富士通『LIFEBOOK WA3/W』の実機レビュー 前編です。
『LIFEBOOK WA3/W』は、最新OS Windows 10 と 最新CPU 第6世代インテル Core i7 を搭載した高いパフォーマンスの 15.6型スタンダードノートPCです。
高精細で鮮明に描画してくれるタッチ対応フルHD液晶と、ハイレゾ音源の再生にも適したオンキヨー製スピーカーを搭載した「見る・聴く」にこだわったモデルです。
前編では、外観、スペック、ディスプレイ、キーボードについてのレビューを行います。
(後編) ベンチマーク Waves MaxxAudio サウンド視聴(動画に収録) 起動・シャットダウン時間計測(動画に収録) 搭載ソフトウェア 付属品 まとめ |
外観について
『LIFEBOOK WA3/W』レビュー機のカラーは、落ち着きのあるシャイニーブラック。
天板は、鏡のような光沢で高級感があり、照明があたると、きらびやかなラメが浮かび上がります。
その反面、指紋も目立ちますが、柔らかい布などで日頃から手入れしていれば、気持ちよく使えます。
天板全体を見てみます。
次に、底面を見てみます。
また、ヒンジの作りもシッカリとしています。
LIFEBOOK WA3/W のヒンジ周りで特徴的なものが、天板奥側にあるポッチ。
ディスプレイ面を開くと、このポッチがゴム足になり、本体奥側が若干浮き上がります。
天板を開いたときでも、ポッチがゴム足になることで、天板をキズつけないような工夫がされているようです。
前後左右の側面からはこんな感じ。
次に、インターフェースを見てみます。
左側面は、写真の左から「LANコネクタ」、「排気孔」、「HDMI出力端子」、「USB3.0コネクタ」×2、「USB3.0コネクタ(電源オフUSB充電機能対応)」、「マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子」が実装されています。
右側面は、写真の左から「ダイレクト・メモリースロット」、「USB2.0コネクタ」、「BDXL対応 Blu-ray Discドライブ」、「DC-INコネクタ」、「盗難防止用ロック取り付け穴」が実装されています。
本体内部の熱については、使っているあいだでもパームレストに熱さを感じることはありませんでした。
次が内蔵Webカメラと内蔵マイクです。
電源スイッチはキーボード面の右上にあります。
本体を閉じたときの高さを実測してみました。
測定値は、およそ 28 mm、ほぼスペック通りです。
次が重さ。
本体の重さは約2.5kg。
外出時の持ち歩きはチョット厳しそうですが、家のなかで移動する分にはラクに持ち運ぶことができます。
電源アダプターと電源コードの重さは、それぞれ 229g と 50gです。
電源アダプターの大きさはコンパクトサイズです。
また、『LIFEBOOK WA3/W』にはワイヤレスマウスも同梱されています。
マウスの上部は、天板と同じように鏡面仕上げです。
使っていると指紋の跡が少し残りますが、柔らかい布などで簡単に拭き取ることができます。
手のひらにシックリくる大きさで、軽くて扱いやすいマウスです。
ちなみに、マウスで使用する乾電池は単4型2本です。
スペックについて
レビュー機のスペックです。
OS | Windows 10 Home 64ビット版 |
CPU | インテル Core i7-6700HQ プロセッサー |
メモリ | 16GB(8GB×2) デュアルチャネル対応可能 DDR4 SDRAM PC4-17000 |
ストレージ | 約256GB SSD |
光学ドライブ | BDXL対応Blu-ray Discドライブ(スーパーマルチドライブ機能対応) |
ディスプレイ | 15.6型ワイド フルHD(1920×1080ドット) タッチパネル式高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラーLCD(フルフラットファインパネル) |
グラフィックス | Intel HD Graphics 530(CPUに内蔵) |
ネットワーク | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠 |
ワイヤレス | IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth v4.1準拠 |
NFC | 搭載 |
Webカメラ | フルHD Webカメラ内蔵(有効画素数約200万画素)、デジタル(ステレオ)マイク内蔵 |
本体サイズ(W×D×H) | 約 378.0×256.0×25.7~27.4 mm |
本体質量 | 約 2.5kg |
CPUやメモリなど、ハードウェアの詳細な情報をキャプチャーした結果は次のようになります。
CPU
キャッシュ
メインボード
メモリ
メモリスロット#1
メモリスロット#2
グラフィックス(CPU内蔵)
CPU は第6世代インテル Core i7 の「HQ」プロセッサー。スピード重視のクアッドコアで処理性能が高いCPUです。
メモリも 16GB 搭載されており、複数のアプリを並行して動かすようなマルチタスク作業でも、軽快で快適に動作してくれますし、写真や動画の編集のようなメモリをたくさん使うアプリも快適な編集作業が楽しめます。
ディスプレイはフルHDでタッチ対応。
高精細でキレイな映像が楽しめると同時に、指先のタッチで Windows の操作も快適です。
光学ドライブとして、ブルーレイディスクドライブが搭載されています。
ブルーレイのハイビジョンの映画も再生できますし、ビデオカメラで撮影したハイビジョン動画もハイビジョンイメージのままブルーレイディスクに保存しておくことができます。
NFC も搭載されています。
NFC が搭載されていれば、パソコン上での電子マネーでのやり取りも可能になり、「楽天Edy」や「Suica」カード対応のWebサイトで、電子マネーでのショッピングも楽しめます。
NFCは、かなり便利に使える機能で、今後の活用シーンがますます期待できる機能です。
ディスプレイ
ディスプレイは、写真や動画などの映像を、高精細に、より鮮やかに描画してくれます。
画面解像度は フルHD (1920×1080ドット)です。
画面解像度
次に、ディスプレイの映り込み具合を見てみます。
多少の映り込みはありますが、照明などが映りこまないように画面角度を調整すれば、あまり気にならないと思います。
次は、視野角を確認してみます。
正面
右側 ディスプレイ面から45度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度
横方向・縦方向ともに、視野角は広いです。
次が、ディスプレイ面を開くことのできる最大角度。
次は、ディスプレイに表示される文字の大きさを確認してみます。
表示される文字の大きさを 100%で表示した場合は、こんな感じに表示されます。
表示される文字の大きさ(100% 表示のとき)
文字の大きさを 125%で表示した場合は、こんな感じになります。
表示される文字の大きさ(125% 表示のとき)
『LIFEBOOK WA3/W』では、表示する文字のサイズは 125% が推奨値となっています。
ちなみに小さな文字が苦手な管理人の場合、文字サイズが 100% でも 読むことができますが、眼の負担を考えるとラクに読める 125%サイズがちょうど良い感じでした。
また、『LIFEBOOK WA3/W』のディスプレイはタッチ対応です。
画面はサラサラしていて、タッチの反応も良く、指先でのスライド操作も快適で、指紋も付きにくいです。
下の写真は、タッチ操作した後の画面状態を接写したものです。
指先が汗ばんていたり、ベトベトしていなければ、画面に汚れが付くことはないようです。
キーボード&タッチパッド
キーボードのレイアウトです。
Enterキーやカーソルキーがシッカリとした大きさになっており、テンキーは少し間をおいて配置されています。
全体的にキーごとの位置関係が分かりやすいレイアウトです。
キーボード面は、マットなブラックで指紋の跡も付きにくくなっています。
キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は 約19mm。フルサイズキーボードと同等で、ちょうど良い感じです。
キーストロークも深めです。
感覚的には、『LIFEBOOK WA3/W』の下位モデル「LIFEBOOK WA2/W」よりキーストロークは深く感じました。
個人的には、『LIFEBOOK WA3/W』くらいの深さがちょうど良いです。
次がタッチパッド。
クリックボタンが独立したタイプでサイズも大きめ。ジェスチャー操作もやりやすいです。
後編では、『LIFEBOOK WA3/W』の機能・性能についてレビューしています。
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