『dynabook GZ』実機レビュー 軽くて高性能&高品質!完成度の高いモバイルノート

 

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貸出機材提供:Dynabook株式会社

正面(2台並べて)

『dynabook GZ』シリーズの実機レビューです。レビューでは「GZ83/J」と「GZ63/J」の性能レビューや「オニキスブルー」と「パールホワイト」のカラー比較も実施しています。

dynabook GZ シリーズは、dynabookブランド誕生30周年記念モデルとしてダイナブックとシャープの技術が融合し商品化された記念モデルです。

軽さにくわえ性能レベルも高く、タイピングしやすいキーボードや拡張性の高さなど、完成度の高さを実感できます。

テレワークのように時間や場所にとらわれない柔軟な働き方にもマッチし、モバイルノートとしての実用性を重視するユーザーはチェックしておきたいモデルといえるでしょう。

■dynabook GZ の特徴

  • 軽くて高性能、高品質
  • タイピングしやすいキーボード
  • 拡張性の高いインターフェース
  • モバイルノートとしての実用性が高い
  • 高コスパ(価格以上に完成度が高い)

レビューでは、前半で外観デザイン、ディスプレイ、キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使用して性能レビューを行います。(「GZ83/J」と「GZ63/J」の性能比較も実施しています)

背面側(2台並べて)

レビュー内容は 2019年4月11日時点のものです。

 

スペック構成

dynabook GZ シリーズは、Dynabook 直販サイト「Dynabook Direct」にラインナップしている Webモデルです。

OS/CPU/メモリ/SSD容量などが異なる 6モデルがラインナップ、使い方にあわせたスペック構成のモデルを選択できるのが魅力です。(それぞれに Office搭載モデルもラインナップしています)

それぞれのモデルの主なスペックは以下のとおり。

GZ83/J GZ83/M GZ73/J GZ73/M GZ63/J GZ63/M
OS Windows 10 Home Windows 10 Pro Windows 10 Home Windows 10 Pro Windows 10 Home Windows 10 Pro
CPU インテル Core i7-8550U プロセッサー 下記いずれか
■インテル Core i5-8250U プロセッサー
■インテル Core i3-8130U プロセッサー
メモリ 16GB(8GBオンボード+8GB×1) 下記いずれか
■16GB(8GBオンボード+8GB×1) PC4-19200(DDR4-2400)
■8GB(8GB×1) PC4-19200(DDR4-2400)
8GB(8GB×1) PC4-19200(DDR4-2400) 下記いずれか
■8GB(8GB×1) PC4-19200(DDR4-2400)
■8GBオンボード PC4-19200(DDR4-2400)
ストレージ 下記いずれか
■1TB SSD (PCIe対応)
■512GB SSD (PCIe対応)
256GB SSD (PCIe対応)
ディスプレイ 13.3型ワイド (16:9)FHD LED液晶(IGZO・ノングレア) 下記いずれか
■13.3型ワイド (16:9)FHD LED液晶(IGZO・ノングレア)
■13.3型 HD LED液晶(ノングレア)
Windows Hello(顔認証) 対応 対応(オンボードメモリ選択時は非対応)
バッテリー駆動時間(JEITA 2.0) 約19.0時間 最大 約19.0時間(構成により異なります)
本体サイズ(W×D×H) 約308.8×211.6×17.9 mm
本体カラー ■オニキスブルー
■パールホワイト
■オニキスブルー ■オニキスブルー ■オニキスブルー ■オニキスブルー
■パールホワイト
■オニキスブルー
本体質量 最小質量 約779g(構成、本体カラーにより質量は異なります)

レビューではモバイルノートとして定番ともいえるスペック構成(Core i5/8GBメモリ/256GB SSD)の「GZ63/J」とハイスペック構成(Core i7/16GBメモリ/512GB SSD)の「GZ83/J」、2つのモデルを試用、後半のベンチマークなどでは性能比較を行います。

なお、写真は「オニキスブルー」と「パールホワイト」をおりまぜて掲載します。

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外観チェック

薄くてスタイリッシュなデザイン

正面(オニキスブルー)

正面(パールホワイト)

『dynabook GZ』は、薄くてスタイリッシュなデザイン。

オニキスブルー 斜め

パールホワイト 斜め

本体カラーの「オニキスブルー」はパッと見 ブラックに見えますがよく見ると濃い青味のかかった色調で落ち着いた大人のカラー、一方「パールホワイト」は清潔感のあるオシャレなカラーといった印象です。

天面を見てみます。

天面(2台並べて)

天面(オニキスブルー 斜め)

天面(パールホワイト 斜め)

オニキスブルーの天面はヘアライン加工が施されています。サラサラとした感触で質感もグッド、指紋や皮脂の跡も目立ちにくいです。

天面(オニキスブルーはヘアライン加工)

パールホワイトは光沢あるコーティング仕上げでツルツルとした感触、こちらも指紋や皮脂の跡も目立ちにくく、高級感のある質感です。

天面(パールホワイトは光沢仕上げ)

底面部をみてみます。

底面側(オニキスブルー)

底面側(パールホワイト)

底面部は「ユニボディ」といわれる一つのユニットで構成されています。剛性を重視した構造でパーツの継ぎ目がなく、見た目もスッキリしています。

ゴム足は四隅に実装されており、本体の安定性は良好です。

底面側ゴム足
矢印の指すところがゴム足

次に、ヒンジをチェックします。

ヒンジ(外側)

ヒンジのトルクは ほど良い感じで、画面の開け閉めもやりやすく、タイピング中でも画面がグラつくことはありませんでした。

薄い本体に必要十分なインターフェースを実装

『dynabook GZ』の薄い本体には必要十分なインターフェースが実装されています。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①電源コネクタ
②USB Type-Cコネクタ
③HDMI出力端子
④マイク/ヘッドホン出力端子
⑤microSDカードスロット

microSDカードスロットはプッシュロック式です。microSDカード等を挿入するときは押し込んでロックさせ、取り出すときはもう一度押し込むことでカードが飛び出す構造です。

ダイレクト・メモリースロット
右側の画像が microSDカードをシッカリ挿し込んだ状態

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

⑥USB 3.0コネクタ×2
⑦LANコネクタ

LANコネクタは、そのまま挿入できるフルサイズです。LANケーブルを使うときは引き出し式のLANコネクタや部分開閉式のLANコネクタにくらべ格段に扱いやすいです。

薄い本体に必要なインターフェースがほぼ搭載されていて、全ポート使ってもとなりのコネクタが干渉しない配置になっているのも好印象です。モバイルノートながら拡張性の高いインターフェースです。

干渉しないインターフェース

電源ボタンはキーボード右奥にあります。LEDは内蔵していませんが、本体の右側面に電源LED が実装されています。

電源ボタン

スピーカーは底面部 前面側の左右に実装されています。

スピーカー(底面部 前面側)
矢印の指すところがスピーカー

排気口は、本体の奥、ヒンジのとなりにあります。

排気口
矢印の指すところが排気口

Webカメラとマイクです。

Webカメラとマイク

顔認証にも対応しているので、Windows Hello の機能を使って認証情報を登録しておけば顔認証でかんたんに Windows にサインインできます。

顔認証でサインイン

認証精度は良好でパソコンの前に座るだけでわずらわしいパスワードを入力することなくサインインできます。

とくに持ち歩きの多いモバイルノートだけに、顔認証機能はセキュリティを確保しつつ かんたんにサインインできる、利便性の高い機能です。

薄い&コンパクト&超軽量

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
『dynabook GZ』の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CD の厚さは 10mm)

『dynabook GZ』の高さは最厚部で CDケース 2枚とほぼ同じ、実際に手で持ってみた印象としても薄いです。(実測で 17~20.5mm)

本体の薄さのイメージ

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ

本体の大きさは A4サイズといって良いでしょう。

次に、本体や電源アダプターなどの重さを計測します。

本体の重さはカラーにより違いがあります。レビュー機の場合、オニキスブルーが 825g、パールホワイトが 835g です。

本体の重さ

ただ、わずか 10g の差なので、実際に持ちくらべてみても違いは感じず、いずれも軽くて持ち歩きはラクにできそうです。

本体の軽さのイメージ

電源アダプターと電源コードの重さは、それぞれ 142g、35gです。

電源アダプターと電源コードの重さ

電源アダプターの最大出力ワット数は 約45W(19V – 2.37A)。省電力タイプなので大きさは手のひらにおさまるサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

 

ディスプレイ

IGZO液晶パネルは高精細&鮮明&キレイ

『dynabook GZ』のディスプレイには SHARP製 IGZO フルHD液晶が採用されています。(Core i3 モデルは除く)

レビュー機のディスプレイも SHARP製 IGZO液晶ディスプレイです。高輝度で高色純度の液晶で、発色も良く描画される映像は高精細で鮮やか、とてもキレイです。

ディスプレイに描画された映像(ハイビスカス)

ディスプレイに描画された映像(コスモス)

ディスプレイに描画された映像(花束)

i1Display Pro で計測したトーンカーブをみても色調のバランスは良好です。

トーンカーブ

画面に表示される文字もクッキリとして見やすいです。

Microsoft Edge に表示される文字の大きさ

『dynabook GZ』シリーズのディスプレイに採用されている液晶パネルは、dynabook GZ シリーズ向けに軽量化され消費電力も低減された最新の SHARP製IGZOパネルです。鮮やかでキレイな映像描画にくわえ、本体の軽量化と省電力化に大きな役割を果たしているとのこと。
[2019年1月17日 dynabook G シリーズ製品発表会より]

プレゼン(IGZOパネル その1)

プレゼン(IGZOパネル その2)

画面の映り込みは気にならない

ディスプレイの映り込み具合を見てみます。

画面映り込み(電源オフ時)

画面映り込み(電源オン時)

非光沢液晶なので映り込みは かなり低減されています。映り込みが気になることはないと思います。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から45度の角度
右側 ディスプレイ面から45度の角度

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めから見る映像も鮮明でキレイです。

左右のベゼル(ディスプレイのフレーム枠)は狭額縁です。その幅は鉛筆の太さと同じくらいです。

左右ベゼル

次が、ディスプレイを開くことができる最大角度。

ディスプレイを開くことのできる最大角度

クラムシェルタイプのノートパソコンとしては、このくらいディスプレイが開けば十分といえるでしょう。

 

キーボード&タッチパッド

心地よい打鍵感でタイピングできるキーボード

『dynabook GZ』のキーボード・レイアウトです。オニキスブルーとパールホワイト、2つのカラーのキーボードです。

キーボードレイアウト(オニキスブルー)オニキスブルー(クリックで拡大表示できます)

キーボードレイアウト(パールホワイト)パールホワイト(クリックで拡大表示できます)

標準的なレイアウトでキーの視認性もグッドです。

キートップ表面の形状は指先に合わせて少しへこんでいます。指先のフィット感は良好、感触はサラサラとして質感もグッドです。

キートップ

ただ、キーの形状は奥行きが若干短く横長の形状で、[Enter]キーや右[Shift]キーの左隣のキー幅が若干狭くなっています。

キーサイズのクセ

若干横長となっているだけなので筆者は気になりませんでしたが、ユーザーによっては最初のうち違和感があるかもしれません。

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は実測で およそ19mm(仕様でも 19mm)。モバイルノートながらデスクトップパソコンのキーボードと同等のキーピッチなので窮屈な感じはありません。

キーボードに両手を置いたときのイメージ(オニキスブルー)

キーボードに両手を置いたときのイメージ(パールホワイト)

キーストロークは 仕様では約1.5mm。心地よい打鍵感でタイピングできます。

キーストローク

キーボードバックライトは非搭載ですが、タイピング感の良さはモバイルノートのなかではトップクラスです。

なお、パームレストはどちらもカラーもサラサラとしていて質感や感触も良好です。

パームレスト(オニキスブルー)

パームレスト(パールホワイト)

スベリもなめらかで扱いやすいタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプで、タッチパッドの大きさは狭すぎることもなくちょうど良いサイズです。

タッチパッド(その1)

タッチパッドは手触り感も良好、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。全体的に扱いやすい印象です。

タッチパッド(その2)
タッチパッドのサイズ感

また、タッチパッドはパームレストにくらべ少し低い位置に実装されており、段差がある分、タイピング中でも手のひらが触れにくくなっています。

タイピング中に手のひらがタッチパッドに触れてタップ操作と誤認識されることもなく快適にタイピングできます。

タイピング中に手のひらがタッチパッドに触れて思わぬところに入力してしまったことは多くのユーザーが経験していることだと思います。目立ちにくい設計上の配慮ですが、ストレスなく快適にタイピングできることは重要なチェックポイントの一つです。

キーボード(パールホワイト)

 

ベンチマーク

ベンチマークでは「GZ83/J」と「GZ63/J」2つのモデルについて、基本性能にくわえ CPU・グラフィック・ストレージ性能のほか、バッテリー性能や総合的なパフォーマンスを測定、比較・評価します。

各モデルの主要スペックは以下のとおり。

GZ83/J GZ63/J
CPU Core i7-8550U Core i5-8250U
メモリ 16GB PC4-19200(DDR4-2400) 8GB PC4-19200(DDR4-2400)
ストレージ 512GB SSD PCIe対応 256GB SSD PCIe対応
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620 インテル UHD グラフィックス 620

基本性能

「PASS MARK PerformanceTest 9.0」の測定結果でレビュー機の基本性能を比較・評価します。

PASS MARK PerformanceTest 9.0

PASS MARK PerformanceTest GZ83/J GZ63/J
PassMark Rating 3719.8 3035.9
 CPU 9039.3 7638.8
 2D Graphics 687.2 626.2
 3D Graphics 1185.3 1054.7
 Memory 2619.1 1967.6
 Disk 10711.0 4003.6

結果を見てのとおり、基本性能としては GZ83/J のほうが圧倒的に優位です。

CPU性能

「CINEBENCH R15」による測定結果で CPU性能を比較・評価します。

CINEBENCH R15 GZ83/J GZ63/J
OpenGL 48.41 fps 40.27 fps
 Ref.Match 97.8 % 97.8 %
CPU 482 cb 492 cb
CPU (Single Core) 162 cb 143 cb
 MP Ratio 2.97 x 3.43 x

「CINEBENCH R15」では性能差がないどころか、CPU と MP Ratio はスコアが逆転しています。

ちなみに、筆者はこれまで、50台くらい Core i7-8550U と Core i5-8250U のベンチマークを実施してきましたが、2つの CPU の性能差に価格差ほどの違いはないように感じます。

CPU 単独でみれば、 Core i5-8250U を搭載した「GZ63/J」でも十分といえます。

なお、CINEBENCH を実行中の動作環境としては、CINEBENCH 以外のアプリは起動せず、常駐アプリは初期設定のままで計測しています。

グラフィック性能

グラフィック性能は以下のベンチマークソフトを使って比較・評価します。

■3DMark
■ドラゴンクエストX
■ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター

3DMark

3DMark のベンチマーク結果です。

3DMark GZ83/J GZ63/J
Cloud Gate 8479 7483
Night Raid 5227 4272
Sky Diver 4267 3838
Fire Strike 1150 961
Time Spy 437 376

各テストの内容は以下のとおり。

Cloud Gate ホームPCやノートPC向けで DirectX 10 を想定したグラフィックス性能テスト
Night Raid DirectX 12 を使用したモバイルPCなど低スペックPC向けのグラフィックス性能テスト
Sky Diver DirectX 11 を使用したミドルレンジ・ゲーミングノート向けのグラフィックス性能テスト
Fire Strike DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト
Time Spy DirectX 12 を使用したゲーミングPC向けのグラフィックス性能テスト

ドラゴンクエストX

ドラゴンクエストX のベンチマークの結果です。

ドラゴンクエストX GZ83/J GZ63/J
標準品質
解像度 1280×720
9158
(とても快適)
6636
(快適)
高品質
解像度 1280×720
8106
(とても快適)
5806
(快適)
標準品質
解像度 1920×1080
5524
(快適)
3724
(普通)

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXIV GZ83/J GZ63/J
標準品質(ノートPC)
解像度 1280×720
4221
(快適)
2917
(やや快適)
高品質(ノートPC)
解像度 1280×720
3085
(やや快適)
2234
(普通)

 

結果を見てのとおり GZ83/J のほうが圧倒的に優位です。

グラフィックスにはどちらのモデルも「インテル UHD グラフィックス 620」を搭載していますが、ゲーム系ベンチマークでは CPU、メモリ、ストレージなどの性能にも依存するため、GZ83/J のほうが圧倒的に優位な結果になったと考えられます。

ストレージ

レビュー機に搭載されているストレージはいずれのモデルも東芝製の SSD(PCIe/NVMe対応)で、GZ83/J の容量は 512GB、GZ63/J の容量は 256GB です。

ストレージ情報(GZ83/J)
ストレージ情報(GZ83/J)

ストレージ情報(GZ63/J)
ストレージ情報(GZ63/J)

ストレージのデータ転送速度は以下のようになります。

データ転送速度 GZ83/J GZ63/J
Read [MB/s]
Seq Q32T1 1628.7 1422.3
4KiB Q32T1 966.5 373.4
4KiB Q32T1 338.4 288.0
4KiB Q1T1 46.52 32.05
Write [MB/s]
Seq Q32T1 859.9 234.9
4KiB Q32T1 270.0 118.9
4KiB Q32T1 137.9 77.67
4KiB Q1T1 79.55 65.32

SSD のデータ転送速度は、同じスペックでも大容量ほど高速な傾向があります。

ただ、いずれの SSD も PCIe/NVMe対応なので体感的には爆速です。違いを感じるとしたら大きなサイズのファイルの読み書き(たとえば写真・動画ファイルなど)で速さの違いを感じるかもしれません。

総合的なパフォーマンス

総合的なパフォーマンスは、「PCMark 8」および「PCMark 10 Extended」を使用して比較・評価します。

PCMark 8

PCMark 8 では 家庭での利用を想定した「Home Test」とクリエイティブな利用を想定した「Creative Test」で比較します。

PCMark 8 GZ83/J GZ63/J
Home Test 3747 3205
Home Test 4698 3858

PCMark 10 Extended

PCMark 10 Extended は、以下の 4つのグループのテストで比較します。

■Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)
■Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)
■Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)
■Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

PCMark 10 Extended GZ83/J GZ63/J
Total Score 2628 2176
 Essentials 7764 5506
 Productivity 6364 5439
 Digital Content Creation 2828 2523
 Gaming 924 803

 

総合的なパフォーマンスは実際の使用を想定したテストです。

CPU 単独では大きな性能差はなかったものの、メモリ容量やストレージ容量などをくわえたトータルパフォーマンスではハイスペックモデル「GZ83/J」の優位性が高まります。

バッテリー

バッテリー性能(駆動時間と充電時間)の測定は以下の条件で実施します。

■駆動時間
バッテリーでの駆動は、次の条件でバッテリーによる駆動時間を計測します。
・無線LANでインターネットに接続
・YouTubeを全画面で連続再生
・画面の明るさ:最大レベル
・音量:最大レベル

■充電時間
バッテリー充電時間の計測は以下の条件で行います。
・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態
・電源アダプターを接続し Windows を起動
・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態
※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

「GZ83/J」と「GZ63/J」のバッテリー駆動時間と充電時間は以下のようになります。

バッテリー残量グラフ(GZ83/J)
バッテリー残量グラフ(GZ83/J)

バッテリー残量グラフ(GZ63/J)
バッテリー残量グラフ(GZ63/J)

 

GZ83/J GZ63/J
バッテリー駆動時間 7時間 24分 7時間 18分
バッテリー充電時間
(50%)
37分 39分
バッテリー充電時間
(100%)
2時間 23分 2時間 9分

GZ83/J、GZ63/J ともにバッテリー性能は同等レベルで、モバイルノートとして高い性能です。とくに、充電性能については 50% 充電までの時間が短いのは魅力です。バッテリー残量が少ないときの急な外出でも即座に対応できそうです。

ちなみに、画面の明るさや音量を適正レベルに調整すれば、さらに長時間のバッテリー駆動が可能ですし、シャットダウンした状態で充電すればもっと短時間で充電できるはずです。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので、参考値としてください。

 

RAWデータ現像・動画エンコード処理時間計測

「GZ83/J」と「GZ63/J」で、RAWデータ現像と動画エンコードの処理時間を計測します。

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector 8 for dynabook
(プリインストールソフトウェア)

■条件等
・RAWデータ 50ファイルを一括書き出し
・プリセット等 編集は適用しない
・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理時間

GZ83/J GZ63/J
処理時間 1分 0秒0 1分 9秒9
メモリ使用量 3.6GB 4.0GB

※メモリ使用量は処理中の「コミット済みメモリ」(最大値)。
 (パソコンがシステム全体で実際に使用しているメモリの使用量)

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector 16 DVD for dynabook
(プリインストールソフトウェア)

■条件等
・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力
(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)
・動画再生時間 10分間
・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

■処理時間

GZ83/J GZ63/J
処理時間 1分 10秒8 1分 25秒6
メモリ使用量 2.9GB 3.3GB

※メモリ使用量は処理中の「コミット済みメモリ」(最大値)。
 (パソコンがシステム全体で実際に使用しているメモリの使用量)

 

いずれの処理時間は意外に短く、モバイルノートながら写真・動画編集も意外にストレスなく快適に使えそうです。

なお、GZ83/J の処理時間が GZ63/J にくらべ短時間であったのはメモリ容量とストレージ・データ転送速度の効果が大きかったことが考えられます。

 

駆動音・表面温度

駆動音については、「GZ83/J」「GZ63/J」ともに、負荷のかかる処理でも「サーッ」という排気音が若干大きくなりますがそれほど大きな音でなないので耳ざわりに感じることはないと思います。

負荷が低減してくると即応するように排気音(ファン音)も静かになります。

平常時は静かであることや、パソコンを使っているあいだ終始負荷の高い状況が続くわけではないので駆動音が気になることはないでしょう。

本体の表面温度については、「GZ83/J」「GZ63/J」ともに負荷のかかる処理になると、キーボード奥側(ファンクションキーの奥)が少し温かくなる程度です。

また、キーボード上は手のひらを置いてみると温かいかな?と感じる程度(ほとんど感じないくらい)、パームレストは本体内部の熱の影響がほとんどないので不快な感じはありません。

キーボードの表面温度(単位:℃)

キーボードの表面温度
左側の画像:平常時(Windows起動後10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

底面部の表面温度(単位:℃)

底面部の表面温度
左側の画像:平常時(Windows起動後10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

 

サウンド チェック

dynabook GZ には、オンキヨー製ステレオスピーカーとサウンドユーティリティソフト「DTS Audio Processing」が搭載されています。(モデル名の末尾が J のモデルに搭載されています)

DTS Audio Processing は、映画/音楽/ゲームそれぞれのコンテンツに合わせたサウンドが設定されているほか、イコライザーでお好みの音質にチューニングすることもできます。

DTS Audio Processing(その1)
DTS Audio Processing(コンテンツに合わせたサウンド設定)

DTS Audio Processing(その2)
DTS Audio Processing(イコライザー)

実際にサウンドを聴いてみた印象としては・・・

■スピーカー
低音域が若干弱い感じもするが、高音域まで広い音域をカバーして音質としてはまずまず。
カジュアルに高音質サウンドを楽しめる。

■ヘッドホン
低音域が増幅されてサウンド全体に厚みが増し迫力もアップする。
重低音のきいた厚みのある高音質サウンドを楽しむなら、ヘッドホンがおすすめ。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測

「GZ83/J」「GZ63/J」の Windows 起動時間、再起動時間、シャットダウン時間をそれぞれ 5回ずつ計測しました。

■GZ83/J

起動 再起動 シャットダウン
1回目 11.8秒 27.8秒 4.9秒
2回目 11.5秒 26.2秒 5.1秒
3回目 11.7秒 26.3秒 4.7秒
4回目 11.5秒 26.7秒 4.8秒
5回目 11.7秒 26.6秒 4.8秒
平均 11.6秒 26.7秒 4.9秒

■GZ63/J

起動 再起動 シャットダウン
1回目 11.8秒 32.3秒 6.2秒
2回目 13.0秒 31.9秒 6.2秒
3回目 11.8秒 31.5秒 5.8秒
4回目 11.7秒 31.2秒 6.2秒
5回目 11.7秒 31.9秒 7.2秒
平均 12.0秒 31.8秒 6.3秒

 

計測結果は「GZ83/J」のほうが早いですが、体感的にはどちらも「かなり早い」です。

 

付属品

『dynabook GZ』の本体ほか同梱品一式(電源アダプター、電源コード、液晶用クリーナークロス、ドキュメント類)です。

『dynabook GZ』本体セット

クリーナークロスは液晶ディスプレイ専用のクロスで、画面が汚れたときに意外と重宝します。

ドキュメントとしては、あんしんサポートの電話番号(通話料無用)やスタートアップガイド、取扱説明書などが同梱されています。

 

まとめ

以上、『dynabook GZ』のレビュー記事をお届けしました。

dynabook GZシリーズは、軽くて性能レベルも高く使いやすいモバイルノートです。

実際に使ってみた印象としても「軽くて価格以上に高性能&高品質なモバイルノート」というのが率直な感想です。

性能面では「GZ63/J」と「GZ83/J」の比較評価を行いましたが、トータルパフォーマンスではハイスペック構成の「GZ83/J」に圧倒的な優位性があったものの、「GZ63/J」もモバイルノートとして十分快適に使える性能レベルです。

メインPC も兼ねて使うなら断然「GZ83/J」、モバイルメインとして使う場合は「GZ63/J」のほうがコスパ的には優位といったところでしょうか。とはいえ、いずれのモデルも価格以上に高性能で高品質、これが dynabook GZ シリーズの魅力の一つではないでしょうか。

軽くて高性能、タイピングしやすいキーボードや拡張性の高さなど、使いやすいモバイルノートを検討しているユーザーはぜひチェックしておきたいモデルといえます。

なお、ラインナップしているモデルや価格、キャンペーンなどの最新情報は、Dynabook 直販サイト「Dynabook Direct」をご確認ください。

 

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正面(2台並べて)

 

 

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