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真正面(壁紙)

マウスコンピューター mouse X5-R7 は、AMD Ryzen 7 4800H プロセッサーを搭載した高性能な15.6型スタンダードノートPCです。

マグネシウム合金ボディの採用により、15.6インチの大画面サイズながら軽くて持ち歩きが意外にラク!

赤い天面のスリムでスタイリッシュなデザインは所有満足度も高めで、プライベートからテレワークなど、いろいろなシーンで活用できます。

■mouse X5-R7 の特徴

  • AMD Ryzen 7 4800H プロセッサーを搭載
  • 赤い天面のスタイリッシュなデザイン
  • マグネシウム合金のスリムで軽くて剛性(頑丈さ)にすぐれたボディ
  • ナローベゼルの採用により 15.6インチの大画面でもコンパクト
  • sRGB比 約100%の広色域なフルHD液晶パネルを標準搭載
  • Windows Hello対応顔認証カメラを搭載
  • LANポート& Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)搭載
  • 長時間駆動できるバッテリー

レビューではメーカーからお借りした実機を試用し、前半で外観デザイン/ディスプレイ/キーボードなどをチェック、後半では各種ベンチマークを使った性能評価を行います。

2台並べて
左が mouse X5-R7(レビュー機)
右は姉妹モデル mouse X4-R5(14.0インチ)

レビューは 2021年3月31日時点の内容です。

関連リンク

 

スペック構成

mouse X5-R7 のおもなスペックです。

OS Windows 10 Home 64ビット
CPU AMD Ryzen 7 4800H プロセッサー
メモリ 8GB (4GB×2) DDR4-2666
ストレージ 512GB SSD (NVMe対応)
ディスプレイ 15.6型 フルHD液晶ノングレア(LEDバックライト)
グラフィックス AMD Radeon グラフィックス
LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(RJ-45)
ワイヤレス インテル Wi-Fi 6 AX200 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5
カメラ、マイク 100万画素カメラ (Windows Hello 顔認証カメラ搭載)、デュアルアレイマイク
本体サイズ(W×D×H) 356×233×17.9 (折り畳み時/ 突起部含まず)
本体質量 約 1.49kgg

mouse X5-R7 は、上記の初期構成に対して柔軟なカスタマイズが可能です。

詳細なスペックやカスタマイズ項目、価格など最新情報はマウスコンピューター公式サイトをご確認ください。

 

真正面

マウスコンピューター mouse X5-R7
税込 10万円台から

※スペックや価格は変更される場合があります。

Check

mouse X5-R7 には Windows 10 Home (Sモード) を搭載したモデルもラインナップしています。
Windows 10 Home (Sモード)は、Windows 10 をセキュリティとパフォーマンスに特化させたモードで、使いかたは通常の Windows 10 と同じです。ただし、使用できるアプリケーションは Microsoft Store からダウンロードしたアプリに限定されます。

 

外観チェック

15.6インチサイズでもスリムでスタイリッシュなデザイン

mouse X5-R7 は15.6インチの大画面サイズながらスリムでスタイリッシュなデザインです。

正面側 右側

背面側 右側

赤い天面は派手派手しさを感じさせない色合いでスタイリッシュ感をアップさせてくれます。

本体の素材はマグネシウム合金。表面はサラサラとした感触で上質感があります。

天面斜め(その1)

天面斜め(その2)
チーズをモチーフとしたロゴがアクセント

指紋や皮脂の跡が目立ちにくいところも好印象です。

天面斜め(その3)

天面斜め(その4)
本体はスリム!

底面部は剛性を重視した「ユニボディ」の構造です。見た目もスッキリしています。

底面側(斜め)

ゴム足は前後に平行して実装されています。安定感は良好です。

排気口は背面側に実装されています。本体の左右にモノを置いても排熱で温められることはありません。

排気口

また、吸気口と排気口のあいだにあるゴム足は、排気口から出される温かい空気が再び吸気口に入り込むのを遮断する役割も兼ねています。本体内部の効果的な冷却が期待できます。

Check

姉妹モデル mouse X4-R5 のデザインは 背面側の排気口周辺に若干違いがあります。

必要十分なインターフェース

mouse X5-R7 のインターフェースをチェックします。

左側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(左側面)

①セキュリティスロット

②LAN 端子

③USB 2.0 端子

④USB 3.0 端子

⑤ヘッドホン出力/ヘッドセット端子

⑥micro SDカードリーダー

micro SDカードリーダーはプッシュロック式です。

micro SDカードリーダー
micro SDカードをシッカリ挿し込んだ状態

micro SD カードを押し込んでロックさせ、取り出すときは再度カードを押し込んでロックを解除することでカードが出てくる仕組みです。

右側面のインターフェースなど各部名称です。

インターフェース(右側面)

⑦USB3.0 端子 (Type-C/PowerDelivery 対応)

⑧USB3.0 端子

⑨HDMI 端子

⑩電源端子

USB Type-C は PowerDelivery 対応で、以下は当サイトの検証結果です。

■USB Type-C コネクタ対応表

映像出力 ×
PD充電器(45W)
PD充電器(65W)

 

mouse X5-R7 には、必要十分なインターフェースが実装されています。

Check

姉妹モデル mouse X4-R5 に micro SDカードリーダーは実装されていません。

 

電源ボタンはキーボード右奥、スピーカーは底面部 前面側の左右に実装されています。

電源ボタン
電源ボタン(LED内蔵)
右隣りの LED は充電中ランプ

スピーカー
スピーカー(矢印の指す箇所)

顔認証でかんたんサインイン

mouse X5-R7 は顔認証カメラを搭載しています。

顔認証でサインイン
顔認証でサインイン

顔認証を使えばパソコンの前にすわるだけでかんたんに Windows にサインインできます。(認証精度は良好です)

外出先でもセキュリティを確保しつつパスワードを入力する必要がないので利便性がアップします。

大画面サイズでも持ち歩きが可能な重量感

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
本体の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CDケースの厚さは 10mm)

本体の高さは実測で 17.5~20.5mm。最厚部でも CDケース 2枚程度で、とてもスリムです。

本体の高さ(イメージ)
スリムなボディ

本体や電源アダプターなどの重量を実測します。

本体の重さ
・本体:1,465g
・電源アダプター:334g
・電源コード:166g

本体の重量は一般的な 13.3インチノートより少し重い程度。15.6インチの大画面サイズながら持ち歩きが十分可能な重量感です。

本体は軽い
片手で持ち上げられる軽さ

電源アダプターの最大出力は 90W。大きさはそれなりにデカいです。

電源アダプターの大きさ(実測)

 

ディスプレイのチェック

色調バランスにすぐれた広色域の液晶ディスプレイ

mouse X5-R7 のディスプレイは フルHD 解像度で描画される映像は高精細で色鮮やかです。

ディスプレイに描画された映像(気球)

輝度はあまり高くないように感じますが実用的に気になることはないと思います。表示される文字もクッキリとして見やすいです。

Microsoft Edge に表示される文字の大きさ

キャリブレーションツール「i1Display Pro」で計測したトーンカーブは RGB ともに 理想的な45度の角度です

トーンカーブ
トーンカーブ

 

色域の計測結果です。

色域
色域
(色度図作成ソフト「ColorAC」にて作成)

sRGBカバー率 98.9%
Adobe RGBカバー率 73.9%

広色域で色調バランスともに優秀です。

 

15.6インチの大画面ディスプレイ

mouse X5-R7 と姉妹モデル mouse X4-R5 (14.0インチ)の画面を並べてみます。

画面サイズ比較

15.6インチの画面は、14.0インチにくらべ一回りサイズが大きいぶん、描画領域が広く、表示される文字が見やすいメリットがあります。

 

狭額縁のナローベゼル

ベゼルは狭額縁のナローベゼルです。

左右のベゼルは狭額縁

15.6インチの大画面サイズながら左右の幅は鉛筆の太さよりもせまく、画面周りがスッキリとしています。

 

眼に優しい非光沢液晶

ディスプレイの映り込み具合をチェックします。

画面映り込み(その1)

画面映り込み(その2)

映り込みはかなり低減されており、眼への負担も軽減できます。

広い視野角

視野角をチェックします。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めからもハッキリとした映像を観ることができます。

ディスプレイを開ける最大角度は十分

ディスプレイを開くことができる最大角度です。

ディスプレイを開くことのできる最大角度

クラムシェルタイプのノートパソコンとして十分な範囲をカバーしています。

Check

ディスプレイを開くことができる最大角度は 約150度です。(姉妹モデル mouse X4-R5 も約150度)

 

キーボード&タッチパッドのチェック

タイピングしやすいキーボード

mouse X5-R7 のキーボードレイアウトです。

キーボードレイアウト(クリックで拡大表示できます)

ほぼ標準的なレイアウトですが、右端の[HOME]キーから[END]キーのレイアウトは好みがわかれるところです。

レイアウトで気になるところ

Check

テンキーはレイアウトされていませんが、タイピング時の両手のホームポジションが中央寄りになり視線も画面のセンターになるメリットがあります。

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は実測で およそ19mm(仕様では 18mm)。

キーボードに両手を置いたときのイメージ
ほぼフルサイズのキーピッチ

キートップは中央部分が少しへこんだ形状。サラサラとした感触で指先のフィット感は良好です。

キートップ

キーストロークは 1.4mm(仕様)。

キーストローク
タイプ音は「タッタッ」という音
音の大きさはひかえめ

一般的なノートパソコンのキーストローク 1.5mm よりわずかに小さい数字ですが、浅い感じはありません。キーを押し込む硬さもちょうど良く、キーを押し込んだ後の反発もイイ感じです。心地良いタイプ感でタイピングできます。

 

キーボードにはバックライトを搭載

キーボードにはバックライトが搭載されています。

キーボードバックライト

キーボード・バックライトは明るさを2段階で切り替え可能です。
[Fn]+[F7]:消灯→点灯(暗)→点灯(明)
[Fn]+[F6]:点灯(明)→点灯(暗)→消灯

※上記写真は、明るさを最大に設定して撮影

質感の良いパームレスト

パームレストの素材は天面と同じマグネシウム合金。

パームレスト

サラサラとした感触で、指紋や皮脂の跡が目立ちにくく質感も良好です。

スベリもなめらかで反応の良いタッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプです。

タッチパッドのサイズ感
タッチパッドのサイズ感(サイズは大きめ)

サラサラとした感触で手触り感も良好、なめらかなスベリで指2本あるいは3本を使ってのジェスチャー操作もスムーズです。

なお、タッチパッドの左上付近をダブルタップするとタッチパッドの有効/無効を切り替えられます。

タッチパッドの有効/無効切り替え
LED点灯時、タッチパッドは無効

 

ベンチマークによる性能評価

ベンチマークでは、mouse X5-R7 の CPU・グラフィック・ストレージ性能のほかバッテリー性能や総合的なパフォーマンスを評価します。

レビュー機の基本スペック

OS Windows 10 Home 64ビット
CPU AMD Ryzen 7 4800H プロセッサー
メモリ 8GB (4GB×2) DDR4-2666
ストレージ 512GB SSD (NVMe対応)
グラフィックス AMD Radeon グラフィックス

評価に使用したベンチマークは以下のとおりです。

評価項目 使用するベンチマーク
CPU性能 CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]
CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]
グラフィック性能 3DMark FireStrike
ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]
ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]
ストレージ性能 CrystalDiskMark
総合的なパフォーマンス PCMark 10
バッテリー BatteryInfoView(バッテリー残量測定用)

なお、ベンチマークは、付属のソフトウェア「Control Center」の動作モードを[パフォーマンス(ターボモード:オフ)]と[エンターテイメント]の 2モードで実施しています。

Control Center
Control Center

 

CPU性能

CPU性能は CINEBENCH R20 と CPU Mark(PassMark PerformanceTest) のベンチマークスコアで評価します。

評価にあたっては、性能レベルを把握するため下記 CPU のスコアと比較します。

・AMD Ryzen 5 4600H プロセッサー

・AMD Ryzen 7 4700U プロセッサー

・AMD Ryzen 5 4500U プロセッサー

・インテル Core i7-10750H プロセッサー

・インテル Core i7-10510U プロセッサー

・インテル Core i5-10210U プロセッサー

・インテル Core i3-10110U プロセッサー

※当サイトで計測したスコアの平均値

■CINEBENCH R20[CPUのレンダリング性能評価]

CPU
Ryzen 7 4800H(レビュー機・パフォーマンス)
4260 pts
Ryzen 7 4800H(レビュー機・エンターテイメント)
4073 pts
Ryzen 5 4600H
3055 pts
Ryzen 7 4700U
2808 pts
Core i7-10750H
2804 pts
Ryzen 5 4500U
1996 pts
Core i7-10510U
1500 pts
Core i5-10210U
1362 pts
Core i3-10110U
895 pts

■CPU Mark (PassMark PerformanceTest)[CPU性能の総合評価]

CPU Mark
Ryzen 7 4800H(レビュー機・パフォーマンス)
19033
Ryzen 7 4800H(レビュー機・エンターテイメント)
18867
Ryzen 7 4700U
15172
Ryzen 5 4600H
14389
Core i7-10750H
12409
Ryzen 5 4500U
10838
Core i7-10510U
8122
Core i5-10210U
7455
Core i3-10110U
5533

mouse X5-R7 に搭載されている CPU は、プロセッサーナンバーの末尾が「H」でハイパワータイプです。

同じ Ryzen 4000 シリーズのなかでも省電力タイプ(プロセッサーナンバーの末尾が「U」)にくらべパワフルで、ベンチマークでもその性能をシッカリと発揮しています。

写真編集や動画編集など負荷の高い処理もパワフルにこなせるレベルです。

また、付属ソフトウェア「Control Center」の動作モードをパフォーマンスモードにすることで、多少パフォーマンスがアップするようです。パフォーマンスモードでターボモードを「オン」にすればさらにパフォーマンスはアップしますが、ファンの回転音や排熱時の気流音がかなり大きくなります。

動作モードについては、通常はエンターテイメントモードで使用し、状況に応じてパフォーマンスモードやターボモードを切り替える使いかたがおすすめです。

 

グラフィック性能

グラフィック性能はゲーム系のベンチマークで性能評価を行います。

評価にあたっては、グラフィックス性能レベルを把握するため当サイトでレビューした下記グラフィックスのスコアと比較します。

・AMD Radeon グラフィックス
(Ryzen 7 4800H搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス
(Ryzen 7 4700U搭載機)

・AMD Radeon グラフィックス
(Ryzen 5 4500U搭載機)

・インテル UHD グラフィックス
(Core i7-10510U搭載機)

・インテル UHD グラフィックス
(Core i5-10210U搭載機)

※当サイトで計測したスコアの平均値

3DMark FireStrike

3DMark FireStrike のベンチマーク結果です。

Fire Strike は DirectX 11 を使用したハイパフォーマンスゲーミングPC向けのグラフィックス性能テストです。

3DMark Fire Strike
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
2917
AMD Radeon(レビュー機・パフォーマンス)
2715
AMD Radeon(レビュー機・エンターテイメント)
2693
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2173
AMD Radeon(Ryzen 5 4600H)
1846
インテル UHD(Core i7-10510U)
1177
インテル UHD(Core i5-10210U)
1065

ドラゴンクエストX[軽量級のゲーム]

ドラゴンクエストX のベンチマーク結果です。

ドラゴンクエストX
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
8355
AMD Radeon(レビュー機・エンターテイメント)
7655
AMD Radeon(レビュー機・パフォーマンス)
7609
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
6499
AMD Radeon(Ryzen 5 4600H)
5313
インテル UHD(Core i7-10510U)
5161
インテル UHD(Core i5-10210U)
4337

※最高品質/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ[中量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマーク結果です。

漆黒のヴィランズ
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3454
AMD Radeon(レビュー機・エンターテイメント)
3202
AMD Radeon(レビュー機・パフォーマンス)
3181
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2587
AMD Radeon(Ryzen 5 4600H)
2006
インテル UHD(Core i7-10510U)
1695
インテル UHD(Core i5-10210U)
1421

※高品質(ノートPC)/解像度 1920×1080 で実施

ファイナルファンタジーXV[重量級のゲーム]

ファイナルファンタジーXV のベンチマーク結果です。

ファイナルファンタジーXV
AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)
3079
AMD Radeon(レビュー機・エンターテイメント)
2877
AMD Radeon(レビュー機・パフォーマンス)
2857
AMD Radeon(Ryzen 5 4500U)
2292
AMD Radeon(Ryzen 5 4600H)
1894
インテル UHD(Core i7-10510U)
1267
インテル UHD(Core i5-10210U)
1158

※軽量品質/解像度 1280×720 で実施

 

CPU内蔵のグラフィックスは、CPU性能のほかにも搭載されているメモリ容量や構成チャネル(シングル/デュアル)に依存します。

比較対象の AMD Radeon(Ryzen 7 4700U)のパフォーマンスが優秀なわけは、メモリ 16GB(8GB×2)搭載機が多いためです。

レビュー機の場合、メモリを 8GB(4GB×2)から 16GB(8GB×2)にカスタマイズすることでパフォーマンスをさらにアップさせることができます。

初期構成の 8GB(4GB×2)でも一般的な使いかた(ネット・メール・オフィスソフト・動画鑑賞など)なら十分なパフォーマンスですが、パワフルな Ryzen 7 4800H の性能をシステム全体のパフォーマンスに十分活かすためにも メモリ 16GB(8GB×2)以上へのカスタマイズがおすすめです。

カスタマイズ価格は記事執筆時点で税込5,390円と比較的安価です。

カスタマイズ(メモリ)

 

ストレージ性能

レビュー機のストレージは NVMe対応の SSD(容量:256GB)が搭載されています。

データ転送速度
データ転送速度(CrystalDiskMark で計測)

データアクセスも超高速にできて、Windows やアプリの起動も早いです。

参考までに SSD は大容量になるほどデータ転送速度が速くなる傾向があります。目安として 512GB以上で速度の違いが顕著になってきます。

 

総合的なパフォーマンス

PCMark 10 Extended を使って、実際の使用を想定した性能評価を行います。

評価にあたっては、性能レベルの程度を把握するため当サイトでレビューした下記機種のスコアと比較します。

・Ryzen 7 4700U搭載機(平均)

・Ryzen 5 4500U搭載機(平均)

・Core i7-10510U搭載機(平均)

・Core i5-10210U搭載機(平均)

※平均は当サイトで計測したスコアの平均値

スペック mouse X5-R7
(レビュー機)
Ryzen 7 4700U
搭載機
Ryzen 5 4500U
搭載機
Core i7-10510U
搭載機
Core i5-10210U
搭載機
CPU AMD Ryzen 7 4800H AMD Ryzen 7 4700U AMD Ryzen 5 4500U インテル Core i7-10510U インテル Core i5-10210U
メモリ 8GBメモリ 8GB/16GBメモリ 8GBメモリ 8GB/16GBメモリ 8GBメモリ
ストレージ 512GB SSD (NVMe) 256GB/1TB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe) 256GB/512GB SSD (NVMe) 256GB SSD (NVMe)
グラフィックス AMD Radeon AMD Radeon AMD Radeon AMD Radeon AMD Radeon

 

ベンチマーク結果は以下のとおり。

Total Score
レビュー機(パフォーマンス)
4256
レビュー機(エンターテイメント)
4255
Ryzen 7 4700U搭載機
4033
Ryzen 5 4500U搭載機
3550
Core i7-10510U搭載機
2853
Core i5-10210U搭載機
2663
 Essentials
レビュー機(パフォーマンス)
8864
レビュー機(エンターテイメント)
8796
Ryzen 7 4700U搭載機
7975
Ryzen 5 4500U搭載機
8097
Core i7-10510U搭載機
8270
Core i5-10210U搭載機
7951
基準値
4100
 Productivity
レビュー機(パフォーマンス)
7681
レビュー機(エンターテイメント)
7846
Ryzen 7 4700U搭載機
7256
Ryzen 5 4500U搭載機
7015
Core i7-10510U搭載機
6963
Core i5-10210U搭載機
6345
基準値
4500
 Digital Contents Creation
レビュー機(パフォーマンス)
5828
レビュー機(エンターテイメント)
5754
Ryzen 7 4700U搭載機
5116
Ryzen 5 4500U搭載機
4258
Core i7-10510U搭載機
3158
Core i5-10210U搭載機
3047
基準値
3450
 Gaming
レビュー機(パフォーマンス)
2235
レビュー機(エンターテイメント)
2232
Ryzen 7 4700U搭載機
2425
Ryzen 5 4500U搭載機
1795
Core i7-10510U搭載機
990
Core i5-10210U搭載機
887

※テスト項目説明

 Total Score(総合的な評価)

 Essentials(普段の作業を想定した基本的なテスト)

 Productivity(ビジネスソフトの使用を想定したテスト)

 Digital Contents Creation(写真・動画編集を想定したテスト)

 Gaming(ゲーミングソフトの使用を想定したテスト)

※基準値はベンチマークソフト開発メーカーの推奨スコア

 

レビュー機のスコアは優秀です。

省電力タイプの Ryzen 7 4700U搭載機と比較すると Gaming テスト以外でスコアを大きく上回っており、一般的な使いかたや負荷の高い作業も快適に使えるパフォーマンスが期待できます。

ちなみに、Ryzen 7 4700U搭載機には 16GBメモリ(8GB×2)が多く含まれていたため Gaming テストで優位だったと考えられます。

 

バッテリー

バッテリー性能については、レビュー機のバッテリー駆動時間と充電時間を計測・評価します。

※エンターテイメントモードで実施

■駆動時間の測定条件

・無線LANでインターネットに接続

・YouTubeを全画面で連続再生

・画面の明るさ:最大レベル

・音量:最大レベル

■充電時間の測定条件

・測定開始はバッテリー残量がほぼゼロの状態

・電源アダプターを接続し Windows を起動

・スクリーンセーバー(ラインアート)でパソコンはアイドル状態

※スクリーンタイムアウトや PCスリープは設定しない。

バッテリーの駆動時間と充電時間の測定結果は以下のとおり。

バッテリー駆動時間 12時間 55分
バッテリー充電時間
(50%までの充電時間)
1時間 47分
バッテリー充電時間
(80%までの充電時間)
2時間 52分
バッテリー充電時間
(100%までの充電時間)
4時間 12分

バッテリーを多く消費する条件でもバッテリー駆動時間が 13時間持続するなら十分満足できます。

使うシーンに合わせて画面の明るさや音量を適正レベルに調整すればバッテリー駆動時間を伸ばすことができます。

充電時間は意外に長時間かかりますが、デスクで作業しているときや夜間に充電しておけば、特に問題はないと思います。

なお、実際の使用にあたっては、環境や使い方などによりバッテリーの駆動時間は変動するので参考値としてください。

 

クリエイティブ性能の評価

クリエイティブ性能は RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)と動画エンコードの処理時間で評価します。

評価にあたっては、上記の総合的なパフォーマンスで使用した比較対象機の処理時間と比較します。

・Ryzen 7 4700U搭載機(平均)

・Ryzen 5 4500U搭載機(平均)

・Core i7-10510U搭載機(平均)

・Core i5-10210U搭載機(平均)

※平均は当サイトで計測した処理時間の平均値

RAWデータ現像

RAWデータ現像に使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PhotoDirector
Adobe Photoshop Lightroom
Adobe Photoshop Lightroom Classic

■条件等

・RAWデータ 50ファイルをJPEG形式で一括書き出し

・RAWデータサイズ 4,592×3,056(約14MB)

・プリセット等 編集は適用しない

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PhotoDirector
レビュー機(パフォーマンス)
58秒4
レビュー機(エンターテイメント)
58秒1
Ryzen 7 4700U搭載機
54秒1
Ryzen 5 4500U搭載機
1分19秒9
Core i7-10510U搭載機
53秒5
Core i5-10210U搭載機
1分10秒2
Photoshop Lightroom
レビュー機(パフォーマンス)
50秒5
レビュー機(エンターテイメント)
52秒5
Ryzen 7 4700U搭載機
29秒3
Ryzen 5 4500U搭載機
45秒7
Core i7-10510U搭載機
43秒6
Core i5-10210U搭載機
1分2秒9
Lightroom Classic
レビュー機(パフォーマンス)
51秒9
レビュー機(エンターテイメント)
54秒2
Ryzen 7 4700U搭載機
35秒7
Ryzen 5 4500U搭載機
48秒0
Core i7-10510U搭載機
50秒1
Core i5-10210U搭載機
1分8秒0

 

動画エンコード

動画エンコードに使用したソフトウェアや条件、処理時間は以下のとおりです。

■使用ソフトウェア
CyberLink PowerDirector

■条件等

・AVCHD動画(1920×1080)を mp4 形式で出力(m2ts→mp4、720p、1280×720/30p 16Mbps)

・動画再生時間 10分間

・ほかのアプリは起動しない(常駐アプリは除く)

PowerDirector
レビュー機(パフォーマンス)
1分44秒3
レビュー機(エンターテイメント)
1分44秒3
Ryzen 7 4700U搭載機
2分37秒2
Ryzen 5 4500U搭載機
3分5秒4
Core i7-10510U搭載機
3分29秒1
Core i5-10210U搭載機
3分58秒5

 

実際のソフトウェアを使ったクリエイティブ性能評価では、RAWデータ現像(JPEGファイル書き出し)でメモリ容量が影響しています。(動画エンコードの処理時間がスピーディなのは CPU パワーによるものです)

レンダリング(編集内容の画面への反映)は十分なめらかな描画で処理もスムーズで、初期構成のメモリ容量でも趣味や補助的なクリエイティブ作業なら十分快適に使えますが、メモリ容量を 16GB(8GB×2)以上にすることで写真編集や動画編集などクリエイティブ作業のパフォーマンスも大幅にアップできます。

 

駆動音・表面温度のチェック

駆動音のチェック

平常時は静かです。

高負荷時は「ヒューッ」という排熱時の気流音が大きくなります。個人差はありますが耳ざわりに感じるかもしれません。

ただ、負荷が低減すると即応するように静かになります。

以下は、ベンチマーク(CINEBENCH R20 でマルチ Core を計測)実行中と動画エンコード中の最大音量(デシベル)を計測した結果です。

※付属ソフト「Control Center」の動作モード(エンターテイメント/パフォーマンス)ごとに計測

騒音測定イメージ
使用測定器:Meterk SLM01

Control Center
Control Center 動作モード

■測定結果

モード 最大音量
下段はベンチマーク結果/処理時間(参考値)
ベンチマーク中 動画エンコード中
アイドル時 36.0 db
 
エンターテイメント 57.6 db
(4120 pts)
57.5 db
(1分46秒)
パフォーマンス 59.4 db
(4258 pts)
59.6 db
(1分45秒)

※防音室での測定ではありませんが、周囲の音ができるだけ入らないようにして測定しています。

■騒音の目安

騒音の大きさ 騒音の具体例
60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
50 デシベル 家庭用エアコンの室外機
静かな事務所の中
40 デシベル 閑静な住宅地の昼
図書館内
30 デシベル 深夜の郊外
鉛筆での執筆音
20 デシベル 木の葉の触れ合う音
雪の降る音

参考:埼玉県深谷市ホームページ「騒音・振動の規制について」

高負荷時の排熱による気流音は耳ざわりに感じるかもしれませんが、パソコンを使っているあいだ高負荷な状態が継続しているわけではなく負荷が低減すると静かになることを考えれば、駆動音についてはそれほど気にしなくてもよいと思います。

 

表面温度のチェック

高負荷な状態になるとキーボード奥や中央寄りが温かくなります。パームレストは本体内部の熱の影響が少ないので不快な感じはありません。

以下は平常時と動画エンコード時の表面温度の測定結果です。

キーボードの表面温度【単位:℃、測定時の室温:25℃】

キーボードの表面温度
左側の画像:平常時(Windows起動後10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

底面部の表面温度【単位:℃、測定時の室温:25℃】

底面部の表面温度
左側の画像:平常時(Windows起動後10分放置)
右側の画像:動画エンコード時(10分間の動画エンコード終了直前)

底面部は高負荷時に排気口近くが熱くなるのでデスクやテーブル上での作業をおすすめします。

 

サウンド チェック

サウンドを試聴した印象です。

■スピーカー
中音域から高音域までをメインとした出力で少しこもった感じがするが、音質としてはカジュアルに楽しめるレベル。
音声については、オンライン会議などでもシッカリと聴き取れる十分な音質を確保している。

■ヘッドホン
低音域から高音域まで広い音域をカバー、音質自体格段にアップする。
音楽を楽しむならヘッドホンがおすすめ。

なお、mouse B5-i7 にインストールされているサウンドユーティリティソフトは「Realtek Audio Console」のみです。

 

Windows の起動・再起動・シャットダウン 時間計測

Windows の起動、再起動、シャットダウン時間の計測結果です。
(それぞれ 5回ずつ計測し平均値を算出)

起動 再起動 シャットダウン
1回目 10.8秒 27.4秒 6.6秒
2回目 10.9秒 27.1秒 6.4秒
3回目 10.7秒 27.3秒 6.4秒
4回目 10.2秒 26.9秒 6.4秒
5回目 10.8秒 26.9秒 6.0秒
平均 10.7秒 27.1秒 6.4秒

体感的にも早いです。処理待ちのストレスを感じることはないでしょう。

なお、インストールしているアプリや使い方などにより時間は多少変動するため参考値としてください。

 

同梱品

mouse X5-R7 の本体ほか同梱品一式です。

同梱品一式 width=
同梱品リスト
・mouse X5-R7 本体
・電源アダプター
・電源コード
・ドキュメント類

 

まとめ

以上、mouse X5-R7 のレビュー記事をお届けしました。

mouse X5-R7 は、15.6インチサイズならではの使いやすさにくわえ、スリムで軽く持ち歩きができる大画面ノートPC です。

パワフルな CPU の搭載により軽快な動作でパフォーマンスも快適、ベンチマークの性能評価も優秀です。

赤い天面が印象的なスタイリッシュデザインは所有満足度も高く、プライベートはもちろんのことテレワークでも快適に使える大画面ノートといえます。

評価のポイントをまとめると・・・

高評価のポイント

  • 搭載されている CPU はパワフル!軽快な動作でパフォーマンスも快適に使える
  • 赤い天面が印象的なスタイリッシュデザインは所有満足度が高い
  • 15.6インチの大画面サイズでもスリムで軽く持ち歩きができる
  • 色調バランスにすぐれた広色域のフルHD液晶ディスプレイ
  • 価格以上に高性能&高品質&高コスパ

チョット残念なところ

  • 液晶ディスプレイの輝度が若干低い(ほかの機種と並べると違いがわかる程度で実用的に問題ない)

最新の価格やカスタマイズなど詳細についてはマウスコンピューター公式サイトをご確認ください。

 

真正面

マウスコンピューター mouse X5-R7
税込 10万円台から

※スペックや価格は変更される場合があります。

 

 

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