2016年4月20日より、『LB-J520S-SSD』の新モデル「LB-J520S2-SSD2」がラインナップしています。 スペック的にはほぼ同じです。 新モデル「LB-J520S2-SSD2」購入時の参考にどうぞ! ※新モデル「LB-J520S2-SSD2」での主な変更点 ・メモリカード 4GB×2 → 8GB×1 に変更 |
マウスコンピューター『LB-J520S-SSD』の実機レビュー 前編です。
『LB-J520S-SSD』は LuvBook J シリーズにラインナップする 13.3型のコンパクトサイズで軽量、携帯性にも優れたモバイルノート。
最新OS Windows 10 に 第5世代インテル Core i5、高速ストレージ SSD を搭載、ディスプレイには高精細なフルHD液晶を採用したモデルです。
前編では、外観、スペック、ディスプレイ、キーボードについてのレビューを行います。
(前編) 外観について スペックについて ディスプレイ キーボード&タッチパッド (後編) ベンチマーク 起動・シャットダウン時間計測(動画に収録) 搭載ソフトウェア 付属品 まとめ |
実機はマウスコンピューターからの貸出機です。また、レビュー内容については 2016年4月17日時点のもので、実機の製品仕様・販売価格については変更される場合があります。
外観について
『LB-J520S-SSD』のカラーは、シックなイメージのダークブラウン。
キーボード面はブラックに近いダークブラウンのカラーで、ヘアライン加工されていて、指紋や汚れが付きにくくなっています。
底面部はブラックカラーです。
バッテリーは着脱式で取り外しも簡単です。
ヒンジもシッカリとした作りで、グラつきはないです。
前後左右の側面からはこんな感じ。
次に、インターフェースを見てみます。
左側面は、写真の左から「VGA端子」、「通気口)」、「HDMI」、「USB3.0端子 (常時給電可能)」、「マイクロホン端子」、「ステレオヘッドホン端子」が実装されています。
右側面は、写真の左から「USB2.0」×2、「マルチカードリーダー」、「ネットワーク(LAN)端子」、「電源端子」、「ケンジントンロック」が実装されています。
内蔵Webカメラと内蔵マイクです。
電源スイッチはキーボード面の左上にあります。
本体を閉じたときの高さを実測してみました。
測定値は、およそ 24 mm、ほぼスペック通りです。
次が重さ。
本体の重さを実測すると約1.4kg。
外出時の持ち歩きもラクにできる軽さです。
電源アダプターと電源コードの重さは、それぞれ 147g と 106g です。
電源アダプターはコンパクトサイズです。
本体の大きさのイメージです。本体の上に載っているのは B5版ノートです。
スペックについて
レビュー用の実機のスペックです。
OS | Windows 10 Home (64bit) |
CPU | インテル Core i5-5200U プロセッサー |
メモリ | 8GB (4GB×2) PC3-12800 DDR3L SODIMM |
ストレージ | 240GB SSD Serial ATAIII(6Gbps) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3型 フルHDノングレア (LEDバックライト)、解像度 1,920×1,080 |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 5500 |
ネットワーク | 1000Base-T/100Base-TX/10BASE-T(RJ-45) |
ワイヤレス | IEEE 802.11 b/g/n・ Bluetooth V4.0 + LE 準拠モジュール |
Webカメラ | 100万画素カメラ、モノラル デジタルマイク(内蔵) |
本体サイズ(W×D×H) | 326×231×23.6 (折り畳み時) mm |
本体質量 | 約1.4kg |
Office | なし |
CPUやメモリなど、ハードウェアの詳細な情報をキャプチャーした結果は次のようになります。
CPU
キャッシュ
メインボード
メモリ
メモリスロット#1
メモリスロット#2
グラフィックス(CPU内蔵)
CPU は第5世代インテル Core i5 プロセッサー。
メモリも 8GB シッカリ搭載し、ストレージには、高速ストレージ SSD 240GB が搭載されています。
基本スペックともいえる CPU、メモリ、ストレージは、モバイルノートとして、高いレベルのスペック構成です。
また、光学ドライブは内蔵されていませんが、USB対応の外付けDVDドライブを利用することができます。
13.3インチのコンパクトサイズながら、高精細なフルHD液晶ディスプレイ、そして LAN端子も実装されています。
ディスプレイ
ディスプレイは 13.3型フルHD(1,920×1,080)のノングレア(非光沢)液晶です。
画面解像度
写真もキレイに描画できます。
ディスプレイの映り込み具合を見てみます。
映り込みはほとんど気になりません。
次は、視野角を確認してみます。
正面
右側 ディスプレイ面から45度の角度
右側 ディスプレイ面から30度の角度
上側 ディスプレイ面から45度の角度
上側 ディスプレイ面から30度の角度
視野角は広いです。
斜めからは、やや発色が低下するようですが、実際にはあまり気になりません。
次が、ディスプレイ面を開くことのできる最大角度。
次は、ディスプレイに表示される文字の大きさを確認してみます。
インターネットエクスプローラーに表示される文字の大きさはこんな感じ。
マウスコンピューター LuvBook J シリーズ の公式ページを拡大・縮小せずに初期設定時のサイズで表示したものです。
ディスプレイ枠の下にある「mouse computer」のロゴの大きさと比較してみれば、表示される文字の大きさをイメージできると思いますが、小さな文字が苦手な管理人でもラクに読める大きさです。
ちなみに、このマシンの Windows の設定では、ディスプレイに表示するテキストのサイズは 150% が推奨値となっていました。
キーボード&タッチパッド
キーボードのレイアウトです。
キーピッチ(キートップの中心から隣りのキートップの中心までの距離)は 約18mm。フルサイズキーボードとほぼ同じピッチです。打ちにくさは感じません。
なお、キーピッチの測定は、便宜的にキートップの左端を基準にして測定しています。
キータッチも良いです。
キーストロークも浅くなく、シッカリとした打鍵感があります。
次がタッチパッド。
本体がコンパクトなだけに、タッチパッドのサイズも少し小さめです。
指2本を使ってのジェスチャー操作では、少し狭さを感じました。
ふだんは、マウスを使ったほうが作業効率は良さそうです。
後編では、『LB-J520S-SSD』の機能・性能についてレビューしています。