機の液晶パネルは、高精細にくわえ高輝度で描画される映像がキレイです。(解像度:1920×1280)

ディスプレイに描画された映像(気球)
画像の表示例

Microsoft Edge に表示される文字の大きさ
文字の表示例

64ビットアプリを動作することができないため色調バランスや色域の計測はできませんでしたが、描画される映像は自然な色合いでキレイです。

 

映り込みはそれなりにある

HP Elite Folio の液晶パネルは光沢です。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)
映り込みはそれなりにある

映像の色味によっては映り込みが気になるかもしれません。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからでも映像をしっかり確認できます。

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

HP Elite Folio のキーボードレイアウトは 標準的です。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

キーピッチは、仕様では 18.4mm。数字上はフルサイズキーボードの 19mm より少しと小さいですが窮屈な感じはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

キートップの形状は中央部分が少しへこんでいます。少しツルツルとした感触で質感やフィット感は良好です。

キートップ

キーストロークは、使用では 1.3mm ですが、感覚的にはノートPC の平均的なストローク幅 1.5mm と同じくらいです。シッカリとした打鍵感でタイピングできます。

キーストローク
タイプ音は「タッタッ」という音。音の大きさは静か

キーの押し込む強さやキーを押し込んだ後の反発もちょうど良い感じで、タイプ感は良好です。

キーボードにはバックライトを搭載

キーボードにはバックライトが搭載されています。

キーボードバックライト

キーボード・バックライトの明るさは、2段階で切り替えできます。

[f11]キー押下:点灯(明)→点灯(暗)→オフ

質感の良いパームレスト

パームレストはサラサラとした感触で上質感ある仕上がりです。

パームレスト

指紋や皮脂の跡は、ブラック系のカラーとしては目立ちにくいです。(見る角度によって汚れが見えるレベル)

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドの感触はツルツルしており、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感

大きめサイズで奥行きもあって扱いやすいサイズ感です。

 

アクティブペンのチェック

HP Elite スリムアクティブペンは、円筒をスリムにした形状です。

アクティブペン

ペンに実装されているボタンは、指のかかる箇所 上下 2つとペンの頭に1つ、計3箇所です。ボタンを押したときの挙動はアプリで設定することができます。

ペン設定アプリペン設定アプリ
(クリックで拡大表示できます)

筆圧検知(段階不明)や傾き検知に対応しており、なめらかなタッチで書き心地も良好です。スリムな形状ですがメモ書きには十分対応できます。

ペンの使用イメージ(その1)
筆圧検知や傾き検知に対応

ペンの使用イメージ(その2)
会議メモの作成にも使える

 

インストールできるアプリに制約がある

HP Elite Folio は ARMアーキテクチャを採用しているため、動作できるアプリケーションには以下のような制約があります。

32ビット(x86) エミュレートで動作可能
64ビット(x64) 動作不可
ARM64 ネイティブで動作可能

エラーメッセージ(その1)
インストールプログラムが 64ビット(x64)の場合のエラーメッセージ

エラーメッセージ(その2)
実行プログラムが 64ビット(x64)の場合のエラーメッセージ

インテルや AMD などの CPU が搭載された一般的な Windows パソコンでフツウに動くアプリが HP Elite Folio では動かない場合があるので注意が必要です。

また、「Windows on ARM」のx64エミュレーション機能の正式版がリリースされていますが、Windows 11 でのみ利用可能で Windows 10 では x64のエミュレーション機能は使えません。

HP Elite Folio の OS が 早期に Windows 11 へアップグレードされることに期待したいところです。

 

 

ベンチマーク結果

HP Elite Folio の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスの結果を掲載します。

なお、HP Elite Folio は ARMアーキテクチャを採用した Windows 10 なので、実行できるベンチマークソフトに制約があります。

また、実行可能なベンチマークソフトでもエミュレーション機能上で動作するためスコアは思いのほか低く出てています。

参考程度にご覧ください。

レビュー機の基本スペック

CPU ualcomm Snapdragon 8cx Gen2
メモリ 16GB (2 x 8 GB) LPDDR4X
ストレージ 512GB SSD
グラフィックス Qualcomm Adreno 690 Graphics

使用したベンチマークは以下のとおり。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 Geekbench 5[CPUの性能評価]
グラフィック性能 3DMark Night Raid
ドラゴンクエストX
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

※バッテリー性能評価では、エミュレーション機能の影響はほぼありません。

 

CPU性能

CPU 性能は、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・インテル Core i7-1165G7

・インテル Core i5-1135G7

・インテル Core i3-1115G4

・AMD Ryzen 5 5600U

・AMD Ryzen 5 5500U

※当サイトで計測したスコアの代表値(任意の機種のスコア)

■Geekbench 5

Geekbench 5
Snapdragon
(Single-Core)
798
(Milti-Core)
3139
Core i7-1165G7
(Single-Core)
1479
(Milti-Core)
4359
Core i5-1135G7
(Single-Core)
1374
(Milti-Core)
4552
Core i3-1115G4
(Single-Core)
1288
(Milti-Core)
2835
Ryzen 5 5600U
(Single-Core)
1391
(Milti-Core)
5693
Ryzen 5 5500U
(Single-Core)
1122
(Milti-Core)
5673

 

グラフィック性能

グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・インテル Iris Xe (Core i7-1165G7搭載機)

・インテル Iris Xe (Core i5-1135G7搭載機)

・インテル UHD(Core i3-1115G4搭載機)

・AMD Radeon(Ryzen 5 5600U搭載機)

・AMD Radeon(Ryzen 5 5500U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの代表値(任意の機種のスコア)

3DMark Night Raid

3DMark Night Raid のベンチマーク結果です。

Night Raid は、内蔵グラフィックを搭載している PC や Arm版Windows 10搭載の Always Connected PC(常時接続PC)を対象とした DirectX 12ベンチマークテストです。

3DMark Night Raid
Qualcomm Adreno 690
7406
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
12389
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
11934
インテル UHD(Core i3-1115G4)
9298
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
12891
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
12740

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
Qualcomm Adreno 690
3219
インテル Iris Xe(Core i7-1165G7)
11505
インテル Iris Xe(Core i5-1135G7)
9463
インテル UHD(Core i3-1115G4)
7706
AMD Radeon(Ryzen 5 5600U)
9998
AMD Radeon(Ryzen 5 5500U)
8796

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは NVMe対応の SSD(容量:512GB)を搭載しています。

以下は、電源の設定「おすすめ」で計測した結果です。

データ転送速度
データ転送速度(CrystalDiskMark で計測)

CrystalDiskMark は ARM64 で動作しています。(上記画像のタイトルを参照)

結果は優秀でデータアクセスも超高速です。Windows やアプリの起動も早いです。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 は、実際の使用を想定したベンチマークです。

※HP Elite Folio が正常に実行できた「Essentials」と「Productivity」のスコアで評価します。

※テスト項目説明

・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・Core i7-1165G7搭載機

・Core i5-1135G7搭載機

・Core i3-1115G4搭載機

・Ryzen 5 5600U搭載機

・Ryzen 5 5500U搭載機

※当サイトで計測したスコアの代表値(任意の機種のスコア)

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Essentials
HP Elite Folio
4570
Core i7-1165G7搭載機
9417
Core i5-1135G7搭載機
8910
Core i3-1115G4搭載機
8418
Ryzen 5 5600U搭載機
9488
Ryzen 5 5500U搭載機
8738
Productivity
HP Elite Folio
2685
Core i7-1165G7搭載機
6713
Core i5-1135G7搭載機
6135
Core i3-1115G4搭載機
6228
Ryzen 5 5600U搭載機
9060
Ryzen 5 5500U搭載機
7665

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 14時間 7分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
44分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
1時間 13分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
2時間 20分

バッテリーを多く消費する条件でも 14時間を超える駆動時間は驚異的です。

外出先でもバッテリー残量や電源コンセントを気にすることなく快適に使えるでしょう。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので参考値としてください。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

HP Elite Folio はファンレス構造なので無音です。

負荷状態にかかわらず静かです。

 

表面温度のチェック

アイドル状態、動画視聴時の表面温度の測定結果です。

※単位:℃、測定時の室温:24℃

※写真の左がキーボード面、右が本体底面側(上がヒンジ側)の計測結果

■アイドル状態で10分放置

アイドル状態で10分放置の表面温度

■Youtube 動画 30分間視聴後

Youtube 動画 30分間視聴後の表面温度

 

キーボード面や底面側は本体内部の熱の影響はありません。

ファンレス構造ながら熱対策もシッカリ施されているようです。

 

サウンド チェック

HP Elite Folio は、Bang & Olufsen クアッドスピーカーを搭載しています。

Bang & Olufsen ロゴ

試聴した印象は以下のとおり。

■スピーカー
低音域から高音域までバランスよく再現されており高音質で安定感がある。

■ヘッドホン
スピーカーで聴く音質と同じくらい高音質。周囲の音が遮蔽されるぶん、サウンドに集中できる。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。

起動 再起動 シャットダウン
1回目 42.2秒 36.4秒 16.1秒
2回目 43.3秒 36.7秒 16.2秒
3回目 41.7秒 36.1秒 15.9秒
4回目 42.3秒 36.5秒 15.7秒
5回目 42.2秒 36.1秒 16.2秒
平均 42.3秒 36.4秒 16.0秒

なぜか起動に思いのほか時間がかかります。

HP Elite Folio の製品コンセプトは「スマートフォンのように常時電源オンして いつでも使いたいときに使う」なので、起動に時間がかかることはあまり気にならないとは思います。

なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや使い方などにより起動時間は変動するので参考値としてください。

 

同梱品

HP Elite Folio の本体ほか同梱品一式です。

同梱品一式 width=
同梱品リスト
・化粧箱
・HP Elite Folio 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ウォールマウントプラグ
・ドキュメント類
・アクティブペンの替え芯セット(電源コード右側の小さい黒い箱)

 

まとめ

以上、HP Elite Folio のレビュー記事をお届けしました。

HP Elite Folio のデザインや使用感はとても好印象です。

ただ、一般的な Windows パソコンで使われている 64ビット(x64)アプリが使えない点は残念ですが、早期に Windows 11 へのアップグレードで一般的な Windows パソコンと同等に使えるように期待したいところです。

良好な使用感や高い所有満足度を得られるデザイン性にくわえ、省電力で長時間バッテリー駆動ができることはモバイルノートとしての機動力が高まり大きなアドバンテージになるはずです。

ラインナップしているモデルや価格、キャンペーンなど最新情報は日本HP直販サイト「HP Directplus」をご確認ください。

 

真正面

HP Elite Folio
税込 18万円台から

 

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