マウスコンピューター『LB-B420XN-S5』の実機レビュー 前編です。
『LB-B420XN-S5』は LuvBook B シリーズにラインナップする 14.0型のスタンダードノートPCです。
クアッドコア CPU インテル Celeron プロセッサー N3160 に、8GB メモリ、高速&大容量ストレージ 480GB SSD を搭載した手軽に使えるモデルです。
前編では、外観、スペック、ディスプレイ、キーボードについてのレビューを行います。
(前編) 外観について スペックについて ディスプレイ キーボード&タッチパッド (後編) ベンチマーク 起動・シャットダウン時間計測(動画に収録) 搭載ソフトウェア 付属品 まとめ |
実機はマウスコンピューターからの貸出機です。また、レビュー内容については 2016年7月14日時点のもので、実機の製品仕様・販売価格については変更される場合があります。
外観について
『LB-B420XN-S5』のカラーはシルバーにほんの少しゴールドがかかった意外とオシャレなカラーで、ヘアライン加工がされていて、指紋や汚れも付きにくくなっています。
キーボード面も、シルバーにほんの少しゴールドがかかったのカラーで、こちらも ヘアライン加工されています。指紋や汚れも付きにくいです。
底面部を見てみます。
ヒンジを見てみます。
シッカリとした作りで、グラつきはないです。
次に、前後左右の側面から見てみます。
次に、インターフェースを見てみます。
左側面には、写真の左から「電源端子」、「ネットワーク(LAN)端子」、「VGA端子」、「通気口」、「HDMI端子」、「USB3.0端子」×2 が実装されています。
右側面は、写真の左から「マイクロホン端子」、「ステレオヘッドホン端子」「USB2.0端子」、「光学ドライブ(レビュー機未搭載)」、「ケンジントンロック」が実装されています。
なお、光学ドライブは、カスタマイズで DVDスーパーマルチドライブ または ブルーレイディスクドライブのいずれかを搭載可能です。
また、正面側の左、ステータスLEDの下には「マルチカードリーダー」が実装されています。(ちょっと分かりにくいところです)
マルチカードリーダーのスロットには、ホコリよけのダミーカードが入っています。
内蔵Webカメラと内蔵マイクです。
電源スイッチはキーボードの右上にあります。
本体を閉じたときの高さを実測してみました。
測定値は、およそ 25~28(最厚部) mm です。
本体の大きさのイメージです。本体の上に載っているのは、A4コピー用紙と B5版ノートです。A4サイズより一回り大きいイメージです。
次が重さの実測です。
本体の重さは 1,666g、電源アダプター 147g、電源コード 106g 。モバイル用としても充分に使えます。
なお、電源アダプターはコンパクトサイズです。
スペックについて
『LB-B420XN-S5』レビュー実機のスペックです。
OS | Windows 10 Home (64bit) |
CPU | インテル Celeron プロセッサー N3150 ※現在の製品版は インテル Celeron プロセッサー N3160 を搭載 |
メモリ | 8GB (8GB×1) PC3-12800 DDR3L SODIMM |
ストレージ | 480GB SSD Serial ATAIII |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14型 HDノングレア (LEDバックライト)、解像度 1,366×768 |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス ※現在の製品版は インテル HD グラフィックス 400 を搭載 |
ネットワーク | 1000Base-T/100Base-TX/10BASE-T(RJ-45) |
ワイヤレス | IEEE 802.11 b/g/n・ Bluetooth V4.0 + LE 準拠モジュール ※現在の製品版は IEEE 802.11ac/a/b/g/n 最大433Mbps対応 + Bluetooth V4.2 + LE 準拠モジュール (M.2) |
Webカメラ | 100万画素カメラ、モノラル デジタルマイク(内蔵) |
本体サイズ(W×D×H) | 340×242×26.5 mm (折り畳み時) |
本体質量 | 約1.7kg |
Office | なし |
CPUやメモリなど、ハードウェアの詳細な情報をキャプチャーした結果は次のようになります。
CPU
キャッシュ
メインボード
メモリ
メモリスロット#1
メモリスロット#2
グラフィックス(CPU内蔵)
基本スペックとして、CPU は クアッドコアの Celeron プロセッサー で Core プロセッサーにはパワーは及ばないものの、8GB メモリ、480GB SSD は、手軽に使えるスタンダードノートとしては、充分な構成です。
ディスプレイ
ディスプレイは 14.0型HD(1,366×768)のノングレア(非光沢)液晶です。
画面解像度
写真もキレイに描画できます。
ディスプレイの映り込み具合を見てみます。
ノングレア(非光沢)液晶なので、映り込みはほとんど気になりません。
次は、視野角を確認してみます。
正面
右側 ディスプレイ面から45度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度
水平方向の視野角は広いです。
斜めからは、やや発色が低下しますが、実用的には問題ないと思います。
また、垂直方向の視野角は広くはなく、白味が強くなってしまいます。
次が、ディスプレイ面を開くことのできる最大角度。
次は、ディスプレイに表示される文字の大きさを確認してみます。
インターネットエクスプローラーに表示される文字の大きさです。
『LB-B420XN-S5』の公式ページを拡大・縮小せずに初期設定時のサイズで表示したものです。
ディスプレイ枠の下にある「mouse computer」のロゴの大きさと比較してみれば、表示される文字の大きさをイメージできると思いますが、小さな文字が苦手な管理人でもラクに読める大きさです。
ちなみに、このマシンの Windows の設定では、ディスプレイに表示するテキストのサイズは 100% が推奨値となっていました。
キーボード&タッチパッド
キーボードのレイアウトです。
キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は 約18.5mm。フルサイズキーボードとほぼ同じピッチです。
なお、キーピッチの測定は、便宜的にキートップの左端を基準にして測定しています。
シッカリと押すことができるキーストロークです。
打ちにくさもなく、キータッチも良い感じです。
次がタッチパッド。
タッチパッドのサイズは、ちょうど良い大きさで、クリックボタンは独立しています。
タッチパッド、クリックボタンともに、反応もちょうど良い感じです。
後編では、『LB-B420XN-S5』の機能・性能についてレビューしています。