富士通『LIFEBOOK WS1/W』展示モデルのレビューです。
『LIFEBOOK WS1/W』は 2015年10月モデル。最新OS Windows 10 と最新CPU 第6世代インテルCoreプロセッサー(開発コード名:Skylake)を搭載した高性能で堅牢な 13.3型モバイルノートPCです。
展示モデルを見て触れてみた感想や『LIFEBOOK WS1/W』の特徴的なところもメモしておきます。
『LIFEBOOK WS1/W』の特徴 『LIFEBOOK WS1/W』の主要スペック まとめ |
『LIFEBOOK WS1/W』の特徴
『LIFEBOOK WS1/W』の特徴です。
薄型・軽量・コンパクト
本体は、薄く・軽く、そしてコンパクトです。
スペック上のサイズは、幅315.8×奥行214×高さ11~19.8mm。
A4サイズ(横)が横297×縦210mmなので、『LIFEBOOK WS1/W』の大きさは、感覚的にA4サイズとほぼ同じ大きさです。
折りたたみ時の高さも最厚部で19.8mm と厚さを感じません。
持ち歩くときでも、ちょうど良い感じの大きさです。
また、質量は、タッチパネルの搭載やストレージ搭載内容(SSD or HDD)などスペック構成によって若干の違いはありますが、最小構成で 約 1.20kg、最大でも約 1.60Kgです。
実際に展示モデルを持ってみた感覚でも、重さは感じませんでした。
Windows 10 & 第6世代インテル Core 搭載
Windows 10 は、スタートメニューが復活、スタートメニューとスタート画面が融合したことで、とても使いやすく改善されています。
新しいブラウザの「Edge(エッジ)」や「仮想デスクトップ」の搭載、グラフィック処理系のパフォーマンス・アップなど、新機能の搭載や性能の改善も図られています。
そして、『LIFEBOOK WS1/W』には、最新 CPU の第6世代インテル Core プロセッサーが搭載されています。
第6世代インテル Core プロセッサー (開発コード名:Skylake) は、Windows 10 向けに最適化された CPU です。
インテルの公式サイトによると、第6世代 Core プロセッサーは 5年前の PC との比較で、約2.5倍のパフォーマンスと 約3倍のバッテリー駆動時間を達成しています。
Windows 10 と第6世代インテル Core プロセッサーの組み合わせで、より高いパフォーマンスが期待できるわけです。
『LIFEBOOK WS1/W』では、インテル Core i5-6200U プロセッサー、またはインテル Core i7-6500U プロセッサーのいずれかの選択になります。
画面がキレイ
『LIFEBOOK WS1/W』のディスプレイ・サイズは 13.3インチ。
高精細なディスプレイで、表示される映像もキレイです。
液晶の解像度やタイプは次の3つから選択可能です。
・フルHD(1920×1080)タッチ非対応 ノングレア液晶
・WQHD タッチ非対応 ノングレア液晶
・WQHD タッチ対応 フルフラットファインパネル
使いやすいキーボード&タッチパッド&NFC搭載
13.3型のコンパクトサイズながら、キーピッチ(キーの中心から隣りのキーの中心までの距離)は19 mmで、デスクトップPCのキーボードと同じです。
キー入力しやすく、入力時の打鍵音も静音構造で静かです。
注目すべきは、キー入力時のキーの重さ。キーを押したときの重さを2段階に振り分けている点です。
英数字・記号のキーはチョット重めで、CtrlキーやShiftキーなど周囲のコントロールキーは、入力時の重さが軽めです。
たしかに、キーは入力しやすかったですね。
また、タッチパッドは大きめのサイズで、こちらも使いやすいです。
あと、NFCポートも標準搭載されています。
NFCが搭載されていれば、NFC対応のスマートフォンやタブレットなどのデバイスをパソコンにかざすだけで簡単に連携することができます。スマートフォンで撮影した写真や動画を取り込むときも、スマートフォンをパソコンにかざすだけで取り込むことができます。
電子マネーについても、楽天Edyに対応しているショッピングサイトであれば、Edyカードをかざすだけで決済できますし、suica や楽天Edy の残高照会もパソコンにかざすだけで確認することができます。
NFCは、かなり便利に使える機能で、今後の活用シーンがますます期待できる機能です。
モバイル・マルチベイ構造
『LIFEBOOK WS1/W』は、光学ドライブや内蔵ハードディスクユニットが付け替え可能な「モバイル・マルチベイ構造」です。
DVDドライブやブルーレイドライブを抜いて、代わりに増設用ハードディスク(オプション)を挿し込めば、たくさんのファイルや大容量のファイル、たとえば写真や動画を保存したままの持ち歩きが可能です。
また、ドライブそのものを抜いてカバーを装着し、軽量化して持ち歩くこともできます。
インターフェースも充実
『LIFEBOOK WS1/W』は、13.3型のモバイルノートでもインターフェースが充実しています。
本体右側には、手前側から、「USB3.0コネクタ」「モバイル・マルチベイ」「USB3.0コネクタ」「盗難防止用ロック取り付け穴」が搭載されています。
本体左側には、手前側から、「マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子」「USB3.0コネクタ(電源オフUSB 充電機能対応)」「HDMI出力端子」「アナログRGB D-Sub 外部ディスプレイコネクタ」「LANコネクタ」「DC-INコネクタ」となっています。
そして、本体正面には、「ダイレクトメモリスロット」が搭載されています。
また、パームレスト右側には「指紋センサー」も搭載されています。
「Windows Hello」の機能により、パスワード入力の手間をかけることなく、指紋認証でのサインインが可能です。
「Microsoft Passport」に対応したアプリや Webサービスも、指紋認証でのログインが可能になります。
高い堅牢性
『LIFEBOOK WS1/W』の天板と底面には、マグネシウム合金の「超圧縮ソリッドコア」の堅牢ボディを採用しています。
天板全面加圧試験で天板全体に約200kgfの重みがかかっても耐えられるタフさです。
実際、200kgもの荷重がかかることは無いと思いますが、満員電車の中でも安心できそうです。
展示モデルを持ってみた感覚でも、頑丈さが伝わってきます。
『LIFEBOOK WS1/W』の主要スペック
『LIFEBOOK WS1/W』の主要スペックです。
『LIFEBOOK WS1/W』は、使い方や予算に合わせたカスタマイズが可能なカスタムメイドモデルです。
カスタマイズが可能なスペック項目については、その選択肢も合わせて掲載しておきます。
OS | Windows10 Home 64ビット版 ※カスタマイズ可 ■Windows10 Pro 64ビット版 |
CPU | 第6世代インテル Core i5-6200U プロセッサー(2コア/4スレッド/2.30~2.80GHz) ※カスタマイズ可 ■第6世代インテル Core i7-6500U (2コア/4スレッド/2.50~3.10GHz) |
メモリ | 8GB (オンボード4GB+4GB) [デュアルチャネル対応] ※カスタマイズ可 ■12GB (オンボード4GB+8GB) [デュアルチャネル対応] |
ストレージ | 約500GB HDD ※カスタマイズ可 ■約1TB HDD ■約256GB SSD ■約512GB SSD |
光学ドライブ | スーパーマルチドライブ [着脱式] ※カスタマイズ可 ■BDXL対応 Blu-ray Discドライブ [着脱式] |
ディスプレイ | 13.3型ワイド フルHD タッチ非対応 ノングレア液晶 ※カスタマイズ可 ■13.3型ワイド WQHD タッチ非対応 ノングレア液晶 ■13.3型ワイド WQHD タッチ対応 フルフラットファインパネル |
グラフィックス | インテル HD Graphics 520(CPUに内蔵) |
ワイヤレス | IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth v4.1準拠、NFC搭載 |
Webカメラ | HD Webカメラ内蔵 (有効画素数 約92万画素)、デジタル(ステレオ)マイク内蔵 |
バッテリー駆動時間 | 最大 約10.8時間※標準バッテリパック搭載時の駆動時間。スペック構成により変動します。 |
本体サイズ(W×D×H) | 315.8×214×11~19.8mm |
本体質量 | 約1.20kg(最小質量) ※タッチパネル搭載有無、ストレージ構成(SSD/HDD)、モバイル・マルチベイ搭載内容により変動します。 |
Office | なし ※カスタマイズ可 ■Office Personal Premium プラス Office 365 サービス ■Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |
価格(税込) | WEB価格:194,584円~ クーポン適用価格:155,667円~ ★ 割引クーポンで20%OFF ★ 2015年11月25日(水曜日)14時まで ※送料無料。 ※3年保証無料(ユーザー登録必須) |
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まとめ
『LIFEBOOK WS1/W』は、富士通のモバイルノートパソコン「SHシリーズ」のカスタムメイドモデル。スマートなデザインで高性能、堅牢性も高いモバイルノートです。
富士通の公式サイトにも掲載されているように、仕事からプライベートまで、いろいろなシーンで活躍してくれる相棒的なモデルといえます。
詳細は 富士通WEB MART 公式ページでチェックしてみてください。