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レノボ『Lenovo ideapad 720S』の実機レビュー 前編です。

『Lenovo ideapad 720S』は、薄型で軽量、パフォーマンスも快適な 13.3型モバイルノートです。

スタイリッシュなデザインでモバイルノートとしての性能レベルも高く、薄くて軽いので持ち歩きもラク、テレワークのように場所や時間にとらわれない柔軟な働き方にも適したモデルです。

前編は、外観デザインや、スペック、ディスプレイ、キーボードなどのレビューを行います。

なお、後編では、『Lenovo ideapad 720S』の性能レビューを実施しています。

Lenovo ideapad 720S 正面

【 目 次 】
(前編)
外観について
スペックについて
ディスプレイ
キーボード&タッチパッド
(後編)
ベンチマーク
RAWデータ現像・動画エンコード処理時間計測
駆動音・表面温度
サウンド チェック
Windows の起動・再起動・シャットダウン時間計測
搭載ソフトウェア
まとめ

レビュー内容は 2018年9月14日時点のものです。

<参考>
『Lenovo ideapad 720S』は、レノボ直販サイト「レノボ・ショッピング」の限定販売モデルです。

CPU、ストレージのスペックにより、2つのモデルがラインナップ。

■Core i5-8250U/256GB SSD
■Core i7-8550U/512GB SSD
※オフィス搭載モデルも選べます。

メモリは 2モデルともに 8GBメモリ標準搭載、本体カラーは「プラチナ」のみです。

今回レビューするのは「Core i5-8250U/256GB SSD」搭載モデルです。

レビュー機のスペック構成については「スペックについて」の章をご覧ください。

最新の価格や割引クーポンは、レノボ・ショッピングでチェックできます。

レノボ・ショッピング
⇒ 『Lenovo ideapad 720S』製品ページ

 

外観について

『Lenovo ideapad 720S』は薄型でスタイリッシュなデザイン。プラチナのカラーは濃い目のシルバーの色調で、落ち着いたなかにオシャレな雰囲気のカラーです。

Lenovo ideapad 720S 正面(向かって斜め左)

Lenovo ideapad 720S 背面側(その1)

Lenovo ideapad 720S 背面側(その2)

天面を見てみます。

Lenovo ideapad 720S 天面(その1)

Lenovo ideapad 720S 天面(その2)

Lenovo ideapad 720S 天面(その3)

本体の素材はアルミニウムでアルマイト加工が施されています。

ちなみに、アルマイト加工はキズや汚れ、摩耗に対する耐性を高める加工です。100%ガードしてくれるわけではありませんが、アルミ素材のモノには多く使われている加工技術です。堅牢性を高めるためにも一役買っているかもしれません。

手で触れた印象はサラサラとして質感も良好、指紋や皮脂の跡も目立ちにくいです。

底面部をみてみます。

底面側(その1)

底面側(その2)

底面部は「ユニボディ」といわれる一つのユニットで構成されています。パーツの継ぎ目を極力排除し剛性を重視した構造で、見た目もスッキリしています。

ゴム足は前面側左右2箇所と、本体奥 ヒンジに平行して実装されています。本体の安定性は良好です。

底面側ゴム足
矢印の指すところがゴム足

なお、バッテリーは本体内蔵のため取り外し不可です。バッテリー駆動による動作時間は、レビュー後編の「ベンチマーク・バッテリー」をご覧ください。

次に、ヒンジをみてみます。

ヒンジ(外側)

ヒンジ(内側)

ヒンジのトルクは ほど良い感じで、天面の開け閉めもしやすく、タイピング中のディスプレイのグラつきもありません。

なお、ディスプレイ面は ほぼ180度フラットに開くこともできます。

ヒンジ(180度フラット)

前後左右の側面からみてみます。

前面側
前面側

背面側
背面側

左側面
左側面

右側面
右側面

次に、インターフェース等を見てみます。

左側面です。

インターフェース(左側面)

①USB3.0 Type-C (USB Power Delivery対応)
②USB 3.0
③USB3.1 Type-C
 (USB Power Delivery対応、Thunderbolt3、DisplayPort 出力機能付き)

右側面です。

インターフェース(右側面)

④Novo ボタン(PCを初期状態にリセットする)
⑤マイクロフォン・ヘッドフォン・ジャック
⑥USB 3.0 (Powered USB)

USB 3.1 Type-C ポート はいずれも電源アダプターの接続も可能です。

また、SDカードスロットや HDMI ポートは実装されていないのでチェックが必要です。市販の USB Type-C アダプターがあれば、USBポートやSDカードスロット、HDMI、LANポートなど、ポートの拡張が可能です。

電源ボタンは、キーボードの右奥にあります。(LED内蔵です)

電源ボタン
矢印の指すところが電源ボタン

電源ボタンはキーボードの一部のように見えるので誤って押してしまう可能性があります。

ただ、初期設定では電源ボタンを 2秒くらい長押しすることで Windows が休止状態になります。いきなり Windows が終了してしまう心配はなさそうです。

筆者も[Delete]キーと押し間違えたことが何度かありましたが、大事になることはありませんでした。(慣れるまでには時間がかかりそうですが)

スピーカーは、底面部 前面側の左右に搭載されています。

スピーカー
矢印の指すところがスピーカー

Webカメラとマイクです。

Webカメラとマイク

なお、マイクは前面側にも実装されています。

前面側マイク

指紋センサー(タッチ式)も搭載されています。指紋センサーの認証精度は良好です。

指紋センサー

とくに、持ち歩きの多いモバイルノートでは、セキュリティのためパスワードは必須です。

指紋センサーが搭載されていれば、わずらわしいパスワードを入力することなくセキュリティを確保、指紋認証だけで Windows にサインインできるので利便性が高まります。

本体を閉じたときの高さのイメージです。

本体の高さ
『Lenovo ideapad 720S』の高さを CD ケース(通常サイズ)2枚と比較
(通常サイズの CD の厚さは 10mm)

『Lenovo ideapad 720S』のゴム足を含めた高さは、実測値で 14mm(最薄部)~17mm(最厚部)。実際に手で持ってみた印象としても「薄い」です。

本体の大きさのイメージです。本体の上に A4コピー用紙と B5版ノートを載せています。

本体の大きさイメージ

本体の大きさは A4 サイズといって良いでしょう。

次に、本体や電源アダプターなどの重さを計測してみます。

本体の重さは 1,095。電源アダプターと電源コードの重さは、それぞれ 173g、99gです。

本体などの質量

外出するときの持ち歩きもラクにできる軽さです。

本体の軽さイメージ

電源アダプターの最大出力は 約45W(20V, 2.25A / 15V, 3A)です。

電源アダプターの最大出力

省電力タイプの電源アダプターなので、その大きさは手のひらサイズです。

電源アダプターの大きさ比較

 

スペックについて

レビューに使用した『Lenovo ideapad 720S』のスペックです。

OS /Windows 10 Home 64bit (日本語版)
CPU インテル Core i5-8250U プロセッサー
メモリ 8GB、PC4-19200 DDR4 SDRAM
ストレージ 256GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
ディスプレイ LEDバックライト付 13.3型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット、1,677万色以上) 、光沢なし
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620(CPUに内蔵)
ワイヤレス IEEE802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth v4.1
Webカメラ 有効画素数 100万画素、デジタルアレイ マイクロフォン
本体サイズ(W×D×H) 約 305.9×213.82×13.6mm
質量 約 1.14kg

CPUやメモリなど、ハードウェアの詳細な情報をキャプチャーした結果は次のようになります。

CPU-Z(CPU)
CPU

CPU-Z(Caches)
キャッシュ

CPU-Z(MainBoard)
メインボード

CPU-Z(Memory)
メモリ

GPU-Z(Graphics CPU内蔵)
グラフィックス(CPU内蔵)

レビュー機の CPU には、第8世代インテル Core i5-8250U プロセッサーが搭載されています。

この CPU は省電力タイプの「Uプロセッサ」ながら、4コア(クアッドコア)/ 8スレッド処理が可能なプロセッサーです。

前世代(第7世代)の省電力タイプのプロセッサーでは 2コア(デュアルコア)だったものが 2倍にアップ。性能レベルが単純に2倍にアップするわけではありませんが、インテルによると第7世代にくらべ 40%パフォーマンスがアップするとか。

また、ストレージには NVMe対応の SSD が搭載されているので、Windows やアプリも高速に起動でき、システム全体のパフォーマンスを引き上げてくれます。

モバイルノートとして快適なパフォーマンスが期待できるスペック構成です。

性能評価については、後編の性能レビューをご覧ください。

 

ディスプレイ

『Lenovo ideapad 720S』のディスプレイはフルHD液晶 非光沢液晶です。

描画される映像は高精細で鮮やか、とてもキレイです。

ディスプレイに描画された映像(ハイビスカス)

ディスプレイに描画された映像(コスモス)

ディスプレイに描画された映像(花束)

ディスプレイの左右ベゼルは狭額縁で、その幅は鉛筆の太さより狭いです。

左右ベゼル

ディスプレイの映り込み具合を見てみます。

画面映り込み(電源オフ時)

画面映り込み(電源オン時)

非光沢液晶なので映り込みはかなり軽減されています。使う場所にもよりますが映り込みが気になることはないでしょう。

次に、視野角を確認してみます。

正面
正面

右側 ディスプレイ面から45度の角度
右側 ディスプレイ面から45度の角度

右側 ディスプレイ面から30度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度

上側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度

上側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度

水平方向、垂直方向ともに視野角は広く、斜めから見る映像も鮮明でキレイです。

ディスプレイは上述のとおり ほぼ180度フラットに開くことができます。

ディスプレイを開くことのできる最大角度

視野角の広さにくわえ、ディスプレイ面を ほぼ180度フラットに開くことができるので、画面を見ながらの打ち合わせにも活用できます。

次は、ディスプレイに表示される文字の大きさを確認してみます。

下の画像は、Microsoft Edge に『Lenovo ideapad 720S』の製品ページを表示したものです。

Microsoft Edge に表示される文字の大きさ

Microsoft Edge の拡大設定でのデフォルト値は 100%、Windows 設定のディスプレイに表示するテキストスケーリングの推奨値は 125% です。

テキストのスケーリング

表示される文字の大きさは小さすぎず、筆者のように小さい文字が苦手でもラクに見ることができます。

 

キーボード&タッチパッド

『Lenovo ideapad 720S』のキーボードのレイアウトです。

キーボード全体(真上)(クリックで拡大表示できます)

キーボード全体(左斜め)

キーボード全体(右斜め)

パームレストを手で触れた感触は天面と同じ感触でサラサラとしています。指紋や皮脂の跡も目立ちにくく、質感や感触は良好です。

パームレスト

キートップの形状は指先に合わせて少しへこんでいます。指先のフィット感は良好です。

キートップ

キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は、実測で およそ 19mm。

キーボードに両手を置いたときのイメージ

モバイルノートながら、ゆったりとした感じで窮屈さはありません。

キーストロークは若干浅い感じがしますが、大きな違和感もなく打鍵感もシッカリとしています。

キーストローク

また、キーボードにはバックライトが搭載されています。

キーボードバックライト(点灯時)
バックライト点灯

キーボード・バックライトは[Fn]+[Space]キー押下により 点灯/消灯 を切り替えられます。

キーボードのバックライトは地味な機能ですが、薄暗いところでタイピングするときにはとても役立ちます。

キーボードの使いやすさとしては、上述の電源ボタンがキーに同化している点を除けば、レイアウトに大きなクセもなくタイピングしやすいキーボードです。

次がタッチパッド。

タッチパッドはクリックボタンが一体化したタイプで、タッチパッドの大きさは奥行きもあって扱いやすいサイズです。

タッチパッド(その1)

タッチパッド(その2)

いたって普通のタッチパッドですが、スベリや反応も良く全体的な扱いやすさも良好です。

タッチパッド(その3)

タイピング中に手のひらがタッチパッドに触れても反応しない(タップ操作と認識しない)点も好印象です。

タイピング中に思わぬところに入力してしまったことは多くのユーザーが経験していることだと思います。一見すると地味な機能ですが、ストレスなく快適にタイピングすることができます。

レビュー前編は以上です。

後編では、『Lenovo ideapad 720S』の機能・性能についてレビューしています。

 

 

 


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