インテル Core Ultra プロセッサーを搭載した最新機種のレビュー記事はこちらをご覧ください。
HP EliteBook 630 G10 は、第13世代インテル Core プロセッサーを搭載した高性能で高品質な 13.3型モバイルノートパソコンです。
スリムで軽量な堅牢ボディにモバイルノートとして高い処理性能や高度なセキュリティ機能を搭載。ビジネスにおけるさまざまなシーンで快適に使うことができます。
■HP EliteBook 630 G10 の特徴
- 第13世代インテル Core プロセッサーを搭載
- スリム&コンパクト&軽量&スタイリッシュデザイン
- 米国防総省が制定したMIL規格「MIL-STD-810H」をクリアした頑丈ボディ
- 高輝度&広色域ディスプレイ(アスペクト比 16:9)
- 標準レイアウトでタイピングしやすいキーボード(バックライト付き)
- プライバシーシャッター付きカメラと AIノイズリダクション機能マイク
- 顔認証カメラ&指紋認証センサーを標準搭載
- HP Wolf Security for Business による高度なセキュリティ機能
- 長時間駆動&急速充電バッテリー
レビューでは、メーカーからお借りした実機を試用して前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。
【 目 次 】
レビューは 2024年2月23日時点の内容です。
関連記事
同じシリーズの 14インチモデルの実機レビューです。
スペック構成
HP EliteBook 630 G10 は CPU/メモリ/ストレージなどの組み合わせにより複数のモデルがラインナップ。カスタマイズで使いかたや予算に合わせた構成に組み上げることも可能です。
おもなスペック構成は以下のとおり。
OS | ■Windows 11 Home ■Windows 11 Pro |
CPU | ■インテル Core i3-1315U プロセッサー ■インテル Core i5-1335U プロセッサー ■インテル Core i5-1345U プロセッサー ■インテル Core i7-1355U プロセッサー |
メモリ | ■8GB (8GB×1) ■16GB (16GB×1) ■16GB (8GB×2) ■32GB (16GB×2) SO-DIMM DDR4-3200、最大64GB |
ストレージ | ■256GB M.2 SSD (PCIe NVMe) ■256GB M.2 SSD (PCIe NVMe、SED自己暗号化機能付き) ■512GB M.2 SSD (PCIe NVMe) ■512GB M.2 SSD (PCIe NVMe、SED自己暗号化機能付き) ■1TB M.2 SSD (PCIe NVMe) |
ディスプレイ | 13.3インチワイド (16:9) フルHD液晶ディスプレイ (非光沢、1920×1080ドット、400cd/m2、UWVA)、LEDバックライト |
グラフィックス | ■インテル UHDグラフィックス(Core i3 または メモリ1枚のシングルチャネル構成) ■インテル Iris Xe グラフィックス |
無線LAN/ Bluetooth | インテル Wi-Fi 6E AX211 a/b/g/n/ac/ax(アンテナ数:送信2、受信2)(Wi-Fi準拠)+ Bluetooth 5.3 |
WWAN | なし |
カメラ | 720p HD Webカメラ(固定焦点レンズ)、IRカメラ(Windows Hello対応)、プライバシーシャッター付き |
オーディオ | 内蔵ステレオスピーカー、内蔵デュアルアレイマイク |
指紋センサー | あり(パームレスト に内蔵) |
バッテリー駆動時間 | Mobilemark2018 : 最大約11時間30分、JEITA測定法Ver2.0 : 最大約15時間05分 |
本体サイズ(W×D×H) | 約 306.9×208.4×15.9 (最薄部、突起部含まず) mm |
本体質量 | 約1.22kg~ |
ラインナップしているモデルのスペックや価格などの最新情報は日本HP公式サイトをご確認ください。
HP EliteBook 630 G10
税込 11万円台から
※HP EliteBook 630 G10 は法人向けモデルですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入できます。
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外観チェック
スタイリッシュなフォルム
HP EliteBook 630 G10 はビジネス向けながらとてもスタイリッシュなデザインです。
本体の素材はリサイクルアルミニウム。
再生素材でも堅牢性にすぐれた頑丈ボディ。HP独自テストにくわえ米国防総省が制定したMIL規格「MIL-STD-810H」をクリアしています。
本体のカラーはシルバー。スタイリッシュデザインの定番ともいえる色合いで上質感ある仕上がりです。
スタイリッシュなフォルム
天面はサラサラした感触で質感は良好です。指紋や皮脂の跡は目立ちません。
hpスラッシュロゴと ELITEBOOKブランドマークがアクセント
本体はとてもスリムでサイズ感は A4 相当(サイズ感は後述)。コンパクトでスリムな本体はバッグへの出し入れもスムーズにできます。
本体はスリム
底面カバーは剛性を重視した「ユニボディ」の構造。シンプルデザインで見た目もスッキリしています。
ゴム足は前面側と背面側に平行して実装。本体の安定感は良好です。
なお、排気口はヒンジのあいだに実装されています。
排気口(ヒンジのあいだ)
ちなみに、背面側のゴム足は排気口から排熱された空気が再び吸気口に入り込むことを遮断する役割も兼ねています。これにより本体内部を効果的に冷却できるメリットがあります。
吸気口(底面カバー側)と排気口
天面は片手で開けられる
HP EliteBook 630 G10 は天面を開きやすくデザインされています。
天面を開きやすいΣデザイン
なお、天面は片手でスムーズに開くことができます。
天面の開きやすさは、使いやすさにもつながります。片手がふさがっているときなどにぜひ試してみてください。
必要十分なインターフェース
HP EliteBook 630 G10 はビジネスに必要十分なインターフェースを実装しています。
右側面
①HDMI 2.1b
②SuperSpeed USB Type A
③Thunderbolt 4 (USB Power Delivery, DisplayPort 1.4)
④電源ポート
左側面
⑤Nano Security Lock スロット
⑥LANポート(部分開閉カバー付き)
⑦SuperSpeed USB Type Aポート
⑧3.5㎜オーディオ/マイクコンボジャック
⑨Smartcard Reader (日本販売モデル非搭載)
13.3インチサイズで LANポートを実装しているのはビジネス向けとしては優位です。Wi-Fi 6 に対応する無線LAN環境がない場合、LANケーブルを接続することで高速通信が可能です。
以下、インターフェースについての補足です。
Thunderbolt 4 の映像出力/ PD充電器の対応結果は以下のとおり。
■Thunderbolt 4 対応表(当サイトの検証結果)
映像出力 | 〇(4K出力可能) |
---|---|
PD充電器(30W) | × |
PD充電器(45W) | 〇 |
PD充電器(65W) | 〇 |
なお、容量の大きい充電器でも純正品以外の場合は画面右下に純正品使用を推奨するメッセージが表示されます。
電源ボタンはキーボード上にレイアウト
電源ボタンはキーの一部として[delete]キーの左隣りにレイアウトされています。
電源ボタンは LED内蔵
使用中に間違って電源ボタンを押しても短押し(1秒未満くらい)なら無反応です。ただし、1,2秒程度ならスリープへ移行し、さらに長押しすると強制的に電源オフされます。
顔認証カメラと指紋認証センサーを搭載
HP EliteBook 630 G10 は、顔認証カメラと指紋認証センサーを標準搭載しています。
顔認証でサインイン
指紋認証でサインイン
顔認証と指紋認証は併用が可能です。マスク着用時は顔認証できませんが指紋認証でサインインできるので利便性が高まります。
プライバシーシャッターでカメラを遮断できる
カメラには「プライバシーシャッター」が付いています。
上の画像:シャッターを開いてカメラ有効
下の画像:シャッターを閉じてカメラを遮断
シャッターはスライド式(手動)ですがスムーズなスライドが可能です(スライドスイッチはカメラの上側)。
また、背景の明るさを調整できる機能や背景ぼかし/画像埋め込み機能も搭載しているのでスムーズなオンラインミーティングが可能です。
[ビデオコントロール]カメラの設定
スピーカーはキーボード左右に搭載
スピーカーはキーボード左右に搭載されています。
少しシャカシャカした感じはするものの低音域から高音域まで広い音域をカバーし高音質です。
コンパクト&スリム&軽量
本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。
本体のサイズ感
本体のサイズ感は A4サイズ相当です。(幅が A4横より少しだけ大きい)
本体を閉じたときの高さのイメージです。
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)
ゴム足を含めた本体の高さは実測で 20.5(最厚部)mm。CDケース 2枚程度でスリムです。
本体や電源アダプターなど重量の実測値は以下のとおり。
・本体:1,202g
・電源アダプター:162g
・電源コード:63g
1kg 切りの超軽量とまではいかないものの、本体は持ち歩きがラクにできる軽さです。
本体は持ち歩きがラクにできる軽さ
電源アダプターは最大出力が 45W。その大きさは手のひらに収まるくらいのコンパクトサイズです。
ディスプレイのチェック
高輝度&広色域ディスプレイ
レビュー機の液晶パネルは LG Philips製[型番:LGD0749]。描画される映像は自然な色合いでキレイです。
画像の表示例(その1)
画像の表示例(その2)
テキストの表示例
トーンカーブは少しうねっていますが理想的な45度の直線に近い形状です。
トーンカーブ
(キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測)
輝度の計測結果はディスプレイの明るさ設定 100 のとき「364 cd/m2」。仕様の「400 cd/m2」に対し計測値は少し低めですが、実際に見ると十分な明るさで屋外など周囲が明るい環境で使っても画面が見えにくくなることはないでしょう。
色域の計測結果です。
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)
規格 | カバー率 | 比 |
---|---|---|
sRGB | 99.1% | 104.4% |
Adobe RGB | 77.3% | 77.4% |
DCI-P3 | 77.0% | 77.0% |
広色域で色再現性にもすぐれています。写真編集などシビアな色再現が必要な作業にも活用できそうです。
狭額縁ベゼルで画面周りスッキリ
左右のベゼルは狭額縁です。
上部ベゼルはカメラユニットが搭載されているため多少の太さはありますが、左右のベゼルは鉛筆の太さよりも幅が狭く、画面周りは全体的にスッキリとしています。
映り込みは気にならない
ディスプレイの映り込み具合をチェックします。
レビュー機は非光沢液晶です。画面の映り込みは気にならず、眼への負担も軽減できます。
広い視野角
視野角をチェックします。
正面
右側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度
水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからも映像を確認できます。
ディスプレイは ほぼフラットまで開くことができる
ディスプレイは ほぼフラットまで開くことができます。
180度まで開くことはできませんが、ここまでディスプレイを開くことができれば、打ち合わせなどで画面を共有することができます。
キーボード&タッチパッドのチェック
タイピングしやすいキーボード
HP EliteBook 630 G10 のキーボードはレイアウトは標準的です。
キーピッチは実測で 約19mm(仕様は 18.7mm)。フルサイズキーボード同等のピッチで窮屈な感じはありません。
キートップの形状は中央部分が指先にあわせて少しへこんでいます。少しツルツルした感触で指先のフィット感は良好です。
キーストロークの仕様は 1.5mm。シッカリとした打鍵感でタイピングできます。
タイプ音は「タクタク」という音。音の大きさはフツウ
キーを押し込む強さや跳ね返りもちょうど良い感じでタイピングしやすいキーボードです。
キーボードにはバックライトを搭載
キーボードにはバックライトが搭載されています。
キーボード・バックライトの明るさは、2段階で切り替えできます。
[f9]キー押下:点灯(明)→点灯(暗)→オフ
質感のよいパームレスト
パームレストはサラサラとした感触で質感も良好です。
指紋や皮脂の跡は目立たないので、快適にキーボードを操作できます。
なめらかなスベリで操作しやすいタッチパッド
タッチパッドの感触は少しサラサラ感はあるものの、なめらかなスベリでジェスチャー操作もスムーズです。
タッチパッドのサイズ感
サイズも大きく扱いやすいタッチパッドです。
ベンチマークによる性能評価
ベンチマークソフトを使用してレビュー機の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。
レビュー機の基本スペック
CPU | インテル Core i5-1335U プロセッサー |
---|---|
メモリ | 16GB (16GB×1) |
ストレージ | 512GB M.2 SSD (PCIe NVMe) |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス |
評価に使用したベンチマークは以下のとおり。
評価項目 | 使用するベンチマーク |
---|---|
CPU性能 | CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価] |
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価] | |
グラフィック性能 | 3DMark Time Spy |
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム] | |
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム] | |
ストレージ性能 | CrystalDiskMark |
総合的なパフォーマンス | PCMark 10 |
バッテリー | BatteryInfoView(バッテリー残量測定用) |
なお、ベンチマークの実行にあたっては電源オプションの電源プランを「HP Optimized (Modern Standby)」に設定し、電源とバッテリーの電源モードを「バランス」と「最適なパフォーマンス」の2モードで実施しています。
電源プランの設定
電源モードの設定
CPU性能
CPU性能は CINEBENCH R23(マルチコア/シングルコア) と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。
評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。
・インテル Core i7-1360P プロセッサー
・インテル Core i5-1340P プロセッサー
・インテル Core i7-1355U プロセッサー
・インテル Core i5-1335U プロセッサー
・インテル Core i7-1260P プロセッサー
・インテル Core i5-1240P プロセッサー
・インテル Core i7-1255U プロセッサー
・インテル Core i5-1235U プロセッサー
・AMD Ryzen 7 7730U プロセッサー
・AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー
・AMD Ryzen 7 5825U プロセッサー
・AMD Ryzen 5 5625U プロセッサー
※当サイトで計測したスコアの平均値
■CINEBENCH R23[CPUのレンダリング性能評価]
CINEBENCH R23 (マルチコア) | |
---|---|
Ryzen 7 5825U |
10237 pts
|
Core i7-1360P |
10095 pts
|
Core i7-1260P |
9437 pts
|
Ryzen 7 7730U |
8997 pts
|
Core i5-1240P |
8781 pts
|
Core i5-1340P |
8551 pts
|
Core i5-1335U(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
7589 pts
|
Ryzen 5 5625U |
7555 pts
|
Core i5-1335U(レビュー機/バランス) |
7548 pts
|
Ryzen 5 7530U |
7502 pts
|
Core i7-1355U |
7330 pts
|
Core i5-1235U |
6792 pts
|
Core i5-1335U |
6645 pts
|
Core i7-1255U |
6047 pts
|
CINEBENCH R23 (シングルコア) | |
---|---|
Core i7-1355U |
1756 pts
|
Core i7-1360P |
1732 pts
|
Core i7-1260P |
1684 pts
|
Core i5-1335U(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
1675 pts
|
Core i5-1335U(レビュー機/バランス) |
1621 pts
|
Core i7-1255U |
1615 pts
|
Core i5-1235U |
1553 pts
|
Core i5-1340P |
1534 pts
|
Core i5-1335U |
1525 pts
|
Core i5-1240P |
1491 pts
|
Ryzen 7 5825U |
1435 pts
|
Ryzen 7 7730U |
1428 pts
|
Ryzen 5 7530U |
1408 pts
|
Ryzen 5 5625U |
1365 pts
|
■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
CPU Mark | |
---|---|
Core i7-1360P |
20651
|
Ryzen 7 5825U |
20320
|
Core i7-1260P |
19117
|
Ryzen 7 7730U |
18677
|
Core i5-1240P |
17932
|
Core i7-1355U |
16659
|
Core i5-1340P |
16650
|
Ryzen 5 5625U |
16291
|
Ryzen 5 7530U |
15632
|
Core i5-1335U(レビュー機/バランス) |
14922
|
Core i5-1335U(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
14896
|
Core i5-1335U |
13925
|
Core i5-1235U |
13892
|
Core i7-1255U |
13869
|
レビュー機のスコアは優秀です。
平均値を上回るスコアが出ており、保有している性能をしっかりと発揮できています。
ビジネス向けのモバイルノートとして、一般的な使いかた(オフィスソフト・メール・ネット検索など)はもちろんのこと、負荷の高い作業でも快適なパフォーマンスが期待できます。
グラフィック性能
グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。
評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1360P搭載機)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1340P搭載機)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1355U搭載機)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1335U搭載機)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1260P搭載機)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1240P搭載機)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7-1255U搭載機)
・インテル Iris Xe グラフィックス(Core i5-1235U搭載機)
・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 7730U搭載機)
・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 7530U搭載機)
・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 7 5825U搭載機)
・AMD Radeon グラフィックス(Ryzen 5 5625U搭載機)
※当サイトで計測したスコアの平均値
3DMark Time Spy
Time Spy は DirectX 12 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。
3DMark Time Spy | |
---|---|
インテル Iris Xe(Core i7-1360P) |
1911
|
インテル Iris Xe(Core i7-1260P) |
1837
|
インテル Iris Xe(Core i7-1355U) |
1720
|
インテル Iris Xe(Core i5-1340P) |
1545
|
インテル Iris Xe(Core i5-1240P) |
1512
|
インテル Iris Xe(Core i7-1255U) |
1484
|
AMD Radeon(Ryzen 7 5825U) |
1381
|
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U) |
1342
|
インテル Iris Xe(Core i5-1235U) |
1329
|
インテル Iris Xe(Core i5-1335U) |
1270
|
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U) |
1242
|
AMD Radeon(Ryzen 5 5625U) |
1189
|
インテル UHD(レビュー機/バランス) |
1156
|
インテル UHD(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
1142
|
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ[中量級のゲーム]
暁月のフィナーレ | |
---|---|
インテル Iris Xe(Core i7-1360P) |
6051
|
インテル Iris Xe(Core i7-1260P) |
5392
|
インテル Iris Xe(Core i7-1355U) |
5273
|
インテル Iris Xe(Core i5-1340P) |
5072
|
インテル Iris Xe(Core i5-1240P) |
4962
|
インテル Iris Xe(Core i7-1255U) |
4184
|
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U) |
4184
|
AMD Radeon(Ryzen 7 5825U) |
4123
|
インテル Iris Xe(Core i5-1235U) |
4108
|
インテル Iris Xe(Core i5-1335U) |
3831
|
AMD Radeon(Ryzen 5 5625U) |
3714
|
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U) |
3613
|
インテル UHD(レビュー機/バランス) |
2763
|
インテル UHD(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
2734
|
※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。
ファイナルファンタジーXV | |
---|---|
インテル Iris Xe(Core i7-1360P) |
4225
|
インテル Iris Xe(Core i7-1355U) |
3855
|
インテル Iris Xe(Core i7-1260P) |
3828
|
AMD Radeon(Ryzen 7 7730U) |
3572
|
インテル Iris Xe(Core i5-1240P) |
3485
|
インテル Iris Xe(Core i5-1340P) |
3451
|
AMD Radeon(Ryzen 7 5825U) |
3340
|
インテル Iris Xe(Core i7-1255U) |
3174
|
AMD Radeon(Ryzen 5 5625U) |
3141
|
AMD Radeon(Ryzen 5 7530U) |
3026
|
インテル Iris Xe(Core i5-1235U) |
3017
|
インテル Iris Xe(Core i5-1335U) |
2657
|
インテル UHD(レビュー機/最適なパフォーマンス) |
2545
|
インテル UHD(レビュー機/バランス) |
2518
|
※軽量品質/解像度 1280×720 で実施
CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかに搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル/クアッド)に依存します。
レビュー機のスコアがイマイチなのは、メモリ1枚挿しのシングルチャネル構成により「インテル UHD グラフィックス」として動作しているため。
レビュー機のメモリ構成
一般的な使いかた(ネット・メール・オフィスソフト・動画閲覧など)では問題はないものの、複数のアプリを動かしながらオンライン会議を行うケースでは映像がカクつくかもしれません。
レビュー機のように 16GBメモリを搭載するなら「8GB×2」のデュアルチャネル構成がおすすめ。これにより「インテル Iris Xe グラフィックス」として動作するためグラフィックスパフォーマンスは大幅に向上します。
ストレージ性能
レビュー機のストレージは PCIe NVMe 対応の SSD(容量 512GB)を搭載しています。
以下は、データ転送速度の計測結果です。
データ転送速度
※電源モードを「バランス」に設定して計測した結果。「最適なパフォーマンス」での計測結果も同等です。
計測結果は優秀です。体感的にも高速なアクセスでファイルの読み書きもスムーズです。
総合的なパフォーマンス
PCMark 10 で実際の使用を想定した性能評価を行います。
評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。
・ThinkPad X13 Gen 4
・VAIO F14 (2023年6月発売モデル)
・LIFEBOOK WU-X/H1 (2023年1月モデル)
・HP 245 G10
※当サイトで計測したスコア(パフォーマンスモードに相当した設定でのスコア)
おもなスペックは以下のとおり。
スペック | EliteBook 630 (レビュー機) |
ThinkPad X13 | VAIO F14 | LIFEBOOK WU-X | HP 245 |
---|---|---|---|---|---|
CPU | インテル Core i5-1335U | インテル Core i5-1335U | インテル Core i7-1355U | インテル Core i7-1355U | AMD Ryzen 7 7730U |
メモリ | 16GBメモリ | 16GBメモリ | 32GBメモリ | 32GBメモリ | 16GBメモリ |
ストレージ | 512GB SSD (NVMe) | 256GB SSD (NVMe) | 1TB SSD (NVMe) | 256GB SSD (NVMe) | 512GB SSD (NVMe) |
グラフィックス | Intel UHD | Intel Iris Xe | Intel Iris Xe | Intel Iris Xe | AMD Radeon |
ベンチマーク結果は以下のとおり。
Essentials | |
---|---|
EliteBook 630(バランス) |
8124
|
EliteBook 630(最適なパフォーマンス) |
9201
|
ThinkPad X13 |
9635
|
VAIO F14 |
9905
|
LIFEBOOK WU-X |
9994
|
HP 245 |
9490
|
目標値 |
4100
|
Productivity | |
EliteBook 630(バランス) |
6716
|
EliteBook 630(最適なパフォーマンス) |
6565
|
ThinkPad X13 |
6914
|
VAIO F14 |
7223
|
LIFEBOOK WU-X |
7364
|
HP 245 |
9625
|
目標値 |
4500
|
Digital Contents Creation | |
EliteBook 630(バランス) |
5454
|
EliteBook 630(最適なパフォーマンス) |
5766
|
ThinkPad X13 |
5660
|
VAIO F14 |
6027
|
LIFEBOOK WU-X |
5849
|
HP 245 |
5668
|
目標値 |
3450
|
※テスト項目説明
・Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
・Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
・Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
※目標値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア
レビュー機のスコアは良好で性能バランスにもすぐれています。
事務処理的なビジネス作業はもちろんのこと、少し重い処理でも十分快適に使うことができるでしょう。
なお、レビュー機のメモリはシングルチャネル構成ですが、デュアルチャネル構成にすることでシステム全体のパフォーマンスは大幅な向上が見込めます。
関連記事
バッテリー
バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。
※電源モードを「バランス」に設定して計測
■駆動時間の測定条件
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル
■充電時間の測定条件
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。
バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。
バッテリー駆動時間 | 6時間 33分 |
---|---|
バッテリー充電時間 (50%までの充電時間) |
43分 |
バッテリー充電時間 (80%までの充電時間) |
1時間 11分 |
バッテリー充電時間 (100%までの充電時間) |
2時間 16分 |
バッテリーを多く消費する条件とはいえ、検証結果のバッテリー駆動は物足りなさを感じます。
ただ、レビュー機の液晶パネルは高輝度でバッテリー消費量がそれなりに多いです。長時間バッテリー駆動で使用するときは画面の明るさを少し下げるなどバッテリー消費量を抑える使いかたが良さそうです。
また、急速充電に対応している点は好印象です。バッテリー残量が少ないときでも短時間で充電できれば、よりアクティブに使うことができるからです。
検証では電源オンの状態で実施しましたが、電源オフやスリープ状態で充電すれば充電効率はアップするはずです。
なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するため参考値としてください。
クリエイティブ性能の評価
クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。
評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した機種の処理時間と比較します。
・ThinkPad X13 Gen 4
・VAIO F14 (2023年6月発売モデル)
・LIFEBOOK WU-X/H1 (2023年1月モデル)
・HP 245 G10
※当サイトで計測した処理時間(パフォーマンスモードに相当した設定で計測)
RAWデータ現像
RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic
■条件等
・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・プリセット等 編集は適用しない
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
PhotoDirector | |
---|---|
EliteBook 630(バランス) |
52秒6
|
EliteBook 630(最適なパフォーマンス) |
51秒8
|
ThinkPad X13 |
45秒0
|
VAIO F14 |
44秒8
|
LIFEBOOK WU-X |
51秒4
|
HP 245 |
54秒6
|
Photoshop Lightroom | |
EliteBook 630(バランス) |
36秒1
|
EliteBook 630(最適なパフォーマンス) |
36秒1
|
ThinkPad X13 |
19秒7
|
VAIO F14 |
18秒4
|
LIFEBOOK WU-X |
19秒0
|
HP 245 |
33秒2
|
Lightroom Classic | |
EliteBook 630(バランス) |
42秒4
|
EliteBook 630(最適なパフォーマンス) |
42秒2
|
ThinkPad X13 |
24秒9
|
VAIO F14 |
23秒6
|
LIFEBOOK WU-X |
27秒1
|
HP 245 |
33秒6
|
動画エンコード
動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。
■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector
■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)
PowerDirector | |
---|---|
EliteBook 630(バランス) |
2分55秒8
|
EliteBook 630(最適なパフォーマンス) |
2分56秒4
|
ThinkPad X13 |
1分46秒0
|
VAIO F14 |
1分49秒3
|
LIFEBOOK WU-X |
3分0秒0
|
HP 245 |
2分1秒6
|
実際のソフトウェアを使ったクリエイティブ性能評価はイマイチです。
シングルチャネル構成がネックとなっているためですが、デュアルチャネル構成にすることでクリエイティブ性能も大きく向上し処理時間を短縮することができます。
駆動音・表面温度のチェック
駆動音のチェック
駆動音は、下記処理中の音量(デシベル)を測定し、評価します
・CPU ベンチマーク「CINEBENCH R23 /マルチ Core」実行中
・10分間動画のエンコード処理中
※一般住宅で周囲の音ができるだけ入らないようにして測定(室温:25℃)
音量計測イメージ
(使用測定器:Meterk SLM01)
■測定結果
電源モード | アイドル状態 (最小音量) |
最大音量 下段はピーク時の音量推移 |
|
---|---|---|---|
ベンチマーク中 | 動画エンコード中 | ||
バランス | 33.5db | 37.5db (37db前後) |
39.0db (38~39db) |
最適なパフォーマンス | 33.9db | 39.2db (38~39db) |
39.8db (38~39db) |
■騒音の目安
騒音の大きさ | 騒音の具体例 |
---|---|
60 デシベル | 走行中の自動車内 普通の会話 デパート店内 |
50 デシベル | 家庭用エアコンの室外機 静かな事務所の中 |
40 デシベル | 閑静な住宅地の昼 図書館内 |
30 デシベル | 深夜の郊外 鉛筆での執筆音 |
20 デシベル | 木の葉の触れ合う音 雪の降る音 |
参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」
アイドル状態は静かですが、高負荷な状態では「サーッ」と「ヒューッ」が入りまじった排気音が大きくなります。ただ、音の大きさはそれほどでもないのでうるさく感じることはないでしょう。
なお、負荷低減後に排気音が静かになるまでの時間は 2~3分くらいです。
※アイドル時の状態に戻る時間は使用環境などの状況により変動します。
表面温度のチェック
表面温度については、下記を実施したときの表面温度を測定し評価します。
・アイドル状態で10分放置後
・Youtube 動画 30分間視聴後
・10分間動画のエンコード実行後
※単位:℃、測定時の室温:25℃
※電源モードを「バランス」に設定して実施
※写真の左がキーボード表面、右が底面側の計測結果
■アイドル状態で10分間放置
■Youtube 動画 30分間視聴後
■10分間動画エンコード実行後
負荷状態にかかわらずキーボード奥 中央寄りの表面温度が少し高めで、多少の温かさを感じるかもしれません。
ただ、パームレストの表面温度は負荷状況にかかわらず大きな変動はないため、高負荷な状態でタイピングしていても不快に感じることはないと思います。
サウンド チェック
HP EliteBook 630 G10 のサウンドユーティリティソフトには「HP Audio Control」がプリインストールされています。
HP Audio Control のおもな機能は「音声会議ツール」と「音声再生ツール」。
「音声会議ツール」はスピーカーや内蔵マイクに入るノイズを AI により除去してくれるため、周囲の雑音を気にすることなくオンライン会議などをスムーズに進めることができます。
音声会議ツール
また、「音声再生ツール」ではサウンドコンテンツにあわせたプリセットやイコライジング機能でお好みの音質にチューニングできます。
音声再生ツール
以下は、実際にサウンドを試聴した印象です。
※プリセット「自動」、イコライザー「HP最適化」で試聴
■スピーカー
・低音域から高音域まで広い音域をカバー
・少しシャカシャカした感じもするが全体的には安定の高音質
・音量最大でも音割れしない
・音声もはっきり明瞭に聴き取れる
■ヘッドホン
・シャカシャカした感じはなく音質全体が向上する
・周囲の音が遮断されるぶん音がクリアに聞こえる
Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測
Windows の起動、再起動、シャットダウン時間を それぞれ 5回ずつ計測しました。
回 | 起動 | 再起動 | シャットダウン |
---|---|---|---|
1回目 | 20.7秒 | 40.3秒 | 8.5秒 |
2回目 | 20.7秒 | 43.2秒 | 8.4秒 |
3回目 | 20.6秒 | 40.6秒 | 7.9秒 |
4回目 | 20.8秒 | 41.9秒 | 8.7秒 |
5回目 | 20.9秒 | 45.8秒 | 8.4秒 |
平均 | 20.7秒 | 42.4秒 | 8.4秒 |
シャットダウンは体感的にも早いです。
起動と再起動は(筆者の経験上)平均的な時間より多少かかります。(筆者の目安は、起動:10~15秒程度、再起動:30秒前後)
ただ、いずれも平均的な時間よりも少し時間がかかる程度なので処理待ちのストレスを感じることはないと思います。
なお、実際の使用にあたってはインストールしているアプリや Windows Update など状態により変動するため参考値としてください。
セキュリティ機能
HP EliteBook 630 G10 は、顔認証/指紋認証やプライバシーシャッターのほか、ハードウェア・ソフトウェア両面からデバイスを保護する高度なセキュリティ機能が搭載されています。
セキュリティ機能のほとんどがバックグラウンドで動作しているので、ユーザーはセキュリティを意識することなくビジネスに集中できます。
以下で、セキュリティ機能の一部をかんたんに解説します。
HP Sure Start
HP独自開発のチップ「HP Endpoint Security Controller」により、BIOS の状態をチェックする機能です。
マルウェアなどの攻撃によって不正な状態になったとしても、正常な状態に自動的に回復してくれます。
なお、HP EliteBook 630 G10 では「NIST SP 800-193」に完全準拠しています。
「NIST SP 800-193」は、NIST(米国立標準技術研究所と呼ばれる政府機関)が策定した PC やワークステーションのサイバーセキュリティに関するガイドラインです。セキュリティ攻撃に対してデバイス単体で「予防」「検知」「復旧」を可能にすることが求められています。
HP Sure Run
HP Endpoint Security Controller が OS の重要機能や設定を正常な状態に維持する機能です。
Windows OS標準のWindows Defenderなどのセキュリティ対策機能を常時監視し、たとえばマルウェアなどの攻撃によって正常な状態が無効化されたとしても自動的に再起動し安全な状態に回復してくれます。
HP Sure Recover
OS がウイルスに感染して起動できなくなったときでも正常な状態に自動リカバリーする機能です。PC稼働に必要なイメージデータをネットワークから自動的にダウンロードして正常な状態にリカバリーします。
なお、HP Sure Recoverは BIOS 中に実装されるため、ストレージを換装したとしても PC を正常な状態にリカバリーできます。
HP Wolf Security
「封じ込め」と「検知/駆除(防止)」の2つのアプローチでマルウェアやウィルスからデバイスを保護する機能です。
HP Wolf Security
Sure Click
不正な Web サイト閲覧や悪意あるファイルのダウンロードからデバイスを保護する機能です。
Sure Click
ブラウザや Microsoft Office をハードウェアレベルで完全に隔離された仮想マシン内で実行するため、感染したとしても不正な振る舞いをするWebページやファイルを閉じることでマルウェアやウィルスは自動的に削除されます。
同梱品
HP EliteBook 630 G10 の本体ほか同梱品一式です。
同梱品
・HP EliteBook 630 G10 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類
・HP標準マウス(オプション)
まとめ
以上、HP EliteBook 630 G10 のレビュー記事をお届けしました。
HP EliteBook 630 G10 は高い処理性能と洗練されたデザインで所有満足度の高いモバイルノートです。
ただ、気をつけておきたいところがメモリのチャネル構成。メモリをデュアルチャネル構成にすることでグラフィックスパフォーマンスひいてはシステム全体のパフォーマンス向上につながります。
また、高度なセキュリティ機能やノイズキャンセリング機能を搭載しているところはビジネス向けとして重要なポイント。使う場所を選ばずアクティブにあんしんして作業に集中できるからです。
HP EliteBook 630 G10 は、高性能で高品質、デザイン性や実用性にすぐれたモバイルノートといえるでしょう。
高評価のポイント
- 快適に使える処理性能
- スリムで軽量な堅牢ボディ
- キーボードはフルサイズでタイピングしやすい
- 広色域液晶ディスプレイ
- 高度なセキュリティを搭載
気をつけておきたい点
- アスペクト比(画面縦横比)は従来タイプの 16:9
- メモリの選択はデュアルチャネル構成がおすすめ
ラインナップしているモデルや価格、キャンペーンなど最新情報は日本HP直販サイト「HP Directplus」をご確認ください。
HP EliteBook 630 G10
税込 11万円台から
※HP EliteBook 630 G10 は法人向けモデルですが、個人ユーザーや SOHO、フリーランスのユーザーも購入できます。
【広告】【提供:株式会社日本HP】
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